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2023年02月09日 18:12
マンチェスター・C所属のドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが、トルコ大地震の被災地へ支援物資を送ったようだ。8日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。 現地時間6日未明、トルコ南東部を震源とするマグニチュード7.8の大きな地震が発生。トルコと隣国シリアでは多くの建物が倒壊し、火災などの2時災害も発生するなど甚大な被害をもたらしている。日本時間9日時点で、この地震による死者はトルコとシリアを合わせて1万5千人以上に上っているようだ。倒壊した建物や瓦礫の下には未だ多くの人々が取り残されており、現地では懸命な救出活動が続いている。 現地でのボランティア活動や他国からの寄付・物資提供など世界中で支援の輪が広がる中、サッカー界からもトルコ・シリア両国への支援の動きがあったようだ。トルコにルーツを持つギュンドアンは地震の発生を受けて「僕と家族はこのこと(地震)で頭がいっぱいだ。僕らの思いは今、被災地の人たちに向けられている。今、私たち全員が団結することが必要だ。被災者の方々は私たちの助けを必要としている」とコメント。被災地への支援を明言したという。 そして今回の報道によると、ギュンドアンはトルコ出身でドイツ育ちのサラ夫人とともに、トラック2台分のパンを被災地へと提供したという。夫妻はトルコのバルケシル県の食品輸送会社『HEG Gida』と連絡を取り合い、支援物資の輸送を行なったようだ。また、トルコにいるギュンドアンの父親も輸送の手配を手伝ったと伝えられている。 なお、ギュンドアンは「今まで受けた励ましやサポートは素晴らしいものだった。現在は食料品やベビーフード、毛布、衛生用品、暖かい衣類などの物資の寄付を集めようとしているところだ。そして、在ロンドン・トルコ大使館と連携して、トルコへの輸送を開始する予定だ」とコメントし、今後も支援を継続していく構えを明らかにしているという。
2024年03月28日 17:36
若かりし頃から鎌田大地を知る人物は、ラツィオのスタイルが合っていなかったと見ているようだ。
ラツィオ専門サイト『La Lazio Siamo Noi』は3月27日、ガンバ大阪のジュニアユースで鎌田とプレーし、現在でイタリアで仕事をしている仲井康大氏のインタビューを掲載した。
フランクフルトとの契約満了を経て、当初はミラン加入に近づいた鎌田だが、EU圏外枠の問題もあって移籍が決まらないうちに、技術部門の人事変更で取引が破談に。その後、セルビア代表のセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチが退団したラツィオと契約を結んだ。
当初はミリンコビッチ=サビッチの後釜と見られた鎌田だが、開幕から4試合こそスタメン入りしたものの、以降はベンチスタートに定着。マテオ・ゲンドゥジにポジションを奪われ、思うように出場機会を得られないシーズンを過ごしてきた。
仲井氏は「ダイチは常にミリンコビッチ=サビッチとの比較に準備ができていると言っていた。でも、長い目で見て、彼の助けにならなかったと思う」と述べている。
「これだけ強く、多くを与えてきた選手と比較されるプレッシャーのマネジメントは簡単じゃない。それに、彼らは違う(タイプの)選手たちだ。ミリンコビッチ=サビッチはフィジカルでも違いをつくれるが、カマダはマシン全体が機能するときに機能する。クランクシャフトとピストンを最高に動かすオイルだ。タッチ数が少なく、飛び出していくプレーが必要なんだよ」
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辞任したマウリツィオ・サッリ前監督の下で輝けなかった鎌田だが、仲井氏は「監督のことはいつもよく言っていた」と話している。
