2022年12月05日 05:33
2018年夏に船出してから約4年、目指し続けてきた悲願のワールドカップ・ベスト8進出を懸け、森保ジャパンは大一番となるラウンド・オブ16のクロアチア戦へ現地時間12月5日の18時(日本時間5日の24時)に臨む。 12月4日に行なわれた前日練習には久保建英を除く25人のメンバーが参加。体調不良と説明されている久保は2日連続での欠席となり、クロアチア戦出場は厳しい状況となった。また累積警告により板倉滉の出場停止も決まっている。 一方で、グループリーグ第2戦のコスタリカ戦、第3戦のスペイン戦を欠場した酒井宏樹が全体トレーニングに戻っているのは明るい材料で、右膝痛を抱えていた遠藤航がスペイン戦で実戦復帰し、怪我がちだった冨安健洋が元気な姿を見せているのもポジティブな要素である 4-3-3が基本システムのクロアチアに対し、日本のシステムは4-2-3-1、3-4-2-1など複数の候補がある。現状では読みにくいが、先のスペイン戦では3-4-2-1で、相手の4-3-3に対応しただけに、その経験を活用する可能性はあるだろう。 もっともスペイン戦でワールドカップデビューを飾った谷口彰悟は、スペインとクロアチアの違いを説明する。「スペインはブスケッツが常にそこ(中盤の底に)にいましたが、クロアチアはブロゾビッチやモドリッチらが流動的に動いて、例えば低い位置に落ちてボールを受けにいくこともあれば、(アンカーの)ブロゾビッチはボックス内に入ってもくる。様々な動きをします。ただその辺りはスカウティングをできていますし、実際に見て自分たちがどう捕まえにいくのか、誰がどう付くのかを合わせています。システムは同じような形ですが、間違いなくスペインとクロアチアはやっていることが異なります」 その意味で最も警戒すべきは、選手たちも口を揃えるアンカーのマルセロ・ブロゾビッチ(インテル)、インサイドハーフのルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)、マテオ・コバチッチ(チェルシー)の中盤トリオだ。彼らをどうケアするかが大きなポイントになる。 3-4-2-1でスタメンを考えた場合、GKは引き続き権田修一だろう。板倉を欠く最終ラインは、中央にキャプテンの吉田麻也を置きつつ、左はスペイン戦で奮闘した谷口を継続させ、右に冨安を配置するか。谷口と冨安は立ち位置を逆にする確率もある。 ボランチは遠藤が先発復帰できるとすれば、相棒は守田英正か。スペイン戦で決勝弾を挙げた田中碧もいるが、田中は流れを変えるカードとして重宝するかもしれない。 守田は相手への対応をこう語った。「ビルドアップに結構枚数をかけてくると思っているので、僕や航くんがスペースを重視して守りすぎると、スペイン戦の前半のように人にいけない現象が起こるので、そこのバランス。どこまで引いてコンパクトにして、どこのタイミングで人を掴みにいくのか。(相手アンカーへの対応は)僕が前に出ていくほうが良いと思っていて、航くんをあんまり出したくない。基本的に左だったら僕のほうが近いので僕が出ていくんですが、右だったら斜めのコースを航くんに切ってもらって、自分が結構遠いですが、捕まえに行く感じかなと。FWの選手がアンカーにつきすぎるのも良くない。僕がちゃんと捕まえて、押し出す形を作りたい」【W杯PHOTO】酒井が全体に合流も久保が離脱…クロアチア戦に向け再始動した日本代表! ウイングバックは左は経験値を鑑みて長友佑都。後半のどこかのタイミングで切り札の三笘薫とバトンタッチする形が、この試合でも見られるだろう。 右は「試合に出られるところまで回復した」と話す酒井を無理をさせられる状態ではないはずで、スペイン戦同様に伊東純也の先発を予想。 難しいの久保の欠場が濃厚なシャドー。3試合連続で先発している鎌田を考えつつ、勢いを買えば堂安律、献身的な守備を優先すれば南野拓実という選択肢がある。もしくは右ウイングバックに酒井を入れた場合、伊東をシャドーで起用するか。 CFは前からのプレッシング役として前田大然がファーストチョイスに映る。 長友は前日会見で「僕は2008年から日本代表でプレーさせてもらってますが、今のチームはその中では間違いなく歴代最強だと、自信を持って誇りを持って言えます。クロアチアを破って新しい景色を見たい。そしてまた、大きな声でブラボーと叫びたいと思います」と力強く言い切った。 