2022年12月02日 07:07
日本代表は現地時間12月1日、カタール・ワールドカップの第3戦でスペイン代表と対戦し、2−1の逆転勝利を収めた。 日本は相手に先制される展開も、48分に堂安律の強烈なミドル弾で同点に追いつくと、その3分後には田中碧が勝ち越しゴールを奪い、勝点3を奪取。グループ首位で、2大会連続の決勝トーナメント進出を果たした。 左ウイングバックで先発出場した長友佑都は、試合後のフラッシュインタビューで、初戦のドイツ戦後にも口にした「ブラボー」を連呼。「小さい声で言うんで…」と前置きをしながらも、大声で何度も吠えた。 「ブラボー!マジみんなブラボー。本当にチームメイトも監督もスタッフもみんなブラボーやし、スタジアムで応援してくださったサポーターのみなさんもブラボーやし、日本でテレビの前で応援してくれたみなさんもブラボーやし、みんなブラボー! すごすぎる。感謝したいです。ありがとうございます」 続けて、「コスタリカ戦に負けてからすごく厳しい3日間を過ごしたんですけど、それでもみんなこの壁を乗り越えて、リバウンドメンタリティを発揮して、強い気持ちで今日臨めた結果がこの結果に繋がった」と試合を振り返った。 次戦、史上初のベスト8進出が懸かるクロアチア戦へ向け、「自分は2度悔しい思いをしているので、この最高のチームで新しい景色を見るために絶対に次も勝ちたいと思います」と力強く意気込んだ。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【W杯PHOTO】日本 2−1 スペイン|堂安&田中のゴールで逆転勝利!堂々の首位通過でベスト16進出!
2024年03月29日 23:00
元日本代表の福西崇史が2014年ワールドカップ中にあったドゥンガとのエピソードを語った。
福西はYouTubeの『おじさんだけど、遊んでもいいですか?』に出演しており、26日に公開された回では「FWからボランチに転向」した経緯を説明。この回の終盤ではドゥンガの話になった。
ジュビロ磐田での1年目。ボランチに転向したものの全くの未経験だった福西だが、時を同じくしてドゥンガが磐田に加入するという幸運に恵まれた。
ドゥンガは前年(94年)のワールドカップで世界王者となったブラジル代表のキャプテン。同じポジションで頂点に立った選手の存在は、福西にとって何よりのお手本となった。
福西はドゥンガに対して「走れない。めちゃ足遅い。体力もない」「守備がめちゃくちゃすごいわけでもない」と散々な言いっぷり。しかし同時に「なんであんなに上手いんだろ。なんであんなに存在感があるんだろ」と思っていたという。
聞き役を務める前園が「何が違ったの?」と聞くと「ポジショニング」と一言。「ムカつくくらい守備を僕にさせて、自分はめちゃくちゃ良いところで待ってる。(ボールを)取れなかったら激ギレ」と“闘将”や“鬼軍曹”と呼ばれ恐れられた男の凄さを語った。
ドゥンガ本人に直接教えを請うこともあったが基本的には教えてくれなかったそう。とにかく彼を見て、真似をして学んでいったのだという。当時のセレソン選手には派手なイメージもあったが、ドゥンガは地味で「超シンプル」(福西)。どうやらこれが福西自身の特徴や転向したばかりの状況にも合っていたようだ。
そんなドゥンガは磐田に加入した当時31歳。18歳だった福西にとってはかなり年上に見えたようで「おじさん」と呼んでいたのだとか。
ドゥンガは現役引退後にブラジル代表の監督を務め、2010年ワールドカップに参加している。大会中の練習を取材した福西はその「おじさん」に関するこんなエピソードを明かした。
「(練習中)ピリっとした空気の中で。ドゥンガも笑わない鬼軍曹と言われてて。『おじさ〜ん』と言った瞬間に『ハッ!』って笑ったから世界中(のメディア)がブワーって。俺スターみたいでしたよ(笑) 『お前何者だ、取材してテレビに出てくれないか』って」
ブラジル代表、史上最高の「イケメン」は誰?10人を選んでみた
かつての同僚と現地で再会した福西が日本語で「おじさ〜ん」と叫ぶとドゥンガが反応して笑ってくれたのだとか。それにより『笑わないことで知られるドゥンガを笑わせた人物』として世界中のメディアから注目されたようだ。
