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2022年12月02日 06:20
12月1日(日本時間2日)、カタール・ワールドカップの日本対スペインが行なわれ、日本が2-1で勝利した。 日本は11分に失点。しかし後半に入ると、48分に堂安律が同点ゴールを奪い、51分には田中碧も得点を決め、見事に逆転勝利を飾った。 試合後、田中が勝利を次のように喜んだ。「ドイツに勝ってから、前回、負けて、いけないんじゃないかという雰囲気が漂っていたんですけど、自分たちは自分たちを信じていました。今日のスタジアムも、日本でもたくさんの方が応援してくれたので、そのおかげでしっかり(決勝トーナメント進出を)決められたのは良かった」 そして田中は、試合をこう振り返った。「ある程度、ドイツとの試合をイメージしながら、前半は0で進めるのが理想でしたけど、1失点してしまったのは仕方がないのかなと。ただ、後半、律のシュートから始まって、しっかりと逆転できたのは、力があったからできたと思います」 ゴールについては、田中は胸を張った。「自分は自分を信じていましたし、ずっと前からワールドカップで点を取るとイメージしていたので、それを実行できて良かったです」 これでグループリーグ突破を決め、田中は決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦に向けて意気込んだ。「ここからは、どのチームも強い相手だと思うので、まずは自分たちにフォーカスしながら、自分たちができることをやるのが一番大事。今日は喜びたいと思いますけど、しっかり切り替えて準備したいと思います」 次戦でも、田中の活躍に注目だ。構成●サッカーダイジェスト編集部【W杯PHOTO】現地カタールで日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
2024年04月25日 17:47
現地4月24日に開催されたリーグ・アンの第29節で、南野拓実が所属する2位のモナコは4位のリールとホームで対戦。上位対決を1−0で制した。
4−4−2の左サイドハーフで先発した南野は、好調そのままに切れ味鋭いプレーを連発する。
38分には、バイタルエリアでのパス交換からキレキレのドリブルでペナルティエリア内に侵入。だが、後方からのチャージで倒れ、シュートに持ち込めない。
【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
ファウルかとも思われたが、笛はならず。PKをとってもらえなかった日本代表アタッカーは、珍しく激昂。審判に詰め寄り、チームメイトになだめられるほどだった。
このシーンにファンからは、「今の南野PKぽいなあ」「PKじゃね? そりゃ怒るわ」「惜しかったなぁ〜というかPKとってもらえないのかぁ〜」「ペナ内でドリブル突破して倒された感あったけどノーファウル」「ファウル取ってもらえず」といった声があがった。
接触がなければ、ビッグチャンスだっただけに、本人も納得がいかなかったのだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 17:44
横浜F・マリノスは4月24日、ACLの準決勝・第2レグで、韓国王者の蔚山現代とホームで対戦。敵地での第1レグは0−1で接戦を落としたなか、3−2で2戦合計3−3とし、PK戦まで持ち込んだ末に、クラブ史に残る激闘を制し、アル・アインとの決勝に駒を進めた。
まさにノーサイド――。試合後、横浜国際総合競技場で微笑ましい光景が広がった。宮市亮と天野純が元チームメイトのイ・チョンヨンと熱く健闘を称え合い、再会を祝したのだ。
宮市はイングランドのボルトンで、今回古巣対戦となった天野は蔚山で、イ・チョンヨンと共にプレー。韓国代表で89キャップを誇るレジェンドとの間には、それぞれ深い思い出があるようだ。
【PHOTO】蔚山スタジアムの様子を大公開!貴重な内部潜入写真も!韓国ならでは?の新発見続々
宮市は「『本当に良いゲームだったね』『おめでとう』って言葉を掛けてもらいました。本当のお兄ちゃんのような存在なので、素直に『おめでとう』と言ってくれましたし、『頑張ってね』ってことを話し合いました」と会話の内容を伝えたうえで、今も続く交友関係をこう明かした。
「オフシーズンに僕が韓国に行ったり、彼が日本に来てくれたり、親交があります。だけど、ピッチの上で戦う機会はなかなかなかったので。今回は僕らに(勝利が)転んでくれて良かったなと思います。
