2023年02月09日 18:15
バレンシアは、“ボロ”ことサルバドール・ゴンサレス・マルコ暫定監督の後任として、ヌーノ・エスピリト・サント氏の招へいを検討しているようだ。8日、スペイン紙『アス』が伝えている。 昨シーズン終了後にコパ・デル・レイ(国王杯)準優勝の立役者でもあるホセ・ボルダラス氏を解任し、新監督としてジェンナーロ・ガットゥーゾ氏を迎えたバレンシア。“狂犬”に違わぬ振る舞いで若手選手の多いチームを鼓舞する姿に加えて、最後尾からボールを繋いでいくスタイルは、“名門復活”の兆しを感じさせるものだった。しかしW杯中断明け以降は不調に陥ると、ラ・リーガ第19節バジャドリード戦の敗戦が引き金となり、1月31日に双方合意で契約を解除。シンガポール人の実業家ピーター・リム氏がオーナーになって以降、ここ9年で10人目の監督退任となっている。 ガットゥーゾ前監督の後任として、“火消しのスペシャリスト”ボロがピーター・リム政権下で6度目の暫定監督を務めているものの、期待された復活劇を見せることなく、降格圏との勝ち点差が「1」の17位と低迷が続いている。『アス』によると、この状況を打開しようとピーター・リム氏がミゲル・アンヘル・コロナSD(スポーツディレクター)をシンガポールに呼び寄せた模様。ボロの進退に関する協議が行われ、今後数時間でバレンシアのベンチの将来が決定されると報じている。 また『アス』は、すでに複数のオプションがテーブルに置かれているが、その内のひとつにあたる“ボロ続投”の可能性は低いと指摘。一方でリム氏らの本命は、かつてバレンシアで指揮を取ったヌーノ・エスピリト・サント氏の招へいのようだ。しかしヌーノ氏は今現在、アル・イテハド(サウジアラビア)の監督を務めており、同クラブが設定する500万ユーロ(約7億3000万円)の契約解除金を支払うか検討していることも併せて伝えている。 ここ数シーズンはピッチ外の問題に悩まされ続けているバレンシアだが、11人目の新監督招へいで長い長いトンネルから抜け出すことはできるのだろうか。
2024年04月20日 21:24
日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルは、チャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝でバイエルンに2戦合計2−3で敗れた。
ヨズア・キミッヒの決勝ゴールでホームでのセカンドレグをモノにしたバイエルンのファンは試合後、最寄りの駅に向かう道で「帰りはアーセナルファンが静かでよかったぜ」と口々に話していた。たしかにすでにアウェーサポーターの姿はない。
アーセナルファンの試合前の熱気には相当なものがあった。街中でも、電車の中でも、高らかに歌うファンが多くみられた。スタジアムでもアウェー席からチームの勝利を願い続けていた。
ホームで行われたファーストレグで、アーセナルはバイエルンの右サイドに入ったドイツ代表FWレロイ・ザネを抑えきれずに苦しんだ。
ザネは恥骨結合炎に苦しみ、ここ最近はほぼトレーニングもできていない状態だったが、左SBスタメンで起用されたヤクブ・キビオルがたびたび突破を許し、2失点ともそのサイドから献上してしまった。
ここを修正しなければ、セカンドレグでも同じようなことが起こってしまう。アーセナルのミケル・アルテタ監督が送った刺客が冨安だった。対人戦での対処、ボールロストを察知した帰陣の速さにはさすがなものがある。空中戦での競り合いでも安定感を見せる。
16分に相手左サイドからのワイドなサイドチェンジへの対応が少しずれ、ザネに突破を許しかけたが、味方のブロックに救われる。その後は、ザネヘのパスを許さないポジショニングで攻撃の糸口を与えず、背後からの巧みなチェックでボールを奪取するシーンも目立った。
ハーフスペースに顔を出し、相手守備を自分に引き寄せて周囲の選手をフリーにさせるシーンも何度かあった。逆にそこからのポジションチェンジでスルスルと前線に顔を出し、パスを受けてクロスに持ち込む場面も。
アルテタ監督が試合後「まるでチェスマッチのような試合だった。お互いが相手のミスを待っているような前半だった。チームには大事なポジションで確かな秩序が必要だった」と振り返っている。冨安の起用はまさにそのための大事な一手だった。
どちらも相手の調子を消しながら慎重に試合を運ぶ神経戦。この日唯一のゴールが生まれたのは65分だった。右サイドからザネがドリブルで持ち込みセンタリング。逆サイドに流れたボールをラファエル・ゲレイロが拾い、一拍ためてから左足でクロス。ファーポストから猛然と飛び込んできたキミッヒがヘディングでゴールに叩き込んだ。アーセナルにとっては、最後の最後でマークがずれてしまったことが悔やまれる。
