2022年08月18日 17:23
男子プロゴルフの国内シニアツアーのファンケルクラシックは19日から3日間、静岡・裾野CCで行われる。開幕前日の18日はプロアマ戦が開催。初出場のシニアルーキー横田真一(ELPA)は、今年の箱根駅伝で完全優勝を果たした青学大の駅伝チームに所属し、今大会ではキャディーを務める長男の知己(ともき、2年)と共にシニア初優勝を目指す。 日本男子レギュラーツアー2勝の実績を持ち、今季からシニアツアーに参戦する横田は、トレードマークの笑顔をいつも以上にほころばせていた。雨天の影響で9ホールに短縮されたプロアマ戦を終えた後、50歳のシニアルーキーは「調子はいいですよ。きょう4つバーディーを取りました」とにこやかに話した。 横田を笑顔にしている理由は調子の良さ以上に愛息の存在だ。今大会では長男の知己が初めて横田のキャディーを務める。「いいところを見せたいですね。優勝を狙っています」。初参戦のシニアツアーで11位、10位、33位、68位という成績で迎えた5戦目で念願の初優勝へ意欲を見せた。 知己は大学駅伝界で最強の青学大チームに所属。ちょうど、この1週間が夏休みの帰省期間のため、親子タッグが実現した。「父は自分と違ってトップアスリート。尊敬しています。真剣勝負の場で陸上競技につながる何かを学びたい」と知己は真剣な表情で話した。 全国から精鋭が集まる青学大駅伝チームの中で、青学高等部出身の知己の5000メートル自己ベストは15分15秒75。チームで最も遅い。「秋の記録会で結果を出さなければ後がありません」と知己はチーム内での厳しい現状を理解している。長野・菅平高原合宿の最終日に行われた青学大恒例の42・195キロ走では2時間45分で走破。この日もプロアマ戦を終えた後、約15キロを走り込んだ。父は「長距離走は大変ですよ…。精いっぱい、頑張ってほしい」と息子にエールを送る。 大会初日には横田の妻で、知己の母のタレント穴井夕子さんも応援に駆けつける予定。青学高等部時代は陸上と並行し、競技ゴルフの経験を持つ知己は「父は本当に調子がいいと思います。きょうのプロアマ戦のようなプレーができれば面白いですね」と期待する。 「親子タッグで最終日最終組を回って目立ちたい」。横田真一は、大学駅伝界で必死に踏ん張る知己にアスリートの生き様を見せつけるつもりだ。
2024年04月18日 15:59
女子プロゴルフツアーのフジサンケイレディスは19日から3日間、静岡・川奈ホテルGC富士C(6494ヤード、パー71)で行われる。前週、地元のKKT杯バンテリンレディス(12〜14日、熊本空港CC)で悲願の初優勝を挙げた竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は18日、プロアマ戦を終えた後、今大会にかける思いを明かした。「祝福の連絡は100件以上、いただきました」と笑顔で話す一方で「次に気持ちは切り替えています」と冷静さも見せた。
今季、先週までの平均ストロークは、唯一の60台(69・9487)でランク首位。飛距離ランクは3位(254・55ヤード)。実力と勢いがある21歳は、日本有数の名コースの川奈ホテルGC富士Cに向けて「飛ばし屋が有利と思います」と前向きに話した。
1993、94年の賞金女王で叔母の平瀬真由美プロは、今大会でも2勝を挙げている(1990年、2000年。コースは異なる)。叔母に続いて大会覇者を目指す。
2024年04月18日 15:03
「女子ゴルフ・フジサンケイ・レディース」(19日開幕、川奈ホテルGC富士=パー71)
今季1勝の小祝さくら(26)=ニトリ=が18日、プロアマ戦でコースを回り最終調整を行った。17番パー3ではホールインワンを達成した。
川奈の名物ホールで小祝がスーパーショットをみせた。この日、実測154ヤードだった17番パー3で、6番アイアンを握った放った一打はカップ手前に着弾すると、2バウンドしてカップの中に吸い込まれた。打ち上げの砲台グリーンでカップインの瞬間を見ることはできなかったが、「すごく良い球を打つことができて、入ってくれたのでうれしかった」。15日に誕生日を迎えたばかりだが、26歳での“神業ショット”が早くも生まれた。
大会期間中ならホールインワン賞として賞金600万円が出ていた。残念ながらプロアマ戦での達成で、高額賞金ゲットとはいかなかったが「ああいう風に打てたら入るんだなと思ったので、明日もこういう感じでプレーしたいなと思った」とうなずいた。昨年大会もコース2番目の難所で、これまでは自身もグリーンの左右に外して痛い目を見たことがあるだけに、名物攻略に手応えを得る一打となったはずだ。
