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2023年02月09日 18:37
トッテナムが、インテルのクロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチ獲得を検討しているようだ。9日、イギリスメディア『コートオフサイド』が報じている。 同メディアによると、ブロゾヴィッチは今シーズン、負傷もありプレー時間が減少。その間にイタリア代表MFニコロ・バレッラやトルコ代表MFハカン・チャルハノール、元アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンが好パフォーマンスを見せたこともあり、インテルでの序列が低下。また、インテルはオーナーグループである蘇寧グループが財政難という事情で資金注入も期待出来ない状況。オランダ代表DFデンゼル・ダンフリースと共に、移籍市場で数千万ユーロ単位の黒字を作るという目的で現金化の対象となる可能性もあり、移籍の噂が浮上したと伝えられている。 なお、トッテナムを率いるアントニオ・コンテ監督は、2019年から2021年までインテルを指揮。その時にブロゾヴィッチとも共闘しており、チームに迎え入れたい意向も示している。クラブ側は、出場機会の少ないイングランド人DFジャフェット・タンガンガを含めたオファーの提示も検討し、獲得に動く構えのようだ。 ただ、そのコンテ監督は現行契約が今シーズン末まで。未だに新契約の締結はしておらず、仮に退任となった場合には、獲得そのものが流れる可能性もありそうだ。 現在30歳のブロゾヴィッチは、2015年冬にディナモ・ザグレブからインテルへ移籍。そこから1年半はローン移籍の形で残留し、2016年夏からインテルに完全合流を果たした。守備的な中盤のポジションを本職としている。今季のセリエAでは11試合に出場し、2得点をマーク。クロアチア代表では2014年6月にデビューして以降、W杯に3回出場。ロシア大会では準優勝、カタール大会では3位に輝くチームの原動力となった。 移籍実現となれば、30歳にして初のプレミアリーグ挑戦となるブロゾヴィッチ。移籍の実現性は果たして?
2024年03月29日 17:04
イングランドサッカー協会(FA)は28日、プレミアリーグのニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)に所属するサンドロ・トナーリ(Sandro Tonali)が、50件に及ぶ賭博規定違反の疑いで処分対象になったと発表した。
トナーリの複数回に及ぶFA規則への違反は、2023年8月12日から10月12日までに行われたとみられている。
昨年10月にイタリアサッカー連盟(FIGC)が賭博規定違反で10か月の出場停止処分を科し、これを国際サッカー連盟(FIFA)も承認したため、トナーリはクラブや代表戦で今季すべてを欠場することが決まっていた。
代理人によるとギャンブル依存症に苦しんでいるというトナーリは、調査に協力したため3年に及ぶ可能性があった処分期間が10か月となり、2万ユーロ(約325万円)の罰金も科された。
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2024年03月29日 16:53
昨シーズン限りで現役を引退した元日本代表の小野伸二氏が3月29日、フジテレビ系列のバラエティー番組「ぽかぽか」に出演。驚きのエピソードを披露した。
10人兄弟の6番目(五男)である事実を明かし、スタジオを騒然とさせた小野氏は、兄弟もサッカーをやっていたのかを尋ねられると、こう回答した。
「僕の5個下、6個下に弟が2人いるんですけど、その2人だけはやっています。上の兄貴たちはバスケ、野球。僕からサッカーでした」
【画像】小野伸二、セルジオ越後、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「 J歴代ベスト11」を一挙公開!
