©sports-topics.net 2024
2022年07月02日 13:22
試合開始の2時間30分前から90分間実施、観覧は無料 ロッテは、7月16日〜18日のソフトバンク戦(ZOZOマリンスタジアム)で開催するイベント「BLACK SUMMER WEEKEND supported by クーリッシュ」で、球場外周正面に「クーリッシュ アーバンスポーツエリア」と題した特設会場を設置し、自転車BMXフリースタイル・パークの選手たちがパフォーマンスを行うと発表した。 自転車BMXフリースタイル・パークは「東京2020」大会から夏季五輪種目に加わった競技で、4月にZOZOマリンスタジアムで開催された「X Games Chiba 2022 Presented by Yogibo」でもパフォーマンスが行われた。パフォーマンスは各日ともに試合開始の2時間30分前から90分間実施され、観覧は無料となっている。出演BMXライダーは高木聖雄さん、大和晴彦さん、溝垣丈司さん、松浦葵央さん、米田大輔さんの5人。 なお同戦で、ロッテの選手たちはマリーンズカラーのブラックをベースにし、夏の夜空に映えるライトパープルがキーカラーとなった「BLACK SUMMER ユニホーム」を着用して試合に臨む。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 18:29
塁上でのパフォーマンス…大谷は控えめ、ベッツは豪快
■ドジャース 11ー2 ナショナルズ(日本時間25日・ワシントンDC)
ドジャースの選手が塁上で行うパフォーマンス。両手をあげて左右に振る動きは定番化されつつあるが、選手によって違いがある。やや控えめにゆらゆら動く大谷翔平投手と、派手に動くムーキー・ベッツ内野手にファンは注目。「大谷くんが得心(とくしん)いくホームラン打ったらキレッキレのやつするかもしれません」と期待している。
ドジャースの選手が塁上で実践するのは、「ヒップロック」と呼ばれるエクササイズ。自軍ベンチを見ながら万歳のポーズで片足を上げ、腰をひねる。大谷は24日(日本時間25日)の敵地・ナショナルズ戦で8回に二塁打を放った際、両手を顔の前あたりで左右に振り、最後は左足を上げて顔を傾けながら満面の笑みを見せるパフォーマンスを見せた。
一方、ベッツは豪快。やはり8回に二塁打を放つと、両手と腰を激しく振り、派手なパフォーマンスを見せている。ファンはそのギャップに注目。「全然違いますね」「2人ともカッコいい」「大谷さんキャワイ過ぎ」「ベッツ華麗だな」「全力でやる!!」とSNSにはコメントが寄せられている。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 18:23
「楽天−日本ハム」(25日、楽天モバイルパーク)
楽天・小郷が初回、今季初先発となった日本ハム・鈴木の初球を捉え、右中間スタンドに今季1号の先制ソロを放った。
今季の先頭打者本塁打は、ソフトバンクの今宮が3日のロッテ戦で達成しており2人目となったが、初回先頭の初球本塁打は12球団初となった。
小郷は「打ったのは真っすぐ。勝てるように頑張ります。謙虚に」と笑顔で話した。
2024年04月25日 18:09
「オリックス−西武」(25日、京セラドーム大阪)
ボートレースで年間の獲得賞金上位18人によって争われ、その年ナンバーワンのボートレーサーを決める最大の競走「SGグランプリ」で昨年優勝した日本モーターボート選手会大阪支部所属の石野貴之が始球式に登板した。
右手で白球を掲げてマウンドに上がると、糸を引くようなボールがズバリ。捕手がミットを動かす必要がないストライク投球に場内が歓声に包まれ、石野が両手を挙げて応えた。
これにはテレビ中継で解説を務めた元オリックスの坂口智隆氏も「メンタルが普通の一人より数倍強い。大舞台に強い」と感心。
石野は大阪の名門・近大付野球部で主将を務めた元高校球児。SNSでも「石野貴之始球式、ストライクすぎ」「石野貴之、始球式上手かったなぁ。さすが元近大附属野球部キャプテン!!」「いい球投げてるし さすが賞金王」と賛辞を送られていた。
2024年04月25日 18:04
「巨人−中日」(25日、東京ドーム)
人気アニメ「名探偵コナン」の江戸川コナン君が、ファーストピッチを務めた。
