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2022年07月02日 11:18
<LIVゴルフ第2戦 at ポートランド 2日目◇1日◇パンプキン・リッジGC(米オレゴン州)> サウジマネーを背景に設立された新リーグ『LIVゴルフ』の第2戦は、第2ラウンドが終了した。ダスティン・ジョンソン(米国)が連日の「68」をマーク。カルロス・オルティス(メキシコ)と並び、トータル8アンダー・首位タイで最終日に臨む。 トータル6アンダー・3位にブランデン・グレイス(南アフリカ)。トータル5アンダー・4位にジャスティン・ハーディング(南アフリカ)が続いた。 香妻陣一朗は「69」をマーク。ブルックス・ケプカ、パトリック・リード(ともに米国)、ルイ・ウーストハウゼン(南アフリカ)らメジャー覇者と並ぶトータル4アンダー・5位タイにつけた。 谷原秀人、稲森佑貴はトータルイーブンパー・17位タイ。木下稜介はトータル2オーバー・23位タイで2日目を終えた。ブライソン・デシャンボー(米国)はトータル3アンダー・10位タイ、フィル・ミケルソン(米国)はトータル6オーバー・36位タイとなっている。 4人1チームの団体戦では、首位のジョンソン率いる『4 ACES GC』がトータル15アンダー・単独トップ。日本勢4人の『TORQUE GC』はトータル8アンダー・3位タイと好位置につけている。
2024年04月25日 17:14
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第1日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
第1ラウンドは濃霧で開始時間が2時間50分遅れた。日本ツアーの昨季賞金王で、3月に欧州ツアー初優勝を果たした中島啓太(フリー)は4バーディー、ボギーなしの4アンダー66で第1ラウンドをホールアウトした。凱旋試合での好スタートを「すごく緊張した。たくさんの方が初日から来てくれて楽しく回れた。週末に向けていい位置で回れるように頑張りたい」と振り返った。
インスタートの11番で早々にピンチが訪れた。第一打を左林に曲げ、2打目は出すだけ。180ヤード残った第3打を7アイアンでピン奥2メートル半に運びパーでしのいだ。5番では7メートルのパーパットをねじ込みガッツポーズ。「11番と、後半の5番ホールですごいピンチだったけど、両方ともパーセーブできた。4バーディーというよりは、そこの2つのパーの方が価値があるかなと思う」と語った。
岡崎錬キャディーとの合言葉は「目の前の一打にコミット」。毎ホールのように言い合った。欧州ツアーで優勝したヒーロー・インディアンオープンがきっかけだった。2位以下に大差をつけてトップを走る展開に、気持ちと体がうまく連動せずに「フワフワした」。メンタルパフォーマンスコーチのニール・スミス氏に相談したところ「勝つことはそんなに重要ではない。目の前の一打にコミットし、成功を続けることが大事」と返ってきた。今週も肝に銘じながら、一打に向き合っている。
欧州覇者として戻ってきた日本での今年初めてのプレーは、周囲の期待を集めている。「やっぱり予選落ちするわけにはいかない。『週末に見に行くからね』っていう方もたくさんいたので」。責務を感じながら、3週のオフの間も準備を続けてきた。「かなり緊張もして疲れた感じはあるので、しっかり休んで、頭をすっきりさせて明日を迎えたい」。優勝争いを、日本のファンに届ける。
2024年04月25日 14:31
男子ゴルフのロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は24日、サウジアラビアが後援するLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)との内乱後のゴルフ界の再結束に貢献できると考えており、求められれば米国ツアー(US PGA Tour)の方針委員会に復帰する用意があると述べた。
マキロイは昨年11月、コース外の政治問題よりも競技に集中したいとして、突然委員会を辞任した。
しかし今週に入って報じられたところによると、ウェブ・シンプソン(Webb Simpson、米国)がマキロイを後任とする条件で辞任を申し出たことを受け、過去4度のメジャー制覇を誇るマキロイは復帰する構えだという。
今週米ルイジアナ州ニューオーリンズ(New Orleans)で行われるチューリヒクラシック・オブ・ニューオーリンズ(Zurich Classic of New Orleans 2024)開幕を前に、この報道についての質問を受けたマキロイは、「現時点ではまだ、ノー」と、劇的な復帰の予定を認めなかった。
しかしながら、シンプソン側の申し出を受けて後任についての話し合いをしたことを認め、米ツアーとLIVゴルフの合併交渉を加速させることができると感じたと明かした。