日本が誇る天才MFは「5個下の子が、途中でグレちゃったんですけど、中学校ぐらいまでの技術があったら、自分なんてもっともっと超えていった。僕がというより、教えてくださった指導者がみんな言うんですよ。全員」と続け、出演者を驚愕させた。
小野を超える技術の持ち主――。ごく身近にそんな存在がいたと言うのは衝撃だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年03月29日 16:30
昨年のドーピング検査で陽性となり、今年に入ってから4年間の出場停止処分を言い渡されたユヴェントスMFポール・ポグバ。
その現状を嘆いているのは、ユヴェントス時代にチームメイトだった元イタリア代表MFクラウディオ・マルキジオ氏だ。
ポグバは2012年にマンチェスター・ユナイテッドからユヴェントスへ加入し、中盤でアンドレア・ピルロ、マルキジオ、アルトゥーロ・ビダルらと黄金の中盤を形成してきた。当時はセリエAを支配し、チャンピオンズリーグでもファイナルへ駒を進めるなど充実な時間を過ごしてきたのだ。
それだけに、マルキジオ氏も後輩のポグバに下された処分に辛い思いがあるようだ。スペイン『as』に対し、マルキジオ氏はポグバが2016年にマンUへ戻ったのが間違いの一歩だったと振り返っており、バロンドールをも狙える才能だったと語る。
「フィジカル的な問題やドーピングの問題など、彼の現状は個人的にも辛いものだ。彼はフィールド上で私に最も感銘を与えたチームメイトの一人だった。怪我のせいでふさわしいキャリアを築けなかったが、バロンドールを狙うこともできたはずだ。ユナイテッドに戻ったのは間違いだったと思う。それは彼の成長には繋がらなかった」
マンUはアレックス・ファーガソン氏が勇退してからチーム方針がブレたところがあり、思うようにチームの強化が進まなかった。それもポグバが苦労した理由の1つでもあるだろう。
現在ポグバは31歳。決して若いとは言えず、4年の出場停止処分は重すぎる。ユヴェントス時代が選手としてのピークだったとの評価か。
2024年03月29日 16:08
チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、今季絶望となったベルギー代表MFロメオ・ラヴィアに言及した。
2024年03月29日 16:00
マンチェスター・ユナイテッドは現在エスパニョールからレアル・マドリードにレンタル中のFWホセル(34)の獲得に興味を持っているとスペイン『Relevo』が報じた。
ユナイテッドはストライカーのFWラスムス・ホイルンドのバックアッパーとして獲得を検討しているようであり、すでに夏の契約の可能性を確認するためスペインに関係者を送っているようだ。
ホセルは今夏にレアル・マドリードに復帰しており、今シーズンは印象的なパフォーマンスを残している。FWロドリゴやFWヴィニシウスといった攻撃陣の中で、スタメン出場が多いわけではないが、ここまで公式戦38試合に出場し13ゴール3アシストをマーク。大型FWのホセルはロドリゴやヴィニシウスと違った形でチームに貢献している。
レアルもホセルのここまでの活躍に満足しており、ホセルのプロフェッショナルな姿勢やパフォーマンスを高く評価しているという。このレンタル移籍には150万ユーロ(約2億4000万円)の買取オプションがついていると考えられており、ここまでの同選手の貢献度を考えると、レアルが行使してもおかしくない。
またホセルの優先事項もレアルに残ることだと、同メディアは伝えており、指揮官カルロ・アンチェロッティ監督も信頼を寄せている。ホイルンドのバックアッパーはユナイテッドが今夏に補強したいポイントの1つだが、今季レアルで充実したシーズンを過ごし、クラブからの評価も高いホセルの獲得は困難なことが予想される。
2024年03月29日 15:30
昨年にFWガレス・ベイルが現役を退き、ウェールズ代表は新チームでEURO2024予選を戦ってきた。しかし結果は、惜しくもプレイオフ敗退だ。26日に行われたポーランド代表とのプレイオフ・決勝を落としてしまい、ウェールズはEURO出場権を逃した。