川奈といえば、ツアーでは珍しい高麗グリーンも特長のひとつ。「高麗は苦手意識があるんですけど、今週はパターは別物という感じで、『あまり深く考えすぎず』というのをテーマにやっていきたい」と、3月のヤマハレディース葛城以来の今季2勝目に向けて話した。
2024年04月18日 14:14
女子プロゴルフツアーのフジサンケイレディスは19日から3日間、静岡・川奈ホテルGC(6494ヤード、パー71)で行われる。開幕前日の18日、プロアマ戦が行われ、今季1勝でポイントランク2位の小祝さくら(ニトリ)が難関の17番パー3でホールインワンを達成した。
打ち上げで、グリーンの左右に深い崖がある17番パー3は、日本有数のシーサイドコースの中でも名物の難関ホール。大会期間中は達成者全員に600万円の特別賞金が贈られる。この日のプロアマ戦で、小祝が実測154ヤードを6アイアンでホールインワンを決めた。「今まで右にも左にも(崖下に)落としたことがあります。難しいホールですが(きょうのホールインワンで)ああいうふうに打てば入るんだな、と思えた。明日もこういう感じでプレーしたいです」と、にこやかに話した。」と笑顔で話した。
これまでホールインワンはツアーで1回(2018年のKKT杯バンテリンレディス第1日)。「プライベートを含めれば、ホールインワンは3回目だと思います。あまり、覚えていません」。アマチュアゴルファーなら大快挙にも、ツアー屈指のショットメーカーの小祝は、さらりと話した。
3月のヤマハレディース葛城で、節目のツアー10勝目を挙げた。2018年から年間ランク10位以内をキープしており、今季も前週までポイントランク2位と好調。今週の15日に26歳の誕生日を迎えた小祝は、バースデーウイークで主役になる可能性は大きい。
2024年04月18日 11:54
まさかの優勝争いはないか。
2024年04月18日 08:30
プロゴルファーの青木瀬令奈がInstagramを更新。合宿中のハワイで誕生日を迎えたことをファンに報告した。 「できることなら毎日試合がいい」青木プロが誕生日に今年の抱負を語る
青木プロは「おかげさまで2/8で31歳を迎えることができました」「沢山のお祝いありがとうございます」とコメント。現在、ハワイでの合宿中ということもあり「ハワイはまだ7日なので」「誕生日が2日間あるみたいでなんだかとても嬉しいですね」と文章を綴りました。
また「年々ゴルフが好きになっていると共に年々練習も楽しくなっていて」「毎日ゴルフできることがとても幸せです」「できることなら毎日試合がいい」とゴルフに対して意欲的な心境を語った青木プロ。
さらに「そう思える環境を作ってくれてるコーチ、斎藤トレーナーさん始めファミリーやチームのみんな、スポンサーの皆様、サポートや応援してくださる皆様のおかげでこのマインドになれていることに感謝の気持ちでいっぱいです」と自身を支えてくれる人々に感謝の意を述べました。 「嫁ちゃんよ。誕生日おめでとう」2ショットを公開
別の投稿ではディズニーが運営しているアメリカのハワイにあるリゾート施設「アウラニ・ディズニー・リゾート&スパ・コオリナ・ハワイ」での誕生日ディナーを行ったと報告しました。
青木プロは自身が所属契約を結ぶスイスの高級腕時計ブランド「リシャール・ミル」の人々に祝われたことを語り、アウラニで誕生日にディズニー缶バッジをつけて誕生日を迎えたことに「ひとつの憧れが叶いました」とコメントしました。さらに「今日のバースデーラウンドはスタートホールバーディという幸先の良いスタートが切れました」と綴り、新しい1年を迎え好調なスタートを切ったことを語りました。
また一緒に投稿された写真の中には、大親友であり「旦那」でもある成田美寿々との2ショットも。仲睦まじく写っている二人の姿はまるで長年連れ添った夫婦のようです。成田プロも自身のInstagramでも「嫁ちゃんよ。誕生日おめでとう」「妥協せずに自分を追い込み夢を追いかけ続けるあなたを誇りに思います」と青木プロに向けて文章を綴りました。
青木プロの投稿に対してファンからは誕生日を祝うメッセージが届きました。そのほかにも「やっぱり、隣に旦那がいる事が一番」「今年も良いスタートがきれそうですね」「ディズニーにでてくるプリンセスみたい」などのコメント等が寄せられました。 「kapoleiには…」青木プロがハワイ合宿中で楽しみにしていたことは?