【動画】アンリが冨安の守備対応を批判! アーセナルの失点シーン
結果としてバイエルンが一枚上手だったが、冨安のパフォーマンスは上々だった。ザネにファーストレグほどチャンスを作らせなかった。このアタッカーが、ドイツの専門誌や地元紙からの採点で軒並み及第点止まりだったのがその証左だ。
「サイドバックの人材難に苦しんでいたバイエルンからしたら」と考えて、思い出した。そういえば今年の1月にバイエルンが冨安獲得に動いていたという話が出ていた。負傷者が続出したことに加えて、左SBのレギュラーだったカナダ代表アルフォンソ・デイビスは、移籍騒動が影響してか、本調子からほど遠い低調なパフォーマンスに終始していた。
最終ラインならどこでも高いレベルでプレーでき、戦術理解度が高く、秩序だったチームプレーが約束される。様々なオプションになりうる日本代表DFはまさにバイエルンにとって必要な選手だったはず。
結果として、バイエルンはトッテナムからエリック・ダイアー、ガラタサライからサシャ・ボエを獲得した。ただ3000万ユーロもの投資をして補強した後者は左大腿筋損傷で長期離脱。それ以前も不安定なプレーの連続でファンをがっかりさせていた。
もしかしたら、アーセナル戦を終えてバイエルンの首脳陣は、「レンタルでもトミヤスの獲得にもっと本腰入れて動いていれば...」と悔やんでいるかもしれない。
取材・文●中野吉之伴
2024年04月20日 20:55
バルセロナに所属するデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンが来シーズンの残留を明言した。20日、スペイン紙『マルカ』が同選手のコメントを伝えている。
現在28歳のクリステンセンはチェルシーの下部組織出身で、2014年10月にトップチームデビューを果たした。2015年7月にはボルシアMGへとレンタル移籍で加入し、2シーズン主力として活躍。チェルシー復帰後は公式戦158試合出場2ゴールを記録しており、チャンピオンズリーグ(CL)制覇やFIFAクラブワールドカップ優勝などに貢献した。2022年7月にはフリートランスファーでバルセロナに加入。今シーズンはここまで公式戦35試合出場1ゴール2アシストをマークしている。
カタルーニャのテレビ局『TV3』に出演したクリステンセンは、「来シーズンは間違いなくここにいる。契約はまだ2年残っているし幸せだよ」とコメント。クラブとの現行契約を2026年6月末まで残す同選手は、バルセロナで過ごす日々に満足感を示しながら残留する意向を明かした。
また、今季はアンカーとしての出場が増えているクリステンセンだが、17歳という若さでセンターバックのレギュラーを確保しつつあるスペイン代表DFパウ・クバルシに対して、「彼は最初の瞬間からチャンスを最大限に生かした。とてもうまくチームに加わったし、僕たちを大いに助けてくれた」と称賛。続けて、「彼だけでなく、ラミン(・ヤマル)や他の選手たちもね。彼らがどのように僕たちを助けてくれたか想像してみてほしい。彼らは僕たちを次のレベルに連れて行ってくれたし、クラブの誰もが彼らのパフォーマンスにとても感銘を受けている。足元でボールを扱うのがとてもうまい選手たちだ」と頭角を表す若手選手について見解を述べている。
2024年04月20日 20:30
元バルセロナでブラジル代表としてW杯を制覇した経験も持つレジェンド、リバウド氏が英ブックメーカー『Betfair』のコラム内でバルサの次期監督候補にジョゼ・モウリーニョ氏の名を挙げた。
このスペインのビッグクラブは、シャビ・エルナンデス監督が今シーズン終了とともに退任する意向を持っていることから、後任への関心が高まっている。会長のジョアン・ラポルタ氏が彼にチームに残ることを説得しているとも言われているが、どうなるかはまだわからない。
この古巣の現状を受けて、リバウド氏は自身のコラムの中で、マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督のバルセロナ復帰待望論がごく一部で持ち上がっていることに関して「グアルディオラがすぐにバルセロナに加わるとは思わない。唯一の現実的なチャンスは、彼が家に戻って家族生活をもっと楽しみたい時だろう」と言及した。そして、それよりも「モウリーニョ氏の就任の可能性の方が高い」と述べ、「それがバルセロナにとって素晴らしい契約になる」とまで語った。