2024年03月29日 22:48
現在レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督が、来季も同クラブで指揮を執ることを明言した。
X・アロンソ監督については、複数の現地メディアによってリヴァプール、バイエルンなどが新監督候補としてリストアップしていること明るみに出ていた。だが、28日に入るとイギリスメディア『BBC』など複数の欧州メディアが、X・アロンソ監督自身に今夏の移籍市場でクラブを離れる意思がないと報道。既にクラブのフロントだけでなく、選手たちにも自らの意思を伝えており、クラブが中期的に掲げているプランを遂行することに集中していくと見られていた。
このような状況を受けて、X・アロンソ監督は30日に控えたブンデスリーガ第27節ホッフェンハイム戦の前日会見にて「私はまだ若い監督だ。間違いなく、ここは今の私にとって適切で正しい場所。来季もレヴァークーゼンに残る」と宣言。次のような言葉で残留を決めた背景を明かした。
「私の将来について、様々な憶測が飛び交うシーズンだった。一方で、私の本業は監督で、ここまで多くの試合をこなしてきた。とても忙しかったが、私自身は集中することができていた。そして、3月のインターナショナルマッチウィークは、自分の将来について少し考え、決断するために使ったんだ。先週、シモン(・ロルフェス強化部長)とフェルナンド(・カロ最高経営責任者/CEO)と非常に素晴らしい話をした。この話を踏まえて、私は来季もレヴァークーゼンの監督に留まる決意を伝えたんだ」
「本当にいろいろな憶測があった。慎重に検討した結果、ここが私にとって正しい場所だと決断した。まだここでの私の物語は終わりじゃないし、やらなければならないことはたくさんある。私は自分のキャリアの中で、常に正しい決断をしようとしてきた。今この瞬間、ここが私にとって正しい場所だと感じている」
現在42歳のX・アロンソ監督は、レアル・ソシエダのカンテラ(育成組織)出身。トップチーム昇格後は同クラブで成長を遂げ、その後はリヴァプール、レアル・マドリード、バイエルンなどで数々のタイトルを勝ち獲った。スペイン代表としても、2008年と2012年のEURO連覇やFIFAワールドカップ南アフリカ2010で優勝を経験した。
2016−17シーズン終了後に現役を引退してからは指導者に転身する。レアル・マドリードのカンテラで1年間監督を務めた後、2019年夏にはレアル・ソシエダBの監督に就任。2年目の2020−21シーズンには3部リーグ優勝を果たしたものの、3年目の2021−22シーズンはラ・リーガ2部で20位に終わり、2022年夏に退任した。指導した選手たちのなかからは、スペイン代表MFマルティン・スビメンディやスペイン人DFジョン・パチェコなど、後にトップチームで活躍する選手たちも生まれ、『スビエタ』(レアル・ソシエダの総合トレーニング施設)で若き才能の育成に携わった。
2022年10月には、ブンデスリーガ開幕から低迷していたレヴァークーゼンの指揮官に就任。自動降格圏に沈んでいたチームを立て直し、最終的にはブンデスリーガで6位まで押し上げた。DFBポカールはX・アロンソ監督就任以前に敗退していたものの、ヨーロッパリーグ(EL)ではチームをベスト4へ導いていた。
迎えた今シーズンは、開幕からブンデスリーガを席巻。第26節終了時点で22勝4分無敗という圧倒的な強さを示し、11連覇中の“絶対王者”バイエルンに勝ち点差「10」をつけて首位を独走している。それだけでなく、DFBポカール、ELを含めた公式戦38試合で無敗と圧巻の成績を残している。
なお、レヴァークーゼンとX・アロンソ監督の現行契約は2026年6月30日までとなっている。一方で、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、現行契約には2025年7月から有効となる契約解除条項が付随しているとのことで、来シーズン終了後に“ステップアップ”を果たす可能性は否定できない。現時点での関心が報じられていたリヴァプールとバイエルンに加えて、同じく選手時代の古巣でもあるレアル・マドリードといったビッグクラブが、今後もX・アロンソ監督の動向を追い続けると報じられた。