青木プロは「リシャールミルハワイ合宿」「ありがとうございました」とコメント。ハワイでの合宿中の写真を公開しました。写真にはトレーニング中のものや、誕生日会の様子が写されており、充実した合宿を送っていたことが伝わります。
「9日間連続でのラウンド」「そしてトレーニングに明け暮れさせて頂き最高の合宿になりました」と文章を綴った青木プロ。さらに「kapoleiには猫が沢山いて猫チャージもできました」と合宿中のささやかな楽しみを語り、猫との写真も数枚公開しました。またハワイでサポートしてくれた人々に対して「ありがとうございました」と感謝を述べ、「今年も勝利を重ねて恩返しできるよう頑張ります」と本年度のツアーに対して意欲を燃やしました。
青木プロの投稿に対してファンからは「今年も活躍楽しみにしていますよー」「可愛い~猫~」「ハワイ合宿お疲れさまでした」などのコメント等が寄せられました。 「レジェンドお二人から…」青木プロが受けた助言とは?
青木プロは藤川との共演に関して「3年ほど前にテレビの番組で藤川球児さん、松坂大輔さん、勝みなみちゃんとご一緒させていただいて以来でした」とコメント。さらに「その時にレジェンドお二人から『自分にとって苦しい選択をし続けてほしい』とのアドバイスを頂き」「その時からずっとその言葉を胸にやってきました」とメジャーリーグで世界を相手に挑戦をした二人から助言をもらい、ゴルフに取り組んできたと明かしました。
2021年のテレビ番組での共演以降、青木プロは着実にステップアップ。昨年はプロ13年目にして自己最高の賞金額・賞金順位で、自身初のシーズン2勝を挙げました。青木プロは「今日はあの時より少しでも成長した姿を見せられていたらいいな、と思いながらもとても楽しく、和やかなラウンドでした」と振り返りました。
最後に「また次にお会いするときは今よりももっと胸を張ってお会いできるように」「勝利を重ねられるよう頑張ろうと思いました」「明日からも頑張ります」と綴り、文章を締めました。
この投稿にファンからは「今年も、頑張って下さいね」「良いお言葉を、自身に取り入れれる素直な気持ちがプレーに出ていますね」「レジェンドのお言葉は還暦の私にもしみました」などのコメントが寄せられました。 「大き過ぎない?」ファンたちが驚いたその相棒とは?
2月29日から3月3日まで開催された、国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」。その試合後に青木プロは「今週の開幕戦はランドローバー・ジャパン様よりディフェンダーのV8をご提供いただきました」とコメントし、写真を投稿しました。
2022年4月からランドローバーの広告塔「ランドローバードライバーズ」に就任している青木プロ。投稿された写真では、全高2m近くある真っ黒で強靭なボディーが目を引く「DEFENDER 110 V8 CARPATHIAN EDITION」の横で、笑みを浮かべる青木の姿がアップされています。青木プロは「マットブラックの外装にオレンジ味のかかった内装で本当に格好良く」「さらにエンジンをかけるとV8のエンジン音と振動がたまらなくテンションを上げてくれます」と試乗した感想をコメントしました。
また「ハンドルのスエード素材が初めてだったのでクセになりました」と語り、写真ではそのハンドルの写真も披露した青木プロ。最後に「沖縄でディフェンダーに乗れるよう手配してくださったジャガーランドローバーの皆さま本当にありがとうございました」「おかげさまで快適に試合に臨むことができました!」と感謝を伝えて「また来週も頑張ります」と意気込みを綴り、投稿を締めました。
この投稿にファンからは「いつも綺麗」と青木プロに対してのコメントも見られたが、「戦車」「このサイズ感トラックやん」「この車、大き過ぎない?」「デカすぎ!!!」など開幕戦を共に戦った大きな相棒に対してのコメントが散見されていました。
いかがでしたか? ぜひ青木プロのツアーでの活躍をチェックしてみてくださいね!