キャプテンの吉田は「ベスト16を破るために、色んなものを犠牲にして毎日やってきた。僕だけじゃなく、すべての選手が色んな想いを持ってここに来ていると思いますが、日本のサッカーがもうひとつ上に行くためにはコンスタントに予選突破するチームにならなくちゃいけない。今回、初めて2大会連続でベスト16にいった。でも、ここで満足せずにやっぱり、新しい1ページを刻みたい」と意気込む。 日本初のベスト8進出へ最大のチャンスが訪れたと言えるのだろう。ドイツ、スペインを下したように、粘り強い守備から、勝負どころで一気呵成に攻める“勝利の方程式”を示し、新たな歴史を刻みたい。取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト特派)
2024年04月20日 19:48
U-23日本代表は現地4月19日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップのグループステージ第2節でUAEと対戦。2−0で快勝し、連勝で決勝トーナメント進出を決めた。
初戦の中国戦(1−0)からスタメンを7人入れ替えた大岩ジャパンは、27分に木村誠二のヘディング弾で先制すると、66分にも川粼颯太が頭でネットを揺らし、2点差に。このまま無失点に抑え、終始圧倒して勝点3を手にした。
この試合を現地で取材していたカタールのメディアは、日本の戦いをどう見たのか。『カタール通信社』のカマル・アーメド記者に話を訊いた。
【PHOTO】U-23日本代表のUAE戦出場15選手&監督の採点・寸評。木村の守備の安定感は抜群。守備陣は軒並み高評価
「日本のチームは距離感が良く、サイドの連係が素晴らしいと感じた。UAEのサイドの守備が軽いから日本もその弱点を突いてきた。クロスの精度も中盤でのコントロールも非常に良いね」
こう切り出した同記者は続けて、「個人的に日本は韓国にも勝つのではないかと思っている。日本はとても良いチームで、すべてのグループの中でもナンバーワンだ」と評価した。
また特に印象に残った選手を訊くと、2選手を挙げ、「7番のヤマモト(山本理仁)は非常に良いプレーをしている。そして、先制点を決めた5番(木村誠二)のディフェンスも印象に残っている。常にフォワードをマークしていて、体力もあって、フィジカルも強い」と絶賛していた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月20日 19:37
ロサンゼルス・ギャラクシーに所属する吉田麻也が4月20日、自身のインスタグラムを更新。今季限りでの現役引退を表明したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠にメッセージを送った。
日本代表時代の2人の写真や、川島永嗣(ジュビロ磐田)や内田篤人氏らとの4ショットを公開し、以下のように綴った。
【画像】吉田麻也が長谷部&川島&内田との4Sを公開
「長谷部キャプテン、長い間お疲れ様でした!長過ぎてます。バケモンやん。35歳とかが全然すごくない感じになっちゃったのはあなたのせいです。いつも奢ってくれてありがとうございます。また奢ってください。ずっと奢ってください。そして、川島先輩はずっと元気。笑 内田、特になし」
この投稿には、「麻也さんらしいコメント」「『内田、特になし。』…笑」「私的にこの4人のショットは神です」「麻也さんらしいコメントに大笑いしました(笑)」「ホントこの世代大好き!キャプテンからキャプテン!尊い!」といった声が寄せられた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 19:15
4月20日、ヴィッセル神戸はJ1第9節で湘南ベルマーレと敵地で対戦し、1−0で勝利した。
前節のFC町田ゼルビア戦(2−1)に続き勝点3を掴んだ神戸。今季初の連勝に導いたのは、武藤嘉紀だ。90+3分、ボックス内でボールを収めた大迫勇也のお膳立てから冷静にフィニッシュ。劇的な決勝ゴールを挙げた。
試合後、武藤は得点シーンをこう振り返った。
「サコ君(大迫勇也)は最適解を見つけられる選手なので、良いところにいれば出してくれると信じて、サコ君の視野に入ることを意識しました。自分で打つかなとも思いましたが、やっぱり出してくれた。感謝しています」
【動画】90+3分の武藤嘉紀の劇的決勝弾!
