2022年12月05日 06:00
じつは、真っすぐ打たなくてもスコアはよくなるのです! 「スライスやフックは武器にもなります!」という目澤秀憲コーチが、持ち球を活かしてスコアアップする上達法をレッスンします。 スライスを鍛えるには「左手1本打ち」がオススメ 左手掌屈をキープしながら体をきちんと回して振るとフック打ちの要素が入ってくるので、スライサーが大きく右に曲げてしまう悪いクセを抑えることができる スライスのスイングは、ダウンブロー、アウトサイド・イン軌道、オープンフェースになる傾向がありますが、これらが極端になると大きく右に曲がってしまうので“なりすぎ”を防ぎましょう。なりすぎの原因は、右手が悪さをしているケースが非常に多いので、左手を使ってバランスを整えます。片手打ちは効果の高いドリル。スライスを鍛えるのも「左手1本打ち」がオススメです。 コンパクトな振り幅で、左手を掌屈させたままスイングする。すると、ダウンスイングの軌道はインから、フェースはシャットになるため、だめスライスになる原因が抑えられます。手元が止まるのもNGなので、クラブが体の正面にある状態をキープしながら体を回し続けるボディターンで打ってください。 だめスライスになる原因:ダウンブロー、カット軌道、フェースの開きすぎ! いかがでしたか? この記事を参考にスライスを鍛えましょう。 レッスン=目澤秀憲 ●めざわ・ひでのり/1991年生まれ、埼玉県出身。5歳からゴルフをはじめ、ツアープロを目指すが、コーチングに魅力を感じ24歳から指導者の道に進む。男女ツアーのトッププロのコーチを務め、日本人初のマスターズ制覇や今季は河本力のツアー初優勝にも貢献。 写真=田中宏幸 協力=キングフィールズゴルフクラブ
2024年04月19日 14:42
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第1日(19日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)
2011年大会覇者の金田久美子(スタンレー電気)が前半の9ホール(パー35)を6バーディー、1ボギーの30で回り、絶好のスタートを切ったが、後半の9ホール(パー36)はバーディーなし、4ボギーの40と苦戦し、1アンダーの70でホールアウトした。前半と後半で10打も違う「大波」のスコアで、金田がホールアウトした時点では、15位となった。
先週のKKT杯バンテリンレディス(4月12〜14日、熊本空港CC)で初優勝を挙げた竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)が14ホール終了時点で5バーディー、ボギーなしの5アンダーで首位に立っている。
2024年04月19日 14:12
【シェブロン選手権】第1日
【もっと読む】渋野日向子に未曾有の危機…昨季以上に精神的ダメージ大きい「5戦連続予選落ち」
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日本勢は最多の10人が出場する女子の海外メジャー初戦が開幕した。
昨年の大会初日、日刊ゲンダイは「シブコ 海外メジャーの『法則』」の見出しで以下の事実をこう報じた。渋野の過去のメジャー(15試合)の成績を見ると、優勝した2019年全英女子(66)や4位の20年全米女子OP(68)、22年シェブロン(69)、優勝を争って3位になった22年全英など、好成績を残した大会は例外なく初日に60台のスコアを出している。一方、20年全英(76)、21、22年全米女子OP(73、76)、22年エビアン(74)のように、初日をオーバーパーで終えた大会は予選落ち。4オーバー(93位)発進でも予選を通過したのは21年全米女子プロ(40位)だけ。初日60台なら大いに期待できるし、オーバーパーなら決勝へ進んでも上位争いは「絶望」という内容だった。
昨年の今大会は初日イーブンパーで最終日は28位でフィニッシュ。その後の出場4大会も「法則」はほぼ生きており、全米女子プロ、全米女子OP、全英女子はオーバーパー発進で予選落ち。1オーバー64位から4日間プレーしたのはエビアン(59位)のみだ。
今季の渋野はここまで5試合に出場し予選落ち4回。4日間プレーした1試合は予選カットがなく、最下位から3番目と不振にあえいでいる。
