2023年02月08日 22:00
『サカつくRTW』では2月8日から新バージョンの日本代表選手たちが登場する“日本代表LEVEL MAX SCOUT”が開催される。そこで今回は、この1年で驚くほど評価を一変させた日本代表の選手たちをご紹介しよう。前田 大然前田大然がカタール大会でエースになる。これを予想できたサッカーファンは少ないだろう。F・マリノスでJ得点王を獲得してセルティックヘ電撃移籍した1年前。当時から日本代表に選出されていたものの出場時間は僅かで、当落線上の一人に過ぎなかった。 しかし昨年9月のアメリカ戦が転機となる。北米の雄を圧倒したこの一戦は日本代表の方向性を決めることとなったが、1トップで先発起用されたのが前田だった。本大会でのレギュラーを勝ち取った前田は、決勝トーナメントのクロアチア戦でゴールを記録。セルティックに戻って以降もコンスタントにゴールを決めている。堂安 律森保体制発足以来の主力であり、東京五輪では10番を背負った堂安だが、およそ1年前は失意のどん底にいた。自身の停滞と伊東純也のエース級の活躍によって代表での存在感は希薄に。本大会出場を決めた昨年3月の代表戦では、選出外の憂き目にあった。しかし反逆の男はここから奮起する。代表復帰した際には欧州で磨いた守備面での成長を披露し、フライブルクに移籍してからも安定したパフォーマンスを見せた。猛烈な追い上げでメンバー入りを果たすと、本大会ではドイツ代表、スペイン代表からゴールを決めて英雄となった。長友 佑都1年前、ベテラン長友への逆風はかつてないほど強く、苛烈なものだった。そのたびに長友は「批判は大歓迎」と強がったが、内心は穏やかではなかっただろう。昨年2月の大一番、サウジアラビア戦で勝利に貢献した後には「今日だけは褒めて」と安堵の表情で語っていたのが印象的だ。以降、過激な“不要論”は影を潜める。同6月のブラジル戦では、飛ぶ鳥落とす勢いだったヴィニシウス・ジュニオールに仕事をさせず、その高い守備力が改めて脚光を浴びた。結局4大会連続で本大会に出場し、3試合に先発出場。ドイツ戦を撃破した後に発した「ブラボー!」は流行語となった。鎌田 大地鎌田は日本代表入り当初、大迫勇也に代わるFWとしても期待されていた。ただ自身は「自分の適性は“8番”」と頑として譲らず。さらにチームが最終予選途中に3ボランチへと変更し、トップ下が消滅したことで居場所を失ったかにも思えた。しかしその後、本大会でドイツ代表、スペイン代表と対戦することが決定。迎えた新シーズンは絶好調で、ドイツ勢、スペイン勢を相手に躍動する鎌田への期待値は日に日に高まった。そうした中で行われた昨年9月のアメリカ戦、鎌田はトップ下の起用に応えて先制ゴールを決めた。これが決定打となり、当落線上にいた男は本大会にエース格として出場している。久保 建英少年時代から「日本のメッシ」と呼ばれた久保は長く右サイドこそが天職かと思われた。これが間違いの始まりだったのかもしれない。伊東純也、堂安律との競争のなか右サイドで燻り続けていた天才は1年前、当時所属していたマジョルカが低迷していたこともあり不要論の論調は確かに高まりつつあった。これが一変したのはレアル・ソシエダに完全移籍した昨夏のことだ。ソシエダでは不得手だった左サイドで起用だったが、これまでの「使うこと」より「使われること」を覚えたことで解き放たれたように躍動し始めたのだ。代表でも左サイドにまわりポジションを確保。本大会では不本意な結果に終わったものの、ソシエダでは引き続きハイレベルなパフォーマンスを見せている。三笘 薫今や世界有数のドリブラーとなった三笘だが、一年前は期待される左サイドの一人に過ぎなかった。昨年3月のオーストラリア戦。途中出場から2ゴールを決め日本を7大会連続本大会出場に導くも、続くベトナム戦は先発しながら不発に。「先発は厳しい」との意見が多くを占めた。実際、本大会では“切り札”として起用され、全ての試合で決定的な働きを見せた。先発起用を推す声もあったが、結果をみればこの起用法が間違っていたということではできないだろう。それでも「もし先発していれば…」と想像してしまうのが人の性だろうか。