「力になれると思う。そのプロセスに貢献できると思う」と述べたマキロイだが、「それは周りが参加してほしいと思っている場合に限る」と続けた。
「ウェブとの間で、彼が委員会を降りる可能性について話したとき、『他の人が望んでいることなら、喜んでその席に座る』と言った。それが僕らの交わした会話だ」
「結局、委員会に復帰するかどうかは自分次第ではない。従わなければならない手続きがある」
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2024年04月25日 14:09
◆女子プロゴルフツアー パナソニックオープン プロアマ(25日、千葉・浜野GC=6669ヤード、パー72)
ツアー通算5勝で前年覇者の穴井詩(らら、ゴルフ5)が、開幕を前日に控えたプロアマ戦で最終調整し、自身初の大会連覇へ意気込みを語った。
「連覇をしたことがないので、してみたいというのが目標です」。最近の調子については「ドライバーは良いが、パターが今ひとつ」と首をかしげた。前週のフジサンケイクラシックで今季初めて予選落ちを喫し「パター、入ってないですね」と復調とグリーンの攻略がカギになりそうだ。
昨年は第2日に66をマークして首位に立つと、通算10アンダーで逃げ切りV。コース相性について「好きなんだけど、振られてる感じですね(笑い)。グリーンも硬くて速い。そういうところは好きだけど、ラフに外すと難しい。例年(グリーンが)止まらず、風も強い」と分析した。
今年は18番がパー3(昨年はパー5)で行われ、「17番(パー5)を絶対に(バーディーを)取らないといけない」と強調した。昨年とは「印象、フィーリングが変わりますね」とし、2連覇に向け「(ショットを)つける位置が大事。グリーンが難しいので、きっちりプラン通りにいけたら」と見据えた。
2024年04月25日 11:44
女子プロゴルフでツアー通算18勝を挙げ、1998年に賞金女王に輝いた服部道子が「株式会社交換できるくん」の社外取締役に就任した。
2024年04月25日 09:00
ドライバーに苦手意識を持つゴルファーは多いのではないでしょうか。
飛距離が出るぶん、ミスが出やすいのもドライバーの特徴として挙げられます。
この記事では、ほかのクラブと同じスイングをするのではなく、ドライバーならではの特性に注目して振る方法を解説します。 ドライバーは特殊なクラブとしてアイアンやFWとは違うスイングをする ドライバーの特性「クラブが長い」「ティーアップして打つ」「ヘッドが大きい」特性を活かす 「特徴を活かして扱えば苦手意識をなくせる」
アマチュアのなかにはドライバーが苦手でOBなどを多発し、スコアを崩しているという人も珍しくありません。実際、飛距離が出るぶんミスの幅も大きく、独特の難しさがあります。
じつはドライバーは、ゴルフクラブのなかで圧倒的にヘッドが大きく長さも長い特殊な存在。重心距離が長くフェースが開きやすいし、シャフトのしなりも大きくなりスピードが出ます。そのうえ、いつもティーアップして打つという点も特殊です。そんなドライバーを、アイアンやウエッジと同じ感覚でスイングしたら、うまく打てない人も多くいます。
そういう人は、ドライバーだけを「別物」と考えて、専用のアドレスやスイングをオススメします。ドライバーの個性を活かした振り方のコツを身につければ、苦手意識は取り除けます! 「クラブが長い」からシャフトがしなりスピードも出やすい
基本的に各番手間の長さの差は半インチほどだが、ドライバーだけは3Wよりも平均2インチ後長い。シャフトのしなりを感じやすく、ヘッドスピードも上がりやすいクラブだ。 7番アイアンよりこんなに長い! 「ヘッドが大きい」ので重心距離が長くなりフェースが開きやすい
ほとんどのドライバーがヘッド体積460ccで、一般的な3Wの3倍近い大きさ。アイアンと比べると上の写真のような圧倒的なサイズ差がある。そのため重心距離が長く、フェースが開きやすい。 油断するとフェースが開く 「ティーアップして打つ」とアッパーで打ててダフる心配がない
ほぼティーショット専用のクラブであり、ヘッドが大きいこともあって、打つときは高くティーアップする。芝の上から打たなければならないFWやアイアンとは違ってダフリにくく、アッパー軌道でも打てる。
いかがでしたか。ドライバーの特性を活かしたスイングを意識してみてください。
レッスン=長谷川泰之
●はせがわ・やすゆき/1978年生まれ、新潟県出身。脱サラして研修生となり、PGAティーチングプロA級を取得。2019年にはPGAティーチングプロアワード優秀賞を受賞。
構成=鈴木康介
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC
2024年04月25日 08:14
