2022年08月18日 21:00
サッカー界のチーム名の由来はいろいろある。英国では大半のクラブが「地名」をベースにしているが、世の中にはもっと“神秘的”な名前を持つクラブがあるそうだ。英紙『The Guardian』のウェブサイトが特集記事を組んでいるので紹介しよう。英雄の名を冠するオランダの強豪 最も神秘的なチーム名と言えば、神話に出てくる神や英雄の名前が付いたクラブだろう。そんな神秘的なクラブで最も世界的に有名なのが、オランダの「アヤックス(Ajax)」だ。チーム名の由来は、ギリシャ神話に登場する「大アイアース(Ajax the Great)」だという。 大アイアースとうのはギリシャ神話の英雄で、トロイア戦争では大英雄「アキレウス」の次に強さを誇ったことで知られる。その名前を受け継いだアヤックスも、オランダ国内での最多優勝や4度の欧州制覇など輝かしい実績を誇る。クラブのエンブレムに描かれている顔も、兜をかぶった大アイアースだという。 オランダにはこの他にもギリシャ神話をチーム名の由来とするクラブがある。元日本代表の平山相太が所属したことでも知られる「ヘラクレス・アルメロ」もその1つだ。当然、チーム名はギリシャ神話に登場する最大の英雄で、全知全能の主神であるゼウスを父に持つ「ヘーラクレース」から来ている。しかし、エールディビジでの優勝は2回だけで、現在はオランダ2部リーグに所属しているため、少し名前負けしているようにも感じる。 サッカー界ではギリシャ神話の英雄「ヘーラクレース」は人気があるようで、スペインの「エルクレスCF」はローマ神話バージョンの「ヘーラクレース」から名前をもらったとされている。エルクレスも近年は苦戦を強いられており、最後にトップリーグに在籍したのは2010-11シーズン。現在は4部リーグで奮闘している。ギリシャには神話由来のクラブが多数 イタリアにもギリシャ神話から名前を拝借したクラブがある。それが「アタランタ」こと、アタランタ・ベルガマスカ・カルチョである。アタランタという名前は、ギリシャ神話に出てくる女狩人の英雄「アタランテー」から取ったもの。クラブのエンブレムを見ると、ちゃんと神話に登場するアタランテーの顔があしらわれている。アタランタのエンブレムは女狩人の英雄「アタランテー」の横顔がモチーフ 当たり前だが、ギリシャには神話から名前を拝借したクラブが複数ある。例えば「イラクリス・テッサロニキ」(現在ギリシャ2部)は、既に何度も登場している「ヘーラクレース」の名前を付けたクラブ。イラクリスというのはヘーラクレースのギリシャ語表記だ。 同じ町を拠点とする「アリス・テッサロニキ」も、ゼウスの息子でギリシャ神話に登場する戦を司る神「アレース」がチーム名の由来だそうだ。エンブレムにはしっかりと「アレース」があしらわれている。 ギリシャの「アポロン・スミルニ」(現在ギリシャ2部)はギリシャ神話に登場するオリュンポス十二神の「アポローン」がクラブ名の由来だ。ちなみにキプロスの「アポロン・リマソール」も同じくゼウスの息子である「アポローン」から名前をもらっているという。 このように、世の中には“神秘的”な名前を持つクラブがいくつも存在するが、中には若干だが“名前負け”しているチームもあるようだ。Photo: Getty Images
2024年04月25日 04:54
U-23日本代表は現地4月25日、U-23アジアカップの準々決勝でU-23カタール代表と対戦する。
大岩ジャパンは中国との初戦に1−0、続くUAE戦は2−0で快勝。グループステージ第3節の韓国戦には0―1で敗れ、B組2位で決勝トーナメント進出を決めた。
グループステージを無敗で勝ち上がった好調カタールとの準々決勝は、日本にとって最も重要な大一番となる。今大会、3位以上にパリ五輪の出場権が自動的に与えられるが、ここで負ければその夢も完全についえることに。絶対に負けられないカタール戦には、ある程度、現状のベストメンバーで臨むと予想した。
4−3−3のシステムで、GKは小久保玲央ブライアンで確実か。1、2戦目で無失点に抑えるパフォーマンスを披露し、今回のこのチームで序列は1番手。重要な一戦での正守護神の起用は間違いないだろう。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
