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2022年12月05日 05:00
阪神・西純矢投手(21)が4日、鳴尾浜球場で行われた「第18回タイガースカップ2022」の表彰式に出席。プロ4年目を迎える来季へマツダスタジアムでの凱旋登板を熱望し、“カープキラー”襲名を誓った。今季チームは広島に9勝14敗2分け、マツダでは4勝7敗1分けと大苦戦した。悲願の“アレ”を達成するため、天敵&鬼門のイメージを払しょくする。 自主トレのため、広島に一時帰省していた西純は、新生カープの息吹を感じ取っていた。「テレビを見ていたら、カープしかやらないので。ニュースでめっちゃカープ流れるなって(笑)」。新井新監督の誕生に地元は大盛り上がり。ただ、プロ入りからマツダスタジアムでの登板はなく、初の凱旋登板を心待ちにした。 「今年1回、ありそうだったんですけど、ガンケルの(妻の)出産で(自身の登板が)DeNA戦に変わったことがあって。やっぱり地元で投げたいですね。ファームでも、カープ戦は何か特別な感じはありながら投げていました」 幼少期から前田(現ツインズ)に憧れた大の鯉党だった。自宅のある廿日市市内から、広島市民球場やマツダスタジアムは車で30分の距離。「観戦なんかしょっちゅう行ってますよ」と笑い、16年からのリーグ3連覇も目に焼き付けた。カープの赤い帽子に「ずらっと一周書き切れないぐらい、いろんな選手のサインをもらって、今思うと申し訳ないです」と頭をかくほどだ。 来季は「阪神よりもカープの印象が強い」と語る新井新監督の前に立ちはだかる。今季チームは広島に開幕から11戦未勝利と出遅れ、マツダでも5連敗を喫するなど大苦戦した。V逸の要因のひとつになっただけに「嫌な存在になりたい」とカープキラーの襲名に名乗りを上げ、天敵&鬼門のイメージを一新する意気込みだ。 来年開幕2カード目には、マツダで広島3連戦(4月4日〜6日)が待ち受け、西純の来季初登板となる可能性も十分にある。岡田新監督も実力に太鼓判を押す右腕は「自分が投げる試合は全部勝ちたいという思いはあります」ときっぱり。悲願の“アレ”達成へ、剛腕がマツダで大暴れする。
2024年04月25日 10:00
24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山粼武司氏が、中日の4番・中田翔について言及した。
過去に3度の打点王獲得の実績がある中田が今季から中日に加入。打線の起爆剤として期待される中で、山粼氏は中田について「立浪監督になって4番が定まらなかった。監督の理想としては大砲というイメージがあったんですけど、ビシエドが少しホームラン、大きいのを打とう練習をして当てはまらなかったことで、補強になったんですけど、二軍には石川昂弥、ビシエドがいる。中田翔も来た以上、期待の選手なので、数字はきちんと残してもらいたいなと」とお願いした。
また、山粼氏は「あのビシエドを下げてまでも、中田翔をファーストで使うわけですから、圧倒的な数字を残して、中田翔で良かったねと言われないとダメですね」と続けた。
中田は今季ここまで20試合に出場して、打率.260、2本塁打、10打点の成績を残している。
(ニッポン放送ショウアップナイター)
2024年04月25日 09:15
あの大谷翔平選手でも自信を失いかけたことがある。ジャーナリストの桑原晃弥さんの書籍『圧倒的な力で世界を切り拓く 大谷翔平の言葉』(リベラル社)より、メジャー1年目に自信を失いかけたときのエピソードをお届けする――。■「悔しい思い」をバネにしてきた
悔しいなっていう思いが今年のモチベーションかなと思います。(『ルポ 大谷翔平 日本メディアが知らない「リアル二刀流」の真実』朝日新聞出版)
大谷翔平はケガや手術のために思い通りの活躍ができなかったシーズンを何度か経験しています。
日本ハムでの4年目にはチームを日本一に導いたものの、日本ハム最後の年となった5年目にはケガの影響から活躍できず、「申し訳ない」という思いを口にしています。
メジャーリーグに移籍してからも1年目は新人王を獲得したものの、2年目と3年目はトミー・ジョン手術の影響もあり、数字的には苦戦しています。