スイング改造中でショットに不安を抱えながら迎える海外メジャーの舞台は、フェアウエーは硬く、グリーンは苦手なバミューダ芝。今週は連日風も吹いており、「今の渋野にいきなり60台のスコアを期待するのは酷」と、誰もが思って迎えた注目の初日は1バーディー5ボギーの76で101位タイ。過去の成績からすると予選落ち濃厚の苦しいスタートとなった。
◇ ◇ ◇
関連記事【もっと読む】…では、渋野が直面している精神的な「未曽有の危機」について報じている。
2024年04月19日 13:02
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第1日(19日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6494ヤード、パー71)
2011年大会覇者の金田久美子(スタンレー電気)が前半の9ホール(パー35)を6バーディー、1ボギーの30で回り、絶好のスタートを切った。1番パー4でバーディー発進すると、4番から4連続バーディーを奪った。この日は晴天で、日本有数のシーサイドコースはさらに映える。34歳になった金田はツアー初優勝を飾った思い出の大会で健闘。大会13年ぶり、ツアー2年ぶり(2022年・樋口久子三菱電機レディス以来)の優勝を目指す。
金田は11番のボギーでスコアをひとつ落として、12番まで消化して4アンダーで首位。先週のKKT杯バンテリンレディス(4月12〜14日、熊本空港CC)で初優勝を挙げた竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)も7番まで4バーディー、ボギーなしの4アンダーと好スタートを切った。
2024年04月19日 10:22
◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権(18日開幕、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72)
国内で2年連続年間女王の山下美夢有(みゆう、加賀電子)は3バーディー、3ボギーの72で回り、31位で発進した。
2024年04月19日 10:02
【ウッドランズ(米テキサス州)=平沢祐】女子ゴルフの今季メジャー第1戦、シェブロン選手権が、米テキサス州ウッドランズのクラブ・カールトンウッズ(パー72)が開幕して第1ラウンドが行われ、勝みなみが4バーディー、1ボギーの4アンダーで回り、首位と2打差の2位と好発進した。
畑岡奈紗、岩井明愛、古江彩佳が1アンダーで18位、山下美夢有、笹生優花がイーブンパーの31位、西郷真央は1オーバーの54位、稲見萌寧と西村優菜が2オーバーの68位、渋野日向子は4オーバーの101位と出遅れた。ローレン・コーグリン(米)が6アンダーで首位に立った。
勝みなみ「すごくいいゴルフができた。最初のティーショットからいい感じで振れていた」
2024年04月19日 09:53
◆米女子プロゴルフツアー 今季メジャー第1戦 シェブロン選手権(18日開幕、米テキサス州カールトンウッズ・クラブ=6889ヤード、パー72)
古江彩佳(富士通)は3バーディー、2ボギーの1アンダー、71で18位で発進した。首位とは5打差。開始の10番で3メートル強を沈め、バーディー発進した。12番で2メートルのパーパットが外れボギーも、15番で1・5メートルのバーディー。後半はイーブンで71とまずまずの初日となった。
プレー後はWOWOWのインタビューに答え、「今日は落ち着いたゴルフができた。うまくショットがついたところで、バーディーが取れた。前半はバーディーチャンスが多かった」と振り返った。
グリーンも硬くなる状況に、クラブや風のジャッジに関しては「今日は間のクラブが多かったので、そこのジャッジが難しかった。後半あまりピタっと寄せられなかった。(風が)吹いたりやんだりしていたので、そこ(の判断)は難しかった」と話した。後半組でスタートする第2日へ「うまく集中しながらスコアを伸ばせたら」と見据えた。
今季はトップ10に4度入り、ツアーでポイントランク3位と好調。世界ランクでは畑岡奈紗(18位)に続く、日本勢2番手の22位で、パリ五輪出場圏内にいる。「今年の目標はまず五輪出場というのがある。それに向けてもすごく大事なメジャーの1つ」。こう意気込んでいた古江が上位を狙っていく。
2024年04月19日 09:00
ゴルフはスポーツのなかでも、とくに意図した動きができないといわれる。その原因が「細胞や脳に関係する」とわかり、自身も素早く100切りを達成した研究結果をレポート。レベルアップを目指すゴルファーに新しい上達のヒントをもたらす!