右サイドバックは関根大輝。初戦から2試合連続でフル出場したため、韓国戦では疲労を考慮して出場がなかった。韓国戦翌日の練習ではキレがあり、本人も「動き自体も結構いいので、もう完全復活です」とコメント。一方、半田陸は韓国戦でも失点に絡むなど、低調なパフォーマンスだったので、ベンチで様子を見るか。
センターバックの一角は高井幸大か。チーム最年少の19歳だが、今大会では特にミスもなく安定感はすさまじい。その相棒は木村誠二。中国戦での高井とのコンビネーションも良く、韓国戦ではベンチだったので、順当にいけば木村がスターターを務めるだろう。
予想が難しいのは左サイドバック。韓国戦にフル出場した内野貴史を休ませ、大畑歩夢を先発で起用するとみた。大畑は90分間ハードワークできるスタミナが武器で、UAE戦でも見せた積極的なオーバーラップからのクロスで、カタールの守備網をかいくぐる働きに期待したい。最終ラインを統率するキャプテンシーも持つ内野貴も捨てがたいが、コンディションを考えて大畑と予測した。
中盤は、このチームの主軸である藤田譲瑠チマ、松木玖生、山本理仁のトリオか。ボールを握る時間が長くなると予想されるなかで、ボールを収める能力、パスの配球力を持つ3人の連係は欠かせない。韓国戦で足りなかった積極的な攻撃を繰り出すためにも、この3人からの効果的な縦パス、ラストパスが鍵となる。
右ウイングは山田楓喜と予想した。ここまでの3試合でも比較的出場時間が短く、先発しても65分程度で途中交代。コンディションへの影響はそこまでないはず。セットプレーのキッカーとしても存在感もあり、違いを生み出せる制度の高いクロス、また直接FKの一発も見たい。
左ウイングは平河悠を配置するか。韓国戦ではチームが低調だった前半、唯一、右サイドからチャンスを創出。果敢な仕掛けからのクロス、鋭いカットインからのミドルなど、動きにはキレがあった。2試合連続の先発起用とはなるが、今の好調さを見ても、この大一番ではスタートから使いたい。
1トップは細谷真大と悩んだが、藤尾翔太か。韓国戦の終盤、右サイドからの仕掛けで好機を生み出し、力強いボールキープも光った。自クラブでも今季、7試合に出場して3ゴールを決めており、好調なのも期待できる。細谷はUAE戦で、決定機を何度も外すなど、得点力に不安を残す。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月25日 04:44
韓国代表として一時代を築いた伝説のストライカー、イ・ドングク氏。2020年に41歳で現役を退いたが、その愛娘である双子の姉妹が美人すぎると話題を集めている。
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
ドングク氏は元ミス・コリアのイ・ソジンさんと2005年に結婚。現在までに1男4女の子宝に恵まれ、その1組目の双子姉妹がイ・ジェシとイ・ジェアだ。
その長女であるイ・ジェシが今回、15万フォロワーを誇る公式インスタグラムを更新。デニムジャケットと野球帽を合わせたラフな服装で自撮りし、カメラ目線でキス顔を披露した。フォロワーからは「美少女だね」「めちゃくちゃ可愛い!」「人間なのか、女神なのか…」「ますます美しくなっていく」「本当に美人」といった賛辞が寄せられている。
家族総出で出演していたバラエティー番組が好評を博し、幼い頃から有名人だった双子姉妹もいまや16歳。姉は本格的にモデルとして活動し、妹はテニスプレーヤーとして奮闘しており、ともに美男美女の両親から受け継いだルックスとスタイルに磨きがかかっている。彼女たちの下にももう1組の双子姉妹と末っ子の男の子がいる、7人の大家族だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2024年04月25日 04:00
『MIrror』によると、プレミアリーグの同じチームに所属する19歳の選手2人がレイプ容疑で逮捕されたようだ。