2024年04月25日 17:56
初回に先制の4号2ラン、チームの勝利に貢献した
■ヤンキース 7ー3 アスレチックス(日本時間25日・ニューヨーク)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が24日(日本時間25日)、本拠地で行われたアスレチックス戦で4号2ランを放った。実は相手投手に直前に起きていた“悲劇”にファンも同情の声を上げている。
初回1死一塁、1ボール2ストライクからの4球目はゾーン内に決まり、ダグアウトに引き返そうとするジャッジ含め誰もが見逃し三振と思われたが、まさかのボーク判定となった。そして仕切り直しとなり、5球目を豪快に振り抜き、逆方向の右翼席に突き刺した。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門アカウント「トーキン・ヤンクス」が映像を公開。SNS上には「あのボークでジャッジが目覚めたのかもね笑」「なんておもろい流れだ」「(ボークで三振取り消しとなりその直後にHRは)クレイジーだな」「マジかよ」「三塁審に感謝……彼は本物だ」といった声が。ひとつのプレーで完全に流れが変わり、チームを勢いづかせて2連勝に導いた。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 17:41
サンテレビが5月6日午後4時から「開局55周年記念番組 サンテレビボックス席の日」を放送すると25日、発表した。
野球中継の裏側に迫るドキュメンタリーや「熱血!タイガース党SP」、午後6時から初回放送と同日、同カードとなる広島戦(甲子園)を真弓明信、掛布雅之両氏の解説で完全中継する。
1969年に開局したサンテレビは「プレーボールからゲームセットまでの完全中継」を売りに、阪神戦を中心にしたプロ野球中継を半世紀以上続け、タイガースファンの熱い支持を受けている。来月5月で中継数は4500試合に到達する。
2024年04月25日 17:40
24日のナショナルズ戦で飛距離137.2メートルの6号ソロを放った
ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)のナショナルズ戦で打球速度118.7マイル(約191キロ)、飛距離は450フィート(約137.2メートル)の特大6号ソロを放った。
データ解析システム「スタットキャスト」を使い、本塁打の詳細データを可視化する「Home Run Report」によれば、同日メジャーリーグで飛び出した本塁打は31本。29人の打者が計31本を打ち、飛距離の合計は2.3マイル(3701.49メートル)だった。
その中でも、大谷の一発は最速かつ最も飛んだアーチとなった。24日(同25日)の試合前に取材に応じた際には「感覚的にも、人生の中でもトップクラスではないかなと」と振り返っていたが、データでもその異次元ぶりは浮き彫りになった。
ファンも「やっぱり、すごい」「オモシロイ」「大谷さん、別格の飛距離!」「お見事」などと称えていた。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 17:21
阪神は25日、甲子園で行われる26日からのヤクルト3連戦について、前売りで完売し当日券は販売しないと発表した。
2024年04月25日 17:14
「ウエスタン、阪神6−1中日」(25日、鳴尾浜球場)
阪神は高橋が肘などの手術から2度目の先発で1回3安打1失点2奪三振。「腕の状態的に、前回よりいいかなって感じ」と収穫の1イニングとなったことを明かした。二回から登板したビーズリーは今季最長の7回を1安打無失点、初めて連投したベタンセスは1回無失点2奪三振とともに好投。好調の中日打線を封じ込め、和田2軍監督は「よかった。球の強さもキレもありながら」「落ち着いて今日が一番安定感もあった」などと2人の投球を評価した。
打線は戸井が3月24日以来となる複数安打で発の3安打を記録し1打点と活躍した。
和田2軍監督の一問一答は以下の通り。
−先発の高橋は2度目の登板。
