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2022年12月02日 07:20
カタールワールドカップで決勝トーナメントに進出した日本代表は、ベスト8入りをかけてクロアチア代表と戦う。日本代表 対 クロアチア代表 全成績 大会名 試合結果 1997キリンカップ 4-3○ (得点者)三浦知、森島、平野 1998ワールドカップ 0-1● 2006ワールドカップ 0-0△ 2022ワールドカップ ??? 通算:1勝1分1敗クロアチアは旧ユーゴスラビアから独立した国でサッカー強豪国の1つ。日本代表と初対戦したのは1997年のキリンカップ、日本は三浦知良、森島らのゴールでクロアチアを下している。 しかし、勝利したのはホームのその1試合のみ。1998年のワールドカップでは初出場同士、エースのボクシッチが怪我ということもあり、マスコミは「勝てる」といった楽観的な論調が強かったが0-1で敗戦。6得点をあげ大会得点王にも輝いたFWダヴォール・シューケル(シュケル、スーケル、当時レアル・マドリー所属)に得点を決められるとクロアチアは3位入賞を果たした。次に戦ったのは2006年のドイツ・ワールドカップ。初戦のオーストラリア戦でまさかの逆転をくらい、後がない日本はクロアチアに必勝をかけて挑んだ。しかし、0-0で迎えた後半6分に柳沢敦が決定的なチャンスを逃す。結果は0-0で引き分け。柳沢が試合後シュートを外したことについて「急にボールが来たので」とコメントを残したことでも知られている。2006年以来16年の間対戦はなし。その間にクロアチアは2018年のワールドカップでは決勝に進出。現在も当時の主力であるMFルカ・モドリッチをチームの心臓に置き、EURO2020でもプレーしたメンバーを中心に29歳で初めてワールドカップ挑戦となるFWマルコ・リヴァヤら新戦力も台頭している。日本代表MF久保建英は「(ドイツ、スペインに勝って)これでクロアチアに負けたらもったいない」とコメントしたが、相手は強豪国であることに変わりがない。いや、ベスト16入りを果たしているチームはどこも強い、気を引き締めながら1つでも先を目指してほしいところだ。頑張れ日本代表。試合は日本時間12月6日0時キックオフ予定。
2024年04月25日 11:55
レッズをこよなく愛するOBも、はっきりと言い切った。
現地4月24日に行なわれたプレミアリーグの第29節(延期分)で、遠藤航が所属する2位のリバプールは16位のエバ―トンと敵地で対戦。宿敵とのマージ―サイドダービーに、0−2で敗れた。
27分と58分にセットプレーから失点したリバプールは63分に三枚替えで遠藤らを送り込むも、流れは変えられず。再三のチャンスを活かせず、痛恨の黒星を喫した。
これで首位アーセナルとは3ポイント差、3位ながら2試合消化が少ないマンチェスター・シティには勝点1上回るのみで、タイトル獲得は極めて難しくなった。
【動画】遠藤が投入直後にあわや失点の危険なミス
リバプールOBのジェイミー・キャラガー氏も白旗を揚げた。英公共放送『BBC』によれば、英衛星放送『SKY SPORTS』で次のようにコメントした。
「これでリバプールのタイトル争いは終わりだ。今夜はエバートンの夜だった。それを重く受け止めなければならない」
元イングランド代表DFは「リバプールとこの監督の関係は、この国のトップ6のどのチームとも異なっている」と話し、ドイツ人指揮官の功績を称えた。
「この男を見送ってください。彼のレガシーはそこにあり、彼は絶対的なレジェンドだ。リーグは終わってしまったかもしれないが、全力で走り抜けてほしい」
稀代の名将がリバプールで指揮を執るのは、あと4試合となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 11:49
23-24イングランド・プレミアリーグは24日、第29節延期分の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)はエバートン(Everton)とのマージーサイドダービーに0‐2で敗れ、タイトル争いで大打撃を受けた。
ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督率いるリバプールは、敵地グディソン・パーク(Goodison Park)で14年ぶりの黒星を喫し、暫定首位に立つアーセナル(Arsenal)に追いつく望みが無残にもとん挫した。