それほど現在のブライトンでの活躍があまりにも強烈なのである。『プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド』新Ver.の日本代表選手たちが登場する“日本代表LEVEL MAX SCOUT”を2月8日(水)より開催!最大70連無料の“日本代表FREE SCOUT”や“日本代表ログインボーナス”も!好評配信中のスポーツ育成シミュレーションゲーム『プロサッカークラブをつくろう! ロード・トゥ・ワールド』では、2023年2月8日(水)より、新バージョンの日本代表選手たちが登場する“日本代表LEVEL MAX SCOUT”を開催します。また、新バージョンの日本代表選手たちが登場する1日1回10連無料、最大70連無料の“日本代表FREE SCOUT”や、新★6監督などが獲得できる“日本代表ログインボーナス”も開催中です。この機会に、日本のスター選手たちを手に入れましょう。ダウンロードはこちらから!: https://ryan.onelink.me/C7cD/9tghcbcy ※iOS、Android兼用 ■公式サイト:http://sakatsuku-rtw.sega.com/
2024年04月19日 00:00
チェルシーに所属するイングランド代表FWラヒーム・スターリングは、20日に行われるFAカップ準決勝への出場に向け、全体トレーニングに復帰したようだ。18日、イギリス紙『デイリー・メール』が伝えている。
FAカップ準決勝のマンチェスター・シティ戦を20日に控えているチェルシー。今シーズンのプレミアリーグでは9位に低迷するなど苦しい時期を過ごす同クラブだが、15日に行われた第33節のエヴァートン戦では6−0の大勝を飾っており、良い流れで昨シーズンの王者とのセミファイナルに臨むことが見込まれる。
そんななか、欠場が続いていたスターリングが全体トレーニングに復帰した模様。クラブを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、同選手がウイルスの影響で嘔吐する状態が続いていると明かしていたが、『デイリー・メール』は食中毒による脱水症状に陥っていたと報じ、体調の悪化で体重が減ってしまっていたと説明した。
今シーズンは、ここまで公式戦38試合出場8ゴール8アシストの成績を残しながら、一部サポーターからブーイングを浴びるなど批判の的となっているスターリング。FAカップ準決勝では、クラブを決勝に導く活躍を披露することができるだろうか。
2024年04月19日 00:00
今シーズン限りで現役を引退することを発表した長谷部誠。40歳という節目で指導者への道を歩むことを決めた。
長い現役生活の中、長谷部誠がともにプレーした「最強のチームメイトベストイレブン」をご紹介する。GK:ケヴィン・トラップ
長谷部誠と同僚だったクラブ:アイントラハト・フランクフルト
ヴォルフスブルク時代のスイス代表GKベナーリョや、ドイツの名GKティモ・ヒルデブラントも捨てがたいものの、やはりパリ/サンジェルマンでも一時期レギュラーを担ったケヴィン・トラップがベストだろうか。
長谷部誠が加入してから1年フランクフルトで同僚だったが、その後フランスへと移籍。そして2018年にローンで復帰し、そして1年後に完全移籍。再びチームメイトになった。CB:シモン・ケアー
長谷部誠と同僚だったクラブ:ヴォルフスブルク
現在ACミランでプレーしているデンマークの名DF。イタリア・セリエAのパレルモで若くして活躍したあと、2010年にヴォルフスブルクへと移籍。ここで長谷部誠とともにプレーすることになった。
その後ローマやリール、フェネルバフチェ、セビージャ、そしてアタランタを経て2020年にミランへと移籍。このところは怪我も多くなったが、信頼できるベテランとして存在感を見せる。CB:アンドレア・バルザーリ
長谷部誠と同僚だったクラブ:ヴォルフスブルク
