2022年07月02日 12:28
マジョルカでの二度目のレンタルを終えた久保建英は、6月末をもって正式にローン契約が終了。保有元のレアル・マドリーにレンタルバックされた。 現状では、EU圏外選手枠に空きがないため、新シーズンの復帰は難しい状況ながら、7月1日に他のレンタル終了組とともにしっかりと公式ホームページの選手一覧に登場。現地メディアも注目している。『BESOCCER』は「レアル・マドリーのウェブサイトに、再びレイニエール、クボ、(ボルハ)マジョラル、(アルバロ)オドリオソラが含まれている」と報道。「4人とも『登録待ち』の選手と見なしているため、背番号はない。これらの選手はまだ将来が決まっておらず、この移籍市場でクラブを離れる可能性がある。クボとレイニエールはEU圏外選手のため、去る可能性が高い」と伝えている。 【画像】「わーオフの顔」「めっちゃ楽しそう」石垣島で休暇を満喫!釣りやスキューバダイビングを楽しむ久保建英 また、マドリーの専門メディア『Defensa Central』も「マドリーが久保、オドリオソラ、レイニエール、マジョラルの将来について大きなニュースを発表。『登録保留中の選手』として追加した」と報じ、こう続けている。「マドリーのチーム作りの計画は継続されており、いくつかの保留中のアカウントを管理する必要がある。ローンから戻ったファーストチームの選手は、プレシーズンに彼らの将来がどうなるかを待っている。その中には 、ウェブサイトに『保留中の登録選手』として含まれているクボ、オドリオソラ、レイニエール、マジョラルなどの選手がいる。これは通常ではないことであり、我々の驚きを引き起こした」 その久保は、昨夏と2年前の夏にも獲得に動いたレアル・ソシエダから完全移籍のオファーが舞い込んでいるが、マドリーは手放すつもりはなく、あくまでレンタル移籍を望んでいると現地メディアは伝えている。 いずれにしても、白いシャツを着た久保の姿が見られるのは、一時ということになりそうだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 15:06
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで、蔚山現代とホームで対戦。2戦合計3−3で突入したPK戦を制し、見事に決勝進出を果たした。
敵地での第1レグは決め手を欠き、0−1で敗戦。ただ、今回は開始13分で植中朝日が奪った先制点を皮切りに、30分で3ゴール。一気に形勢を逆転するが、それも束の間、36分、42分と連続で被弾して追いつかれたうえ、上島拓巳がレッドカードを食らい、数的不利となる。
今季ベストゲームと称せるような序盤から打って変わって、韓国王者の猛攻に耐える時間が続くも、ポープ・ウィリアムの再三の好守で勝ち越し点を阻止。なんとかPK戦に持ち込むと、再びポープのビッグセーブが生まれ、歓喜の瞬間を迎えた。
【PHOTO】蔚山スタジアムの様子を大公開!貴重な内部潜入写真も!韓国ならでは?の新発見続々
頼れる守護神は試合後、UAEの雄アル・アインとの決勝に向け、力強くこう意気込みを示した。
「本当に大きな大会ですし、これを獲るか獲らないかでクラブの今後も変わってくると思います。そういうなかでもプレッシャーを楽しみながら。自分自身、どの試合も優劣はつけずにやってきたつもりなので、そういう大きな大会だからと言って特別なことをするわけでもなく、本当に日々今まで積み重ねてきたことを愚直にやり続けるだけです」
今年10月に節目の30歳となるポープは、東京ヴェルディでプロキャリアをスタートさせた後、川崎フロンターレをはじめ、各クラブを渡り歩き、今季にFC町田ゼルビアから横浜に加入した。自身のキャリアは苦難の連続だったと振り返る。
「去年の最後はJ2のベンチだったりしたなかでも自分を信じて、苦しい時期もありましたけど、やり続けることでこうやってどんどん道は開いていくというか。強い気持ちを持って自分で切り開いてくのがサッカー選手の人生だと思います。ゴールキーパーは4人いて1人しか出られないですし、そういう中でもどれだけ自分を信じられるか、どれだけ日々大切に過ごしていけるのか。そういうことは本当に大切。