【参考】
※serenaaoki_official/Instagram
2024年04月18日 07:30
プロゴルファーの金田久美子がInstagramを更新。彼女のトレードマークである、ド派手なキャディバックを披露しました。 ポップでカラフルなキャディーバッグに「可愛い!」の嵐
金田プロは「シーズンイン。2024年はこのキャディバッグと共に戦います!」とコメントし、写真を投稿。
金田プロが愛用するレザレクションのキャディバッグはカラフルな色合いが特徴的だが、今回のものもアメリカン・コミックを思い起こすような、ポップで緻密なイラストで犬やだるまが描かれています。過去にもインパクトのあるバッグを公開してきた金田プロ。今回のものも今までのと引けをとらない華やかさです。
金田プロは「大好きが詰まったペイント」「テンション上げてプレー出来そうです」と綴り「オフにやってきた事を活かして、自分を信じて。今年も応援して頂けたら嬉しいです。ぺこ」と記し、文章を締めました。
この投稿に対してファンからは「めっちゃ可愛い!」「やっとお披露目ですね」「可愛い相棒と優勝 応援します」「このバッグを使いこなせるのはキンクミちゃんだけだと思います」「脚ながーっ!!」などのコメントが寄せられていました。 「かわいすぎます、、」後輩ゴルファー絶賛のぶりっこショット
昨年、メルセデス・ランキング64位でシード権を喪失し、QTファイナルも51位。再起に期待がかかる金田プロは、2月14日のバレンタインデーに「はっぴーばれんたいん!! と、ゆーことで」とコメントし、2枚の写真を公開。写真には両手を頬に当て、舌をペロッと見せながら笑みを浮かべる金田の姿がアップされています。
「私の中で最大限にぶりっこしたつもりです」と明かした金田プロ。しかしこの写真は練習後に撮影された模様で、最後に「#トレーニング練習終わりでキャップの中はボサボサ汗まみれです」とハッシュタグを添えてコメントしていました。
この投稿にファンからは「バレンタインスマイルいただきました」「最高のバレンタインになりました」などの声が寄せられたほか、後輩・川崎春花から「かわいすぎます、、」とコメントが届きました。 「モデルさんだよね」カラーの神様からの施術で金田プロご満悦
別の投稿では「髪の毛いつも綺麗にしてくれてありがとでございます」とコメントして、髪色を変えたことを報告。
金田プロが行っているヘアサロンは美容師ミシュランであるKAMI CHARISUMAの認定サロン「LA KING」。特に代表のKING氏はカラーの神様との異名を持ち、一度きりの美しさだけではなく持続可能な美しさも大切にして、カラーを表現する人物です。
ピースサインをしてご機嫌な様子の金田プロにファンからは「いつまでギャルを貫いてください」「ある意味モデルさんだよね」などのコメントが寄せられました。またカラーを担当したKING氏からも「結果、僕が撮ったのは不採用w」というコメントが届きました。
いかがでしたか? ぜひ金田プロのツアーでの活躍をチェックしてみてくださいね!