ユヴェントスで長くプレーしていたことで知られるイタリア代表DF。そのキャリアのほとんどは国内でのものであるが、2008年にクリスティアン・ザッカルドの誘いでヴォルフスブルクへと移籍。ドイツ・ブンデスリーガで2年半プレーした。
その間にはマガト監督の下で長谷部誠らとともにブンデスリーガ優勝にも貢献。その後2010年に恩師デル・ネーリが率いるユヴェントスへと移籍していった。CB:アルネ・フリードリヒ
長谷部誠と同僚だったクラブ:ヴォルフスブルク
ドイツ代表で82試合に出場した名ディフェンダー。バイエルン・ミュンヘンにもドルトムントにも所属したことがないが、ヘルタ・ベルリンで長年活躍してブンデスリーガ屈指の選手として名を馳せた。
30歳になった2010年にヘルタ・ベルリンが降格した事もあってヴォルフスブルクへと移籍。ただ怪我のためにあまりプレーすることはできず、1年後に契約が解除されている。MF:ジョズエ
長谷部誠と同僚だったクラブ:ヴォルフスブルク
サンパウロから2007年にヴォルフスブルクへと加入してきたブラジル人ボランチ。小柄な体格ながらも堅実な守備を得意とし、2007年のコパ・アメリカや2010年ワールドカップではブラジル代表の一員となっていた選手だ。
外国人ながらもヴォルフスブルクではキャプテンも務め、2008-09シーズンの優勝にも大きく貢献。ただフェリックス・マガト監督とは折り合いが悪かったとも。MF:マリオ・ゲッツェ
長谷部誠と同僚だったクラブ:アイントラハト・フランクフルト
昨年アイントラハト・フランクフルトに加入してきたマリオ・ゲッツェ。もちろんボルシア・ドルトムントとバイエルンでプレーしたドイツ代表の名アタッカーで、この数年で度重なる怪我や代謝障害を克服。今季はブンデスリーガでも復活を見せている。
かつてのような得点力は影を潜めているものの、そのセンスはやはり抜群。シーズンを通してプレーすることもできるようになっており、ベテランらしい安定感を見せている。MF:ジエゴ
長谷部誠と同僚だったクラブ:ヴォルフスブルク
近年珍しかったブラジルのクラシカルな「司令塔」。繊細なボール扱いとキラーパス、そして自由さを武器にチャンスを作る古典的な選手で、2009-10シーズンに所属したユヴェントスではほとんど活躍できなかった。
そして2010年に加入したヴォルフスブルクでも我の強さからいくつかトラブルもあり、フェリックス・マガト監督とは仲が悪かったという。所属した3年半のうち1年はアトレティコ・マドリーに貸し出されていた。MF:アンテ・レビッチ
長谷部誠と同僚だったクラブ:アイントラハト・フランクフルト
フィリップ・コスティッチかどちらかで迷い、結局選べず。どちらでもいいということで便宜上レビッチを選択しておいた。
2016年にフィオレンティーナからローンでフランクフルトに加入し、すぐさま活躍を見せて完全移籍。2019年にはミランへと貸し出され、1年後に買い取られている。FW:セバスティアン・アレル
長谷部誠と同僚だったクラブ:アイントラハト・フランクフルト
アイントラハト・フランクフルトで最も有力なFWといえば、ルカ・ヨヴィッチやアンドレ・ゴメスになるだろうが、その中でもインパクトはセバスティアン・アレルであろう。
長谷部誠とは2017年から2019年にかけて同僚で、DFBポカールを制覇。その後ウェストハムへと引き抜かれ、それからアヤックス、ボルシア・ドルトムントと渡り歩いている。2022年夏には精巣癌が発覚してスタートが遅れたが、なんとわずか半年でピッチに戻ってくる鉄人ぶりを見せた。FW:エディン・ジェコ
長谷部誠と同僚だったクラブ:ヴォルフスブルク
ヴォルフスブルクの伝説的なストライカーといえば、グラフィッチとエディン・ジェコ。この二人がブンデスリーガ優勝を導いたと言っても過言ではないほどの破壊力を持っていた。
2011年までヴォルフスブルクでプレーしたあとはマンチェスター・シティに移籍し、プレミアでもゴールを量産。その後はイタリア・セリエAに活躍の場を移し、ローマとインテルでプレーした。今季はフェネルバフチェに所属し、38歳で20ゴールを決めている…なんという鉄人ぶりか。
浦和レッズ、「歴代最強の日本人選手」はこの5人!