「結果が出ないと何かを変えなければいけないのは普通のことだ。ゲンドゥジのほうがもっとカメレオン的で、もっと穏やかな気質のダイチよりもバトルへの準備がある。8番として彼の出場機会を増やす選択もあり得る」
今季1ゴール・1アシストにとどまっている鎌田だが、本来の力を発揮できる環境になかったとの見方もある。仲井氏によれば、路上で鎌田を応援するファンとも出会うそうだ。
「外出するとサインや写真を求められることがあるが、ラツィオのサポーターは常にとてもやさしく、うまくやれるように彼を励ましている。ずっと彼をとてもよく扱ってくれた」
サッリの辞任でイゴール・トゥドール監督が就任し、事態が好転するか注目される鎌田。シーズン後の退団が濃厚とも言われるなか、残りのシーズンでの活躍が期待される。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月28日 17:27
アルゼンチン代表のリオネル・メッシが、気になる引退時期について語った。英紙『Mirror』が伝えている。
史上最多8度のバロンドール受賞を誇る36歳は、バルセロナとパリ・サンジェルマンで幾度となく優勝を経験し、代表でもワールドカップ、コパ・アメリカ、オリンピック制覇を達成。個人でもチームでも獲得しうるほぼ全てのタイトルを手にすると、昨夏にフットボールの最前線である欧州を離れ、アメリカのインテル・マイアミへ拠点を移した。
キャリアの晩年に差し掛かっている様子が窺えるが、「何歳までプレーする」などのイメージはあるのか。メッシは『MBC』の『Big Time Podcast』で、次のような考えを明かした。
「『パフォーマンスを発揮できていない』『楽しめていない』『チームメイトの役に立っていない』と思った瞬間が、その時だ。今がその一歩を踏み出す時だと感じたら、年齢は考えずに踏み出すよ。もし調子が良ければ、常に競技を続けようとする。なぜなら、それが僕の好きなことであり、僕のやり方だからね。
キャリアで全てを達成でき、夢を実現できて幸運だったし、プロとしても人間としても、家族や友人たちとも、これ以上は望めないというのが正直なところだ。神様が僕に与えてくれたもの全てを楽しむようにしている」
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また、インテル・マイアミのヘラルド・マルティーノ監督もこの話題に言及。バルセロナ時代、アルゼンチン代表時代に続き、三度メッシと共闘体制を築いている61歳のアルゼンチン人指揮官は、愛弟子のメンタリティを称えた。
「ナンバーワンはどこでプレーしようとも、競争心と勝利への欲望をキャリアを通じて維持するものだ。それが彼の大きな特徴だ。私が彼を監督するのは3度目だから、驚きはしないよ。バルセロナでの最初の時と同じように、今日も出くわすもの全てに挑戦しようとする意欲を感じるよ」
日本のレジェンド三浦知良は、57歳にしてなお現役だ。アルゼンチンの英雄の勇姿は、いつまで見られるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月28日 17:08
元日本代表監督と元韓国代表指揮官の対決は、後者の完勝に終わった。
3月26日に開催された北中米ワールドカップ・アジア2次予選の第4節で、ベトナム代表はホームでインドネシアに0−3で完敗。試合後、かつて日本代表を率いたフィリップ・トルシエ監督が解任の憂き目に遭っている。
韓国メディア『FOOTBALLIST』は「シン・テヨン・マジックだ。インドネシアがベトナムに3−0で勝ち、最終予選まであと1勝」と報道。元韓国代表指揮官で、現在はインドネシアを率いるシン・テヨン監督を称賛している。
「インドネシアは21日のホームゲームでもベトナムに1−0で勝利した。ホームとアウェーで無失点の2連勝を収めた。東南アジアでしばらくインドネシアより優位に立っていたベトナムを越えたという意味でも、格別な勝利だった」
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同メディアは「この試合は日韓両国を指導した監督たちの『代理日韓戦』でもあった。インドネシアはシン監督が率いる。ベトナムは(韓国人の)パク・ハンソ監督と共にしばらく順調な航海をしていたが、22年前に日本代表監督だったトルシエ監督が引き受けた後、不振が深刻だった」と続けている。