試合途中、接触のあった脇腹に手をあてて、気にする様子のあった武藤。「本人、メディカルと話し合った」(吉田孝行監督)末に、フル出場を果たしたが、やはり痛みを抱えながらのプレーだったという。
武藤は試合終了の笛が鳴るまで走り抜いた理由を明かした。
「(脇腹は)めっちゃ痛いです(笑)。でも、皆さん知っての通り、ヴィッセルは脇腹が痛いくらいで休めるチームじゃない。監督が痛みを抱えながらの自分のプレーを見て、ダメだと思ったならベンチに下げればいいので、僕からは『やれる』ということを伝えました」
その結果、後半アディショナルタイムの殊勲弾が生まれた。痛みに耐えながら、さすがの働きを見せた11番のプレーが、現在3位(4月20日時点)のチームの強さを象徴していると言える。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
2024年04月20日 19:11
ラツィオの鎌田大地は4月19日に開催されたセリエA第33節ジェノア戦で先発フル出場。
2024年04月20日 19:09
浦和レッズは4月20日、J1第9節でガンバ大阪とホームで対戦した。
序盤からボールを保持して攻勢を仕掛けるも、得点を奪えないまま迎えた78分、G大阪のFW坂本一彩にネットを揺らされ、これが決勝点に。0−1で敗れた。
試合後のフラッシュインタビューでペア・マティアス・ヘグモ監督は、悔しい結果に終わった一戦を、こう振り返った。
「前半は試合をコントロールできていた。あまり大きなチャンスを作れなかったが、焦れずにボールを動かし続ければ、後半にチャンスを作れると思っていたし、実際にポストに当たるシュートなどがあった。ただ一度、カウンターを与えてしまったところで、しっかりと止められていればと思った」
【PHOTO】ゲームを華やかに彩るJクラブ“チアリーダー”を一挙紹介!
また、15本ものシュートを打つなど好機を作り続けた選手たちに謝意を表した。
「選手たちは最後までトライしてくれた。勝てなかったことは残念だったが、やってくれたことは感謝している。今日の試合は、得点が決まらなかったこと以外は、よくやっていたと思う。先にゴールが決まっていたら、まったく違う試合になっていた」
前節の柏レイソル戦(0−1)に続き、ノーゴールで敗れた浦和は次戦、24日にルヴァンカップの1stラウンド2回戦でJ3のガイナーレ鳥取と相まみえる。中3日での連戦で指揮官は、チームを立て直せるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 19:00
Jリーグは4月20日、J1第9節の7試合を各地で開催した。
いまだ無敗の広島は札幌と対戦。開始10分にスパチョークの先制弾を許したが、50分に中野就斗のゴールで追いつき、1−1の引き分けに持ち込んだ。
昨季王者の神戸は湘南に1−0で競り勝つ。スコアレスで迎えた90+3分、武藤嘉紀が勝点3を引き寄せるゴールを決めた。
浦和と相まみえたG大阪は、坂本一彩が挙げた1点を守り抜き、1−0で勝利。新潟は谷口海斗の決勝弾で京都を1−0でくだした。
鳥栖対鹿島は、鳥栖がマルセロ・ヒアンの2得点などで4−2の勝利。福岡対磐田は2−2のドロー決着、川崎対東京Vはスコアレスドローに終わった。
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J1第9節の結果と予定は以下のとおり。
▼4月20日開催分
札幌 1−1 広島
京都 0−1 新潟
鳥栖 4−2 鹿島
湘南 0−1 神戸
福岡 2−2 磐田
浦和 0−1 G大阪
川崎 0−0 東京V
▼4月21日開催分
FC東京 15:00 町田
名古屋 15:00 C大阪
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 18:34
苦しい時期が続いている。
川崎フロンターレは4月20日、J1第9節で東京ヴェルディとホームで対戦。0−0で引き分けた。連敗は止めたが、これで4戦未勝利。その4試合はすべて無得点に終わっている。