選手の1人は、暴行とレイプの幇助、加害の疑いで拘束された。尋問の後、翌日にチームメイトから2人目の逮捕者が出たという。なお、この選手がどこの誰であるのか、名前は明らかになっていない。
同紙によると警察は「レイプの報告を受け、警官は2人の男性を逮捕した」と語ったという。現在は尋問が終了し、さらなる問い合わせがあるまで保釈したことがわかっている。
2人の選手が所属するクラブは、すでに次のステップについて話し合いが進んでいると主張している。ただ現時点では警察の捜査の結果が出ているわけではない。2人の選手に試合出場停止などの処分が下されるのかは定かではない。
クラブは、「現在この問題は警察の手に委ねられているため、クラブはこの段階でこれ以上のコメントはできない」と語っているようだ。
2024年04月25日 03:06
現地時間4月24日に開催されるプレミアリーグの第29節(延期分)で、遠藤航が所属する2位のリバプールは16位のエバ―トンと敵地で対戦する。
2024年04月25日 00:00
パリ五輪への出場権をかけたU23アジアカップ。日本代表は22日に行なわれた韓国戦で0-1と敗れてしまい、グループ2位で決勝トーナメントへと進むことになった。
ノルマとなるベスト3に入るためには絶対に突破しなければならない準々決勝の相手は、この大会をホストしているカタール。サウジアラビアとともに豊富な資金力をベースに強化を進めてきた強敵だ。
今回はそのカタールの歴史上「最高のフットボーラー6名」をセレクトしてみた。 マンスール・ムフター動画を見たい場合はここをタップ!
カタール代表成績:81試合42ゴール
生年月日:1955年
なんとカタールリーグで7回もの得点王に輝いたという天才ストライカー。詳しい生年月日は定かではないが、1976年にカタール代表でデビューするとすぐさまエースとして重要な選手となった。
アル・ラーヤンを5回のリーグ優勝に導き、カタール代表では81試合に出場して42ゴールを奪取。これはアルムアズ・アリに更新されるまで長く最多記録であった。
カタール代表ではディノ・サニ監督との対立によって引退に追い込まれたという歴史もあるが、それでも14年にわたって活躍しリーグの成長にも大きく貢献した。
なおカタール・スターズリーグでは彼の功績をたたえて得点王のタイトルを「マンスール・ムフター賞」と名付けている。ハッサン・アル・ハイドゥース
カタール代表成績:183試合41ゴール
生年月日:1990年12月11日
フィールドプレーヤーでありながら、カタール代表で183試合に出場してきた鉄人ミッドフィルダー。アル・サッドの下部組織で育ち、16歳で五輪代表に飛び級選出されるなど天才として名高い選手だった。
北京五輪予選の日本代表戦でデビューしていきなりゴールを決め、勝利に貢献。それからメキメキと頭角を表し、クラブでもA代表でも常に欠かせない選手となった。サイドでもボランチでもトップ下でも、あるいはストライカーでもプレーできる器用さとリーダーシップでどんな監督にも愛された。
2019年と2023年のアジアカップ優勝、そして2022年のワールドカップ出場を成し遂げたあと、今年カタール代表から引退。33歳ながら180cap以上を記録するという凄まじい記録を残した。アブドゥルカリーム・ハッサン
カタール代表成績:133試合15ゴール
生年月日:1993年8月28日
左サイドバックのポジションを本職としながら、2018年にはカタール人選手として二人目となるAFC年間最優秀選手賞を獲得したアブドゥルカリーム・ハッサン。
カタール国立の育成機関アスパイア・アカデミーを卒業し、アル・サッドで若くしてレギュラーを奪取。2017-18シーズンにはベルギーリーグのオイペンでもプレーした経験を持っている。
圧倒的なスピードと鋭い左足のキック、そしてゴールも決められる能力を備えた大型ディフェンダーで、17歳からA代表でプレー。27歳にしてカタール代表100試合出場を成し遂げるなど長く主力として活躍した。
2022年のワールドカップ後にはSNSでの発言が問題になって代表を追放され、アル・サッドからも退団を余儀なくされたものの、その後クウェートとイランでプレーを続けている。ハルファン・イブラヒム