ポーランド戦はホームのカーディフ・シティでのゲームだっただけに、ウェールズのショックは大きいだろう。長身FWキーファー・ムーアを中心に積極的な姿勢は見せたが、最後までポーランドのネットを揺らせないままPK戦へ突入。最後はFWダニエル・ジェイムズが失敗し、ウェールズは涙を呑んだ。
この敗北をベンチから見守っていたのは、長らくベイルと一緒に代表を引っ張ってきた33歳のMFアーロン・ラムジーだ。アーセナルなどで活躍してきたラムジーもウェールズの躍進に大きく貢献してきた実力者で、ポーランド戦ではベンチに入っていた。
しかし、最後までラムジーには出番が回ってこなかった。英『Wales Online』によると、ラムジーは代表引退も検討しているという。33歳とすでにピークを過ぎた印象があり、次のワールドカップを目指すのは厳しいかもしれない。
ポーランド戦は120分を通して相手の枠内シュートが0だっただけに、ウェールズがチャンスを活かせなかったのは痛かった。ベイルが抜けたことで決定力が著しく低下したとも言えるが、ウェールズは2026年のワールドカップで出場権を掴めるのか。
2024年03月29日 15:23
シーズン後や年末に各メディアが表彰する「最優秀監督」に何度も選ばれたことのある名将ジョゼ・モウリーニョは、サッカー研究においてオタクと言っていいほどのマニアだ。
そんな彼に、当代きっての世界最高フットボーラーは誰かと尋ねると、必ず「ロナウド」と答える。ロナウドといっても、彼がレアル・マドリー監督時代に師弟関係を築いたポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドではない。
名将が選手の“スペシャル・ワン”に選ぶのは、ロナウド・ルイス・ナザーリオ・デ・リマ。そう、ブラジルのフェノーメノことロナウドだ。つい最近も、モウリーニョはポルトガルのメディアにそう語っている。
モウリーニョは、怪我がなければロナウドは異次元の高みに達していただろうと分析する。
「あれほどの怪我を繰り返しながらも、ロナウドは私が見てきた誰よりも素晴らしいフットボーラーだった。もし怪我がなかったら、どんなモンスターになっていたか。世界のサッカーの歴史を塗り替える存在になっていただろう。彼のサッカー人生がもっと続いていたならと、残念でならない」
モウリーニョは、ボビー・ロブソンの通訳としてバルセロナで働いていた時、日の出の勢いだった若き日のロナウドを間近で見ている。
「あるシーズン(96-97)にロナウドは、49試合で47得点をマークした。まったくクレイジーな記録だ。彼はボールを持たないシーンでも傑出していた。本当に魔法使いのようだった。私はサッカー研究家だ。超常的なプレーをする選手がいればすぐに気が付く。その点、ロナウドは試合でも練習でも、とにかく抜きん出ていた。ボビー(ロブソン)と私は、目の前に最高レベルのサッカー選手がいることに気が付いた。賢く、狡猾で、スピーディーでテクニカル。なにより、これまで見たことのない爆発的な脚力を備えていた」
【PHOTO】C・ロナウド、ネイマール、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選&一挙紹介!
C・ロナウドやリオネル・メッシも、ロナウドには及ばないとモウリーニョは力説する。
「彼ら2人のキャリアは、ロナウドよりずっと長く、約15年間に渡って世界のトップに君臨していた。もちろん、彼らも歴史に残る素晴らしい選手だ。しかし、ロナウドがもし彼らと同じサッカー寿命を有していたら、その信じられないパワーと技でメッシやクリスティアーノの上を行っていただろう。ロナウドはまさにフェノーメノ(超常現象/怪物)だ。各世代に一人だけ生まれる唯一無二の存在だ」
続けて、バルセロナ時代のエピソードを語る。
「練習試合が終わると、ディフェンダーたちは決まってボビー(ロブソン)のところにきて、こう尋ねていたよ。『監督、どうやってあいつを止めたらいいんですか?』ってね。彼ほどチームメイトに影響を与えた選手もいなかった。ロナウドは周囲の選手のプレーのレベルも確実に上げていた」
