2023年01月14日 15:53
ダカールラリー(Dakar Rally 2023)は13日、第12ステージが行われ、四輪部門ではバーレーン・レイド・エクストリーム(Bahrain Raid Xtreme)のセバスチャン・ローブ(Sebastien Loeb、フランス)が5連勝で今大会6回目の区間優勝を果たした。 通算9度の世界ラリー選手権(WRC)制覇を誇るローブは、これで総合2位に浮上。5日連続のステージ優勝は1989年のアリ・バタネン(Ari Vatanen、フィンランド)に並ぶ最長記録となった。 大会連覇を目指すトヨタ・ガズーレーシング(Toyota Gazoo Racing)のナセル・アルアティア(Nasser Al-Attiyah、カタール)は、ローブと3分31秒差の3位でフィニッシュ。総合では2位に1時間27分の大差をつけて首位を維持している。 二輪部門では、モンスターエナジー・ホンダ(Monster Energy Honda)のホセ・イグナシオ・コルネホ(Jose Ignacio Cornejo Florimo、チリ)がステージ優勝。レッドブルKTMファクトリー・レーシング(Red Bull KTM Factory Racing)のトビー・プライス(Toby Price、オーストラリア)は3位に入り、総合トップを奪取した。 ハスクバーナ・ファクトリー・レーシング(Husqvarna Factory Racing)のスカイラー・ハウズ(Skyler Howes、米国)が28秒差の総合2位に後退し、KTMのケビン・ベナバイズ(Kevin Benavides、アルゼンチン)が2分40秒差で同3位に続いている。 今回で45回目を迎えたダカールラリーは、昨年12月31日の開幕から残すところあと2日間となり、15日にサウジアラビア東部のダンマム(Dammam)で幕を閉じる。■関連記事 ・【今日のダカールラリー】ローブ4連勝 アルアティアは総合V前進 ・「非常に申し訳ない」 観客死亡事故でドライバー悲嘆 ダカールラリー ・ダカールラリーで観客の死亡事故、レース車両と衝突
2024年04月22日 15:28
世界ラリー選手権(WRC 2024)第4戦クロアチア・ラリー(Croatia Rally 2024)は21日、最終日が行われ、トヨタ(Toyota)のセバスチャン・オジェ(Sebastien Ogier、フランス)が優勝し、通算100回目の表彰台に立った。
オジェはヒョンデ(Hyundai)のティエリー・ヌービル(Thierry Neuville、ベルギー)とチームメートのエルフィン・エバンス(Elfyn Evans、英国)に次ぐ3位で最終日を迎えると、第18ステージでヌービルがクラッシュ、エバンスがコースアウトしたことで残り2ステージで首位に浮上し、そのまま勝利した。
これがスポット参戦となっている今季の初勝利で、通算では59勝目となった。
エバンスが9.7秒差で2位、ヌービルが45秒差で3位に入った。総合順位ではヌービルが首位をキープし、2位につけるエバンスとの差を6ポイントとしている。
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2024年04月22日 15:18
国際自動車連盟(FIA)のモハメド・ビン・スレイエム(Mohammed Ben Sulayem)会長が、昨年フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)のラスベガスGP(Las Vegas Grand Prix )開催に介入したとされる問題で疑惑が晴れたことを受けて、「隠すことは何もない」と話し、「ルールに従って振る舞っている」と主張した。
この件では、初開催だった昨年のラスベガスGP前に会長が、「サーキットを認定するのを防ぐために、いくつか懸念事項を見つけるよう」関係者に要請していたとFIAの内部報告書で告発されていた。またFIAの倫理委員会からは、昨年のサウジアラビアGP(Saudi Arabian Grand Prix 2023)の結果に介入したと告発されていたが、いずれも疑惑は解消された。
週末に行われた中国GP(Chinese Grand Prix 2024)の会場でメディアの取材に応じたスレイエム会長は、「単なる告発であればよかったが、私はすでに世論による判断では有罪となっている」とした上で、「隠すことは何もない」「自分の成してきた仕事に誇りを持っている」と続けた。
アラブ首長国連邦(UAE)出身の元ラリードライバーであるスレイエム氏は、2021年12月にFIAの会長に就任。会長がラスベガスGP開催を阻止しようとした理由はこれまで一度も説明されていないが、F1の商業権を保持し、ラスベガスGPも主催した米リバティメディア(Liberty Media)とFIAとの間には、F1への影響力をめぐる綱引きがあるともされている。
それでもスレイエム会長は、フォーミュラワン・マネジメント(FOM)との関係は「良好」で、「FOMはわれわれのパートナーだ」と強調すると、「問題は何もない。彼らとのビジネスを続けていきたい」と話した。
これまでの告発についても、ルールを守っているとの意見を崩さず、「私は背筋を伸ばし、あなた方の目を見てこう言える。自分はスポーツマンで、ルールに従って振る舞っている」とコメントした。
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2024年04月22日 12:50
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するメルセデスAMG(Mercedes AMG)のトト・ヴォルフ(Toto Wolff)代表が、レッドブル(Red Bull)に所属する王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)の引き抜きを再びほのめかし、レッドブルのクリスチャン・ホーナー(Christian Horner)代表との舌戦を再燃させた。
