2022年08月18日 21:40
果たしてシャビ・エルナンデスはバルセロナに適した指揮官なのだろうか。どこか雲行きが怪しくなってきたところがある。シャビは誰もが認めるバルセロナのレジェンドであり、ジョゼップ・グアルディオラが築いた黄金期でもチームの心臓だった。シャビにはバルセロナの哲学が完璧に浸透しており、苦戦気味だったクラブを立て直すうえでシャビ以上の人材はいないかに思われた。ただ、予想していたマネジメントとは異なるのも事実だ。サポーターの中には、てっきりクラブの哲学を知るカンテラ出身者を中心にじっくりとチームを作っていくと考えていた人も多いだろう。 今のチームにもFWアンス・ファティ、DFエリック・ガルシア、MFガビなどカンテラ出身のタレントはいるが、彼らはシャビが育て上げた選手たちではない。それ以上に目立つのはハフィーニャ、ロベルト・レヴァンドフスキ、フランク・ケシエ、アンドレアス・クリステンセンら今冬から今夏にかけておこなった豪華補強の方で、想像したよりもタレントをかき集めるチーム作りになっている。これも悪い手法ではないが、お金をかければ周囲の視線は厳しくなる。特に33歳とベテランの域に入っているレヴァンドフスキ獲得に4500万ユーロを費やすなど、この路線でいくなら短期間で結果を出さなければ批判を浴びるだろう。今季もタイトルを何か獲得しなければ厳しい意見が飛んでくるはずだ。スペイン『MARCA』はシャビに関して「バルセロナの仕事はシャビにとって大きすぎるかもしれない。世界最高の選手の1人とはいえ、だから優れた指揮官になるとは限らない。シャビは素晴らしい陣容を抱えているにも関わらず、指揮官としてアイディアを何も示していない」と手厳しい評価を下している。確かにスコアレスドローに終わった開幕節のラージョ戦は目新しいアイディアもなく、攻めあぐねていた印象が強い。アイディア不足との指摘も仕方がないだろう。グアルディオラのようにカンテラ選手を軸に徹底的なポゼッションサッカーを披露するかとも思われたが、今のところはスター軍団の才能を最大限に引き出すタイプの攻撃的フットボールと見ていいか。サポーターが望んでいたスタイルかは分からないが、これだけの陣容で結果が出なかった場合はサポーターも黙っていないはずだ。
2024年03月28日 19:42
DAZNの公式YouTubeチャンネルで公開された「リーグ・アンメディアツアー|モナコ潜入編」で、モナコの日本代表MF南野拓実がインタビューに対応。話題となった“中0日”出場について言及した。
カタールで開催された先のアジアカップで、日本代表は2月3日に行なわれた準々決勝でイランに1−2に敗北。予期せぬ早期敗退を余儀なくされた。
すると、そのイラン戦で67分からピッチに立っていた南野は、休むことなく翌日にモナコへ合流。同日に開催されたル・アーブル戦(1−1)に、なんと71分から途中出場を果たしたのだ。
【動画】モナコの魅力を紹介!南野拓実のインタビュー
29歳のアタッカーは、イラン戦から“中0日”で強行出場した時の心中を、次のように明かした。
「アジアカップが終わったからには、なるべく早く帰って試合に出たかった。自分のポジションを他の選手に渡したくないという思いがあったし、チームもあまり調子が良くなかったので、チームのためにプレーしたかった。監督に必要とされるのは嬉しいし、だからこそ起用に応え続けたい」
そうした強い思いを粋に感じ、指揮官も起用をためらわなかったのだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月28日 19:00
2月に開幕を迎えた2024年のJリーグ。創設から30シーズン以上が経過し、その歴史も非常に濃密なものとなってきた。
今回は湘南ベルマーレの歴史上「最強の日本人選手」を5名セレクトしてみた。呂比須ワグナー動画を見たい場合はここをタップ!
生年月日:1969年1月29日
湘南ベルマーレ所属:1997〜1998
ブラジル出身ながら1987年に若くして日本へと渡り、日産自動車や日立(柏レイソル)、本田技研でプレーした呂比須ワグナー。1997年にベルマーレ平塚(当時)へと加入し、同年に日本国籍を取得した。
初めてプレーしたJリーグでいきなり18ゴールを奪取し、日本代表にも招集。1998年に行われたFIFAワールドカップでは中山雅史のゴールをアシストし、歴史に名を刻んだ。中田英寿動画を見たい場合はここをタップ!