「いや、よかったよ。最初の左翼線に落ちたやつか。あれはもうアンラッキーというか。しっかり、いろんな条件を頭に入れてれば捕れた打球だと思うし。そこでちょっとしんどくなっちゃったけど、あと他の球はそんな悪くないし。前回同様の球を投げててたんじゃないかな」
−今後、投球イニングは増えるか。
「いや、まだまだ。もう一回ぐらいね。1回だけ。それぐらいちょっと念には念を入れながら、前に進んでいこうと思ってます」
−基本的には先発で。
「いやね、できればっていうところはあるけど、全部が全部っていうわけにはね。他のピッチャーもいるし、なるべくそういう配慮はしていきたいとは思うけど」
−ビーズリーは7回1安打無失点。
「いや、よかったよ。あの球の強さもキレもありながら。もう、ほんとにいつもだけどね向かっていく姿勢というかね。ちょっと力みすぎて、引っかけてしまったりね。制球がちょっと乱れることがあるかもしれないけど、それでもしっかりその後、修正してね。きっちり投げられてたんで、状態自体は非常にいい感じじゃないかな」
−イニング数は徐々に伸ばしてきた。今後は今回と同じようなイニングをずっと投げながらか。
「先発してないから、ちょっと感じは違ったかもしれないけど。やっぱ今日も本人がね、100球ぐらい、近いところを投げたいっていうことで。試合展開にもよるんだけど。1安打かな。しっかり投げることができたんで。次回もそういう感じになってくるよね。先発しながら、いけるとこまでという」
−ベタンセスは初めて連投だった。
「今日は連投テストっていうところで。どんな展開でもいかそうとは思ってたんだけど。ほんとに投げるたびにというかね、落ち着いて今日が一番安定感もあったし。球自体は、もう最初の登板から良かったけど、だんだんこう、落ち着いてきて、制球もまとまってきてるんでね。うん、非常に楽しみだよね」
−ミエセスは遠征に帯同する。
「もう制約っていうか、ここまでっていうあれ(制約)は取れたんでね。あとは体力の問題もあるから、全部がフル出場っていうことは、現時点ではないけど。少しずつ、打席であったり、守備につくね、回数であったり。そういうところが増えてくというか、増やしてくというか。試合の体力を取り戻さないといけないんでね。そこら辺のところ、頭入れながら起用していきます」
−井坪や中川といった若い選手も躍動した。
「戸井も含めて、山田の守備にしてもそうだし、やっぱりそこらへんの選手が。中心にはね、1軍クラスの選手が何人かね、座ってるけど。やっぱりここにいる若い選手がね、躍動しながらゲーム出られたら。毎日、出られるわけではないけど、出た時にしっかり。毎日ね、簡単に結果が出るような世界じゃないけど。そういうことをね、求めながら、やっぱりもう前を向いてね、やってってほしい中で。うん、今日の試合に関してはね、そういう気持ちがゲームでも現れてたし、やっぱりそうやって勝ちに貢献していくことでね、力が付いていくと思うんでね。なるべくね、試合も、そういう勝ちゲームというよりも、そういう接戦をしながら、うん、経験を積ましていきたいなとは思ってます」
−明日の先発は。
「(西)純矢」
2024年04月25日 17:04
大谷はナショナルズ戦で、もう少しで本塁打というフェンス直撃二塁打を放った
■ドジャース 11ー2 ナショナルズ(日本時間25日・ワシントンDC)
ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場し、6打数3安打2打点。3本の二塁打を放って勝利に貢献した。9回の第6打席には、あと少しで本塁打というフェンス直撃二塁打を放ち、大谷やチームメートの表情が、ファンの間で「悲しそう……」などと話題になっている。
6点リードの9回2死一、三塁、大谷が放った飛球は左中間フェンスを直撃。この日3本目の二塁打となった。もう少しで3試合連続の7号だった打球は、飛距離386フィート(約117.7メートル)。MLB公式のデータサイト「ベースボール・サバント」によると、この一打はメジャー5球場で本塁打。その1つにドジャースタジアムも含まれていたという。
“幻”となった本塁打に、大谷は塁上で悔しそうな笑みを浮かべ、手をふりふりのパフォーマンス。中継で映されたベンチの同僚たちも、大谷のパフォーマンスに呼応しながらも苦笑したり、悔しそうに手を叩いたりするなど、残念そうなリアクションを見せていた。