この間の試合(蔚山での第1レグ)が終わって、少し食事する時間があってゆっくり話しました。(一緒に戦った際は)僕が 19歳で彼が22歳ぐらい。『この10数年でこういった形で会うなんて想像してなかったね』って話はしていました。お互いまだ現役としてこの高いレベルでやれていることは本当に素晴らしいと思いますし、勝負の世界でどっちに転ぶか分からないですけど、今回に関しては本当に良かったです」
また、「人生で一番勝ちたいくらいの気持ち」で臨んだ天野は、蔚山に加入した際に、公私で非常に助けられたという。
「前回のアウェーの時も試合後に会ったりして、良い友好関係を築けています。素晴らしい選手だし、韓国移籍1年目で本当にお世話になった選手なので、リスペクトしています。1年目に活躍できたのは彼のおかげでもあると思うので、本当に感謝しています」
韓国の恩人より3つ年下で現在32歳のレフティは、2022年1月に横浜から蔚山にレンタル移籍するや、すぐさま攻撃を牽引する中心選手に。9ゴールを挙げ、17年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献したが、わずか1年で退団し、ライバルの全北現代に活躍の場を移した。
そうした経緯から第1レグに続き、横浜に駆けつけたアウェーサポーターからブーイングを浴びたなか、古巣への思いも伝えた。
「アウェーでもブーイングがすごかったですけど、逆に愛されている証拠だと実感しています。そういった相手に対して、何としても勝ちたい気持ちが本当に大きかったし、これだけの(マリノス)サポーターが来てくれたので、雰囲気がすごかったし、笑顔で家に帰ってほしかったので、それができて良かったです」
色々な人の思いを背負って、クラブ史上初の決勝に臨むマリノス。最後にUAEの難敵を下し、夢にまで見たアジアの頂点に辿り着けるか。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月25日 17:37
2024年4月23日、ヴァンフォーレ甲府が3選手の戦線離脱を発表した。
4月12日のトレーニングで怪我をしたGK 河田晃兵が左半腱様筋損傷で全治約4〜6週間。で、4月14日のJ2リーグ第10節のロアッソ熊本戦ではGK渋谷飛翔とDF小林岩魚が揃って負傷した。
小林は右大腿二頭筋損傷、右半腱様筋損傷で全治約4週間、GK渋谷は左第2、3中手骨骨折で4月15日に手術し、全治約2か月と診断された。
このタイミングでGK2人とDFを欠くのは痛手だろう。ショックを受けているファン・サポーターは少なくないはずだ。
ちなみに、チームはJ2の11試合を終えて5位と上位をキープしている。直近のザスパ群馬戦をピーター・ウタカ、アダイウトンらのゴールで4-1と制しているだけに、次節の愛媛FC戦にも勝利して勢いに乗りたい。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【画像】U-23アジア杯に駆けつけた各国の美女サポーターを厳選特集!
2024年04月25日 17:16
“チョリスモ”が脈々と流れるアトレティコ・マドリード。
2024年04月25日 17:00
24日に行われたAFCチャンピオンズリーグの準々決勝2ndレグで、韓国の蔚山現代をPK戦の末に退けた横浜F・マリノス。これがクラブ史上初の決勝進出となり、一足先に決めていたUAEのアル・アインと対戦することになった。
その横浜FMは今季より元オーストラリア代表のハリー・キューウェル監督が率いているが、アル・アインを指揮しているのが元アルゼンチン代表のエルナン・クレスポ監督。両者とも母国の超レジェンドであり、キューウェル監督が1978年生まれの45歳、クレスポ監督が1975年生まれの48歳と同じ時期に活躍したスター同士の対決とあって早くも話題を集めている。
また彼らは、“サッカー史上に残る大逆転劇”として知られる2005年5月25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝、リヴァプール対ミランの一戦に先発としてピッチに立っていた二人でもある。
この試合はミランが前半だけで3ゴールを奪ったが、リヴァプールは後半の54分からわずか6分の間で同点に。リヴァプールはその後延長を経てPK戦の末に勝利し、21年ぶりに欧州王者へと返り咲いた。稀にみる大逆転、そして開催地がトルコの大都市イスタンブールだったことから「イスタンブールの奇跡」(ミラン側からは「イスタンブールの悲劇」)と呼ばれている。
キューウェル監督はそんな伝説の試合にリヴァプールの一員として出場し歓喜を味わった。彼自身は前半23分に負傷交代しているものの、蔚山との2ndレグの前には「チームは本当に素晴らしい成績を残した。諦めない姿勢が本当に目に焼き付いている。だからこそマジックが起きたと思っている」と当時を振り返っている。