フェルスタッペンの父で元F1ドライバーのヨス(Jos Verstappen)氏が先月、レッドブルの女性チームスタッフへの「不適切行為」疑惑が取りざたされたホーナー代表がとどまればチームは「引き裂かれる危険」にさらされると発言していたこともあり、フェルスタッペンの今後には疑問符がついていた。それでもチームの内部調査によりホーナー氏は不問とされ、フェルスタッペン自身も今後はレッドブルに全力を傾けると公言している。
しかし、フェルスタッペンが21日に行われた第5戦中国GP(Chinese Grand Prix 2024)で圧勝を飾る中、ヴォルフ氏は再び事態にゆさぶりをかけ、同GPが行われた上海で記者団に対して「誰もが彼(フェルスタッペン)が何をするのかを見守っている」と語った。
来年からフェラーリ(Ferrari)に加入することになったルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)の後任ドライバーを必要としているヴォルフ氏は、「ドライバーの加入にはかなり多くの要因が影響する」とし、「最も合理的な観点からすれば、最も速いドライバーの手にかかれば、最も速いクルマになるのは明らかだ」とコメントし、「しかし、それが今の場所にとどまる唯一の理由だとは思わない」と続けた。
今季序盤、ヴォルフ氏は世界王者フェルスタッペンとの契約が可能であれば「ぜひともしたい」と述べていた。
この発言に対してホーナー氏は、高い基準からすれば低調なスタートとなったチームの活性化にヴォルフ氏は注力すべきだと、痛烈に切り返した。
ホーナー氏は「メルセデスはカスタマー(マクラーレン<McLaren>とアストンマーティン<Aston Martin F1>)に次ぐ3番手だ」とし、「彼はその時間を、おそらくドライバー市場よりもチームに集中させることに費やしたほうがよいだろう」と続けた。
「なぜこのチームをやめたいというのか?」
「マックス・フェルスタッペンが来年どこにいるのかについて、何の曖昧さもないことを保証する」
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2024年04月22日 11:27
スリランカで21日に行われたカーレースで、選手の運転するマシンが観客に突っ込み、少なくとも7人が死亡し、21人が負傷した。
2024年04月21日 18:52
24F1第5戦中国GP(Chinese Grand Prix 2024)は21日、決勝が行われ、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が前日のスプリントに続いて勝利を収め、圧倒的な週末を締めくくった。
ドライバーズ選手権3連覇中のフェルスタッペンは、2019年以来5年ぶりの復活となった上海インターナショナルサーキット(Shanghai International Circuit)でのレースで主導権を握ると、2位に入ったマクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)に約13秒7差をつけた。3位にはレッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が続いた。
最終盤に新品タイヤを投入したアストンマーティン(Aston Martin F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)がファステストラップを記録したため、今GPで獲得できる最多ポイントを取り切ることはできなかったものの、今季4勝目を挙げて選手権争いでリードを広げている。
フェラーリ(Ferrari)勢のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が4位、カルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が5位に入り、6位にメルセデスAMG(Mercedes AMG)のジョージ・ラッセル(George Russell)、7位にアロンソ、8位にマクラーレンのオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)が続いた。
18番グリッドからスタートしたメルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)が順位を徐々に上げて9位に入り、ハース(Haas F1 Team)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)が10位に滑り込んだ。
初の母国GPとなったステークF1チーム・キック・ザウバー(Stake F1 Team Kick Sauber)周冠宇(Zhou Guanyu、チョウ・グアンユー)は14位でフィニッシュ。レース後にはグランドスタンド前のストレートにマシンを止めることを許され、満員の観客からの拍手喝さいを受けると、コックピットから抜け出しながら涙を流していた。
RBの角田裕毅(Yuki Tsunoda)はリタイアに終わった。
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2024年04月20日 18:19
24F1第5戦中国GP(Chinese Grand Prix 2024)は20日、予選が行われ、レッドブル(Red Bull)の王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)がポールポジションを獲得した。
予選を前に行われたスプリントで優勝を飾っていたフェルスタッペンは、1分33秒660の最速タイムを記録してチームメートのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)を0秒322差の2番手に抑え、完ぺきな一日を終えた。3番手にはアストンマーティン(Aston Martin F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が続いた。