リバウド氏はその理由を「彼はスペインリーグ、チャンピオンズリーグを知っており、豊富な経験を持っている。これまで勝ちを収め続けてきた名将だ」とその実績を強調。事実、ポルトを指揮し、2003-04シーズンCLを制覇して名を挙げてから、チェルシー、インテル、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム・ホットスパー、ローマと強豪クラブにいくつもの勝利を与えてきた。
しかし元レアルの監督だったことから、熱狂的なファンの間では拒否反応が出ることは予測される。リバウド氏は最後に「ライバルチームでプレイしたり監督したりした選手やコーチを受け入れないファンがたくさんいる。しかしジョゼ・モウリーニョはすでにサー・ボビー・ロブソンとともにバルセロナに在籍しており、彼は素晴らしい人物だ」とその批判が正当性を持たないこと、またバルセロナにとってこの選択がマイナスではないことを示唆した。
果たして来シーズン、モウリーニョ氏がバルセロナを指揮する姿が見られるだろうか。動向に注目したい。
2024年04月20日 20:00
リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドはマンチェスター・シティとのタイトル争いではミスは許されないと語った。
2024年04月20日 20:00
坂元達裕が所属するイングランド2部コヴェントリー・シティがFAカップで好調だ。
21日にウェンブリー・スタジアムで開催される準決勝では、名門マンチェスター・ユナイテッドと対戦。この大一番で坂元の負傷欠場が大変残念である。
その準決勝を目前にしたタイミングで、クラブは“伝説ユニフォーム”の復刻版を発売した。Coventry City 1987 FA Cup Final Retro Jersey
コヴェントリー・シティ 1987 FAカップ ファイナル 復刻レトロユニフォーム
コヴェントリーは1986-87シーズンのFAカップで初優勝を遂げたが、その決勝戦で着用したユニフォームが今回復刻版として登場した。ユナイテッドとの準決勝前という、ある意味では最高のタイミングといえる。
ユニ・デザインはもちろん、胸スポンサーロゴ「GRANADA BINGO」までしっかりと再現し、コアなファンも納得の仕上がりとなった。
1986-87シーズン当時のキットサプライヤーはTriple S Sportだったが、今回のレトロユニフォームはイングランドの復刻版専門ブランドScore Drawが手掛けている。コヴェントリー公認のブランドだ。
右胸にはトロフィーを囲むようにして“FA Cup Final Wembley 1987”を刺繍するが、これはオリジナルと同じ仕様。
まるで優勝記念のようなFinal刺繍のユニフォームを着た87年のチームは、決勝戦でトッテナムホットスパーを撃破して歴史的な初優勝を成し遂げる。
準決勝で延長の末にリーズ・ユナイテッドを退けたコヴェントリーは、1987年5月16日にウェンブリー・スタジアムで行われた決勝戦でトッテナムと対戦。
試合はトッテナムがリードしコヴェントリーが追いつくという展開で進むが、2-2で迎えた延長6分のトッテナムのオウンゴールで、ついにコヴェントリーが初めてリードを奪う。結局試合はそのまま3-2で終了となり、コヴェントリーが悲願の初優勝を達成した。
80年代といえばこちらも!名門『UMBRO』による「80年代イングランド」ユニフォーム5選
クラブとファンにとっては伝説の優勝ユニフォームの復刻版。クラブのオンラインストアで先行販売するも完売となり、現在は実店舗のクラブストアのみで販売されている(在庫の有無については不明)。
なお、仮に21日の準決勝でユナイテッドに勝利した場合、決勝でコヴェントリーを待ち受けるのはマンチェスター・シティかチェルシーのいずれか。準決勝もう一つのカードは20日に行われる。
2024年04月20日 19:48
U-23日本代表は現地4月19日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップのグループステージ第2節でUAEと対戦。2−0で快勝し、連勝で決勝トーナメント進出を決めた。
初戦の中国戦(1−0)からスタメンを7人入れ替えた大岩ジャパンは、27分に木村誠二のヘディング弾で先制すると、66分にも川粼颯太が頭でネットを揺らし、2点差に。このまま無失点に抑え、終始圧倒して勝点3を手にした。
この試合を現地で取材していたカタールのメディアは、日本の戦いをどう見たのか。『カタール通信社』のカマル・アーメド記者に話を訊いた。