ポゼッションで上回った東京V戦では14本のシュートを放ち、枠内は5本。いずれもモノにできなかった。試合後、鬼木達監督は「最後は質。ピンチになるのも質だし、点を取れないのも質。そこを突き詰めていく。そこに尽きる」と語った。
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9試合を終えて、戦績は2勝2分5敗。勝点8で16位に沈む。この状況にSNS上ではエールが送られる一方で、以下のような声もあがった。
「勝てないな...」
「誰が見ても立派な残留争いよ」
「決定力が無さすぎる」
「なにより点が遠い」
「めっちゃ沼ってて悲しい」
「マジでどしたん」
「なかなかやばそう」
「弱すぎて話にならない」
「魅力ゼロすぎる」
「攻撃に怖さがない」
「鬼木はもう解任だろ」
「いよいよ降格あるかこれ」
次節は28日にサンフレッチェ広島のホームに乗りこむ。4勝5分の無敗で上位に絡む難敵を相手に、流れを変えるような戦いぶりを見せられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 18:30
昨季、元Jリーガーの鄭大世氏はJ2で戦う“古巣”FC町田ゼルビアのパフォーマンスを見て「このサッカーは夏無理だろう」と思ったという。
2024年04月20日 18:28
2024明治安田J2リーグ第11節の5試合が20日に各地で行われた。
揺れる最下位徳島ヴォルティスは、敵地で藤枝MYFCと対戦。38分にFWブラウンノア賢信が獲得したPKを沈めて先制に成功すると、この1点を最後まで守り切った。吉田達磨前監督の解任に始まり、スペイン路線を掲げた岡田明彦強化部長の辞任と島川俊郎の電撃引退、そして象徴の西谷和希との契約解除など激動の時期を過ごした果てに、7試合ぶりの勝利。依然として降格圏には変わりはないものの、最下位を脱出した形に。対する藤枝は、19位に転落している。
ともにJ1復帰を目指す首位清水エスパルスと5位ベガルタ仙台が、『IAIスタジアム日本平』で激突。均衡を破ったのは、清水FWルーカス・ブラガ。FWカルリーニョス・ジュニオのポストプレーに抜け出し、最後は相手GKとの1対1を決め切ったのだ。さらに、FW北川航也とMF西原源樹にもゴールが生まれた。2度に渡って1点差に詰め寄られたものの、清水が3−2で昇格のライバルを退けている。
前節終了時点で4勝3分3敗の7位ながら、いまだに本拠地『JIT リサイクルインクスタジアム』での勝利がないヴァンフォーレ甲府。今節は19位ザスパ群馬をホームに迎えると、6分のFWピーター・ウタカの先制点を口火に攻撃陣が爆発。前半だけで3得点を挙げるなど、最終スコアは4−1に。“夢叶う小瀬”で、待望のシーズン初白星をサポーターに届けている。
その他、3位ファジアーノ岡山が2−0でロアッソ熊本を撃破。13位のモンテディオ山形は愛媛FCを2−1で退け、“みちのくダービー”での敗戦を払拭している。
■第11節
▼4月20日(土)
ファジアーノ岡山 2−0 ロアッソ熊本
藤枝MYFC 0−1 徳島ヴォルティス
モンテディオ山形 2−1 愛媛FC
清水エスパルス 3−2 ベガルタ仙台
ヴァンフォーレ甲府 4−1 ザスパ群馬
▼4月21日(日)
ジェフユナイテッド千葉 − ブラウブリッツ秋田
鹿児島ユナイテッドFC − 栃木SC
大分トリニータ − いわきFC
レノファ山口FC − 水戸ホーリーホック
V・ファーレン長崎 − 横浜FC
■暫定順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 清水(25/+6)
2位 岡山(22/+7)
3位 長崎(21/+12)
4位 横浜FC(18/+9)
5位 甲府(18/+6)
6位 仙台(17/+3)
7位 山形(16/0)
8位 山口(15/+6)
9位 秋田(15/+3)
10位 愛媛(15/+1)
11位 千葉(14/+9)
12位 いわき(13/+8)
13位 大分(13/+1)
14位 熊本(12/−8)
15位 栃木(12/−13)
16位 鹿児島(9/−9)