エバートンは27分、リバプールがFKのボールをクリアし損なう中、DFジャード・ブランスバイテ(Jarrad Branthwaite)のシュートがGKアリソン(Alisson Ramses Becker)の足元を抜けた後、最後はポストに当たってゴールに入り、先制点を挙げた。
リバプールはその後、モハメド・サラー(Mohamed Salah)が同点のチャンスを逃すと、58分にはドミニク・キャルバート・ルーウィン(Dominic Calvert-Lewin)にヘディングシュートをたたき込まれ、ノックアウトパンチを見舞われた。
暫定2位のリバプールは、得失点差で大きく離されているアーセナルと勝ち点3差のままとなった。両チームの今季リーグ戦は残り4試合となっている。
同3位につけるマンチェスター・シティ(Manchester City)は、次戦が25日のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)戦となっており、今季残り6試合を全勝すればイングランド史上初の4連覇を達成することになる。
一方、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は最下位シェフィールド・ユナイテッド(Sheffield United)に4-2で逆転勝利し、番狂わせを逃れた。
ブレーズ(The Blades、シェフィールド・ユナイテッドの愛称)を2度追いかける展開となったマンチェスター・ユナイテッドだったが、後半にブルーノ・ミゲル・フェルナンデス(Bruno Miguel Fernandes)が窮地に陥った指揮官エリック・テン・ハーフ(Erik ten Hag)監督を救った。
1-2の場面で獲得したPKを蹴り込んで同点としたフェルナンデスは、残り9分の場面で勝ち越しのロングシュートをたたき込んだ。
さらにラスムス・ホイルンド(Rasmus Hojlund)が4点目を挙げたマンチェスター・ユナイテッドは、リーグ戦では5試合ぶり、3月9日のエバートン戦以来となる白星をつかんだ。
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2024年04月25日 11:45
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝・第2レグで韓国の蔚山と対戦。第1レグを0−1で落としていたなか、3−2で勝利し、2戦合計3−3で迎えたPK戦を制し、クラブ史上初の決勝進出を果たした。
【PHOTO】「行くぞ。アジアの頂点へ。」強い気持ちで闘い抜いた横浜F・マリノスサポーター!(Part1)
この快挙を元横浜の前田大然も祝福。現在はスコットランドのセルティックに所属する日本代表FWは、3−2で前半を終えた時点で「ここからでしょ」と自身の公式Xを更新。試合後には、号泣の絵文字を2つ付けて「素晴らしい」と投稿。「おめでとうございます!!」と伝えた。
そして、セルティックで共闘し、現在はトリコロールを率いる指揮官にも一言。「ハリーやったね」と綴った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 11:41
23-24フランス・リーグ1は24日、第29節の延期分が行われ、首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)は4-1でロリアン(FC Lorient)に快勝したが、その後の試合で2位ASモナコ(AS Monaco)も勝利したため、優勝は次節以降に持ち越しとなった。
2024年04月25日 11:30
今季限りでトーマス・トゥヘル監督が退任することが決まっているバイエルン・ミュンヘン。レヴァークーゼンにブンデスリーガのタイトルを奪われ、連覇が途切れる悔しいシーズンとなっている。
その後任となる指揮官が誰になるのか注目されていたが、候補だとされたシャビ・アロンソやウナイ・エメリはすでにそれぞれレヴァークーゼンとアストン・ヴィラに残るとされており、可能性は低くなっている。
また現在ドイツ代表を率いているユリアン・ナーゲルスマンの復帰というプランも検討されていたそうだが、先日彼についても契約が延長されることになった。
そして今回『90 Minuten』が伝えたところによれば、かつてRBライプツィヒやマンチェスター・ユナイテッドで指揮を執ったラルフ・ラングニック監督が「バイエルン・ミュンヘンから連絡を受けている」と認めたという。
「バイエルン・ミュンヘンの側から連絡があり、オーストリアサッカー協会に報告している。