生年月日:1977年1月22日
湘南ベルマーレ所属:1995〜1998
日本人選手の海外進出を一気に加速させたパイオニアといえる中田英寿。1995年に韮崎高校からベルマーレ平塚に加入し、高卒ルーキーでチームの中心的な攻撃的MFとして君臨した。
1998年のワールドカップに出場したあとは当時世界最強リーグであったイタリア・セリエAのペルージャへと移籍し、その後ASローマでスクデット(リーグ優勝)も経験。2001年には当時の日本人最高額でパルマへと移籍している。名良橋晃動画を見たい場合はここをタップ!
生年月日:1971年11月26日
湘南ベルマーレ所属:1990〜1996、2007
クラブの前身であるフジタ工業から所属していた日本屈指の右サイドバック。勢いあるオーバーラップからの攻撃参加を得意とし、Jリーグ参入前後のベルマーレ平塚で重要な役割を果たした。
その後鹿島アントラーズへと移籍して2006年まで所属し、内田篤人の台頭もあって出場機会を失ったあと湘南ベルマーレに復帰。半年のみの所属であったが、現役生活の最後を古巣で過ごした。遠藤航
生年月日:1993年2月9日
湘南ベルマーレ所属:2010〜2015
湘南ベルマーレのユースからトップチームへと昇格した遠藤航。10代からレギュラーとして守備の要となり、J2降格も経験したが6シーズンに渡って所属した。そして2016年に浦和レッズへと移籍した。
その後はベルギーのシント=トロイデンとドイツのシュトゥットガルトを経て飛躍を続け、今季は30代になってリヴァプールへと移籍するという驚きのステップアップを果たしている。山根視来
生年月日:1993年12月22日
湘南ベルマーレ所属:2016〜2019
ブラジル代表を2名輩出!ベガルタ仙台の「史上最強外国人選手」TOP5
桐蔭横浜大学から2016年に湘南ベルマーレへと加入。J2で迎えた2年目から絶対的なレギュラーとして出場を重ね、昇格にも大きく貢献した。そして2020年には川崎フロンターレへと移籍し、日本屈指の攻撃的右サイドバックとして評価されるように。
2021年には日本代表に選出され、翌年のカタールワールドカップにも出場。今年は30代を迎えたこともあって新たな挑戦を志し、アメリカのLAギャラクシーへと移籍した。
2024年03月28日 18:43
ラツィオはマウリツィオ・サッリ前監督が辞任し、イゴール・トゥドール新監督が就任した。鎌田大地にとっては、残り2か月となったシーズンでインパクトを残す最後のチャンスとなるかもしれない。
4−3−3を絶対とするサッリのシステムでインサイドハーフを務めた鎌田は、ラツィオのスタイルにマッチしなかったとの見方が少なくない。だが、トゥドールは就任してから3−4−1−2を試しており、システムを変える意向と言われている。
ラツィオ専門サイト『cittaceleste』は3月27日、「サッリ体制での素晴らしいフリー獲得は、少なくとも技術的観点からは失敗となった。イタリアでの苦しいスタートを経て、ダイチ・カマダはトゥドールの治療で復活できることを願っている」と、事態の好転が期待されると伝えた。
「新監督はインターナショナルウィークの間に日本人選手とたくさん話した。フランクフルト時代のレベルに戻ることを夢見ている。序列はなくなった。サムライにとっては正しいチャンスだ。プレーシステムに馴染んでいることもある(3−4−2−1はフランクフルトでオリバー・グラスナー監督も採用していた)」
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
鎌田とラツィオの契約は延長オプションつきの1年とされている。サッリ体制で出場機会が得られず、すでに今季限りでの退団の意向を伝えたとも報じられていた。だが、指揮官交代で状況が変わるかもしれない。
Cittacelesteは「このシーズン最後の2か月に、彼のローマでの未来もかかっている。ダイチは自分の運命を手中に収めているのだ。トゥドールの就任は、サッリが続投していれば確実と思われた退団のシナリオを変えるかもしれない」と報じた。
「すべてはここから閉幕までの日本人選手のパフォーマンス次第だ。ここまでの数字は、サッリの下で中心から外れた選手の困難さをはっきりと示している。公式戦出場28試合、セリエAでは20試合、そのうち先発出場は8試合だ(半分は開幕から4試合)」
「ナポリ戦の決勝点でとても良いスタートだった。だが、そこで止まってしまい、マテオ・ゲンドゥジがいること、そしておそらく彼のクオリティを完全に発揮できない役割を担った代償を払った。トゥドールになった今、確実とも思われた退団も含め、すべてが再び議論にかけられるかもしれない」