2021年、3年目のシーズンオフを、大谷はチームが与えてくれた「二刀流のラストチャンス」と受け止め、2年間の悔しい思いを胸にシーズンに臨むことで、МVPを獲得するほどの大活躍をします。■「悔しさ」が勝利へのモチベーションに
リトルリーグ時代、大谷は全国大会への出場を目指したものの、小学校時代は果たせず、ラストチャンスの中学1年生で岩手県内の大会と、東北大会を勝ち抜いて出場を決めています。
18のアウトのうち、17の三振を奪う活躍をしていますが、それを可能にしたのは、それまでの「負けた悔しい思い」があったからだと振り返っています。
大谷にとって「悔しさ」は勝利や成長への大きなモチベーションなのです。写真=iStock.com/mapo「悔しさ」が勝利へのモチベーションに(※写真はイメージです) - 写真=iStock.com/mapo■ケガで投げられない時期に打者としての技術が伸びる
今の僕は打者として成長していると感じていて、試合がある限りは出続けて、少しでも多くの経験を重ねていきたいと思っています。(『SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男』徳間書店)
大谷翔平は高校時代から今日まで、幾度もケガや手術を経験しています。そのため投手として投げられない時期も多かったのですが、その間に打者としての技術は格段に伸びました。
その成長が今日の驚異的な成績につながっているのですから、人間は何が幸いするかわかりません。
大谷が花巻東高校に入学したとき、佐々木監督の頭にあったのは「ピッチャー・大谷」でした。
ところが、高校2年生の夏に骨端線(こったんせん)損傷という大きなケガをして、ピッチャーとして投げることができなくなります。■ケガへの取り組みが野球人生を変えた
代わりにバッティングの練習に力を入れたところ、その才能が大きく開花したのです。写真=iStock.com/Dmytro Aksonovバッティングのの才能が大きく開花(※写真はイメージです) - 写真=iStock.com/Dmytro Aksonov
当時のことを大谷は「思っていたよりも、もっと上の自分がいたので、バッティングが楽しくなってきたんです」と振り返っています。
メジャーリーグに移籍した1年目と2年目も大谷は手術などにより、ピッチングのできない時期を過ごしていますが、ここでも大谷はバッティングに専念することで「打者として成長している」ことを実感しています。
ケガは歓迎すべきものではありませんが、ケガとそれに対する取り組みが大谷の野球人生を大きく変えたのです。■夢は「ワールドシリーズ優勝」
(ポストシーズンが厳しくなっているからこそ)自分の中の課題であったり、来年に繫がるようなことをひとつでも見つけられたらいいなと。(『Number 1040号』文藝春秋)
「勝つ」ことへの意欲は、大谷にとってとても強いものがあります。
投打の二刀流として成長し続けることはもちろん大切なことですが、それにはチームの勝利があってこそ。これが大谷の考え方です。写真=iStock.com/Pavel Muravevチームの勝利があってこそ(※写真はイメージです) - 写真=iStock.com/Pavel Muravev
メジャーリーガーであれば誰もが手にしたいのがワールドシリーズの優勝リングでしょう。
これまで11人の日本人選手が手にしていますが、大谷が目指しているのも「打って、投げて、走って、勝って」ワールドシリーズに出場し、優勝することです。■「モチベーションが下がる時」にもできることがある
しかし、残念ながらエンゼルスでは西地区で勝ち越すことさえままならぬ状況が続きました。
結果、ポストシーズン(※)の進出も難しく、8月、9月は来年を見すえての戦いとなり、モチベーションの維持が難しくなっていたのです。
それでも、大谷が全力プレーを怠ることはありませんでした。
ポストシーズンが厳しくなったからこそ、「自分の中の課題に取り組んだり、来年に繫がることを見つけること」を心がけたのです。
ときにはモチベーションを保てないこともあるでしょう。しかし、それでもできることはたくさんあるはずだ。これが大谷流の思考なのです。
