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2022年12月04日 23:00
女子プロレス「スターダム」のゴッデス王座を保持する「メルティア」(中野たむ&なつぽい)が、無念の予選リーグ敗退となった。 タッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」レッドゴッデス最終公式戦(4日、千葉・幕張メッセ国際展示場)でアフロディーテ(林下詩美&上谷沙弥)と対戦。同ブロックは勝ち点10で中野&なつぽいが首位を独走し、詩美&上谷は勝ち点8で後を追う展開だった。 試合はなつぽいと上谷がハイスピードな攻防を展開。メルティアが息の合った連係技で攻め込んだ。中野は詩美にスリーパーホールドで捕らわれ窮地に追い込まれるも、何とか逃れる。 メルティアはダブルのトラースキックで相手組を場外に追いやると同時にプランチャを発射し、優勢に。ところが、なつぽいがアフロディーテから合体技「マジックキラー」をくらい、最後は上谷のファイヤーバードスプラッシュにごう沈。3カウントを奪われ、優勝決定戦進出を逃した。 勝ち点10で並ぶも直接対決を制したアフロディーテは、優勝決定戦へ駒を進めたが、高橋奈七永&優宇に敗北。29日の東京・両国国技館大会でメルティアは優勝チームの高橋、優宇組の挑戦を受けることが決定した。 中野は「超最強の挑戦者。私たちは武道館でワンマンライブも目指すし、プロレスでもナンバーワンになる。このベルトは渡せない」と意気込むと、なつぽいも「うちらは小さくても負けない気持ちがあるし、夢がある。その力は無限大だと思うから、必ずこのベルトを守り抜きます」と力強く宣言した。
2024年04月23日 14:23
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
王者・井上尚弥(31)=大橋=に挑戦するWBC1位、WBO2位、WBA5位のルイス・ネリ(29)=メキシコ=が23日、都内で公開練習と記者会見を行った。
21日に来日したネリは記者会見で「100パーセントの体調で、最高のコンディション」と好調アピール。現在の体重は127ポンド(57・6キロ)だといい、スーパーバンタム級のリミット122ポンドまであと2・3キロ。減量の状態は「とてもいい」、時差ぼけも「全くない。自分は時差に慣れるのはとても早い」とした。
会見中は終始、物静かで、笑顔も見せたネリは「パウンド・フォー・パウンドのナンバーワンを決めるような試合を皆さんに見ていただきたい。人生の中で見たことがない試合を目撃するだろう。流血を見るだろう」と予告し、「必ず勝つ。4団体統一をやり遂げたい」と言い切った。
井上については、弱点が「いくつかある。学んだ」と指摘して「今はしゃべれないが、試合ではそれを見てもらうことになる」と攻略に自信を見せ、「何ラウンドかは分からないが、必要なラウンドにそれ(KO)が現れるだろう」と、KOを宣言。海外メディアには井上を「過大評価」と評していたが、この日も「そう(過大評価)だと思う。タパレスと11ラウンドも戦ったというところが過大評価につながるのではないか。いい選手だが、バスケットボールにおけるマイケル・ジョーダンのような選手ではない」と述べた。
とはいえ、「2人にとってとても厳しい試合になると思う。2人も勝つ可能性はある。だが、自分はメキシコ人だ。全てをリング上に出して、リング上で死ぬ覚悟だ」という言葉からは、井上を決して甘く見ているわけではないことがうかがえた。
公開練習ではシャドーボクシングとミット打ちを1ラウンドずつ披露した。予定されていたサンドバッグ打ちを突然キャンセルしたあたりに、わずかながら悪童らしさをのぞかせていた。
2024年04月23日 11:00
プロレス界を席巻する最恐双子の原点とは…。全日本プロレスの世界タッグ王者・斉藤ブラザーズ(ジュン&レイ=37)がインタビューに応じ、そのルーツを語った。知られざる高校・大学時代の米国留学や、相撲を志し引退するに至った裏話を披露。二人三脚で人生の荒波を乗り越え、「2023年度プロレス大賞」で新人賞を受賞した2人の絆はこうして生まれた。(構成・前田 聡)