一方ミランの選手として出場したクレスポ監督にとっては悪夢というほかないだろう。なぜなら前半3点のうち2得点を決めていたのがこのアルゼンチン人FWだったからだ。英雄になり損ねた彼はショックのあまり現役引退も考えていたことを後年語っている。
そんな二人が相まみえるACL決勝の2ndレグは5月25日に行われる。この日は上述の「イスタンブールの奇跡」からちょうど19年となる日。かつて欧州で頂点を争った二人が、19年の時を経て今度は指揮官としてアジアの頂点を争うというのも出来過ぎたストーリーである。
サッカーファンの中には「キューウェル監督のリヴァプール/イングランド、横浜FM/日本の国旗と、クレスポ監督のミラン/イタリア、アル・アイン/UAEの国旗の配色がほぼ同じだ!」と指摘する声まで出ているほど(イングランドと日本は白地に赤、イタリアは緑/白/赤、UAEは緑/白/黒/赤)。
2005年、CL優勝したリヴァプールの「伝説スタメン」覚えてる?
2ndレグが行われるアブダビの地でキューウェル監督が「アル・アインの奇跡」(アル・アインは地名でもある)を起こすのか。それともクレスポ監督が19年越しのリベンジに成功するのか。いずれにせよ、両クラブとかかわりのないファンにとっても楽しみな一戦になることだろう。
2024年04月25日 16:49
現地4月24日に開催されたプレミアリーグ第29節の延期分で、16位のエバートンは遠藤航が所属する2位のリバプールとホームで対戦した。
序盤から相手にボールを支配されたなかで、27分にジャラッド・ブランスウェイトのゴールで先制。さらに58分にもドミニク・キャルバート=ルーウィンが追加点を挙げ、2−0で勝利した。
貴重な2点目をマークした27歳のストライカーは試合後、優勝を争う相手に完勝した一戦を、次のように振り返った。クラブの公式サイトが伝えている。
「本当に衝撃的だったよ。あんな雰囲気は久しぶりだった。素晴らしい夜だし、みんなにとって良い思い出になっただろう」
【PHOTO】まさにスタジアムの華! 現地観戦する選手たちの妻、恋人、パートナーら“WAGs”を一挙紹介!
実に3シーズンぶりとなるマージーサイドダービーでの白星。喜びもひとしおだ。
「地元のダービーだし、ファンにとって、そして僕にとってどんな意味があるかは、ここに長くいるからよく分かる。リーグ戦での順位を考えれば、最高の結果だ。勝点3が必要だったし、今夜は全てが上手くいった」
プレミア残留に向けて、同じ街のライバルから大きな勝点3を得た。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 16:43
サッカーオーストリア代表のラルフ・ラングニック(Ralf Rangnick)氏が、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)での来季指揮官就任に向けて、交渉していると明かした。
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)で指揮官を務めた経験を持つラングニック氏は、24日に公開されたオーストリアメディアのインタビューで、バイエルンからの「接触があった」と述べたものの、オファーを受けるかどうかについては言及しなかった。
「オーストリアサッカー協会(OFB)にもそのことを伝えた。われわれには強い信頼関係がある」
バイエルンは今年2月、今季限りでトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督が退任すると発表しており、その後任を模索している。
ドイツメディアによると、バイエルンはバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)のシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)監督や、元指揮官で現独代表のユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督との契約を試みたが、双方から現職にとどまると伝えられて拒否されたという。
ラングニック氏は今夏ドイツで開催される欧州選手権(UEFA Euro 2024)でオーストリア代表を率いることに「集中している」と述べ、「現時点では(バイエルンからの関心に)集中して、具体的に対処する理由はない」と続けた。