【PHOTO】U-23日本代表のUAE戦出場15選手&監督の採点・寸評。木村の守備の安定感は抜群。守備陣は軒並み高評価
「日本のチームは距離感が良く、サイドの連係が素晴らしいと感じた。UAEのサイドの守備が軽いから日本もその弱点を突いてきた。クロスの精度も中盤でのコントロールも非常に良いね」
こう切り出した同記者は続けて、「個人的に日本は韓国にも勝つのではないかと思っている。日本はとても良いチームで、すべてのグループの中でもナンバーワンだ」と評価した。
また特に印象に残った選手を訊くと、2選手を挙げ、「7番のヤマモト(山本理仁)は非常に良いプレーをしている。そして、先制点を決めた5番(木村誠二)のディフェンスも印象に残っている。常にフォワードをマークしていて、体力もあって、フィジカルも強い」と絶賛していた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月20日 19:37
ロサンゼルス・ギャラクシーに所属する吉田麻也が4月20日、自身のインスタグラムを更新。今季限りでの現役引退を表明したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠にメッセージを送った。
日本代表時代の2人の写真や、川島永嗣(ジュビロ磐田)や内田篤人氏らとの4ショットを公開し、以下のように綴った。
【画像】吉田麻也が長谷部&川島&内田との4Sを公開
「長谷部キャプテン、長い間お疲れ様でした!長過ぎてます。バケモンやん。35歳とかが全然すごくない感じになっちゃったのはあなたのせいです。いつも奢ってくれてありがとうございます。また奢ってください。ずっと奢ってください。そして、川島先輩はずっと元気。笑 内田、特になし」
この投稿には、「麻也さんらしいコメント」「『内田、特になし。』…笑」「私的にこの4人のショットは神です」「麻也さんらしいコメントに大笑いしました(笑)」「ホントこの世代大好き!キャプテンからキャプテン!尊い!」といった声が寄せられた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 19:15
4月20日、ヴィッセル神戸はJ1第9節で湘南ベルマーレと敵地で対戦し、1−0で勝利した。
2024年04月20日 19:11
ラツィオの鎌田大地は4月19日に開催されたセリエA第33節ジェノア戦で先発フル出場。ルイス・アルベルトの決勝点をアシストし、1−0の勝利に大きく寄与した。
67分、フェリペ・アンデルソンにボールを預けた鎌田はボックス内に走り込み、ブラジル代表FWからのリターンパスを折り返す。このラストパスをルイス・アルベルトがゴールに突き刺した。
ラツィオ専門サイト『cittaceleste』によると、見事なスルーパスでプレアシストをしたF・アンデルソンは、「カマダは来て1年だが、すぐに献身的だった」と賛辞を寄せた。
【動画】伊メディアが絶賛した鎌田の絶妙アシスト
「出ていないときも、彼はすごく仕事していた。これは僕らが団結したグループで、すべての試合で勝利を望んでいることを示している」
マウリツィオ・サッリ前監督の下では出番に恵まれなかった鎌田だが、イゴール・トゥドール体制になってからは立場が激変。レギュラーとして起用されている。
それでも、ラツィオとの契約が1年の鎌田は、延長オプションを行使せず、夏に再びフリーで移籍する意向とも言われる。トゥドールから信頼され、得点と勝利に関与するようになり、確かな地位を手にしつつあるのは確かだ。それでも、また移籍の道を選ぶのか。選択に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 19:09
浦和レッズは4月20日、J1第9節でガンバ大阪とホームで対戦した。
序盤からボールを保持して攻勢を仕掛けるも、得点を奪えないまま迎えた78分、G大阪のFW坂本一彩にネットを揺らされ、これが決勝点に。0−1で敗れた。
試合後のフラッシュインタビューでペア・マティアス・ヘグモ監督は、悔しい結果に終わった一戦を、こう振り返った。
「前半は試合をコントロールできていた。あまり大きなチャンスを作れなかったが、焦れずにボールを動かし続ければ、後半にチャンスを作れると思っていたし、実際にポストに当たるシュートなどがあった。ただ一度、カウンターを与えてしまったところで、しっかりと止められていればと思った」
【PHOTO】ゲームを華やかに彩るJクラブ“チアリーダー”を一挙紹介!