レイ 俺たちは1986年12月19日に宮城県角田市で生まれた。父は米海軍の軍人ダニエル・エドワード・フレドリギィル。父の乗る空母が横須賀に滞在していた時、母の由美子と出会って一緒になったんだ。その後、俺たちが生まれる前に父は米国に帰らなければいけなくなり、母は日本に残る決断をして地元で俺たちを生んだ。ケンカ別れしたわけじゃないから、その後も電話や手紙でやり取りをしていた。
ジュン 父親を初めて見たのは、高校に通うために米国に渡った時だった。中学卒業時に呼ばれて「英語も身につくし、行こう」となって行ったんだ。本格的にスポーツを始めたのもこの頃だ。
レイ 父に指定された場所にわけも分からぬまま行ったら…。
ジュン アマレスの練習が始まったんだ。
レイ アメリカの高校は、シーズンごとにスポーツが変わる。俺たちはアマレスとアメフトと陸上をやって、成績もそこそこ残した。高校最後の年には所属していたアメフトのチームがモンタナ州の大会で優勝した。俺はレギュラーだった。
ジュン チームに強いヤツが集まっていてぶっちぎりで優勝して、地元の新聞にも…。
レイ 載ったな! アマレスでも州の大会で3位とかになった。
ジュン 体もどんどんデカくなって自信もついて「将来はスポーツとか格闘技でメシを食っていきたい」と思うようになったんだ。それで父親に「卒業したら日本に戻ってキックボクシングをやりたい」と話したんだ。俺はK−1が好きだったからな。でも「大学は出てほしい」と反対されて、コミュニティーカレッジに入った。日本でいう短大のようなものだな。で、俺は卒業後に少し働いてから、22歳で日本に戻ったんだ。でも、弟は俺より前に戻っていた。
レイ 俺は1年半で休学したんだ。ユーチューブで朝青龍関の動画を見たのがきっかけだ。相撲のイメージが変わって「俺もできないかな」と思った。それで調べたら入門に年齢制限があったから、父親に言って先に帰って一度、出羽海部屋に入ったんだ。でも、正式に入門する前に1週間くらいで実家に帰った。アメリカから帰ってきたばかりで、団体生活になじめなくて…。その後はアルバイトをしていた。
ジュン 俺は日本に帰って、あるキックボクシングジムで寮生のテストを受けたんだ。弟も一緒に行ったけど…。
レイ 俺は落ちた。太ってて無理だって…。
ジュン 俺だけ寮生になったけど「とにかく体重を落とせ」と言われて、毎日食べないでめちゃくちゃ走ってな。食べないで練習するなんて無理だと思っていたら、弟から連絡があったんだ。
レイ「やっぱり相撲をやろう」と(笑い)。
ジュン 相撲なら間違いなく腹いっぱい食べられるしな。相撲も格闘技というか戦いだし、気持ちを切り替えて出羽海部屋に2人で行ったんだ。
レイ みんなビックリしていたよ。1人で出ていったら2人になって帰ってきたんだから。
ジュン 相撲は最初は順調で3年で幕下まで上がった。でも、そこから番付は上がったり下がったりの繰り返しだった。
レイ 俺も三段目に行ったが、そこから上がらなかった。ケガもあったけど、一番は気持ちだな。
ジュン 努力が足りなかった。人並み以上にはやったが、上に行く人は他人の5倍も10倍も稽古する。倍じゃあ全然、足りないんだ。
レイ それで30歳近くなって引退を決断した。
ジュン 28歳くらいで「これ以上、番付を上げるのは無理だな」と思ってしまったんだ。それで2人で話し合って、親方に引退することを伝えた。その後は一度アメリカに行ったけど、母親を一人残していたからまた日本に戻って働いたっけな。
レイ 山小屋とか、いろんなところで住み込みで働いたな。
ジュン その時に弟から、今度は「プロレスをやらないか」と誘われたんだ。もう30歳を超えていたから、最初は断ったよ。でも、あまりにしつこくて折れたというか。「どんなに厳しくても『辞める』って言うなよ」って条件でOKしたんだ。
レイ きっかけ? ユーチューブでプロレスの新人デビューを追ったドキュメントを見たんだ。それで「熱い」と思った。
ジュン お前、いつもユーチューブだな…。
レイ 俺は影響されやすいからな。その後、試合も見て「俺もできないかな」と思って、ジュンも誘ったんだよ。誘った理由? コイツ、ずっと体を鍛えていたんだよ。異常なくらい。
