2022年08月11日 05:23
スペインは歴史的に対立しているいくつかの民族で構成されている国だ。またジョークが大好きで、自分も笑いの対象にする、たくさんの陽気な人たちが住んでいる国でもある。 そんな中、一般的なのはある地域の人たちが他の地域の人たちのことをイジり、それぞれのアイデンティティを掲げることだ。よくあるジョークのひとつに、バスク人に関してのものがあり、横柄で、粗暴で、大げさな人間として描写されることが多い。不思議なことに、すべてのバスク人がその定義のされ方に納得しているわけではなく、より正確かつ的確な表現をすれば、ビルバオの人々に当てはまる。 もちろん物事を一括りにすることは良くないが、レアル・ソシエダの本拠地、サン・セバスティアンを県都とするギプスコアの人々は、慎重で控えめなことで知られ、隣人(ビルバオの人々のこと)と異なることを誇りとし、一緒にされることに抵抗を感じている。 バスクサッカーの熱く激しいライバル対決へようこそ――。100年以上にわたってお互いがお互いをライバル視しながら、競い合ってきたアスレティック・ビルバオとレアル・ソシエダによるダービーは友好的な雰囲気に包まれることで知られる。両クラブのファン同士がキックオフまで同じ時間を共有し、それぞれのチームのユニホームを着たカップルが並んで座る光景を目にすることも珍しいことではない。 選手たちの間でも、バスク代表の一員として子供の頃から一緒にプレーした者は少なくなく、その後も良好な関係を保ち続けている。しかし、唯一そんな友好ムードが通用しない場所がある。ピッチ上だ。プレシーズンマッチだからといって関係ない。 5日に行われたダービーも、エルネスト・バルベルデ、イマノル・アルグアシルの両監督が開幕前のテストマッチに過ぎないと明言していたにもかかわらず、昨シーズンのバスクNO.1チームを決める一戦のように捉えられていた。 ソシエダは午前中にエイバルとのギプスコア・ダービー(1-2)を戦っており、タケ・クボ(久保建英)も万が一の事態に備えてベンチ入りしていた。 結果的にソシエダは、ビルバオに0-1で敗れ、ダブルヘッダーで連敗を喫してしまったわけだが、まず注目は、アルグアシル監督が2試合とも4―3−3を採用したことだ。14日に開催されるカディスとのラ・リーガ開幕戦でも、このシステムが選択する可能性は高いだろう。 その中で、タケはビルバオ戦で右ウイングとして先発出場。青と白のストライプのユニホームに身を纏ってビルバオと戦うことが、特別な出来事であることを悟るのに、さほど時間はかからなかった。ただでさえユーリ・ベルチチェの徹底マークに手を焼いていた中、挨拶代わりに強烈なタックルをお見舞いしたのが大ベテラン、ラウール・ガルシアだった。 タケにとっては非常に難しい試合だった。野次を飛ばすビルバオのベンチ入りメンバーを背に向けながらプレーし、おまけに幾度も相手の激しいプレーの標的になっても、ファウルを取ってもらえなかった。 しかしそんな中でも、物怖じするどころか、ボールを要求し続け、劣勢の展開を打開しようとした。持ち味を発揮できたわけではなかったが、相手GKアンデル・イルへプレスをかけ、あわやというシーンを作るなど沈黙するチームメイトを尻目に、一人気を吐いた。【動画】得意の仕掛けで打開を図る久保&現地記者も注目したGKに猛然とプレスを掛けたシーン とりわけ相手を背にしてボールを受け、一瞬のターンでアドバンテージを得るファーストタッチの正確さと俊敏性は特筆に値する。中央に顔を出すことが多かったのは、ユーリという優秀なDFが前方に立ちはだかっていたこともあるが、タケ自身もサイドに張りっぱなしになるよりも、頻繁にボールに関与したほうが快適にプレーできるからだろう。 後半になると、ソシエダはやや巻き返し、敵陣でプレーする時間帯も増えた。タケも幅広く動きながら、強気の姿勢を持ってプレーし続けた。後方のアンドニ・ゴロサベルのサポートも得て、連携で崩そうと試みたが、惜しむらくは最終局面において閃きや怖さに欠けていたこと。わずかながらゴール前に侵入するシーンもあったが、フィニッシュまで持ち込むことはできなかった。結局、ディエゴ・リコの退場処分でチームが1人少ない状況になったこともあり、タケは残り15分でベンチに下がった。 残念ながら初バスクダービーは不発に終わったが、あらゆる角度から考慮すると、タケがカディスとの開幕戦において右サイドでスタメンに名を連ねるのは間違いないだろう。プレシーズンマッチであっても、ダービーに敗れることは決してジョークでは済まされない。タケもこの日、我々にとってのその譲れない一線を理解できたはずだ。文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア紙)翻訳●下村正幸