自分は川崎を出てから、本物のレベルを知れて、そこに追いつきたい、追い越したいという気持ちを持って、毎日地道にやってきたので、こういう舞台に繋がったのは本当に感慨深いです。今日も自分の中で色んなことを思い返しながら、PK戦の場面を迎えられたので、悔しい思いや、辛い時期を乗り越えてきた自分自身のことが本当にパワーになりました。今まで我慢できて良かったなとすごく思います」
ACLは2023-24と年をまたいでの開催だ。ここまで辿り着くまでの長い道のりには、昨年にローンで加入し、正GKを務めた一森純(現ガンバ大阪)や、海外へ羽ばたいた西村拓真(現セルベット)ら、今はいない選手たちの頑張りがあった。
「ここまでは、僕が何かをした、何かをやった大会ではなかったので。自分は決勝トーナメントからで、色んな人の思いが積み重なってここまで来れていると思いますし、そこに対しては本当に感謝しています」
振り返れば1年前、浦和レッズが出場権獲得から、足掛け3年に渡る戦いの末にACL制覇を果たした際、伊藤敦樹は「多くの今いない選手が関わっている大会だった。本当にこのタイトルの重みは素晴らしい」と口にした。
同じくあらゆる人たちがバトンを繋ぎ、決勝まで勝ち上がったマリノスは、感謝の思いを胸に、まだ見ぬ最高の景色を共有できるか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月25日 14:57
北海道コンサドーレ札幌は25日、同クラブに所属するFWキム・ゴンヒの交通事故をクラブ公式サイトで発表した。
発表によると、事故は25日午前8時30分頃に北海道札幌市西区宮の沢2条5丁目1で発生。キム・ゴンヒが自家用車で練習場へ向かう途中、右折して本線へ合流しようとしたところ、右方向から直進してきた乗用車と接触したという。事故発生後、速やかに警察等へ連絡して事故処理を行い、相手は救急車にて病院へ行き、無事を確認していることが明らかになっている。
今回の事故を受け、札幌はクラブ公式サイトで「北海道コンサドーレ札幌は、怪我をされた方の一日も早いご回復をお祈り申し上げるとともに、多大なご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。また弊クラブでは、キム ゴンヒ選手に厳重注意を行うとともに、今回の件を真摯に受け止め、全選手、及びクラブ関係者に安全運転の取り組みを再徹底いたします」と声明を発表している。
現在29歳のキム・ゴンヒは2022年から札幌でプレー。今シーズンはここまでリーグ戦での出場機会はなく、2024JリーグYBCルヴァンカップで1試合出場にとどまっていた。
2024年04月25日 14:19
プレミアリーグで新たな記録が誕生した。24日、公式サイトが伝えている。
プレミアリーグでは昨シーズン、全380試合で「1084」得点が生まれ、最多の得点数が記録されていた。しかし、24日に行われた第29節延期分マンチェスター・ユナイテッドとシェフィールド・ユナイテッドの一戦で、42分にハリー・マグワイアが挙げた同点弾により、今シーズンの通算得点数が「1085」に到達し、プレミアリーグ最多記録が更新された。
その後7ゴールが生まれ、24日終了時点で合計「1092」得点となっており、今季残り45試合が残っている段階ながら、驚くべきペースで得点が量産されていることが明らかとなった。
さらに、現時点での1試合あたりの平均得点数は「3.26」となっていることから、このままのペースで進めばシーズン終了時には昨季から155ゴール増えた「1239」得点が記録されることが予想されている。
なお、これだけ得点数が増えた要因については、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入やアディショナルタイムの増加などが挙げられているが、実際は1試合あたりのPK率などは例年とあまり変わらず。また、アディショナルタイムでの得点数は大幅に増加しているものの、ここまで記録されたアディショナルタイムのゴール数「138」を除いた平均得点数「2.84」は昨季の「2.63」と大きく変わっていないことも伝えられている。
このような結果から、最大の要因は下位に位置しているチームも引いて守るプレイスタイルではなく、攻撃的思考の指揮官を招へいして、ハイプレスなサッカーを組み立てていることが一番の理由と分析されており、今後もプレミアリーグではしばらく打ち合いとなる試合が増加していくことになりそうだ。
2024年04月25日 14:14
現地時間23日に行われたプレミアリーグ第29節延期分でアーセナルはチェルシーと対戦し、5−0の大勝を収めた。