2024年03月29日 22:33
今シーズン限りでの退任を明言したバルセロナのシャビ・エルナンデス監督に、自身の決断を翻意する考えはないようだ。スペインメディアの『スポルト』が29日、指揮官のコメントを伝えている。
スーペルコパ・デ・エスパーニャとコパ・デル・レイのタイトルを失い、ラ・リーガでは首位との勝ち点差が「7」に開いた今年1月末、シャビ監督は「6月30日をもってバルセロナの監督を退任することを発表したい」と辞任の意志を表明した。
しかし、シャビ監督退任発表前の公式戦10試合で6勝1分3敗という成績だったバルセロナは、発表後の公式戦10試合で7勝3分と成績が好転。また、シャビ監督の後任探しが難航していることもあり、同クラブのラポルタ会長は2025年6月まで残る契約を全うすることを望んでいるとのこと。
一方でバルセロナの内部にはシャビ監督の続投に反対する声もあり、4月に行われるパリ・サンジェルマンとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝や、ラ・リーガ優勝の可能性が消滅した際に反対の声が強まることも考慮し、CL準々決勝や20日に行われるクラシコ終了後の4月末まで新監督候補との交渉をしないよう指示を出したとも伝えられている。
来季も続投を切望するクラブ首脳陣の考えとは裏腹に、シャビ監督は「自分とスタッフに対するサポートには感謝している。また、ラポルタ会長、デコ(スポーツ・ディレクター)には信頼と友情の気持ちを持っている。それが変わる事はない。ただ、自分は、クラブにとって最善と考えて下した決断を変えるつもりはない」と主張。今シーズン限りで退任する考えを変えるつもりはないことを強調した。
2024年03月29日 22:10
adidasは29日、2024春シーズンに向けた新作スパイクコレクションを発表した。
2024年03月29日 22:05
イギリスメディアの『デイリー・メール』は28日、マンチェスター・ユナイテッドがライプツィヒに所属するスペイン代表MFダニ・オルモの獲得を検討していると報じた。
ダニ・オルモは1998年5月7日生まれの25歳で、2014年にバルセロナのカンテラからディナモ・ザグレブの下部組織に移籍すると、2015年9月にトップチームデビューを果たした。以降は6シーズンに渡ってプレーし、2020年1月にライプツィヒへ完全移籍。今シーズンは公式戦19試合出場7ゴール4アシストを記録するなど主力として活躍し、スペイン代表でも今月26日に行われたブラジル代表との親善試合(3−3の引き分け)に先発出場してゴールを決めた。
ダニ・オルモとライプツィヒの現行契約は2027年6月までとなっているが、契約解除金5200万ポンド(約99億3000万円)で移籍できる条項が備えられており、同メディアは、マンチェスター・ユナイテッドの他にも、レアル・マドリードやマンチェスター・シティ、チェルシー、トッテナムといったクラブが前線の複数ポジションでプレーできるオルモに注目していると報じている。
特に、マンチェスター・ユナイテッドは攻撃力と創造性を改善できる選手を求めており、来シーズンに向けた補強候補になると同メディアは説明している。
一方、レアル・マドリードに関しては、パルメイラス所属のブラジル代表FWエンドリッキの加入が決まっており、パリ・サンジェルマン(PSG)所属のフランス代表FWキリアン・エンバペやバイエルン所属のカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスが加入する可能性も報じられていることから、財務状況を鑑みると可能性は低いかもしれない。しかし、同クラブのフロレンティーノ・ぺレス会長は、財務状況が許せばダニ・オルモをチームに加えることに前向きな姿勢を見せているとも伝えられている。
今夏には、選手の“見本市”にもなる『EURO2024』が控えており、同大会でのパフォーマンスも評価のひとつとなりそうだ。
