2022年10月03日 13:18
「高校野球栃木国体・準決勝、国学院栃木0−3聖光学院」(3日、宇都宮市清原球場) 今夏の甲子園で4強入りした聖光学院は3−0で同16強の国学院栃木を下し、決勝に進出した。 先発の小林剛介投手(3年)が96球を投げて4安打完封。「3年間の中で1番と言っていいほど感覚よく投球できた」と、緩急をうまく使って相手に的を絞らせなかった。 打線は三回に1死一、二塁の好機を作ると、2番・新主将の高中一樹内野手(2年)が中前適時打を放ち先制。その後も着実に得点を積み重ねて、試合の主導権を握った。 決勝は、この日の第2試合に開催される大阪桐蔭−下関国際の勝者と戦う。
2024年04月24日 05:01
「DeNA1−1阪神」(23日、横浜スタジアム)
阪神・森下翔太外野手(23)が1点を追う六回1死一塁から、左翼線二塁打。相手守備が乱れる間に中野が同点の本塁を陥れる貴重な一打を放った。自己最長の7試合連続安打の森下をデイリースポーツ評論家の谷佳知氏は「成長を感じる」と絶賛した。
◇ ◇
2年目を迎えた森下には成長を感じる。持ち前の思い切りの良さはそのままに、打てる球、打つべき球をしっかり見極めて対応ができている。
六回1死一塁で放った左線二塁打も、2球で追い込まれた後、ボール球を見送り、フルカウントから甘く入ってきたスライダーを逃さずにはじき返した。今季はここまで佐藤輝に次ぐ13打点を挙げているが、走者を置いた場面での勝負強さが際立っている。
1年目は思い切りがいい反面、ボール球に手を出してしまって凡退する打席も多かったが、今は相手の誘い球に対して我慢をして、逆に相手のミスショットを待つことができている印象だ。遊ゴロ併殺打に倒れた八回の第4打席、死球を受けた十一回の第5打席も、打ちそうな雰囲気があった。
今の打撃を継続できれば四球の数が増えて、もっと打率も上がってくるだろう。
打線全体では6安打で1得点に終わったが、打ち損じての凡退というよりも、DeNA投手陣がコースに投げ切った上での凡退が多かったので、心配する必要はない。投手陣が踏ん張って、引き分けに持ち込めたという試合だ。いい意味で、昨季のような「強さ」を感じさせられた。
2024年04月24日 03:40
敵地・ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場
■ナショナルズ ー ドジャース(日本時間24日・ワシントンDC)
ドジャース・大谷翔平投手は22日(日本時間23日、試合開始7時45分)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場する。2試合連続6号に期待がかかる。
21日(同22日)、本拠地・メッツ戦に「2番・指名打者」で出場。8試合ぶり5号2ランを放つなど、2安打1四球2打点だった。松井秀喜氏を抜き、日本選手単独最多となる176本目となった。
7試合連続安打となり、打率は両リーグトップの.368。ワシントンDCにあるナショナルズ・パークで試合するのは初となる。ナショナルズの先発は左腕パトリック・コービン投手。16日(同17日)のドジャース戦で大谷と対戦し、4打数1安打だった。(Full-Count編集部)
2024年04月24日 03:30
亡命協力者との契約不履行で…3億円の訴訟
元中日でブルージェイズのジャリエル・ロドリゲス投手がドミニカ共和国の裁判所から訴えられたと23日(日本時間24日)、ドミニカメディア「Z101」のディレクター、ヘクター・ゴメス氏が伝えた。
キューバ出身のロドリゲスは、2020年に中日入り。来日3年目の2022年は56試合に登板して防御率1.15、39ホールドで最優秀中継ぎのタイトルを獲得した。しかし、2023年のWBCにキューバ代表として出場後は来日せず、メジャーとの契約を目指しドミニカ共和国に亡命したと報道されていた。
今年2月にブルージェイズと5年間4000万ドル(約62億円)で契約。同氏によると、ロドリゲスをドミニカ共和国へ連れて行った人物との契約に不履行があり、その人物から200万ドル(約3億800万円)の支払いを求められているという。(Full-Count編集部)
2024年04月23日 23:00
「DeNA1−1阪神」(23日、横浜スタジアム)
阪神は投手陣が終盤のピンチをしのぎ切り、延長十二回で引き分けた。
2024年04月23日 22:52
「楽天3−4日本ハム」(23日、楽天モバイルパーク)
