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2022年12月02日 07:16
現地時間12月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)のグループステージ(E組)第3戦で、日本はスペインと対戦。11分にアルバロ・モラタに先制点を許すも、48分に堂安律が値千金の同点弾を叩き込むと、直後の51分に田中碧が勝ち越し点を挙げ、2−1での逆転勝利を達成。グループ首位での決勝トーナメント進出を決めた。 試合後、森保一監督は興奮気味に白熱の一戦を振り返った。 「タフに粘り強く戦ってくれたと思う。試合を通して苦しい戦いだったが、彼らは必ず自分たちができるということを信じ続けて、チーム一丸となって最後まで戦ってくれたのが良かった。何よりもこうやって現地のサポーターの皆さんが応援してくれたこと、日本は朝早いけど日本からエールを送ってくれたみなさんの気持ちが伝わって勝てたと思う」 【W杯PHOTO】日本 2−1 スペイン|堂安&田中のゴールで逆転勝利!堂々の首位通過でベスト16進出! 目標とする悲願のベスト8進出まであと1勝だ。ただ、ドイツに続き、スペインを破ってみせた選手たちの戦いぶりは、それ以上の快挙達成を予感させる。「順位的な新たな景色はもちろんベスト8だが、世界という舞台で戦っていけることで、選手たちも違った新しい景色を見せてくれていると思う。ベスト8以上の新しい記録をしっかりと掴み取りたい」 最後に「皆さんの応援のおかげでこうやって苦しい試合をモノにすることができた。皆さんに勝利を届けられて、一緒に喜べる結果が出せて嬉しい!!」と声を弾ませた森保監督。この勢いで決勝トーナメント1回戦でクロアチアをも破り、さらなる歓喜を届けられるか。構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 08:45
日本人選手が数多く所属しているベルギーリーグのレギュラーシーズン最終節で起こった「無気力試合」に、厳しい処分が下ったようだ。
異例の事態となったのは3月17日に行なわれたウェステルロー対ヘンクの試合。
ベルギーリーグはレギュラーシーズンに加えてプレーオフが行なわれるルールとなっており、1位〜6位が優勝とチャンピオンズリーグ出場権を争う上位リーグへ、7位〜12位がヨーロッパリーグ出場権争いの下位リーグへ、そして13位〜16位が残留リーグへ進む。
ヘンクはこの段階で6位以上に入るために勝点1以上が必要で、ウェステルローは勝点1以上で残留リーグを避けることができた。
試合はウェステルローが先制したが、退場者を出したヘンクが86分に同点ゴールを奪い、1-1のスコアに。
どちらも必要な勝点1を獲得できる状況になったことから、それからはお互いにボールを回すだけの「無気力試合」を行ったのだ。そして試合終了のホイッスルが鳴る前に両チームの選手が握手をするという場面もあった。🤔 | Les joueurs du KVC Westerlo et du KRC Genk avaient l'air satisfaits du match nul. 🤝👀 #WESGNK pic.twitter.com/jcxiXJr9UP
— Eleven Belgium (FR) (@ElevenBeFR) March 17, 2024
現場としては必要なノルマを達成したことになったが、ベルギーの連邦検察庁も八百長の疑いがあるとして捜査を開始する事態に。
ウェステルローは数日後にリック・デミル監督を解任。ヘンクのブランケン監督、そして両クラブのキャプテンには2試合の出場停止が言い渡された。
『Sporza』によれば、さらに当時ピッチに立っていた両者の選手21名全員に1000ユーロ(およそ16万円)の罰金が言い渡されたとのこと。
またウェステルローのニコラス・マドセンとヘンクのジョリス・カイェンベに関しては露骨にシュートを打たなかったとして2試合の出場停止とより高額な罰金が言い渡されているそう。
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ベルギー連邦検察庁は「スポーツマンシップの欠如の一端は全選手に責任があり、止められるのは監督だけだったが、それは起こることがなかった」と声明を発表しているという。