17位 水戸(8/−3)
18位 徳島(8/−12)
19位 藤枝(8/−13)
20位 群馬(6/−13)
■第12節の対戦カード
▼4月27日(土)
14:00 水戸 vs 藤枝
14:00 群馬 vs 長崎
14:00 仙台 vs 千葉
14:55 愛媛 vs 甲府
▼4月28日(日)
13:00 岡山 vs 清水
13:00 熊本 vs 大分
14:00 秋田 vs 横浜FC
14:00 鹿児島 vs 山口
14:00 栃木 vs いわき
14:00 徳島 vs 山形
2024年04月20日 18:05
J1第9節が20日に行われ、昨季リーグ王者ヴィッセル神戸が湘南ベルマーレを1-0で下して今季初のリーグ戦2連勝を飾った。試合終了間際の後半48分に元日本代表FW武藤嘉紀が右足で決勝弾を決めて劇的な勝利に導いた。試合を決めたのはムトサコ!
大迫選手からのパスをダイレクトで武藤選手(@yoshimuto18)が合わせ、試合終了間際に劇的ゴール⚽️🔥
ハイライトは @DAZN_JPN📺
登録は⏩https://t.co/P80XKwItyQ#visselkobe #ヴィッセル神戸 #湘南神戸 pic.twitter.com/IWO5TwqRqG
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) April 20, 2024
0-0の後半48分に湘南のクリアボールを回収した元日本代表MF山口蛍が元日本代表FW大迫勇也へ縦パスを供給すると、大迫がペナルティエリアに侵入してDFマテウス・トゥーレルへ浮き球を上げて折り返したボールをゴール前で待つ武藤に大迫がプレゼントパス。完璧なお膳立てを受けた武藤は落ち着いてネットを揺らした。
試合後のフラッシュインタビューで武藤は試合後に『DAZN』のフラッシュインタビューで「チームみんなで勝ち取ったものだと思いますし、最後大迫選手があれだけ素晴らしいボールを出してくれたので、僕はただゴールに決めるだけだった」と振り返った。
第7節横浜F・マリノス戦で負傷退場していた大迫がこの日戦線に復帰し、武藤と息の合った攻撃を見せた。「彼とは私生活ともども本当に分かり合っていると思いますし、最高のパートナーでもあるので、きょうは本当に素晴らしいゴールをプレゼントしてもらったので、次は僕もしっかりお返しできるようにしていかないといけないと思います」と昨季リーグMVPの相方を称えた。
一方で後半に入ってから武藤はわき腹に手を当てるシーンが散見された。ピッチを駆け抜けた際に、苦悶の表情を浮かべることもあった。武藤は「多分ちょっと折れちゃっている気がするんですけど、わき腹なのでしっかりと…。どうなるか分からないですけど、きょうはやり切れたのでまた次回復して臨めればと思います」と骨折を示唆するほど苦しい状況でプレーしていた。
それでもアウェーに駆け付けたサポーターのために戦い抜いた武藤。「チームとして何が何でも勝利したかったですし、アウェーの地でこれだけサポーターの方々が来てくださっていたので、僕が痛みに負けるわけにはいかなかったですし、彼らのサポートもあってきょうは最後まで歯を食いしばって頑張れたと思います」とサポーターに感謝した。
【インタビュー】“ヴィッセル神戸の未来”筑波大MF山内翔のアカデミー時代、あるサポーターの追憶
暫定3位に浮上した神戸は今月27日午後2時に次節ホームで京都サンガを迎える。
2024年04月20日 18:03
現地時間4月19日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)のグループステージ第2戦で、U-23UAE代表は大岩剛監督が率いるU-23日本代表と対戦した。
UAEは27分にセットプレーから木村誠二のゴールで先制を許すと、66分にも川粼颯太に決められて追加点を献上。そのまま0−2で敗れた。
この結果、初戦でもU-23韓国代表に0−1で敗れていたUAEは、2連敗でグループ3位以下が確定。グループステージ敗退が決定した。
【動画】UAEを撃破!大岩ジャパンの2ゴール!