2024年04月25日 13:36
Jリーグは4月25日、Jクラブとヨーロッパの強豪クラブが対戦する「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024(JWC)」を7月27日に開催すると発表。昨季J1王者のヴィッセル神戸が、プレミアリーグのトッテナムと国立競技場で対戦する。
本大会は、Jクラブの国際試合経験機会の創出、そして世界トップレベルの魅力あるサッカーを多くの人に観てもらうことを目的に行なわれる。昨年に続き、2年連続での開催だ。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
このスペシャルマッチを神戸も公式Xで告知。「超見たい!!」「行かせてください」「楽しみ」「東京行くわ」「まさかのスパーズきたああ」「行くしかない」「激アツやん」「最高のチームが来てくれる」「さすがにソン見たい」「日程調整します」「フンミンとポステコ観られるなら行きたい」など様々な声が上がった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 13:18
[ルヴァンカップ 1stラウンド 2回戦]群馬 1−3 柏/4月24日/正田醤油スタジアム群馬
4月24日、柏レイソルはルヴァンカップの1stラウンド2回戦でザスパ群馬と敵地で対戦し、3−1で勝利。J1の力を見せつけた。
この試合にボランチで先発した戸嶋祥郎は73分までプレー。4月12日に行なわれた浦和レッズとのリーグ戦では右サイドでプレーしたが、群馬戦では中盤の底で躍動し、どこで使われてもハイレベルに任務を遂行する能力を示した。
戸嶋は「浦和戦から大きく変わったのは、やはりポジションです。前回はサイドで、今回はボランチ。群馬戦までのトレーニングで起用場所は分かっていたので、やるべきことのズレがないように意識しました」と明かす。ピンチの芽を摘み、ビルドアップでも積極的にボールを受ける。サイドハーフとはタスクが異なるなかで、ポジションに応じたプレーを見せた。
【PHOTO】雨の正田醤油スタジアム群馬でチームの快勝に盛り上がった柏レイソルサポーターたち!
そんな28歳は、2−0で迎えた45+2分に、チーム3点目となるゴールも決めた。
「タク(島村拓弥)が中にドリブルで運んできて、そこからパスが来るというのは練習でもある形。ドリブルではなかったけれど、タクが中を向いたので、きっと出してくれるという気持ちでスペースに入っていきました。想像以上に優しいパスが来て、『打ってください』っていうメッセージかなと思ってそのまま狙いました」
戸嶋は最後に、後半の1失点を振り返り、ゼロで終われなかったことに対して悔しい表情を浮かべた。
「勝ち進めたことは良いこと。ただこの1失点を教訓として、次に同じことがないように。僕自身は交代後ではありましたけど、もっとできることがあったと思ってるんで、それも含めて今後、改善していきたいです」
完勝にも満足しない姿勢で、これからもチームのために戦い続ける。
取材・文●平龍生(サッカーダイジェスト編集部)
2024年04月25日 13:15
南野拓実が所属するモナコは、現地4月24日に開催されたリーグ・アンの第29節でリールとホームで対戦。1−0で接戦を制した。
南野はこの一戦に4−4−2の左サイドハーフで先発。目に見える結果は残せなかったが、守備で魅せた。1点をリードして迎えた84分、ティアゴ・サントスとの1対1の場面で、抜かれそうになったが身体を投げ出してブロック。ピンチの芽を潰した。
【動画】南野拓実がPA内で完璧な守備対応
目を見張る守備力に、SNS上では「エグい!」「すげぇ」「勇気ある守備」「まじでアツすぎた」「完璧な反射神経」「あの守備できるの凄すぎる」「豪快な刈り取り」「完全に覚醒してる」などの声が上がった。
29歳アタッカーの献身的な働きぶりが称賛された。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 13:01
ミランがレアル・マドリード所属のスペイン代表MFダニ・セバージョスに関心を寄せているようだ。
2024年04月25日 13:00
オーストリア代表のラルフ・ラングニック監督に対してバイエルン・ミュンヘンが監督就任のオファーを提示し、同監督はこの件について熟慮しているとオーストリア代表関係者が明かした。ドイツ紙『Bild』が伝えている。