ラツィオは30日のセリエA次節でユベントスと対戦する。新体制の初陣で鎌田に出番は巡ってくるのか。そしてその場合、チャンスを生かすことができるのか、注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月28日 18:21
いまやリバプールで不動のアンカーとなった遠藤航は、現地でも高い評価を受けている。
2024年03月28日 18:00
2022年のワールドカップ・カタール大会にて、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは大会中にポジションを失う屈辱を味わった。当時は所属していたマンチェスター・ユナイテッドで思うように状態を上げられず、カタール大会では途中から若いFWゴンサロ・ラモスがスタメンに抜擢されたのだ。ロナウドにとっては屈辱的な大会だっただろう。
しかしそこからロナウドはすぐさま気持ちを切り替え、現在はサウジアラビアのアル・ナスルで再び得点を量産している。新たにポルトガル代表監督に就任したロベルト・マルティネスもEURO2024予選からロナウドをセンターフォワードに据えてきたが、今もロナウドをスタメンから外すべきではとの意見を持つ人はいる。
今月の親善試合でポルトガル代表はスウェーデン代表、スロベニア代表と対戦し、スウェーデン代表には5−2で勝利を収めた。このゲームはロナウドが欠場していて、前線ではゴンサロ・ラモスが先発。そのラモスも得点を決め、左ウイングに入るミランFWラファエル・レオンも得点を記録した。
一方で、次に行われたスロベニア戦ではロナウドが先発復帰しながらも0‐2で敗れてしまった。この2試合だけで序列が変わるわけではないはずだが、スペイン『as』はロナウド抜きでも勝てる状態になっているとポルトガル代表を分析する。今夏のEURO2024でロナウドにこだわる必要はないとの意見だ。
「ポルトガル代表では、まだ22歳のゴンサロ・ラモスがセンターフォワードの座を狙って懸命に奮闘している。さらにもう一人、ウルヴァーハンプトンFWペドロ・ネトもいる。24歳のネトにも5大リーグのビッグクラブ複数が注目しており、夏の市場で確実にターゲットとなるだろう」
「EUROでもポルトガル代表がクリスティアーノ・ロナウドを前線に据えてタイトル獲得を目指すと予想されているが、ポルトガル代表はロナウド抜きでも戦えることをすでに示している」
鉄人ロナウドも39歳だ。欧州を離れてサウジアラビアでプレイしていることもあり、そのパフォーマンスを疑問視する声もある。EUROの前にはフィンランド、クロアチア、アイルランドとの親善試合を予定しているが、ロナウドが1番手の座を死守するにはここで結果を残すしかなさそうだ。
2024年03月28日 18:00
田中碧と内野貴史が所属するドイツ2部フォルトゥナ・デュッセルドルフとキットサプライヤーのadidasは27日、今シーズンの特別ユニフォームを発表した。4月開催の“無料ホームゲーム”で着用予定となっている。Fortuna Düsseldorf 2023-24 adidas "Altstadt" Edition
フォルトゥナ・デュッセルドルフ 2023-24 adidas “Altstadt” ユニフォーム
フォース(4th)モデルに位置付けされるであろう今回発表された特別ユニフォームは、ブラックとグレーでホームタウンのデュッセルドルフ市にある旧市街(Altstadt/アルトシュタット)をデザイン。石畳の路地が特徴的な活気あふれるエリアだ。
デザインにはその石畳を描き、エンブレムをマンホールの蓋に見立てて配置。ネオンサインをイメージした各部文字やマークも印象的で、クラブの旧市街への愛を表現したデザインとなっている。
ネオンサインに関しては、旧市街の夜を彩るパブやバーによる“ナイトライフ”に触発されたもの。エンブレムとネームナンバーには光る素材が使われているという。
このユニフォームのデザインは、夜の旧市街や薄暗いバーの店内に光り輝くネオンサインというコンセプトのようだ。
また、スポンサー2社もこのコンセプトに協力する形で、胸の「TARGOBANK」と袖の「METRO」はブラックとグレーで目立たないようにデザインされている。
今回のビジュアルも、そんなデザインのコンセプトを表現したものに。
なお、このユニフォーム1枚につき売上から5ユーロ(およそ818円)が、デュッセルドルフの旧市街で行われる炊き出しに寄付される。シャツスポンサーの2社がデザイン面で協力的であったのも、この社会貢献活動に対しての賛同からだろう。