2024年04月20日 01:26
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地時間4月19日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)のグループステージ第2戦でUAEと対戦している。
3日前の中国戦(1−0)からスタメン7人を入れ替え。荒木遼太郎、佐藤恵允、藤尾翔太らが新たに先発に入り、藤田譲瑠チマ、松木玖生、細谷真大らはベンチスタートとなった。
連勝を目ざす日本は鋭い出足を見せ、11分に山田楓喜がペナルティエリア手前から左足を振り抜くが、GKハレド・タウヒード・アルモータディの好守に遭う。
さらに20分に荒木が放った鋭いシュートは、クロスバーに阻まれる。
【動画】山本理仁が正確クロス→木村誠二が高打点ヘッド!鮮やかな先制点をチェック
なおも押し込む大岩ジャパンは、27分に先制点を挙げる。CKの流れから、藤田に代わってキャプテンマークを巻く山本理仁が上げたクロスから、木村誠二が打点の高いでヘディングシュートでネットを揺らす。
勢いに乗る木村は34分にも、ペナルティエリア内でセカンドボールに反応し、強烈なシュート。しかし、惜しくもクロスバーを叩き、追加点とはならない。
その後も再三チャンスを作るが、前半のうちに2点目は奪えず。勝てば最終節の韓国戦を前に決勝トーナメント進出が決まるなか、1−0でハーフタイムに入った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 01:22
U-23日本代表は現地4月19日、U-23アジアカップのグループステージ第2節でUAEと対戦している。
会場の日本ベンチ裏のスタンドには、日本代表DF谷口彰悟の姿が。32歳のセンターバックは、プロ入りから一筋でプレーしてきた川崎フロンターレを2023年に離れ、カタールのアル・ラーヤンに移籍。現在もカタールでプレーしている。
【動画】山本理仁のクロス→木村誠二がヘッドで先制弾!
谷口は1−0で勝利した中国戦でも同じようにスタンドで若きサムライたちの戦いを観戦していたが、この日は1人ではなく、横にはU-23日本代表の西尾隆矢がいた。
西尾は中国戦でレッドカードを受けて退場。UAE戦は出場停止でベンチ外となっている。2人は時折、笑顔も見せていた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月20日 00:02
バルセロナ所属元スペイン代表MFは19日、スペインメディア『モビスター・プルス』のインタビューで、「チームは団結している」と強調した。
バルセロナは10日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝ファーストレグでパリ・サンジェルマン(PSG)に先勝。しかし、1点のアドバンテージを得て臨んだ16日のセカンドレグでは、12分にブラジル代表FWハフィーニャのゴールで先制したものの、29分にウルグアイ代表DFロナルド・アラウホが退場すると流れが一変。40分にフランス代表FWウスマン・デンベレに同点弾を奪われると、後半に3失点。ゲームは1−4で終了し、2戦合計4−6でバルセロナは準々決勝敗退となった。
この試合後にドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが、「あのようなプレーにおいては、ボールを確実に奪いにいく必要がある。そうでなければGKに任せなければならない。あれだけの時間を10人で戦ったら終わってしまう」とアラウホへの批判とも受け取れる発言をした
それに対しアラウホは「僕は自分の考えを胸にしまっておきたい。僕には尊重されるべき規範や価値観がある」と語るに留めたが、ギュンドアンとアラウホの関係悪化を指摘する声が出た。
そんななか、バルセロナでキャプテンを務めるセルジ・ロベルトは、インタビューで「ギュンドアンの発言について外部からの騒音はあったけど、ロッカールームでは何もなかった。自分たちは団結している。ギュンドアンは試合で起こったことを説明しただけで、それ以上の意図はない。誰もが勝利を望めているんだ。ギュンドアンはバルセロナに来て以来、ロッカールームをまとめ、チームを良くするためのサポートをしてくれている」と内紛の存在を否定し、チームとして団結していることを説明した。
