2022年12月05日 07:30
タイガース取材部隊の中で一番の早起きは、阪神援軍を命じられた上阪正人だった。なんと午前4時。もちろん、サッカーW杯観戦のためではない。「最寄りの駅まで歩いて、始発電車で新大阪駅に向かい、新幹線に乗らないと、イベントの開始時刻に間に合わなかったので…」上阪の行き先は兵庫県たつの市。新幹線で姫路駅まで。さらに姫新線という1両編成のローカル線でガタゴト揺られ、「本竜野駅」へ。そこから再び徒歩。ようやく、才木投手や江草投手コーチと出会えた。 「球団の方から、会見時間は遅いから、ゆっくり来ても良かったのに」とねぎらわれたそうだが、写真撮影もあるため、最初から目が離せないのだ。「産経新聞時代に姫路支局勤務を命じられたことがあって。姫路周辺の土地カンはあるし、たつの市役所の記者クラブにも入っていました。すごく懐かしく思いながら仕事をしたので、どうってことないですよ」いつも心優しい上阪なので、電話の向こうの声も穏やかだった。でも、年長者をそんな遠くに行かせて、他のトラ番はどういうつもりや! 叱ってやろうとしたら、みんな、とんでもなく働いていた。トラ番・原田遼太郎は海を渡っていた。と書いたら大げさだが、行き先は淡路島。車で2時間かけて、近本に会いに行っていた。「この時期の週末は各地でイベント取材だらけですからね。去年も淡路島には来ましたから、慣れっこです。玉ネギを買って帰りますわ」酷使には、達観した様子だった。「僕も5時半起きです」自慢(?)してきたのはトラ番・織原祥平。この男、昨日は阪神取材ではなく、わが社の一大ビッグイベント「寛平マラソン」の取材に駆り出されていた。「阪神以外の取材は2年ぶりぐらいです。すごく新鮮な気持ちで、淀川河川公園に到着したんですが…」手渡されたスケジュール表に、想定外の文字を発見する。駅伝の出場チームの中に「阪神タイガースOB&阪神大好きタレントチーム」が。しかも、メンバーに、かの有名な代打の神様・桧山進次郎氏の名前が。「ここまで来て、また阪神の取材かぁ、と思った瞬間、大好きなファンキー加藤のスペシャルライブがあることを発見したんです」中学時代はCDを購入するほどのファンモン世代だとか。ハイ!ハイ!と立候補。憧れのファンキー取材を確保した。ただ、ライブ中、一番興奮していたのは、同じく運動部から援軍に出向いていた北池良輔。名曲「あとひとつ」熱唱の際には、右手人さし指を天に向かって突き上げ、踊っていた。運動部記者はめったに取材できない「芸能界」。この程度のハシャギっぷりなら、許してやってください。初めての試みだった寛平マラソンの2日間開催。思い切り盛り上がっておりました。ゴールしたら、寛平さん、たむけんさんが「ブラボー!」って叫んでくれるんですよ。この快感、文字でどこまで伝えられるのやら。寛平マラソン、来年もやります。どうぞ、参加してください。走ってください。ブラボー!
2024年03月29日 19:48
◆ プロ初ヒットがホームラン
DeNAの度会隆輝が29日、プロ野球開幕戦の広島との試合(横浜)でプロ初となる本塁打を放った。
「1番・右翼」で開幕スタメンに名を連ねた度会は3回の第2打席、一死・一二塁の場面で、広島の先発・九里亜蓮が投じた129キロの変化球を完璧に捉え、打球は右翼スタンドへ一直線。同点に追いつく、プロ初ヒット初アーチとなった。
度会は球団を通じて「チャンスの場面だったので『自分はやれる!』と信じて打席へ向かいました。角度も良く捉えられ同点に追いつくことができうれしいです。(初安打、初本塁打、初打点について)自分の思い描いていた通りのスイングができたので、今後も続けられるよう頑張ります!」と興奮気味にコメントした。
2024年03月29日 19:47
「オリックス−ソフトバンク」(29日、京セラドーム大阪)
ソフトバンク・山川が新天地での開幕戦に4番・一塁で出場。1−1の七回、移籍後1号となる勝ち越しソロを放った。
オリックス左腕の宮城から右中間に運んだ。ダイヤモンドを一周し、左翼席へ向かって「どすこーい」とパフォーマンスも披露した。
山川は昨オフ、西武からFAでソフトバンク移籍。オープン戦では打率・306、3本塁打をマークして開幕戦に臨んでいた。
山川は「打ったのは真っすぐ。しっかり捉えることができました。まず一本打つことができて良かったです」とコメントした。
2024年03月29日 19:47
◆ 立浪監督や片岡ヘッドらが笑顔で出迎え
巨人から中日へ移籍した中田翔内野手(34)が29日、ヤクルトとの今季開幕戦(神宮)に「4番・一塁」で先発出場。同点で迎えた5回の第3打席に“移籍後1号”となる勝ち越しソロを放った。
1−1で迎えた5回、二死無走者でヤクルトの開幕投手・サイスニードと対戦。1ボール後のスライダーを完璧に捉えた打球は、中日ファンで埋め尽くされた左翼席に着弾する勝ち越しソロとなった。これが移籍後初安打&初アーチで今季のチーム1号。ベンチでは立浪監督や片岡ヘッドらが笑顔で出迎えた。