今年2月にトーマス・トゥヘル監督の今季限りでの退任が発表されて以降、レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督やドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督、さらにはジネディーヌ・ジダン氏など様々な人物の名前が後任候補として挙がっていた。
そうした中、バイエルンは2017年にスポーツディレクター、2019年に監督のオファーを提示していたラングニック監督の招聘に再びチェレンジするようだ。
バイエルンから接触があったことをラングニック監督から明かされたというシェッテル氏は、近日中にこの件について結論が出るだろうと予想し、さらに同監督の残留を望んでいると『Bild』の取材に対してコメントしている。
「全ての当事者にとって重要なのは、近いうちに決定が下されるということ。今後1,2週間以内に処理されるべきだ。私は、彼が我々のことを思って決断してくれること、これから数年間はオーストリア代表で指揮を執り続けてくれることを願っている。我々は彼の提案を実現するために力を注いでいるし、彼も素晴らしい組織を築いてくれた」
1958年6月生まれで現在65歳のラングニック監督は、これまでホッフェンハイムやライプツィヒなどで監督を歴任。ボールを失った後に即時奪回を狙う『ゲーゲンプレス』を軸に据えたチーム作りが特徴の指揮官で、攻守の切り替えの早いアップテンポな試合展開を得意としている。
オーストリアサッカー協会と2026年まで契約を残しているラングニック監督だが、果たしてバイエルンからの3度目のオファーに対してどのような決断を下すのだろうか。
2024年04月25日 13:00
かつてレアル・マドリーやユヴェントス、ナポリなどでプレーした元アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが、パデルの大会で優勝することに成功したという。
ゴンサロ・イグアインは1987年生まれの36歳。2020年からアメリカ・メジャーリーグサッカーのインテル・マイアミでプレーしていたが、2022年のシーズンを最後に現役を引退していた。
サッカーを離れたあとはメンタルトレーナーの勉強をしたいと話していたが、その一方でパデルというスポーツに取り組んできた。
「パデル」はスペインで生まれたラケットスポーツで、ガラスの枠に囲まれた長方形のコートで行なわれる競技だ。
テニスとスカッシュの要素を合わせたようなスポーツであり、試合は狭いコートで2対2のペアで行なわれることから運動量が少なく、様々な年代のプレーヤーが楽しめる。
現役を引退したスポーツ選手にも愛好家は多く、日本でも近年プレーできる会場が増加している。
「他のスポーツに挑戦した」有名サッカー選手たち18名
『Corriere Dello Sport』によれば、今回イグアインが参加したのはアメリカのミラマーで行なわれたオープントーナメントであるとのこと。
イグアインはパートナーであるベネズエラ人選手タレク・デアムとペアを組み、この大会で優勝。300ドルの賞金を獲得できたそうだ。
2024年04月25日 12:50
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝・第2戦で、韓国王者の蔚山現代とホームで対戦。2戦合計3−3で突入したPK戦を制し、夢にまで見たアジア制覇に王手をかけた。
敵地での第1戦は0−1で敗れたなか、マリノスは30分で3発を叩き込み、一気に逆転。ただその後、前半のうちに連続失点し、2戦合計で同点に追いつかれたうえ、上島拓巳が一発退場となり、押し込まれる我慢の時間が続いたが、決死の守備で勝ち越し点は許さず。チーム一丸で決勝進出を勝ち取った。
このクラブ史に残る大熱戦で圧巻の2発を叩き込んだのが、インサイドハーフで先発し、62分までプレーした植中朝日だ。まず13分にペナルティエリア内での相手の一瞬のお見合いを見逃さず、ボールをかっさらい、冷静にフィニッシュ。さらに30分には、ペナルティエリア手前から強烈なミドルシュートを突き刺した。
「自分のゴールももちろん嬉しいですけど、 チームが勝ったことがそれより嬉しいので、本当に120分間とPKを必死に頑張ってくれたチームメイトに感謝したいです」
