2022年07月02日 12:05
「ウエスタン、広島−中日」(2日、由宇) パドレス傘下3Aエルパソを自由契約となり、広島に入団が決まった秋山翔吾外野手(34)が2日、2軍本隊に合流した。同日のウエスタン・中日戦に「3番・左翼」で先発出場する。 2軍に合流したこの日の試合前はフリー打撃や走塁練習などで調整。練習の合間には中日・福留の元へ足を運んであいさつし、言葉を交わす場面も見られた。 秋山は6月30日、前日1日と1軍の試合前練習に参加。1日・巨人戦の試合後、佐々岡監督は2日の先発出場を明言した上で「何打席立たせるかは、そこで本人が決める」と話していた。
2022年08月19日 00:33
中日・松葉貴大投手(32)がビジターで今季初勝利をマークした。 18日の広島戦(マツダ)で6回5安打1失点と好投し、7月8日の広島戦(バンテリン)以来となる5勝目をゲット。打線が初回に3点を先制したこともあり、テンポ良い投球を披露し「すごい気持ちが楽でしたし、先に点を取ってもらえたので、どんどん積極的にストライクゾーンの中で勝負できた」と胸を張った。 18個のアウトうち外野フライはなく、ゴロや三振などでアウトを重ねた。「タイミングを崩してゴロを打たせる。あまり良い打球を打たさないというのが、自分の持ち味。特にホームランという部分は他の投手よりも絶対に少なくないとダメだと思う。ヒットを防ぐことは無理だと思うが、ホームランだけは唯一、必ず防ぐことができる安打。それは自分にとってすごく大事なことなので継続したい」ときっぱり。ここまで今季14試合に登板して75回2/3を投げて被本塁打はわずか2本だ。 2019年のシーズン途中で中日にトレード移籍後、これで14勝を挙げたが、ほとんどバンテリンドームでの勝利で12勝。ビジターでの勝利は昨季以来、2度目と内弁慶ぶりがネックだったが「徐々にですけど、ビジター球場で投げさせてもらえる機会をいただいている。バンテリンでも良い投球をしないといけないが、ビジターでもこうやって良い投球をして、勝てるんだというところをしっかり見せていかないといけない」と意気込んでいる。 チームの連敗を2で止めた松葉について立浪監督は「コントロールもそうだが、勝負どころでの度胸もある。それが松葉が持っている技術。毎回しっかりと試合を作ってくれているんで非常にありがたい」と最敬礼した。
2022年08月18日 23:28
阪神・西純矢投手が18日のヤクルト戦(神宮)に先発登板し5回6安打2失点。6月1日の西武戦(甲子園)以来となる白星を手にし、チームの連敗も8で食い止めた。 気迫のこもった表情で捕手・坂本のミットへ力強い直球を投じ続けた。4―0の5回には右翼・佐藤輝の拙守をきっかけに計4連打を浴び2失点。なおも無死一、三塁のピンチを背負ったが、宮本、塩見、山田の好打者3人をそれぞれ遊飛、見逃し三振、右飛に打ち取り窮地を脱出。力強いガッツポーズをマウンド上で披露した。 大型連敗の中、託されたマウンドだったが「プレシャーは多少はありましたが、とにかく楽しんでいくしかないと思っているので。(捕手の坂本)誠志郎さんのリードが全てです」と西純。次戦へ向け「頑張るだけなので」と決意をにじませた。 チームを救ってくれた20歳の若武者を矢野監督も高く評価。「5回はよく2点で止めてくれた。(コロナ禍で)先発投手も苦しい中、純矢が頑張ってくれた」と試合後は目を細めた。
2022年08月18日 23:23