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント 第1日(25日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
第1ラウンドは午前6時20分にスタートを予定していたが、濃霧による視界不良のためスタート時間が遅れている。午前8時現在で、開始時間は未定となっている。
2024年04月25日 08:00
地面の上のボールを 長いクラブで打つのが苦手。 失敗すると大きなミスになってしまいそう……と、不安をもつアマチュアは多い。
残り180 ヤード以上の長い距離を FW・UT で自信をもってグリーンを狙えるヒントを ロングショットも得意なツアープロがレッスン! レベルターンのスイングになりミート率がよくなる
ロフト角が立っていて難しい3Wは、ついボールを高く上げようとして、インパクトで右肩が下がってしまう。打ちこなすには、この悪いクセを直すことが先決です。
まずはターゲットへの目線を低くして、低いライナーを打ってみてください。
最初はゴロになってもいいので、コンパクトに振り、フォローで低い目線を再現する。
すると右肩が下がらなくなり、当たりが徐々によくなる。これができたら通常の目線に戻す、という手順がオススメです。 最初はゴロでもOK! 目線を低くして低いライナーを打つ 構えるときに低い球をイメージしターゲットへの目線を低くする 目線を斜め下に向けて構える 右肩の位置が高くなり、肩のラインが水平に。左右の体重配分はほぼ均等になる 目線を高くすると右肩が下がり右足体重の構えになってしまう すくい打ちのミスに注意 ボールを高く上げようとすると、右肩が下がり、すくい打ちのミスを招いてしまう 低いライナー性のボールが打てれば合格! 「球は上げない、上がらなくていい、と思って打つのが極意。この練習が3W攻略の第一歩です」(市原) フォローで低い目線を再現する 目線を上げずにコンパクトに振れば、体がレベルに回転し、前傾角度が崩れない
市原弘大
●いちはら・こうだい/1982年生まれ、東京都出身。171㎝、78㎏。18年の日本ゴルフツアー選手権で初優勝、同年のダンロップフェニックスも制し、賞金ランキング4位に。23年シーズンは、三井住友VISA太平洋マスターズ3位。フリー。 ダフリのミスが多い人はボールを左に置きロフトをつけて飛ばす! ミスしたあとにボールを右に置くのはダフる原因の負のスパイラル 「トップしそうと思ってもソールが滑り、振り抜きがよくなるのでクラブがボールを拾ってくれます」(大岩)
ダフリのミスが出ると、次はダフりたくないのでボールを右に置きがち。するとインパクトが詰まったり体重が右足に残ったりして、さらにダフってしまう。ダフらなかったとしても、ロフトが立ちすぎてうまく当たりません。
そこで僕は、ボールを右ではなく「左」に置きます。左足カカトのやや内側が目安。そしてFW特有の幅広のソールを滑らせながらボールをとらえる。こうしてロフトを殺さずにしっかり活かすと大きく飛ばせますよ。 いつもより左に置くのがコツ! ボール位置とロフト角の関係を理解しよう ボールを右に置くほどロフトが立ちすぎてしまう。左に置いたほうがダフりにくく、ロフトなりに大きく飛ばせる ソールが滑らない ボールを右に置くとクラブの入射角が鋭角になりすぎて、ソールを活用できない ソールを滑らせてインパクト! 左への体重移動とともに幅広のソールを滑らせ、体の正面でボールをとらえることが大事
大岩龍一
●おおいわ・りゅういち/1997年生まれ、千葉県出身。182㎝、92㎏。21年に初シードを獲得。翌年は4度のベスト10入りを記録し、賞金ランキング28位に躍進。23年シーズンは、ハナ銀行インビテーショナル8位。フリー。 「やさしい払い打ち」がいい! 球がゆっくり飛ぶイメージがナイスショットの秘けつ ユーティリティはアイアンよりもウッドのイメージがいい
僕はUTは、アイアンよりもFWに近いイメージで打っています。ボール位置はアイアンよりも少し左寄り。スタンスの真ん中から左足の先くらいまでの間の地面をなぞるようにヘッドを低く長く動かし“やさしいインパクト”でヒットします。
インパクトが強くなりすぎないようにボールを払い打つ。打球がゆっくり飛ぶ姿を想像し、目標から弾道を逆算して、球が戻ってくるイメージに合わせてバックスイングを始動するのがポイントです。 ボールが目標から戻ってくるイメージでバックスイングを始動
弾道を逆算し、ターゲットからボールが戻ってくるイメージに合わせてバックスイングを始動する ボール位置は真ん中よりも左寄り 左右均等にバランスよく立ち、ボール位置は真ん中よりも左寄り。ハンドファーストにしすぎない 最下点からボールの先までサラッと払うように打つ スイングの最下点であるスタンスの真ん中からボールの先まで、ソールを滑らせてインパクトするイメージ 上から打ち込んだり強くヒットすると、弾道が不安定になるので注意
いかがでしたか? やさしい払い打ちをぜひ試してみてください。