これを受けて母国メディア『albayan』は、「サムライに敗れてパリ五輪の出場権を失った」と報道。「日本が試合を優位に進めて、UAEは27分に木村に先制点を奪われ、66分にも川粼に決められて追加点を献上。我々は88分のCKが唯一のチャンスで、相手ゴールを脅かすことはできなかった」と伝えている。
また『KOOORA』も、「0−2で敗れてパリ五輪に別れを告げた。終始日本が優勢だった」と敗戦を嘆いた。
UAEは22日、消化試合となってしまった第3戦で、同じくグループステージ敗退が決まっているU-23中国代表と対戦する。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 18:00
19日(現地時間)、ドイツサッカー連盟(DFB)はユリアン・ナーゲルスマン現ドイツ代表監督との契約を2026年に行われるFIFAワールドカップ2026まで延長すると発表した。
2024年04月20日 18:00
ドイツ1部FCアウクスブルクとキットサプライヤーのMizunoは18日、レトロデザインの「優勝50周年記念」特別ユニフォームを発表した。27日のリーグ戦で着用する。
このクラブには日本人FW奥川雅也が所属しているが、今季後半から期限付きで2部ハンブルガーSVへ移籍しているため、このユニフォームを着ることはない。FC Augsburg 2023-24 Mizuno Special Edition
アウクスブルク 2023-24 Mizuno スペシャル・エディション ユニフォーム
レッドとグリーンの片側ストライプを強調したスペシャル・エディションは、1970年代のレトロな雰囲気が漂うデザイン。この「白地に赤緑」というスタイルは、2010年以降のホームユニフォームに度々採用される“定番”だ。
優勝50周年ということで、この今回のデザインは1973-74シーズン当時のユニ・デザインをベースに製作。レトロな雰囲気を演出するために、右胸のMizunoロゴや各部スポンサーロゴは全てホワイト一色に変更し存在感を消している。
また、胸スポンサー「WWK Versicherungen」がMizunoロゴ下に位置を変えてたことで、より70年代の雰囲気に近いデザインとなっている。
アウクスブルクが初めてブンデスリーガ1部を戦ったのは2011-12シーズンで、それ以来降格することなく13シーズン連続で1部リーグに籍を置いている。
このユニフォームでの優勝50周年記念とは当然ながら1部リーグでのことではなく、1973-74シーズンの地域リーグ「レギオナルリーガ・ズュート(地域リーグ南部)」優勝を記念したもの。この優勝により、チームは翌年創設されたブンデスリーガ2部・南部のオリジナルメンバーとなる。なお、創設時の2部は南北2つのリーグに分かれていた。
レギオナルリーガ・ズュート優勝50周年記念ユニフォームは、当時の写真をデザインした特別なボックスに収納。クラブ創設年と同じ1907着の数量限定で、クラブのオンラインストアにて販売される。販売開始は現地時間4月21日午前10時とのこと。
今季「MIZUNOのユニフォーム」を着る欧州の7チーム
選手は4月27日にホームで行われるブンデスリーガ第31節ヴェルダー・ブレーメン戦の1試合限定で、この50周年記念ユニフォームを着用する。
2024年04月20日 17:59
2024明治安田J1リーグ第9節が20日に行われ、浦和レッズとガンバ大阪が対戦した。
上位進出を目指す“オリジナル10”同士が『埼玉スタジアム2002』で激突。前半はお互いに決定的な場面は少なく、得点が生まれないままスコアレスで折り返す。
55分、浦和に絶好機が到来。左サイドの深い位置から渡邊凌磨が柔らかいクロスを送り、ファーポストの前に飛び込んだ伊藤敦樹が頭で合わせる。しかし、シュートはポストに直撃して得点には至らない。