中田は2022年終了後に巨人と3年契約を結んだが、昨季終了後にオプトアウト権を行使し自由契約選手になることを選択。そして同年12月に中日と2年契約を結び、新天地で新たなスタートを切った。
2024年03月29日 19:42
「ヤクルト−中日」(29日、神宮球場)
中日の中田翔内野手が同点の五回に勝ち越しの移籍1号ソロを放った。
2024年03月29日 19:35
大谷翔平が「ギャンブルをしていた可能性はゼロだ」
ドジャースの大谷翔平投手は、元通訳で球団を解雇された水原一平氏の違法賭博疑惑に関する声明を25日(日本時間26日)に発表。自身の賭博や違法ブックメーカーへの送金を含めて関与を完全否定した。米ヤフースポーツは大谷の元同僚選手らが、大谷がギャンブルをしていた可能性は「ゼロ」と主張している。米ヤフースポーツが伝えている。
記事では、水原氏が違法賭博に関与していた疑惑が発覚した後、「推測と疑問が生まれる日が続いた」とした上で、選手や代理人が思いを共有していることの1つとして「オオタニがギャンブルをする男とは信じていないということだ」と指摘する。
水原氏の問題を巡っては、大谷が否定しているにも関わらず、大谷がギャンブラーだという“陰謀論”が球界に広まっていると説明。しかしながら、大谷が声明で発表する以前から、圧倒的な総意は「オオタニがギャンブル男ではないということだ」と主張する。
大谷の元同僚選手は「他のスポーツをオオタニはこれっぽっちも気にしていない。クラブハウスや航空機内、バスの中での様子を私は見たことがある。スイングについて周りと話をしたり、スイングやブルペンを(映像で)見るのがこの男の時間の使い方だ。彼は野球に憑りつかれている」と述べたという。
さらに、別の元メジャーリーガーの「彼がギャンブルをしていた可能性はゼロだ」との発言も紹介している。様々な“憶測”が流れる中、大谷を知る人物は誰もがギャンブルをしているとは考えていないようだ。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 19:31
◆ 果敢な走塁で足を痛めたとみられる
ヤクルトの山田哲人内野手(31)が29日、中日との今季開幕戦(神宮)に「5番・二塁」で先発出場したが、3回の好機で代打を送られ途中交代となった。
山田は1点を追う2回裏の第1打席、先頭で中越え二塁打を放ち今季初安打をマーク。続くサンタナの浅めの中飛で判断良く三塁へタッチアップし、一死三塁の好機を演出した。しかし、続く中村、長岡が凡退し得点とはならず。そのあと山田は守備になかなか現れず、しばらくしてから二塁のポジションに就き拍手が送られた。
3回表の守備では無難に二ゴロをさばいたが、その裏、1−1の同点に追いつき、なおも二死一、三塁で2度目の打順。しかし、郄津監督は代打・武岡を球審に告げ、山田は早くも3回で交代となった。武岡は左飛に倒れ逆転とはならず。そのまま武岡が「5番・二塁」のポジションについた。
2024年03月29日 19:28
「ロッテ−日本ハム」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
高卒6年目の田宮裕涼(ゆあ)捕手(23)が、初の開幕1軍&開幕スタメン抜てきに応えた。
0−0で迎えた三回、水野の中越え三塁打、奈良間の四球でつかんだ無死一、三塁の好機に打席を迎え、カウント1−2からの外角低めのスライダーを食らい付くように中前に運ぶ先制適時打を放った。
「チャンスだったので絶対に打ってやるという強い気持ちで打席に入りました。追い込まれていましたが、何とか粘ることができました。この試合、勝つだけです」とコメントした。
同期の万波、野村、吉田輝星らが1軍でデビューする中、じっくり育ってつかんだ開幕の舞台。一塁ベース上でガッツポーズ。新庄監督もベンチで拍手を送っていた。
2024年03月29日 19:25
「DeNA−広島」(29日、横浜スタジアム)
DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手が、価値ある同点3ランを放った。
2024年03月29日 19:21
「DeNA−広島」(29日、横浜スタジアム)
広島が三回、5連打などで3点を先制した。
1死から菊池、上本、小園の3連打で満塁の絶好機を迎えると、4番・堂林が中前へ先制の適時打。新選手会長がチームの今季初得点をもたらすと、続く坂倉も右前適時打を放った。さらに1死満塁で新外国人・レイノルズの中犠飛で3点目をもぎ取った。
相手先発・東とは昨季、6度対戦して0勝4敗、防御率1・84と抑え込まれていた。そんな難敵に赤ヘル打線が襲いかかり、幸先良く先手を奪った。
2024年03月29日 19:08
「ヤクルト−中日」(29日、神宮球場)
ヤクルトの山田哲人内野手が、三回に交代となった。何らかのアクシデントがあったとみられる。