モウリーニョの子どもたちもロナウドのファンで、小さい頃はロナウドのポスターが部屋に貼られていたという(ちなみに現在、娘のマチルダはジュエリーデザイナー、息子のジョゼ・マリオ・ジュニアはサッカーコーチを目指している)。
「ロナウドはいつも最高のタイミングに、最高の場所にいた。ゴールや相手をかわすスキルだけでなく、全てにおいて輝いていた。とくに日韓ワールドカップで見せた動きやゴールは、もっと研究されるべきだ。私自身もこのロナウドの動きを何度も研究したが、なんでこんなフェノーメノ(超常現象)を起こせるのかって自問するばかり。そして結局、最後に辿り着くのは、“彼が特別なのだ”という答だった」
取材・文●リカルド・セティオン
翻訳●利根川晶子
【著者プロフィール】
リカルド・セティオン(Ricardo SETYON)/1963年8月29日生まれ、ブラジル・サンパウロ出身。ジャーナリストとし中東戦争やユーゴスラビア紛争などを現地取材した後、社会学としてサッカーを研究。スポーツジャーナリストに転身する。8か国語を操る語学力を駆使し、世界中を飛び回って現場を取材。多数のメディアで活躍する。FIFAの広報担当なども務め、ジーコやカフー、ドゥンガなどとの親交も厚い。現在はスポーツ運営学、心理学の教授として大学で教鞭も執っている。
2024年03月29日 15:08
元日本代表DFの内田篤人氏が、MCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』で、名ウイングのフェイントに驚嘆した。
2024年03月29日 15:05
Jリーグは29日、フジテレビ地上波にて4月1日より、『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』が放送開始されることを発表した。
今回の発表によると、往年のサッカーファンには馴染み深い『MONDAY FOOTBALL(通称:マンフト)』が、新たにレギュラー番組としてパワーアップし、9年ぶりに復活するとのことだ。フジテレビ地上波にて、4月1日より毎週月曜日の24時25分〜24時55分の放送枠に決定。同番組のメイン解説を小野伸二氏が、選手タイトルコールをジョン・カビラ氏が務めるとともに、初回放送には、野々村芳和チェアマンもVTR出演することを併せて伝えている。
番組概要は以下の通り。
▼タイトル
『MONDAY FOOTBALL みんなのJ』
▼放送日時
毎週月曜日 24:25〜24:55
※初回は4月1日
※関東ローカルに加え他一部地域でも放送予定(詳しくはフジテレビホームページを参照)
▼出演者
メイン解説:小野伸二氏
選手タイトルコール:ジョン・カビラ氏
進行:堀池亮介氏(フジテレビアナウンサー)、原田葵氏(フジテレビアナウンサー)
2024年03月29日 15:00
ユヴェントスに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザはプレミアリーグの様々なクラブから注目を集める選手の1人である。
2020年にフェイオレンティーナから2年間のレンタルでユヴェントスに加入したキエーザは2022年に左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負ってしまい、昨シーズンも怪我に悩まされるシーズンを送った。そこから復帰を果たした同選手は今シーズン、ここまでセリエA24試合に出場し、7ゴール2アシストをマークしている。
そんなキエーザは現行契約では2025年夏までとなっており、ユヴェントスは契約延長の交渉に動いている。しかし昇給を求めるキエーザと怪我の絶えないキエーザの要求に応える姿勢ではないクラブと対立しており、交渉は進んでいないと考えられている。
このまま契約延長の交渉がうまくいかなかった場合、今夏には契約は残り1年となってしまい、フリー退団を避けるためにもクラブは売却に応じる可能性があると考えられている。そんななか、スペイン『FICHAJES』によると、リヴァプール、アーセナル、チェルシー、ニューカッスルといったクラブがキエーザに目をつけているようだ。