日本ハムが延長十二回にもつれ込んだ試合をものにして、今季初の引き分けを挟んでの5連勝。そして、新庄政権最多で、19年8月9日以来の貯金4とした。
途中出場の上川畑が殊勲の一打を放った。冷たい雨が降りしきる中、迎えた延長十二回2死二、三塁。追い込まれながら左前に運ぶ決勝打。一塁ベース上で感情を爆発させた。
「フォーク2球空振りして終わったと思いました。最後(フォークが)浮いて来てくれて良かったです」。今季は3月上旬に左大腿部筋膜炎で出遅れていた。「何とか期待に応えたいと思いました」。勝負強さから“神川畑”のニックネームを持つ。土壇場で本領発揮した。
決勝打の瞬間、ベンチで万歳した新庄監督は「良く打ったわ。追い込まれてからね。ああいう勝負強いところ、ずっと持っている」とヒーローを絶賛。「勝ちに食らい付いていく一生懸命さを見たら涙が出て来るね。こんな勝ち、ある?」としみじみと語った。
八回に追いつかれた悪いムードの中、勝ちきって、昨季は17勝31敗だった1点差試合はこれで5勝0敗。「逆になったね。これは2年間の成果ですよ。選手がいいとしか言いようがないです」と話し、「面白いね。今年は本当に面白い」。躍動するナインを称えた。
2024年04月23日 22:37
「DeNA1−1阪神」(23日、横浜スタジアム)
阪神の木浪聖也内野手の好守が引き分けを呼び込んだ。
同点の九回2死二、三塁。山本のボテボテの打球が三遊間へ飛んだ。遊撃の木浪が勢いよく前進し、ショートバウンドで好捕。素早い一塁送球で山本の懸命のヘッドスライディングもアウトにした。
木浪は「本当に守ることが一番のキーになったと思う。あそこの場面でも『いつでも来い』と思っていた。しっかり前でさばけたので良かったです」と振り返った。引いていれば、負けていたかもしれない。「あれを引いてる時点で、サヨナラで負けてしまう。内野安打でもダメですし、とにかくスタート良く前にいけたので、あのプレーは良かったと思います」とホッとした表情を浮かべた。
岡田監督も「おお、なあ。ああいう変な当たりが一番嫌なんや。ランナーサードやしな。内野安打でも終わりやしな。あれはナイスプレーやったと思うよ」と絶賛した。
2024年04月23日 22:35
「楽天3−4日本ハム」(23日、楽天モバイルパーク)
楽天は延長十二回に決勝点を奪われ、今季4度目の延長戦で初黒星。連勝は2で止まった。今江敏晃監督は「粘り強く同点に追いついたんですけど、最後守りきれなかったのはチームとして悔しい」と振り返った。
同点の延長十二回、7番手の西垣が2死二、三塁のピンチを招くと、上川畑に決勝の適時打を許した。右腕は10日のオリックス戦(京セラドーム)でプロ初勝利。ただ翌日の同戦では、サヨナラ打を浴び初黒星。21日の西武戦(ベルーナドーム)では、体調不良で離脱していた則本の代役で抑えを務め。プロ初セーブ。しかし、その次の登板となったこの日に2敗目と試練が続いている。指揮官は「彼にとって数試合ですけど、かなり濃い経験をしている。生かしてほしい」と壁を乗り越えることを期待している。
打線は粘り強さを見せていた。先制を許した直後の四回は1死一、三塁から浅村が犠飛を放ち、すかさず試合を振り出しに戻す。さらに再びリードを許した中で、八回には代打・茂木が値千金の同点弾を放っていた。ただ、サヨナラの大チャンスは生かせなかった。同点の延長十回、2死満塁の絶好機を作ったが、村林が三振に倒れていた。
4時間に迫る熱戦を落とした。今江監督は「しっかり切り替えてまた戦っていきたい」と前を向いた。
2024年04月23日 22:22
巨人2―0中日(セ・リーグ=23日)――巨人が7試合ぶりに白星を挙げた。
2024年04月23日 22:19
「DeNA1−1阪神」(23日、横浜スタジアム)
4イニング連続でサヨナラのピンチをしのぎ、価値あるドローへ持ち込んだ阪神・岡田彰布監督は「負けへんことが大事やからな」と語った。九回2死二、三塁のピンチで木浪が見せた好プレーには「おお、なあ。あれはナイスプレーやと思うよ」とたたえた。
以下、岡田監督との一問一答。
−終盤はしのいでしのいで。
「なあ。村上に勝ちをつけたかったけど、なんかジャクソン、合わんなあ。京セラもそうやったけど。差されるんやろうなあ。タイミングがズレているのか」
−荒れ具合も嫌な感じ。
「高めのな、ストライクの見極めやけどな。差されてるみたいな感じでな」
−八回まで村上をいかせたのは、勝たせたかったから。