「5番・二塁」で先発出場すると、二回の第1打席でいきなり中堅の頭上を越す二塁打でチャンスメークした。すると、続くサンタナの中飛では積極的な走塁を見せてタッチアップ。三塁へ到達し、本拠地をわかせた。
それでも得点には結びつかず、ベンチに戻る際には足を引きずるそぶりも見せた。
その後、三回表の守備時しばらくベンチから出てこなかったが、二塁へ。1イニング守備に就いたが、四回に打席が回った際に代打・武岡が送られた。
2024年03月29日 18:57
「巨人−阪神」(29日、東京ドーム)
巨人の梶谷隆幸外野手が三回にスーパープレーでチームの危機を救った。
三回1死から近本の安打と中野のバント内野安打で一、二塁のピンチを背負った巨人。森下が放った打球は鋭いライナーとなって右中間を襲った。だが3番・右翼でスタメン出場した梶谷が鮮やかなダイビングキャッチ。すぐさまボールを内野へかえすと、大きく離塁していた一塁走者の中野もアウトにした。
スーパープレーに東京ドームは大歓声。ベンチの阿部監督も笑みを浮かべて脱帽。ベテランの気迫のプレーをたたえていた。
2024年03月29日 18:43
「ロッテ−日本ハム」(29日、ZOZOマリンスタジアム)
始球式にロッテ「キシリトールオーラテクト」のCMキャラクター菅野美穂(46)が登場した。
2024年03月29日 18:42
「巨人−阪神」(29日、東京ドーム)
開幕戦のセレモニアルピッチに巨人OB会長を務める中畑清氏(70)が登場した。
打席に立ち、ジャイアンツU15ジュニアユースの投手と対戦。高めの直球に手が出ず、思わずのけぞった。中畑氏は「危なかったんだよ。やばかった。久しぶりに超満員の東京ドームの打席に立てた。興奮するね。それだけでもうれしかった」と笑みを浮かべた。捕手役はジャイアンツ女子野球チームの選手が、務めた。
今年の宮崎春季キャンプを視察に訪れた中畑氏は松井秀喜臨時コーチ、阿部監督とともにフリー打撃を実演した。初球にバントの構えをしてスタンドのファンを笑わせると、続くスイングでは手がしびれた様子で「痛え」と声を上げて爆笑を誘った。
また7人組ダンス&ボーカルユニット「BE:FIRST」が、国歌斉唱を務めた。「BE:FIRST」にとって初めてとなる国歌斉唱で、球団創設90周年を迎える巨人の幕開けと、伝統の一戦に花を添えた。またオープニングアクトでもスペシャルパフォーマンスを披露し、東京ドームは大きな歓声と拍手に包まれていた。
2024年03月29日 18:39
「DeNA−広島」(29日、横浜スタジアム)
DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手が、いきなりハマスタの洗礼に襲われた。
初回の守備、広島・菊池が放った痛烈なライナーに対して前進したが、打球と照明灯が重なった。ボールが見えない状況の中、体勢を崩しながら捕球を試みるも、打球はグラブに当たって芝生に落ちた。
記録はヒットとなり、度会は東に向かって謝るような仕草を見せ、表情をゆがめた。過去にも横浜スタジアムでは右翼の守備位置で低いライナー性の打球が照明とかぶるハプニングが起こっており、ドラ1ルーキーもその“洗礼”を浴びる形になってしまった。
それでも2死一、三塁のピンチで坂倉が放った左翼線への打球に佐野がダイビングキャッチ。マウンドの東はガッツポーズを繰り出し、球場は大歓声に包まれた。ルーキーのミスを先輩がきっちりとカバーし、無失点で立ち上がった。
一回のプロ初打席は大声援の中、打席に入った度会は、九里が投じた初球のスライダーを空振り。2球目の外角スライダーをとらえたが、二塁・菊池がさばき二ゴロに倒れた。
2024年03月29日 18:35
ド軍グラスノーと恋人メーガン・マーフィーさんの2ショットが話題
ドジャースの開幕投手を務めたタイラー・グラスノー投手と、ガールフレンドのメーガン・マーフィーさんの2ショットが話題を呼んでいる。美男美女カップルはNHLの試合を観戦。日米のファンは「ディズニーのプリンスみたい」「俳優さんみたいにカッコいい」と声をあげている。
イケメンとしても話題の30歳右腕は今季、レイズからトレードでドジャースに加入。5年総額1億3500万ドル(約204億円)の大型契約を結んだ。20日のパドレス戦で開幕投手を務め、28日(日本時間29日)のカージナルスとの本拠地開幕戦にも先発し、6回1失点で移籍後初勝利を挙げた。
右腕はマーフィーさんとともに23日(同24日)のNHLロサンゼルス・キングス対タンパベイ・ライトニングを観戦。SNSには「彼女は誰?」「彼は素敵だ」「マジかよ」「カッコよすぎです」「さわやかイケメン王子様」と日米ファンからコメントが寄せられた。
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」によると、レイズ時代の試合中にグラスノーが一目ぼれ。ボールに電話番号を書いてマーフィーさんに投げ渡したことが、交際に発展したきっかけになった。美男美女カップルは今後も注目を浴びそうだ。(Full-Count編集部)