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2022年08月11日 07:02
レアル・ソシエダの主軸のひとりであるスペイン代表MFミケル・メリーノが、久保建英ら移籍してきた選手たちについて語った。ソシエダの地元紙『EL DIARIO VASCO』が8月10日付けで伝えている。 ソシエダは今夏、久保に加え、スペイン代表MFブライス・メンデス(←セルタ)、フランスU-21代表FWモハメド=アリ・チョ(←アンジェ)と3人のアタッカーを迎え入れた。 オーバーエイジ枠で東京五輪にも出場し、ソシエダでは中盤の要であるメリ―ノは、その新戦力トリオについて、「とてもクオリティが高い」と称え、こう続けている。【動画】ファン興奮! 久保建英と勝負をし、笑顔を見せるダビド・シルバ 「彼らは人間性もよく、謙虚で、常にチームに貢献している。適応することができるだろう。僕たちには明確なシステムがあり、決まりごとがあるので、来てすぐにアジャストすることは不可能だけど、彼らはすぐにそれを掴むだろう」 同僚も期待する久保は、14日のカディス戦で開幕スタメンの座を掴めるか。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 20:18
ドイツ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフの公式Xは4月23日、田中碧の練習合流を報告した。
在籍3年目の田中は、今季のリーグ戦ではここまで26試合に出場し、6ゴール・3アシストを記録。現在3位と1部昇格を目ざすチームで主力として活躍していたが、4日に行なわれたDFBポカールの準決勝・レバークーゼン戦の前に急性虫垂炎の手術を行ない、約3週間ほど離脱していた。
【動画】やっと戻ってきた! ピッチで元気な姿を見せる田中碧
そんな日本代表MFが、ピッチに戻ってきた。元気にトレーニングに励む姿に、SNS上では「おかえりなさい!」「復帰嬉しい!」「回復早い」「無理をせずにやってね」「やっと帰ってきた」「待ってました!」「碧はチームに必要な存在」「残り試合勝ってブンデス昇格しましょ」などの声が上がった。
デュッセルドルフは次戦、28日にシャルケと相まみえる。田中の出番はあるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 20:08
ラツィオの鎌田大地はイゴール・トゥドール監督が招聘されて以来、劇的に立場が変化した。
マウリツィオ・サッリ前監督の下では出番に恵まれなかったが、トゥドール就任以後はリーグ戦では全試合で先発出場。4月19日に行なわれたセリエA第33節のジェノア戦(1−0)では、第4節以来約7か月ぶりとなるアシストで決勝点を演出している。
【動画】伊メディアが絶賛した鎌田の絶妙アシスト
前政権下で、腐らずにコンディションを維持してきた鎌田が称賛に値するのはもちろんだが、抜擢したクロアチア指揮官の手腕もまた見事だ。
現地メディア『Eurosport』は、「トゥドールは布陣の中心に置き、彼を再生させた。今のところ、その選択は報われている」と称えている。
現地4月23日、ラツィオはユベントスとのコッパ・イタリア準決勝・第2レグに挑む。アウェーでの第2レグを0−2で落としたなか、指揮官が信頼する鎌田はチームを逆転に導けるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 20:00
かつて元日本代表DF内田篤人氏も在籍していたドイツのシャルケがブンデスリーガ2部で苦しいシーズンを過ごしている。
今季のシャルケは1部復帰を期待されていたが、第30節まで終了した現時点での順位は13位。3部へ自動降格となる17位カイザースラウテルンとは勝ち点6差で、残り4試合の結果次第では昇格どころか降格もあり得るという状況にある。
こうしたシャルケの現状にはOBも心を痛めている。シャルケに2年間在籍し、2010-11シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では内田氏らとともにシャルケをクラブ史上初のベスト4進出に導いたラウール・ゴンサレス氏もその一人のようだ。現在レアル・マドリードのBチームで指揮を執る同氏は、22日にマドリード市内で行われたイベントに出席した際にシャルケについて尋ねられ、以下のように語った。