◆ 「1球で捕らえよう」 DeNAはホームで巨人に4−3で勝利。 同一カード3連勝で、本拠地・横浜スタジアムでの連勝を「14」に伸ばし、首位迎撃ムードをさらに加速させた。 先発したフェルナンド・ロメロは4回に先制を許したが、直後の4回裏に先頭の佐野恵太が巨人先発・戸郷翔征のストレートを捕らえ、ライトスタンドに叩き込む一発。すぐさま同点に追いつく。 5回にグレゴリー・ポランコの2点適時打で勝ち越されたものの、6回に牧秀悟の適時二塁打で反撃の狼煙を挙げ、さらにネフタリ・ソトの押し出しで再び試合を振り出しに戻した。 終盤8回には伊勢大夢が巨人の中軸をオール三振で片づける好リリーフ。するとその裏、佐野がこの日2本目となる一発をライトスタンド上段に叩き込み勝負あり。最終回は山粼康晃がしっかりと抑え、3連勝の瞬間を迎えた。 殊勲の佐野は「好投手なのは何度も対戦してわかっていることなので、打てる球は1打席に数少ないと。1球で捕らえようというのは試合前から意識していました」とコメント。 決勝本塁打には「失投を捕らえることができた。そういうことが最高の結果につながったのかなと思います」と胸を張った。◆ 指揮官は全員野球を強調 三浦大輔監督は佐野に対し「本当に頼りになるキャプテンですよ。ここぞというところで打ってくれますから見事です。素晴らしい」と第一声。 つづけて「キャプテンとしてチームを引っ張ってくれていますし、グラウンドでも今日みたいなところでしっかり決めてくれる。お見事です!」と絶賛していた。 また、指揮官は殊勲打の佐野だけではなく、全員で掴んだ勝利だと強調する。 「中川虎大が抑えて、また勢いをつけてくれた。あそこで失点していると展開も変わってきたところ。新しい力がブルペンに出てきてくれれば、これからの連戦でリリーフも厚くなってくる。そのくらいのピッチングを見せてくれた」と語り、6回の1イニングを無失点で抑えた22歳の右腕を高評価。 昨日は吉川尚輝のエラーからソトが本塁打、この日もポランコと坂本勇人のお見合いと、相手のミスを確実に点に変えたことも挙げ、「チャンスと捕らえて、ベンチはガッと一気に盛り上がりますし、ああいうところで集中ができている」と分析した。 加えて、ディフェンス面にも触れながら、「先頭で1人出ると、流れ的にもどうなってくるかわからないところをアウトにしてくれています。みんなでカバーしながら、助け合いながら一球に集中できているなと感じます」とそれぞれの準備や連係についても強調。「派手さはなくても、できるようになってきた事が大きいですね」とし、精度の高い守りも好調の一因となっていると語った。 目下絶好調のチームは「リードされても暗くならない。さぁ行くぞってところでね。出てる選手も控えの選手も一緒に声かけて準備もしてくれてますし、本当に全員で戦えている」とムードも最高潮。 「いい流れで来ている」とニヤリと笑う指揮官は、週末のカープ戦も一気に連勝を狙っていく。取材・文=萩原孝弘【動画】キャプテンが会心の一撃!DeNAが止まらない 8月18日:DeNA−巨人のハイライト
2022年08月18日 23:14
いぶし銀の貴重な一振りだった。
2022年08月18日 22:59
(パ・リーグ、日本ハム1−2楽天、19回戦、楽天14勝5敗、18日、札幌D)日本ハムは本拠地で同一カード3連敗を喫し、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出が消滅した。新庄剛志監督(50)の試合後の一問一答は以下の通り。――0−1の七回1死二、三塁での松本剛のスクイズは2ランスクイズだったのか「バリバリ、2ラン。弱いチームが強いチームに勝つのは、ああいう作戦を取って、1対2にしておいて、勝っていかないとね。外国人ピッチャー(ブセニッツ)じゃなかったら、2ランスクイズではなく、(普通の)スクイズにしてたんですけど。そしたら、(ウチも)二塁走者が外国人(アルカンタラ)だったという…」 ――サインは本人に伝わっていたのか「2ランスクイズのサインが出た時点でサードランナーより、速くというか、ピッチャー見えないんだから、早めに(スタート)切って。映像を見たら、サードの手前で(スピードを)緩めていたので分かっていなかったと思う。来年も日本でプレーしたかったら、そういうところをしっかりしてもらわないと」――四回は右前打で本塁に突入した二走・近藤が、三塁側に逸れた送球を捕ろうとした捕手をよけてアウトに。コリジョンルールは適用されなかった「あれはボールが来る前はラインから外れていて、ボールが逸れたから、ああいう形になってコリジョンが認められなかった。ルールを味方じゃないけど、そういう(送球を逸らす)練習をすればいいんじゃないかな、わざと」――清宮が三塁で先発出場「いつもノックを受けているし、(途中出場した)昨日も無難にさばいて、送球もいいし。意外とサードの動きの方が合うんじゃないかなとか、思って。まあ試しというか、見てみたいなと。とりあえず、明日もサードで」