ジュン 相撲がダメだったモヤモヤがあって、トレーニングを続けていたんだ。
レイ それから1年くらい働きながらトレーニングをして、全日本に連絡したんだ。体の大きい人が多いイメージに俺たちは合っていると思ってな。入門テストに受かったけど練習がめちゃくちゃきつかった。最初はマット運動が苦手だった。
ジュン 受け身も慣れるまで時間がかかったな。どちらも相撲にはない動きだからだろう。実際、俺はこの頃、後ろの肋骨に何度かヒビが入ったんだよ。でも練習生が練習をできなくなったら、クビになると思って隠した。
レイ 俺はジュンに「辞めたい」って言ったことがあるんだ。俺も結構あちこち痛めてたから。そしたら「誘っといて先に辞めたら殺すぞ」って言われてな。で「本当に無理なら会社から言われるはずだ。辞めろって言われないように頑張ろう」となったんだ。
ジュン 支え合ってきた? そうだな…。俺たちは一緒にいたいわけじゃなくて「協力してやっていこう」っていう感じなんだ。だから、これから国内外団体問わずベルトを増やして、世界タッグも防衛を重ねたい。
レイ あとはリング以外の仕事もドンドンやっていきてえよな。「TAXIめし」(ミヤギテレビ)もだけど、メディアの仕事も増えたらうれしいぜ、フアーオ!
ジュン DOOM。
☆さいとう・ブラザーズ 1986年12月19日生まれ・宮城・角田市出身。兄ジュンが193センチ、116キロで、弟レイは192センチ、145キロ。大学卒業後に大相撲の出羽海部屋に入門し、09年秋場所で初土俵。17年に引退すると、20年12年の公開入門テストに合格し全日本プロレスに入団。21年6月9日の後楽園ホール大会でデビュー。23年10月に世界タッグ王座初戴冠。角田市のPR大使も務める。
2024年04月23日 06:00
決意の裏には――。女子プロレス「スターダム」の上谷沙弥(23)が突如、自身の代名詞「フェニックススプラッシュ」の封印を宣言した。
27日の横浜BUNTAI大会では上谷、飯田沙耶、フキゲンです★の3人が挑戦者として、ハイスピード王者・鹿島沙希と4WAY王座戦で激突する。同王座初挑戦となる上谷だが、ワンダー王座「V15」の最多連続防衛記録保持者の挑戦は異例のこと。「ハイスピードは私にとって新しい挑戦。この新たな挑戦のために、そして今後のプロレス人生を考えた結果、覚悟を持った上でフェニックススプラッシュを封印することを決めました」と決意を明かした。
苦渋の決断だった。ワンダー王者時代は同技で防衛を重ねた。だが、2022年11月のV10戦で放った不死鳥弾が挑戦者・白川未奈のアゴに命中。2か月の欠場に追い込んだことで、その後はリングに立つ恐怖と戦いながら防衛ロードを歩んだという。
23年4月に再び白川の挑戦を受け、約5か月ぶりに同技を繰り出すも敗北。王座から陥落し、それ以降、必殺技を使うことはなかった。実は白川との王座戦に向け不死鳥弾を練習中、肩を負傷していた。「肩がバキっていって、試合はテーピングを巻いて挑みました。なので、タイトルマッチは決死の思いで飛んでました」と振り返る。
その後もテーピングでごまかしながら試合を続けたが、昨年7月の「5★STAR GP」開幕戦で左ヒジを脱臼。4か月間の欠場を余儀なくされた。
「欠場中に肩も良くなったと思っていたんですけど、(23年11月に)復帰してから少し痛みがあったので、病院に行ったら肩が脱臼してると診断されて。靱帯が3本中2本切れていました」
デビュー当時からハイフライヤーに憧れ宙を舞い続けてきたが、その代償は大きかった。「飛ぶのが大好きだから、飛び続けていたら自分の限界を超えてしまった。いつの間にか身体がボロボロになっていた」という。
代名詞は封印するが、ハイスピード王座に狙いを定めてから5キロの減量に成功。クイーンズ・クエスト(QQ)で活動をともにした姉貴分・林下詩美が退団したことで、新たな自覚も芽生えた。「QQを背負っていくためにも、ハイスピードのベルトを巻いてユニットに勢いをつけたい」。翼をとじた不死鳥が新境地を開拓する。
2024年04月23日 06:00
ノアの清宮海斗(27)が、方舟マットのかじ取り役に復帰する。
2024年04月23日 05:00