4番手と5番手にはランド・ノリス(Lando Norris)とオスカー・ピアストリ(Oscar Piastri)のマクラーレン(McLaren)勢、6番手と7番手にはシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)とカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)のフェラーリ(Ferrari)勢が続いた。
以下、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のジョージ・ラッセル(George Russell)、ハース(Haas F1 Team)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)、ステークF1チーム・キック・ザウバー(Stake F1 Team Kick Sauber)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)が入った。
一方、スプリントで2位に入っていたメルセデスのルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は、2022年の第2戦サウジアラビアGP(Saudi Arabian Grand Prix 2022)以来となるQ1敗退に終わった。
RBの角田裕毅(Yuki Tsunoda)は19番手となっている。
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2024年04月20日 17:33
24F1第5戦中国GP(Chinese Grand Prix 2024)で撮影されたオフショットをまとめた。
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2024年04月20日 13:38
24F1第5戦中国GP(Chinese Grand Prix 2024)は20日、スプリントが行われ、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が4番手スタートから巻き返し、後続に約13秒の差をつけて完勝を飾った。
2024年04月20日 10:47
24F1第5戦中国GP(Chinese Grand Prix 2024)は19日、スプリント予選が行われ、マクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)が、悪天候のコンディションの中でメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)を2番手に抑え、スプリントでは自身2度目のポールポジションを獲得した。
上海インターナショナルサーキット(Shanghai International Circuit)で行われたスプリント予選では、ノリスがインターミディエイトタイヤで1分57秒940を計測した後、トラックリミット超過でタイムを取り消された。これでハミルトンが1番手になったと思われたが、1分後に違反が撤回される劇的な展開となった。
アストンマーティン(Aston Martin F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が経験と知恵を発揮して3番手、ドライバーズ選手権首位を走るレッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が4番手に続いた。
フェラーリ(Ferrari)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)が5番手、レッドブルのセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)が6番手、スピンを喫するも無事だったフェラーリのシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が7番手につけた。
ステークF1チーム・キック・ザウバー(Stake F1 Team Kick Sauber)の中国人ドライバー、周冠宇(Guanyu Zhou、チョウ・グアンユー)はSQ3に進出して地元ファンを大いに沸かせ、20日のスプリントでは10番手からのスタートとなった。
RBの角田裕毅(Yuki Tsunoda)は19番手だった。
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2024年04月19日 16:54
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で通算7度の年間王者に輝くルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)は18日、来季のフェラーリ(Ferrari)移籍について「正当化する」必要はないと話し、この件をめぐる周囲の騒音を一蹴した。
39歳のベテランドライバーであるハミルトンは2月、2024年シーズン終了後に12シーズンを過ごしたメルセデスAMG(Mercedes AMG)を離れると表明してF1界に衝撃を与えた。
今週末に行われる第5戦中国GP(Chinese Grand Prix 2024)に向けたこの日の記者会見では、圧倒的な強さを誇るレッドブル(Red Bull)に今季のフェラーリが安定して接近する好スタートを切ったことは、移籍の決断が正しかったことを意味するかとの質問が出た。
すると、ハミルトンは「自分の決断を正当化する必要はないと感じている」と答え、「自分にとって何が正しいか分かっているし、それは決断した瞬間から変わっていない」「一瞬たりともそのことを疑問に感じたことはない。それに、他人のコメントに振り回されたりしない」と話した。
