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2022年08月11日 06:59
◆ 猛牛ストーリー 【第30回:松井一郎大阪市長】 連覇と、昨年果たせなかった日本一を目指す今季のオリックス。監督・コーチ、選手、スタッフらの思いを「猛牛ストーリー」として随時紹介していきます。 第30回は、8月10日に京セラD大阪の楽天戦で始球式を務めた松井一郎大阪市長(58)です。大阪府知事時代から毎年のように始球式を務めていますが、来年春での退任を表明しており、市長としての登板はこれが最後。「あけて待っている」と言い続けた御堂筋での優勝パレードは、25年ぶりのリーグ優勝で実現しかけましたが、コロナ禍で叶わず……。それでも、「11月3日にとっているので、ヤクルトをガブ飲みしながら堂々とパレードをしてほしい」と具体的な日程を挙げて、優勝を熱望しました。 ◆ 市長の“オリックス愛” 「外角低めのストライクやったなあ」 2025年に大阪市此花区の人工島・夢洲で開催される「大阪・関西万博」にあやかった「ICHIRO 2025」のユニホームをまとった松井市長の投球は、ワンバウンドした後、伏見寅威捕手のミットにおさまった。 2011年11月に大阪府知事に就任後、京セラD大阪でオリックスの始球式を務め、大阪市長に代わった後もマウンドに立ち、「御堂筋をあけて待っているので優勝を」と言い続けてきた。 政治家であり、大阪府・市の行政のトップとして、大阪に唯一の球団を応援するのはリップサービスとして当然だが、それ以上にオリックスを思う心は熱い。 「元々は神戸が本拠地だったが、近鉄を吸収していただき、大阪にも来ていただいた。(府議時代に)大阪にプロ野球を残すという議員連盟を立ち上げてやっていたので、大阪に本拠地を移していただいたことは、大阪府民にとって大切な球団だという思いを持っている」 始球式後の記者会見で、「市長のオリックス愛は」と尋ねた際の答えだ。 2004年にオリックスが近鉄を統合。当時はダブルフランチャイズ制で、大阪でも試合は開催したものの、事実上“在阪”の球団は消滅してしまった。 しかし、オリックスは2008年から本拠地を大阪ドーム(現・京セラD大阪)に移転。大阪で唯一のプロ野球球団として存続していくことになり、現在に至る。◆ 今年こそ「御堂筋パレード」を 「開幕直後は心配したが、残り40試合弱で期待できるポジションにいて、僕も府民もワクワク、ドキドキしながら見守っている。昨年はリーグ優勝はしたが、日本シリーズでは負けた。今年もどうやらセ・リーグはヤクルトの調子が良いみたいなので、今年の秋にはヤクルトをガブ飲みしてもらいたい」と、リーグ連覇と、打倒ヤクルトでの日本一を要望した松井市長。 さらに「11月3日は(日程を)取っているので、監督や選手のみなさんに御堂筋を堂々とパレードしてもらいたい。ヤクルトを飲みながら」と、パレードの日程も明かして優勝を熱望した。 パレードの日程として挙げた11月3日は、大阪市が大阪府や大阪商工会議所などとともに3年後に迫った「2025年日本博覧会」の更なる機運醸成のため、秋の御堂筋や大阪の魅力を発信する「御堂筋オータムパーティー2022」の開催が決まっており、2年連続のリーグ優勝、日本一を達成した場合には、優勝パレードがイベントに加わることになるようだ。 25年ぶりのリーグ優勝を果たした昨年は、コロナ禍のため京セラD大阪のグラウンドを使った「バーチャル御堂筋パレード」を余儀なくされた。 「今年は政府もコロナ禍での行動制限はやめる方針を示している。感染拡大時期もあるだろうが、行動制限がなければ御堂筋パレードはやれます」 準備と舞台は整った。あとは、オリックスが全員で戦い、キャッチフレーズの「全員でWおう!!」を実践するだけだ。取材・文=北野正樹(きたの・まさき)
2024年04月24日 09:19
◆ 前田健太に今季初勝利の権利
デトロイト・タイガースの前田健太投手(36)が現地時間23日のレイズ戦に先発登板。5回無失点で今季初勝利の権利を持って降板した。
今季5戦目の前田は初回、先頭打者ディアスを遊撃手ハビエル・バエスの失策で出塁させると、2番パラシオスは捕手の打撃妨害。不運な形でピンチを背負ったが、3番ロサリオを捕邪飛、4番アロザレーナを併殺打に仕留め、課題の初回を無失点で切り抜けた。