アーセナルはブカヨ・サカやガブリエウ・マルティネッリのローテーション要員を探しているようであり、チェルシーとニューカッスルは攻撃陣のさらなる戦力アップを狙っているとのこと。リヴァプールもエースのモハメド・サラーがサウジアラビアのクラブに狙われていることもあり、ウイングの選手の補強を画策していると考えられている。
これまでにも多くのビッグクラブがキエーザ獲得に動いてきたが、今夏の移籍は実現するのだろうか。
2024年03月29日 15:00
『洋服の青山』でおなじみの青山商事が、J1王者・ヴィッセル神戸のオフィシャルスーツ・サプライヤーであることをご存知だろうか。
青山商事では2009年から神戸のスーツ・サプライヤーを務めているが、2024年シーズンに監督・コーチ・選手が遠征や公式行事などで着用する公式スーツをリニューアル。それを記念して、一般向けのレプリカモデルの発売が決定した。
クラブの要望を取り入れながら、イメージにふさわしい色柄や生地を選定したという今回の新・公式スーツ。
そのレプリカモデルにはチームの公式スーツと同素材の生地を使用し、型紙は洋服の青山の最上級ブランド「HILTON(ヒルトン)」のものを採用している。
デザインには、2023年シーズンに創設29年目で初優勝を果たしたクラブにふさわしい、洗練された都会的な雰囲気をイメージさせるチャコールグレーストライプ柄を採用。
表地は国内の老舗生地メーカーである「御幸毛織(みゆきけおり)」ならではの、肌触りと風合いの良さが高級感を演出。上着の内側にクラブエンブレムを配置し、見返しのパイピングにはクラブカラーを施した、サポーター垂涎の特別仕様だ。
スーツ(H24V4498-33)
・デザイン:ジャケット/2つボタン パンツ/ノータック
・色柄:チャコールグレーストライプ柄
・素材:ウール100%
・サイズ:YA・A・AB・BE体/4〜8号
・価格:65,890円
ネクタイ(VISSEL24-2)
・色柄:グレー無地(大剣にロゴあり)
・素材:シルク100%
・価格:6,990円
ヴィッセル神戸、激動28年の「歴代最高ユニ」9着はこれだ
このレプリカモデルは、「洋服の青山」の公式オンラインストアとホームタウンを中心とした兵庫県内の27店舗にて、3月27日(水)より販売を開始。
詳細については「洋服の青山」公式オンラインストアまで。
2024年03月29日 14:51
ナポリは28日、ジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアが負傷したことを発表した。
2024年03月29日 14:20
インターナショナルブレイク明け一発目のプレミアリーグ第30節では今シーズンのタイトルレースに大きく関わる一戦が控えている。マンチェスター・シティVSアーセナルの試合だ。
現在勝ち点64で首位に立つアーセナルとそれを勝ち点差1で追うシティとの一戦だ。両者にとって大きな意味を持つ試合であり、タイトル獲得のためにも負けられない戦いだ。
そんななか、英『Evening Standard』は、「アーセナルは2015年以来エティハドで勝っていないが、今週末その連敗を止めるにはロドリを止めることが鍵となるだろう」と、伝えており、両者の大一番での注目はプレミア最高のMF同士の対決だと考えている。
昨年10月の前回対戦ではホームのアーセナルが内容で圧倒し、1-0の勝利を収めている。しかしこの試合、ロドリは出場停止中であり、ピッチに立っていない。シティはケビン・デ・ブライネやアーリング・ハーランド不在でも対応してきたが、ロドリ不在時はチーム状況が大きく変わる。
シティが負けた今シーズンの試合は全大会合わせ4回(コミュニティシールドのPK負けは公式記録上は引き分けのため)だが、すべてロドリが出場していない試合だ。ロドリがピッチにいるかいないかはシティにとって重要であり、ロドリが出場した過去62試合は無敗が続いている。