【参考】
※kinkumiringo93/Instagram
2024年04月18日 06:30
キレのあるアイアンショットを打ちたいときは、フィニッシュを意識したスイングが重要だと大川コーチはいいます。フェースコントロールを意識しながらフィニッシュは決めると、おのずとキレのある弾道もでます。
今回は”キレのある弾道”を打つためのレッスンを解説します。 大振りは×! ”キレ”の上の”キレッキレ”のショットが打てる
フィニッシュを”小”にコントロール
スイングだけでなく“キレ”は弾道にもいえることです。ショットがことごとくピンに絡むときをプロは“キレ”のさらに上をいく「キレッキレだね」と表現します。
タテの距離感も左右の方向も狙ったターゲットをとらえる正確性は、フェースコントロールがとても大事になります。コントロールするには大振りは厳禁。キレは勢いよくダイナミックに振れば出るものではありません。
国内ツアーもシーズンインしたので、トーナメント中継でショットメーカーといわれる選手のスイングを観てください。トップもコンパクトですが、フィニッシュも最後まで振り切らずコンパクトな位置に収める小さいフィニッシュをとっていますよ。
鋭く、スピード感のあるスイングだけでなく、打った結果が伴わないと「真のキレがあるアイアンショット」とはいえない。
ドライバーはシャフトが首に巻きつくくらい振り切るが、アイアンは小さく抑えるのがボールコントロールに長けたショットメーカーのフィニッシュ。
いかがでしたか? 大川コーチのレッスンを試してみてください。
レッスン=大川夏樹
●おおかわ・なつき/1988年生まれ、神奈川県出身。マンツーマンレッスンを中心に、多くのアマチュアゴルファーに好評を得ている理論派の人気コーチ(インスタグラムアカウントNATSUKI72_GOLF)。
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川カントリークラブ
2024年04月18日 05:30
プロゴルファーの吉田優利がInstagramを更新。
2024年04月17日 22:47
人気女子ゴルファーの臼井麗香が17日、インスタグラムを更新。「フジサンケイレディスクラシック」の前夜祭で着用した金色ドレス姿の写真を投稿した。
お腹もちらりとのぞく金のロングドレスにファンからも驚きの声が続々。「ヴィーナス降臨」、「超ゴージャス」、「人魚姫かよ」、「モデルじゃないですか」、「本気だすなよぉ〜」、「女神ですやん」などのコメントが寄せられている。
臼井は3月下旬のアクサ・レディースで悲願のツアー初優勝。実力もさることながら、そのファッションセンスなどでもファンの注目を集めている。4月9日にも黒の超ミニドレスで大きな花束を手にした写真を公開し、「家族にお祝いをして頂きました」と明かした。
2024年04月17日 15:37
女子ゴルフの仁井優花(エレコム)が16日、米ハワイ州・ワイコロアビレッジGC(パー72)で行われた全米女子オープン(ランカスターCC=ペンシルベニア州)予選に出場した。2ラウンドによって争われ、66、66の通算12アンダーで並んだアン・バンダム(オランダ)とのプレーオフに進出。3ホール目で制し、5月30日開幕の本戦の切符をつかんだ。海外メジャーは初出場となる。
仁井は前週の日本ツアー、KKT杯バンテリンレディス(熊本)は2日間で9オーバーの予選落ちとなっていた。19日からは再び日本ツアーのフジサンケイレディス(静岡)に出場する。自身のインスタグラムには「疲れはありますが、精一杯頑張ります!」とつづった。
2024年04月17日 14:34
女子プロゴルフツアーのフジサンケイレディスは19日から3日間、静岡・川奈ホテルGC(6494ヤード、パー71)で行われる。開幕を2日後に控えた17日、第1ラウンドの組み合わせが発表され、前週に地元のKKT杯バンテリンレディス(12〜14日、熊本空港CC)で悲願の初優勝を挙げた竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は、前々週の富士フイルム・スタジオアリス女子オープンで初優勝した阿部未悠(ミネベアミツミ)、岩井ツインズの妹・千怜(ホンダ)と同組となった。