2回裏は、6番ラミレスの完全に打ち取った一塁線の打球を前田が処理するも、送球が打者走者に当たって内野安打。またしても不運な出塁を許したが、連続三振を奪ってイニングを終えた。
1点の援護を受けた3回裏には、二塁手コルト・キースの失策で先頭打者を出し、盗塁で無死二塁。次打者の一ゴロの間に三塁へ進まれたが、後続を打ち取り、ピンチを脱した。
4回裏は2三振を奪って三者凡退。5回裏には二死一、二塁のピンチを迎えたが得点は許さず、この回限りで降板。5回88球を投げて3安打、5奪三振、無失点の好投で勝利投手の権利を持ってブルペン陣にバトンパス。試合はタイガース1点リードで6回裏に入っている。
2024年04月24日 09:00
○ 巨人 2 − 0 中日 ●
<4回戦・ひたちなか>
巨人のオコエ瑠偉がバットと足で魅せた。
0−0の初回一死走者なしの第1打席、中日先発・小笠原慎之介が1ボールから投じた2球目のチェンジアップをレフト線に弾き返し、スピードを緩めることなく一気に二塁を陥れる好走塁。
23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた野村弘樹氏は、「足もある選手ですから、これぐらい思い切っていってもらえると気持ちいいですよね」と評価。
オコエは続く坂本勇人のレフト前の安打で先制のホームを踏んだ。野村氏は「あそこ止まっているか、止まっていないかで、もし一塁に止まっていれば、得点になっていませんからね」と振り返った。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月24日 08:41
第1打席でバットが折れる「どれくらいで売れるんでしょうね」
■ナショナルズ ー ドジャース(日本時間24日・ワシントンDC)
ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地でのナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場。初回の第1打席では二ゴロに倒れた。外角に逃げていくスライダーがバットの先端付近に当たり、バットは裂けるように粉々に。敵地放送局は「どれくらいで売れるんだろう?」とジョークで盛り上がった。
大谷の名前がアナウンスされると、敵地ではあるものの場内のファンからは大歓声が起こった。第1打席では左腕パトリック・コービンと対戦し、9球目のスライダーを引っ掛けた。
バットは根元から折れ、先端は縦に裂けて粉々になった。地元放送局「MASN」の中継では、このシーンに注目。解説のケビン・フランドセン氏は「もしあなたがバットボーイでこのバットをゲットしたら、取っておかないとね。売ったらダメだ!」とジョークを飛ばした。
実況のダン・コルコ氏も「このオオタニの折れたバットの小さな欠片は、それぞれどれくらいで売れるんでしょうね」と、折れたバットの“価値”に大注目だった。(Full-Count編集部)
2024年04月24日 08:30
「プロ初先発になりますが、気持ち的には落ち着いています。
2024年04月24日 08:29
23日終了時点でメジャートップ2に君臨する大谷翔平とムーキー・ベッツ
ドジャースの“1・2番”は相手にとって驚異だ。22日(日本時間23日)の試合終了時点で、ムーキー・ベッツ内野手と大谷翔平投手のOPSはMLBトップ2となっている。
今季、ベッツと大谷、そしてフレディ・フリーマン内野手の元MVP3選手が上位打線を担っている。フリーマンこそ少し打率を落としているものの、ベッツは打率.355、OPSはMLBトップの1.103をマーク。大谷は打率リーグトップの.368、OPSはリーグ2位の1.094だ。
米データ分析会社「Codify Baseball」が2人のOPSを紹介すると「マジで史上最強の1、2番だろ」「この2人は強烈だ」「チートだ」「当然の結果だ」「ワオ」「すごいな……」と驚愕の声があがっていた。
しかし一方で、チームは3カード連続で負け越し。リーグ首位はキープしながらも、勝率は.542に下がっているため「なぜ勝てていないんだ?」「2人がそんなにいい成績を出しているなら、どのシリーズも勝てるはずだよな」「5番以降の選手はどうなっている」「間違いなくどのチームよりも勝利を収めているはずだろう」と皮肉るコメントもあった。(Full-Count編集部)
2024年04月24日 08:01
【MLB】ドジャース−ナショナルズ(4月23日・日本時間24日/ワシントンD.C.)