【ハイライト動画】ダニ・オルモがゴールを決めたブラジル代表戦
2024年03月29日 22:00
インターナショナルブレイク明けのプレミアリーグ第30節でアーセナルと激突するマンチェスター・シティ。
現在プレミアリーグ首位は勝ち点64のアーセナルであり、2位は同じく勝ち点64のリヴァプールとなっている。そしてそれを勝ち点差1で追うのがシティだ。シティとアーセナルの一戦は今シーズンのプレミアタイトルを占う一戦となり、大きな注目が集まっている。
そんななか、クリスサットン氏はポッドキャストの「It's All Kicking Off」にてこの試合でシティが負けてしまうとタイトルレースから脱落するだろうと語ったことを英『Daily Mail』は伝えている。
「今シーズンの上位5チームとの対戦でマン・シティは現時点で勝ち点3を獲得している。アーセナルを見てみると、彼らは勝ち点8、 リヴァプールは勝ち点6を獲得している。しかし、今こそシティがギアを上げなければならない時だ。この試合に負けたら、彼らは幕を下ろすことになる」
シティは今シーズン現在の上位5チームとのリーグ戦での対戦ではアーセナルに0-1、リヴァプールに1-1と1-1、アストン・ヴィラに0-1、トッテナムに3-3と勝てていない。リーグタイトルを獲得するためにも上位対決に勝利することが必須で、特に優勝争いを繰り広げているアーセナル相手であればなおさらだ。
両者ともにこの中断期間中に数人の主力選手の負傷に見舞われ、ベストメンバーで戦えないかもしれないが、両チームにとって乗り越えなければならない天王山となる。例年であれば、シティはここからさらにギアを上げ、連勝を積み重ねて優勝するパターンが多いが、今シーズンは三つ巴の厳しいレースを制する必要がある。
アーセナルに勝利すれば、ここからさらに勢いを増す可能性もあるシティだが、前回対戦のリベンジを果たすことができるのか、注目だ。
2024年03月29日 21:41
東京ヴェルディは3月29日、J1第5節で京都サンガF.C.と味の素スタジアムで対戦。2−2のドローに終わった。
ホームチームは前半に2失点する苦しい展開となるも、立て直した後半、80分に染野唯月がPKを決めて同点に追いつくと、終了間際の90+3分にも染野がネットを揺らし、同点に追いついた。
試合後、城福浩監督は「前半は相手のプレッシャーに屈した。前半の45分は悔やまれる」と反省を口にした。
【動画】染野唯月の2ゴール
「後半、我々の時間がくるのは想定していたので、我々らしくボールを大事にして、ボールを動かして、入っていくという形はイメージできましたけど、前半の相手の球際の強さのところを我々がどう対等以上に戦っていくか、その時にどのようにボールを回していくかは課題として浮き彫りになったので、ここをしっかり乗り越えていきたいと思います」
ここまでJ1で3分2敗と勝利がない。その要因に失点の多さを挙げた指揮官は「まだ失点ゼロの試合がないので、我々はチーム全員で守って、そこから我々の時間を増やしていく。そういう意味で、ここは全員でもう一回見直して、攻撃は後半のようなサッカーをもっと増やしていくということだと思います」と改善を誓った。
東京Vは次節、ファン・サポーターに初白星を届けられるか。4月3日にアウェーで湘南ベルマーレと対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 21:33
チームを敗戦から救った。
2024年03月29日 21:30
イングランド代表、スペイン代表との親善試合を行ったブラジル代表。両試合で得点を決めたFWエンドリックが「サッカーの王様」の愛称で知られるペレに続く偉業を達成したと、話題になっている。英『90 MIN』が伝えている。
エンドリックは2006年生まれの17歳だ。現在、ブラジルのパルメイラスに所属しており、来季レアル・マドリードへの加入が決まっている。
エンドリックが達成した偉業とは、ブラジルA代表で連続ゴールを決めた17歳以下の選手という記録だ。エンドリックは、イングランド戦、スペイン戦で2試合連続ゴールを決めた。過去、ブラジルのA代表で連続ゴールを決めた17歳以下の選手は、エンドリック、ペレの他にはいない。