アーセナルはどのようにしてロドリを封じるかを考えて挑むことが予想されるが、同じくシティもライスをどのように攻略するかが重要な鍵となる。ライスもロドリも攻守に渡って影響力を発揮し、2人のパフォーマンスの出来はチームの勝敗に大きく関係してくる。
今シーズンのプレミアリーグのタイトル争いにおいて、間違いなく重要となる大一番で、シティの心臓ロドリとアーセナルの心臓デクラン・ライスの攻防は間違いなくこの試合の勝敗を左右するポイントの1つとなる。
2024年03月29日 13:46
リヴァプールは、レヴァークーゼンを率いるシャビ・アロンソ監督の招へいを断念したようだ。28日、イギリスメディア『BBC』や『スカイスポーツ』、イギリス紙『タイムズ』などが伝えている。
リヴァプールでは2015年夏からクラブを率いていたユルゲン・クロップ監督が、今年1月26日に突如今シーズン限りで退任することを表明しており、後任として誰を招へいするかには注目が集まっている。
なかでも、かつてリヴァプールでプレーし、現在はレヴァークーゼンを率いて今シーズンここまで公式戦無敗を継続しているX・アロンソ監督が、後任の有力候補に挙げられていた。また、バイエルンも同監督の招へいに関心を示していることが明らかになっており、X・アロンソ監督の去就は注目の的になっている。
それでも、今回の報道によると、X・アロンソ監督はレヴァークーゼンに残留することが予想されていることから、リヴァプールは同監督を後任の最終候補者リストに含めない方針を決めたという。
また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏も、X・アロンソ監督の契約には2025年7月から有効となる契約解除条項が付随していることから、同監督はそれまではレヴァークーゼンに残留する見込みであることを伝えている。
なお、現時点でリヴァプールが代わりに誰をクロップ監督の後任の最終候補者リストに入れるかは決めていないようだが、X・アロンソ監督を今夏に招へいすることは諦めたと見られている。
2024年03月29日 13:45
開幕まで残すところ約2カ月半となったEURO2024。今夏ドイツで開かれる欧州サッカーの祭典は、ようやく出場する全24チームが出揃い、本格的に準備が始まっている。
その注目の大会で優勝候補の本命と見られているのがイングランド代表だ。前回のEURO2020では、決勝でPK戦の末にイタリア代表の前に涙を飲んだが、そのイタリア代表も同居した今回の予選では無敗で首位通過を決め、本大会ではセルビア代表、デンマーク代表、スロベニア代表と同じC組に入る。『William Hill』や『Ladbrokes』など英国系のブックメーカーが歴代最強とも予想するイングランド代表はこぞって優勝オッズで1位に置いており、イングランド代表は初優勝を目指してドイツに乗り込む。
そんなフットボールの母国、そして今大会の優勝候補であるイングランド代表のEURO2024メンバーを予想しよう。
[写真]=Getty Images
■GKは守護神以外の2名が…
前回の2021年大会はコロナ禍の影響もあって大会メンバーの登録枠は23名から26名に拡大されたが、今回は通常の23名に戻る予定だ。そのため、GK枠は3名となる。当確はエヴァートンのGKジョーダン・ピックフォードだ。FIFAワールドカップロシア2018から国際主要大会で3大会連続の守護神を任されており、今月の国際親善試合も2試合ともフル出場。よっぽどのことがない限り、今夏もゴールマウスを任されるだろう。
本来ならばアーセナルのGKアーロン・ラムズデールが正GK争いに絡むはずだったが、同選手は所属クラブでスペイン代表GKダビド・ラヤにポジションを奪われて控えに甘んじている状況だ。それでも、今月の代表メンバーには選ばれており、控えGKとして23名入りが濃厚だ。残る1枠は、12月に肩を脱臼して離脱を強いられているニューカッスルのGKニック・ポープが、今シーズン中に復帰して滑り込むと見られている。
GK(3名)=ジョーダン・ピックフォード、アーロン・ラムズデール、ニック・ポープ
■DFは実績を優先?