カタール代表成績:90試合21ゴール
生年月日:1988年2月18日
そしてアブドゥルカリーム・ハッサンの前に「カタール人選手として初めてAFC年間最優秀選手賞に輝いた」のがハルファン・イブラヒム。しかも2006年当時はまだ18歳であり、その年代で傑出した存在だった。
そのプレーはまさに天才。圧倒的な技術を生かしたドリブルは「カタールのマラドーナ」「ハルファリーニョ」とも呼ばれ、数々のディフェンダーを恐怖に陥れた。また得点力にも優れ、カタールリーグでは4回の2桁ゴールを記録している。
残念ながらプレースタイルもあって怪我が多く、キャリアの中で2回の前十字靭帯断裂を経験。そのため2020年に若くしてサッカー選手としての人生を終えることになった。セバスティアン・ソリア
カタール代表成績:123試合39ゴール
生年月日:1983年11月8日
帰化選手でありながらもカタール代表で123試合もの出場記録を誇り、その中で39ゴールを決めたストライカー。40歳になった今もカタールSCでプレーを続けている。
ウルグアイで生まれたものの2004年にカタールへ渡り、アル・ガラファに加入。2006年には早くもカタールの国籍を取得してU-23代表に選出され、次年度にはフル代表にもデビューした。
2007年と2011年のアジアカップで日本代表相手にゴールを決めており、いわゆる「日本キラー」としても知られるが、実際のところはその2試合ともカタール代表は勝っていない。アクラム・アフィーフ
カタール代表成績:112試合37ゴール
生年月日:1996年11月18日
Jリーグから世界へ!韓国代表の「歴代最高レジェンド」トップ6
まだ27歳という年齢であるが、すでにこのオールタイムベストに含めるべき存在となっているアクラム・アフィーフ。現代のカタール代表はまさに彼のチームと言っても過言ではない。
国立の育成機関アスパイア・アカデミーからセビージャに留学していた経験を持ち、ベルギーリーグのオイペンでプロデビュー。さらにビジャレアルやスポルティング・ヒホンでのプレーを経験し、2018年に帰国した。
アル・サッドではチャビ・エルナンデスとチームメイト、そして後に監督と選手という関係にもなり、そこでエースとして大活躍。圧倒的なドリブル突破と冴えわたる得点力が魅力で、前線の様々なポジションをこなす応用力も。
父親はタンザニア生まれの元ソマリア代表選手であったハッサン・アフィーフで、兄のアリ・アフィーフも元カタール代表DFというサラブレッドでもある。
2024年04月24日 23:30
26日、スペインのラ・リーガ第33節にてレアル・ソシエダとレアル・マドリードが激突する。
やはり日本のサッカーファンが注目するのは、ソシエダのMF久保建英VS古巣レアル・マドリードの構図だろう。果たして古巣のレアル・マドリード相手にどう違いを生んでいくのか。
スペイン『MARCA』は、序盤の輝きを取り戻してほしいと終盤の久保に期待をかけている。久保は今季ここまでリーグ戦で7ゴールを挙げているが、そのうち5ゴールは最初の8試合で決めたものだ。第8節時点で5ゴール1アシストと見事なロケットスタートだったが、そこからペースが落ちてしまったのだ。
今年1月にはカタールでのアジアカップがあり、久保も1か月ほど離脱。復帰してからは2月のマジョルカ戦で1ゴールを奪ったが、2024年に入ってからソシエダで奪ったゴールはこの1点だけだ。
そのマジョルカ戦もアウェイゲームで、久保はホームのアノエタでは昨年10月のアスレティック・ビルバオ戦で決めた得点が最後となっている。今回のレアル・マドリード戦はホームでの戦いとなるため、約7か月ぶりとなるホームでのゴールを決めたいところ。
同メディアはアジアカップを含め久保の身体に疲労が溜まっていることに理解を示しているが、「最初の数ヶ月に見せていたレベルには達していない」と最近の久保のパフォーマンスに納得していない。
最近は筋肉系のトラブルもあって先発から外れるゲームもあったが、終盤へスパートをかけられるか。今季は二桁得点の期待もあっただけに、このままでは終われないだろう。