FW:マリオ・マンジュキッチ
長谷部誠と同僚だったクラブ:ヴォルフスブルク
グラフィッチとも迷ったが、ここは2010年にヴォルフスブルクへやってきたマンジュキッチをピックアップ。2シーズンプレーしたあとにバイエルン・ミュンヘンへと引き抜かれ、それからアトレティコ・マドリーとユヴェントスで活躍。もちろんクロアチア代表での実績も見事なものだ。
キャリアの終盤はカタールとACミランで過ごし、2021年に現役引退。現在はクロアチア代表のアシスタントコーチとして指導を行い、カタールW杯に出場している。
2024年04月18日 23:50
チャンピオンズリーグラウンド8でアーセナルを下し、準決勝にコマを進めたバイエルン・ミュンヘン。次はマンチェスター・シティを破ったレアル・マドリードと対戦することになり、またも強烈な対戦カードとなった。
エースストライカーのハリー・ケインは、早くも準決勝に目を向けている。レアルにはイングランド代表でチームメイトのMFジュード・ベリンガムがおり、イングランドが誇る新旧スターの対決は見ものとなるはずだ。アーセナル戦後、ケインはベリンガムについて口を開いている。英『Mirror』などがコメントを伝えた。
「ジュードは素晴らしいシーズンを過ごしている。彼はトッププレイヤーで、本当に彼のことを嬉しく思っているよ。彼のチームとの新たな戦いになる。これは僕らが二人ともプレイするために海外へ行ったからこそ得られた経験だ」
「それは楽しめるものになるだろうし、きっとイギリスのファンたちは僕ら二人を観ることになるだろうね。僕らは自分自身に集中しなければいけない。もちろん挨拶はするけど、ピッチに立ったら仕事だ」
戦う準備はできているといった様子のケイン。イングランド代表は今夏にEURO2024を控えるが、その前に中心選手二人が欧州最高峰の舞台でどのような戦いを見せるか、興味は尽きない。
2024年04月18日 23:40
17日にチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグでバイエルンと対戦したアーセナルは、敵地で得点を奪えないまま0-1で敗れた。
2024年04月18日 23:20
CLラウンド8でレアル・マドリードと激突したマンチェスター・シティ。3シーズン連続での対戦となり、両者はここ数年接戦を繰り広げてきた。
今シーズンも接戦となったこのカード。最後はレアルがPKの末に勝利を収めたが、どちらが勝ってもおかしくない試合展開だった。撃ち合いの1stレグとは一転して、1点を争う形となった2ndレグ。シティは先制を許した後、幾度となくゴールに迫るも1点が遠かった。
後半に入っても、入りそうで入らない嫌なムードがシティに漂っていたが、その雰囲気を一掃したのが、ジェレミー・ドクだ。ドクは72分にジャック・グリーリッシュに代わり、左ウイングとして出場。グリーリッシュのプレイも素晴らしかったが、1点がどうしても欲しかったこともあり、ペップ・グアルディオラにしては早めの決断だった。
その決断はシティにとって大正解だった。グリーリッシュの対応に追われ、イエローカードを1枚もらっていたダニエル・カルバハルは疲労もあってドクのドリブルに翻弄された。左サイドに活気が生まれ、76分のケビン・デ・ブライネのゴールはドクの突破から始まっている。ドクはこの試合3回のドリブル成功、3回のキーパス、3本のシュート、3回のファウル獲得を記録。ドリブル成功数は両チームトップであり、キーパスの本数もロドリ(5本)、ベルナルド・シウバ(4本)に次いでチーム3位タイ(アカンジもキーパス3回)となっている。72分からの出場で圧巻の記録を残している。
