2022年08月18日 23:27
女子プロレス「スターダム」のワールド王者・朱里(33)とお騒がせ女ジュリア(28)が、新日本プロレス「G1クライマックス」ファイナルトーナメント決勝戦(18日、東京・日本武道館)に来場し、大会に花を添えた。 決勝戦前に朱里がオカダ、ジュリアがオスプレイにそれぞれ花束を贈呈。朱里は「G1クライマックスで花束を渡させていただけたことが光栄です」と感激の面持ちだった。 試合はオカダがオスプレイを下し史上4人目の連覇を達成。朱里は「今回の決勝戦からめちゃくちゃ刺激を受けて。素直にすごくて、何も言えなくなるぐらいでした」と興奮気味に振り返った。 一方のジュリアは「私たちユニットが分かれてから、めったにしゃべったことがなかったけど、試合がすごすぎて久々にしゃべっちゃうっていう…」と苦笑しながら、「ドンナ・デル・モンド」を脱退し「ゴッズアイ」を結成したかつての盟友と一夜限りの和解があったと明かした。 貴重な経験と、日本武道館の空気を味わったことでモチベーションも高まった様子。「今日のオカダ選手とオスプレイ選手の師弟対決から感じることもあった。私の日本武道館っていうと、去年3月の大会(中野たむとの髪切りマッチ)を思い出す。再びあの舞台に立って、朱里を倒して勝利したい」と夢を膨らませていた。
2024年04月20日 06:00
女子プロレス「スターダム」の妖精なつぽい(28)が、プロレス界の母と慕う伊藤薫(52)への恩返しを誓った。
27日の横浜BUNTAI大会では中野たむと組み、スターダム初参戦となる伊藤&アジャコングと対戦する。伊藤とはアクトレスガールズ時代にディアナへの出稽古で練習を見てもらって以来、プライベートでも親交がある。伊藤の経営する飲食店を手伝い、料理も習っていたという。
「デビューして1年たった時に、団体の代表が『Sareeeと試合をさせたい』って言い出して。でも、伊藤さんから『そんな受け身も取れない子とうちのSareeeは試合させられない』って言われた。それから一番練習が厳しいって言われてたディアナの道場に通い始めた。全ての基礎を教えてくれたのは伊藤さんです」と振り返った。
当時は女優からプロレスラーに転身したことで、対戦相手から見下されることも多くあった。「体も小さいし、なかなかプロレスラーとして認めてもらえなくて。そんな中、戦う姿勢で自分を分かってもらえるようになったのは、伊藤さんの厳しい練習があったから」と感謝の気持ちでいっぱいだ。
2018年11月のディアナ道場マッチではジャガー横田と組み、伊藤&井上京子と対戦。伊藤から勝利を収めたものの、なつぽいだけはハンディとして2カウントフォールで勝利できる特別ルールだった。「あの後しばらく、伊藤さんは『なつぽいに負けたなんて黒歴史だよ』ってずっと言ってた。でも、あの時は2カウント。今回絶対に3カウントを取りたい」と拳を握る。
「私の全てを知っているから『なつみって、こんなもんか』って思われたくない。全力でぶつかって、ここまで育ててもらった恩を返します」。最後は「バイぽーい!」と言いながら新大阪行きの新幹線に乗り込んだ。
2024年04月20日 06:00
お騒がせ女子プロレスラーことウナギ・サヤカが、元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏(66)が立ち上げた新団体「マリーゴールド」に対抗心を燃やしている。
先日、概要が発表された新団体にはスターダムを退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月の5人と、高橋奈七永、元アイスリボンの石川奈青が所属に。青野未来らアクトレスガールズを退団した6人の合流も決定的となり、大きな話題を呼んでいる。
ウナギは「去年1年間、(自分は)『スターダムの1強を終わらせる』と言ってきたけど、まさか終わらせるかもしれないものが現れるとか想像していなかった。ああやって『ロッシー小川とやりたい』という人が集まって巨大勢力を生もうとしているのは、めっちゃ楽しみですよ。かといって、スターダムもチャンスだと思うし」と新団体の誕生を歓迎した。