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。1回の第1打席はセカンドゴロに倒れたが、外寄りのスライダーを引っかけたバットは粉々に。あまりの衝撃的光景に「折れすぎやろ!」「バキバキ」など驚きの声が上がった。
【映像】大谷翔平のバットが見たことないほど粉々に…衝撃の瞬間
同22日のメッツ戦で8戦ぶりの今季5号を放ち、日本人として松井秀喜氏を上回るメジャー通算176号を記録。新たな偉業を打ち立てた大谷は2安打2打点2得点と躍動。ナ・リーグトップの35安打を記録して打率.368で両リーグの首位打者に浮上するなどOPSも1.094にアップ。好調を維持していた。
この試合で2試合連続となる一発をはじめ8試合連続安打、さらには21試合連続出塁なるか注目だ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
2024年04月24日 08:00
○ 巨人 2 − 0 中日 ●
<4回戦・ひたちなか>
中日は守備のミスが失点につながってしまった。
0−1の4回一死走者なしで、巨人・岡本和真が放った高々と舞い上がった打球をショート・山本泰寛が落球してしまった。
23日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた野村弘樹氏は、「グローブに当たっているんでしょうけど、レフトが来ないといけないですね」とレフト・細川成也が捕球するべきだったと指摘。
「あれだけ上がるとレフトが来ないと。今日はこの風でしょう。レフトが行くべきだったと思いますね。レフトも十分間に合っていただけにね」と続けた。
「声の掛け方と、山本との連携ですよね。山本もちょっと迷った可能性があると思うんですよ。細川が視界に入ったと思うのでね。これは完全なミスですね」と苦言を呈した。
その後、先発・小笠原慎之介は萩尾匡也に適時打を浴びた。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月24日 08:00
「ヤクルト0−2広島」(23日、神宮球場)
淡々と、そして堂々と抜群の安定感を際立たせた。
2024年04月24日 07:44
大谷自身も昨年から「デコピン」を飼育…試合観戦も
■ナショナルズ ー ドジャース(日本時間24日・ワシントンDC)
ドジャース・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場する。試合前には米メディアから“突撃”される場面があった。まさかの質問に、大谷も思わず笑顔を浮かべた。
試合前のクラブハウス。食事を終え、自分のロッカーに戻ってきた大谷に、米経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」のリンジー・アドラー記者が声をかけた。「私の犬を見て」。自らの白い愛犬の写真を携帯の画面で見せると、大谷も笑顔を浮かべた。
大谷自身も昨年、愛犬「デコピン」を飼ったことを明かしていた。ドジャースタジアムでも度々観戦。米メディアの間でも“犬好き”は話題に。アドラー記者も「つい見せたくなってしまったの」と笑った。
この日の試合前にはキャッチボールを行い、20メートルの距離で58球を投げた。練習が終わると、三塁側ベンチ前でファンサービスを実施。初見参のワシントンDCファンを喜ばせていた。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年04月24日 07:20
◆ 阿部監督の走塁改革の成果
巨人は23日、ひたちなか市民球場で行われた中日戦に2−0で勝利。連敗を3で止め、7試合ぶりの白星となった。試合は初回に坂本勇人の適時打で幸先良く先制。そのまま投手陣は安定した投球でリードを守り抜き、完封リレーを達成した。先発の山粼伊織は2勝目を挙げた。
初回にはオコエ瑠偉がレフト前へ鋭いヒットを放つと、俊足を飛ばし二塁を陥れる場面があった。
23日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』で番組MCを務めた高木豊氏は、この場面を受けて「彼の足は魅力ですよね」とコメントすると、笘篠賢治氏は「この映像見てこれでセカンドに行けたのっていう走塁ですよね。阿部監督が盗塁だけではなく走塁改革を行ってきましたよね。こういうことがプレーに出てますよね」と阿部監督の走塁改革の成果が発揮されていると解説した。