シン・テヨンとトルシエは、明暗がくっきり分かれる形となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月28日 16:56
J1初挑戦のFC町田ゼルビアは、4節を終えて3勝1分、勝点10で首位に立っている。
2024年03月28日 16:40
現在リヴァプールではMF遠藤航が大ブレイクしており、守備的MFとして不動の地位を築きつつある。しかもリヴァプールは遠藤を1600万ポンドの移籍金で獲得していて、コスト面でも抜群の補強だ。
遠藤の活躍のおかげで日本人選手の評価が上昇しているのは間違いない。英『GIVE ME SPORT』は現在のディフェンスリーダーであるDFフィルジル・ファン・ダイクが退団する場合、代わりに誰を獲得すべきかとの議論にボルシアMG所属のDF板倉滉を含めている。
リヴァプールでは今季限りで指揮官ユルゲン・クロップが退任することになっており、それに合わせてファン・ダイクの去就がどうなるか分からないとの見方もあるのだ。同メディアはそれに合わせて『ファン・ダイクの後継者候補9人』と題した特集を組んでいるが、そこで板倉は高い評価を得ている。
「リヴァプールは遠藤航の獲得で成功を収めており、板倉滉と契約することも同様にフィットするのではないか。両者とも日本人選手としてドイツ・ブンデスリーガで過小評価されてきたところがあるが、多才な選手だ。板倉はフィジカルとサイズがあり、守備的MFとして機能するだけでなく、センターバックにも問題なく対応できる。実際、ボルシアMGでの大半はそのポジションで出場している。リヴァプールが遠藤のときのようにクレバーに動きたいのであれば、板倉の獲得はそれにぴったり合うだろう」
同メディアはこのように板倉を評価していて、板倉はブンデスリーガでセンターバックとして着実に評価を高めている。
他にはエヴァートンのジャラッド・ブランスウェイト、ボーンマスのロイド・ケリー、クリスタル・パレスのマーク・グエーイ、インテルのアレッサンドロ・バストーニ、レヴァークーゼンのオディオン・コスヌ、ニースのジーン・クレア・トディボ、スポルティングCPのゴンサロ・イナシオ、ベンフィカのアントニオ・シウバの名前が挙げられている。
将来性では、ポルトガルの名門から選ばれているイナシオとアントニオ・シウバは他クラブからも高い評価を受けている。今夏に争奪戦になるであろう逸材で、当然リヴァプールもリストアップしていることだろう。
絶好調のレヴァークーゼンで活躍するコスヌも安定したパフォーマンスを見せていて、身体能力は高い。いずれも年齢的に27歳の板倉より魅力的かもしれないが、安価で獲得できるならば板倉も悪くないオプションだろう。守備的MF、センターバックの両方に対応できるのは強みで、日本のサッカーファンも板倉のステップアップを望んでいるに違いない。
2024年03月28日 16:12
レアル・マドリードに所属するフランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガは軽傷のようだ。27日、スペイン紙『アス』が伝えている。
フランス代表に招集されていたカマヴィンガは、23日に行われたドイツ代表戦に61分から途中出場すると、26日に行われたチリ代表戦では先発出場を果たした。しかし、左足首を負傷した影響で足を引きずりながら、44分に途中交代となった。
状態に注目が集まっているカマヴィンガだが、今回の報道によると、検査の結果は左足首の単純なねん挫のみだった模様で、軽傷であることが判明したという。
28日は別メニュー調整となるようだが、翌29日からは全体練習にも合流できることが予想されており、31日に予定されているラ・リーガ第30節のアスレティック・ビルバオ戦にも出場できる可能性があることが伝えられている。
2024年03月28日 16:00
チェルシーはMFロメオ・ラヴィアが今シーズンの残りの試合を欠場することを発表した。