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2024年04月25日 16:41
監督交代を機に状況が好転したことで、選手の気持ちにも変化が生じたということだろうか。
2024年04月25日 16:30
昨年アサンテワ・チッティという女性と破局したイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、新しい彼女との交際をスタートさせているそう。
『The SUN』によれば、ベリンガムとの関係が深まっているという女性はラウラ・セリア・ファルクという25歳のオランダ人モデルであるそう。
ベリンガムはこの交際を秘密にしておきたいと思っていたそうだが、ラウラがともに仕事をしているメイクアップアーティストに漏らしてしまったとのこと。
ラウラは彼と付き合っていることを比較的公に話しており、このところは毎週末スペインのマドリッドを訪れ、ベリンガムの自宅で過ごしているとのことだ。この投稿をInstagramで見る
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ラウラが最後に目撃されたのは3月31日のレアル・マドリー対アスレティック・ビルバオで、彼女はサンティアゴ・ベルナベウで観戦していたそう。
そしてその次の日にはマドリッド・エディション・ホテルにある豪華なレストランで友人たちとともに食事をしていたとのこと。
ラウラとベリンガムはインスタグラムをフォローし合っているが、いまのところお互いのアカウントで一緒に写っている写真はない。
彼女は「PrettyLittleThing」など複数のメジャーブランドと契約してモデル活動を行っており、インスタグラムには30万人以上のフォロワーがいるインフルエンサー。
女子W杯、絶対に注目すべき5名のスター。チェルシー選手の妹も
アムステルダム応用科学大学でクリエイティブビジネスを学んだこともある彼女は、マンチェスターに拠点を置くモデルエージェンシー「The Four Models」に所属しているとのこと。
さらにモデルとして活動する一方でメディアコンサルティング会社「ボビー・ローズ・エージェンシー」の経営者でもあり、かつてはゼロックスでコンサルタントとして働いた経験も持ち、SNSでのマーケティングに精通しているそうだ。
2024年04月25日 16:15
現地4月24日に開催されたプレミアリーグの第29節(延期分)で、遠藤航が所属する2位のリバプールは16位の宿敵エバ―トンとアウェーで対戦。27分と58分にセットプレーから失点し、0−2で敗れた。
2試合ぶりのベンチスタートとなった遠藤は、63分の三枚替えでアンカーに入る。
だが、投入直後のファーストタッチでコントールをミスしたボールを奪われ、大ピンチを招く。ドワイト・マクニールのシュートはアンドリュー・ロバートソンのブロックで難を逃れたものの、失点に繋がりかねないプレーだった。
【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介
英メディア『G3 Football』はまさかのミスついて、こう糾弾している。
「リバプールの中盤のプレーメーカーたちは、試合中に自分たちのポジショニニングが深すぎて、攻撃の可能性を制限していることに気付いた。これを改善しようとして、後半にエンドウが投入されたのに、彼のファーストタッチがエバートンのチャンスにつながり、リバプールの苦戦を悪化させた」
チームが劣勢のなか、救世主にはなれなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 16:10
マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラは延期分のプレミアリーグ第29節のブライトン戦でのFWアーリング・ハーランドの欠場を認めた。英『Manchester Evening News』が報じている。
アウェイでのブライトン戦に向けた会見にて、CLラウンド8・2ndレグのレアル・マドリード戦で途中交代し、FAカップ準決勝のチェルシー戦にも出場がなかったハーランドの状態を聞かれたペップは、「アーリングは明日に向けた準備ができていない」と欠場を示唆。さらに続けて、「大きな問題ではないが、彼はこの試合に出場できない」とコメント。大きな怪我ではないようだが、ブライトン戦は欠場するようだ。
また火曜日の練習に姿を見せなかったとして、怪我が心配されていたジョン・ストーンズとフィル・フォーデンについては「準備ができている」と語っており、ブライトン戦への出場の可能性を示唆した。