中島啓太
●なかじま・けいた/2000年生まれ、埼玉県出身。177㎝、75kg。日体大3年時に「パナソニックオープン」でアマ優勝。21-22年は2年連続でアマチュア世界ランク1位となり、22年9月にプロ転向。23年はルーキーイヤーながら3勝をあげて賞金王に輝く。フリー。
構成=小山俊正、鈴木康介
写真=田中宏幸、相田克己
2024年04月25日 07:00
日本ツアーでは男女ともに20代前半の選手の活躍が目立つようになってきた。
2024年04月25日 06:00
プロゴルファーの臼井麗香がInstagramを更新。ツアー初優勝後、家族との祝勝会の模様を報告しました。 「家族、16人」臼井プロの家族祝賀会にさまざまな声
臼井プロは「家族にお祝いをして頂きました」として、黒のドレスに花束を持った自身の写真を投稿。
先月の「アクサレディスゴルフトーナメント」でツアー初優勝をした臼井プロ。渋野日向子、畑岡奈紗らと同じ1998年度生まれの黄金世代の1人。昨年のメルセデス・ランキングは134位で今季のシード権はなかったものの、主催者推薦で出場し、そのまま初制覇を成し遂げました。
文章の最後に臼井プロは「#25年間で1番愛を感じた日」「#家族」「#16人で」「#感謝」などのハッシュタグも加えました。プロ7年目、念願の初優勝に家族も大喜びだったようです。
この投稿にファンからは「綺麗過ぎて見惚れます」「とても充実した時間だったようですね」「黒のドレス、似合います」といった声や、「家族、16人 ハッシュタグ2度見した笑」と臼井プロが大家族であることに驚くコメントも見られました。
いかがでしたか? ぜひ臼井プロのツアーでの活躍をチェックしてみてくださいね!
【参考】
※usuireika54/Instagram
2024年04月25日 05:00
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント」(25日開幕、太平洋C御殿場C=パー70)
男子ゴルフで国内ツアーと欧州ツアーの共催大会「ISPSハンダ欧州・日本トーナメント」は25日、静岡県御殿場市の太平洋C御殿場C(7262ヤード、パー70)で開幕する。石川遼(32)=CASIO=は開幕前日の24日にプロアマ戦でコースを回り、最終調整を行った。
同コースで行われる三井住友太平洋VISAマスターズでは3勝と相性抜群。ただ、欧州ツアー基準のセッティング、ピン位置も予想される。いつもよりタフなゴルフを強いられることは必至だが、「選手の判断もショット技術も試されるんで、やっぱりこういうシビアなセッティングはすごく良い」と心を躍らせた。
欧州ツアーでは久常涼らをはじめ、この1年間で日本選手が3勝と躍動。後輩たちの活躍に「非常にうれしいこと」と刺激を受けている。自身も勝って世界進出へという考えは頭の片隅にあるものの、「僕は勝ちたい試合の前に、『これをやったら勝てる』というものは知らない。普段通りやるしかない」と自然体で世界の強豪たちと戦うつもりだ。
2024年04月24日 18:00
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント プロアマ戦(24日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
昨季賞金ランク2位の蝉川泰果(アース製薬)は「良くなってきています。手応えはすごくあるので、自信を持って臨める」と笑顔を見せた。
予選落ちに終わった開幕戦後の3週のオープンウィークを有効に使った。前週はアマチュア時代から指導を受けるガレス・ジョーンズ氏の元へ。「パッティングも、ショットの精度の部分でも、すごく頭の中がすっきりした。モヤモヤしていた部分がなくなった」と現状を語った。
開幕戦からシューズも替えた。アマチュア時代の2022年にパナソニックオープン、日本オープンを制したときのスパイクレスのモデルに戻した。「スパイクだと自分の指で握っている感じがあまりなくて、後ろに体重が流れてしまっていた。自分で踏ん張らないといけない感覚がある方が、いいのかなと思って」。
年に一度の欧州ツアーとの共催大会。「初日からビッグスコアが出るような流れになってくると思うので、ついていけるように、置いていかれないようにしたい。まずは予選通過。1日目に貯金をしっかり作って、2日目に上を狙えるような位置に。一日一日頑張りたい」と話した。
2024年04月24日 17:40
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント プロアマ戦(24日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
石川遼(カシオ)はプロアマ戦を回り、コースを最終確認した。
2024年04月24日 17:02