※ポストシーズン…… レギュラーシーズンが終了した後に、成績上位チームが順位を決める試合の期間。■メジャー1年目は自信を失いかけていた
能力はあるんだから、自信を持ってやればいいと言ってくれて、すごく励みになりました。(『大谷翔平 二刀流メジャーリーガー誕生の軌跡』辰巳出版)
いつも自信にあふれ、楽しそうにプレーしているように見える大谷ですが、メジャーリーグ1年目のスプリング・トレーニングでは「少し自信を失いかけていたかもしれません」と振り返っています。
日本の若きスターで、ベーブ・ルース以来の二刀流に挑戦するというだけでも大きな話題でしたが、「本当にそんなことができるのか」と懐疑的な見方をする人も多かったのです。
実際、投手としても苦戦、打者としても低い評価しか得られませんでした。■イチローからもらった言葉
しかし、そんな大谷に対し当時のGMビリー・エプラーは「能力はあるんだから、自信を持ってやればいい」と声をかけています。
コーチやチームメイトも皆、励ましの言葉をかけてくれたといいます。写真=iStock.com/takasuuコーチやチームメイトも励ましの言葉をかけてくれた(※写真はイメージです) - 写真=iStock.com/takasuu
同じ頃、イチローからも「自分の才能を信じたほうがいい」と言われたことで、大谷はグラウンドに自信を持って入っていけるようになったと話しています。
人はときに不安になり、自信を失いかけることがあります。そんなときにかけられる「温かい言葉」は、背中を押してくれますし、困難に立ち向かう力を与えてくれます。
言葉は人を傷つけることがありますが、同時に人を勇気づけることもできるのです。■努力には「正しい努力」と「間違った努力」がある
数をこなすことが大事なのではなくて、数をこなす分、よかった、悪かったの回数が増えていくことで、それがより洗練されていく。(『Number 980号』文藝春秋)写真=Matt Marton-USA TODAY Sports/Sipa USA/時事通信フォト米大リーグドジャースの大谷翔平選手(2024年4月5日) - 写真=Matt Marton-USA TODAY Sports/Sipa USA/時事通信フォト
思うような結果が出ないことはよくあります。そんなときほど、長時間の練習に励む選手は少なくありません。
しかし、それでも良い結果が出ないときには、どうすればいいのでしょう。
名選手にして名監督だった野村克也は、努力には「正しい努力」と「間違った努力」があり、後者をどれだけ多くこなしても結果が出ることはないと言いました。
よく言われる「努力は裏切らない」は「正しい努力」であることが絶対的な条件なのです。■大事なのは「数をこなすことではない」桑原晃弥『圧倒的な力で世界を切り拓く 大谷翔平の言葉』(リベラル社)
大谷翔平も練習すればするだけ問題点は改善されていくものの、大事なのは「数をこなすことではない」と語っています。
数をこなすことは大前提だとしても、やり続けていくことで「良かった」「悪かった」の回数が増え、より洗練されて成果につながっていく。これが大谷流の考え方です。
闇雲に数さえこなしていればうまくなるとは考えていないのです。
焦るあまり、ひたすら練習を重ねても、それだけでは望む結果が得られるとは限りません。
量をこなすのではなく、その積み重ねの中にある手応えをキャッチすることが大切なのです。
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桑原 晃弥(くわばら・てるや)
経済・経営ジャーナリスト
1956年、広島県生まれ。経済・経営ジャーナリスト。慶應義塾大学卒。業界紙記者などを経てフリージャーナリストとして独立。トヨタ式の普及で有名な若松義人氏の会社の顧問として、トヨタ式の実践現場や、大野耐一氏直系のトヨタマンを幅広く取材、トヨタ式の書籍やテキストなどの制作を主導した。著書に、『スティーブ・ジョブズ名語録』(PHP研究所)、『ウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」』『トヨタ式5W1H思考』(以上、KADOKAWA)などがある。