美しくも威圧的な「漆黒のユニフォーム」を着た5つの代表チーム
旧市街をデザインした特別ユニフォームは、クラブの公式オンラインストアで販売中。ユニフォーム以外にもマグカップやキーリングなどの雑貨類が同時発売となった。
選手は4月7日にホームで行われるドイツ2部第28節アイントラハト・ブラウンシュヴァイク戦で、この特別ユニフォームを着用予定。1部昇格に向けて重要なこの一戦は、今季3回目の入場無料試合として実施される。
2024年03月28日 17:36
若かりし頃から鎌田大地を知る人物は、ラツィオのスタイルが合っていなかったと見ているようだ。
ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』は3月27日、ガンバ大阪のジュニアユースで鎌田とプレーし、現在でイタリアで仕事をしている仲井康大氏のインタビューを掲載した。
フランクフルトとの契約満了を経て、当初はミラン加入に近づいた鎌田だが、EU圏外枠の問題もあって移籍が決まらないうちに、技術部門の人事変更で取引が破談に。その後、セルビア代表のセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチが退団したラツィオと契約を結んだ。
当初はミリンコビッチ=サビッチの後釜と見られた鎌田だが、開幕から4試合こそスタメン入りしたものの、以降はベンチスタートに定着。マテオ・ゲンドゥジにポジションを奪われ、思うように出場機会を得られないシーズンを過ごしてきた。
仲井氏は「ダイチは常にミリンコビッチ=サビッチとの比較に準備ができていると言っていた。でも、長い目で見て、彼の助けにならなかったと思う」と述べている。
「これだけ強く、多くを与えてきた選手と比較されるプレッシャーのマネジメントは簡単じゃない。それに、彼らは違う(タイプの)選手たちだ。ミリンコビッチ=サビッチはフィジカルでも違いをつくれるが、カマダはマシン全体が機能するときに機能する。クランクシャフトとピストンを最高に動かすオイルだ。タッチ数が少なく、飛び出していくプレーが必要なんだよ」
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
辞任したマウリツィオ・サッリ前監督の下で輝けなかった鎌田だが、仲井氏は「監督のことはいつもよく言っていた」と話している。
「結果が出ないと何かを変えなければいけないのは普通のことだ。ゲンドゥジのほうがもっとカメレオン的で、もっと穏やかな気質のダイチよりもバトルへの準備がある。8番として彼の出場機会を増やす選択もあり得る」
今季1ゴール・1アシストにとどまっている鎌田だが、本来の力を発揮できる環境になかったとの見方もある。仲井氏によれば、路上で鎌田を応援するファンとも出会うそうだ。
「外出するとサインや写真を求められることがあるが、ラツィオのサポーターは常にとてもやさしく、うまくやれるように彼を励ましている。ずっと彼をとてもよく扱ってくれた」
サッリの辞任でイゴール・トゥドール監督が就任し、事態が好転するか注目される鎌田。シーズン後の退団が濃厚とも言われるなか、残りのシーズンでの活躍が期待される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月28日 17:30
現在36歳となったアルゼンチン代表のリオネル・メッシはヨーロッパを離れ、アメリカに活動の地移しても世界中の人を魅了している。
2024年03月28日 17:27
アルゼンチン代表のリオネル・メッシが、気になる引退時期について語った。英紙『Mirror』が伝えている。
史上最多8度のバロンドール受賞を誇る36歳は、バルセロナとパリ・サンジェルマンで幾度となく優勝を経験し、代表でもワールドカップ、コパ・アメリカ、オリンピック制覇を達成。個人でもチームでも獲得しうるほぼ全てのタイトルを手にすると、昨夏にフットボールの最前線である欧州を離れ、アメリカのインテル・マイアミへ拠点を移した。
キャリアの晩年に差し掛かっている様子が窺えるが、「何歳までプレーする」などのイメージはあるのか。メッシは『MBC』の『Big Time Podcast』で、次のような考えを明かした。
「『パフォーマンスを発揮できていない』『楽しめていない』『チームメイトの役に立っていない』と思った瞬間が、その時だ。今がその一歩を踏み出す時だと感じたら、年齢は考えずに踏み出すよ。もし調子が良ければ、常に競技を続けようとする。なぜなら、それが僕の好きなことであり、僕のやり方だからね。