「もちろん僕は今でもシャルケのことを見ているよ。彼らは常に僕の心の中にある。あのクラブで僕はキャリアの終盤に家族と一緒に素晴らしい時間を過ごすことができた。チャンピオンズリーグではベスト4になって、DFBポカールでは優勝した。そうしたことは、レアル・マドリードのように当たり前に達成できることではないんだ。だから、今のシャルケで起きていること、あの素晴らしいサポーター達に起きていることを思うと、僕は悲しくなる」(ドイツ紙『Bild』より)
「将来再び成功することを願っている」とも語ったラウール氏。その思いは大多数のシャルケサポーターも一緒だろう。クラブ創立1904年、ブンデスリーガ創設前に行われていたドイツ全国選手権優勝7回、DFBポカール優勝5回、UEFAカップ(現UEFAヨーロッパリーグ)優勝1回の実績があり、下部組織からマヌエル・ノイアーやメスト・エジル、レロイ・サネなどを輩出しているシャルケは、間違いなくドイツ屈指の名門。一日も早い復活が待ち望まれている。
2024年04月23日 20:00
34節を消化した今季のイタリア2部セリエBで、現在首位を走るパルマ・カルチョ。
2024年04月23日 19:42
アーセナルの冨安健洋は、チェルシー戦で復帰を果たすのか。
現地時間4月17日に行なわれたチャンピオンズリーグの準々決勝・第2レグ、バイエルンとの一戦で約4か月半ぶりのスタメン出場を果たした冨安。しかし、3日後のプレミアリーグ第34節・ウォルバーハンプトン戦ではメンバー外となった。
この理由について、ミケル・アルテタ監督は「(バイエルン戦で)打撲を負い、少し腫れもあり、このゲームでプレーするにはフィットしていなかった」と説明していた。
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23日にはチェルシーとのホームゲームを控えるなか、アーセナルの地元メディア『football.london』は、冨安が復帰すると予想。さらに、スタメンでの起用を望んでいるようだ。
「夢のシナリオを描くなら、この日本代表DFは絶好調のコール・パーマーを止めるのにはうってつけだ。しかしパーマーは体調不良で練習を休んでいるため、欠場するかもしれないという情報もある。
それでも、ガナーズ戦での奇跡的な回復も、決して否定はできない。もし彼が出場するのであれば、冨安が先発で優先されるのは間違いない」
注目必至のロンドンダービーは、日本時間で24日の4時にキックオフ予定だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 19:41
“スーペル・デポル”の異名で欧州を席巻してから約20年、凋落の一途を辿ったデポルティーボはプリメーラ・フェデラシオン(スペイン3部相当)にまで戦いの舞台を下げたが、それでもサポーターの熱量は衰えていないようだ。
20日にプリメーラ・フェデラシオン・グループ1第33節が行われ、デポルティーボはクルトゥラル・レオネサと対戦した。FWルーカス・ペレスとFWダビド・アルバレスのゴールで2−0の勝利を収めた、この試合を観戦しようと本拠地『エスタディオ・デ・リアソール』には29097人が来場。同リーグの1試合における最多入場者数記録を更新たという。さらに『アス』によると、15日前に行われた第31節ウニオニスタス・デ・サラマンカ戦では26566人の動員数を記録したわけだが、同週末にその数を上回ったのは、コパ・デル・レイ決勝戦だけだったと指摘(1部は延期されていた1試合のみ開催)。「リアソールはスペイン国内で、毎節入場者数が多いスタジアムのトップ10に入っており、試合が行われる1部クラブのスタジアムによってはトップ5にも名を連ねると」と綴っている。
加えて、翌日に行われた女子チームの入場者数も記録的なものになったとのことだ。プリメーラ・フェデラシオン(スペイン女子2部)第25節カセレニョ戦には14057人を動員し、こちらも同カテゴリーの1試合における最多入場者数記録を塗り替えるものに。また、同試合に3−1で勝利した女子チームは、リーガF(スペイン女子1部)昇格を確定させている。
男子チームに話を戻すと、今シーズンのシーズンチケット会員は28000人を超えているという。本拠地の収容人数は32000人程で、そこからアウェイチームに割り当てられる席数を除くと、毎試合シーズンチケット会員で大半が埋まる現状だ。そんなデポルティーボは、第33節終了時点で2位と6ポイント差の首位と、5年ぶりの2部リーグ復帰が近づいている。チャンピオンズリーグ史に残る大逆転劇などが生まれた『リアソール』の熱狂は、たとえ3部リーグでも衰えることを知らない。