なお、ベルギーリーグのプレーオフは今週末から再開される予定で、ヘンクはユニオン・サン・ジロワーズと、ウェステルローはシント・トロイデンと対戦する。
2024年03月29日 08:12
日本サッカー協会(JFA)の新会長に就任した宮本恒靖氏が3月27日、テレビ朝日系列の「報道ステーション」に出演。今後のビジョンなどについて語った。
その中で同番組のキャスターを務める元日本代表DFの内田篤人氏から、「ヨーロッパでもプレーされて、日本との違い、良さだったり、日本がもっと成長しなければいけないところはどういうところですか?」と質問を受けると、宮本会長はこう課題を挙げた。
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「海外の選手は、例えば90分の練習の中で、ずっと50%でやっていても、メンバーを決めるような紅白戦の中では100%、120%を出せる。10分間であっても。そのパワーを出せる瞬間が日本人は下手というか苦手。そういう力をヨーロッパでプレーしている選手には身に付けてもらいたい。ここという時のアウトプットのパワーですね」
47歳の新会長は「(日本人選手は)どちらかというと、80%で1日をこなすのは得意なんですけど、集中力を切らさずに。100%、120%を出すというのはまだ苦手なんじゃないかな」と指摘を続けた。
ここぞという勝負どころで、どれだけパワーを出力できるか。それが大舞台での勝敗に関わってくると考えているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 08:10
毎週木曜日に『DAZN』で更新されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。
今回はパリ五輪を目指しているU-23日本代表でプレーしているMF山本理仁(シント=トロイデン)をゲストに迎えて放送された。
その中で、大岩剛監督が率いているU-23代表のセットプレーについて聞かれると、山本理仁は以下のように答えていた。
山本「かなりこだわってますね。半分くらいセットプレーでの得点ですし。
試合でのやり方もかなり提示されます。『今日はこれと、これと、これ』と3つくらいあって、試合の3本目までは全て決まっています。セットプレーは練習もとても時間をかけてやりますね」
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今回のインターナショナルマッチウィークで行なわれたマリ戦、そしてウクライナ戦でもセットプレーからゴールが生まれていたU-23日本代表。
左足のキックを得意としている山田楓喜が入ったこともあり、大岩剛監督が「かなりこだわっている」というセットプレーのキレも増しているようだ。
2024年03月29日 07:50
かつて中国代表監督を務めた李鉄(リー・ティエ)氏が、28日に行われた裁判で汚職の容疑を認めたとのこと。
2024年03月29日 07:30
このところ女子サッカーに対して激しい批判を繰り広げている元イングランド代表MFジョーイ・バートン。
25日には17歳の女子ゴールキーパーがミスを犯した映像をXで引用リポストし、「どうしてこんな馬鹿げたことが起こるんだ?」と批判した。
それに対してメディアや女子サッカー関係者、選手などから反発が起こり、スコットランド代表のニコラ・ドチャティは「次世代に刺激を与えている若いゴールキーパーについて、齢をとった男が呟いていることに目を留めずにはいられなかった。女子サッカーが合わないならチャンネルを変えて見なければいい。難しいことではない」と投稿。
それに対してバートンは「ニコラ、女子のサッカーはクオリティが基準に達していないので、そもそも有料チャンネルで放送されるべきではない」と反論した。
さらに「行儀よくして、女の武器である『被害者のカード』を懐に仕舞え。脳がある人間には効果がないものだ。君がどれだけ美徳を示しても、『レズビアンボール』は男子ほど大きくはならない。遅すぎるし、それは変わらない。生物的な進化の過程だ。被害者にならないでくれ」と加えた。
そして28日には女子サッカーの珍場面を集めた動画を引用リポストし、そこに「サッカーが好きな自尊心ある男性が、どうやったら『コスプレフットボーラー』を真剣に受け止められるのか?」とコメント。再び『茶番サッカー』『レズビアンボール』とハッシュタグを付け、反撃を強めていた。