現在、ポイントランク首位の鈴木愛(セールスフォース)と同2位の小祝さくら(ニトリ)は、昨年の今大会でツアー初優勝を飾った神谷そら(郵船ロジスティクス)と同組で回る。
大会は賞金総額8000万円、優勝賞金1440万円。日本有数の美しいコースで、熱戦が繰り広げられる。
2024年04月17日 10:18
男子ゴルフ、メジャー通算4勝のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は16日、サウジアラビアが後援するLIVゴルフリーグ(LIV Golf League)へ移籍するという報道を否定し、残りのキャリアも米ツアーに残る意向を示した。
2024年04月17日 08:33
【羽川豊の視点 Weekly Watch】
日本ゴルフツアー機構の新体制に望む「早急に手をつけるべき4つの事案」
この時季、鮮やかな新緑とアザレアがきれいなオーガスタは穏やかな天候の日ばかりではありません。昨年のマスターズは2日目の嵐で17番ティーイングエリア横の松の大木が3本、根こそぎ倒れ、今年は初日から風速10メートル以上の強風が吹き荒れました。
2月のジェネシス招待で2年ぶりに優勝した松山英樹は好調を維持し、準備万全で現地入り。2度目のマスターズ制覇へ向けて自分自身に期待していたはずです。その松山もオーガスタの強風にやられました。
このコースはテレビで見るより打ち下ろし、打ち上げなどのアップダウンが激しく、ホール脇にある高い松の木やクリークなどの影響もあって風向きが一定ではありません。
例えば、アーメンコーナーにある12番(パー3)や13番(パー5)は樹木に囲まれたグリーン上で風が巻いていたり、クリークが風の通り道になっている。普段でもボール位置とグリーン上では風向きや強さが違うため、10メートル以上の強風が吹けば打ち出す方向や落としどころに迷う。キャリーでグリーンを大きくオーバーしたり、逆に15ヤード以上もショートして「なぜだ?」という表情を見せる選手が何人もいました。
完璧なショットを打ってもスコアを落とせば、ただでさえ難度の高いコースで平常心を保つことは容易ではありません。そんな時、予選ラウンドのS・シェフラーのように長いパットが入ったり、チップインバーディーがくれば、ひと呼吸置けます。気持ちを切り替えて、再び目の前の一打に集中し、チャンスが待てるものです。
しかし、ボールが風に押されたり、流されたりする中、ナイスショットの手応えがあってもスコアに結びつかないホールが続けば、やがて心は折れます。私は1982年から2年続けてマスターズに出場し、2年目は激しい雨にたたられました。プレー中断やサスペンデッドにより集中力の維持に苦労したことを思い出します。
特別招待で初出場の久常涼にとっては過酷な条件下でのプレーとなりました。予選落ちしたことで、来年は自力で出場権を獲得する気持ちが、より強くなったことでしょう。
そんな大会を制したシェフラーは、ショット、パットとも安定し、世界ランキング1位の実力を見せつけました。メジャータイトルをいくつ手にするか楽しみな選手です。
(羽川豊/プロゴルファー)
2024年04月17日 08:30
百獣の王こと武井壮が、プロゴルファーを目指していろいろな経験を積むのがこの企画。
今月のゲストは、ツアー12年目を迎える葭葉ルミ。
11年間の経験や今の現状を活かし、これまでとは違ったテーマで新シーズンに挑むという。 12年目のテーマは“チャレンジ”
裏テーマは“楽しむ”
武井:やっぱり飛びますねー。飛距離は僕といい勝負。
葭葉:私は、まだまだ飛ばし足りないな、と思いました(笑)
武井:さすがは、全米女子オープンに出場したときに、4日間平均飛距離1位を記録したプロですね。
葭葉:2017年のことなので、6年前ですけどね。
武井:プロ入りしてから何年目になりますか?
葭葉:ツアーに出るのは今年で12年目です。
武井:もう10年以上ですか! 最近のゴルフはどうですか?
葭葉:昨シーズンは飛距離が出る自分の武器を活かしたプレーができませんでした。意識してできなかった、というのもあるんですが、そこが持ち味なので、今オフは飛距離をさらに伸ばすことに取り組んでいます。
武井:それで狙うは2勝目ですね?