グリーリッシュが相手ディフェンダーの体力を削っていたことも大きいが、ドクが投入されてからシティの得点への期待は高まり、同選手がボールを持つとスタジアムからの歓声も大きくなった。結果的にシティは敗れてしまったものの、ドクからはシーズン序盤のワクワク感が感じられ、シーズン終盤に向けて期待が持てるパフォーマンスを見せてくれたと言えるだろう。(データは『Who Scored.com』より)
2024年04月18日 23:18
明治安田J2リーグのモンテディオ山形は18日、DF吉田泰授とプロA契約を締結したことを発表した。
2000年4月21日生まれで現在23歳の吉田は、左サイドバックを主戦場とするプレーヤー。地元福島県の強豪である尚志高等学校から山梨学院大学へと進学し、在学中の2022年7月に翌年からの山形加入が発表され、特別指定選手として8月31日のファジアーノ岡山戦でトップチームデビューを果たした。プロ初年度はリーグ戦3試合の出場にとどまった吉田だが、2年目となる今シーズンは開幕からレギュラーに定着。ここまで明治安田J2リーグで8試合に出場している。
クラブの発表によると、4月3日に行われた2024明治安田J2リーグ第8節・V・ファーレン長崎戦(0−2●)の出場により、プロA契約締結条件となる公式戦通算出場時間の条件を満たし、プロC契約からプロA契約に変更となった。
2024年04月18日 23:16
メキシコ生まれ、メキシコ育ちのジャイール氏は、数年前まで縁もゆかりもなかった日本のサッカークラブ、アスルクラロ沼津(明治安田J3リーグ)を応援している。
きっかけは2018年、インターネット上で偶然、サッカーのユニフォームを着た日本のアニメキャラクターの画像を見つけたことだった。
サッカーを愛するジャイール氏は、ユニフォームをきっかけに「これは何というアニメだろうか」と興味を持ち、調べてみると『ラブライブ!』であることがわかった。そして、何気なく『ラブライブ!』シリーズを見始めたところ、いつのまにかアニメに夢中になっており、同シリーズの舞台となる沼津市がホームタウンのアスルクラロ沼津の動向も追うようになったという。
アスルクラロ沼津の応援を始めたジャイール氏は、日本在住の友人経由で公式ユニフォームを複数枚入手。2022年にはJ3ライセンス維持(ホームスタジアム照明改修資金の調達のため)を目的としたクラブのクラウドファンディングにメキシコから支援金を送った。
そんなアスルクラロ沼津サポーターとなったジャイール氏だが、メキシコで生活しているため、試合会場まで応援しに行くことはできない。それでも、クラブを少しでもサポートしたいと思い、今月17日に開催された2024 JリーグYBCルヴァンカップ・1stラウンド2回戦、アスルクラロ沼津対北海道コンサドーレ札幌の最も高額なチケット(SS指定席)を購入。そして、自身のXで「チケットを無償で譲渡したい」、「スタジアムを埋めないと!」と投稿し、代わりに応援してくれる人を募った。
その後、購入したチケットは静岡県に住む男性の手に渡り、その男性がジャイール氏の代わりにスタジアムでアスルクラロ沼津を応援。試合は1−3で札幌に敗れたが、ジャイール氏とチケットを譲り受けた男性は、海外旅行をしたことがないジャイール氏が「いつか来日できたら、一緒に沼津のスタジアムに行こう」と連絡を取り合ったという。
ジャイール氏の夢は、アスルクラロ沼津をスタジアムで応援すること。そのための貯金を続けており、うまくいけば今年後半に父親と来日できる可能性があるという。現在テレビ局で勤務している同氏は、「もしも今年日本に行ける場合、もちろん沼津でアスルクラロを応援したい。それに加えて、10月20日に開催される2024明治安田J3リーグ第33節のツエーゲン金沢とのアウェイ戦にも足を運びたいんだ。そこで今年の元日に発生した能登半島地震というとてつもない困難から前に進もうという金沢の人たちの様子を、何らかの形でメキシコで紹介できればと考えている」と、日本で実現したいことを語った。