浦和は68分にもG大阪のゴールを脅かす。ペナルティエリア手前でパスを受けた渡邊が右足一閃。カーブをかけてゴール右隅を狙ったものの、相手GK一森純のファインセーブに阻まれた。
試合の均衡が破れたのは78分、G大阪が先制に成功する。自陣でのボール奪取からカウンターを展開し、右サイドでロングボールを収めたウェルトンは少し運んでペナルティエリア中央へ折り返す。受けた坂本一彩は右足を振り、ゴール左下隅へと流し込んで2試合連続ゴールを記録した。
その後はG大阪のブロックの外で浦和がボールを回す時間が増え、次の1点は生まれないまま試合終了。最後までゴールに届かなかった浦和は2連敗、1点を守り切ったG大阪は今季初の2連勝となった。次節は28日に行われ、浦和はホームで名古屋グランパスと、ガンバ大阪はホームで鹿島アントラーズと対戦する。
【スコア】
浦和レッズ 0−1 ガンバ大阪
【得点者】
0−1 78分 坂本一彩(G大阪)
【ゴール動画】G大阪、坂本一彩がカウンターを仕上げて浦和を撃破!
/
とうとう均衡破れる!
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カウンターで一気に敵陣に攻め込み
ウェルトンがマイナスに折り返し
最後は坂本が素早い振りで決めた!
新エース候補の坂本のゴールで
アウェイのガンバが先制!
🏆明治安田J1第9節
🆚浦和×G大阪
📺 #DAZN ライブ配信中#浦和G大阪 pic.twitter.com/V0CwmlRGZF— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 20, 2024
2024年04月20日 17:57
2024明治安田J1リーグ第9節が20日に行われ、川崎フロンターレと東京ヴェルディが対戦した。
FC東京との“東京ダービー”となった前節は、2点リードの数的優位を活かすことができずに、土壇場で追いつかれた東京ヴェルディ。リーグ戦直近5試合負けなしではあるものの、その内訳が1勝4分と勝ち点3は遠く、15位に沈んでいる。対する川崎フロンターレも危機的状況だ。リーグ戦3試合未勝利中かつ3試合無得点の“ゴール欠乏症”に。鬼木達体制8年目となるが、ここまで2勝1分5敗の16位に低迷と、凋落がより顕著になっている。そんな両チームは今節、互いに縁のある『Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu』で、リーグ戦では16年ぶりの激突となった。
試合序盤から東京Vにチャンスが生まれる。13分に左サイドのクロスから、34分には相手GKのミスを突く形から、FW染野唯月がシュートを放つが決め切れない。川崎もMF脇坂泰斗がポスト直撃のシュートを放つなど、互いにゴールの匂いを漂わせたまま前半を折り返した。
迎えた後半、最初にチャンスを作ったのは川崎だった。51分、“らしく”小気味良いパス回しから中央を突破すると、最後はマルシーニョが右足コントロールシュート。が、これは相手GKのファインセーブに遭った。対する東京Vは、“10番”MF見木友哉が存在感を放ちだす。加えて73分には、主将MF森田晃樹が3列目からポケットに飛び出すと、中央にマイナスの折り返し。これに染野が合わせたが、またしてもゴールネットを揺らせない。
後半アディショナルタイムにも、東京Vがチャンスを迎える。カウンターから左サイド破り、最後は染野がヘディングシュートも枠外に。試合はこのままスコアレスドローで終了。90分を通して、より多くのチャンスを作ったのは東京Vだったが、最後まで1点が遠かった。川崎も相手ゴールを脅かすシーンはあったものの、4試合無得点と自慢の攻撃陣がまたも不発に終わっている。次節、東京Vはアビスパ福岡と、川崎はサンフレッチェ広島と対戦する。
【スコア】
川崎フロンターレ 0−0 東京ヴェルディ