葭葉:はい。もう初優勝から8年も経っていて、記憶もだいぶ薄れてきました(笑) アプローチ、バンカーもうまい! 女子プロでも武井と同じくらい飛ぶ選手は稀なのに「もっと飛ばしたい」という葭葉。アプローチとバンカーも「得意なんですよ♪」と、何度もベタピンに寄せるのを見て、打ち方を教わる武井
武井:葭葉プロが飛距離をさらに伸ばしたら、パー4のセカンドはウエッジで打てますね。
葭葉:2打目を100ヤード以内にして、その短い距離も一辺倒の打ち方ではなく、いろんなクラブや打ち方でピンにつけられるバリエーションを増やしたいと思っています。
武井:今日も短い距離から、見事にベタピンにつけるシーンを見せつけられました。
葭葉:高い球で上から落とすのが、私にとっては一番寄せやすいのですが、いつもその球筋で寄せられるとはかぎらないので、スピンを増やして止めるとか、ドロー回転でランを出して寄せるとかを突き詰めていきたいです。
武井:それって、男子プロっぽい寄せ方ですよね。
葭葉:そのほうが楽しいかな、と思って。今シーズンの裏テーマは「楽しむ」なんです。 今季の裏テーマどおり、チャンスでもピンチでも終始笑顔で楽しんでプレーする葭葉
武井:今日もずっと楽しそうにプレーしていましたよね。
葭葉:楽しかったですよ! 最近、男性ゴルファーを倒すのがブームで、リキませて負かすのが楽しい♪(笑)
武井:僕はその術中にはハマりませんでしたよ!
葭葉:武井さんはリキんでくれませんでしたね。メンタル強いなぁと思いました。
武井:裏テーマが「楽しむ」なら、表のテーマはなんですか?
葭葉:「チャレンジ」です。じつは、ここ2年くらいアイアンで悩んでいて……。練習だとうまく打てるけど、試合だとうまく打てないというのが続いています。だからパー3でめちゃくちゃ打っちゃうんですよ。
武井:僕もアイアンが苦手で、パー3が一番ムズい。
葭葉:パー3でティーアップした瞬間に「当たんない」って感じがしちゃう。まだパー4のセカンドのほうがいい。パー3って乗らないともうミスになってしまうじゃないですか。
武井:そうそう。簡単にボギーのピンチがきちゃう。
葭葉:試合にずっと出ていると「乗ればいい」って頭になって、グリーンのセンターを狙うようになるんですけど、それがすごく悪循環を生むって昨年気づきました。左ピンなのにセンター狙いで打ったら、うまく当たらなくて右に飛んでピンから大きく離れてしまったり、うまく当たらないから大きい番手を持ってしまったりとクラブ選びも失敗してしまう。
武井:安全策が裏目に出る。
葭葉:そうなんです。グリーンのセンターを狙っていいショットを打っても、バーディチャンスはこない。よかったころを思い出すと、そんな攻め方はしていませんでした。
武井:女子プロのレベルは年々上がっていて、バーディを獲らないと優勝争いができなくなりましたよね。
葭葉:昔はパーを積み重ねていったら上位に入れましたが、今はそれじゃ予選通過も厳しいですよ。昨シーズンは、予選通過がアンダーだったのが10試合くらいありましたからね。
武井:今はピンを狙うようにしている?
葭葉:はい。調子が悪くてもピンを狙っていかないといけない、ピンを狙うのをおろそかにしていました。もちろん絶対に打ってはいけないところは見極めますが、左ピンで左に外すと寄せにくい状況なら、ピンを狙いつつ左にだけはいかない球を打てばいいだけなのに。
武井:それを積み重ねないといけませんよね。
葭葉:ミスしてもいいじゃん、と思うようにもなりました。逃げてのミスは、なんでミスしているのか。向きなのか、球筋なのか、スイングなのか、状況的に苦手だったのか、原因がわからなくなってしまうんですよ。
武井:蟬川泰果プロって、果敢にピンを攻めるじゃないですか。その理由を聞いてみたんですよ。そしたら、葭葉プロと同じく、真ん中とか逆サイドを狙って乗せたとしてもバーディチャンスがこない。練習のときからピンを狙って打っているし、ショートサイド側に外したあとの練習もひたすらしているので自信がある、といっていました。
葭葉:今の若い子はみんなその思考なんですよ。嫌がって攻めなさすぎてダメっていうのが一番後悔する。今までと同じじゃ戦えないから古い思考は捨てて、もっとアグレッシブにチャレンジしないといけません。 後悔したくないから「ピンを狙う」にチャレンジします。ーー葭葉
武井:たしかに、今のトッププロはスーパーアグレッシブ!