なお、ジャイール氏はメキシコのスタジアムでサッカー観戦する際、アスルクラロ沼津のユニフォームを着用して行くという。過去には、メキシコの全国放送に大きく映し出され、アスルクラロ沼津の公式SNSやJリーグの公式SNS(英語版)に取り上げられることもあったそうだ。
取材・文=阿部将仁
【写真・動画】アスルクラロ沼津公式やJリーグの公式SNS(英語版)、メキシコの全国放送に映るジャイール氏
😲👏🙌 https://t.co/IKrzj3RtZE— アスルクラロ沼津【公式】 (@azulclaro1990) September 17, 2023
¡¡¡G⚽⚽⚽L!!!
Recorte dentro del área y disparo al lugar preciso. 👌🏼
📞 Viri Salazar ya puso el primero en el BBVA.#VamosPorEllas👊🏼 | 📹#NoTeLoPierdas pic.twitter.com/v8H21JF8OG— LigaBBVAFemenil (@LigaBBVAFemenil) September 16, 2023
2024年04月18日 23:10
マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドと得点王の座を争うことになると誰が予想しただろうか。
2024年04月18日 22:46
ローマ18日、ダニエレ・デ・ロッシ監督の来季続投を発表した。
ジョゼ・モウリーニョ監督のもと今シーズン開幕から戦ってきたローマだったが、リーグ戦20試合を終えて8勝5分け7敗で9位と調子を上げられず、1月にシーズン途中でモウリーニョ監督を解任。その後任として、クラブのレジェンドであるデ・ロッシが今シーズン終了までの契約期間で新監督に任命された。
デ・ロッシ監督就任後のローマはセリエAで11試合を戦い、7試合無敗を含む8勝2敗2分けの勝ち点26を記録し、順位を9位から5位まで上昇。また、ヨーロッパリーグ(EL)では準々決勝に進み、11日に行われたファーストレグのミラン戦ではアウェイの地で1−0と勝利を収めた。
ローマはクラブ公式サイトでフリードキンオーナーの言葉として「昨日の午後、ダニエレ・デ・ロッシと会談した後、彼が今季終了後の近い将来もローマの監督を続けると発表できることを嬉しく思います」と来季の続投を明言し、続けて「彼が監督として在任した短い期間で、彼のリーダーシップがクラブ全体にもたらしたポジティブな影響が全てを物語っています」とデ・ロッシ監督のリーダーシップを評価した。
さらにローマは「ダニエレは敬意と勇気を持ってリーダーシップを発揮し、彼の強さとクラブに深く根付いた信念はローマの価値観、街、そして比類のないサポーターと完全に一致しています」とし、「ローマサポーターにふさわしい未来を届けるため、一緒にハードワークを続けます」とデ・ロッシ監督のもと高みを目指すべく歩みを続けると宣言した。
なお、ローマは「更なる詳細は近日中に発表する」とし、デ・ロッシ監督との新たな契約期間などは後日発表されることとなった。
2024年04月18日 22:40
前節0-5で敗れたレヴァークーゼン戦への帯同を拒否したことが問題となっているブレーメンMFナビ・ケイタ。
クラブ側はレヴァークーゼン戦後にケイタと話し合うとコメントしていたが、独『Die DeichStub』は今夏にこのままケイタとの契約を解除する可能性が高いと取り上げている。