今月は、ロブショットに関しての説明です。ロブショットはフェースを開いてロフトを増やし、高く上げて止まるショットだと認識している人が多いと思います。ところが調べてみると、そういう説明もあるが「フェースをインパクトとともに立てて、フェースの上部で包み込むように打ってフック回転をかける」という説明も多くある。というよりも、こういう打球を求めるのが、そもそもアプローチショットだというのです。 ロブショットは高く上げるだけが目的ではない これまでのインナーカウンターでは、左手ブロックによってヘッドを加速することを主眼にしていた。今回はこのブロックによる衝撃を主にフェースの起き上がりに使う。外側からボールを包み込むようにとらえながら、弾道から逆算したインパ クトでのフェースの状態をゴールとしてしっかり狙って打つことを心がけたい
高さのあるボールは、カットするようにリーディングエッジを差し込めば打てるのですが、ちょっと間違えればフェースがボールの下をくぐってしまう。フェースを起こしながらインパクトしてボールつかんですり抜けを防止するとともに、フック回転を与えることで距離感が出しやすい。落ちてからの転がりも計算しやすいということで、私が観たムービーでは石川遼プロも距離感がつかみやすいことから、アプローチでは8割はこの系統のボールを打っているそうです。
フェアウェイのようなボールが浮いているようないいライで打つのが前提ですが、打ち方としてはオープンスタンスにして、さらに フェースを開いて寝かし、時計の文字盤の1時から2時方向(かなり右斜め方向)にインサイド・アウトの軌道で払うように振り抜く。このとき右側から包み込むようにフェース(ロフト)を起こしながら打つことで、フェース上部が起き上がり、ボールをとらえてフック系の回転をかけるらしいのです。
しかし、これはボールがインパクトの際のフェース方向に飛び出すことを説き、インパクト前後でフェースがローテーションすることから距離をおいた本連載の考え方とは相容れないもののように思われました。 インナーカウンターをフェースローテーションに応用
ところが、考え方をちょっと変えてやるだけで、矛盾なく対応できることがわかりました。フェースローテーションをして打っているといっても、これまで説明してきたようにインパクトの際のフェースの方向にボールが打ち出されることは真理ですから、ローテーションの途中でなんとなく打っているのではなく、フェースの方向を事前に決めて、その状態を作って打っていることになります。つまり、インバースキネマティクスがここで適用できるのです。
これまで、インナーカウンターでは左手のブロックによる衝突の衝撃によってヘッドを一気に加速することを目的としてきましたが、今回は、イラストのようにブロックの反動とヘッドの慣性力を用いて、開いて寝かせていたクラブヘッドを一気に旋回させる一方、この旋回のいきついた先に出球方向を意識したフェースの状態をイメージし、そこをゴールとしてフェースローテーションを完了させます。こうすることで、飛球線方向よりも極端に右方向を向いたインサイド・アウトのスイングでフェースローテーションを行なっているにも関わらず、しっかり狙った方向へ打つことができることになります。これによって「フェースローテーション」をこれまで連載のなかで繰り返し説明してきた「インバースキネマティクス」「インナーカウンター」と矛盾なく共存させることができるのです。
実際に打ってみて早速「これはどこかで経験したことのあるものだ」と気づきました。なんとそれは、イラストのようなテニスでの逆クロス(コートの左サイドから相手の左サイドに斜めに打つショット)を打つと見せかけながら、コートの左サイドにストレートに決めるパッシングショット(パス)だったのです。パッシングショットのキーポイントは、インパクトでしっかりストレート方向を狙ったフェースが作れるかどうかなのですが、ロブショットもスイング方向とは全然違うところを狙って打っているという意味でセンス的に非常によく似ているのです。
テニス経験のある人であれば、そのあたりを意識するとすんなり理解できると思います。さらに、このフェースの回り込みによって生じるフック回転ですが、実際にやってみるとフェースがローテーションしてボールがフェース上を転がり上がって高いところでとらえられる感覚が、テニスの上方スライドによってトップスピンをかけているときと似た安定感があって、距離感がつかみやすいというのはとてもよくわかるような気がしました。
ただ、ロブといっても特段ボールの高さが出るわけではないので、これがロブショットだと断言はできませんが、落ちてから左にボールが転がっていくフック回転がかかっているので目的は達成していると思っています。