ちなみに、ペレは17歳以下の時に3試合連続ゴールを2度記録している。7月に18歳になるエンドリックがペレと同じ3試合連続ゴールの記録を打ち立てるには、6月に予定されているメキシコ戦かアメリカ戦で得点をすることが求められる。今回の親善試合2試合で輝きを放ったエンドリックが、出場しないことは考えにくく、出場すれば十分に得点のチャンスはあるだろう。
“神童”エンドリックは、17歳以下で3試合連続ゴールを決めた “サッカーの王様”ペレの記録に並べるか。
2024年03月29日 21:15
バイエルン所属のカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスの代理人が、同クラブから近日中に契約を更新するか否かの決断を迫られている現状に異議を唱えた。28日、ドイツメディア『ビルド』などが代理人のコメントを報じている。
現在23歳のA・デイヴィスは爆発的なスピードを誇る攻撃的サイドバック(SB)。メジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスでプロキャリアをスタートさせると、2019年1月に加入したバイエルンでも最終ラインの主軸に定着した。その後、数多くのタイトル獲得に貢献し、在籍6年目の今シーズンもここまで公式戦31試合の出場で1ゴール3アシストをマークしている。
A・デイヴィスとバイエルンの現行契約は2025年6月30日まで。フリーでの退団を避けるべく今夏の移籍市場で放出する可能性も浮上しており、レアル・マドリードからの熱烈な関心も伝えられている。
バイエルンとしてはA・デイヴィスの売却を望んでいるわけではなく、契約延長オファーを提示。しかし、2029年までとなる年間総額1400万ユーロ(約23億円)相当のオファーを提示しているものの、同選手側が年俸最大2000万ユーロ(約33億円)を要求し続けているため、交渉は平行線を辿っているという。また、バイエルンが今夏に移籍を容認する場合、6000万ユーロ(約98億円)ほどの移籍金を希望しているのに対し、レアル・マドリード側は高額な移籍金を支払うつもりはないと見られている。
このような状況が続いているなかバイエルンは、今後の方針を固めるため、A・デイヴィス側に契約延長の意思があるか来近日中に決断を下すように迫っていると報じられていた。
そのような状況下でA・デイヴィスの代理人は「今、A・デイヴィスを攻撃するのはフェアじゃない。1年前、私たちとバイエルンは合意間近だった。しかし、バイエルンの中で役員交代など多くの変更があり、その後、クラブから7カ月連絡がなかったんだ。こちらからは、話をしようと試みたけどね」と語り、クラブの都合で交渉が進展しなかったことを強調した。
さらに、同代理人は「来シーズンの監督も、チーム編成もわからないなか、決断を下せと言われている。そんな状況下でクラブの最後通牒に反応するのは正しくないと考えている。どうするかはシーズン終了後、すべての物事がより明確になってから決定する」とし、去就は今シーズン終了後に検討したい考えを示した。
2024年03月29日 21:05
2024明治安田J1リーグ第5節が29日に行われ、東京ヴェルディと京都サンガF.C.が対戦した。
代表ウィークに突入していた関係で2週間弱中断していた2024明治安田J1リーグは、本日の“フライデーナイトJリーグ”で再開する。『味の素スタジアム』で相まみえるのは、ここからボトムハーフ脱却を目指す東京Vと京都だ。
ホームチームの東京Vはここまで2分2敗と未勝利が続いている。内容面では悪くない戦いを見せながら、開幕戦の横浜F・マリノス戦(●1−2)、第2節の浦和レッズ戦(△1−1)、第3節のセレッソ大阪戦(●1−2)では3試合連続で終了間際にゴールを許し、勝ち点を失ってきた。一方、前節のアルビレックス新潟戦では、90分に翁長聖が値千金の同点ゴールを挙げ、2−2のドローに持ち込んでいる。16シーズンぶりにJ1を戦うシーズンの初勝利を、今季3度目のホームゲームで掴みたい。