サウジアラビアが後援する男子ゴルフのLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)で最高経営責任者(CEO)を務めるグレッグ・ノーマン(Greg Norman)氏は24日、大会の72ホール制への変更に「非常に前向き」だと述べ、現在協議が行われていると明かした。
現行のLIVゴルフは全大会が3日間の54ホール制で行われ、予選落ちはなく、3人一組のグループが別々のホールで同時にティーオフする「ショットガンスタート」を採用しているが、最近加入した元マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament)王者のジョン・ラーム(Jon Rahm、スペイン)からは前週、米ツアーで伝統的に使われている72ホール制に変えた方が良いのではないかという声が上がっていた。
ラームはこの日もノーマン氏が同席した場で「(72ホール制にすれば)多くのファンのLIVに対する信頼につながると思う。それがよく耳にする不満だから」と発言した。
これについてノーマン氏も「LIVとしては非常に前向きに考えている」としつつ、「72ホールをテレビでやる経済的な影響についても理解しなくてはならない」と指摘し、引き続き議論していくと話した。
ラームは、サッカーでは世界中の全てのリーグが共通のルールに従っていることを引き合いに出し、72ホールの方が良いと考えていると語った。その一方で「結局のところ、LIVはビジネスだ。それが商品に合わないなら合わないという話だ」「自分はただの一選手。この件について理解し、54ホールの方が合っていると説明できる、自分よりずっと賢い人たちは大勢いる」とも語った。
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2024年04月24日 16:38
◆男子プロゴルフツアー ISPSハンダ 欧州・日本トーナメント プロアマ戦(24日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)
日本ツアー開幕戦の東建ホームメイトカップを制した金谷拓実(Yogibo)は、プロアマ戦を回りコースを最終確認した。
年に一度の欧州ツアーとの共催大会。毎年秋に三井住友VISA太平洋マスターズが開催される静岡・太平洋C御殿場Cが今年は舞台となる。金谷はアマチュアだった2019年に同大会を制しており、「本当にいいコースで面白いコース。すごく試合が楽しみ」と25日の開幕を待ちわびた。
昨季賞金王を争い、今季は欧州を主戦場とする中島啓太と久々の再会を果たした。ヒーロー・インディアンオープンで日本勢5人目の欧州ツアー制覇を果たした盟友の話題になると「本当にたくましくなった」と口元を緩めた。
中島の5日のプロ野球・巨人―DeNA戦(東京ドーム)始球式での雄姿にも刺激を受けた。「僕もグローブ買っちゃいました」と照れ笑い。スポーツ用品店まで足を運び購入した。東北福祉大時代からキャッチボールが好きで、大の広島ファンの金谷は「広島カープの試合で…」と登板を“志願”した。
開幕戦からの2戦連勝となれば、記録が残る1985年以降では初の快挙となる。「いつも通り、どの試合も変わらずに優勝を目指してやるだけ。とにかく1ホールずつ頑張っていきたい」と静かに闘志を燃やした。
2024年04月24日 15:24
「男子ゴルフ・ISPSハンダ欧州・日本トーナメント」(25日開幕、太平洋C御殿場C=パー70)
石川遼(32)=CASIO=が開幕前日の24日、プロアマ戦でコースを回り、最終調整を行った。
大会コースは2010、12、22年の三井住友太平洋VISAマスターズで3勝と相性が良い。ただ、DPワールドツアーとの共催でセッティングの変化や、ピン位置も厳しい位置に振られることが予想される。昨年のPGM石岡で行われた今大会も「ヨーロピアンツアーで設けている基準なのか、セッティングであったり、カップの位置は多少考え方が違うんだなと思った」と日本にいながら世界基準を痛感。「良いショットと悪いショットの差がはっきり出る」としながらも、ピンに対して攻めるか攻めないか、「選手の判断もショット技術も試されるんで、やっぱりこういうシビアなセッティングはすごく良いですよね」と普段とは様変わりした御殿場に心を躍らせた。
後輩たちは、この1年間で次々にDPワールドツアーで勝利を挙げた。昨年9月の久常涼に始まり、星野陸也、中島啓太。「非常にうれしいことですし、これからもっと日本の男子ツアーが活性化して、いろんなことが良くなっていけばいいなと思う。自分も当然その中の一人として頑張りたい」と刺激を受ける。
勝てば欧州ツアーのメンバー資格も手に入る。ただ、それは頭の片隅にあっても「ここで本当に勝ちたければ、標準を合わせた調整もすると思うけど、僕は勝ちたい試合の前に『これをやったら勝てる』というものは知らない。普段通りやるしかない」。欲にくらまず気を引き締めて、世界の選手たちと戦う。