むしろ、自身の発奮材料にもなったという。2022年10月にスターダムを離れ、他団体を主戦場とする「ギャン期」に突入。全日本プロレスをはじめとする男子団体でも注目を集め、今年1月には初の自主興行(後楽園)を大成功させた。
その自負があるからこそ「私もマリーゴールドに前を走らせるわけにはいかない。ロッシー小川はウナギ・サヤカの生みの親なので、ロッシーに『ウナギ・サヤカはすげえ』と言わせるところまでが私のギャン期だと思うので。1団体に負けるつもりはないです」と闘志をみなぎらせた。
ファンや関係者からは「どっちに出るんですか?」と聞かれることが増えたという。ウナギは「そんなの聞いて何が楽しいのって思う。この1年、思うようにやってきた私がみんなの思うように動くわけないし」と意地悪な笑みを浮かべつつ、「やりたい人もいますしね。マリーゴールドだけじゃなく、スターダムにも。それはやるべきタイミングで乗り込みたいなと」。火がついたお騒がせ女の動向に注目だ。
2024年04月20日 05:00
大相撲夏場所(5月12日初日、両国国技館)の新弟子二次検査が19日、同国技館で行われ、ただ1人受検した元村康誠(15)=佐渡ケ嶽=が合格した。昨年9月に新弟子検査の規則が一部変更され、体格基準未満でも運動能力テストを実施することに。身長159・5センチ、体重67・6キロの元村は50メートル走で7秒91を計測するなど、合格基準点を上回った。5月2日に他の志望者と新弟子検査を受検し、内臓検査の結果を待って、初日に合格者が発表される。日本相撲協会によれば、身長150センチ台の力士が誕生すれば戦後初となる。
元村は佐賀県出身で、小学4年時に少年相撲大会「白鵬杯」で技能賞を受賞。秀ノ山親方(元大関琴奨菊)にスカウトされ、角界入りを決意した。まずは最初のハードルをクリアし「ホッとしています。大相撲に行くのが夢だった」と目を輝かせた。
◆新弟子二次検査 身長167センチ、体重67キロの体格基準に満たない入門希望者が運動能力テストを受検する。背筋力、握力、反復横跳び、ハンドボール投げ、上体起こし、立ち幅跳び、50メートル走の7種目。同様の運動能力テストは「第二検査」の名称で2001年初場所から12年春場所まで行われ、合格者から元関脇豊ノ島、元幕内照強ら7人が関取となった。
2024年04月20日 05:00
「ボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
王者・井上拓真(28)=大橋=に挑戦する同級1位・石田匠(32)=井岡=が19日、大阪市浪速区の所属ジムで練習を公開し、「自分からどんどんアグレッシブに行く。
2024年04月19日 20:40
「ボクシング・6回戦」(19日、後楽園ホール)
フルコンタクト空手の極真会館の、1997年の全世界ウエイト制空手道選手権大会で軽重量級準優勝の堀池典久氏(51)を父に持つ堀池空希(22)=横浜光=が66・0キロ契約6回戦でプロデビューし、シェ・ジュンイ(19)=中国=に1回2分7秒、KO勝ちした。
神戸から駆けつけた典久氏も見守る中、堀池は「後楽園ホールは大学のリーグ戦でけっこう試合してたので、会場への緊張感は一つもなかった。アマチュアの試合の時より注目されるのが全然違うので、むちゃくちゃ楽しみでした。僕より父の方が緊張していましたね」との言葉通り、落ち着き払った戦いぶりを見せた。
開始早々に左からの右を効かせると左ボディーを着実に決めていき、左フックからの左ボディーでフィニッシュ。「(感触は)めちゃくちゃありました。けっこう奥にグッと刺さったので、けっこう手応えありました」と振り返った。
堀池は空手やプロのキックボクシングを経て、大学では2023年度全日本選手権ライトミドルで準優勝するなどボクシングで活躍。動画配信サービス「U-NEXT」のボクシング中継「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」の育成選手に指定された有望株だ。
今後はスーパーライト級で戦っていく方針で「今年はユースタイトルを取って、日本ランキングに入りたいなと思っています」と話した。
また、同じく育成選手で、19年アジアユース選手権銅メダル、18年国体優勝、19年高校選抜、インターハイ優勝の高橋麗斗(22)=パンチアウト=も、62・5キロ契約6回戦でプロデビューした。