一方、京都は開幕戦の柏レイソル戦では、1点ビハインドで迎えた後半アディショナルタイム、尚志高校から新加入した安齋悠人がJ1デビュー戦で劇的な同点弾を決め、1−1のドローに持ち込んだ。続く第2節湘南ベルマーレ戦では終盤の失点で1−2と敗れたものの、第3節の川崎フロンターレ戦では、セットプレーの流れから川颯太が決勝弾を決め、アウェイの地で今季初勝利。2連勝を掲げてホームへ戻った前節の横浜F・マリノス戦は、立ち上がりにミスから失点しただけでなく、8分でアピアタウィア久が退場し、早い時間帯から10人での戦いを強いられた。それでも、前半終了間際の2得点で追い付くと、後半も10人で戦う姿勢は見せたが、終わってみれば2−3で敗北。今節は2試合ぶりの勝利を目指す。
東京Vはここまでともに2得点を挙げている山田楓喜、木村勇大が京都から期限付き移籍中のため、契約上の問題により出場不可。チームの総得点「5」のうち、実に4得点を挙げている2人の不在は痛手だが、今季初先発を飾る松橋優安や山田剛綺への期待もかかる。一方、京都は前節横浜FM戦からスターティングメンバー2名を変更。出場停止のアピアタウィアに代わって宮本優太が京都で初のスタメンに入り、前節負傷交代した金子大毅に代わって武田将平が起用された。
試合は立ち上がりの3分、京都が東京V守備陣に生まれた一瞬の隙を突く。敵陣へのクリアボールをうまく収めたマルコ・トゥーリオが背後のスペースへ流し入れると、抜け出した豊川雄太がダイレクトでゴールネットを揺らす。幸先良く京都が先手を取ったかに思われたが、ここは豊川のポジションがオフサイドと判定され、得点は認められない。
対する東京Vも決して試合に入りが悪かったわけではない。激しい守備で奪ってから、両サイドをうまく使ってゴールに迫るも、ラストパスが合わないシーンが散見される。
両チーム、それぞれの選手の豊富な運動量を武器に、激しいバトルを繰り広げるなか、22分に均衡が破れる。京都は敵陣へ押し込んだ状態で、最終ラインでバックパスを受けた宮本優太が右足でロングフィードを送ると、フリーで胸トラップした豊川雄太が右足一閃。ペナルティエリア手前の位置から思い切り良く右足を振り抜くと、無回転の一撃はクロスバーに当たってゴールに吸い込まれた。
先手を取った京都は続く26分、右サイドでボールを持った武田将平が後ろへ落とすと、待っていた原大智が右足でアーリークロスを放り込む。ここは谷口栄斗に跳ね返されたものの、こぼれ球を拾った松田天馬は原大智の動き出しを見逃さず、内側のスペースへスルーパスを送る。抜け出した原大智が右足で流し込み、京都がリードを広げた。
ホームで負けられない東京Vは33分、セットプレーのこぼれ球を深澤大輝が右足を振り抜くも、相手に当たってディフレクションした一撃はGKク・ソンユンに阻まれる。前半はこのまま京都の2点リードで終了した。
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2024年03月29日 21:00
今月イタリアメディア『フォルツァ・ローマ』が浦和レッズ所属のノルウェー代表FWオラ・ソルバッケンが退団する可能性を報じた。
2024年03月29日 21:00
3月に行われた親善試合のイングランド代表に追加召集されたマンチェスター・ユナイテッドのMFコビー・メイヌー。
出場した2試合で素晴らしいパフォーマンスを結果的に見せたが、メイヌーの招集に驚きを隠せない声もある。それはメンバー発表の際に、代表指揮官ガレス・サウスゲイトがメイヌー招集外の理由にトップチームでの出場時間の短さを挙げたからだ。メイヌーはまだトップチームでの公式戦出場は23試合しかなく、プレミアリーグの出場時間も1115分となっている。それでもサウスゲイトは最終的に成長著しいメイヌーを呼ぶ決断に至っている。
そんななか、データサイト『Who Scored.com』がサウスゲイトがイングランド代表に呼ぶべきMFとしてあげたのがリヴァプールのハーヴェイ・エリオットだ。同メディアはメイヌーよりエリオットの方がトップレベルでの経験が優れていることを挙げ、今季主力選手の怪我人続出の中でリヴァプールの中心となったエリオットを称賛している。