2024年04月24日 23:11
Jリーグは4月24日、ルヴァンカップの1stラウンド2回戦の9試合を各地で開催した。
広島が奈良に6−0、浦和が鳥取に5−2、柏が群馬に3−1と、J1勢が快勝を収める一方、琉球がG大阪に2−1で競り勝ち、長野が京都を延長戦の末に3−2でくだすなど、J3勢の健闘も。富山はPK戦でJ2の清水に勝利した。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
24日に開催されたルヴァン杯2回戦の結果は以下のとおり。
秋田 2EX1 湘南
群馬 1−3 柏
長野 3EX2 京都
富山 0(6PK5)0 清水
奈良 0−6 広島
岡山 3(3PK5)3 横浜FC
熊本 0−1 鳥栖
琉球 2−1 G大阪
鳥取 2−5 浦和
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 23:10
3年前の時点では250万ユーロの市場価値しかなかった攻撃的MFは、シュツットガルトで大きく化けた。
2024年04月24日 22:40
セリエAで現在17位と低迷するウディネーゼは、4月22日にファビオ・カンナヴァーロ新監督の就任を発表した。契約期間は今シーズン終了までと、一時凌ぎの助っ人としては贅沢すぎるレジェンドを迎えたこととなった。
カンナヴァーロ新監督は、現在50歳。選手時代にはイタリア史上最高のDFの一人として数えられ、2006年のドイツW杯制覇の立役者でもある。指導者としてのキャリアは2015年からで、中国のクラブである広州恒大に始まり、アル・ナスル、天津権健、セリエBのベネヴェントを率いてきた。セリエAのクラブを指揮するのは初だ。
そして興味深いのは、彼のデビュー戦についてだ。クラブの次戦は日本時間4月26日AM3時から、アクシデントにより中断してしまった第32節ローマ戦が控えている。しかも試合が中断した72分、1−1の状況からの再開を予定しており、新監督がどう対応するかが見ものである。
しかも相手のローマを指揮するのはダニエレ・デ・ロッシ監督。選手時代、代表で共にW杯を制覇したメンバーが思わぬ形で再会することとなる。カンナヴァーロ新監督は、それについて記者会見で「サッカーは元チームメイトや旧友に会うことも多くあるが、この試合は普段と変わらない試合の一つ、相手よりハングリー精神を持って戦わなければならないことを選手には伝えた」と語った。
そしてチームの現状を「精神面がキーポイントになる」と分析し「最近の試合を見ても、戦術や身体や技術には問題がなかったが、チーム全体にどこか恐れがあるように感じた。戦う際に必要な唯一のことは、チーム全員が恐れを持ってはいけないということ。クラブの歴史に誇りを持ち、応援してくれるファンの大切さを肝に銘じて、勝利を達成するためにミスをできるだけ少なくする必要がある」と語った。
果たしてカンナヴァーロ監督は、同じくイタリアのレジェンドで監督として成功しつつあるデ・ロッシ監督に続く存在となれるか、この一戦から目が離せない。
2024年04月24日 22:40
まさに守護神だ。
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山とホームで対戦。3−2で勝利も、敵地での第1レグは0−1で負けており、2戦合計3−3で延長戦に突入。120分の戦いを終えても決着はつかず、迎えた延長戦を5−4で制し、決勝進出を果たした。
第2レグは30分までに3点をリードしたが、セットプレーで被弾すると、PK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。数的不利のなか、劣勢の時間が長く、多くのピンチに見舞われたが、そのたびにGKポープ・ウィリアムが立ちはだかった。PK戦では蔚山の5人目、元鳥栖のキム・ミヌのPKを鋭い読みでストップしてみせた。
試合後のフラッシュインタビューで、ポープは心境を問われると、「本当にホッとしています」と笑顔を浮かべる。
【動画】ポープが渾身のPKストップ! 最後はエドゥアルドが決める!