また、2012年にマクラーレン(McLaren)からメルセデスへ移籍して批判を浴びた当時を振り返り、「今でもくだらないことを言う人々がいるし、それは今年いっぱい続くだろう」と話しつつ、「前回のようにやっていくしかない」「自分にとって何が正しいかは自分だけが知っている。それは自分にとってエキサイティングなものになるだろう」と続けた。
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2024年04月19日 12:06
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で中国人初のフルタイムドライバーとなった周冠宇(Guanyu Zhou、チョウ・グアンユー)は、今週末の今季第5戦中国GP(Chinese Grand Prix 2024)でようやく母国レースに臨めることになり、「さまざまな感情」を経験するだろうと語った。
ステークF1チーム・キック・ザウバー(Stake F1 Team Kick Sauber)に所属する24歳の周は、自身の出身地であるレース開催地の上海で街中に自身のポスターが貼られるなど、母国でスーパースターとしての地位を築いている。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響で5年ぶりの開催となる今回の中国GPに向けて、インタビューや宣伝活動のほかファンイベントがひっきりなしに続いている中、周は「日本から戻ってきてからこの約1週間半もの間、クレイジーな状況が続いている」と報道陣に明かした。
続けて「待ちきれないよ。今週末にはさまざまな感情が去来するだろう」「特に日曜日(21日)に国歌が流れるときは、子どもの頃にここへ来たときの思い出がよみがえるだろうね」と話しつつ、「だけど最も大切で重要なことは、正しい仕事をしてポイントを稼ぐことだ」と気を引き締めていた。
このめまぐるしい数日間には、19日に公開される自身のドキュメンタリー映画『The First One』のプレミアにも出席した周。2004年に初開催された中国GPを5歳のときに観戦し、その中にはスペイン人ドライバーのフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)の姿もあった。
現在42歳になるそのベテラン選手と今ではグリッドに並び、この日行われた記者会見でも隣に座ると、アロンソを振り返りながら「この人を見たあの日に戻った」「彼が今でも非常にハイレベルでレースをしているなんて想像もできない。あれから20年後に、自分はこのGPにたどり着いた」と語った。
2022年シーズンからF1に参戦している周だが、ここまではまだ勝利を挙げられず、チームも今季のコンストラクターズ選手権で1ポイントも稼いでない。
それでも中国のパイオニア的存在である周は、20日のスプリントか21日の決勝レースで母国ファンに歓喜を与えられると確信しており、「今週末は2度の機会があり、チームにはポテンシャルがある」「マシンはOKだし、絶対にポイントを稼いでみせる。中盤争いは全マシンが絡んでかなり厳しいけどね」と語った。
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2024年04月19日 09:19
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で3連覇中の王者マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)は18日、所属チームのレッドブル(Red Bull)に満足している限り「移籍する理由はない」と話し、チームとの長期的な将来について改めて明言した。
2024年04月15日 14:56
ロードレース世界選手権、第3戦米国GPは14日、MotoGPクラス決勝が行われ、アプリリア(Aprilia)のマーベリック・ビニャーレス(Maverick Vinales、スペイン)が優勝を果たした。
ポールポジションから出たビニャーレスは、スタートで出遅れ11位まで後退したが、そこから巻き返して勝利した。これでスズキ(Suzuki)、ヤマハ(Yamaha)、そしてアプリリアでも優勝を経験したことになり、異なる3メーカーでMotoGP勝利を記録した初の選手となった。
レッドブル・ガスガス・テック3(Red Bull Gasgas-Tech3)の新人ペドロ・アコスタ(Pedro Acosta、スペイン)が2位、ドゥカティ・レノボ・チーム(Ducati Lenovo Team)のエネア・バスティアニーニ(Enea Bastianini、イタリア)が3位に入った。
残り10周の場面では、グレシーニ(Gresini Racing MotoGP)のマルク・マルケス(Marc Marquez、スペイン)が首位に躍り出た直後に転倒するドラマもあった。勝てば米国GP8勝目、さらにグレシーニ加入後初優勝となるはずだったが、チャンスを生かせなかった。
プラマック・レーシング(Pramac Racing)のホルヘ・マルティン(Jorge Martin、スペイン)が4位に入り、総合首位を維持した。バスティアニーニが80ポイントのマルティンと21ポイント差の同2位につけている。
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2024年04月13日 15:34
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)は12日、創設75周年を記念する2025年シーズンの暫定日程を発表し、開幕戦オーストラリアGP(Australian Grand Prix 2025)から最終戦アブダビGP(Abu Dhabi Grand Prix 2025)まで、計24レースが組まれることになった。