昨夏にサウサンプトンから加入した同選手は、今シーズン怪我に悩まされるシーズンを送っている。12月のプレミアリーグ第19節のクリスタル・パレス戦で復帰を果たすも、その後ハムストリングを負傷し、再び離脱を強いられていた。
回復に向け、リハビリを行っていた同選手だが、今シーズン中の復帰は間に合わず。チェルシー移籍1年目はわずか32分の出場に留まるという悔しい結果に終わってしまった。
リヴァプールが遠藤航を獲得する前にラヴィアを狙っていたことや、代役で獲得した遠藤が素晴らしいパフォーマンスを見せていることもあり、比較をされているラヴィア。5800万ポンドという高額な移籍金で獲得したことでほとんど稼働しなかった同選手は批判の対象の1人となってしまった。
その才能をチェルシーでも発揮することが期待されたが、1年目は選手本人にとっても歯がゆいシーズンとなってしまった。今シーズンはラヴィアの輝かしいプレイを見ることはできなかったが、来シーズンの活躍に期待したい。
2024年03月28日 15:51
欧州サッカーのエキスパート、アンディ・ブラッセル氏が、ポルトガル代表における、クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)の立ち位置の変化を指摘した。
2024年03月28日 15:40
日本サッカー協会(JFA)は28日、4月17日(水)からタイで開催されるAFCフットサルアジアカップ2024に臨むフットサル日本代表のメンバー14名を発表した。
今年9月にウズベキスタンで開催されるフットサルワールドカップのアジア予選となる今大会。木暮賢一郎監督が招集した選手は以下の通り。
GK(ゴレイロ):
2.黒本ギレルメ(しながわシティ)
1.フィウーザ・ファビオ(湘南ベルマーレ)
FIXO(フィクソ):
5.オリベイラ・アルトゥール(深圳南嶺鉄狼/CHN)
4.石田健太郎(バルドラール浦安)
3.山田凱斗(インテル・モビスターFS/ESP)
ALA(アラ):
6.吉川智貴(名古屋オーシャンズ)
13.長坂拓海(バルドラール浦安)
8.堤優太(しながわシティ)
12.甲斐稜人(名古屋オーシャンズ)
10.金澤空(名古屋オーシャンズ)
7.山中翔斗(ペスカドーラ町田)
PIVO(ピヴォ):
14.新井裕生(しながわシティ)
9.平田ネトアントニオマサノリ(インダストリアス・サンタ・コロマ/ESP)
11.清水和也(名古屋オーシャンズ)
サポートメンバー:
GK ピレス・イゴール(バルドラール浦安)
FP 伊集龍二(名古屋オーシャンズサテライト)
FP 柴山圭吾(バルドラール浦安)
FP 青島竣平(ペスカドーラ町田)
FP 羽生恒平(フウガドールすみだファルコンズ)
※サポートメンバーは4月6日(土)までチームに帯同。ピレス・イゴールのみフットサルアジアカップの期間中もサポートメンバーとして帯同する。
Fリーグで活躍する選手を中心に、オリベイラ・アルトゥール、山田凱斗、平田ネトアントニオマサノリの海外組3名を招集。
一方で、今大会はFIFAの設定するインターナショナルマッチ期間外で開催されるため、逸見勝利ラファエル(レアル・ベティス)や原田快(バルセロナ)らはメンバーから外れている。
アジアのワールドカップ出場枠は開催国ウズベキスタンを除き4枠。2大会連続6度目の本大会出場を目指す日本は、18日にキルギス、20日に韓国、22日にタジキスタンとグループステージで対戦する。
日本代表、北朝鮮との3月シリーズで「株を上げた」3名の選手
なお、試合は日本が優勝した前回の2022年大会同様、AFC主催大会の放映権を持つDAZNが配信するとみられる。
2024年03月28日 15:30
クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシの2人は欧州を去り、サッカー界には新たなキングが誕生しようとしている。有力な候補者としてはパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペ、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランド、レアル・マドリードMFジュード・ベリンガムといった選手の名前が挙げられるだろうが、他に候補者はいるだろうか。