また、セルジ・ロベルトは関係改善のために、チーム内で特別な会議などは開かれていないとした上で「自分たちは家族なんだ。チャンピオンズリーグで敗退すれば、この規模のクラブでは常に外部からの騒音が発生するものだよ」と話し、続けて「ロッカールームが分裂しているという記事を読んだけど、実際には自分達はとても団結している。日曜のレアル・マドリードとの試合を決勝戦のように戦う準備ができている」と話し、バルセロナがチーム一丸となってエル・クラシコに臨むと強調した。
2024年04月20日 00:02
U-23日本代表は現地4月19日、U-23アジアカップのグループステージ第2節でU-23UAE代表と対戦する。
2024年04月20日 00:00
今季のドイツ・ブンデスリーガを圧倒的な力で制覇したレヴァークーゼン。シャビ・アロンソ監督が率いたチームはエキサイティングなサッカーでバイエルンの牙城を崩してみせた。
そのレヴァークーゼンでプレーした経験を持つ日本人選手が細貝萌だ。2011年夏に加入し、1年アウグスブルクへと貸し出されたあとで本格的に合流。1シーズンを戦ってヘルタ・ベルリンへと移籍している。
今回はそんな細貝萌とともにプレーしたベストチームメイトを10名選んでみた。 アレク・ミリク
細貝萌とともにプレーしたチーム:レヴァークーゼン
他に所属した主なクラブ:アヤックス、ナポリ、マルセイユ、ユヴェントス
国籍:ポーランド
レヴァークーゼンでは半年で6試合しか出場しなかったものの、その後アヤックスで大ブレイク。ナポリでさらに評価を高め、マルセイユを経てユヴェントスへと移籍したポーランドのストライカーだ。アンドレ・シュールレ
細貝萌とともにプレーしたチーム:レヴァークーゼン
他に所属した主なクラブ:チェルシー、ヴォルフスブルク、ボルシア・ドルトムントなど
国籍:ドイツ
マインツから2011年にレヴァークーゼンへと加入したドイツ代表のウイング。優れたスピードとチャンスメイクを武器に活躍し、2013年にはチェルシーへと引き抜かれた。29歳の若さで現役を離れ、現在は投資家をやりながら登山やマラソンに取り組む。シュテファン・キースリンク
細貝萌とともにプレーしたチーム:レヴァークーゼン
他に所属した主なクラブ:ニュルンベルク
国籍:ドイツ
ドイツ代表ではあまりプレーできなかったが、レヴァークーゼンで12年を過ごしたブンデスリーガ屈指のストライカー。190cmの長身を生かしたターゲットマンでありながら、得点力も非常に安定したものを持っていた。ダニ・カルバハル
細貝萌とともにプレーしたチーム:レヴァークーゼン
他に所属した主なクラブ:レアル・マドリー
国籍:スペイン
レアル・マドリー育ちであるが、2012年にレヴァークーゼンへと完全移籍してドイツでブレイク。1年後には買い戻しオプションが行使され、スペインに戻った。その後は常にサンティアゴ・ベルナベウで重用される職人サイドバックに。ミハル・カドレツ
細貝萌とともにプレーしたチーム:レヴァークーゼン
他に所属した主なクラブ:スパルタ・プラハ、フェネルバフチェなど
国籍:チェコ
細貝萌が所属していたころのレヴァークーゼンでは出番が少なかったが、それまでは長くレギュラーを務めていたチェコ代表のセンターバック。EUROに3回出場した名ディフェンダーで、39歳の今もスロヴァチュコで現役を続けている。レナト・アウグスト
細貝萌とともにプレーしたチーム:レヴァークーゼン
他に所属した主なクラブ:北京国安、コリンチャンス、フラメンゴ
国籍:ブラジル
ブラジル代表で32試合に出場した名MF。中国の北京国安時代にもセレソンに選ばれるなど高い信頼を受けた。レヴァークーゼンでは実力を見せながらも怪我が多く、2008年から2013年1月まで所属したあとコリンチャンスへと移籍した。ヴェダド・イビシェヴィッチ
細貝萌とともにプレーしたチーム:ヘルタ・ベルリン
他に所属した主なクラブ:PSG、ホッフェンハイム、シュトゥットガルト、シャルケ04など
国籍:ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
エディン・ジェコと並ぶボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表の名ストライカー。国際Aマッチ83試合28ゴールの実績を持つ。2015-16シーズンにシュトゥットガルトからヘルタ・ベルリンへと期限付き移籍し、26試合で10ゴールを決めた。サロモン・カルー