さらに高木氏は「野手の動きもしっかり見えてたということですよね」と付け加えた。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
2024年04月24日 07:20
高木大成氏は高3夏に甲子園出場…判定巡り審判に疑義
西武で10年間プレーし「レオのプリンス」などの愛称で親しまれた高木大成氏(株式会社埼玉西武ライオンズ事業部部長)は、桐蔭学園(神奈川)3年時の1991年、夏の甲子園に出場。珍しい「1番・捕手」の主将として注目されたが、3回戦での試合中の行動が「大問題になりました」と明かした。
1、2回戦を勝ち進み、8強入りをかけて臨んだ鹿児島実業との3回戦で“事件”は起きた。9回の守備で、相手打者の打球はフェアゾーンでバウンドした後、三塁ベース付近の上を通過してファウルゾーンで跳ねた。フェアかファウルか、際どい当たりはフェア判定となり、出塁を許した。
「左バッターなので打球がスライスしていったんです。桐蔭学園は(対角線上に近い)一塁側のベンチだったので、土屋(恵三郎)監督もファウルに見えていました。それで審判に聞いてこい、というジェスチャーをしていたので、私が三塁塁審のところまで行ってファウルじゃなかったか確認したんです。それが大問題になりました。高校生らしくない、と」
高校野球特別規則では、主将か伝令、当該プレーの選手は審判に疑義を申し出ることは認められている。「私は主将でしたし“当事者”でもあったので、ルール的には問題なかったのです。監督からの指示でもあったので。さすがに自分からは行けないですよ。高校球児が審判に、なんて」。
その瞬間の球場の雰囲気は「全く分からないです。同点の9回でサヨナラ負けするかもしれない状況で、私も必死だったので」。最終的に判定は変わることなく、その後、四球なども絡んで無死満塁のピンチを招くとサヨナラ打を浴びて敗退した。高校選抜に主将として選出…2年生からは“ゴジラ”松井秀喜も
翌日の新聞には高木氏の“抗議”を疑問視するような記事も掲載されたという。「自分は新聞を読んでいなかったので、どこまで活字になったのかは分からないですが、『高校野球で前代未聞』みたいな感じだったのだと思います。監督と部長は高野連(日本高等学校野球連盟)に呼び出されていました。でもルールを破ったわけではなかったですからね」。
周囲からの心無い声も高木氏にはなかったという。「SNSもない時代だったので」と笑った。ちょっとした“騒動”の渦中にいたが、大会終了後にはアメリカ遠征の高校選抜にも選出された。
「あの代表はベスト8に入った学校から選ばれる選手が多いのですが、ベスト16で終わった私を選んでもらってありがたかったですね。しかもキャプテンまでやらせていただきましたから」
この年の高校選抜には、後に巨人やヤンキースなどで活躍した星稜(石川)の松井秀喜、同じく巨人などでプレーした帝京(東東京)の三澤興一が2年生で選ばれていた。「ゴジラは左中間へすごくいい打球を打っていました。体はデカいし、飛距離はすごかった。でも3年生の中にいたのでおとなしくしていましたね」。高木氏は懐かしそうに語った。(湯浅大 / Dai Yuasa)
2024年04月24日 07:10
◆ 「こういうことが続いていくと不利になっていく」
DeNAは23日、本拠地で迎えた阪神との試合を1−1の引き分けで終えた。
2024年04月24日 07:10
第5回WBC決勝で、大谷がトラウトを三振に仕留めた“後”が話題
野球日本代表「侍ジャパン」が第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を制してから1年余り。世界一の“歓喜の輪”に加わった1人の人生が大きく変わった。ドジャース・大谷翔平投手の通訳を長らく務めていた水原一平容疑者が、違法賭博に関与し、大谷の口座から不正に1600万ドル(約24億6700万円)を送金していたことが発覚。日米で大スキャンダルに発展した。連邦検察に訴追されたことで、WBCでのある行動が脚光を浴びることにもなった。