我々は強い信頼関係を築いている。ただ自分が現在集中しているのはオーストリア代表チームのことだ。この夏のEUROに焦点を当てている。
今の立場はとても気分がいい状況だ。現時点では、外からのオファーに集中して対処する理由がない。
もしバイエルン・ミュンヘンから『君が欲しい』と言われれば、『本当にそうなのか?』と自問もしなければならない。
そして、なにか他のことをやりたいとなれば、オーストリアサッカー協会と話し合いをしなければならない」
ラングニック監督の「掘り出し物」TOP10
現在65歳となっているラングニック監督は、2022年にマンチェスター・ユナイテッドを退任したあとオーストリア代表を指揮。UEFAネーションズリーグではリーグBに降格したが、EURO2024予選は突破することに成功している。
ラングニック氏の契約内容は「2022年から2年契約だが、EURO予選を突破すれば2年延長できる」というものであると言われており、それが正しければこの夏以降もオーストリア代表に残る可能性がある。
2024年04月25日 11:10
23日に行なわれたイングランド・プレミアリーグのロンドン・ダービー、アーセナル対チェルシーの試合は5-0という大差で終了した。
今季のリーグで優勝争いを繰り広げているアーセナルは、試合開始から4分と早い時間帯でレアンドロ・トロサールのゴールで先制し、さらにベン・ホワイトとカイ・ハヴァーツが2点ずつを決めた。
よりボールポゼッション率が高かったのはチェルシーであったが、アーセナルは試合を通して27本ものシュートを放っており、まさに完勝といった内容であった。
この試合の中で話題になったプレーは、前半8分頃の場面。左サイドバックで先発出場した冨安健洋に対し、チェルシーのFWニコラス・ジャクソンがタックルしたが、それがスパイクで足首を踏みつけるような悪質なものだった。
冨安健洋は痛がりながらピッチに倒れ込んだものの、そのプレーに対して審判はイエローカードすら出さず。ニコラス・ジャクソンは「おとがめなし」という結果となったのだ。
『arsenalinsider』によれば、『TNTスポーツ』で解説をしていた元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドは、このプレーに対して以下のように話していたそう。
「これは無謀なチャレンジだったよ。VARで見られていなかったことは信じられないよ。
今シーズンは数多くのインシデントを見てきた。これと同じくらいに酷いものをたくさん目にした。誰もが心のなかで『これは退場になるだろう』と思うだろう。
VARのルールを変えることは必要になるだろう。なぜなら、冨安健洋に対するジャクソンのチャレンジがOKだとはとても言えないからだ。あれは無謀だ!」
ビデオの映像で判定をサポートするVARは明白なレッドカードかどうかをチェックすることができるが、イエローカードかどうかを判定することはできない。
冨安健洋も!CB、右SB、左SBを全部できる「三刀流選手」8人
リオ・ファーディナンドはVARがイエローカードかどうかも判定できるようにすべきだと話し、ジャクソンのタックルは許されるものではなかったと評価したそうだ。
なお、『TalkSport』で解説していたダニー・ミルズも「あれはレッドカードだ。ぜひVARを見てみたいよ」と話していたという。
2024年04月25日 11:10
[ルヴァンカップ 1stラウンド 2回戦]群馬 1−3 柏/4月24日/正田醤油スタジアム群馬
4月24日、ザスパ群馬はルヴァンカップの1stラウンド2回戦で柏レイソルとホームで対戦し、1−3で敗れた。この試合で、リーグ戦ではここまでの全試合でスタメン出場している佐藤亮は、58分から途中出場。0−3で迎えた90+2分に右サイドからドリブルで切り込み、ミドルシュートを突き刺してみせた。
「前半は外から見ていて、もっと相手の脅威になる選手が必要だと感じていた」と、意地の一発を決めた10番は振り返る。確かに開始20分あたりまでは群馬が押し込んでいたなかで、相手を脅かすシュートやラインブレイクなどは物足りなかった。攻撃が遮断されていくと徐々に柏ペースになり、結果的に前半で3点を奪われた。
大槻毅監督は「序盤は準備していた形が出ていたところもあった。そこから、シュートやゴールで終わるというところがもう少し」と分析。ゴール前に迫るものの、最後のところでやらせてもらえないこと、やれなかったことが、後の失点に響いた結果に。
【PHOTO】苦しんだ選手たちに最後まで温かい声援を送ったザスパ群馬サポーターたち!