細貝萌とともにプレーしたチーム:ヘルタ・ベルリン
他に所属した主なクラブ:フェイエノールト、チェルシー、リール、ボタフォゴなど
国籍:コートジボワール
フェイエノールトで大ブレイクし、2006年から2012年まで長くチェルシーで活躍した名ウインガー。2014-15シーズンにリールからヘルタ・ベルリンに加入し、ドイツでは常に主力としてゴールを量産し、5シーズン半を過ごした。その後ボタフォゴで本田圭佑と同僚に。レヴァン・コビアシヴィリ
細貝萌とともにプレーしたチーム:ヘルタ・ベルリン
他に所属した主なクラブ:フライブルク、シャルケ04など
国籍:ジョージア
シャルケ04では内田篤人と両サイドを組んだこともあるジョージア代表100試合出場の経験を持つ名左サイドバック。ヘルタでは2010年から所属したが、2012年の残留プレーオフで相手を殴って7ヶ月の出場停止を受けたことも。現在はジョージアの国会議員。バンジャマン・パヴァール
細貝萌とともにプレーしたチーム:シュトゥットガルト
他に所属した主なクラブ:バイエルン、インテル
国籍:フランス
これぞ世界トップ!本田圭佑の「最強の同僚ベストイレブン」
リールで若くしてブレイクし、その後シュトゥットガルトにやってきたフランス人DF。ワールドカップ2018での信じられないようなゴールで話題を集め、その後バイエルン・ミュンヘンへと引き抜かれている。
2024年04月19日 23:50
以前から何度か浮上してきた話題だが、リヴァプールは今夏にレアル・ソシエダMF久保建英獲得へ動く可能性があるとされている。
リヴァプールの右ウイングにはモハメド・サラーがいるが、22歳の久保はその後継者候補というわけだ。
久保が加入した場合、リヴァプールに何をもたらすのか。『One Football』はそのクオリティを絶賛しており、リヴァプールに獲得へ本腰を入れるべきと主張する。
「久保はリヴァプールの攻撃陣にさらなるゴールと創造性をもたらすことが期待できる。彼はアンフィールドでレギュラーの座を争うのに必要な素質を備えている。久保の才能は、将来的にリヴァプールがあらゆるタイトルを狙ううえで役立つかもしれない。22歳の彼には明るい未来が待っており、いつかワールドクラスのウインガーに成長する可能性がある。リヴァプールは今夏の移籍市場で彼との契約へ集中するべきだろう」
ソシエダで久保は大きく成長しており、今季はラ・リーガで7ゴール3アシストを記録。チャンピオンズリーグの戦いも経験し、選手としてかなりレベルアップした印象だ。
リヴァプールへのステップアップは興味深い選択肢だが、今夏に久保争奪戦は起こるか。
2024年04月19日 23:30
AFC U23アジアカップ カタール2024
■グループB第2節
会場:ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム/4月19日(金)24:30試合開始
アジアサッカー連盟(AFC)は19日、同日に行われる「AFC U23アジアカップ カタール2024」のグループB第2節・U−23UAE代表戦に臨むU−23日本代表のスターティングメンバーを発表した。
パリオリンピック2024(パリ五輪)の出場権がかかる今大会、U−23日本代表を率いる大岩剛監督は、初戦のスタメンからから7名を変更。連戦となったのは、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)とDF関根大輝(柏レイソル)、MF山本理仁(シント・トロイデン/ベルギー)、MF山田楓喜(東京ヴェルディ)の4選手だが、山本は退場者が出たこともあり前半早々にピッチを退いていた。
システムは2列目中央にFW荒木遼太郎(FC東京)を配する「4−2−3−1」か、初戦同様の「4−1−4−1」か。試合は24時30分にキックオフ。試合の模様はNHK総合で全国生中継され、DAZNとNHKプラスにてライブ配信される。
■U−23日本代表
<スタメン>
▼GK
1 小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)
▼DF
4 関根大輝(柏レイソル)
15 鈴木海音(ジュビロ磐田)
5 木村誠二(サガン鳥栖)
21 大畑歩夢(浦和レッズ)
▼MF
7 山本理仁(シント・トロイデン/ベルギー)
6 川颯太(京都サンガF.C.)