2024年04月23日 19:39
元日本代表MFの小野伸二氏が、4月23日にフジテレビ系列で放送されたサッカー専門番組「MONDAY FOOTBALL みんなのJ」に出演。ヴィッセル神戸のFW大迫勇也のプレーを称賛した。
神戸は同20日、J1第10節で湘南ベルマーレと敵地で対戦。スコアレスで迎えた90+3分、武藤嘉紀のゴールで均衡を破り、1−0の勝利を収めた。
決勝点の場面では、大迫の動きが光った。山口蛍の縦パスをボックス内で受けた背番号10が折り返す。これは敵DFに弾かれたものの、味方と相手が競って、こぼれたボールを素早く回収した大迫の正確なラストパスから武藤が決めた。
【動画】神戸FW大迫勇也のアシストで武藤嘉紀が決勝弾
小野氏は、大迫がクロスを上げた後のプレーに注目する。
「誰よりも早く反応しているんですよ、セカンドボールに。たぶん、ボールの位置、相手、自分のチームメイトの競り合いの形を見て、『あ、これ、落ちてくる』と予測できたと思うんですね。1人動き出し、相手選手は止まっていますから。その後、ゴールに結びつけるパス。最高でしたね」
“半端ないストライカー”がゴール以外でも見せ場を作った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 19:37
フランクフルトはいつも週頭にメディア関係の予定を知らせてくれる。
2024年04月23日 19:34
ジョゼ・モウリーニョ氏が、マンチェスター・ユナイテッド指揮官時代の教え子であり、現在はユヴェントスに所属する元フランス代表MFポール・ポグバについて言及した。22日、イギリス紙『テレグラフ』のインタビュー内でコメントしている。
昨年8月20日に行われたセリエA開幕節ウディネーゼ戦後の薬物検査で、筋力増強などの作用があるテストステロン値の上昇が確認されたポグバ。イタリア反ドーピング機構(NADO)から暫定的な資格停止処分を科された同選手は、検査結果を不服として再検査を実施したものの、新たに採取したBサンプルでも再び陽性が確認されたため、2月29日にイタリア反ドーピング裁決機関(TNA)から4年間の出場停止処分が下された。
ポグバ加入と同時期である2016年夏にマンチェスター・ユナイテッドと契約し、2018−2019シーズンの序盤には同選手との確執が報じられたモウリーニョ氏は、ポグバについて「ただひとつ言えるのは、キャリアのある時期には、ほとんど誰にでもあることだ」と前置きしつつ、「自分が何者なのか、そして自分がどうあるべきなのかを少しずつ失ってしまうのだ」と発言。「フランスがワールドカップで優勝した後のシーズン、ポール(・ポグバ)は違った姿で戻ってきたと思う」と2018年に開催されたFIFAワールドカップロシアを経て、ポグバに変化が生まれていったと明かしている。
また、「ワールドカップは、彼にとってサッカーが最も重要なことではない次元に彼を引き込んだ」と見解を告白。一方で、過去に対立を繰り返したポグバの現状に対しては、「ポールの状況を全く楽しんでいない」と自らの心境を吐露した。
2024年04月23日 19:12
感情を爆発させた印象的なシーンだった。
U-23日本代表は現地4月22日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップのグループステージ第3節で、U-23韓国代表と対戦し、0−1で敗戦した。
今回はベンチで出場機会のなかったGK小久保玲央ブライアンは試合後、全員がロッカールームに戻る直前、地面に向かって吠えた。明るい性格で、チームのムードメーカー的役割の守護神は、なぜスタジアムに響き渡るほどの大声を張り上げたのか。
小久保は「悔しかったから出た発言。勝ちたかったなかですごく悔しかったので、感情が出ちゃったシーンでした」とし、こう語った。
「チマ(藤田譲瑠チマ)、プラス自分がベンチから声を出していたのも、やっぱりこのチームが自分の中で好きなので、全員で勝って喜びたいというのがある。暗い雰囲気も好きじゃないですし、自分は今日試合に出ていないですけど、なんか自分のことのように悔しいですし、勝ちたかったなと。悔しい思いから感情的になってしまった」
【PHOTO】U-23日本代表の韓国戦出場16選手&監督の採点・寸評。守備陣で唯一の及第点だったのは...