「ボクシング・WBA・IBF統一世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(7月7日、両国国技館)
WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35)=志成=が、7月7日に東京・両国国技館で、IBF同級王者のフェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=との2団体王座統一戦に臨むことが22日、発表された。都内で両者が出席しての記者会見が行われ、WBA王座の2度目の防衛もかかる井岡は「見ている人たちが熱くなれる試合をして、ベルトを統一した姿をお見せしたい」と王座統一を宣言。3度目の防衛戦でもあるマルティネスは「血を呼ぶかもしれない」と物騒な予告を放った。
井岡は2012年にWBCミニマム級王者として、WBA王者の八重樫東に勝って王座を統一し、WBOスーパーフライ級王者として臨んだ22年のWBA王者ジョシュア・フランコ(米国)との統一戦はドロー。「統一戦は本当に特別。簡単にできる試合ではない。今回は勝ってベルトを2本取りたい」と悲願成就を誓った。
IBF王座についても、アムナト・ルエンロン(タイ)に挑戦した14年のフライ級タイトルマッチでは、1−2の判定で惜敗。主要4団体では唯一、未戴冠とあって「全てのメジャー団体のタイトルをそろえるという上では、IBFのベルトもいちボクサーとして取りたいという気持ちが強い」と明かした。
マルティネスについては「スタイルとしてはファイターで、接近戦が強いという印象がある」と分析。「彼の得意な距離で打ち勝たないと、彼は止まらないと思う」と予測し「勝負して、その中で倒していきたい」とKO宣言した。
5月からは米ラスベガスで合宿を張る予定。12年ぶり2度目の王座統一を達成した暁には「エストラダ選手と3団体統一戦ができたらいいなと思うけど、指名試合もあると思うし」と、WBC王者フアンフランシスコ・エストラダ(メキシコ)や、WBA暫定王者ダビド・ヒメネス(コスタリカ)との対戦を見据えていた。
2024年04月23日 05:00
新日本プロレスの辻陽太(30)が、混迷するIWGP世界ヘビー級王座戦線(現王者はジョン・モクスリー)に物申した。早くも3戦先まで決まっている挑戦者の乱立ぶりに加え、流出先の米AEWでの唐突な王座戦決定を団体が容認したことを猛批判。「NEW JAPAN CUP(NJC)」覇者として、IWGPの価値を守る重要性を説いた。
辻が内藤哲也に敗れた6日両国大会以降のIWGP戦線は激動の一途をたどっている。12日(日本時間13日)の米シカゴ大会で内藤からベルトを奪取したモクスリーは、5月4日福岡大会で成田蓮を挑戦者に迎え撃つ。その勝者には11日(12日)のシカゴ大会で海野翔太が挑戦することが早々に決まった。
ところがこれらの発表があるにもかかわらず、何と24日(25日)の「AEW DYNAMITE」でモクスリーがパワーハウス・ホブスとV1戦を行うことが緊急決定。3戦先まで挑戦者が決まる異例の事態に怒り心頭なのが、NJC制覇という正当な手段を経て挑戦にたどり着いた辻だ。
「IWGPの価値はどこにいったんだと。モクスリーが王者として承諾したのであれば、王座戦をやる権利は確かにある。問題はそこに何も言わない新日本プロレスですよ。X(旧ツイッター)で『タイトルマッチ電撃決定!』みたいな、あの感じは何ですか。そこに違和感を感じないのかなと。嫌悪感しか感じないし不愉快ですよ」と断罪した。
さらに「ならNJCやG1は何のためにあるのか。すごい選手なのかもしれないけど、NJCに優勝しなくても、新日本にかかわりのない、新日本に来たこともない選手がいきなり最高峰のベルトに挑戦するのはおかしな話でしょ」とホブスの挑戦資格を疑わない団体を糾弾。「そもそもその選手はビザ持ってるのかと。仮にベルトを取れたとして、福岡に来れるのかって話ですよ。いつまでIWGPにリスペクトのないAEWに、尻に敷かれてるんだと。自分たちで最高峰の価値を落としている、この状況は打開しなきゃいけないと思ってます」と危機感をあらわにした。