11 山田楓喜(東京ヴェルディ)
13 荒木遼太郎(FC東京)
10 佐藤恵允(ブレーメン/ドイツ)
▼FW
9 藤尾翔太(FC町田ゼルビア)
<ベンチ>
▽GK
12 野澤大志ブランドン(FC東京)
23 山田大樹(鹿島アントラーズ)
▽DF
2 半田陸(ガンバ大阪)
16 内野貴史(デュッセルドルフ/ドイツ)
22 高井幸大(川崎フロンターレ)
▽MF
8 藤田譲瑠チマ(シント・トロイデン/ベルギー)
14 田中聡(湘南ベルマーレ)
17 松木玖生(FC東京)
20 平河悠(FC町田ゼルビア)
▽FW
18 内野航太郎(筑波大学)
19 細谷真大(柏レイソル)
<出場停止>
3 西尾隆矢(セレッソ大阪)
2024年04月19日 23:14
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地時間4月19日、カタールで開催されているU-23アジアカップのグループステージ第2戦でUAEと対戦する。
2024年04月19日 23:13
U-23日本代表は現地4月19日、U-23アジアカップのグループステージ第2節でU-23UAE代表と対戦する。
会場のジャシム・ビン・ハマド・スタジアムに到着し、ピッチ脇に出てみると、足に何やら風が当たると感じた。よく見てみるとスタンドの下に丸い大きな穴が空いており、そこから、中国戦ではなかった非常に冷たい強風が出ている。
現地時間18時30分キックオフの試合から約1時間前の現在の気温は31度だが、日が暮れると25度くらいまで下がると予想され、風もあって比較的涼しい気候になる。それに加え、この強冷房なので、試合中の選手たちを寒さが襲うことになるかもしれない。
【PHOTO】好調ぶりをアピール!カタールでトレーニングを続けるU-23日本代表・荒木遼太郎を特集!
前日、同じ会場のヨルダン対カタールを取材したカメラマンの話では、その取材時にも冷房が効いていたようで、“上着は必須”とのアドバイスがあった。
中東のカタールらしからぬ寒さ中で行なわれるかもしれない日本対UAEは、日本時間19日の24時30分キックオフだ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月19日 23:00
トッテナムはバイエルンに所属するドイツ代表FWセルジュ・ニャブリの獲得レースに参加する可能性があるようだ。英『Football 365』が報じている。
ニャブリは2017年にバイエルンに加入後、公式戦235試合に出場し86ゴール52アシストをマークしており、バイエルンの主力選手の1人としてプレイしてきた。しかし今シーズンは怪我に悩まされており、ここまでは公式戦17試合で5ゴール1アシストとなっている。CLラウンド8・1stレグのアーセナル戦で得点を奪うも再び負傷してしまい、離脱を強いられることとなった。
現行契約では2026年までとなっているが、ジェイドン・サンチョの後任として興味を持っているマンチェスター・ユナイテッドに続いて、さらなる戦力アップを図るトッテナムも今夏の獲得に興味を示しているようだ。
英『Sky Sports』によると、バイエルンはオファー次第では売却の可能性もあるようだが、同選手は今夏にバイエルンに残る可能性が高いという。その理由としてはニャブリがバイエルン残留を望んでいるからとのこと。現在ニャブリはバイエルンで、1500万ユーロ(約24億7000万円)を超える年俸をもらっており、バイエルンでの生活や給与面に満足しているようだ。そのため、同選手を獲得するためにはこの待遇を超えるオファーでなければ、バイエルンから連れ出すことは厳しいという。
トッテナムは昨夏同様に、さらなるチームレベルの底上げのために今夏も積極的な補強を画策しているようだが、ニャブリの獲得は厳しいかもしれない。
[速報]バイエルン先制点!
#UEFAチャンピオンズリーグ#バイエルン vs #アーセナル
準々決勝 2nd leg
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両チーム一歩も譲らない試合展開の中#キミッヒ が
ヘディングでゴールを決める!!