「いやいや、それは。だから、後ろも使ってなかったからな。リリーフ陣もいけたんやけどな。もう1イニングで、点とったら、勝ち投手になれるから。まあ、あそこまでのお、後ろもあんまり使ってなかったからな。リリーフ陣もみんないけたんやけどな。もう1イニングでもしも点を取ったら勝ち投手やったから、あそこまでのう、110(球)くらい行ってたから、あそこはまあしゃあないなあ」
−敬遠はバッテリー判断か。
「そや。おーん。山本が嫌やったんやろ。前回も京セラで打たれてるからな、あれなあ」
−中継ぎも踏ん張った。
「まあまあ、それはもうあれや、向こうも左ばっかりやからな代打もな。今日は左ピッチャーをいくしかないと思ってたけど。ここ何日か投げてないピッチャーも多かったから。誰でも送り出せる状態やったから」
−六回の同点は中野も森下もボールの見極めができていた。
「そうやなあ、なかなかなあ、最初もヒット出てるけど、ラッキーヒットばっかりやからな、初回でも。なかなか芯で捉える打球はなかなか少なかったやろ。なんかちょっと合わんのやろなあ、ジャクソンの」
−九回の木浪の守備は。
「おお、なあ。ああいう変な当たりが一番嫌なんや、ランナーサードやしな。内野安打でも終わりやしな。あれはナイスプレーやと思うよ」
−守り切ったという試合。
「そうや、だから前のヒット出えへん時のような状態やんか。でもやっぱり負けんかったいうのが大きいわな」
−引き分けが後々効いてくる。
「まあ、そうやなあ。どっちか言うたら、あれやな。守って守っての引き分けの方が多いからな。打ち合いじゃないからな。しのいでしのいでの引き分けやからな。まあそれはやっぱりピッチャー陣の頑張りやで。引き分け言うことはブルペン陣の頑張りやからな。また間隔空くしな。後ろもどんどんつぎ込めるしな。雨で分からんけどな。まあええわ、引き分けで。負けへんのが一番ええわ」
2024年04月23日 22:15
「楽天3−4日本ハム」(23日、楽天モバイルパーク)
日本ハムが延長12回に上川畑の適時打で勝ち越して、引き分けを挟んで5連勝。新庄政権最多を更新する貯金4となった。
終盤は新庄采配が裏目に出た。1点リードの七回から2番手・金村が登板。七回を三者凡退に抑えると、回またぎで八回のマウンドにも上がった。先頭の岡島から三振を奪ったが、続く代打・茂木に対しカウント0−2と追い込んでから左越えに同点ソロを浴びた。
それでもその後はリリーフ陣が踏ん張り、無失点を続けると、延長12回のワンチャンスを生かした。上川畑の適時打が飛び出すと、新庄監督は飛び跳ねて、生還したランナーとハイタッチした。
試合後、新庄監督は「勝ちに食らいついていく、あの一生懸命な姿みていたら涙出てくるね。こんな勝ちある?最後、12回に。上川畑くん、よう打ったわ。追い込まれてね。ああいう勝負強いところを持ってるね。野手全部使い切ったから、何か起こったらどうしようかと。脳の汁が。汁がもう」と、満面の笑顔で語った。
首位ソフトバンクが勝ったため、2位のままだが、チームの底力を感じる勝利に「2年間の成果ですよ。もう選手がいいとしか言いようがない。面白いね。今年はほんと面白い」と、うなずいた。
71年ぶりの快挙は逃した。20日は北山、21日は加藤貴が完封勝ち。3試合連続完投完封なら、東急時代の1953年、米川、緒方、桑名、寺川と4連続完封して以来、71年ぶりの快挙だった。先発の山崎は三回まで無安打投球。だが、四回に浅村に犠飛を浴び、チーム24イニングぶりの失点となり、快挙は幻となった。
それでも6回3安打2失点の好投。「試合を作ることができたのはよかったです。ただ、点を取ってもらった直後に点を与えてしまったことが反省点です。課題を次に行かしたいと思います」とコメントした。
2024年04月23日 22:13
「ヤクルト0−2広島」(23日、神宮球場)
広島・宇草孔基外野手(27)が値千金の2号決勝2ランを放った。
両軍無得点の七回2死一塁で打席へ。カウント2−2から「絶対フォークだと思ったんですけど、良い反応が出来た」と吉村の直球を一閃(いっせん)。打球が右翼スタンドに着弾するのを見届けながら、バットを華麗に放り投げた。
昨季はプロ4年目で初の1軍出場なし。今季も開幕は2軍スタートとなったが、9日に2年ぶりの1軍昇格。20日・巨人戦(マツダ)では代打で1号ソロを放つなど、勝負強い打撃が目立っている。「使っていただいてとてもうれしい。絶対結果を残してやるという気持ちで準備しています」と好調の理由を明かした。