3点を追う後半、群馬は58分に佐藤のほか、山中惇希、大畑隆也を投入。3枚替えで勝負に出た。攻撃は活性化したものの、柏の守備陣は固く、なかなかゴールをこじ開けられずに試合はアディショナルタイムに。そして終了間際に、先述のとおり、佐藤が一矢報いた。
試合後、佐藤は「相手を少し外してのクロスや、得点シーンのようなマークにつかれていても強引にシュートに持って行く部分は、J1相手でも通用した。そこは自信を持っていたので、体現できたのは良かった」と手応えを示す一方、「ただ、センタリングのところは味方にゴールを取らせることはできなかったので、まだまだ足りない部分だと思う」と反省も。
「自分が試合に出るのであれば、まずチーム戦術の中で相手の脅威となる存在になること。そこから90分やっていくなかで、相手も対応してきて、それに対して自分たちも改善していく。そうなった時に、僕が個で打開していく部分が大事になってくる。戦術を上回る個を発揮したい」
ナンバーテンの言葉は力強かった。現在、群馬はJ2で最下位。ここから浮上していくためには、佐藤のさらなる奮起も必要だろう。次戦は中2日の27日にホームでV・ファーレン長崎と相まみえる。
取材・文●平龍生(サッカーダイジェスト編集部)
2024年04月25日 11:05
“イスタンブールの奇跡”と称される2004−05シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝から約19年、かつて欧州最高峰のピッチに立った2人が監督としてAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で対戦する。
2024年04月25日 10:41
横浜F・マリノスは4月24日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝・第2レグで、蔚山現代(韓国)とホームで対戦した。
敵地での第1レグを0−1で落とし、クラブ初の決勝進出を果たすためにはゴールが必要不可欠な横浜は、30分までに3点を奪う。
しかし、36分にセットプレーから失点すると、39分には上島拓巳がボックス内でのハンドで一発レッド。それで与えたPKを決められ、2戦合計3−3で試合を折り返す。
数的不利になってからは防戦一方となり、延長戦に入ってからは複数の選手が足をつるなか、それでも全員が身体を張ってゴールを守り抜くと、迎えたPK戦を5−4で制した。
【PHOTO】現地・韓国で熱烈後押し!ACL準決勝第1戦に集結した横浜F・マリノスサポーターを特集!
この日は平日で、冷たい雨が降っていたが、試合前から多くのファン・サポーターが大きな声援を送っていた。ACLに限らず、リーグ戦などでも変わらない応援でサポートしているのはもちろん承知しているが、いつも以上に熱い気持ちを感じた。
また、3点を取った後に失点しても、フィールドプレーヤーが10人になっても、チームを信じて後押しし続ける姿には心を打たれた。
ゲームキャプテンを務めた松原健も、こう語る。
「サポーターの皆さんが、水曜日でかつ土砂降りのなか、集まってくれて、10人になってからも僕たちが攻めている時や失点を防いだ時に盛り上げてくれて、間違いなく力になりましたし、それでやり切れました」
また、水沼宏太も感謝を口にする。
「初めて経験する準決勝の舞台は、みんな高揚感があったと思いますし、間違いなく良い雰囲気でした。この前のアウェー戦で、ACLでのホームの利はJリーグ以上にあると感じたので、あれだけサポートしてくれたのは、本当に感謝です」
ちなみに水沼は、PK戦で2番手のキッカーを務め、成功させた後にサポーターを煽る仕草を見せた。これについては、「ポープ(・ウィリアム)が守る時、ゴール裏の雰囲気が鳥肌が立つくらい良かった。これは絶対にプレッシャーになると思ったので、『頼む、一緒に戦ってくれ』と感じてもらえるようにやりました」と明かしてくれた。
2人の言葉からも、まさに“マリノスファミリー”が一丸となって掴み取った勝利と言えるだろう。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年04月25日 10:34
狭いエリアで時間を作るキープ力、決定機につながる鮮やかなスルーパス、相手の虚を突いたミドルシュート。どれを取っても一級品で、J1の舞台で6戦5発の活躍を見せている理由は一目瞭然だ。
FC東京で輝きを放つ荒木遼太郎は、パリ五輪を目ざすU-23日本代表でもコンディションを維持しており、状態はすこぶる良い。グループステージを終えて無得点だが、ゴールの匂いは感じさせている。
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップのグループステージ初戦・中国戦(1−0)こそ出番はなかったが、続くUAE戦(2−0)で今大会初出場。先発で起用されると、持ち前の想像性豊かなプレーで攻撃陣を牽引する。
前半の中盤にはゴールライン側でうまく相手と入れ替わり、右足で惜しいシュートを見舞った。74分に交代したが、存在感は抜群で、攻撃のキーマンとして活躍を予感させるパフォーマンスだった。