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イングランドに限らず、ヨーロッパの各国で現在急速に存在感を高めている女子サッカー。選手の価値や存在感も急騰しており、多くの観客を集める競技となった。
しかしながら、その一方で女子サッカーに対する批判も強まっており、コロナワクチンの推進や女性の権利拡大運動に反対する態度を示してきたジョーイ・バートンのコメントも注目を集めているようだ。
2024年03月29日 07:10
ニューカッスル・ユナイテッドに所属しているイタリア代表MFサンドロ・トナーリが、再びギャンブル規定違反で起訴された。
昨年7月に5500万ポンド(およそ104億円)の移籍金でACミランからニューカッスル・ユナイテッドへと加入したトナーリは、その後イタリア・セリエA時代にサッカーの試合へ金を賭けていたとして告発された。
その結果、昨年イタリアサッカー連盟(FIGC)から18ヶ月の出場停止処分と2万ユーロ(およそ300万円)の罰金処分を言い渡されている。
ただ、それは後に8ヶ月に及ぶギャンブル依存症のリハビリプログラムに参加することと引き換えに減刑され、10ヶ月に短縮されていた。
ところが今回さらにイングランドでギャンブルを行っていたことが発覚したそう。イングランドサッカー協会やニューカッスルの公式声明によれば、トナーリは2023年8月12日から10月12日までの間にサッカーの試合にお金を賭けており、それは50回に達していたようだ。
トナーリの出場停止処分は今年8月27日に終了する予定となっているが、現在のところそれに変更があるかどうかは定かではない。
ただ『Gazzetta dello Sport』の報道によれば、これによって起こることは2つのパターンが考えられるという。
一つは、イングランドサッカー協会が「イタリアサッカー連盟の処分がすでにギャンブル規定の罰則を満たしている」と考える場合。このパターンでは出場停止処分に変更はない。
ただ、短期間に数多くの違反が確認された場合は悪質であるとみなされ、更に出場停止処分が延長される可能性があるという。
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出場停止処分のために今夏行なわれるEURO2024でのプレーは不可能になってしまったトナーリ。『NEXTピルロ』と呼ばれた天才ボランチは、ニューカッスルでまだ12試合しかプレーしていない。
もし罰則が延長されることになれば、トナーリのサッカー選手としてのキャリア全体にも大きな悪影響を及ぼしそうだ。
2024年03月29日 07:07
レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWロドリゴに、リヴァプールが関心を寄せているようだ。28日、イギリスメディア『スカイ』がスペインメディア 『ナシオナル』の報道を引用して伝えている。
現在23歳のロドリゴは、10歳で母国ブラジルの名門サントスからスカウトを受けて下部組織に入団し、2017年7月にトップチームへと昇格。複数のビッグクラブよる争奪戦を経て2018年6月にレアル・マドリードに加入した。1年目からブラジル人におけるチャンピオンズリーグ(CL)最年少ゴール記録を更新するなど才能の片鱗を見せ、公式戦26試合出場7ゴール3アシストの成績を記録。その後も順調に成長を遂げ、今シーズンはここまで公式戦41試合に出場し、13ゴール8アシストをマークしている。
そんななか、“白い巨人”の中心選手として活躍を続けるロドリゴにプレミアリーグのリヴァプールが関心を寄せている模様。長らく同クラブの攻撃陣を牽引してきたエジプト代表FWモハメド・サラーとの現行契約が今季終了後に残り1年となるため、フリーでの放出を避けるべく今夏での売却が噂されている同選手の後釜候補として、ブラジル人ストライカーに白羽の矢が立ったようだ。
同メディアは、すでにリヴァプールがロドリゴの獲得に動き出していると主張。当初はレアル・マドリードに対して6000万ユーロ(約98億円)のオファーを提示したものの、2度目のオファーでは金額が8000万ユーロ(約131億円)に引き上げられたと報じている。