2回にヤン・ユーメン(20)=中国=の右フックで動きが止まる場面もあったが、1回から左ボディーを決めていき、3回に左ボディー連打を効かせるとラッシュで最初のダウンを奪取。そのまま10カウントが数えられ、3回2分8秒、KO勝ちでプロ初陣を飾った。
高橋は「流れの中で腹を打ったタイミングで終わったと思います。感触は思ったよりなかった」とフィニッシュを振り返り、「そんなに緊張しなかった。セコンドの声も聞こえてちゃんとできたので、次につながる動きができた。いろいろ収穫がありました」と笑顔。
今後は体次第でライト級かスーパーライト級で戦う方針で、「日本人でも活躍できるんだぞというのを自分が先頭に立って作っていきたい。世界一を目指して頑張っていきます」ときっぱり。「今年はしっかり(日本)ランキングを取って、ユースタイトルを撮れるなら取って終わりたい」と年内の目標を語っていた。
2024年04月19日 20:15
DDTの彰人(37)が、王者・上野勇希(28)とのKO―D無差別級選手権(26日、東京・墨田区のひがしんアリーナ)に向け、自身の思いを熱弁した。
3月17日後楽園大会で王者から逆指名され、今回の挑戦が決まった。前哨戦2試合を経て、19日に都内で行われた調印式で2人は対峙。
先にマイクを向けられた彰人は「ちょっと待ってもらっていいですか」と進行を制すや「毎回、毎回挑戦者から意気込みを語って、チャンピオンがそれを受けてしゃべる。そういう形式、まず今回はやめませんか」と最初に王者にコメントを求めた。
すると上野は「先に言うのが嫌だとか、後に聞きたいとか、逆にそれにこそ何の価値もない面倒臭さであるということを、この1か月間、よく感じていたなというふうに思います」と、さらっと反論。その上で「チャンピオンは何よりも自分であるということが大事。このタイトルマッチも、上野勇希が王者であるから勝つんだろうし」とV4への自信をみなぎらせた。
静かに発言を聞いていた彰人だが、何やら王者に思うところがある様子で「僕は今回のタイトルマッチ、いちレスラーの彰人として臨むんじゃなくて、『37年間男として生きてきた西垣彰人』として臨む、その覚悟でやります」ときっぱり。「上野は聖人君子の皮をかぶってる『プロレスラー上野勇希』をずっと演じていると思ってます。だから僕は上野には、プロレスラーとしてではなく、いち人間として僕と戦ってほしい」と呼びかけた。
「プロレスラー・上野勇希」の化けの皮をはがせるのか注目だ。
2024年04月19日 19:45
元WWEの女子プロレスラー・Sareee(28)が、念願のジュリア(30)戦に向けて闘志を燃やしている。
元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏が立ち上げた新団体「マリーゴールド」の旗揚げ戦(5月20日、東京・後楽園ホール)では、Xと組み、ジュリア&Xと対戦する。
新団体の印象を「あいみょんの曲かと思って、びっくりした」としつつ「でも、新団体の旗揚げとか私にとっては関係のないこと。ずっと戦いたいと思ってたジュリアとやっと戦えることがうれしいし、楽しみ」と笑顔を見せた。
ジュリアと対戦するのは2019年6月18日のシングルマッチ以来、約5年ぶり。Sareeeがジャーマンで勝利を収めているが、当時とは状況は違う。その後のジュリアはスターダムに移籍し女子のトップに上り詰め、SareeeはWWEマットを経験した。
「私が米国に行っている間、女子プロレスを一番盛り上げたのはジュリアだと思う。私は新人の時のジュリアしか知らないから、どれだけ成長したのかリングで確かめたい」と再会マッチを心待ちにする一方で「ジュリアとはここからが始まりだと思ってる。これからシングルになるのか、試合をもうやらないのかわからないですけど、次につながるような戦いをしたい」と今後の展開を見据えた。
最後に「ジュリアはスターダムで、本当の意味での戦いってしたことがあるのかなって思うから…。『本物の戦い』を教えてあげようかなと思いますね」とにやり。Sareee対ジュリア、「本物の戦い」は刻一刻と迫っている。
2024年04月19日 19:25
17日に後楽園ホールで行われたボクシングの試合に関して、16日の前日計量で体重超過した堤駿斗(24)=志成=に対して、日本ボクシングコミッション(JBC)は19日付で、16日から6カ月のライセンス停止処分としたことを発表した。