早期にIWGP戦線へ舞い戻りたい気持ちは強いが、すでに3番手まで挑戦者が決まっている現実は受け入れるしかない。「それもそれでおかしな話ですけど、そこに割り込むような、AEWのような品のないことは俺はしない。ただいつでもいくチャンスは狙ってます」と言い切る辻は5月3日福岡大会でのデビッド・フィンレーとのシングル戦からの逆襲を予告。「実力は確かだと思ってるし、倒せれば勢いもつく。ベルト戦線に返り咲く第一歩ですね」と必勝を誓った。
2024年04月22日 22:30
新日本プロレス22日の後楽園ホール大会で、「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の内藤哲也(41)が「バレットクラブ・ウォー・ドッグス」からの刺客にメッセージを送った。
LIJは今シリーズ、ウォー・ドッグスと抗争を展開しており、23日後楽園大会ではシングル5番勝負も控えている。この日の大会で内藤は鷹木信悟、辻陽太、高橋ヒロム、BUSHIと組みデビッド・フィンレー、ゲイブ・キッド、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー、外道組と対戦。最後はヒロムがD(変型三角締め)で外道からギブアップを奪って、チームに勝利をもたらした。
そんな中で内藤には、ウォー・ドッグスのフィンレーから不吉な予告が発せられている。20日町田大会でフィンレーが「俺にDMしてきてるヤツがいる。そして内藤、誰かがお前との一戦を望んでいるようだぞ?」と、新たな刺客が内藤を狙っているという内容だった。
これに対し内藤は「フィンレーが言ってたよ、俺との一戦を望んでいる選手がいるってね。てっきり今日来るのかと思ったら来なかった。じゃあ明日(後楽園大会)に来るのかな? 今週末(27日)の広島大会に来るのかな? 来週(29日)の鹿児島大会に来るのかな? それとも最終戦(5月3、4日)の福岡大会に来るのかな?」と挑発的な笑み。
「どこでもいいけどさ、来るならさっさと来いよ。俺が遊んでやるぜ、カブロン!」と、早く姿を見せることを要求していた。果たして内藤を狙っている刺客とは、誰なのか――。
2024年04月22日 22:00
新日本プロレス22日の後楽園ホール大会で、TJP(39)が窮地に立つ「ユナイテッド・エンパイア(UE)」を勝利に導いた。
2024年04月22日 21:55
新日本プロレス22日の後楽園ホール大会で、「ハウス・オブ・トーチャー」の成田蓮(26)が海野翔太(27)を黒幕とした陰謀論を唱え始めた。
成田はシリーズの最終戦となる5月4日福岡国際センター大会でIWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリーに挑戦が決定していた。ところが20日(日本時間21日)になって事態が急転。モクスリーは24日(日本時間25日)放送の「AEW DYNAMITE」でパワーハウス・ホブス(33)と初防衛戦を行うことが電撃決定し、新日本もなぜかこれを容認したため、成田は同戦の勝者に挑戦することとなった。
モクスリーもホブスも米国にいるため、成田は前哨戦がないままシリーズを戦い続けている。この日の大会ではH.O.TのEVIL、高橋裕二郎、金丸義信、ディック東郷と組んで棚橋弘至、石井智宏、矢野通、海野翔太、ボルチン・オレッグ組と激突。悪の連係でチームの勝利をアシストした。
ちなみに5月11日(日本時間12日)の新日本米国・カリフォルニア大会では海野のIWGP世界王座への挑戦が決定済み。IWGP戦線はAEWで唐突に王座戦線が組まれた上に、3戦先まで挑戦者が決まっているという異例の事態に陥っている。
混迷に巻き込まれた成田は「モクスリーよ、誰だか知らねえヤツか? どっちだっていいよ。俺のIWGP世界を汚すんじゃねえぞ。キレイに、そして温めておけよ。いいか」と、AEWマットで王座戦を戦う両雄に厳命。
さらには「俺は一つ分かったぞ。へへへ…おい海野、テメーだろ。全ての元凶はテメーだ。モクスリーが日本に来ねえのもよ、アイツが向こうで勝手に試合するのも、全てテメーの指示だろ。とことん俺の足を引っ張ってくれるじゃねえか。この落とし前、どうつけてくれるんだ、ああ?」と、混迷の黒幕は海野と根拠なく断定し、勝手に責任をなすりつけていた。