また、15本ものシュートを打つなど好機を作り続けた選手たちに謝意を表した。
「選手たちは最後までトライしてくれた。勝てなかったことは残念だったが、やってくれたことは感謝している。今日の試合は、得点が決まらなかったこと以外は、よくやっていたと思う。先にゴールが決まっていたら、まったく違う試合になっていた」
前節の柏レイソル戦(0−1)に続き、ノーゴールで敗れた浦和は次戦、24日にルヴァンカップの1stラウンド2回戦でJ3のガイナーレ鳥取と相まみえる。中3日での連戦で指揮官は、チームを立て直せるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 19:00
Jリーグは4月20日、J1第9節の7試合を各地で開催した。
いまだ無敗の広島は札幌と対戦。開始10分にスパチョークの先制弾を許したが、50分に中野就斗のゴールで追いつき、1−1の引き分けに持ち込んだ。
昨季王者の神戸は湘南に1−0で競り勝つ。スコアレスで迎えた90+3分、武藤嘉紀が勝点3を引き寄せるゴールを決めた。
浦和と相まみえたG大阪は、坂本一彩が挙げた1点を守り抜き、1−0で勝利。新潟は谷口海斗の決勝弾で京都を1−0でくだした。
鳥栖対鹿島は、鳥栖がマルセロ・ヒアンの2得点などで4−2の勝利。福岡対磐田は2−2のドロー決着、川崎対東京Vはスコアレスドローに終わった。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
J1第9節の結果と予定は以下のとおり。
▼4月20日開催分
札幌 1−1 広島
京都 0−1 新潟
鳥栖 4−2 鹿島
湘南 0−1 神戸
福岡 2−2 磐田
浦和 0−1 G大阪
川崎 0−0 東京V
▼4月21日開催分
FC東京 15:00 町田
名古屋 15:00 C大阪
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 19:00
マンチェスター・シティの指揮官ペップ・グアルディオラは、FAカップ準決勝のチェルシー戦を前に、昨夏にシティを退団したコール・パルマーについて言及した。
2024年04月20日 18:34
苦しい時期が続いている。
川崎フロンターレは4月20日、J1第9節で東京ヴェルディとホームで対戦。0−0で引き分けた。連敗は止めたが、これで4戦未勝利。その4試合はすべて無得点に終わっている。
ポゼッションで上回った東京V戦では14本のシュートを放ち、枠内は5本。いずれもモノにできなかった。試合後、鬼木達監督は「最後は質。ピンチになるのも質だし、点を取れないのも質。そこを突き詰めていく。そこに尽きる」と語った。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
9試合を終えて、戦績は2勝2分5敗。勝点8で16位に沈む。この状況にSNS上ではエールが送られる一方で、以下のような声もあがった。
「勝てないな...」
「誰が見ても立派な残留争いよ」
「決定力が無さすぎる」
「なにより点が遠い」
「めっちゃ沼ってて悲しい」
「マジでどしたん」
「なかなかやばそう」
「弱すぎて話にならない」
「魅力ゼロすぎる」
「攻撃に怖さがない」
「鬼木はもう解任だろ」
「いよいよ降格あるかこれ」
次節は28日にサンフレッチェ広島のホームに乗りこむ。4勝5分の無敗で上位に絡む難敵を相手に、流れを変えるような戦いぶりを見せられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 18:30
昨季、元Jリーガーの鄭大世氏はJ2で戦う“古巣”FC町田ゼルビアのパフォーマンスを見て「このサッカーは夏無理だろう」と思ったという。何より走力が求められ、ハイプレスを怠らない。真夏には“しんどいスタイル”でJ1昇格を果たすのは不可能だろうと否定的に考えていたのだ。
しかし、得点源のエリキをシーズン途中に怪我で失いながらも結果は堂々のJ2制覇。鄭大世氏曰く「剥がされるのを承知で必ず行くプレスが勝因」だった。
今季J1、鄭大世氏は2節の名古屋グランパス戦を前に「(町田は)J1の洗礼を浴びるだろう」と予想していた。「名古屋は経済的に豊かで個がしっかりした選手を獲得している印象なので、そう思いましたが」(鄭大世)、結果は町田の勝利(1-0)だった。