2連勝でグループステージ突破が確定し、1位通過を懸けて迎えた韓国との第3戦目。再びスタートから起用されたが、この日は相手の堅守に苦戦して“らしさ”を示せなかった。特に前半はインサイドハーフの位置までボールが入らず、ひとつ下がってボールを捌くシーンが頻発。ゴールに近い場所でなかなか仕事ができず、相手に怖さを与えられなかった。
後半は持ち直し、高い位置でチャンスを創出。65分にはペナルティエリア手前からタイミングをずらしてミドルシュートを放つなど、本来の姿を垣間見せた。しかし、結果は残せずに77分に交代。もどかしさと歯痒さが残るゲームになったのは間違いない。試合は0−1で敗れた。
本人も韓国戦の出来に納得しておらず、反省の弁を述べた。「ボールに触れていなかったので、自分のリズムを作りたかった。そういう意味でも、チーム的にもテンポ良く回せていなかったので捌きに行った」と前半を振り返る。後半に関しては「(藤田譲瑠チマらの投入で)少しボールが回るようになったんですけど、その後すぐに交代してしまった。自分としての手応えはあまりない」と唇を噛んだ。
グループステージのパフォーマンスは決して悪くなかったが、肝心の結果が残せていない。だが、本人は焦っておらず、ノックアウトステージに向けて気持ちを新たにしている。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
ここからは負けたら終わりの一発勝負。25日の準々決勝で対戦するカタールは開催国で、完全アウェーの雰囲気が見込まれる。難しいシチュエーションとなるが、荒木は「緊張感のある試合は好きなので楽しみ」と意に介していない。
現時点でスタートから起用されるか、途中からピッチに立つかは不透明だが、どんな起用法であっても準備はできている。
「(先発なら)チームが勝つために守備もするし、点も決めるし、チャンスがあれば足を振ってゴールを決めたい」
「(途中出場なら)ゲーム状況を見ながら流れを変えたり、場合によっては守備に徹する必要もある。うまくゲームに入るために試合を見ながらやりたい」
いずれのパターンも想定済み。特に準々決勝からは引き分けが存在しない。90分で決着がつかなければ、15分ハーフの延長戦があり、その後にはPK戦も控えている。ベンチスタートとなれば、ゴールを奪いにいくための起用が濃厚だ。ゲームチェンジャーとして計算が立つだけに、大岩剛監督からの期待も大きい。
劣勢に陥った時に荒木の力は間違いなく必要になる。怪我などでもがき苦しんだ2年を経て、ようやく表舞台に帰ってきた背番号13は、日本のために全力を尽くす。自身がまだ味わっていない世界大会の舞台に立つべく、覚悟を持ってカタール戦に臨む。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2024年04月25日 10:32
かつてリヴァプール一筋でプレーした元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、痛恨の敗戦を振り返った。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグ第29節延期分が24日に行われ、リヴァプールはエヴァートンと対戦。27分にジャラッド・ブランスウェイトに先制点を許すと、58分にはドミニク・カルヴァート・ルーウィンに追加点を奪われ、0−2で敗れた。
この結果、暫定首位に立つアーセナルとの勝ち点差が「3」に広がり、2試合未消化で暫定3位につけるマンチェスター・シティとの勝ち点差は「1」のままなったことで、三つ巴の優勝争いからは一歩後退してしまったリヴァプール。OBのキャラガー氏はこれを受け入れる必要があることを強調した。
「今日はエヴァートンの夜だ。彼らにそれを与えなければならない。リヴァプールファンとしてはそれを受け入れる必要がある。これでリヴァプールのタイトル争いは終わりだ。ほとんど終わってしまったような気分だ。彼らはシーズンを強固に終えることだけを確認しなければならない」
「彼らには試合中に十分なチャンスはあったが、現時点ではどちらのボックス内でも十分に冷静になることができていない。チームやユルゲン・クロップに対してあまり怒りすぎることはないと思う。素晴らしい道のりの素晴らしい旅だった。だが、今夜はエヴァートンの夜であり、それを顎で受け止めなければならない」
【ハイライト動画】エヴァートンvsリヴァプール
2024年04月25日 10:12
サッカースペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は24日、今年1月に今季限りでの退任の意向を表明していたシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督が、留任する見込みだとAFPの取材に明かした。
2024年04月25日 10:10
ベルギーのジャーナリストが報告したところによれば、ユニオン・サン=ジロワーズに所属している日本代表DF町田浩樹にクリスタル・パレスとノッティンガム・フォレストが関心を寄せているという。