ここから世界へアピールできると自信を口にするのは、アストン・ヴィラFWレオン・ベイリーの代理人を務めるクレイグ・バトラー氏だ。ベイリーは所属するアストン・ヴィラにてリーグ戦8ゴール8アシストをマークしている26歳のアタッカーで、指揮官ウナイ・エメリの下で着実に成長している。
26歳は決して若いとは言えないが、バトラー氏はここからベイリーがもっとステップアップ出来るはずと自信を口にする。
「これからまだまだたくさんのことが待っている。レオンはまだポテンシャルの40%くらいしか発揮していないと思う。大事なのはタイミングだ。いつか彼が世界最高の選手になると私は信じている。彼はこれからもどんどん良くなっていき、いつか世界最高の選手と評価されるだろう。レオンの可能性には限界がないんだ」(英『The Sun』より)。
プレミアリーグで8ゴール8アシストの成績も悪くはないが、世界のトップを狙うには物足りない。ただ、ここから化ける可能性もゼロではない。チームも現在プレミアリーグで4位と好調だが、ベイリーはどこまで成長できるか。
2024年03月28日 15:30
今季オランダ・エールディヴィジでは21ゴールを挙げて得点王レースに参戦しており、その活躍からビッグクラブ移籍の可能性が噂されるフェイエノールト所属のメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス。
メキシコ代表にとっては待望の本格派ストライカーなのだが、少し気になるのが代表成績だ。ヒメネスは20歳だった2021年にメキシコ代表デビューを果たしているのだが、ここまで通算25試合に出場して4ゴールしか奪えていない。
2021年に行われたチリ代表との親善試合で1ゴール、2022年のナイジェリアとの親善試合で1ゴール、2023年に行われたゴールドカップのハイチ戦、パナマ戦で1ゴールずつと、やや物足りない印象だ。メキシコ代表は今月にCONCACAFネーションズリーグ決勝でライバルのアメリカ代表と対戦したが、ここでもヒメネスは不発のまま0−2で敗れてしまった。
アメリカ戦でのヒメネスはベンチスタートとなっていて、先発したのは自国メキシコのクラブ・アメリカでプレイする31歳のエンリ・マルティンで、ヒメネスはまだ代表で絶対的な戦力になり切れていない。
ライバルのアメリカ相手の戦績も悪くなっていて、2021年のCONCACAFネーションズリーグ決勝よりメキシコはアメリカと7度対戦して1度も勝っていない。昨年は0−3で完敗するなど、やや成長著しいアメリカの勢いに呑まれている印象だ。
そのメキシコ代表にとって5大リーグのビッグクラブへ向かう可能性があるヒメネスは希望の星なのだが、代表でも真のエースとなれる日はくるのか。
2024年03月28日 15:22
アトレティコ・マドリードのFWアントワーヌ・グリーズマンが、ラ・リーガ第30節ビジャレアル戦を見据えているようだ。
2024年03月28日 15:10
DAZNが公式YouTubeチャンネルで、「リーグアンメディアツアー|モナコ潜入編」を公開。動画には、同クラブ所属の南野拓実へのインタビューも収録されている。
リバプールから加入した昨季、南野は本来のパフォーマンスを発揮できなかった。公式戦19試合でわずか1得点と、思うような成績を残せなかった。
迎えた今季、クラブはアディ・ヒュッター監督を招聘。南野にとってはザルツブルク時代に師事した恩師でもあり、よく知る指揮官のもと、ここまでリーグ戦では23試合に出場し、6ゴール・5アシストと、輝きを取り戻している。
好調の理由を問われれば、「監督のやるサッカーが自分のスタイルに合っている」と明かし、こう続けた。
「監督のやりたいことを理解してプレーできているので、それは1つの大きな要因だと思う。あとはプレシーズンの前にハードなトレーニングを行なったおかげで良いスタートが切れた」
【動画】南野拓実に直撃インタビュー!