そんな鄭大世氏は「これ優勝するな」と町田のJ1制覇を大胆宣言したのが続く鹿島アントラーズ戦。「(当時は)鹿島で止められないならどこもダメかなと思って見ていたら、鹿島はほとんどチャンスを作れなかった」(鄭大世)。
キック&ラッシュに近い町田の戦い方を、鄭大世氏は「ビルドアップでミスが起きないからショートカウンターを受けない」と評価している。
「相手の陣地でプレッシャーをかける時も前2枚で追って、ボランチはなかなか出てこない。それを最後までやるためにメンバーを(試合途中に)代えるし、後ろの4-4のブロックは絶対に崩さない」
鄭大世氏は黒田剛監督のことを「絶対に負けられない試合を何十年もやってきた指揮官」と評する。
「(今の町田は)青森山田高のサッカーをしている。徹底的に負ける要素を排除した洗練された戦術」
J1の8試合を終えて5勝1分2敗の3位。直近のリーグ戦でヴィッセル神戸に敗れたとはいえ、序盤戦の快進撃は決してフロックではない。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【記事】「俺はもうサッカーは一切見ない」中田英寿が指摘する現代フットボールの問題点「分かっていない人が多い」
2024年04月20日 18:28
2024明治安田J2リーグ第11節の5試合が20日に各地で行われた。
揺れる最下位徳島ヴォルティスは、敵地で藤枝MYFCと対戦。38分にFWブラウンノア賢信が獲得したPKを沈めて先制に成功すると、この1点を最後まで守り切った。吉田達磨前監督の解任に始まり、スペイン路線を掲げた岡田明彦強化部長の辞任と島川俊郎の電撃引退、そして象徴の西谷和希との契約解除など激動の時期を過ごした果てに、7試合ぶりの勝利。依然として降格圏には変わりはないものの、最下位を脱出した形に。対する藤枝は、19位に転落している。
ともにJ1復帰を目指す首位清水エスパルスと5位ベガルタ仙台が、『IAIスタジアム日本平』で激突。均衡を破ったのは、清水FWルーカス・ブラガ。FWカルリーニョス・ジュニオのポストプレーに抜け出し、最後は相手GKとの1対1を決め切ったのだ。さらに、FW北川航也とMF西原源樹にもゴールが生まれた。2度に渡って1点差に詰め寄られたものの、清水が3−2で昇格のライバルを退けている。
前節終了時点で4勝3分3敗の7位ながら、いまだに本拠地『JIT リサイクルインクスタジアム』での勝利がないヴァンフォーレ甲府。今節は19位ザスパ群馬をホームに迎えると、6分のFWピーター・ウタカの先制点を口火に攻撃陣が爆発。前半だけで3得点を挙げるなど、最終スコアは4−1に。“夢叶う小瀬”で、待望のシーズン初白星をサポーターに届けている。
その他、3位ファジアーノ岡山が2−0でロアッソ熊本を撃破。13位のモンテディオ山形は愛媛FCを2−1で退け、“みちのくダービー”での敗戦を払拭している。
■第11節
▼4月20日(土)
ファジアーノ岡山 2−0 ロアッソ熊本
藤枝MYFC 0−1 徳島ヴォルティス
モンテディオ山形 2−1 愛媛FC
清水エスパルス 3−2 ベガルタ仙台
ヴァンフォーレ甲府 4−1 ザスパ群馬
▼4月21日(日)
ジェフユナイテッド千葉 − ブラウブリッツ秋田
鹿児島ユナイテッドFC − 栃木SC
大分トリニータ − いわきFC
レノファ山口FC − 水戸ホーリーホック
V・ファーレン長崎 − 横浜FC
■暫定順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 清水(25/+6)
2位 岡山(22/+7)
3位 長崎(21/+12)
4位 横浜FC(18/+9)
5位 甲府(18/+6)
6位 仙台(17/+3)
7位 山形(16/0)
8位 山口(15/+6)
9位 秋田(15/+3)
10位 愛媛(15/+1)
11位 千葉(14/+9)
12位 いわき(13/+8)
13位 大分(13/+1)
14位 熊本(12/−8)
15位 栃木(12/−13)
16位 鹿児島(9/−9)
17位 水戸(8/−3)
18位 徳島(8/−12)
19位 藤枝(8/−13)
20位 群馬(6/−13)
■第12節の対戦カード
▼4月27日(土)
14:00 水戸 vs 藤枝
14:00 群馬 vs 長崎
14:00 仙台 vs 千葉
14:55 愛媛 vs 甲府
▼4月28日(日)
13:00 岡山 vs 清水
13:00 熊本 vs 大分
14:00 秋田 vs 横浜FC
14:00 鹿児島 vs 山口
14:00 栃木 vs いわき
14:00 徳島 vs 山形