チームはこれで今季初の4連勝&5割復帰と波に乗る。「明日絶対勝ちます」と言い切った宇草。試合終わりの神宮に「宇草コール」が鳴り響いた。
2024年04月23日 22:13
ソフトバンク4−2ロッテ(パ・リーグ=23日)――ソフトバンクが競り勝った。
2024年04月23日 22:02
「ヤクルト0−2広島」(23日、神宮球場)
広島が完封勝利で、引き分け挟んで今季初の4連勝とし、勝率も5割に戻した。新井貴浩監督は8回無失点だった先発・床田を絶賛。「8回まで投げてくれたしね。週頭でこういうピッチングをしてくれるとベンチも助かるし、本当に素晴らしいピッチングだったと思います」と絶賛した。
値千金の先制2ランを放った宇草については「最高のホームランを打ってくれた」と笑顔。野手陣の好守にも触れ、「特に矢野とキク(菊池)の二遊間というのは、こちらとしても自慢の二遊間」と胸を張った。
以下、新井監督の一問一答。
−床田投手が好投。
「もう本当にナイスピッチングだったと思います。サク(坂倉)もね、よく引っ張ってくれたし、なんと言ってもトコがナイスピッチングで、週頭にこういうピッチングをしてくれると、すごくこちらとしても助かる。
−安定感が抜群。
「毎試合、試合をしっかりつくってくれるし、今日も8回まで投げてくれたしね。週頭でこういうピッチングをしてくれるとベンチも助かるし、本当に素晴らしいピッチングだったと思います。サクもよく引っ張ったし」
−2戦連続スタメンの宇草選手が1発。
「本当、ね。値千金のすごい良いホームランだったよね。追い込まれた中で本当に値千金の最高のホームランを打ってくれたと思います」
−前回の1号に続き、しっかりとかんだ打球
「やっぱりフリー打撃を見ても、打球の強さが出ているし、逆方向の打球も強い打球を打てているので、本人も感覚的にいいものをつかみかけていると思う。本当ナイスバッティングだったと思います」
−守備も試合を引き締めた。
「もちろん。やっぱり特に矢野とキク(菊池)の二遊間というのは、こちらとしても自慢の二遊間だし、彼らがしっかり要所を守ってくれているので、相手に流れを行かせなかったというのもある。本当にピッチャーも頑張ってくれているし、守りで相手に流れを行かせていないという戦い方ができているので、本当いい1日だったと思います」
−チームは勝率5割に復帰した。
「そうね。また明日の試合ということで、頑張りたいと思います」
2024年04月23日 21:59
「ロッテ2−4ソフトバンク」(23日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテの佐々木朗希投手が先発し、7回5安打3失点。今季初黒星を喫し「全体としてなかなか流れをもってこれるようなピッチングができなかったので、反省かなと思います」と振り返った。
三回まで無安打投球。三回1死の甲斐への初球で、今季初160キロを計測した。四回には3安打と味方失策で2失点したが、1死一、三塁の栗原の2球目では161キロと今季最速を更新し「フォーム的にもしっかり良い感じできた。しっかり数字と感覚と比例してくれた」と手応えを得た。
四回に浴びた安打は、すべてフォークを捉えられた。吉井監督は「向こうの狙いがうまくはまったというか、その狙い球を投げた時に朗希もちょっとうまくいいところに投げられなくて、うまく捉えられた」と話した。
2024年04月23日 21:59
「巨人2−0中日」(23日、ひたちなか市民球場)
巨人が連敗を3で止め、9日ぶりに勝利した。先発の山崎伊が6回1/3を投げ3安打無失点で2勝目。坂本が初回に先制V打を放った。試合後、9連戦初戦の勝利を喜んだ阿部監督は、先制打を呼んだオコエの好走塁を絶賛した。
試合は初回、1死からオコエが左翼線二塁打で出塁。慣れない地方球場のグラウンドで、慎重に捕球する左翼・細川の動きを見て、好判断で一気に得点圏まで進んだ。続く坂本が左前適時打を放ち先制したが、阿部監督は「オコエの走塁だよね。あそこは素晴らしい走塁してくれてメークチャンスをしてくれたんでね、あれが大きかったなと思います」と絶賛した。
20日の広島戦で3番に入って以降。3試合連続安打の坂本についても「気分転換って意味で置いて、そっから調子がいいので、ずっと置いとこうかな」と当面は3番で起用する方針を示した。
チームは先週のビジター6連戦を、3分け3敗で勝ちき切ることができなかった。9連戦の初戦を勝利で飾り「キツいのは分かっていますので、なんとか全員で切り抜けたいなと思います」と前を向いた。