リヴァプールは第29節のエヴァートン戦に敗戦してしまったものの、アーセナルは勝利を収めたため、プレミア4連覇に向けて勝利が必要なシティ。相手のブライトンは三笘薫を始めとして怪我人が多いシーズンを過ごしているものの、ペップはシーズンで最も厳しい試合になると考えているようだ。
「明日は今シーズンで最も厳しい試合の一つだ。私のカレンダーでは、ブライトンとのアウェイ戦は、我々の戦い方にとって最も厳しいものの一つだ。彼らは怪我が多く、3つのコンペティションに出場していたが、彼らのプレイぶりは常に健在だ。(ロベルト・デ・ゼルビは)ブライトンで素晴らしい仕事をしている」
2024年04月25日 16:06
マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの状態に言及した。
2024年04月25日 16:00
度重なる怪我を乗り越えたハマのスピードスター、宮市亮が濃密なシーズン序盤に手応えを示した。
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準決勝の第2レグで、蔚山現代(韓国)とホームで対戦。敵地での第1レグは0−1で敗れたなか、3−2で2戦合計3−3とし、PK戦に持ち込んだ末に雨中の死闘を制し、アル・アイン(UAE)との決勝に駒を進めた。
宮市は81分から水沼宏太と共にピッチに入り、縦横無尽にピッチを疾走。ファーで必死に足を伸ばし、あとわずかで決勝点という惜しい場面を作ったほか、延長終盤にはチームを勢いづかせる猛烈なプレスでスタンドを大いに沸かせた。
試合後、大粒の汗を流しながら取材エリアに姿を見せた宮市は、充実した表情で「簡単ではない試合でしたけど、最後の最後まで諦めなかった姿勢が、勝利に結びついたと思います」とコメント。そのうえで、今季開幕からの怒涛の2か月に関して、次のように語った。
【PHOTO】蔚山スタジアムの様子を大公開!貴重な内部潜入写真も!韓国ならでは?の新発見続々
「試合数が多すぎてシーズン終盤なのかなって思うぐらいの怒涛の感じです。だけど、まだ4月で、シーズンで言えばあと8か月ぐらいあるので、しっかり怪我なくやっていきたいと思います。離脱することなく頑張りたいです」
先日には、日本代表の先輩であり、自身もプレーしたドイツリーグのレジェンド、長谷部誠が今季限りでの引退を発表した。「何かメッセージを送りましたか?」と尋ねると、宮市はその場でこんな熱いメッセージを発信した。
「僕が掛ける言葉というか、何千、何万のメッセージが来ていると思うので、あえて僕からはあれでしたけど...。本当に日本の先駆けというか、ドイツであれだけ活躍できるのも、 彼にしかできないことだと思います。まだシーズンが最後まであるので、『お疲れ様』と言うのは早いかもしれないですけど、『本当に偉大な背中を見せていただいてありがとうございます』とメディアを通して伝えてほしいなと思います」
左腕に腕章を巻き、先頭を走り続けた40歳から刺激を受ける31歳は、Jリーグ、ACLの舞台でさらなる輝きを放てるか。その先にある日本代表復帰も大いに期待したいところだ。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月25日 15:30
WEリーグは25日、アジアサッカー連盟(AFC)よりAFC Women’s Club Championship 2023 - Invitational Tournamentの決勝戦を日本で開催する決定が正式に下りたと発表した。
この大会は、アジアNo.1の女子クラブを決定するAFC Women’s Champions League 2024のプレ大会として昨年より開催。ところが、決勝進出2チームが決まっていたにもかかわらず、今年3月にAFCより突如決勝を行わない通達がなされていた。
この通達を受け、WEリーグは三菱重工浦和レッズレディースとともに、試合を行わない判断の説明、ならびに決勝開催の再考を依頼するレターを日本サッカー協会(JFA)を通じ、AFCへ提出。その結果、AFC、JFA、WEリーグ、三菱重工浦和レッズレディース、そしてもう一つの決勝進出チームである韓国王者の仁川現代製鉄レッドエンジェルズおよび大韓サッカー協会(KFA)で協議をする機会を得ていた。
その場で改めてAFCが決勝実施の方向で再考することとなり、JFAと三菱重工浦和レッズレディース、KFAと仁川現代製鉄レッドエンジェルズに同試合への参加、およびホスト開催の意思があるかを確認。JFA、三菱重工浦和レッズレディース、WEリーグは協議のうえ、参加する意志と併せ、ホスト国として手を上げたことにより今回、正式に決勝の開催が決定したという。