この様子にSNS上のファンも“共感”。「ちょっとガッカリしながらダンス」「がっかり笑顔」「笑顔の中にガッカリが表現されてる」「表情(笑)」「分かる!」といったコメントを寄せていた。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 16:51
ロッテは25日、4月27日から29日楽天戦(いずれもZOZOマリンスタジアム 14時00分試合開始)の3日間限定で、マリキャンコラボグルメを販売することになったと発表した。
「マリキャン」とは、2023年12月にオフシーズン特別企画として球団公式YouTubeで公開したアウトドアのキャンプ企画であり、動画内で「隊長」と呼ばれるほどキャンプ好きである澤田圭佑投手を筆頭に、美馬学投手、唐川侑己投手、益田直也投手、荻野貴司外野手の5名で発足された千葉ロッテマリーンズのキャンプ部で。
今回は、動画内で選手たちが作った料理を再現した5品を球場外周のマリキャングルメ特設販売ブース(球場外周サブストリート横)にて販売。
▼ 澤田圭佑投手コメント
「マリーンズに入団して1年目のオフに、まさか大先輩たちとキャンプに行けるとは思いませんでした!そして今回は、その時先輩たちに振舞った僕のキャンプ飯が球場グルメになるなんて驚きです!先輩たちみんな『美味しい』と言って食べてくれたので、ファンの皆さんも球場でぜひ食べてみてください!」
▼ 商品詳細一覧
・澤田隊長の特製玉子入り豚バラ豆苗丼:1,200円
・ボッチャチャンピオン美馬っちのカルボナーラ風:1,200円
・山の人荻野と益田料理長の「にんにくを効かせた目玉焼きが乗った牛肉ガーリック丼」:1,200円
・成田王子のチーズフォンデュ風ソーセージ野菜:800円
・澤田隊長と美馬っちの男飯ホットドッグ(2個セット):1,000円
2024年04月25日 16:46
ロッテは25日、4月24日にZOZOマリンスタジアムで兵庫県丹波篠山市、岩手県大船渡市、青森県三沢市、北海道苫小牧市の各4市と2024シーズンのオフィシャルスポンサー契約を締結したと発表した。
2024年04月25日 16:36
「DeNA3−5阪神」(24日、横浜スタジアム)
阪神が雨中の熱戦で逆転勝ちを収めた試合で珍しいシーンがあった。
2点を追った九回。代打・糸原の左前打に続いて右前打を放ち、その後、大山の中前打で同点のホームを駆け抜けた近本。なおも無死満塁でノイジーが勝ち越しの押し出し四球を選んだ瞬間、三塁側ベンチで大きく口を開けて吠え、感情をむき出しにするシーンがあった。さらに木浪が左前適時打を放ち、5点目を奪った場面でも、同様のシーンが繰り広げられた。
近本といえば、本塁打やタイムリーを打っても喜びの感情を前面に出すことは珍しく、一方でボールだと見送った1球をストライクと判定されたり、打ち取られた場面でも怒りの表情を出すことも少ない。
かつてのイチローがそうであったように、試合中のプレーに一喜一憂したり、喜怒哀楽を表すことが少ないタイプの選手であると見られてきた。だが、6回までノーヒットノーランを続けてきた伊藤将が七回に逆転を許し、このままでは敗戦投手になってしまう展開をひっくり返した試合内容に、内面に宿る闘争心が表に出た。非常にレアな瞬間だった。
2024年04月25日 16:24
西川株式会社が公式YouTube動画を投稿、大谷の新企画を発表した
ドジャースの大谷翔平投手と睡眠コンディショニングサポート契約を結ぶ、寝具を扱う西川株式会社が25日、公式YouTube動画を投稿。大谷が小学生?大学生団体に計約2500本のマットレスを無償でプレゼントする「大きな夢をみようプロジェクト」を行うと発表した。大谷は動画にも登場し、自筆の「いっぱい寝よう!」のメッセージも公開している。
動画に登場している大谷は「僕が自分のために小さい頃から大切にしていたのは睡眠です。しっかりした睡眠があったからこそ、いつも前向きな行動が実現できているんじゃないかなと思っています。ぜひ皆さんにも、この“エアー”で良い睡眠をとってもらい、一緒に大きな夢を見てもらいたなと思っています」と眠ることの重要性を伝えた。
「そこで僕も長年愛用しているnishikawaエアーマットレスを日本中の子どもたちに、僕から無償提供したいなと思っています。皆さん、ぜひ応募してもらって、もっともっと大きな、そして良い夢を見られると嬉しいです」