キャリアで全てを達成でき、夢を実現できて幸運だったし、プロとしても人間としても、家族や友人たちとも、これ以上は望めないというのが正直なところだ。神様が僕に与えてくれたもの全てを楽しむようにしている」
【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
また、インテル・マイアミのヘラルド・マルティーノ監督もこの話題に言及。バルセロナ時代、アルゼンチン代表時代に続き、三度メッシと共闘体制を築いている61歳のアルゼンチン人指揮官は、愛弟子のメンタリティを称えた。
「ナンバーワンはどこでプレーしようとも、競争心と勝利への欲望をキャリアを通じて維持するものだ。それが彼の大きな特徴だ。私が彼を監督するのは3度目だから、驚きはしないよ。バルセロナでの最初の時と同じように、今日も出くわすもの全てに挑戦しようとする意欲を感じるよ」
日本のレジェンド三浦知良は、57歳にしてなお現役だ。アルゼンチンの英雄の勇姿は、いつまで見られるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月28日 17:08
元日本代表監督と元韓国代表指揮官の対決は、後者の完勝に終わった。
3月26日に開催された北中米ワールドカップ・アジア2次予選の第4節で、ベトナム代表はホームでインドネシアに0−3で完敗。試合後、かつて日本代表を率いたフィリップ・トルシエ監督が解任の憂き目に遭っている。
韓国メディア『FOOTBALLIST』は「シン・テヨン・マジックだ。インドネシアがベトナムに3−0で勝ち、最終予選まであと1勝」と報道。元韓国代表指揮官で、現在はインドネシアを率いるシン・テヨン監督を称賛している。
「インドネシアは21日のホームゲームでもベトナムに1−0で勝利した。ホームとアウェーで無失点の2連勝を収めた。東南アジアでしばらくインドネシアより優位に立っていたベトナムを越えたという意味でも、格別な勝利だった」
【PHOTO】華やかコスチュームでエール! アジアカップを彩った韓国女子サポを特集!
同メディアは「この試合は日韓両国を指導した監督たちの『代理日韓戦』でもあった。インドネシアはシン監督が率いる。ベトナムは(韓国人の)パク・ハンソ監督と共にしばらく順調な航海をしていたが、22年前に日本代表監督だったトルシエ監督が引き受けた後、不振が深刻だった」と続けている。
シン・テヨンとトルシエは、明暗がくっきり分かれる形となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月28日 17:00
今夏のEURO2024本番へ向け、準備を進めるフランス代表。今月の親善試合ではドイツ代表、チリ代表と対戦していて、26日にはチリを3−2で撃破した。
しかし仏『L'Equipe』は、今月の親善試合へフランスの選手たちがモチベーションを欠いていたと取り上げている。本来はEUROへテンションを上げていく時期かもしれないが、代表チームの間では4月に予定されているチャンピオンズリーグ準々決勝へ向けた話題で盛り上がっていたという。
同メディアは一部の選手がモチベーションを欠いている理由について、多くの選手が代表で確固たる地位を築いていることを挙げている。前線ではキリアン・ムバッペ、オリヴィエ・ジルー、ウスマン・デンベレ、マルクス・テュラム、中盤ではアドリエン・ラビオ、オーレリアン・チュアメニ、エドゥアルド・カマヴィンガ、最終ラインではテオ・エルナンデスなど、主要メンバーはある程度固まっている。足首の負傷で今月の親善試合を回避したFWアントワーヌ・グリーズマンもそうだ。
フランス代表では長らくディディエ・デシャン体制が続いているため、チームの柱となる選手が固定されているところはある。次々と優秀な若手は出てきているが、それでもサバイバル色の薄い代表活動が続いているとも言える。ポジションが安泰と考えている選手の中には、親善試合へテンションが上がらない者もいるかもしれない。
今月は23日にドイツ代表と親善試合を戦い、ホームで0−2と敗れた。この敗北に一喜一憂する必要はないが、欧州制覇へモチベーションを高めていくことは重要だ。長期政権が続いてマンネリ感が広がっているならば、デシャンも何か手を打つ必要がありそうだ。
2024年03月28日 16:56
J1初挑戦のFC町田ゼルビアは、4節を終えて3勝1分、勝点10で首位に立っている。
2024年03月28日 16:40