「レッズが中盤と攻撃陣で多くの負傷者に対処しなければならなかった中で、20歳の選手はここ数週間リヴァプールで本当にステップアップした。元フラムの若手選手は、中盤でドミニク・ショボシュライと攻撃陣でモハメド・サラーの代役を務めた。しかし、彼はユルゲン・クロップ監督のチームのために仕事をしただけではない。エリオットは、正直に言えば、全員が体調を戻したとしても、先発メンバーの座を維持できるパフォーマンスを見せている」
さらに同メディアは「左足のマエストロはラッシュフォードやボーウェンほどゴールの脅威にはならないかもしれないし、マディソンほどクリエイティブではないかもしれないという議論もあるが、エリオットはさまざまな役割を高いレベルでこなすことができる」と綴り、イングランド代表でも十分に戦力になると伝えている。
エリオットは今シーズン公式戦41試合に出場し、3ゴール8アシストを記録。サラーやヌニェスほどゴールやアシストを記録できてはいないが、今季は決定的な仕事をこなすことも多く、リヴァプールでの存在感は増してきている。このインターナショナルブレイクではU-21イングランド代表に召集されており、2試合を戦い2ゴール2アシストを記録している。
所属先のリヴァプールではそうそうたるメンバーが名を連ねる攻撃陣で中心となりつつあり、U-21でも結果を残すエリオットはサウスゲイト監督がA代表に呼ぶべき選手の1人かもしれない。
2024年03月29日 20:58
Jリーグは3月29日、“金J”でJ1第5節・東京ヴェルディ対京都サンガF.C.を開催。味の素スタジアムで行なわれた一戦は、2−2の引き分けに終わった。
開始3分に京都の豊川雄太が鋭い飛び出しからネットを揺らすも、これはオフサイドの判定で得点ならず。立ち上がりはアウェーチームがペースを握り、守勢に回るホームチームは粘り強く相手の攻撃を跳ね返す。
均衡が崩れたのは22分。豊川の強烈なミドルシュートで京都が先制する。その4分後には、松田天馬のラストパスから原大智が追加点を奪う。
【PHOTO】ゲームを華やかに彩るJクラブ“チアリーダー”を一挙紹介!
京都の2点リードで迎えた後半、ビハインドの東京Vが攻勢を強める。染野唯月が惜しいシーンを演出するなど、果敢に相手ゴールに迫っていく。
77分には山見大登がボックス内で倒されてPKを獲得。これを染野が確実に決めて1点差に詰め寄ると、90+3分に染野が劇的な同点弾をゲット。驚異の粘りを見せた東京Vがドローに持ち込んだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 20:30
今季限りで、トーマス・トゥヘル監督の退任が決まっているバイエルン・ミュンヘン。まだ後任は決まっておらず、多くの後任候補がメディアを賑わせている。現在、最有力と言われるのが、ブンデスリーガで首位を走るバイエル・レヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督だ。しかし、レヴァークーゼンからの引き留めや、ユルゲン・クロップ監督の後任を探しているリヴァプールからのアプローチによって、激しい競争に直面しており、バイエルンはシャビ・アロンソ監督を招聘できない可能性もあると考えているようだ。
そんな中、バイエルンの後任候補に新たな人物が浮上した。それは、オーストリアの指揮官を務めるラルフ・ラングニック監督だ。ラングニック監督は、マンチェスター・ユナイテッドやシャルケなどのクラブで監督を務め、2022年からはオーストリアの監督に就任している。
ドイツ『Kicker』によると、ラングニック監督が就任した場合、おそらく1シーズン限りの契約を結ぶと見られており、来年、バイエルンは再度シャビ・アロンソ監督の招聘に動く可能性があるようだ。ただ、ラングニックが監督を務めるオーストリア代表は、EURO(欧州選手権)に出場することから、大会後にバイエルンの監督に就任できるか不透明な状態だ。
ラングニック監督の来季のバイエルン就任はあるのだろうか。続報を待ちたい。