2022年08月18日 22:54
阪神・中野拓夢内野手が18日のヤクルト戦(神宮)に「1番・遊撃」として先発出場。今月9日に新型コロナウイルス感染が判明して以降、戦線を離脱していた背番号51だが、復帰即スタメン出場で5打数2安打1得点1盗塁の大活躍。10―2の大勝劇に大きく貢献し、チームの連敗も「8」で止めた。 試合後の中野は「正直、(ゲームの)最初はボールとの距離感を取りにくいところもあった。ですが徐々に打席を重ねるごとに修正をして、いい形でボールを見ることもできた」。復帰初戦からしっかりと結果を残せたことに安堵の表情を見せた。 本来なら中野は翌19日の巨人戦(東京ドーム)からの一軍合流が予定されていた。だが、チームがここまで泥沼の8連敗を喫していたこともあり、「本当は明日(19日)からかなと思っていたんだけどね。こっちも準備をもうちょっと、させてやりたかったんだけど残り試合やチーム状況を考えればそうは言ってられない。総合的な判断」(矢野監督)と、見切り発車覚悟で中野の一軍復帰前倒しを、阪神首脳陣は決断。「急きょってことになったけど、守備でもいいプレーをしてくれたし拓夢らしいバッティングもでた」と、指揮官もリードオフマンの無事の復帰に胸になでおろした。 中野本人も「本来は19日の試合からと言われていたのですが、昨日(17日)の夜に電話があって『(試合前)練習までには来てくれ』と。連絡を頂いた時に井上ヘッドから『今の状態を変えてくれ』と言われた。その言葉は自分にも刺さりましたし、復帰した日に連敗を止めることができたのは良かった」と言葉を選びながら、自身の一軍復帰までの経緯とその舞台裏を明かした。 同じく陽性判定を受けていたチームの主砲・大山悠輔内野手も19日から一軍復帰を予定しているとのこと。役者も徐々にそろいだした矢野阪神。真夏の逆襲劇が始まろうとしている。
2022年08月18日 22:44
(セ・リーグ、ヤクルト2ー10阪神、19回戦、ヤクルト11勝8敗、18日、神宮)阪神が13ー0で快勝した7月13日の巨人戦(甲子園)以来の2桁得点で連敗を「8」で止めた。三回にメル・ロハス・ジュニア外野手(32)の8月4本目の8号3ランで先制し、四回には原口文仁内野手(30)の2020年10月22日の広島戦(甲子園)以来のソロ本塁打で加点。さらに七回にはコロナ陽性から「1番・遊撃」に復帰した中野拓夢内野手(26)の安打を起点に島田海吏外野手(26)の適時打で4点目を追加し、3試合ぶりに4番に復帰した佐藤輝明内野手(23)の2点打がダメ押しとなった。5回2失点の西純矢投手(20)は6月1日の西武戦(甲子園)以来の白星で4勝目(2敗)。巨人と同率4位に浮上した矢野耀大監督(53)の一問一答は以下の通り(チーム成績53勝57敗2分、観衆2万2428人)。 ーー三回、七回は2死からしぶとく得点「ジュンヤが頑張ってくれて先制できたのが大きい。1点じゃなく、ジュニアのホームランで3点も大きかったと思う。2アウトからの得点も最近、点をなかなか取れていなかったので、島田のタイムリーもすごいよかった。いい攻撃ができたなと思います」ーー中野が復帰して機能した「本当は明日からかなと思っていたんだけど、タクムの場合は無症状で7日間の隔離期間だったんで、急きょになったけどね。守備でもいいプレーしてくれたし、タクムらしいバッティングでヒットも出たので、よかったなという部分かな」ーー19日から大山も戻ってくる「うん、ユウスケも呼びます」ーー中野は体が問題ないという判断「問題ないというか、そりゃあ、準備をもうちょっとさせてやりたいけど、残り試合とかチーム状況を考えたら、そういうわけにもいかない。