一方で、レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長が1億ユーロ(約163億円)未満のオファーでロドリゴを売却する意思がないとも指摘。また、イギリスメディア『TEAMTALK』は、同選手以外にもドルトムントに所属するオランダ代表FWドニエル・マレンやウェストハムに所属するイングランド代表FWジャロッド・ボーウェン、ユヴェントスに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザらもリヴァプールが関心を寄せている選手として名前を挙げている。
2024年03月29日 07:00
先日行われたイングランド代表対ベルギー代表の親善試合。
2024年03月29日 07:00
Jリーグの2024シーズンが開幕してから約1か月。J1で首位に立っているのが、昨季のJ2王者でJ1初挑戦のFC町田ゼルビアだ。
開幕節のG大阪戦(1−1)は引き分けも、その後の名古屋戦(1−0)、鹿島戦(1−0)、札幌戦(2−1)と白星を重ねて3連勝。次戦は3月30日、ホームで鳥栖と相まみえる。
今回、かつて鳥栖でもプレーしたMF仙頭啓矢にインタビューを実施。仙頭は、東洋大を卒業後の2017年に京都でプロキャリアをスタート。その後、横浜、鳥栖、名古屋、柏を経て、今季に完全移籍で町田に加入した。
新天地ではボランチでスタメンに定着。相手の意表を突く効果的なパスや豊富な運動量を活かしたカバーリングなど、攻守でチームを支えている。
そんな29歳に、町田への移籍を決断した経緯や、好調を維持するチームについて訊いた。
――◆――◆――
――町田に加入した経緯を教えてください。
オファーを受けた時にすごい熱量というか、町田に来て戦ってほしいという思いを強く感じました。僕自身もFC町田ゼルビアのJ2での試合を見て、すごく良いチームだと思っていて。チームの新たなJ1初挑戦、その一員として必要としてくれたところに、すごく感謝していますし、サッカー選手冥利に尽きます。
【動画】ゼルビア仙頭のパスが起点に!藤尾のボレー弾
――かつて所属した鳥栖で監督だった金明輝氏が、現在はコーチとして町田にいることも、背中を押したのでしょうか?
そうですね。僕の特徴をしっかりと理解してくれています。そういう人がチームにいるのは、とても心強いです。
――チームにスムーズになじめましたか?
とても溶け込みやすかったです。チームメイトはみんな優しく、良い人ばかりです。また、大阪出身の僕も含めて関西人が結構多いです。関西弁は親しみやすいと、このチームに来て思いました。関西弁が飛び交っているので、心地良いですね。
――現在、町田は首位に立っています。
キャンプから積み上げてきたものが間違っていなかったというのが、まず一つあります。本当に徹底して、追求して、やってきました。試合でチーム全体が一体となって体現しています。結果が出ているのは、偶然ではないと思います。ただ、4節が終わっただけなので、これから先どうなっていくかは分からないです。対戦相手も町田に対してより警戒してくるでしょうし。
今後、色んなチームと戦うなかで、町田がどういう振る舞いをしていくかが大きなポイントになってきます。良い滑り出しができましたが、まだまだ始まったばかりです。継続しつつ、より課題に向き合い、それを修正していく必要があります。
――仙頭選手を含め、3節の札幌戦ではスタメン11人中7人が新加入。多くの選手が入れ替わっているなかで開幕からチームが機能していますね。
監督、コーチ、スタッフによる選手に対しての落とし込みが、すごく徹底されていると感じますし、誰が試合に出てもFC町田ゼルビアらしさを追求しています。チームとして何が必要か、一人ひとりがチームのためにどう戦うか、全員が同じビジョンを描けている。それが、誰が出ても同じような戦いができるところに繋がっているのではないでしょうか。
――町田らしさとは、どういった点でしょうか?
一人一役どころか、二役と常に伝えられているなかで、全員がチームのためにハードワークする。誰一人エゴを出しません。球際一つに関しても、ぬるさがあったら、全員が追及し合えています。一人ひとりが自分のためよりも、チームが勝つために取り組めているのが、このチームの強みだと感じています。
――仙頭選手の味方を活かすプレーも効いていると思います。ワンタッチパスや浮き球のパスなど絶妙だな、と。
FC町田ゼルビアには前に速い選手、大きい選手、走れる選手といったタレントがたくさんいるので、そういう選手たちを活かせるようなパスを配球していきたいです。パスの出し甲斐があり、前の選手たちが心地よくランニングできるように、パスのタイミングや質にこだわっていきたいです。
――黒田剛監督はどんな方でしょうか?