2024年04月22日 21:45
ノアの「MONDAY MAGICシーズン2 FINAL」(22日、東京・新宿フェイス)で、清宮海斗(27)がジェイク・リーとのGHCヘビー級選手権次期挑戦者決定戦を制し、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.への挑戦権を手にした。
勝者が「WRESTLE MAGIC2024」(5月4日、東京・両国国技館)でGHC王座への挑戦権を得る試合は、序盤から両雄の意地が交錯する熱戦となった。先に仕掛けたのは清宮だ。相手の攻撃を巧みにかわすと、ドラゴンスクリューに低空ドロップキックで右脚にダメージを与えた上、コーナーで頭部に拳を振り下ろす。だが、すぐにジェイクからの反撃が。同じくコーナーでパンチを振り下ろされたかと思えば、さまざまな角度で首をひねる拷問技でダメージを与えられた。
それでも鬼気迫る表情で攻撃を耐え抜くと、ドロップキックやエルボーなどで反撃。一進一退の攻防に持ち込む。さらにジェイクの猛攻を受けながら、蹴り足をとらえてドラゴンスクリューで吹っ飛ばし、徐々にペースをつかむ。終盤にはチョークスラムで抱えられるもヒザを打ち込んで脱出し、コーナーへの三角飛びでジェイクの顔面を蹴って追撃。最後は雄たけびを上げ、変型の閃光魔術弾で打ち抜いて3カウントを奪った。
試合後、歓喜しているところに現れたワグナーに祝福された清宮は「めんどくせえ、めんどくせえって言ってるけど、ワグナー、あなたはめんどくさくない。最高のピープルズ・チャンピオンだ。そんな誰もが認めるチャンピオンから、両国で俺がベルトを取ってやる!」と豪語。さらに「諦めなければ明るい未来が見えてくるんじゃないですか? 両国で、俺がベルトを巻いてやる!」と意気込んだ。このまま王座返り咲きはなるか。
2024年04月22日 21:40
ノア22日の新宿大会で、拳王(39)が新日本のヤングライオンに参戦を呼びかけた。
この日の第2試合終了後にリングインした拳王は「ヤングライオンの子守をしてんじゃねえ」などと絡んでいる清宮海斗のつれないそぶりに愚痴ってみせた。その上で26日の新潟・万代島多目的広場大かま大会で大岩陵平戦を、さらに「ALL TOGETHER」(5月6日、東京・日本武道館)では藤田晃生戦を控えていることに触れて「気がつけば俺がヤングライオンの子守をしてんじゃねえか!」といい、自虐する。
これに笑いのこぼれる会場の真ん中で「もうこうなったらとことんやってやる。ヤングライオン! 怖くなかったら俺が胸を貸してやる。ノアのリングに上がってこい!」と新日本の若手に「WRESTLE MAGIC2024」(5月4日、東京・両国国技館)への参戦を呼びかけ。最後に「これからは拳王の逆・夢勝ちますシリーズの始まりだ!」とぶち上げるのだった。
2024年04月22日 21:35
「プロレス・新日本」(22日、後楽園ホール)
セミファイナルでウォードッグスとの10人タッグマッチを行ったロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの怪物、辻陽太が試合後のバックステージで、新日本プロレスとIWGP実行委員会の方針を痛烈に批判した。
2024年04月22日 19:54
総合格闘家の朝倉未来が21日、自身のYouTubeチャンネルを更新。自身が代表を務める「MA PROMOTIONS」が元RIZINガールで、レースクイーンとして活躍する東海林里咲と契約したことを発表した。
東海林とともに登場した朝倉は「RIZIN見ている人は知ってる人も多いんじゃないかな。正統派ラウンドガール。あんまり悪い噂が立ったこともなく、格オタからも嫌われずにきた女性です」と紹介。社長を務める格闘技イベント「BreakingDown(ブレイキングダウン)」の一部リングガールの言動が大炎上したこともあり、「ブレイキングガールが酷いことになってたので、全員変えるって話になったんですけど、そこでオファーを出そうかなと思って。3年間もRIZINでやっていた人なんで、この人なら大丈夫だろうとオファーしたところ、秒で断られました。ブレイキングダウンを見たことがないと。RIZIN愛が強いということで、断られたんですけど、ちょうどそのタイミングでフリーになったんで、ならばぜひうちの事務所で、と熱烈なラブコールをしたところ、入ってもらえることになりました」と、明かした。