試合後の取材対応で、謙虚にそう語る22歳のストライカーは、自身のゴールに関して問われた際には、次のように振り返った。
【PHOTO】蔚山スタジアムの様子を大公開!貴重な内部潜入写真も!韓国ならでは?の新発見続々
「1点目は相手ディフェンダーのもたつきがあって、自分的にはそういうところを常に狙っているので...ラッキーだなって感じでした。
2点目は自分の後ろに相手がいるのも分かったうえでターンできると思って、ターンした時に打とうと。シュートはできすぎました(笑)。置き位置は完璧じゃなかったんですけど、置き位置的にニアで巻けるかなって。僕のあんなゴール、もう見れないのかもしれないですけど(笑)、とりあえずああやって決まったので、また自信を持ってああいうのも打っていこうと思います」
ハリー・キューウェル監督からは、前日にハットトリックの指令があったという。
「前日会見があって部屋から出た時に、『明日お前3点取れよ』みたいな感じで言われて、 『もちろんです』と答えたんですけど、1点足りなかったので反省しています」
勝利のお祝いとして行なう、観客に向けた円陣では、マイクを手に「ナイス勝利!決勝も勝つぞー!」と声を張り上げた。「あんまりするタイプじゃないんですけど、今日ぐらいはいいかなって」とはにかむ初々しい22歳は、ここからゴール量産となるか。再びの絶叫を期待したい。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月25日 12:43
Jリーグは25日、Jクラブとヨーロッパの強豪クラブが対戦する「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo」を、7月27日(土)に昨年に引き続き『国立競技場』で開催することを発表した。
2024年04月25日 12:25
サッカーイタリア杯(Italian Cup 2023-24)は24日、準決勝第2戦が行われ、アタランタ(Atalanta)はフィオレンティーナ(Fiorentina)を4-1で下し、2戦合計4-2でユベントス(Juventus)との決勝に進出した。
第1戦を0-1で落としたアタランタはトゥーン・コープマイネルス(Teun Koopmeiners)が先制点を決めると、ルーカス・マルティネス・クアルタ(Lucas Martinez Quarta)に同点弾を許したが、ジャンルカ・スカマッカ(Gianluca Scamacca)のゴールで2戦合計で追いついた。
後半は相手に退場者が出て大半の時間を数的優位で進めた中、そのまま延長戦に突入するかに思われたが、アディショナルタイムにアデモラ・ルックマン(Ademola Lookman)とマリオ・パシャリッチ(Mario Pasalic)にゴールが飛び出し、決勝進出を決めた。
アタランタは決勝で1963年以来通算2度目の大会制覇を目指す。イタリア杯では初優勝してから4度準優勝に終わっており、3年前の決勝ではユベントスに敗れた。決勝は5月15日にローマのスタディオ・オリンピコ(Stadio Olimpico)で行われる。
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2024年04月25日 12:25
Jリーグは25日、Jクラブとヨーロッパの強豪クラブが対戦する「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo」を、7月27日(土)に国立競技場で開催することが決定したと発表した。
「明治安田Jリーグワールドチャレンジ2024 powered by docomo」は、今年Jリーグパートナー10周年となる明治安田生命保険相互会社が特別協賛する形での開催となり、Jクラブからは昨季のJ1王者ヴィッセル神戸が出場。イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーと対戦する。
昨年に引き続きJリーグとNTTドコモにより共同開催される今大会。チケット販売スケジュールは以下の通りとなっている。
<第一次 先行抽選販売>
対象:dポイントクラブ会員
開始日:5月17日(金)18:00(予定)
※dアカウントの発行、もしくはログインが必要です
※JリーグIDの会員登録(無料)が必要です
※dカードでのお支払いで当選確率がアップする施策も実施予定です
<第二次 クラブ先行抽選販売>