2024年04月19日 19:07
「RIZIN.47」(6月9日、国立代々木競技場第1体育館)
堀口恭司(33)=アメリカン・トップチーム=がセルジオ・ペティス(30)=米国=に「RIZIN.47」でリベンジマッチを挑むことが19日、発表された。MMAルール61・0キロ契約5分3回戦で行われる。
堀口は2021年12月、ペティスの保持していた米ベラトールの世界バンタム級王座に挑戦しするもKO負けしており、雪辱戦となる。ペティスは昨年11月の統一戦で暫定王者パトリック・ミックスに裸絞めで一本負けして王座陥落しており、再起戦となる。
また、クレベル・コイケ(34)=ボンサイ柔術=−フアン・アーチュレッタ(36)=米国=のMMAルール66・0キロ契約5分3回戦も決定。アーチュレッタは昨年大みそかの防衛戦で体重超過して王座を剥奪された上に、試合でも朝倉海にTKO負けしており、再起戦となる。
この他、カルシャガ・ダウトベック(30)=カザフスタン=−関鉄矢(30)=SONIC SQUAD=のMMAルール66・0キロ契約5分3回戦も決定した。ともにボクシング出身のストライカー対決となる。
2024年04月19日 19:01
「ボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
王者の井上拓真(大橋)に挑戦する同級1位の石田匠(井岡)が19日、大阪市浪速区の所属ジムで練習を公開し「自分からどんどんアグレッシブにいく。インパクトを残してKO、TKOを目指す」と宣言した。
2017年10月に英国でWBA世界スーパーフライ級王者カリッド・ヤファイに判定負けして以来、約7年ぶりの世界戦は5・6東京ドーム。「前回の負けも生かしている。メンタルが強くなった。今は別人です」と自分の成長を見せつける覚悟を示した。井上拓に対しても「相手は弱くはないが、自分のボクシングは通用すると思う。負けは想像がつかない」と強気の姿勢を貫いた。
井岡一法会長は「8R終了時点でストップか、誰が見ても石田の勝ちという試合で進めなければいけない」と予測。フィリピン人の東洋ランカーを相手に28日までに計115Rのスパーリングをこなす予定で、石田は「自分のボクシングの集大成。世界王者になって大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)で世界戦をできるくらい関西を盛り上げたい」と言葉に気迫を込めた。
2024年04月19日 19:00
新日本プロレスは19日、ジュニアのリーグ戦「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(BOSJ=5月11日、千葉で開幕)を欠場するYOH(35)の代わりに、KUSHIDA(40)が出場すると発表した。
当初エントリーされていたYOHは「左肩関節前方脱臼」および「関節唇損傷」のため、欠場することが前日に発表された。オーストラリアから帰国後の羽田空港で撮影した動画内でKUSHIDAは「5月決まっているスケジュールをいったん白紙にして、関係各所に今から連絡をして、5月、日本に向かいます」と宣言。
「エントリー外から失礼しますという感じなんですけど、レース大外からめくって優勝をかっさらうというイメージはすでにできています」と自信をみなぎらせた。
2年連続11回目の出場となるKUSHIDAは、2015、17年大会を優勝している。7年ぶり3度目の制覇を果たせるか注目だ。
2024年04月19日 18:25
日本プロレスリング連盟発足記念大会「ALL TOGETHER(AT)」(5月6日、東京・日本武道館)の追加カードが19日に発表され、女子プロレス「スターダム」の提供マッチとしてスターライト・キッド、なつぽい組 vs AZM、天咲光由が決まった。
2024年04月19日 17:40
DDTのアイアンマンヘビーメタル級王座戦線が、カオスな展開を迎えた。
19日午後1時の段階ではお騒がせ女子プロレスラーことウナギ・サヤカが第1623代王者として君臨していたが、午後2時開始の会見前にひと悶着あった。