開幕から良い流れをキープできているようだが、それでも決して満足はしていない。
「途中であまり良くない時期もあった。個人的にも数字には満足していない。もっと(得点を)取れたなと思うし、もっとチームに貢献できたなと思うところがある」
貪欲に走り続けている南野。シーズン終盤戦の活躍にも期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月28日 15:02
日本女子代表(なでしこジャパン)を率いる池田太監督が、宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)を招集したことに言及した。
2大会連続6度目のオリンピック出場を決めたなでしこジャパンは、4月に行われる『2024 SheBelieves Cup』に参加するためにアメリカへの遠征を予定。開催国のアメリカとブラジル、カナダ、日本の4カ国が参加する同大会では、4月6日(日本時間7日1時30分)に準決勝でアメリカ女子代表と対戦した後、9日に決勝または3位決定戦でカナダ女子代表かブラジル女子代表のいずれかと対戦する予定となっている。
今年7月に開幕するパリオリンピック2024を前にした重要な連戦に向けたメンバーを発表した池田監督は「パリオリンピックに向けてもう4カ月を切っている短い準備期間で、このアメリカ遠征と5月末からの活動、この2回の活動を有意義に使い、パリオリンピックにしっかりと準備していきたいと思っています」と意気込みを口にした。
今回のメンバーには負傷の影響で2月に開催されたパリオリンピック2024女子サッカーアジア最終予選のメンバーから外れていた宮澤や浜野まいか(チェルシー/イングランド)が復帰を果たしている。なかでも、FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023で得点王に輝いた宮澤は、昨年12月に足首の手術を受けてから実戦復帰がまだできていない状況での招集となったことに注目が集まっている。
宮澤を招集したことに池田監督は「我々のメディカルチーム、スタッフ含め、所属チームともしっかりコンタクトを取っているなか、リハビリの状況も把握していました。SheBelieves Cupに向け、所属チームではトレーニングをしっかり積んでおり、試合に出られる状態にあるとコミュニケーションを取っているなかで招集させてもらった流れもあります」と試合に出場できる状態にまで戻っていることを明かしながら、次のように続けた。
「彼女がコンディションや戦い方の中でどういうプレーをするかはまたこれからですが、ピッチ上でもそうですし、限られたオリンピックまでの活動の中でピッチ外のことでも積み上げる必要があると思って今回メンバーに入れました」
また、『2024 SheBelieves Cup』はパリオリンピック2024と同様に中2日の日程で開催されることから、「オリンピックの中2日、会場移動も伴う中2日というのはシミュレーションになると思っている」と語った池田監督。2戦目ではパリオリンピック2024で同組となったブラジル女子代表と対戦する可能性もあることについては次のように言及した。
「2戦目の対戦相手がブラジルになるかカナダになるかは1戦目の状況に応じて考えることですが、ブラジルの部分では昨年は3回対戦していて、いろいろなことをお互いにトライする部分が出てくると思っています」
「その中で、ブラジル戦だけではなく、SheBelieves Cupの中で我々はオリンピックに向けてやれることを増やしていくという積み上げの部分を確認と同時に進めていかなければならないです。また、そのチームを作るのと同時にメンバー選考じゃないですけども、限られた人数で戦わなければならないという見極めも含めて、SheBelieves Cupと5月末の活動で両方総合的に考えていくという目的があります」
2024年03月28日 15:00
今から11年前の2013‐14シーズン、マンチェスター・ユナイテッドは勇退した名将アレックス・ファーガソン氏に代わってデイビッド・モイーズを招聘した。このモイーズ体制は厳しいものとなるのだが、そのシーズンにエヴァートンからマンUへ移籍したのがMFマルアン・フェライニだった。
フェライニはエヴァートン時代よりモイーズのお気に入りで、194cmのサイズを誇る大型MFだ。モイーズ好みなフィジカルに強みを持つ選手だったのだが、マンUでの船出はやや厳しいものとなった。アタッカーではないとはいえ、このシーズンのフェライニは全コンペティション合わせて1ゴールも奪えなかった。チームも優勝争いから漏れてしまい、モイーズ体制は1シーズンで終わりを告げた。
すでにフェライニは現役を退いているが、クラブ公式にてマンU生活の難しさを振り返っている。
「ユナイテッドでの最初の年は、非常に困難なものだったよ。ファーガソンが去ってから初めての契約だったからね。数ヶ月間は悪夢のような日々だった」
その後マンUはルイ・ファン・ハールを指揮官に迎えるが、当初フェライニはファン・ハールの構想に入っていなかったという。しかしフェライニはアピールを続け、このシーズンはプレミアリーグだけで6ゴールを奪うなど成績は向上した。
「ファン・ハールが到着したとき、それは新たな変化だった。彼はイングランドのフットボールのことを知らなかったし、一部選手のことも知らなかった。僕のことも理解していなかったよ。信頼を得るためにハードワークする必要があり、それをこなしてきたんだ。最初に彼は僕にこう言った。『君は私の3番手、4番手、5番手の候補だ」とね。それでも『問題ありません。トレーニングを続けますよ」と答えたんだ」
結果的にフェライニはマンUで6シーズンにわたって貢献することになり、大失敗補強とは言えないだろう。困ったときはフェライニのパワーと高さに頼るなんてケースも多く、エヴァートン時代を含めプレミアリーグで愛されたアフロマンだった。