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(経済・経営ジャーナリスト 桑原 晃弥)
2024年04月25日 09:00
チームメートとの関係を聞かれ「新しい通訳が素晴らしい」
■ナショナルズ ー ドジャース(日本時間25日・ワシントンDC)
ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地・ナショナルズ戦の試合前に囲み取材に応じた。元通訳の水原一平容疑者の話や、FAとなっていた昨年12月にあった「トロント飛行機騒動」についてまで、赤裸々に語った14分間。様々な質問が飛び出たが、大谷らしい返答が見られた。
グレーのニット帽にベージュのシャツの私服姿で球場入り。その10分後、ジャージに着替え取材に応じた。初見参のワシントンDCということもあり、米東海岸のメディアも多数集結。「ブルージェイズ以外にどの球団と話をしたのか」「親友だった人物に裏切られたことについて感じることは」――。際どい質問にヒヤリとする場面もあった。
それでも淡々と「ここでは具体的なチーム名は控えたい」「失ったというか、それ以上にチームメートもチームもそうですけど、サポートしてくれる人たちがたくさんいるので、むしろそっちの方がありがたい」と言葉を並べた。
水原容疑者が球団から解雇されてからわずか1か月と少し。取材ではチームメートとの関係を聞かれ、「新しい通訳が素晴らしいんじゃないですか」とウィル・アイアトン通訳をいじる場面もあった。アイアトン氏は照れながら「The new interpreter is probably pretty good!(新しい通訳が“おそらく”素晴らしい)」と自らを訳して笑いを誘った。
アイアトン氏の本職は編成部の主任。選手の育成や能力開発の担当ながら、クラブハウスでは球団広報との囲み取材の設定など常に球団スタッフや選手らと話している。大谷がドジャース1号を放った時は訳し方で行き違う場面もあったが……。多忙を極めるもう一人の“二刀流”への大谷らしい感謝の示し方だった。
試合前の時点で6本塁打、14打点。打率.364、OPS1.107は両リーグトップに立つ。記者にとって、大谷の取材をするのは昨年9月以来。様々な出来事があったが……。記者が心配することなど、何もなさそうだった。(川村虎大 / Kodai Kawamura)
2024年04月25日 09:00
24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山粼武司氏が、中日・田中幹也の盗塁について言及した。
2024年04月25日 08:31
初回1死の第2打席に右中間二塁打で9戦連続安打
■ナショナルズ ー ドジャース(日本時間25日・ワシントンDC)
ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地で行われたナショナルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。第1打席に打球速度115.6マイル(約186キロ)の痛烈な二塁打を放ち、米メディアに衝撃を与えた。
初回1死。右腕アービンの2球目、高めのフォーシームをはじき返した。爆速打球は右中間を破り、大谷は二塁に到達。9戦連続安打となった一打に、地元メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス氏は「彼は今、ドジャースでボールを破壊している」と唖然だった。
米スポーツ局「FOXスポーツ」も「オオタニ、ボールを粉砕している」とパワーを称え、地元メディア「ドジャース・ネーション」は「彼は途方もないパワーで打つことに夢中になっている」と評した。
前日23日(同24日)の同戦では、9回の第5打席に2試合連続となる6号ソロ。打球速度118.7マイル(約191キロ)は本塁打としては自己最速だったが、この日も好調ぶりをいきなり示した。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 08:23
開幕から25試合で20得点、18長打、5盗塁を記録
■ナショナルズ ー ドジャース(日本時間25日・ワシントンDC)
ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地で行われたナショナルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。試合前時点で、25試合に出場して打率.364はリーグトップ。好調の打撃は“レジェンド”の領域に到達している。
米スポーツのデータやニュースを提供する「オプタ・スタッツ」は「25試合で20得点、18長打、5盗塁を記録。オオタニが記録するより前に、1球団に所属してから最初の25試合でこれらすべての数字に到達した最後の選手は、1993年にジャイアンツでプレーしたバリー・ボンズだ」と伝えた。
MLB最多の通算762本塁打を誇るボンズを思い起こさせるほどの躍動。ファンも「手術を受け、リハビリをしている最中にこの活躍をしている。尋常じゃないぞ」「ボンズの名前と並ぶ日がきた これからはずーっとそうなる」などと反応した。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 08:10
ヤンキースのソト、“疑惑の判定”連発で見逃し三振
■ヤンキース 4ー3 アスレチックス(日本時間24日・ニューヨーク)
ヤンキースのフアン・ソト外野手が23日(日本時間24日)、本拠地で行われたアスレチックス戦で疑惑の判定に見舞われた。MLB公式サイトのチャートでは6球中5球がボールだったが、球審がストライク判定して見逃し三振。「この3球全部ストライク判定は信じられない」との声があがっている。
ヤンキース1点リードの5回2死走者なしの場面で、2番のソトに打席が回ってきた。初球は外角高めへ明らかなボール。2球目も外角低めへのチェンジアップを振らず、2ボールとなった。3球目の外角へのスライダーは微妙だったがストライク判定。5球目は外角に外れているように見えるがコールされ、6球目は低めのストライクゾーンにわずかにかかる球で三振となった。
現地実況も「(2ボール0ストライクで)これはストライク判定。ソトは外れていたと分かっているでしょう」と言及。さらには「(2ボール1ストライクで)ストライク判定をもらいました。かなりホームベースから外れていました。これでフルカウント」と伝えると、解説も「あれはストライクではないですね。ソトはタイムを要求しました」と続けた。
そして見逃し三振に倒れると、「そして今度は(ストライクゾーン)下に外れた球で三振の判定。この打席、フアン・ソトの目には1球もストライクに見えませんでしたが、見逃し三振に終わりました」と実況。現地の放送席もあっけにとられた疑惑の判定だった。
米メディア「ジョムボーイ・メディア」のヤンキース専門アカウント「トーキン・ヤンクス」は、ストライクと判定された3球の映像をX(旧ツイッター)に投稿。ファンからは「これは審判が酷い」「全員クビ」「審判たちは酷くなる一方、こんなのあり得る?」「全く信用できない」との声が寄せられている。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 08:00
● 巨人 2 − 3 中日 ○
<5回戦・東京ドーム>
24日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−中日』で解説を務めた山粼武司氏が、2−2の4回巨人の投手・赤星優志のバント失敗の場面について言及した。
2024年04月25日 08:00
「ヤクルト(降雨中止)広島」(24日、神宮球場)
広島は神宮球場でのヤクルト戦が24日、降雨中止となった。新井貴浩監督はカープ打線について「良く振れだしている、内容いい、いい対応している」と評価した。
新井監督との一問一答は以下の通り。
◇ ◇
−練習中に中止が決まった。
「しょうがないよね。天気がこんなんだから。やりたかったけど、しょうがないよね。天気が天気だから」
−先発・ハッチは。
「スライド」
−ハッチのスライド意図は。
「全体を見て。ハッチだけじゃなしに全体を見て」
−25日に中5日で先発予定だった九里は?
「中5だったでしょ?日曜日にいってもらう」
−打線の状態はどう見ている?
