2022年12月04日 19:55
「BreakingDown6・5」(4日、都内) 総合格闘家の朝倉未来がプロデューサーを務める1分1ラウンドで争う格闘技イベントが行われ、ポーランドの刺客が、てるを再々延長の末に判定で下した。 11月の「ブレイキングダウン6」でバン仲村に勝利したことがあるラッパーのSatoruを破ったポーランドの刺客と、ブレイキングダウン3戦全勝のてるは序盤から壮絶な打ち合いを披露。再々延長戦でダウンを奪い、決着をつけた。「てる、お前つよいの〜。思ってたよりめちゃくちゃ強い。世界は広いぞ。それだけ言いたい」と、語った。次回の対戦相手として「啓之輔さんとやりたい」と、要求した。
2024年04月19日 06:00
元WWEの女子プロレスラー・Sareee(28)が、スターダムのIWGP女子王者・岩谷麻優(31)に大激怒だ。
かねて同王座に興味を示していたSareeeは、スターダム初参戦となった3月9日横浜大会で岩谷への挑戦を表明。27日横浜BUNTAI大会でベルトをかけて激突する。
2020年2月に当時のワールド王者・岩谷に挑戦する予定だったが、自身の急性腸炎で王座戦が中止に。5年越しの一騎打ちが決定したが、岩谷は先日の取材で「Sareeeのエルボーは痛くて怖い。家出しようかな」と口にし逃亡していた。
この記事を見たSareeeは18日、都内の公園に記者を呼び出し「何なんですか、あの岩谷の発言は! あれが本当にスターダムのアイコンなんですか? 冗談でもダサすぎる。自分、久しぶりにめちゃくちゃ腹立ちました」と憤慨していた。
くしくも「家出する」と口にした岩谷は、自身の半生を描いた映画「家出レスラー」の公開を5月に控えている。Sareeeは「完全にこのベルトを映画の宣伝に使ってますよね? そんなやつに、このベルトを任せておくわけにはいかないですよ」と顔を真っ赤にして指摘した。
また、IWGPといえばかつて、故アントニオ猪木さんを象徴するベルトだった。猪木さんに尊敬の念を抱くSareeeは「猪木さんは戦いを見せていた。なのに、その名前がついたベルトを持っている王者が試合の前に逃走…。IWGPのチャンピオンなら誰の挑戦でも受けるはずですよね? 岩谷はあのベルトのチャンピオンとしてふさわしくない。許せないです」と吐き捨てた。
16日の調印式では「お互いの力をぶつけ合いましょう」と発言していたが、前言撤回するという。「あの時、私は正々堂々戦おうって思っていたけど、心が変わりました。試合はエルボー1発で終わらせようと思います。私の強さを見せつけて勝つだけです」。怒りに震える太陽神が、スターダムのアイコンを叩き潰す。
2024年04月19日 05:35
◆全日本プロレス「チャンピオンカーニバル2024」(18日、後楽園ホール)観衆1157
全日本プロレスは18日、後楽園ホールで春の本場所「チャンピオンカーニバル(CC) 2024」の開幕戦を開催した。
Aブロック公式戦で2年ぶり2度目の優勝へ挑む青柳優馬が元WWE戦士のデイビーボーイ・スミスJr.と対戦。試合は、スミスJr.が序盤から猛攻。青柳も抵抗したがトップロープからのギロチンドロップ、さらにはトップロープからの雪崩式ブレーンバスターで窮地に追い込まれた。
ここを驚異的な粘りで返した青柳優は敵がトドメと繰り出したブルドック・ボムを抱え上げられた瞬間に前方回転エビ固めで丸め込み大逆転のフォール勝ち。喜びのあまり大きな拍手で包まれた客席を駆け回り勝利の歓喜に浸った。
2年前に26歳6か月の史上最年少で優勝した青柳優はバックステージで「作戦勝ちだ。いい勝ち方したんじゃねぇか」と大逆転勝利に自画自賛した。
2年ぶり2度目の制覇へ「もう優勝だろ。もう優勝トロフィーほぼ俺のものだ」と確信。次戦の4・20浜松大会での黒潮TOKYOジャパンを見据え〽恋が走り出したらぁ!…と黒潮のテーマソングとなる福山雅治の「HELLO」を口ずさみ浜松へ向かった。
今年の「CC」は、全16選手がA、B両ブロックに8選手が分かれ、各ブロック最高得点者が5月12日に横浜BUNTAIで優勝決定戦で激突する。
出場選手は以下の通り。
【Aブロック】
芦野祥太郎、宮原健斗、青柳優馬、大森北斗、綾部蓮、黒潮TOKYOジャパン、デイビーボーイ・スミスJr.、サイラス
【Bブロック】
諏訪魔、本田竜輝、斉藤ジュン、斉藤レイ、安齊勇馬、鈴木秀樹、ハートリー・ジャクソン、ロード・クルー
◆4・18後楽園全成績
▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
〇田村男児、井上凌(10分09秒、パワーボム→エビ固め)ライジングHAYATO、立花誠吾●
▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
鈴木秀樹、〇サイラス、MUSASHI(8分18秒、リバーススプラッシュ→片エビ固め)黒潮TOKYOジャパン、ハートリー・ジャクソン、土方隆司●
▼チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇諏訪魔(8分31秒、バックドロップ→体固め)斉藤レイ●
▼同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇芦野祥太郎(7分02秒、アンクルロック)大森北斗●
▼同Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇ロード・クルー(2分12秒、片エビ固め)本田竜輝●
▼同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇青柳優馬(15分38秒、前方回転エビ固め)デイビーボーイ・スミスJr.●
▼同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇綾部蓮(12分17秒、デスルーレット→片エビ固め)宮原健斗●
▼メインイベント 同Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇安齊勇馬(15分18秒、ギムレット→片エビ固め)斉藤ジュン●
2024年04月19日 05:00
「プロレス・ブラッドスポーツ 武士道」(6月22日、両国国技館)
新日本プロレスやPRIDEで活躍したジョシュ・バーネット(46)が、主宰プロレス団体「ブラッドスポーツ」の日本旗揚げ戦(6月22日、両国国技館)で現IWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー(38)と一騎打ちを行うことが18日、都内で発表された。
2021年の同興行ではバーネットがTKO勝ち。モクスリーは「全てはいつの日にか生きるに値する人生を送った、と言えるようにするためだ。バーネットと戦い死ぬことになったとしてもそれはいい死に方だ」とメッセージを寄せ、バーネットは「IWGPがかかるわけではないが、それを取りに行くつもりで戦いたい」と応じていた。
他に鈴木みのる−T・サッチャー、船木誠勝−D・スミスJr.、桜庭和志−S・マレラなどが行われる。
2024年04月19日 05:00
「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が18日、都内の帝拳ジムで公開練習を行った。
2024年04月19日 05:00
「チャンピオン・カーニバル2024」(18日、後楽園ホール)
全日本プロレスの18日・後楽園ホール大会の試合前に、今月上旬に心不全のため54歳で死去した大相撲の第64代横綱で、プロレスラー、格闘家としても活躍した曙太郎さんの追悼セレモニーが行われた。
和田京平レフェリーが遺影を持ち、出場選手がリングを囲んで、テンカウントゴングに続いてリングアナウンサーが「第64代横綱、曙〜!」とコール。和田氏は「おおらかで優しい人でした」としのんでいた。
2024年04月19日 05:00
大相撲の春巡業が18日、千葉県浦安市で行われ、横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)が幕内大の里(二所ノ関)にぶつかり稽古で初めて胸を出した。夏場所(5月12日初日、両国国技館)で新三役が濃厚な大器の当たりをしっかりと受け止め、笑みを浮かべる場面も。
「いい体してるんじゃないの。立ち合いの後の出足はいいものを持っている」と評価し、土俵脇では四股の踏み方や足の指の使い方を助言。胸を借りた大の里も「いろいろ教えていただいて、ありがたい。5月場所に向けて頑張りたい」と感謝した。
2024年04月19日 05:00
もうバカとは言わせない。全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」が18日に後楽園で開幕し、好発進に成功した無冠の暴走男諏訪魔(47)が高らかに優勝を宣言した。