ケイタは今季終了までチームトレーニングへの参加が禁止となり、高額な罰金処分も科せられたという。
チームメイトのFWマーヴィン・ドゥクシュはレヴァークーゼン戦でのケイタの帯同拒否について、「正直に言うと、これまでこんなことは経験したことがない。ロッカールームでシャワーを浴びている時に、ケイタが私服のまま出て行ったことを告げられたんだ」と困惑気味だ。
昨夏にリヴァプールからブレーメン入りしたケイタにはライプツィヒ時代のパフォーマンスを取り戻すことが期待されていたが、怪我もあってリーグ戦5試合の出場のみに終わっている。他にもチームミーティングへの遅刻など素行面の問題を指摘されることもあり、このまま別れるとなれば大失敗の補強となりそうだ。
2024年04月18日 22:10
チャンピオンズリーグ準々決勝でバルセロナと対戦したパリ・サンジェルマンは、エースのキリアン・ムバッペが試合から消えている時間帯があった。
これはバルセロナ守備陣が上手くムバッペを抑えていたからであり、2ndレグの前半20分までのバルセロナ守備陣のパフォーマンスは称賛されるべきだろう。
しかし2ndレグでは29分にDFロナルド・アラウホが決定機阻止の判定でレッドカードをもらってしまい、バルセロナは60分間を10人で戦うことになった。それで抑えられるほどPSG攻撃陣は甘くなく、バルセロナはホームで4失点も喫してしまった。
そのうち2ゴールを決めたのは、試合から消えている時間帯もあったムバッペだ。61分にPKを決め、89分にはゴール前の混戦からダメ押しの2点目を記録。ここぞの場面で力を発揮してくるあたりはさすがだ。
情報サイト『Transfermarkt』によると、これでムバッペはCL決勝トーナメントのアウェイゲームで15ゴールを挙げたことになる。これは25ゴールを奪っているFWクリスティアーノ・ロナウドに次いで2番目に多い。
3位はFWカリム・ベンゼマで14ゴール、4位はFWリオネル・メッシで12ゴール、5位はFWサディオ・マネで11ゴールと続いているが、ムバッペはまだ25歳だ。このままのペースならばロナウドを超えることも不可能ではない。
決勝トーナメントのアウェイゲームで得点を奪うのは至難の業だが、チームのエースにはアウェイでこそ決定的な働きが求められる。ムバッペにはその勝負強さがあり、これもムバッペが特別な選手と考えられている理由だ。
2024年04月18日 22:00
カタールで開幕したU23アジアカップ。
2024年04月18日 21:52
マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドは、アイコンである長髪を束ねるヘアゴムの制作会社への投資を決めたようだ。17日、イギリス紙『デイリー・メール』などが伝えている。
今シーズンここまで公式戦39試合出場31ゴール6アシストの成績を残しているハーランド。マンチェスター・シティ加入2年目の今季も得点を量産中のストライカーは、以前より艶やかな金髪が代名詞となっており、長髪を束ねる際に母国ノルウェーのヘアアクセサリー会社『ボン・デップ』が製造するヘアゴムを使用してきた。
そんななか、同紙によるとハーランドは『ボン・デップ』への投資を決断した模様。ハーランドのヘアゴムの使用を機に、収益が急上昇している『ボン・デップ』は、今回新たに同選手とのパートナーシップを締結し、ハーランドのマーケティングチームは同選手が『ボン・デップ』の少数株主になったことを明らかにした。
また、『テレグラフ紙』によると、『ボン・デップ』は現在の年間売上高(700万ポンド相当/約13億円)を2倍にする野望を抱いており、ハーランドとの関係が強化されることで、さらなる売り上げ向上を期待している様子。なお、同選手は『クネッキ』という製品を愛用しており、様々なカラーを展開しながら「髪を傷めず高品質で耐久性があり、引っかかりにくいヘアゴム」として宣伝されている。