町田浩樹は昨季鹿島アントラーズからユニオン・サン=ジロワーズへと期限付き移籍し、昨年夏に100万ユーロで買い取られている。
今シーズンはリーグ首位を走るクラブで公式戦39試合に出場するなど絶対的なレギュラーとして活躍を見せており、国内外で高い評価を受けている。
昨年11月からはアンジェ・ポステコグルー監督が率いているトッテナム・ホットスパーが関心を持っていると伝えられており、イングランド・プレミアリーグのスカウトからも注目されていた。
『sportwitness』によれば、今回町田浩樹について伝えていたのはベルギーのジャーナリストであるサーシャ・タヴォリエリ。
吉田麻也の『後継者候補』がこれ!日本の若きセンターバック10名
彼によれば、クリスタル・パレスとノッティンガム・フォレストの2クラブが町田浩樹の獲得を検討しているという。
ただユニオン・サン=ジロワーズは貴重な左利きの大型センターバックということもあり、ボーナス含めて1000〜1500万ユーロ(およそ16.5〜24.8億円)の移籍金を要求する可能性が高いとのこと。
2024年04月25日 09:58
チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督の今シーズン終了後の進退は不透明となっているようだ。24日、『タイムズ』や『デイリーメール』など複数のイギリスメディアが伝えている。
現地時間23日に行われたプレミアリーグ第29節延期分、アーセナルとのビッグロンドン・ダービーに臨んだチェルシーは0−5の完敗を喫した。開始早々の4分にレアンドロ・トロサールに先制点を奪われると、後半にはベン・ホワイトと古巣対戦のカイ・ハフェルツに2度ずつネットを揺らされ、そのまま1点も奪うことができずに敗戦。直近ではゴールを量産していた攻撃陣も、イングランド代表MFコール・パルマーの不在が響き、無得点に抑え込まれた。
既に今シーズンはFAカップとカラバオカップから敗退。2シーズンぶりの欧州コンペティション出場権獲得に向けて、リーグ戦での上位進出が絶対条件となっている。しかし、ここまで32試合を消化しての戦績は13勝8分11敗の勝ち点「47」で、4位アストン・ヴィラとは「19」ポイント差の暫定9位に留まっている。
今回の報道によると、クラブとの現行契約を2025年6月末まで残しているポチェッティーノ監督だが、今シーズンの成績次第で解任される可能性があるとのこと。ロンドンを拠点とする“ライバル”相手に大敗したことにより、52歳のアルゼンチン陣指揮官への風当たりは強まっており、クラブ上層部も今シーズン終了後の方針について決断を下していないようだ。
なお、同監督の進退の鍵を握るとされているのが、欧州コンペティションへの出場権。『タイムズ』は、来シーズンのヨーロッパリーグ(EL)出場権を確保できなかった場合には、チェルシーが契約満了を待たずしてポチェッティーノ監督の解任に踏み切る可能性が高いと指摘している。アストン・ヴィラ、トテナム、ウェストハム、ノッティンガム・フォレスト、ブライトン、ボーンマスと対戦する残りのリーグ戦での結果が、指揮官の将来に大きな影響を及ぼすことは間違いないだろう。
一方で、チェルシーが契約満了を待たずしてポチェッティーノ監督を解任した場合には、1000万ポンド(約19億円)を超える違約金が発生し、プレミアリーグが定めた収益と持続可能性に関する規則(PSR)に抵触する恐れがあると指摘する報道もある。果たしてクラブはどのような決断を下すのだろうか。
2024年04月25日 09:44
リヴァプールに所属するオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが、エヴァートン戦を振り返った。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
プレミアリーグ第29節延期分が24日に行われ、リヴァプールはエヴァートンと対戦。27分にジャラッド・ブランスウェイトに先制点を許すと、58分にはドミニク・カルヴァート・ルーウィンに追加点を奪われ、0−2で敗れた。
通算244回目の“マージーサイド・ダービー”に敗れ、優勝争いで一歩後退したリヴァプール。試合後、主将を務めるファン・ダイクは「いろいろな意味で非常に残念だ」と落胆しながら、次のように試合を振り返った。
「誰もが鏡を見て、自分のパフォーマンスを確認して、本当に全力を尽くしたかどうかを確認する必要があると思う。彼らは本当にリーグを勝ちたいのだろうか?」
「もちろん、僕たちは戦っているし、今夜の後にも試合はある。しかし、今日のように試合全体を通してチャレンジに勝てず、主審に何度もFKを与えてしまうようなプレーをすれば、タイトルを勝ち取るチャンスなどはない」
「厳しい試合だった。僕たちは降格争いをしているチーム相手にもっといい試合をしなければならない。前半には決めるべき決定的なチャンスがあったけど、十分ではなかった。戦いはそこから始まっていくものだ。このままシーズンを終えるわけにはいかない」
【ハイライト動画】エヴァートンvsリヴァプール