初戦で世界タッグ王者の斉藤レイ(37)と対戦し、序盤からド迫力のぶつかり合いを展開。パワーに押し込まれそうになる場面もあったが、最後はドロップキックで相手の巨体を吹っ飛ばしてから岩石落としで3カウントを奪った。
白星スタートに機嫌をよくした諏訪魔は「みんなに『元気なオッサンだな』って思わせたいよね。そのためには優勝するのが手っ取り早い。このまま勝ち続けるぞ」。24歳の安齊勇馬が史上最年少で3冠ヘビー級王者になるなど急速に団体の若返りが進むが、「だからこそ、動けるベテラン枠が空いてるじゃん。そこに俺がキッチリ入って、アイツらの高い壁になってやろうかな、と」と不敵な笑みを浮かべる。
今年で最多記録を更新する19回目の出場となるが、優勝は2008年大会の1回だけ。その理由を「今まで勢い任せにいき過ぎたんだ。そのせいで調子の波が激しかった」と自己分析する。それを踏まえ「今年は経験を生かして頭を使って戦う。だから大丈夫だ。最近はいろんなヤツにバカだの無能だの言われてるからな…。横に(鈴木)秀樹さえいなきゃ、俺はバカじゃないんだ。優勝して汚名返上してやるぞ、オイ!」。インテリジェンスあふれるファイトで時代の寵児となってみせる。
2024年04月19日 05:00
新日本プロレスの高橋ヒロム(34)が、冬眠生活からの目覚めを予告だ。
2024年04月18日 22:09
新日本プロレス27日広島大会でKOPW争奪戦に臨む保持者・グレート―O―カーンと挑戦者・上村優也(29)がルールプレゼン会見で双方の案を提案した。
KOPW争奪戦は基本的に双方が試合のルールを提案し、ファン投票で多数を集めた方が採用される。それに先駆けて18日、双方のルールプレゼンテーション会見が実施された。
挑戦者の上村は「キャッチルール61分3本勝負」を提案。打撃技は認められず、使用できるのは絞め、関節技、投げのみ。その他は通常のプロレスで行われる。「今のチャンピオンがオーカーンだからこそ、このルールでやりたいと思ったのと、もう一つ提案した理由があるんですが。それは改めてチャンピオンになった時に発表させていただきます」と説明した。
一方のオーカーンは「地方再生マッチ〜広島編〜」と、3月浜松大会で行われた前回の防衛戦同様のご当地ルールを作成した。無制限3ラウンド制で、2ラウンド先取した方が勝者。1ラウンド目はマツダ車で使用しているタイヤをリング上で4つ積み上げた方が勝利、2ラウンド目は広島レモンの早食い対決、3ラウンド目は相手をテーブルにクラッシュさせた方が勝利するノーDQテーブルクラッシュマッチで行われる。さらにオーカーンは「上村が負けた場合、レモンを100個買うこと、そして上村が負けたらマツダ車に乗り続けること。まあ、これはご褒美でもあるかな。ちゃんと広島市民のためにカネを使うように。それをSNSで載せることが条件だ」と、上村が負けた際の条件を追加した。
なぜか自身だけに不利益な条件が突きつけられた一方的なオーカーン案を受けて、上村も自身のルールに条件を追加。敗者が勝者に広島県産のかきを30個献上することが義務付けられた。
マツダもレモンもかきも広島名物に違いないが、このような取り上げられ方で果たして広島県民が喜ぶのかは、いささか疑問が残る。浜松編の勝利で味をしめたのは確実だが、ここまで奇をてらったルールがファン投票で敗れてしまった場合、オーカーンは自身が滑っていたことを潔く認めるべきだろう。
ともあれファン投票は19日朝10時から、22日朝10時までの3日間、新日本プロレスの公式X(旧ツイッター)で行われる。
2024年04月18日 21:58
「プロレス・全日本」(18日、後楽園ホール)
春の本場所チャンピオン・カーニバルが開幕し、1日付で入団した身長2メートルの綾部蓮が、Aブロック公式戦でエース格の宮原健斗に完勝する衝撃的な白星発進を決めた。
綾部はランニングネックブリーカードロップやドロップキック、ビッグブーツなど創業者のジャイアント馬場さんをほうふつさせる動きを随所に見せ、最後はドラゴンスープレックスホールドからのデスルーレット(旋回してからのみちのくドライバー)で完璧な3カウントを奪った。
綾部は「ここから上がるも下がるも自分次第。新しい全日本の綾部を見せられたんじゃないかと思います」と手応え十分。敗れた宮原は「スター街道のきっかけを与えてしまった。今日の負けは認めよう」と、綾部の将来性を感じていた。
この他のAブロック公式戦は芦野祥太郎が大森北斗、青柳優馬がデイビーボーイ・スミスJr.を破り、白星発進した。