現在リヴァプールではMF遠藤航が大ブレイクしており、守備的MFとして不動の地位を築きつつある。しかもリヴァプールは遠藤を1600万ポンドの移籍金で獲得していて、コスト面でも抜群の補強だ。
遠藤の活躍のおかげで日本人選手の評価が上昇しているのは間違いない。英『GIVE ME SPORT』は現在のディフェンスリーダーであるDFフィルジル・ファン・ダイクが退団する場合、代わりに誰を獲得すべきかとの議論にボルシアMG所属のDF板倉滉を含めている。
リヴァプールでは今季限りで指揮官ユルゲン・クロップが退任することになっており、それに合わせてファン・ダイクの去就がどうなるか分からないとの見方もあるのだ。同メディアはそれに合わせて『ファン・ダイクの後継者候補9人』と題した特集を組んでいるが、そこで板倉は高い評価を得ている。
「リヴァプールは遠藤航の獲得で成功を収めており、板倉滉と契約することも同様にフィットするのではないか。両者とも日本人選手としてドイツ・ブンデスリーガで過小評価されてきたところがあるが、多才な選手だ。板倉はフィジカルとサイズがあり、守備的MFとして機能するだけでなく、センターバックにも問題なく対応できる。実際、ボルシアMGでの大半はそのポジションで出場している。リヴァプールが遠藤のときのようにクレバーに動きたいのであれば、板倉の獲得はそれにぴったり合うだろう」
同メディアはこのように板倉を評価していて、板倉はブンデスリーガでセンターバックとして着実に評価を高めている。
他にはエヴァートンのジャラッド・ブランスウェイト、ボーンマスのロイド・ケリー、クリスタル・パレスのマーク・グエーイ、インテルのアレッサンドロ・バストーニ、レヴァークーゼンのオディオン・コスヌ、ニースのジーン・クレア・トディボ、スポルティングCPのゴンサロ・イナシオ、ベンフィカのアントニオ・シウバの名前が挙げられている。
将来性では、ポルトガルの名門から選ばれているイナシオとアントニオ・シウバは他クラブからも高い評価を受けている。今夏に争奪戦になるであろう逸材で、当然リヴァプールもリストアップしていることだろう。
絶好調のレヴァークーゼンで活躍するコスヌも安定したパフォーマンスを見せていて、身体能力は高い。いずれも年齢的に27歳の板倉より魅力的かもしれないが、安価で獲得できるならば板倉も悪くないオプションだろう。守備的MF、センターバックの両方に対応できるのは強みで、日本のサッカーファンも板倉のステップアップを望んでいるに違いない。
2024年03月28日 16:12
レアル・マドリードに所属するフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガは軽傷のようだ。27日、スペイン紙『アス』が伝えている。
フランス代表に招集されていたカマヴィンガは、23日に行われたドイツ代表戦に61分から途中出場すると、26日に行われたチリ代表戦では先発出場を果たした。しかし、左足首を負傷した影響で足を引きずりながら、44分に途中交代となった。
状態に注目が集まっているカマヴィンガだが、今回の報道によると、検査の結果は左足首の単純なねん挫のみだった模様で、軽傷であることが判明したという。
28日は別メニュー調整となるようだが、翌29日からは全体練習にも合流できることが予想されており、31日に予定されているラ・リーガ第30節のアスレティック・ビルバオ戦にも出場できる可能性があることが伝えられている。
2024年03月28日 16:00
チェルシーはMFロメオ・ラヴィアが今シーズンの残りの試合を欠場することを発表した。
昨夏にサウサンプトンから加入した同選手は、今シーズン怪我に悩まされるシーズンを送っている。12月のプレミアリーグ第19節のクリスタル・パレス戦で復帰を果たすも、その後ハムストリングを負傷し、再び離脱を強いられていた。
回復に向け、リハビリを行っていた同選手だが、今シーズン中の復帰は間に合わず。チェルシー移籍1年目はわずか32分の出場に留まるという悔しい結果に終わってしまった。
リヴァプールが遠藤航を獲得する前にラヴィアを狙っていたことや、代役で獲得した遠藤が素晴らしいパフォーマンスを見せていることもあり、比較をされているラヴィア。5800万ポンドという高額な移籍金で獲得したことでほとんど稼働しなかった同選手は批判の対象の1人となってしまった。
その才能をチェルシーでも発揮することが期待されたが、1年目は選手本人にとっても歯がゆいシーズンとなってしまった。今シーズンはラヴィアの輝かしいプレイを見ることはできなかったが、来シーズンの活躍に期待したい。