今回の契約締結に際しハーランドはコメントを発表。「『ボン・デップ』の株主になれることを誇りに思う。『クネッキ』は何年もの間、僕が頼りにしているヘアゴムであり、間違いなく世界最高のものだ」と述べた。
2024年04月18日 21:14
明治安田J1リーグのサガン鳥栖は18日、これまでスポーツダイレクターを務めていた小林祐三氏の退任と、池田圭氏の同役職就任を発表した。
1986年10月20日生まれの池田氏は現在37歳。流通経済大学から2009年シーズンよりサガン鳥栖に入団すると、在籍した11年間で公式戦308試合出場46ゴールを記録するなど活躍した。2019年にはFELDAユナイテッドFC(マレーシア)へと期限付き移籍し、同年12月に現役を引退。以降は鳥栖で強化担当などを歴任してきた。
今回のスポーツダイレクター就任にあたって池田氏はコメントを発表。以下の通り意気込みを明かしている。
「ファン・サポーターの皆さま、いつも熱い声援ありがとうございます。池田圭です」
「2009年より11年間選手としてプレーし、2020年からフロントを務めてまいりました。この15年間はプロキャリアを過ごした時間の全てであり、サガン鳥栖のDNAを紡いできた時間でもあります。僕の目指すサガン鳥栖は、クラブに関わる全ての人たちがクラブを通じて人生が豊かになることです。それは、このクラブで長く過ごしてきた僕なりの結論でもあります」
「今我々がすべき事は歩みを止めず、常に最善の準備をする事です。次節ホームゲーム鹿島戦、クラブは17の誇りを胸にサガンティーノの皆さんと共に一岩となって戦います。熱いハートでゴールを揺らしましょう!」
2024年04月18日 21:00
昨シーズンのCL王者マンチェスター・シティはラウンド8でレアル・マドリードと対戦。2戦合計スコアは4-4の引き分けだったが、PK戦の末に敗退を喫してしまった。
2ndレグはレアルに先制点を許してしまったが、120分を通して試合を支配していたのはシティだ。再三チャンスを作り、レアルのゴールに迫ったが、意地を見せたレアルが勝負強さを見せた。残念な結果に終わってしまったシティだが、指揮官のペップ・グアルディオラはチームを称賛し、FAカップとプレミアリーグのタイトルに向けて再び立ち上がらないといけないとコメントを残した。
「自分たちがやってきたことに後悔はない。他のスポーツなら統計で勝てただろうが、これがサッカーの素晴らしいところだ。ヨハン・クライフは『運は存在しない』と言ったが、彼と同意見だ。今夜は点を取ることができなかった。 痛いけど、なんと素晴らしい負け方だろう。今夜は気分が悪いし、自分たちを奮い立たせなければならない」
「この選手たちに何と言えばいいのか?我々は自分たちが自分たちであること、そして自分たちのやっていることを示す必要があった。まだ十分じゃなかった、それだけ」(英『Daily Mail』より)
ペップは今大事なことは体を休ませて週末のFAカップに向けて気持ちを切り替えることだとも語っており、120分、そしてPK戦まで戦った選手たちを労いながら、次の戦いに気持ちを切り替えている。
今シーズンのCLの旅は終わってしまったが、FAカップ連覇や前人未到のプレミアリーグ4連覇などシティにはまだ戦うべきタイトルが残っている。そのためにもまずはFAカップ準決勝を勝たなければならない。相手は好調のチェルシーであり、今シーズンシティは勝つことができていない相手でもある。悔しい敗戦をした次の試合こそ、本当に強いチームかどうかが試されるが、ペップ・シティは再びタイトルに向けて前進することができるだろうか。