これまで説明してきた厚く拾いにいき、極力サイドスピンをかけないようなきれいなバックスピンをかけようとするアプローチと、あえてフック回転をかけてスピンで安定性とランさえもコントロールしようとするロブショット。どちらがいいということではなく、アプローチの引き出しを増やすという意味でマスターしておくことが、さまざまな状況に対応できる精神的な図太さを生むのだと思います。
いかがでしたか? ぜひサンドラー博士の解説を参考にしてみてください。
イラスト・文 = サンドラー博士
●ゴルフ好きの研究者 。ゴルフの専門家ではないが、ゴルフ理論は「教える側」という「外側からの視点で組み立てられているから難しい」ということに気づいてからは、「それをどう解決するか」の研究に没頭。出た答えを多くのアマチュアに伝えたく、毎月レポートする。
2024年04月19日 08:00
今回は、米女子ツアーで戦っている畑岡奈紗選手から、スイング軌道を安定させたり、飛距離を伸ばす世界で渡り合えるテクニックを解説していく。
2024年04月19日 07:00
ボールを転がすには、ヘッドを低く出して、低い位置に収めるフィニッシュをとる。
それによって打球を転がすスイングになるが、単にヘッドが低いだけではいけない点をレッスン! “転がし”のフィニッシュはヘッドを低い位置に収める! 【ヘッドが低いフィニッシュをとるときの注意点!】インパクトでヘッドを止めない
ヘッドを低い位置に収めるが、パンチショットのようにインパクト後にヘッドを止めるイメージではない。ヘッドを止める動きは体の回転も止まり、ヘッドが先行してしまう(×写真)。
手先だけの動きでヘッドを低く出すのもNG。打ったあともきちんと体を回したフィニッシュをとろう。 【ヘッドが低いフィニッシュをとるときの注意点!】手首をロックしすぎない
フィニッシュでヘッドを低く出すには、手首を固めるイメージがあるが、手首はやわらかく使わないとウエッジの刃から入りやすくなってしまいチャックリやトップが出る(×写真)。
また、ヘッドの重みを使えないので、アドレスの位置にヘッドが戻りにくくなってしまう。
手首の力を抜く感覚を得るには、両手の人差し指と親指を離した素振りをしよう。どうしても力が入ってしまう人は、離したまま打ってもOK
レッスン=樋口貴洸
●ひぐち・よしひろ/1997年生まれ、埼玉県出身。JGTOツアーメンバー。花咲徳栄高校、東京国際大学ゴルフ部を経て、現在はツアープロを目指しながら東京都港区の「Golf&FitnessPoint 芝浦」でアマチュアを指導。コースでのスコアメイクに役立つレッスンに定評がある。
写真=相田克己
協力=サザンヤードカントリークラブ
2024年04月19日 06:00
プロゴルファーの有村智恵がInstagramを更新。第1子、第2子となる双子の男の子を出産したことを報告しました。 「智恵ちゃんおめでとう」双子出産の有村智恵に横峯さくらなど仲間から祝福の声多数
有村プロは「先日、第一子&第二子となる双子の男の子が生まれました。双子にも拘らず、しっかりと大きなサイズまでお腹の中で育ってくれて、2人とも10g差という仲の良さで生まれてきてくれました」と無事に出産を終えたことを報告しました。
昨年、自身の誕生日である11月22日にInstagramで「とても幸運なことに、現在お腹の中に尊い命が宿ってくれています。」と妊娠を明らかにしていた有村プロ。双子ということもあり「私も、2人合わせて5キロを越える妊婦生活&出産でした」と出産までの苦労も語りました。またハッシュタグにも「2枚目は出産日直前の私」「もう流石にお腹重たすぎて最後は動けなかったよ」とコメントし、おなかが大きかったころの写真も公開されました。
「本当に可愛くて可愛くて、既にカメラロールは子供達の写真でいっぱいです」と既に子煩悩な状態であるとつづり、最後に「今週のKKT杯バンテリンレディース、会場に行けないのが寂しいですけど…
子供達と共に、出場される選手たちの応援と、大会の成功を祈りながらテレビで観戦したいと思います
」とコメントし、文章を締めました。
有村の投稿に横峯さくらプロからは「智恵ちゃん、おめでとう」、昨季限りで日本ツアーを引退したイ・ボミプロからも「オンニおめでとうございます」とコメントが寄せられました。さらにゴルフ界のみならず、元プロテニスプレーヤーで日本代表監督の杉山愛からは「わーお双子ちゃん おめでとう」、ロンドン五輪バトミントン女子ダブルスで銀メダルを獲得した藤井瑞希からは「おめでとうございます お疲れ様でした!」といった言葉も届きました。
いかがでしたか? ぜひ有村プロの活躍をチェックしてみてくださいね!