常に隙を許さないというか。人間は緩さや慢心というか、それが出てしまう生き物だと思います。そうなりそうになった時に、カツを入れてくれるというか、常に「あ、駄目だな」と思わせてくれるようなことをしてくれます。
伝えるのも大変だと思いますけど、やり続けてくれることは、すごいなと思います。それをできるのが、チームが試合でもそうですけど、良い習慣となってできている一つの要因だと思います。マネジメント力がすごいと感じています。
――さて、30日に行なわれる次戦の相手は古巣の鳥栖です。
鳥栖では、J1で2021年に全試合出場し、自信をつけてくれたクラブでもあります。あの年があったから「J1で俺、できるな」と思えたので、本当に思い入れがあります。1年でしたけど、思い入れのあるクラブです。サポーターの方も本当に暖かく、常に応援してくれました。とてもサッカーをしやすい環境で、ご飯も美味しく、街自体もすごく良くて、僕にとって濃い1年間でしたね。
――試合に向けた意気込みを教えてください。
サポーターにも自分は成長した姿を見せたいですし、町田には鳥栖に縁のある選手やスタッフもいるので、そういう意味でも、絶対負けたくない思いが一番強いです。
――最後に、今後ファン・サポーターに見てもらいたいプレーを教えてください。
まず、攻守においてハードワークするところを見てほしいです。そのなかでも、得点に絡むようなプレーを見ていただきたいので、しっかり自分自身も示していかないといけないと思っています。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年03月29日 06:50
今年6月14日から7月14日にかけてドイツで行なわれる予定のEURO2024。欧州の予選を勝ち抜いた24チームが参加する。
昨年10月に発表されたレギュレーションにおいては、1チームの最大登録人数は23名になると決められていたが、それが変更になる可能性があるようだ。
EURO2020やワールドカップ2022では新型コロナウイルス感染症の影響を鑑みて1チームの登録人数が23名から26名に拡大されていた。
しかしEURO2024ではそれが以前のように23名へと戻されていたが、『The Athletic』によれば現在UEFAの中で再び議論が進められているようだ。
4月8日にはUEFAのワークショップが開催され、各国の首脳陣や指導者にヒアリングを行って意見を集約する予定であるとのこと。その後様々なアイデアが検討されるという。
EURO2024で「大ブレイク必至の若手スター選手」10名
登録人数が23名へと変更された際、各国の代表チームからはそれに対して懸念の声がいくつか上がっており、それを受けてUEFAも26名に戻すというアイデアの検討を始めたようだ。
開幕が2ヶ月半後に迫るなか、選出できる人数が23名になるのか26名になるのか、各国の代表監督が注目しながら見守っているはずだ。
2024年03月29日 06:36
ドイツの移籍専門サイト『transfermarkt』は3月中旬から下旬にかけて、欧州主要リーグでプレーする選手の推定市場価格(市場価値)を一斉に更新した。
アジア選手のランキング上位にも変動があった。6000万ユーロ(約96億円)で久保建英(レアル・ソシエダ)とトップで並んでいた韓国代表DFキム・ミンジェ(バイエルン)が5500万ユーロ(約88億円)に下落したのだ。
プロデビューを飾った全北現代から、中国の北京国安を経て、フェネルバフチェ、ナポリ、バイエルンと順調にステップアップを果たし、市場価値も上昇してきただけに、プロデビュー以来初のダウンは母国に衝撃を与えたようだ。
韓国メディア『SPOTV NEWS』は3月28日、「キム・ミンジェの市場価値が800億ウォンの下落、アジア最高位まで譲った。日本の久保が単独1位だ」と見出しを打った記事を掲載。次のように報じている。
【PHOTO】華やかコスチュームでエール! アジアカップを彩った韓国女子サポを特集!