センターバックはマンチェスター・シティのDFジョン・ストーンズに加え、調子を落としている時期も呼ばれ続けていたマンチェスター・ユナイテッドのDFハリー・マグワイアが選ばれるはずだ。そこにクリスタル・パレスのDFマルク・グエイやミランのDFフィカヨ・トモリ、エヴァートンのDFジャラッド・ブランスウェイトといった成長著しい選手の中から1名が加わる可能性が高い。
サイドバックはマンチェスター・シティの右SBカイル・ウォーカーが当確で、中盤の底でもプレー可能なリヴァプールの右SBトレント・アレクサンダー・アーノルドも選びたい。左サイドはチェルシーの左SBベン・チルウェルに加え、両サイドバックを任される33歳のDFキーラン・トリッピアーもメンバー入りの可能性が高い。さらに最終ラインならどこでも可能なリヴァプールのDFジョー・ゴメスも、短期決戦のトーナメントでは貴重な戦力になりそうだ。
DF(8名)=ジョン・ストーンズ、ハリー・マグワイア、マルク・グエイ、カイル・ウォーカー、トレント・アレクサンダー・アーノルド、ベン・チルウェル、キーラン・トリッピアー、ジョー・ゴメス
■MFはメイヌーの台頭に注目
中盤は絶対的プレーヤーと“新人”の混合となるかもしれない。まずは世界最高プレーヤーの1人であるレアル・マドリード所属のMFジュード・ベリンガムだ。トップ下などで彼の能力を最大限に活かすことが、イングランド代表が成功する上でのカギとなることに間違いはない。
当然、アーセナルで圧倒的な存在感を発揮しているMFデクラン・ライスも当確だ。一方で33歳のMFジョーダン・ヘンダーソンは落選か。昨夏サウジアラビアへ移籍しながら、今年1月に欧州へ戻ってきたベテランは、アヤックスでも試合に出場している。当然、彼の経験値は貴重だが、他にも選択肢がある。それが今月の代表戦で華々しいデビューを飾ったMFコビー・メイヌーだ。
今季マンチェスター・ユナイテッドで大ブレイクを果たした18歳は、今月23日のブラジル代表戦(●0−1)で途中出場から代表デビューを飾ると、3日後のベルギー代表戦(2−2)では初スタメンを飾る。ライスの隣で躍動してマン・オブ・ザ・マッチに選ばれると、ガレス・サウスゲート代表監督もご満悦の様子だった。
「コビーの能力は誰の目にも明らか。プレッシャーの下でボールを受け、敵をかわし、狭いエリアでボールをコントロールする。これまで我々にはいなかったタイプの選手だ。彼の年齢(18歳)が信じられない」
その他にも中盤にはコナー・ギャラガー、ジェームズ・マディソン、エベレチ・エゼ、カーティス・ジョーンズといったタレントも控えている。
MF(5名)=ジュード・ベリンガム、デクラン・ライス、コビー・メイヌー、コナー・ギャラガー、ジェームズ・マディソン
■ケインの控えは?
前線は、キャプテンを務めるバイエルンのFWハリー・ケインを軸に据えた構成になるだろう。彼の控え争いはアストン・ヴィラのFWオリー・ワトキンスとブレントフォードのFWイヴァン・トニーだが、今月の代表戦でのパフォーマンスを鑑みると、ベルギー戦で代表初ゴールをマークしたトニーが一歩リードか。
サイドアタッカー枠としてはアーセナルのブカヨ・サカとマンチェスター・シティのフィル・フォーデンは当確。彼らの控えにはジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ)、ジャロッド・ボーウェン(ウェストハム)、マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド)に加えて、今季マンチェスター・シティからチェルシーに移籍して結果を出している21歳のMFコール・パルマーや、今月A代表デビューを飾ったばかりのニューカッスルのFWアンソニー・ゴードンなどがいる。
英紙『デイリーメール』はEURO2024の代表メンバー候補について、1〜40位まで優先順位をランク付けしており、1位はハリー・ケイン、2位はジュード・ベリンガム、3位はデクラン・ライスとなっている。それを参考にするとグリーリッシュ(16位)、トニー(18位)、ラッシュフォード(19位)などがメンバー入りしそうだ。
FW(7名)=ハリー・ケイン、ブカヨ・サカ、フィル・フォーデン、イヴァン・トニー、ジャック・グリーリッシュ、マーカス・ラッシュフォード、ジャロッド・ボーウェン
果たして強力メンバーを揃えるイングランドは初の欧州制覇を成し遂げられるのか?今から今夏のEURO2024が楽しみだ。
(記事/Footmedia)
【ハイライト動画】イングランドの3月の2試合はこちらから!