\
ABEMAでWOWSPOに登録して
世界最高峰のスポーツを楽しもう!#ABEMAdeWOWSPO #WOWSPO— アベマサッカー (@ABEMA_soccer) April 17, 2024
2024年04月19日 22:40
パリ・サンジェルマンからはネイマール、リオネル・メッシが去り、ネームバリューという点では少々物足りないチームとなった。
しかし、スター路線からの脱却こそPSGに必要なものだったのかもしれない。PSGはチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグでバルセロナを4-1と撃破してベスト4入りを決めたが、伊『Gazzetta dello Sport』は今のPSGを「戦士のチーム」と評している。
この戦士のチームを作り上げたのは、指揮官ルイス・エンリケだ。現チームではFWキリアン・ムバッペがスターとして君臨しているが、ムバッペの周りにはハードに戦える選手がいる。チームのバランスはまずまずと言えよう。
「エンリケのPSGと過去のPSGとの大きな違いがファイトするところにある。昨季まで、特に昨季に関しては何よりもメッシ、ネイマール、ムバッペといったスターが中心だった。今ではすべてが変わった。PSGのユニフォームのためなら何でもする準備ができている戦士のチームを望むアル・ケライフィ会長の構想が初めて現実となったのだ。しかし、それはケライフィの意志によるものではなく、エンリケによるものだ。PSGは、スタイルに適応しない選手は誰でも犠牲にするという監督を確保した」
準々決勝のバルセロナ戦はホームで行われた1stレグを2-3で落とす苦しいスタートだったが、PSGの選手たちは諦めなかった。
ベスト4ではドルトムントとの対戦だが、ドルトムントは決して優勝候補というわけではない。戦力的にはムバッペを抱えるPSGの方が優位とも言える。決勝進出も見えてきているが、ムバッペを頂点に戦えるチームとなったPSGに歓喜は訪れるか。
2024年04月19日 22:40
16日に行なわれたU23アジアカップの日本代表対中国代表の試合は、西尾隆矢が前半のうちに退場するというイレギュラーな内容となった。
2024年04月19日 22:03
スペインメディアの『マルカ』は19日、現役時代レアル・マドリードなどで活躍したメスト・エジル氏がレアル・マドリードとバルセロナの「エル・クラシコ」について語ったインタビューを掲載した。
現在35歳のエジル氏は、トルコ系移民3世としてドイツのゲルゼンキルヒェンに生まれ、2006年8月に地元クラブのシャルケでプロデビューを果たした。2008年1月に加入したブレーメンでさらに評価を高めると、2010年8月にはレアル・マドリードへと完全移籍。レアル・マドリードでは3シーズンの在籍で公式戦通算159試合に出場し、27ゴール81アシストを記録。魔法の左足から数々のチャンスを生み出し、2011−12シーズンのラ・リーガ制覇などに貢献した。その後、エジル氏はアーセナル、フェネルバフチェ、イスタンブール・バシャクシェヒルでプレーし、2023年3月に現役を引退した。
エジル氏は自らが経験したエル・クラシコについて問われると「あの時代のサッカー界で最も重要な試合だった。自分たちにとっては残念なことだけど、あの当時のバルサはおそらく史上最高のバルサだった。ペップ(ジョゼップ・グアルディオラ監督)のバルサは異次元の強さで、現在のバルサとは明らかに異なっていた」と以前のエル・クラシコがとてもハイレベルで難しい試合であったことを説明した。
その上でエジル氏は「現在、世界の注目はリヴァプール対マンチェスター・シティや、その他のプレミアリーグの試合に集中している。エル・クラシコの世界的な地位が落ちてしまっているのは残念なことだよ。けど、それはレアル・マドリードのせいじゃない。レアル・マドリードは現在も間違いなく世界最高のチームのひとつだからね。問題はポテンシャルを失ってしまったバルサだよ」と話し、バルセロナが以前のような圧倒的な強さを失ったことが、サッカー界におけるエル・クラシコのプレゼンス低下につながっていると説明した。
また、エジル氏は、21日にレアル・マドリードのホームで行われるラ・リーガ第32節について「間違いなく勝利に近いのはレアル・マドリードだ。バルセロナも戦い、勝とうと試みてはいるけどね。バルセロナにはどのポジションにも優れた選手がいる。けど、今シーズンは怪我人が多すぎる。思うにバルセロナは、自分自身と自らのミスに焦点を当てるべきだと思う。審判にいつも文句を言うのではなくね。そんなことをしても、役に立たない。一方のマドリードは素晴らしいシーズンを送っている」と両チームの印象を語った。