ユウスケだって、もうちょっと日にちをあけたり、シートだけじゃなくて試合も経験させてやりたいけど。総合的な判断というかチーム状況が厳しいんで。来ながら、状況を見ながら、体がしんどいなら途中で代えることもあるやろうし。そこは臨機応変にやろうかなと思います」ーー5番の原口が本塁打「フミらしい。こちらに上がってくる前のファームの時からすごく状態が上がっていた。ロドリゲスが(普通に)やっていたらフミのチャンスはなかったかもしれないけど。チャンスをものしてくれたんで。明日はユウスケがスタメンで行くので、フミはあとからになっちゃうけど、ここぞっていう時にまた行ってもらうと思う。今日の試合の中でも大きかったなと思います」ーー長打が期待できる打者「長打っていうかね、結果的に長打はプラスアルファ。しぶといバッティングがフミのバッティング。いい感じになってきてるかなと思います」ーー佐藤輝は4番に戻って適時打「う〜ん、まあねえ、すごくいいから、4番に戻したわけでもない。兆しはこの3連戦の中で、前の状態よりちょっと良くなっている感じはあった。今日もいい打席はどっちかというと少なかったけど、1本出たし。きっかけにしてくれたらなと思うんだけど」。ーー再び4番を託すということは期待している「まあ、それはそうなんだけど、まあ、う〜ん。2年目だからとかじゃないけど、テルしかいないでしょうという状態になってくれることがチームにとってふさわしいし、そこにユウスケも譲らんよっていうことになればいいんだけど、現状そういう状態で4番になってるわけじゃないので、将来性も含めて、あそこで使って成長してくれたらなと思います」ーー西純は「落ちる前はバランスが良くないなというところからすると、いい感じのボールが多かったと思う。あの回(五回)も2点で何とか粘ってくれたんで、大きかった。またコロナで先発ピッチャーも苦しいんで、ジュンヤに頑張ってもらえたらなっていうような投球をしてくれたのでよかったなと、ひとまず安心しています」ーー五回は守備の嫌なミスから(右前への飛球に対し、二塁山本と右翼佐藤輝の連係が悪く、ヒットに)「結果的にヒットだけど、あれはテルが絶対に捕らないといけないプレー。さっき言ったように2点で止めてくれたところが、自分にも勝ちがつくしね。今日の1個の俺の中での大きなポイントだったかなと思います」ーー岩貞も力強い球(青木に四球、村上から見逃し三振)「2人ともアウト取ってくれということはそうだし。村上を三振取ったからいいよじゃないところもあるけど。でもやっぱり村上って、ピッチャーにとって大きなプレッシャーのかかるバッター。サダの最低限の仕事はやってくれたし、加治屋もしっかり投げてくれた。あのイニングも動きそうなイニングなので。ピッチャー陣が粘ってくれたかなと思います」ーー久しぶりスタメンの坂本も村上の意表をつくリードなどもあったが「そうなん?(笑)持ち味というか、丁寧にというか、いろんな配慮しながらというのはできるキャッチャー。セイシロウらしさは出た試合だったと思います」ーー連敗が止まった。19日から一戦一戦「うーんまあね。ちょっとね。『これで』ってところまでまだ来れてないかもしれないけど、自分らで引き寄せるしかないんでね。今日のこの1勝から良いヒットがでた選手も多いんで。ウチはまずピッチャーが頑張って、というチームだけど、タイガースらしい野球を。残りの試合、まだまだ上を目指せる位置にいるので。頑張っていきます」
2022年08月18日 22:38
阪神は7月13日・巨人戦(甲子園)以来の2桁得点と打線が爆発し、7日・広島戦(マツダ)以来の勝利で連敗を8で止めた。
2022年08月18日 22:32