悔しさから思わず出た珍しい行動。ただロッカールームに戻れば、チームの雰囲気はすでに次に向けて切り替えており、小久保自身も落ち着きを取り戻せたという。
「特にチマを中心に次のカタール戦に向けて、パリ五輪の切符を掴むために、また切り替えてリカバーしていこうという話があったので、チームみんなポジティブな考えができてるなと。みんな切り替えられていたので、次に向かっていきたいと思います」
韓国に敗れたが、まだ今大会が終わったわけではない。2位でグループステージ突破を決めた日本は、25日に準々決勝で開催国のカタールと対戦。大岩ジャパンは切り替えて、ベスト4がかかる一戦に挑む。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月23日 19:00
Jリーグは23日、ホームグロウン制度における2024シーズンのホームグロウン選手の人数および不遵守への対応を発表した。
ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入されたもの。Jクラブはホームグロウン選手を規程の人数以上、トップチームに登録する必要がある。
2024シーズンの規程人数は、J1:4名、J2/ J3:2名となっている。
J1・J2・J3各クラブのホームグロウン選手人数は以下の通り(※カウント基準日は第1登録ウインドー終了の3月27日)。
■J1
15名 広島
13名 柏
12名 FC東京
11名 鹿島
10名 川崎F、横浜FM、磐田
8名 札幌、名古屋、京都、G大阪、C大阪、神戸
7名 浦和、東京V
6名 湘南、新潟
5名 福岡
4名 町田、鳥栖
■J2
11名 清水、大分
7名 千葉、山形
6名 愛媛、甲府
5名 仙台
4名 熊本、横浜FC、長崎、栃木
3名 山口、徳島、鹿児島
2名 水戸、秋田、岡山
1名 群馬
0名 いわき、藤枝
■J3
13名 大宮
4名 沼津、讃岐、鳥取、松本
3名 長野、金沢、北九州
2名 今治、琉球、岐阜
1名 宮崎、富山、YS横浜
0名 福島、八戸、相模原、奈良、岩手、FC大阪
※ホームグロウン選手は、Jリーグ公式サイトの選手名鑑で「HG」と表記
※第2種トップ可、特別指定選手は対象外
J1最多はミヒャエル・スキッベ監督のもと3位につけるサンフレッチェ広島。実にチームの半数近い15名のホームグロウン選手が在籍している。
一方、J1最少は首位のFC町田ゼルビアと17位のサガン鳥栖。数年前にはアカデミーから次々とタレントを輩出していた鳥栖だが、その多くが移籍したこともあり4名と意外な位置になった。
ちなみに、ホームグロウン(HG)選手の定義はこちら。
・12歳から21歳の間、990日以上、自クラブで登録していた選手
・満12歳の誕生日を含むシーズンから、満21歳の誕生日を含むシーズンまでを対象とする
・期間は連続していなくてよい
・期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録とみなす
・21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウントする
・選手を国籍、又はプロ/アマの別、又は年齢で区別しない
・JFA・Jリーグ特別指定選手は、HG選手と見なさない
【インタビュー】中村俊輔さんに“レジェンドクリニック”で聞いた!「うまい選手」と「こわい選手」の違いとは
J2/J3の規程人数(2名)に満たなかったJ2の3クラブとJ3の9クラブは、2025シーズンのプロA選手「25名枠」から不足人数分が減じられる。
2024年04月23日 18:50
覚えているのは就任会見で語られたその言葉だ。
2024年04月23日 18:37
J3の松本山雅FCは4月23日、2024サマーユニフォームのデザインを発表した。
同ユニのコンセプトは、シーズンユニと同様に「雷鳥」。クラブは公式サイトで「冬仕様から夏仕様の羽に姿を変えた雷鳥をイメージしたユニフォームは、世界的にも珍しいブラウンカラーを採用したスペシャルなユニフォームに仕上がりました」と説明している。
【画像】「激シブじゃん」など反響! 松本のサマーユニ
この特別仕様のユニを公開したクラブの公式Xには、以下のような声が上がった。
「デザイン攻めててめっちゃいい!欲しいなぁ」
「凄いデザイン!」
「ザンクトパウリみたいでカッコいいじゃん!」
「山雅の雷鳥ユニ格好いいな」
「良き良き」
「カッコいい!!センスいいな〜」
「おお、渋い」