「欧州進出以来、キム・ミンジェに試練の時期が来た。バイエルンのDFの3番手に追いやられ、ベンチにいる時間が長くなっている。こうした状況にキャリアを通じて高まってきた市場価値が初めて下がった」
記事は「バイエルンでも価値を失わなかった」とし、主力としてプレーしていた昨年12月までは6000万ユーロを維持していたと報道。こう続けている。
「この3か月の間に多くが変わった。今はバイエルンでレギュラーの座を失った。3月に入ってエリック・ダイアー、マタイス・デ・リフトのコンビでチャンピオンズリーグ8強進出に成功し、キム・ミンジェは3番手に追いやられた」
1年での放出も取り沙汰されているキム・ミンジェ。キャリア最大の窮地に立たされている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 05:55
ラ・リーガは3月28日、3月の月間ベストプレーを発表。
2024年03月29日 05:46
パリ五輪での活躍が期待されるシント=トロイデンのMF山本理仁が、元日本代表DFの内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』にゲスト出演。知られざるエピソードが明らかになった。
番組の冒頭、内田氏が「僕が引退して(日本サッカー協会の)ロールモデルコーチに就かせてもらって、(山本ら)一番初めの世代の選手たちがいまパリのオリンピック世代になった」と2人の関係を明かす。
山本が「U-20のミーティングで、(内田氏が)VARを作ってきたの、覚えてます? この(番組)セットを使って」と話すと、内田氏は思い出したようにこの説明した。
「5年後、(U-20の選手たちが)海外に移籍して、ワールドカップのメンバー発表をこのセットで私がしてます。5年後、そうなってほしいというのを見せた」
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
鹿島アントラーズやシャルケで活躍した名SBが「理仁はどこのチームに入れてたっけ?」と尋ねると、22歳の俊英は「トッテナムです。めちゃくちゃ覚えてます(笑)」と返した。
「5年後にトッテナムに入ってくれるように。当時20歳ぐらい?グッと伸びて行ってほしい、海外に羽ばたいてほしいと言っていた」
現在はベルギーに研鑽を積む山本。パリ五輪での活躍次第では、一気にステップアップする可能性もなくはないだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 05:30
DAZNの公式YouTubeチャンネルで公開された「リーグ・アンメディアツアー|モナコ潜入編」で、日本代表MFの南野拓実が、所属するモナコについて語っている。
昨季にリバプールからモナコへ加わった南野は、2シーズン目を迎えたチームについて次のように話す。
「サポーターたちは3位以内じゃないと納得しないですし、ビッグクラブ以外との対戦では負けたらダメだという雰囲気がチーム内外に漂います。強豪ならではの勝たなければいけないプレッシャーを感じますね」
【動画】モナコの魅力を紹介!南野拓実のインタビュー
さらに29歳のアタッカーは「15歳か16歳のときに2週間、ここで練習参加したんですよ」と、セレッソ大阪のアカデミー時代にモナコを訪れた過去を明かした。
「その時から自分の中で、いつか行ってみたいクラブだなと思っていました。だからこそ、縁があって今ここでプレーできているのは幸せです。街も最高ですし、言うことないですね」
願いが叶った29歳のアタッカーは、充実した日々を送っているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 05:14
今夏にシュツットガルからリバプールに移籍した遠藤航は加入当初、イングランドではほぼ無名の30歳だったため、懐疑的な見方もあった。
だが、プレミアリーグの水に慣れると攻守に躍動。いまや替えの利かない存在となった。
リバプールの専門サイト『ANFIELD INDEX』は3月28日、「リバプールの中盤のパズル:クロップのベストコンビネーション」と題した記事を掲載。「リバプールの中盤のジレンマ。最強の3人は誰だ?」と綴り、怪我人も復帰してきたなか、シーズン終盤に向けて中盤3枚のベストメンバーを探っている。
その中で、遠藤については「おそらく今シーズン最大のサプライズは、中盤の欠かせない存在となった日本代表だろう」と賛辞を贈っている。
「夏にリバプールが1600万ポンドでエンドウを獲得した時は、たしかに眉をひそめたが、31歳の彼は疑念を抱いていたことが間違っていたと証明した。ゲームを読み、(相手の)プレーを分断する彼の能力は、特に重要な試合において、リバプールの戦術システムの重要な側面となっている」
【PHOTO】日本代表の北朝鮮戦出場16選手&監督の採点・寸評。及第点を上回ったのは4人、最高点は決勝弾の田中碧
同メディアはベストチョイスとして、こう結論づけている。
「ユルゲン・クロップ監督の中盤のプランは、主にエンドウ、アレクシス・マカリステル、カーティス・ジョーンズ、ドミニク・ソボスライという4人の主力選手を中心に構築されるだろう。彼らがコンディションを維持する限り、エンドウとマカリステルはおそらくクロップの中盤で最も多くの時間をプレーすることになる」
日本代表のキャプテンは、アルゼンチン代表MFと共に“最強の中盤”に不可欠という主張だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部