「広島1−6中日」(18日、マツダスタジアム) 広島は先発の野村が初回にいきなり3失点。三回にも連打から追加点を許し3回4失点でKOされた。 打線は四回に秋山の安打から西川の適時二塁打で1点をかえしたが、それまで。 4番・マクブルームは松葉に対して初回の1死一、二塁で遊ゴロ併殺打、四回、六回も走者を置いた場面で快音が聞かれずブレーキとなった。 河田雄祐監督代行は2敗目を喫した松葉について「やられちゃったね、完全に。(西川)龍馬があそこ(四回)で1本打ってくれて、インサイドしっかりさばいて、というのが良かったんだけど。緩い球に、ライアン(マクブルーム)なんて完全に緩い球に(体が)出されちゃっているから。投げる瞬間に変化球という見切りができていないというか。きょうはライアンが打てなかったというところだけだったと思う。あそこで1本出ていればまたいろいろ変わってきたと思うし」と振り返った。 先発の野村については「(野村)ユウスケが結局、四球を出していきなり3点だったからね。もう1点も四球からだったね。打たれるのはしょうがないと思うんでね。明日からまた横浜なので、きのう、おとといみたいにはいかないと思うので」と失点につながった四球を指摘した。 それでも「ユウスケは一応、投手コーチはそのまま(次も)という。もう1回投げさせてという。(高橋)建とヨコ(横山)が監督と連絡を取り合いながらやっているので。(ヤクルト3つ目に)行くとは思います」 次回も先発で起用する方針を明かしていた。 19日からは横浜スタジアムに場所を移して好調なDeNAと対戦となる。コロナ禍で主力を欠く中、打順変更について問われる。 「明日は(先発が)大貫なので大貫の時に実際、二遊間の2人(韮沢、矢野)がね。明日ぐらいまでは見てみて。羽月が守備が心配な部分もあるので、攻撃を重視するか、上がってきて一生懸命やっている韮沢か。その辺は明日になってみないと。大貫は落ちる球が非常にいいので。オーダー的に、堂林のところを長野にするとか、そういうのもあるし」 加入後、3番で起用し続けてきた秋山の1番起用については「全然アリだと思うので。可能性はないことはない」と話した。 敗れたが3位は変わらなかった。2位・DeNAになんとか食らいつきたいところ。 「本当にきょうも、ああいう展開になってもみんな一生懸命、集中力を持ってやってくれている。その中の結果しかないので。逆に明日から先発3人は、とにかく相手と勝負してこいと。打たれるのが怖いとか、そういう投球だけはみせてほしくないのでね」 19日は玉村が5月1日以来の先発を務める。
2022年08月18日 22:20
「日本ハム1−2楽天」(18日、札幌ドーム) 自身に勝ちこそつかなかったが、先発としての役割を果たした。今季初登板初先発となった、楽天・釜田佳直投手は、要所を締める投球で5回無失点。チームの勝利に貢献した。 「本当に守りに助けられたなっていうのが一番ですね」。右腕は開口一番、バックへの感謝の気持ちを語った。 ピンチの連続だった。三回、1死二塁からアルカンタラに痛烈な打球を放たれたが、左翼の島内宏明外野手が好捕し、失点は防いだ。さらに四回には、2死二塁から上川畑に右翼前に運ばれたが、岡島豪郎外野手が本塁への好返球。得点は許さなかった。 そして勝利投手の権利をかけた五回は2死満塁の大ピンチ。リーグ首位打者の松本剛に対し「今日一番勝負になる球だった」とカットボールを連投。最後は三ゴロに打ち取り、切り抜けた。 5回で降板後、リリーフが失点し、自身の勝ちは消えた。ただ試合後、石井一久監督は「集中力を持ってバッターと対戦してくれた。釜田がしっかり5回まで持ってきてくれたことが一番の勝因」とたたえ「自分でチャンスはつかんだと思うので、また引き続きパフォーマンスを出してくれれば」と次回登板もあるとした。 「いつも最初の登板でうまく投げられなかったことが多かったんですけど、一つ自分の中の壁をクリアできた」と右腕。勝負の終盤戦、出遅れた分だけ全力で取り返していく。
2022年08月18日 22:13