「いいじゃん」
「ちょっとヴィッセルっぽい色合い...?」
「激シブじゃん」
なお、このユニフォームは、7月にホームで行なわれるJ3第21節のFC大阪戦と23節の福島ユナイテッドFC戦で着用される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月23日 18:30
今季限りでの退団が発表されたバイエルン・ミュンヘンのトーマス・トゥヘル監督の後任がなかなか決まらない。有力候補と見られていたレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督は来季もレヴァークーゼンで指揮を執ると表明し、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督もドイツサッカー連盟(DFB)と契約延長で合意。両者はバイエルンの候補者リストから姿を消した。
そうした中、ドイツ紙『Bild』はアストン・ヴィラのウナイ・エメリ監督がバイエルン首脳陣の中で新監督候補として検討されていると報じている。同監督はセビージャ、パリ・サンジェルマン、アーセナルなどで監督を歴任し、2022-23シーズン途中からアストン・ヴィラの監督に就任。2季目となる今季はここまでプレミアリーグで4位につけるなど、監督就任時は降格の危機にあったヴィラを上位争いができるチームに変貌させた。
その手腕を買ってトゥヘル監督の後任を託したいというのがバイエルンの考えのようだが、エメリ監督自身は21日に行われたプレミアリーグ第34節ボーンマス戦後、「私はここでの仕事に100%集中している」と語って退団の意思がないことを明言した。
また、『Bild』もエメリ監督がバイエルンで指揮を執る可能性は低いだろうと予想している。
ウェス・エデンズ氏とナセフ・サウィリス氏がオーナーを務めるヴィラには潤沢な資金があり、さらに同クラブでスポーツディレクターを務めているモンチ氏とエメリ監督はセビージャ時代に一緒に働いた間柄。チーム編成を計画するにあたって、希望する選手の獲得が実現しやすい環境にあるヴィラを退団してバイエルンに来るという選択肢は、エメリ監督にとって現実的なものなのだろうかと同紙は疑問を呈している。
ヴィラよりも高い給料を提示し、さらに選手獲得についての決定権を保証するといった破格の待遇でなければ実現は難しいようだ。
2024年04月23日 18:14
4月24日に開催されるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2023-24の準決勝第2戦で、蔚山現代(韓国)は横浜F・マリノスと敵地で激突する。この一戦を前に、ホン・ミョンボ監督が前日会見に出席した。
準々決勝で同じKリーグの全北現代を撃破した蔚山現代は、横浜をホームに迎えた準決勝第1戦で1−0の勝利。アドバンテージを持って第2戦に臨む。ホン・ミョンボ監督は、こう意気込みを語った。
「ファーストレグは終わって、セカンドレグのみとなりました。明日に関してはベストを尽くして戦うのみです」
【PHOTO】現地・韓国で熱烈後押し!ACL準決勝第1戦に集結した横浜F・マリノスサポーターを特集!
選手たちには以下のことを伝えたという。
「第1戦の結果を忘れること。アウェーゲームで難しい時間だったり、タイミングがある。100パーセントしっかり出し続けてプレーすることが大事」
今大会で蔚山現代は、グループステージで川崎フロンターレと、ラウンド16でヴァンフォーレ甲府と対戦している。
現役時代には、1997年からの2シーズンをベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)、99年からの3シーズンを柏レイソルでプレーした経験のある55歳の指揮官は、「今回のACLでJリーグのチームと対戦して、日本サッカーの印象は?」と問われると、「私がプレーしたのはだいぶ前のことなので、正確なことはコメントしづらい部分はある」としつつ、こう言及した。
「日本のサッカーは目的意識だったり、しっかり意図を持ってプレーしていると感じます。我々のチームの中にも(江坂任やファン・ソッコら)Jリーグでプレーした経験のある選手がいますので、そういった選手の経験も活かしたい」
横浜は、Jリーグ勢を打ち破ってきた韓国の難敵を下し、クラブ初の決勝進出を果たせるか。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)