「昨日もヒット5本だったけど、各自内容は良い。なかなか今は他のチームもポコポコ打てていないし、昨日の宇草はナイスホームランだったけど、野間にしても坂倉にしても堂林にしても、内容は良い。捉えた当たりが正面だったとかが結構多いので、ここ数試合。こっちとしては良く振れだしているな、内容いいな、いい対応しているなと見ています」
2024年04月25日 07:40
松久信幸氏がドジャース-ナショナルズ戦に登場
■ドジャース 4ー1 ナショナルズ(日本時間24日・ワシントンDC)
ドジャース・大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場。試合前にはベンチで山本由伸投手と一緒にサインをするなど、仲良さげに接する男性がいた。中継にも映され「誰だろう?」と話題となっていたが、2人で訪れたこともある日本食レストラン「Matsuhisa」の松久信幸氏だった。
この日は、日本文化を祝う「ジャパニーズ・ヘリテッジ・デー」として行われ、ナショナルズのユニホームを来た松久氏が登場。ビジョンには「世界的に有名なシェフ兼レストラン経営者」と紹介された。
Matsuhisaは、1987年に開店した老舗の日本食レストランで、ビバリーヒルズの店舗を構える。ハリウッドセレブら著名人も多く来店する人気店だ。大谷と山本も昨年12月に同店を訪れ、松久氏と3ショットを撮影していた。
試合前には大谷と山本との2人にベンチでサインをもらう様子が映され、ネット上では「知り合い?」「この赤ユニの方どなたかしら?」とファンが反応していた。MLB公式X(旧ツイッター)は試合後にグラウンドで撮影した3人の写真を投稿。「日本食でも振る舞うのでしょうか」「あの、高級和食店のNobu様とスリーショット!」「松久さんはナショナルズファン」「とっっっても素敵な写真じゃないか」「あの時のChefさんでしたか!」などとコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 07:30
エンゼルス戦で6回途中無失点の好投…2016年以来、自身2860日ぶりの白星を挙げた
かつてヤクルトでもプレーしたオリオールズのアルバート・スアレス投手が22日(日本時間23日)、敵地でのエンゼルス戦で6回途中無失点の好投を見せ、自身2860日ぶりの白星を挙げた。7年ぶりにメジャー復帰した34歳の右腕は、今季初登板となった17日(同18日)のツインズ戦でも6回途中無失点と好投。米記者によると、5年以上のブランクがある選手で、復帰後2度の登板それぞれで5回以上を投げて無失点だった投手は1893年以降、131年間で初めてだという。
2019〜2021年までヤクルトでプレーした右腕がメジャーの歴史に名を刻んだ。今季3勝0敗と抜群の安定感を誇っていたエンゼルスのリード・デトマーズ投手を相手に好投を見せ、5回2/3を4安打5奪三振、無失点の内容でルーキーイヤーだった2016年6月23日(同24日)以来、実に8年ぶりとなる白星をつかんだ。
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者はスアレスの投球を受けて、X(旧ツイッター)を更新。「アルバート・スアレスは、1893年にマウンドが現在の距離になって以来、5年以上MLBから遠ざかっていた後、最初の2登板のそれぞれで5回以上を投げて無失点に抑えた最初の投手です」と言及した。
131年間で初めてとなる偉業に対し、SNSでは「5年登板なしの後、5イニング以上の登板を2度した投手が何人いるだろうか? それだけでもかなりの偉業に思える!」「彼のストーリーは素晴らしい。それに彼の投球はクオリティが高い!」「すごく具体的なスタッツのように思うけど、うん、いいね」「ビューティフル」「彼のオリオールズでのキャリアは、素晴らしいスタートとなったね」と称賛の声が相次いだ。
ヤクルトでは3年間プレーし、40試合の登板で10勝8敗1セーブ3ホールド、防御率3.00を記録した右腕。長いブランクを経て再びメジャーのマウンドに戻ってきた34歳が米国に驚きを与えている。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 07:20
アストロズのアブレイユは打率.068、0本塁打、1打点、OPS.223と苦しむ
かつてのMVPが苦しんでいる。
2024年04月25日 07:12
ロバーツ監督が大谷におねだり「新しい車が必要」
■ナショナルズ ー ドジャース(日本時間25日・ワシントンDC)
ドジャース・大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地・ナショナルズ戦に「2番・指名打者」で出場する。前日23日(同24日)の同カードでは2戦連発6号。デーブ・ロバーツ監督の持つドジャーズでの日本生まれの選手最多7本にあと1本に迫った。試合前、指揮官は「あと1本で並ぶのか? あと1本か」と記者に逆質問で高らかに笑った。