対象:ヴィッセル神戸ファンクラブ会員
開始日:5月31日(金)18:00(予定)
<一般販売(先着)>
開始日:6月10日(月)18:00(予定)
■ホスピタリティチケット
<一般販売(Jリーグチケット(先着))>
開始日:5月10日(金)〜
チケット購入方法等の詳細は決定次第発表されるとのこと。
Jクラブの国際試合経験機会を継続的に創出することでJリーグのフットボール水準を向上させるとともに、世界トップレベルのサッカーを多くの人々に観てもらうことにより、サッカーの魅力をより多くの人に知ってもらうことを目的に開催されている「Jリーグワールドチャレンジ」。
トッテナム…「完全に呪われている」5つのサッカーチーム
なお、Jリーグでは、今後も海外クラブチームを招聘した試合の開催を予定しており、こちらも決定次第、順次発表されるという。“続報”を楽しみに待ちたい。
2024年04月25日 12:24
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は4月22日、U-23アジアカップのグループステージ最終節で、私の母国である韓国と対戦し、0ー1で敗れている。
この一戦で、両チームとも先発メンバーを大きく変えた。日本のターンオーバーは目新しくはないが、韓国のローテーションには驚きだった。準々決勝にすでに進出しているとはいえ、韓日戦に負けたら激しく批判されるのが常だからだ。
メディアや世論からのプレッシャーを気にしなかった、ファン・ソンホン監督の英断に拍手を送りたい。5月に決定予定となっている韓国A代表監督の候補者の一人として、今大会で彼は必ず内容と結果を残さなければならない。にもかかわらず、韓日戦でこのような選択をするのは勇気がいったはずだ。
日本の攻撃に対して、韓国は5バックを選んだ。ファン・ソンホン監督は過去にも、スカッドに問題が発生した場合や相手の攻撃力が上だと判断した場合に、5バックを使った経験がある。
キックオフから日本はこの戦術に対応できず、適応するまで時間がかかった。20番の平河悠がボールを持ちながらプレーメーキング能力を発揮した左サイドを中心にチャンスを作ったが、日本のスタメン組はワイドスペースとハーフスペースで効果的な動きや連係を見せられなかった。
試合がようやく動いたのは韓国が先制した75分だった。日本はCKの守備時もゾーンマークをするが、この守備陣は長いクロスに弱点がある。韓国の先制点もそこを突いた。大岩監督はセットプレーにどう対応するかをもう一度チェックしなければならないだろう。こんなに簡単にやられてしまっては、今後にも不安を残す。
先制してからは、日本が押し込んで韓国は必死に守る展開だった。状況的にも当然そうなるし、選手交代でレギュラー組が入ってから、日本がファイナルサードでのチャンスを作る動きが良くなったのもある。
右サイドの9番(藤尾翔太)が突破からよくチャンスを作ったが、ボックス内でのフィニッシュの精度が不足していた。10番の佐藤(恵允)は相変わらずシュートの精度が悪く、チームメイトの努力を無駄にした。突破力とシュート技術の能力差がこれほどかけ離れている選手も珍しい。
【動画】日本選手が激昂した韓国MFの危険なタックル
最後の最後は、やはり韓国が本能的なメンタリティと献身性を出したと思う。疲労が増しているはずの時間帯だったのに、韓国の選手はよりアクティブになって五分五分の競り合いも強くなった。日本に不足していたのは、そうしたレジリエンスではないだろうか。
もっとも、両チームともベスト8進出が確定していたし、スタメンを大きく入れ替えて挑んだ試合だった。この試合の結果が両国の実力を表わしているとは言えないし、大きな意味を置くのも難しい。だが、韓国に負けた日本は準々決勝で開催国のカタールと対戦することになってしまった。
グループステージを見ると、カタールは判定でホームアドバンテージを得ているように思う。日本も気を付けなくてはいけない。2点差以上をつけておかないと、終盤の判定で結果が左右するかもしれない。
それがカタールを避けたい最大の理由なのは、みんなよく分かっているはずだ。
文●ホン・ジェミン(フリーランス)
【著者プロフィール】
英サッカー専門誌『Four Four Two』韓国版の編集長など経てフリーに。2024年のアジアカップでは日本戦も全試合取材。韓国代表ファン・ヒチャンの自宅で独占インタビューを行なうなど選手の信頼も得ている。