「日本ハム1−2楽天」(18日、札幌ドーム) 日本ハムは接戦を落として、楽天に同一カード3連敗で借金が19に膨らんだ。対楽天はこれで5連敗となった。七回に松本剛のスクイズで1点を奪い同点に追いついたが、直後に勝ち越され、競り負けた。 新庄ビッグボスはこの日、1番に三塁手として清宮を起用。清宮がスタメンで三塁を守るのはプロ入りして公式戦では初だった。4打数無安打で快音は響かなかったが、「いつもノック受けているし、無難にさばいて、送球もいい。意外とファーストの動きよりサードの動きの方が合うんじゃないかな」と、意図を説明。「試しというか見てみたいなと思って。明日もサードで、セーフティバントの処理とかみてみたい」と、今後の起用も示唆した。
2022年08月18日 22:13
「日本ハム1−2楽天」(18日、札幌ドーム) 日本ハムは接戦を落として、楽天に同一カード3連敗で借金が19に膨らんだ。
2022年08月18日 22:08
○ 西武 8 − 5 ソフトバンク ●<17回戦・ベルーナドーム> ソフトバンクは先発・東浜の乱調が響き逆転負け。首位攻防3連戦を1勝2敗で負け越し、首位・西武とのゲーム差は再び2.5に広がった。 打線は1回表、4番・柳田のラッキーな適時二塁打、続くデスパイネの左前適時打で幸先よく2点を先取。しかしその裏、東浜があっさり同点に追いつかれると、なおも二死一、二塁で7番・オグレディに逆転となる右越え3ランを浴びた。 初回だけで5点を失った右腕は、2回も3連打を浴び1失点。4回は先頭打者への四球をきっかけに7点目を失い、6回9安打7失点で降板となった。今季の西武戦は5月11日(PayPayドーム)の対戦でノーヒットノーランを達成するなど、過去4度の登板で対戦防御率0.33を記録。お得意様相手に白星を重ねたいところだったが、西武打線にやり返され今季6敗目(7勝)を喫した。 打線は6回に2点を返すなど反撃したが、序盤の大量失点が重く逆転負け。首位・西武とのゲーム差は2.5に開き、日本ハムに勝利した3位・楽天との差は0.5に縮まった。
2022年08月18日 22:08
「日本ハム1−2楽天」(18日、札幌ドーム) 日本ハムは接戦を落として、楽天に同一カード3連敗で借金が19に膨らんだ。対楽天はこれで5連敗となった。七回に松本剛のスクイズで1点を奪い同点に追いついたが、直後に勝ち越され、競り負けた。 新庄ビッグボスは「う〜ん、なんでしょう」と切り出し、松本剛のスクイズについては「ばりばり2ラン」と2ランスクイズの計画をしていたことを明かした。「弱いチームが強いチームに勝つにはああいう作戦をとって、2−1にしといて、勝っていかないとね。外国人投手じゃなければ、(普通の)スクイズだったけど。セカンドランナーが外国人(アルカンタラ)だったと。結果こういう形になったというのはダメだったということ。(アルカンタラは)サードの手前で(スピードを)緩めてたから、たぶん分かってなかったと思う」と、振り返った。 そして、この日の高校野球の話題を自ら切り出し「今日、大阪桐蔭の試合見ました?八回。あれはいい作戦」と、大阪桐蔭の三重殺になった場面について言及。「ああなりましたけど、一、二塁で、たぶん彼は(バントを)投手との間に強くいってたんじゃないかなと。押してたから」と推察した。「トリプルプレーになりましたけど、あれは成功してたら作戦成功ですからね。プロだからそれをしたら恥ずかしいとか僕にはないから。参考になることは少年野球だろうが、中学生だろうが、取り入れたら、プロとして実力があるんだから練習すればできると思うんで、そういうところがプロ野球を変えたいというところですかね」と、うなずいた。
2022年08月18日 22:05
「日本ハム1−2楽天」(18日、札幌ドーム) 楽天・辰己涼介外野手が、初回で試合を退いていた。 辰己は「6番・中堅」での先発となっていたが、初回の攻撃を終えると、石井一久監督が主審に交代を告げた。結局打席にも立たず、守備につくこともなかった。 試合後、石井監督は「試合前に少し体調が悪いと言うことで、こういう時期なので、いかせるわけにはいかない」と交代の理由を説明。「明日また検査して報告します」と語った。