【参考】
※chiearimura/Instagram
2024年04月19日 05:00
「女子ゴルフ・フジサンケイ・レディース」(19日開幕、川奈ホテルGC富士C=パー71)
女子ゴルフのフジサンケイ・レディースは、19日に静岡県伊東市の川奈ホテルGC富士C(6494ヤード、パー71)で開幕する。18日はプロアマ戦が行われ、昨年大会を制した神谷そら(21)=郵船ロジスティクス=がコースの最終確認を行った。
ツアー初優勝を飾った川奈に帰ってきた。「1年って早いんだな」。昨年9月にも日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯でメジャー初Vを果たすなど、昨季大活躍の足掛かりとなったシーサイドコースの舞台で「自分らしい攻めのゴルフを3日間貫いていきたい」と連覇を狙う。
この日は21歳の誕生日。「特別なことはしたいけど、明日から試合なので。きょうは普通にご飯を食べて、普通に早く寝る」。“バースデーウイークV”という最高の誕生日プレゼントに向けて、雑念を消した。
2024年04月18日 22:41
ブレない強さを感じた。
2024年04月18日 16:15
女子プロゴルフツアーのフジサンケイレディスは19日から3日間、静岡・川奈ホテルGC富士C(6494ヤード、パー71)で行われる。昨年の今大会でツアー初優勝を飾った神谷そら(郵船ロジスティクス)は18日、プロアマ戦に参加した後「1年は早いな、感じます」と感慨深い表情で話した。連覇に向けては「しっかり自分のやるべきことをやっていきたい」と冷静に話した。この日は21歳の誕生日。「明日から試合なので、普通に早く寝ます」と笑顔で話してコースを後にした。
2024年04月18日 15:59
女子プロゴルフツアーのフジサンケイレディスは19日から3日間、静岡・川奈ホテルGC富士C(6494ヤード、パー71)で行われる。前週、地元のKKT杯バンテリンレディス(12〜14日、熊本空港CC)で悲願の初優勝を挙げた竹田麗央(りお、ヤマエグループHD)は18日、プロアマ戦を終えた後、今大会にかける思いを明かした。「祝福の連絡は100件以上、いただきました」と笑顔で話す一方で「次に気持ちは切り替えています」と冷静さも見せた。
今季、先週までの平均ストロークは、唯一の60台(69・9487)でランク首位。飛距離ランクは3位(254・55ヤード)。実力と勢いがある21歳は、日本有数の名コースの川奈ホテルGC富士Cに向けて「飛ばし屋が有利と思います」と前向きに話した。
1993、94年の賞金女王で叔母の平瀬真由美プロは、今大会でも2勝を挙げている(1990年、2000年。コースは異なる)。叔母に続いて大会覇者を目指す。
2024年04月18日 15:43
「女子ゴルフ、フジサンケイレディース」(19日開幕、川奈ホテルGC富士C=パー71)
ツアー通算13勝の成田美寿々(31)=ジェイテクト=が、今週からレギュラーツアーに本格的に復帰する。プロアマ戦の18日は、コースを回って調整を行った。
近年は不振に陥り、21年シーズンは賞金ランキング106位と低迷。9年連続で守っていたシードを喪失すると、22年末にはツアー休養を発表。昨季も1試合のみの出場に終わっていた。
それでも、休んでいた間にゴルフ熱はしっかり高まってきた。「去年1年間休んでいて本当に“ニート”していたので、その生活に飽きたというのもありましたし、放送とかを見て、この中でまたやりたいなというのがちょっとずつ沸き上がってきた」と成田。親友の青木瀬令奈から「そろそろ帰っておいでよ」と以前から復帰に向けて背中を押されており、2週前のステップ・アップ・ツアー「ヤンマー・ハナサカ・レディース」に出場すると、初日に電話で「試合に出てくれてありがとう」と感謝されたという。成田も「やっぱり瀬令奈とかスポンサーさんのきっかけや、パワーがすごく大きいというのが一番かな」としみじみ語った。
状態は「良くも悪くもないみたいな感じ。不安なところはありますけど、きょうのプロアマも楽しく回れた」とまずまず。「技術レベルに関しては(復帰前より)全部落ちてると思うし、自分が良かった頃には追いついていないと思っている。それでも、私らしいゴルフができないかと言われたらそうじゃない。堂々と自信を持って自分を演じられるようにしたいというのが一番」と胸を張り、持ち味のアグレッシブさを出していく。