PKストップに関しては、「身体がけっこうギリギリだったので。駆け引きとかじゃなく、自分を信じて、決めた方向に思いっきり飛ぶ、それだけですね」と振り返る。
10人での苦しい戦いだった。何度もファインセーブを見せた。
「早い時間に自分のチームが退場してしまって、本当に耐える、それだけというか、自分のところで、なんとかあれ以上、失点しないことだけは意識していました」
自身のことだけでなく、「チームのみんなもハードワークしてくれて、僕だけじゃなく全員の力で、サポーターのみなさんの力も含めて、マリノスファミリー全員で掴み取った勝利だと思います」と語り、喜びを噛みしめた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 22:34
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦。PK戦に持ち込まれる死闘を制し、決勝進出を決めている。
敵地での第1レグを0−1で落としたなか、13分に植中朝日のゴ―ルで先制した横浜は、21分にアンデルソン・ロペスの一撃、30分に植中のこの日2点目で加点。リードを広げる。
しかし、35分にセットプレーからマテウス・サレスのヘッドで失点すると、39分にはボックス内でDF上島拓巳がハンドを犯し、一発レッドで退場。このPKをダリヤン・ボヤニッチに決められ、アグリゲートスコア3−3に追い付かれる。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
その後の81分間は、数的不利の中で猛攻を受けながらも、延長戦を含めてゼロで凌ぎ、PK戦では5人全員が決めて5−4で勝利。見事にファイナル進出を決めた。
韓国メディアはこの結果に落胆。『スポーツ朝鮮』は「0−3→2−3→4PK5で涙。11人の蔚山と10人の横浜。狂気のドラマは悲しい結末。ACL決勝行きに挫折した」と報じた。
また、『InterFootball』は「蔚山、一人退場の横浜と120分の血闘終了。PK戦で衝撃の敗北。決勝行きは打ち砕かれた」と伝えている。
数的優位を活かせず、圧倒的に攻め込みながらの敗北に、衝撃が広がっているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月24日 22:33
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝セカンドレグが24日に行われ、横浜F・マリノス(日本)は蔚山現代(韓国)と対戦。
2024年04月24日 22:30
築地市場跡地を再開発する「築地地区まちづくり事業」。その事業予定者に、三井不動産を代表企業とするコンソーシアムが選定された。
トヨタ不動産や読売新聞グループなど11社が構成企業に名を連ねており、5万人収容の大規模集客・交流施設(マルチスタジアム)を中心にした計画が話題になっている。
築地の新スタジアムは、世界屈指の可変性と多機能性を備えた約5万人(※用途に応じて2万〜5万7000席に可変)収容の屋内全天候型施設。
「超可変性」を謳い、可動席と仮設席を活用することにより、用途に応じてフィールドと客席が変形。スタジアム、アリーナ、劇場、展示場へと専用化する超多機能施設になるとのことだ。
想定イベントは「ラグビー、野球、サッカー、バスケットボール、eスポーツ、MICE、音楽ライブ、コンサート、演劇等」。
読売新聞グループが構成企業に入っていることで、NPB読売ジャイアンツの新しい本拠地となることが予想されるなか、サッカーでの使用も想定されている。
東京の都心部だけに、サッカーファンからも熱い視線が注がれている築地の新スタジアム。もしかしたらここをホームにするJリーグクラブが現れるのだろうか…。
サッカーと野球の共用スタジアムと言えば、アメリカではMLBニューヨーク・ヤンキースとMLSニューヨーク・シティが使用しているヤンキー・スタジアムが代表例。
ただ、実はサッカーの本場である欧州にも、定期的に野球の公式戦が開催されているサッカーのスタジアムがある。それが、2012年のロンドン五輪でメイン会場となったロンドン・スタジアムだ。