3・31大田区総合体育館大会で中嶋勝彦から3冠ヘビー級王座を奪取した安齊勇馬は、メインのBブロック公式戦で世界タッグ王者の斉藤ジュンと激突。ジャンピングニーアタック、ジャーマンスープレックスホールドとたたみかけ、肩車のように担ぎ上げてからシットダウンパワーボムでたたきつける新技「ギムレット」で3カウントを奪った。
安齊は「このまま誰が優勝するか分かりますよね?記録とか時代とか歴史とか、全てひっくるめて勝ちます」と優勝宣言した。
出場16選手中、最年長となる47歳の諏訪魔は、世界タッグ王者の斉藤レイから序盤は猛攻を受けたが、パワーボムをショルダースルーで切り返して逆転し、145キロの巨体をバックドロップで投げて快勝。「いま旬の斉藤レイに勝てて良かったな。まだまだ元気だぞってところを見せないとな。まだまだ跳ね返してやりますよ」と怪気炎を上げていた。
この他のBブロック公式戦はロード・クルーが本田竜輝を撃破した。
2024年04月18日 21:55
全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024(CC)」開幕戦(18日、後楽園ホール)でのBブロック公式戦で、史上最年少3冠ヘビー級王者の安齊勇馬(24)が、世界タッグ王者の斉藤ジュンに完勝して好発進に成功した。
序盤はラフ攻撃も交えたジュンのパワーに苦戦を強いられた。しかし大技を狙いコーナーに上がったジュンに対し、ロープを駆け上がってヒザ蹴りを叩き込んでから雪崩式ブレーンバスターで叩きつけるなどして一気に流れを引き戻す。それでも強引なジャックハマーなどで応戦するジュンに、ジャンピングニーから原爆固めを叩き込んで黙らせることに成功。最後は肩車の体勢で抱えてからマットに叩きつける新技「ギムレット」で3カウントを奪った。
試合後は「CC初戦、勝ったぞ! 初戦勝ったってことは、このまま誰が優勝するか分かりますよね?」と観客に呼びかける。さらに「CCで勝つ相手はBブロックだけじゃない。Aブロックの選手とも別の形で戦うし、歴史とか、記録とか、時代とか、全部と戦って俺が絶対に勝ってやる。俺だけのことを見ていてください。約束です!」と叫んで歓声を浴びた。若きエースはこのまま有言実行となるか。
またBブロック公式戦は諏訪魔が斉藤レイに、ロード・クルーが本田竜輝にそれぞれ勝って勝ち点2をゲットした。
2024年04月18日 21:52
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
ルイス・ネリ(メキシコ)の挑戦を受けて防衛戦を行う王者・井上尚弥(31)=大橋=が18日、3月17日から練習パートナーとして招いていたジョナタン・ロペス(米国)、ケビン・ゴンサレス(メキシコ)とのスパーリングを終えた。
2024年04月18日 21:28
全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024(CC)」開幕戦(18日、後楽園ホール)でのAブロック公式戦で、優勝候補の一角・宮原健斗(35)が、身長2メートルファイターの綾部蓮(27)に敗れて黒星スタートとなった。
今月入団した綾部に序盤から大声援が送られて戸惑う表情も浮かべた宮原は、相手の高さを活かした攻撃に苦戦を強いられる。それでも場外戦でなんとかペースをつかみ返すと、頭突きを放つなどして一進一退の攻防に戻した。中盤にはエプロンの攻防でパイルドライバーで突き刺すことに成功するなど押し込む場面も。だが振り下ろされるエルボーで徐々にダメージを蓄積させられ飛龍原爆固めで叩きつけられる。これを返すも必殺のラストシューティングで脳天からマットに突き刺されて3カウントを聞いた。
入団のきっかけを自ら作った綾部に敗れ、宮原は「俺が入団のきっかけを与えてスター街道のきっかけまで与えちまったみたいだな…。まあ、今日の負けは認めるよ」とヒザをつく。それでも「この次だ。俺には、新時代を叩き潰す使命がある。日本中のプロレスファンが宮原健斗の再浮上を待っているんだ!」と雄たけびを上げた。
一方、いきなり金星の綾部は「見たかコノヤロー!」と絶叫。「宮原健斗から3カウント、文句なく取ったぞ。新しい全日本の綾部蓮を、この開幕戦で見せられたんじゃないでしょうか。このまま注目して見ていてください。優勝だ、このヤロー!!」と誓った。