東海林は「今は男性ファンが多いんですよ。やっぱり格闘技とレースだから。でも私的には美容とかも好きだし、お洋服も好きだから、もうちょっと女性に認知されたいなと思って。同性のファンに向けたYouTubeも撮りたいし、もちろん格闘技のことも話したりしたい」と、今後の展望を語った。ゲーム実況にも意欲をみせたが「ゲーム中、口が悪いんですよね」と話す東海林に、朝倉は「顔面が強いんでね。結構アップでワイプ入れて、口悪かったら、それはそれで人気出そう」と、思い描いた。
朝倉は「すごいポテンシャルの人気の子が入ってくれました」と、期待を込め「彼氏とかはいるんでしょうか?」と問うと、東海林は「いないです。本当にいないです。結構長く」とニッコリ。
コメント欄では「この人は即戦力」、「歴代最強のラウンドガール」、「これはえぐい、まじでかわいい」、「間違いなくRIZIN史上最高のラウンドガール!」と、沸いていた。
2024年04月22日 18:18
邪道・大仁田厚(66)が、因縁のお騒がせ女子プロレスラーウナギ・サヤカに電流爆破デスマッチへの再出頭を命じた。
FBWファイヤープロレスの5月25日くにびきメッセ大展示場大会(島根・松江市)と、同26日の大阪・錦秀会住吉区民センター大会にはウナギの参戦が決まっているが、カードは未定だ。
そこで大仁田は「ウナギ選手、お前はロッシー(小川)に負けたくないんだろ? だったら地方でもお前のすごさを見せてやれ。再び電流爆破のリングに入り、ハードコアマッチをこなすウナギ・サヤカのすごさを見せつけてやるんじゃ!」と呼びかけた。
ウナギが先日、元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏が立ち上げた新団体「MARIGOLD(マリーゴールド)」に対して「前を走らせるわけにはいかない。1団体に負けるつもりはない」と対抗心を燃やしていたからだ。
昨年8月6日の全日本プロレス幕張大会で大仁田は、ウナギと6人タッグの電流爆破デスマッチで対戦。今年1月7日に後楽園で行われたウナギの自主興行には大仁田が花束を持って登場し「僕は2023年のMVPはあなただと思っています」と賛辞を贈っていた。
「ウナギ・サヤカ、俺が地方でお前を査定してやる。電流爆破のリングに上がって来い!」。邪道からの突然の呼びかけに、ウナギはどう返答するのか。
2024年04月22日 15:28
新日本プロレス27日広島大会で行われるKOPW争奪戦(保持者・グレート―O―カーンVS挑戦者・上村優也)のルールが「地方再生マッチ〜広島編〜」に決定した。
KOPW争奪戦は基本的に双方が試合のルールを提案し、ファン投票で多数を集めた方が採用される。18日の双方のルールプレゼンテーション会見では挑戦者の上村が「キャッチルール61分3本勝負」を提案。これに対しオーカーンは「地方再生マッチ〜広島編〜」と、3月浜松大会で行われた前回の防衛戦同様のご当地ルールを作成した。
広島編は無制限3ラウンド制で、2ラウンド先取した方が勝者。1ラウンド目はマツダ車で使用しているタイヤをリング上で4つ積み上げた方が勝利、2ラウンド目は広島レモンの早食い対決、3ラウンド目は相手をテーブルにクラッシュさせた方が勝利するノーDQテーブルクラッシュマッチで行われる。
19日から22日まで3日間で行われたファン投票では、オーカーン案が10560票、上村案が6899票をそれぞれ獲得。多数を得たオーカーン提案の「地方再生マッチ〜広島編〜」が採用されることが決定した。なお同戦では上村が負けた時のみ、生涯マツダ車しか乗れない、かつ広島県産レモンを100個購入することが義務付けられる。地方再生をうたいながら、広島名物のマツダ車に乗ることやレモンを購入することが罰ゲームのような扱いになっているのは甚だ疑問で、オーカーンと団体の見識が問われる。