サッカーファンには、プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドのホームとして知られる一方、2019年から始まったMLBロンドンシリーズの会場としても使用されている。
サッカー場から野球場への転換の様子がこちら。
次回W杯の開催地、アメリカのスタジアム収容人数ランキングが圧倒的すぎる!8つが「10万人超」
ロンドン・スタジアムは稼働スタンドが採用されており、芝生のピッチを撤去したうえで、野球場へ大変身。かなり大がかりな転換となるため、MLBのロンドンシリーズは毎回プレミアのシーズン終了後の6月に開催されている(2024年も開催)。
映像を見ても分かるよう、野球でもサッカーでも使えるとなればそれなりの仕組みが必要。築地のスタジアムがどのようにして「超可変性」を実現するのか。今後の情報に注目していきたい。
2024年04月24日 22:20
21日に行われたFAカップ準決勝でコヴェントリー・シティに勝利したユナイテッドだが、2部所属の同クラブにPK戦までもつれ込み辛勝したことで、メディアや評論家はこの勝利に「恥ずかしい勝利」というレッテルまで貼り、同クラブを批判している。
そんななか、イングランド代表DFハリー・マグワイアはFAカップ準決勝後に取材に応じ、ユナイテッドの状況について語った。英『sky sport』が伝えている。
「私はこのクラブに長く在籍しているので、監督であろうと選手であろうと、ユナイテッドの周囲の騒音は常にここにあることを知っている。大きなプレッシャーにさらされている選手たちがいるし、試合に負けたり、悪い成績を収めたりすると、監督も同様にプレッシャーにさらされることになる。私たちにはFAカップ決勝があり、プレミアリーグの試合もあり、私たち全員が一緒に戦っている。監督、選手、ファン、スタッフ、私たちは皆同じことを望んでおり、そうあるべきだ」
マグワイアはユナイテッドの周囲にはいつも騒音があり、プレッシャーにさらされていると語り、現在クラブは一丸となってリーグ戦、FAカップ決勝に向けて準備しているという。
また、5月に行われるマンチェスター・シティとのFAカップの決勝については以下のように語った。
「FAカップ決勝戦に出場することになる。子供の時からプレイするのが夢だった試合だから、私たちは本当に喜んでいるし、順調に進んできた」
現在プレミアリーグで7位に沈むユナイテッド。今季タイトルを獲得するには、マグワイアが少年時代からの夢と語るFAカップ決勝でシティに勝利するしかない。このままユナイテッドは無冠で終わるのか、それとも夢の舞台でトロフィーを掲げるのか。決勝が楽しみだ。
2024年04月24日 22:11
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグの準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦した。
敵地での第1レグは0−1。ファイナル進出に向け、勝利が絶対に必要な横浜は、30分までに植中朝日の2発、アンデルソン・ロペスのゴールで3点をリードする。
だが、その後にセットプレーから失点し、PK献上の上島拓巳が一発レッドで退場。このPKを決められ、アグリゲートスコアは3−3に。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
結局、後半も延長戦でもスコアボードは動かず。迎えたPK戦を5−4で制した横浜がクラブ史上初のACL決勝進出を果たした。
数的不利の状況で、劣勢の時間帯が長かったが、守護神ポープ・ウィリアムの好守連発など、粘り強い守備で対抗。耐えに耐えて、PK戦は5人全員が成功。激闘を制した横浜に、SNS上では「凄い!凄い!」「本当にありがとう」「一人少ない状況でよく耐えた!」「なんと誇らしい」「マリノスこれはマジで凄い」「ポープniceセーブ」といった声があがった。
トリコロールの逞しい戦いぶりを、ファン・サポーターも称えた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部