大谷は21日(同22日)の本拠地・メッツ戦で、松井秀喜氏を抜き、日本選手最多のメジャー通算176号。23日(同24日)のナショナルズ戦で9回に6号ソロを叩き込んだ。沖縄出身のロバーツ監督はドジャース時代に記録した7本まであと1本に迫り、試合前に「できればね、今日できれば一番いいですけどベストを尽くしたいと思います」と意気込んでいた。
ロバーツ監督は記録を抜いた場合に備え、大谷に“おねだり”。「私には新しい車が必要だ」と報道陣を笑わせた。(Full-Count編集部)
2024年04月25日 07:10
元西武の高木大成氏は甲子園で活躍し一躍、注目の高校生となった
西武で10年間プレーした高木大成氏(株式会社埼玉西武ライオンズ事業部部長)は桐蔭学園(神奈川)3年時の1991年、主将として夏の甲子園大会に出場。珍しい「1番・捕手」として打率.545を残し一躍、プロ注目の存在になった。3回戦での敗退後には「何事かと思った」ほどに環境は激変。結局、プロ志望の意向がないことを表明し、慶大へ進んだ。当時のフィーバーぶりと進学を選択した胸中を明かした。
強肩強打の「1番・捕手」。強豪校の主将も務め、甲子園で11打数6安打と大暴れした。3回戦で鹿児島実に敗れたが、地元に帰ると想像だにしない光景が飛び込んできた。
「新幹線の新横浜駅の改札を出たら大量の人がいました。何事かと思ったら、我々を待っていたんです。しかも自分のところにブワーッと。自分は3年の夏しか甲子園に出ていないのに、こんなに注目されていたなんて終わってから知りました。監督も大会期間中は選手にテレビを見せなかったのもあって」
熱烈な歓迎だけではなかった。高木氏の元に届いたのはダンボール箱を埋め尽くすほどのファンレター。「正直、読めないくらい届きました。全て読むのは無理。なんだか怖かったです」。影響は学校生活にも及んだ。“スター球児”を見ようと、学校にまでファンが押しかける事態に発展した。
ついには、3年秋の学園祭には「学校側から『来ないでほしい』と言われました。混乱を避けるために」と異例の依頼を受けた。やむなく高校生活最後の学園祭への参加を“自粛”。しかも「次に学校に行ったら私の上履きがなくなっていました」と苦笑した。プロ入り“回避”を表明、慶大進学を希望「超満員になる早慶戦に出たい」
甲子園のスターの進路に注目があつまる中、高木氏はドラフト会議に先立って、プロに進む意思がないことを表明した。「もちろんプロ野球選手は夢でしたけど、具体的な目標でいうと甲子園であり、東京六大学野球。特に超満員になる早慶戦に出たいという思いは中学時代からあったんです。あの時点でプロに行きたい思いはありませんでした」。
神宮球場にも足を運び、早慶戦を観戦。慶大の野球に魅了された。「慶応と早稲田では全然、野球が違う印象でした。特に慶応は学生が中心となって野球をやっているというか、いわゆる“エンジョイ・ベースボール”を体現していて、ここでやりたいと思いました」。
しかし、桐蔭学園から慶大への指定校推薦は1枠のみ。「その枠でエースが推薦をもらったんです。相当悔しかったですよ」。土屋恵三郎監督からは推薦の対象となっていた早大を勧められたが、慶大志望を貫き、面接や小論文などのAO入試で受験。総合政策学部に合格した。
第1志望の慶大に受かったが、高木氏の通う神奈川・藤沢市のキャンパスから、横浜市の日吉にある野球部のグラウンドまで当時は電車で片道2時間強。「慶応に受かった瞬間に絶対に4年間で卒業するのが第1目標でした。単位を落とさないように必死で、1年生の時は、ほぼ練習に間に合いませんでした」。
個別練習などで体は動かしたが、授業のない土日の試合に“本隊”に合流するような状況で、先輩からは「お前は土日の神宮にしかいないな。助っ人か」と皮肉のような冗談も言われたという。当然ながら野球で好成績は残せずに「これはまずいな」と危機感を抱いた。
2年時から授業の選択科目を工夫するなどして、練習に打ち込むと、2年時に外野手、3、4年時に捕手でベストナインに選出。再びプロ注目の選手となり、1995年に西武を逆指名し、1位で入団を果たした。(湯浅大 / Dai Yuasa)
2024年04月25日 06:59
本拠地・オリオールズ戦に先発出場
■エンゼルス ー オリオールズ(日本時間25日・アナハイム)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が24日(日本時間25日)、本拠地のオリオールズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、両リーグ最速の10号を放った。2桁本塁打は3年連続。(Full-Count編集部)