今季と実質的に同様の2025年シーズンのF1サーカスは、世界7大陸のうち5大陸で開催される。3月16日の開幕戦が再び豪メルボルンで開催されることになり、第2戦中国GP(Chinese Grand Prix 2025)、第3戦日本GP(Japan Grand Prix 2025)へと続く。
これまでイスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」の3月に行われていたバーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2025)とサウジアラビアGP(Saudi Arabian Grand Prix 2025)は、それぞれ第4戦と第5戦として4月に開催される。
第14戦ハンガリーGP(Hungarian Grand Prix 2025)から第15戦オランダGP(Dutch Grand Prix 2025)までの8月の4週間は、これまで通り夏季休暇として維持される。
全6戦で予定されているスプリント開催の週末については、後日に日程が発表される。
2025年シーズンの暫定日程は以下の通り(日付は現地時間の決勝開催日)。
第1戦:オーストラリアGP(3月16日)
第2戦:中国GP(3月23日)
第3戦:日本GP(4月6日)
第4戦:バーレーンGP(4月13日)
第5戦:サウジアラビアGP(4月20日)
第6戦:マイアミGP(Miami Grand Prix 2025、5月4日)
第7戦:エミリアロマーニャGP(Emilia-Romagna Grand Prix 2025、5月18日)
第8戦:モナコGP(Monaco Grand Prix 2025、5月25日)
第9戦:スペインGP(Spanish Grand Prix 2025、6月1日)
第10戦:カナダGP(Canadian Grand Prix 2025、6月15日)
第11戦:オーストリアGP(Austrian Grand Prix 2025、6月29日)
第12戦:英国GP(British Grand Prix 2025、7月6日)
第13戦:ベルギーGP(Belgium Grand Prix 2025、7月27日)
第14戦:ハンガリーGP(8月3日)
第15戦:オランダGP(8月31日)
第16戦:イタリアGP(Italian Grand Prix 2025、9月7日)
第17戦:アゼルバイジャンGP(Azerbaijan Grand Prix 2025、9月21日)
第18戦:シンガポールGP(Singapore Grand Prix 2025、10月5日)
第19戦:米国GP(United States Grand Prix 2025、10月19日)
第20戦:メキシコシティGP(Mexico City Grand Prix 2025、10月26日)
第21戦:サンパウロGP(Sao Paulo Grand Prix 2025、11月9日)
第22戦:ラスベガスGP(Las Vegas Grand Prix 2025、11月22日)
第23戦:カタールGP(Qatar Grand Prix 2025、11月30日)
第24戦:アブダビGP(12月7日)
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2024年04月12日 16:03
フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で2度の年間優勝を誇るフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)は11日、アストンマーティン(Aston Martin F1)への残留を表明し、総合優勝7度のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)に代わり来季からメルセデスAMG(Mercedes AMG)へ加入するとの臆測に終止符を打った。
衰えを知らない42歳のアロンソはアストンマーティンとの契約を更新し、新レギュレーションが施行される2026年シーズンまで「自分はここに残る」と明言した。
アロンソは現在アストンマーティンと最高の関係を築いており、アルピーヌ(Alpine F1)から移籍した昨季は開幕8戦で6度表彰台に上がると、モナコGP(Monaco Grand Prix 2023)、カナダGP(Canadian Grand Prix 2023)、オランダGP(Dutch Grand Prix 2023)では2位に食い込んだ。
こうした好調なパフォーマンスにより、チームメートであるランス・ストロール(Lance Stroll)の父親が所有するアストンマーティンも、コンストラクターズ選手権で2022年シーズンの7位から5位に躍進した。
ハミルトンが2025年シーズンからフェラーリ(Ferrari)への電撃移籍を表明したことにより、アロンソはその後任候補に挙がり、来季からメルセデスでジョージ・ラッセル(George Russell)のチームメートになるとの臆測が出ることは避けられなかったが、この日英シルバーストーン(Silverstone)に拠点を置くアストンマーティンとの契約継続を公表したことにより、これらのうわさを消し去った。
アロンソはこれまでF1で通算32勝を記録しているが、優勝からは11シーズン遠ざかっている。
アストンマーティンのマイク・クラック(Mike Krack)代表は、この「フェルナンドとの複数年契約」が、ホンダ(Honda)とのパワーユニット(PU)契約が開始される2026年シーズンも続くとし、「これから、さらなる素晴らしい記憶をつくり出し、ともにさらなる成功を達成することを楽しみにしている」と述べた。
アロンソは今季終盤に、F1史上初の出走400戦に到達する可能性がある。
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