都内で挑戦者の大社長こと高木三四郎(54)との防衛戦(26日、東京・墨田区のひがしんアリーナ)に向けた調印式が予定されていたが、控室にいたウナギを高木が背後から急襲。手にはなぜか、九州産のウナギのかば焼き(2890円)を持っている。
そのままかば焼きで首を絞められたウナギは、思わずタップ。レフェリーがギブアップを認め、ウナギ・カバヤキが第1624代王者として認定されたから、さあ大変だ。
そのため調印式は王者カバヤキと、挑戦者の高木三四郎が出席。すっかり勝利を確信した大社長は「ウナギには変わりない」と言い張るが、案の定、調印式自体が成立しない。
そこへ現れたのがウナギ・サヤカだ。「お前ら、本当にバカだな…」と、この光景を見て誰もが思っていることを口にするや「私が今までどんな思いをして、このベルトを守ってきたと思ってんだ。ウナギ・カバヤキだ? 見とけ! こうしてやる!」と、そのままカバヤキをカブリ。大好物の家系ラーメンを食べたばかりの胃袋に収め、「共食い」という決まり手により、ウナギ・サヤカが第1625代王者に返り咲いた。
念のためにおさらいすると、ウナギ・サヤカ→ウナギ・カバヤキ→ウナギ・サヤカとベルトが移動したことになる。すったもんだの末、26日は予定通り、王者ウナギ・サヤカvs高木三四郎の王座戦が行われることになった。
「カバヤキと戦いたかった…」とガックリの高木だが、気持ちを切り替えて「おい、ウナギ! 26日はこのウナギみたいにガブっとかじってやるからな!」と予告。
一方のウナギは「大丈夫か、この会社…」と、改めて誰もが感じた率直な意見を口にしつつ「すべてのウナギを代表して、私が26日に高木三四郎に勝ち、アイアンマンチャンピオンとして、いろいろなウナギと戦っていきたいと思います」と決意を込めた。
2024年04月19日 12:03
初代タイガーマスクの展覧会「僕たちが愛したスーパーヒーロー『初代タイガーマスク』展―ゴールデンタイム伝説―」が14日から東京・秋葉原の書泉ブックタワー9階で開催されている。
フェアでは、マスク職人・中村ユキヒロ氏制作のマスク展示、販売など初代タイガーマスクの魅力を感じる内容となっている。
さらに書泉限定販売の写真集「初代タイガーマスク写真集 1981―1983」(税込3300円)がこのほど発売。60頁に及ぶ写真集は、未公開秘蔵写真が多数発掘された貴重な一冊となっている。他にもストロングスタイルプロレスと書泉がコラボした限定の缶バッジのガチャなどオリジナル商品が販売されている。
展覧会は開幕から多くのファンが訪れる盛況となっているが、展示品の中に今回、初めて公開された貴重写真があった。
これは、初代タイガーマスクがデビューした1981年4月23日、蔵前国技館でのダイナマイト・キッド戦での控室での一枚だ。
この時、初代タイガーは、新日本プロレス、外国人選手とはまったく別の控室が用意された。初代虎の佐山聡が当時を振り返り「物置のような部屋で1人ぽつんと押し込まれました」と苦笑いするように、この写真を見ると初代虎がポーズを取りながら座るパイプ椅子の下には、ゴミ袋のようなものが置かれており、確かに蔵前国技館の中にある「物置のような」部屋であったことが確認できる。
これまで、この写真はモノクロで公開されていたが今回の展覧会を前にカラー写真が発掘。ストロングスタイルプロレスの平井丈雅代表は「モノクロはこれまでもファンの方は目にしたことがあると思いますが、カラー写真は初めてです。私も初めてカラーでこの写真を拝見させていただき感動しました」と涙をにじませた。
このデビュー戦の控室での写真が試合前なのか後なのかは定かではない。ただ、カラーで見るとタイガーマスクへ変身した43年前の緊張感がよりリアルに伝わってくる。
貴重写真が初公開の展覧会は26日まで開催される。
2024年04月19日 09:09
全日本プロレスは18日、「チャンピオン・カーニバル 2024」の優勝決定戦を行う5・12横浜BUNTAIに越中詩郎、船木誠勝、AKIRAが特別参戦することを発表した。対戦カードは今後、発表となる。
横浜BUNTAI大会は、18日に後楽園ホールで開幕した春の本場所「チャンピオン・カーニバル 2024」の優勝決定戦を開催。さらに世界ジュニアヘビー級王者のライジング HAYATOがカズ・ハヤシと2度目の防衛戦を行う。