葭葉:アイアンの調子は上がってきているんですよ。ドライバーが振れているのでアイアンも振れるようになってきている。
武井:めっちゃ振りますよね!素振りから「ブン!」って振るもんね。
葭葉:それはすごく意識しています。ボールに合わせて打たないのが大前提。ドライバーは「あそこに打つぞ!」と思ってバーンと打っていい結果が出ているので、アイアンも同じようにしたいです。
武井:女子ツアーも2月末には開幕ですが、今シーズンの意気込みは?
葭葉:今季の出場資格だと、かぎられた試合しか出られませんが、貪欲にウエイティングします。万全の準備をして、ウエイティングで出場権が下りてきたら結果を残す。
武井:リランキングで後半戦の出場資格を得ることもできますよね。ステップアップツアーには?
葭葉:今のところ出る予定はなく、レギュラーツアーのスポット参戦でリランキングの上位に入ることが絶対条件。そのためにチャレンジャーの気持ちで挑みますが、これまでの11年間とは違った感覚で挑むのは、逆に新鮮で楽しみです。 自主的にコース内を目土しながら回る姿にも好感度アップ!
武井:12年目にして、フレッシュな気持ちで挑めるのはいいですね。
葭葉:出れる試合が決まったらSNSで早めに発信するので、チャレンジしながら楽しんでいる姿をぜひ観にきてほしいです!
武井:ベテランになると落ち着くか、引退する選手も少なくはないなか、30代でのチャレンジャーって魅力的かも。2勝目、期待しています!
いかがでしたか? 今後も葭葉プロの動向には目が離せませんね!
武井 壮
●たけい・そう/スポーツ、芸能の枠を超えて活躍するマルチタレント。1月からテレビ東京系列で、新番組「武井壮のゴルフバッグ担いでください」(日曜朝9:30から)をオンエア中。
●オフィシャルサイト
gogotakei.com/
●X(旧Twitter)アカウント
@sosotakei
●インスタグラムアカウント
sosotakei
葭葉ルミ
●よしば・るみ/1993年生まれ、東京都出身。162cm。12年のプロテストに合格。13年にステップアップツアーで初優勝し、14年に初シードを獲得。15年には予選会から「全米女子オープン」に出場して14位。16年「ニッポンハムレディス」でレギュラーツアー初優勝。ドライビングディスタンスは17、18年連続1位。23年も252.90ヤードを記録し12位。富士住建所属。
●X(旧Twitter)アカウント
@yoshibarumi
●インスタグラムアカウント
yoshiba0312rumi
写真=相田克己 協力=日神グループ 平川カントリークラブ
2024年04月17日 07:30
アイアンをうまく打つためには、キレのあるショットを打つ必要があります。では、どうすれば身につけられるのでしょうか。
大川コーチは軸の意識が重要だといいます。 右軸は×!インパクトは左重心がマスト
“キレのあるアイアン”は打感と打音も大切です。いい感触と音を得るには、スイングの円弧の最下点をボールの先(左側)にして、ヘッドを地面や芝ではなくボールからコンタクトさせる。そのために「アイアンはダウンブローが理想」とされるのですが「腕を上下に動かす」は、ヘッドを鋭角に入れる動作にもつながります。
ダウンブローとスイングの最下点をボールの左側にするには、インパクト時の体の重心を左サイドに置くことが大事。「左軸」でのインパクトをイメージしてボールをヒットしてください。
アドレスとトップまではセンター軸でOK(○)。体が右に流れたり、過度な体重移動を行なうと右軸になってしまう(×)。
ダウンスイングからインパクトは左軸を意識する(○)。左軸でも軸が右に傾くのは×。ダフリ・トップが出やすくなってしまう。
ヘッドを鋭角に入れるダウンブローで打つから、スイングの最下点がボールの先にくる。「その逆で、最下点をボールの先にしたいからダウンブローで打つ、ともいえます」(大川)
いかがでしたか? 大川コーチのレッスンを参考にしてみてください。
レッスン=大川夏樹
●おおかわ・なつき/1988年生まれ、神奈川県出身。マンツーマンレッスンを中心に、多くのアマチュアゴルファーに好評を得ている理論派の人気コーチ(インスタグラムアカウントNATSUKI72_GOLF)。
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川カントリークラブ