なお、ラ・リーガ第32節レアル・マドリードとバルセロナの試合は、4月21日の28時(日本時間)にキックオフ予定。日本では、「DAZN(ダゾーン)」と「U-NEXT(ユーネクスト)」で配信される。
2024年04月19日 22:00
ライプツィヒに所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコは今夏の去就が注目されている選手の1人だ。
今シーズンよりライプツィヒでプレイする同選手は、ここまで公式戦37試合で13ゴール2アシストをマークしている。20歳の将来が注目されているストライカーは身長194、体重85の恵まれたフィジカルも魅力の選手だ。
マンチェスター・ユナイテッドやチェルシーといったクラブが動向を注目している中、英『Evening Standard』によると、アーセナルもターゲットとして本格的に監視をしているようだ。
アーセナルは今夏にトップクラスのストライカーの獲得に動くと予想されており、イヴァン・トニーやヴィクトル・ギェケレシュなど様々な選手の噂が飛び交っている。トップクラスのストライカー獲得には多額の資金が必要だと考えられているが、シェシュコには今夏から有効となる4300万ポンド(約82億円)の契約解除条項があり、これはアーセナルにとっても魅力的な数字だ。
アーセナルは今夏にストライカー、中盤、左サイドバックの補強を検討しているようだが、中でも大きな注目となっているのがストライカーの獲得だ。昨夏に続き、今夏もビッグディールを狙っているアーセナルだが、CFのポジションに最も資金を注ぎ込む可能性が高いと考えられている。
シェシュコはまだ1シーズンしかライプツィヒで過ごしていないが、すでにプレミアリーグのビッグクラブが目を光らせている。トップクラスのCFの需要が高まる中、シェシュコを巡って争奪戦が繰り広げられるのか、注目だ。
2024年04月19日 22:00
ワールドカップ出場権をかけたアジアカップに臨んでいるフットサル日本代表。
4月18日(木)の初戦ではキルギスに2-3で敗れてしまったが、すぐに20日(土)の韓国戦、そして22日(月)のタジキスタン戦がやってくる。
木暮賢一郎監督率いる日本代表の逆襲を願いつつ、今大会の出場メンバー14名+直前に負傷離脱した3名が現在履いているフットサルシューズを調べてみた。GK(ゴレイロ)2.黒本ギレルメ(しながわシティ)
着用シューズ:アスレタ O-Rei Futsal A002 1.ピレス・イゴール(バルドラール浦安)
着用シューズ:デスポルチ テッサライト ID PRO 2フィウーザ・ファビオ(湘南ベルマーレ)
着用シューズ:ホマ トップフレックスFIXO(フィクソ)4.石田健太郎(バルドラール浦安)
着用シューズ:アスレタ O-Rei Futsal T007_2.03.山田凱斗(インテル・モビスターFS/ESP)
着用シューズ:デスポルチ ボアビスタ KI PRO 211.安藤良平(名古屋オーシャンズ)
着用シューズ:ミズノ モレリアINオリベイラ・アルトゥール(深圳南嶺鉄狼/CHN)
着用シューズ:ホマ トップフレックス リバウンドALA(アラ)6.吉川智貴(名古屋オーシャンズ)
着用シューズ:アシックス デスタッキ K FF13.長坂拓海(バルドラール浦安)
着用シューズ:アスレタ O-Rei Futsal A0028.堤優太(しながわシティ)
着用シューズ:アスレタ O-Rei Futsal T007_2.012.甲斐稜人(名古屋オーシャンズ)
着用シューズ:アシックス デスタッキ K FF10.金澤空(名古屋オーシャンズ)
着用シューズ:デスポルチ ボアビスタ KI PRO 17.山中翔斗(ペスカドーラ町田)
着用シューズ:デスポルチ サンルイス KI PRO 25.仁部屋和弘(バサジィ大分)
着用シューズ:アディダス プレデター フリーク.3 L INPIVO(ピヴォ)14.新井裕生(しながわシティ)
着用シューズ:アスレタ O-Rei Futsal A0029.平田ネトアントニオマサノリ(インダストリアス・サンタ・コロマ/ESP)
着用シューズ:アディダス トップサラ清水和也(名古屋オーシャンズ)
着用シューズ:ヒュンメル アピカーレ5 SL WIDE PG LIMITED
デスポルチ勢を中心に別注モデルを履いている選手も多く、その場合はベースになっていると思われるシューズを記載した。
冨安も続け!実は「アシックスのスパイク」を履いていたレジェンド級サッカー選手たち
着用選手最多は5名のアスレタ。2位は4名のデスポルチと、Fリーグでも人気の両メーカーが日本代表でもトップ2を占める結果となっている。