以下はWEリーグの郄田春奈チェアのコメント。
「世界の女子サッカーが発展していく中、アジアにおいても女子のチャンピオンズリーグが2024-25シーズンから正式に始まることが決定しています。その中で、AFC Women’s Club Championship 2023 - Invitational Tournamentは非常に重要な位置づけであり、それを成功させるために日本を代表して三菱重工浦和レッズレディースさんが予選を戦っていました。
決勝がいったん白紙になったことに驚きつつも、AFC、対戦相手である仁川現代製鉄レッドエンジェルズさん、大韓サッカー協会、そしてJFA、三菱重工浦和レッズレディースさんと協議を重ね、この度、決勝開催の運びとなりました。
女子サッカーの発展の過程に困難はたびたび訪れますが、どんな時もその価値を信じて、諦めずに関係各所が手を携えていくことが重要であり、この大会の成立も一つのチャレンジだったと思います。まずはこの大会を成功させるべく、関係各所と共に準備を進め、これからもアジアの女子サッカーをけん引して行く存在としてWEリーグの強さを示していけるよう、クラブの皆様と邁進してまいります」
なでしこジャパンの名FW大野忍が「今の選手のことを評論したくない」と語った深いワケ “冷たいと思われるかも…”
三菱重工浦和レッズレディースvs仁川現代製鉄レッドエンジェルズの決勝戦は、5月10日(金)18時より浦和駒場スタジアムで開催。チケット販売概要については、決まり次第、三菱重工浦和レッズレディースより発表される。
2024年04月25日 15:20
マンチェスター・ユナイテッドが今シーズン終了後の移籍市場で、戦力の大幅な刷新に乗り出す可能性があるようだ。24日、イギリス紙『ミラー』が伝えている。
昨シーズンはプレミアリーグを3位で終え、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したほか、カラバオカップを制覇したマンチェスター・ユナイテッド。しかし、さらなる飛躍が期待されたエリック・テン・ハフ体制2年目の今シーズンは、FAカップこそ決勝進出を決めたものの、リーグ戦では序盤から安定感を欠いた戦いが続き、ここまで33試合を消化し勝ち点「53」の6位に留まっている。
今回の報道によると、クラブ株式の25%を所得し共同オーナーとなったサー・ジム・ラトクリフ氏は、“名門復活”に向けたチーム再編に意欲を示しているとのこと。テン・ハフ監督の進退問題も浮上するなか、今夏の移籍市場では多くの既存戦力の放出に踏み切る可能性が高いという。新たにテクニカルディレクター(TD)に就任したジェイソン・ウィルコックス氏を中心に戦力の精査が行われており、既に複数名が放出リストに名を連ねているようだ。
最終ラインでは、6月末に契約満了を迎えるフランス代表DFラファエル・ヴァランに加え、イングランド代表DFアーロン・ワン・ビサカ、同DFハリー・マグワイア、スウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフの合計4名に退団の可能性が浮上しているとのこと。また、中盤ではブラジル代表MFカゼミーロとデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの売却が検討されており、レンタル加入中のモロッコ代表MFソフィアン・アムラバトについては、保有元のフィオレンティーナに戻る見込みと報じられている。
前線では現行契約が6月末で満了となるフランス代表FWアントニー・マルシャル、ドルトムントにレンタル中のイングランド代表FWジェイドン・サンチョに加え、“10番”を背負う同FWマーカス・ラッシュフォードも放出リストに名を連ねているという。同選手は現行契約を2028年6月末まで残しているが、プレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)の観点から、適切なオファーが提示された場合にはクラブが売却に踏み切る可能性があると『ミラー』は指摘している。なお、ラッシュフォードに対してはパリ・サンジェルマン(PSG)からの関心が噂されている。
一方で、今夏の獲得候補としては、エヴァートン所属のイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトやレヴァークーゼン所属のオランダ代表DFジェレミー・フリンポン、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)所属のポルトガル代表FWペドロ・ネトらの名前が挙がっているようだ。