またAブロックは芦野祥太郎が大森北斗に、青柳優馬がデイビー・ボーイスミスJr.に勝ってそれぞれ白星発進に成功した。
2024年04月18日 21:23
全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」が18日、後楽園ホールで開幕し、Aブロック公式戦では芦野祥太郎(34)が大森北斗(28)を下し、連覇へ好発進した。
セコンド陣とともに馬のマスクをかぶって登場した北斗に陽動作戦を仕掛けられ、場外戦や急所攻撃に苦戦を強いられた。それでも意地のアンクルロックで捕獲し、ギブアップを奪った。
試合後は「まずは大森北斗から1勝。まあ、当たり前だな。おい北斗、お前、プロレスに自信がないからあんな馬かぶってよ、わけのわかんねえの連れてくるんだろ。まっすぐプロレスをしろよ!」と呼びかけた。
昨年の祭典を初制覇したが、T―Hawkとの優勝決定戦で左尺骨を骨折。7か月の欠場を強いられ、当時の3冠ヘビー級王者・永田裕志への挑戦はかなわなかった。
万全な状態で臨む今年の祭典では、ジャイアント馬場、スタン・ハンセン、鈴木みのるしか果たしていない、史上4人目の連覇を狙う。
「俺はどんなでけえヤツにも逃げずに戦うぞ。全員、俺よりでけえよ。全員ぶん投げて、全員決める」と決意を込めた。
2024年04月18日 21:16
◆全日本プロレス「チャンピオンカーニバル2024」(18日、後楽園ホール)観衆1157
全日本プロレスは18日、後楽園ホールで春の本場所「チャンピオンカーニバル(CC) 2024」の開幕戦を開催した。
メインイベントのBブロック公式戦で三冠ヘビー級新王者の安齊勇馬が世界タッグ王者・斉藤ジュンと対戦。黒を基調にした新しいタイツで登場した安齊は。ジュンのパワーを技で真っ向から受け止め、最後は敵を肩車してから豪快に後頭部をマットにたたき落とす新技「ギムレット」でジュンを沈め白星スタートを決めた。
勝利のリング上でマイクを持った三冠王者は、今大会を「俺だけのことを見ててください。俺との約束です」と絶叫し大きな拍手を浴びていた。バックステージで安齊は「最高の滑り出しだろ」と胸を張り「記憶とか歴史とか時代とか全部ひっくるめて俺が必ず勝ちます」と優勝を宣言した。
今年の「CC」は、全16選手がA、B両ブロックに8選手が分かれ、各ブロック最高得点者が5月12日に横浜BUNTAIで優勝決定戦で激突する。
出場選手は以下の通り。
【Aブロック】
芦野祥太郎、宮原健斗、青柳優馬、大森北斗、綾部蓮、黒潮TOKYOジャパン、デイビーボーイ・スミスJr.、サイラス
【Bブロック】
諏訪魔、本田竜輝、斉藤ジュン、斉藤レイ、安齊勇馬、鈴木秀樹、ハートリー・ジャクソン、ロード・クルー
◆4・18後楽園全成績
▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
〇田村男児、井上凌(10分09秒、パワーボム→エビ固め)ライジングHAYATO、立花誠吾●
▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
鈴木秀樹、〇サイラス、MUSASHI(8分18秒、リバーススプラッシュ→片エビ固め)黒潮TOKYOジャパン、ハートリー・ジャクソン、土方隆司●
▼チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇諏訪魔(8分31秒、バックドロップ→体固め)斉藤レイ●
▼同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇芦野祥太郎(7分02秒、アンクルロック)大森北斗●
▼同Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇ロード・クルー(2分12秒、片エビ固め)本田竜輝●
▼同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇青柳優馬(15分38秒、前方回転エビ固め)デイビーボーイ・スミスJr.●
▼同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇綾部蓮(12分17秒、デスルーレット→片エビ固め)宮原健斗●
▼メインイベント 同Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇安齊勇馬(15分18秒、ギムレット→片エビ固め)斉藤ジュン●