話題になっているのは、米国との決勝で大谷がマイク・トラウト外野手(エンゼルス)を空振り三振に打ち取り、優勝を決めた瞬間だ。グラブを放り投げる大谷に、侍ナインが一斉に駆け寄っていくと、ベンチにいたTシャツ姿の水原容疑者も同じく歓喜の輪に加わった。皆で喜びに浸る中、水原容疑者は選手らの後方に弾かれるような形で歓喜の輪から外れると、ゆったりと1人で退散していった。
水原容疑者の一連の事件で、改めて過去の行動に着目するファンが増え、WBC決勝での歓喜の様子が再注目を浴びた形だ。「しょんぼり感」「今見ると違和感だらけ」といった声や、他のコーチが輪に加わっていない中、選手ではない水原容疑者の行動に違和感を持ったファンも多かったようで「何でコーチより先に通訳が行ってるの?」「今思うとふてぶてしいな」「意味わかんなくて笑」といった声もあった。
一方で水原容疑者は、WBC大会期間中にラーズ・ヌートバー外野手(カージナルス)の近くに座り、日本語が放せないヌートバーと侍ナインとの架け橋的な役割も担っていた。「事件はあれだけど功績は忘れちゃダメ」と諫めるファンもいた。(Full-Count編集部)
2024年04月24日 07:01
ナショナルズ戦に「2番・DH」で出場
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地ナショナルズ戦に「2番・DH」で先発する。首都・ワシントンD.C.のナショナルズ・パークでプレーするのは初めて。デーブ・ロバーツ監督は試合前の会見で「彼がバットを振ればいつでも試合を変えられる」と期待していた。
21日(同22日)の本拠地メッツ戦で今季5号2ランを放った大谷。得点圏打率は.136とチャンスで苦戦しているが、ロバーツ監督は「だいたい1週間前」にストライクゾーンについて話したという。「得点圏で相手投手が彼に対して投げる球を見ていて、彼が必要以上に(ゾーンを)広げていた」。指揮官の気付きがきっかけだった。
得点圏こそ課題だが、ここまで7試合連続安打を記録。打率.368、35安打はメジャーNo.1だ。ロバーツ監督は「(相手にとって)危険な選手だ。彼がバットを振ればいつでも試合を変えられる。そして、今はさらにストライクゾーンでも我慢強い。それが、もっと恐ろしい選手にするね」とここからさらに調子が上がることに期待した。
大谷は今季ドジャースに移籍。開幕から1か月が経過したが、ロバーツ監督は「みんなと素晴らしい関係を築いていると思う。特定の選手、ということはないかもしれない。もちろん打撃コーチとはとても特別な信頼関係だよね」とコミュニケーション能力を称賛した。
ここまで5本塁打で、沖縄生まれのロバーツ監督が持つ、日本出身選手の球団最多本塁打記録(7本)更新まであと3本。ある種“偉大な記録”を持っている指揮官は「今夜破ってくれると良いね」と冗談めかして満面の笑みを浮かべていた。
(THE ANSWER編集部)
2024年04月24日 07:00
◆ 「中継ぎ陣が頑張れば勝ちを拾える」1点差ゲームで5連勝!
先週から引き分けを挟んで4連勝と波に乗る日本ハムは23日、楽天と対戦し延長12回の死闘を4−3と勝利で飾った。先発の山粼福也が6回2失点と試合を作ると、金村尚真・河野竜生・北浦竜次・田中正義・杉浦稔大の中継ぎ陣が6回1失点リレーで繋いだ。打線は延長12回に1番田宮裕涼が二塁打を放つと、2番松本剛が犠打を決め一死三塁とチャンスを作る。3番万波中正が四球、4番マルティネスが見逃し三振で二死一・三塁とすると、途中出場の5番上川畑大悟が値千金の適時打を放ち、勝ち越しに成功した。
日本ハムはこの勝利を含め、今季1点差ゲームで5連勝。先発陣の成績に注目が行きがちだが、23日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、好投が続く中継ぎ陣に称賛の声が上がった。
平松政次氏は「先発投手が早く崩れることもあるが、中継ぎ陣がそこで頑張ることによって、勝ちを拾える。今年の日本ハムは良く抑えている」と勝利を呼び込む中継ぎ陣の力投に高評価。今後のチームの順位について問われると「今の形を継続していけば、良い結果になる」と太鼓判を押した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』