動画の最後には大谷の自筆の「いっぱい寝よう!」のメッセージが紹介されている。「大きな夢をみようプロジェクト」として小学生?大学生団体に計約2500本をプレゼントする。新たな大谷の大型企画にファンは「でました太っ腹谷」「最高です! 日本の宝です!」「子供達に夢を与えるのは大人の役目だけど、何もそこまでしなくても……」「またまたビッグプロジェクト!?」「学生に戻りたい」などとコメントしている。
最近の大谷は全国の小学校に3つずつ、合計約6万個のジュニア用グラブを贈呈した他、能登半島地震への寄付、総合教育・生涯学習機関で英会話大手ECCとの共同プロジェクトで子供たち100人を米留学に招待するなど、数々の社会貢献活動が話題となっていた。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 16:08
ロッテの中村稔弥は今季初登板となった4月6日のオリックス戦で2回を投げ4失点したが、4月12日の楽天戦から現在3試合連続で無失点に抑えている。
24日のソフトバンク戦では0−10の5回二死一塁で登板し、近藤健介をレフト・荻野貴司のファインプレーもあり左飛に打ち取ると、イニングまたぎとなった6回は二死後、甲斐拓也、牧原大成に連打を浴びたが、川村友斗を空振り三振に斬って取り、1回1/3・32球を投げ、2安打、2奪三振、無失点だった。
◆ ストレートを磨く
中村稔弥は今季に向けて、「真っ直ぐを速くというイメージでやってきたんですけど、ランニングを重点的にやってきました。体幹であったり、中日の小笠原のところに行ったので、(昨年12月は)槍投げのトレーニングにも行っていました。そういうトレーニングもあって真っ直ぐの精度は上がってきているのかなと思います」と、昨年12月はやり投げのトレーニングで真っ直ぐの質を高めた。
年が明けてからはチームメイトの田村龍弘、佐藤都志也と自主トレ。12月に教わったトレーニングを継続して行いながら、田村、佐藤との自主トレでは「体幹、柔軟性、ランニング。ピッチングもしっかり受けてもらっていました」と体力強化に励んだ。
練習試合は2月23日の楽天との練習試合で3回を投げ4失点したが、そのほかの3試合は無失点に抑えるなど、4試合・9イニングを投げ、6被安打、2奪三振、2与四球、防御率は4.00。オープン戦も3月6日のDeNA戦で3失点したが、そのほかの4試合は無失点に抑え、5試合・5イニングを投げ、防御率5.40だった。
オープン戦を終えた段階でストレートに関して「去年の後半よりもストレートを投げる割合を増やしていて、ストレートあっての変化球だと思うので、そういう面ではしっかり打者に投げられているのかなと思います」と話し、スピードについても「徐々に球速も上がってきたので、いい感じかなと思います」と手応えを掴んでいた。
今季の中村を見るとカウント球で、「やっぱりまっすぐが速くないので、カーブを使って緩急使って投げていくのが大事かなと思って投げています」と、90キロ台のカーブを投げる。昨年までは90キロ台のカーブよりももう少し速いカーブと、ハーマンから教わったカーブの2種類を投げていたが、90キロ台のカーブを投げるようにした理由については特にないとのことで、「ストライクを取る感じで投げています」とのことだ。
開幕はファームスタートとなったが、4月5日に昇格。ここまでの投球に、「最初点を取られたんですけど、取り返すしかないので、無失点に抑えることだけ考えて投げています」と決意。
4失点したが、4月6日のオリックス戦で安達了一を見逃し三振に仕留めたインコースのストレート、中川圭太を見逃し三振に仕留めた144キロのストレートは良かった。右打者のストレートについて「右バッターに対して昨年よりインコースに投げられていると思います」と明かした。こだわってきたストレートもシーズンが始まってから、「いい感じで投げられている」と好感触。
今季もここまでビハインドゲームでのロングリリーフの登板が中心になっているが、試合を立て直す意味でも重要なポジション。今後に向けて、「まだ前半でどうなるかわからないので、とりあえず無失点に抑えたいです」と誓った。
取材・文=岩下雄太