2023年02月09日 18:20
1月の移籍市場でFWコーディ・ガクポやFWノニ・マドゥエケといった攻撃の核となる選手を失ったPSVアイントホーフェン。しかし、このクラブには19歳のオランダ代表MFシャビ・シモンズという逸材も残っている。 バルセロナやパリ・サンジェルマンを経て、今季からPSVでプレイしているX・シモンズ。昨季はPSGで公式戦9試合の出場に留まったが、今季はここまでチーム最多タイとなる公式戦25試合に出場。トップチームで多くの経験を積んでおり、10ゴール4アシストという好成績も残している。 そんな中でも今月5日のフェイエノールト戦で見せた彼のパフォーマンスには多くの称賛が寄せられた。左ウイングのポジションで先発出場したX・シモンズは、8分にFWアンワル・エル・ガジの先制点をカットインからのスルーパスでアシスト。68分にも中央でボールを持ったX・シモンズが起点となり、FWトルガン・アザールのゴールが生まれている。 スペイン『AS』によれば、PSVの指揮官を務めるルート・ファン・ニステルローイ監督は「今日のシャビ・シモンズのプレイは素晴らしかった」「あの年齢であのようなプレイができるなんて信じられない」「精神的に強く、プレッシャーの中でもチームを助けてくれる。攻撃においてどれほど彼が重要か……」と彼のことを手放しで褒め称えている。 さらに、元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールト氏は「彼は今のオランダ代表の中で最高の選手だと思う」「もし私がクーマン(代表監督)だったら、彼を中心にチームを作るだろう」とX・シモンズの才能を絶賛。元オランダ代表FWイブラヒム・アフェライ氏は「全ては彼から始まり、全ての脅威も彼から生まれる。そして守備での仕事ぶりも…… この若者は戦士だ」と攻守における貢献度の高さを評価した。 まずは、オランダの名手たちがこぞって注目するこの19歳がPSVでどこまで開花するのかが見ものだが、順当に行けば、メガクラブに舞い戻って中心選手として活躍する彼の姿も見ることができそうだ。先輩たちの期待を裏切らず、世界のトップオブトップまで上り詰めることができるか。
2024年04月25日 06:03
2月に韓国代表監督の座を追われたユルゲン・クリンスマン氏が、軽率な発言でふたたび物議を醸している。
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現地4月23日、ドイツ出身の名手はオーストリアのトーク番組に出演。あらためて監督解任が不当なものであったことを滲ませつつ、アジアカップ期間中に起こったソン・フンミとイ・ガンインによる内紛劇、“ピンポン事件”について振り返った。
クリンスマン氏は「パリでプレーする若い選手(イ・ガンイン)がトッテナムのキャプテンを務める年上の選手(ソン・フンミン)に対して無礼な言動を起こし、ふたりは身体的な衝突まで起こしたんだ」と説明し、「私はそれを深刻に受け止めたよ。若い選手がソン・フンミンの指を脱臼させたわけだからね。試合前日にあのようなことが起きると、チームスピリットは消え失せてしまう。翌日も話し合ったが、全員がショックを受け、もはやチームではないように感じた」と続ける。
韓国は準決勝でヨルダンに0−2の完敗を喫し、ベスト4で涙を呑んだ。クリンスマン氏は「過去15年間で最高の成績だったが、韓国の文化では、誰かが責任を取らなければならない。選手たちは次の大会に出場しなければならなかったから、監督の番だったということ」と主張。さらに、「私は韓国の文化を学んだ。たとえ間違っていても年上の人が常に正しい」と皮肉を込め、「韓国にはワールドカップで準々決勝以上に進出できる力があっただけに残念だ」と途中解任を悔やんだ。
こうした発言に怒りを露にしたのが韓国メディアだ。全国紙『京郷新聞』は「なんて恥知らずな男だろうか。アジアカップの敗因を選手たちのせいにしている。戦術の欠如や選手構成に見合わないパフォーマンスが、大会を通じて批判を浴びていたにも関わらずだ」と断じ、「韓国ではたとえ間違っていても年上の人が常に正しい? まったく耳を疑う言葉である。まさに言いたい放題である。どうやら韓国協会と彼が交わした契約には、守秘義務のような取り決めはなかったのだろう。協会はこれからも、間違った監督を選んだ代償を払うことになる」と論じた。
韓国公共放送『KBS』もニュース番組で取り上げ、「クリンスマン前代表監督がアジアカップでの舞台裏を暴露した。自身の責任についてはいっさい触れず、最後まで選手間の確執など言い訳に終始。韓国文化への嫌味も忘れなかった」と呆れ気味。同じく放送局『テレビ朝鮮』も「彼は韓国文化に対してかような歪んだ見方をしていたのだ。在宅勤務を続けた論争など自身に不利な情報は隠蔽し、解任は不当だったと言いたげである」と不快感を示し、「彼は『韓国代表は過去15年で最高の成績だった』と話したが、まるで正しくない。韓国は9年前の2015年アジアカップで準優勝している」と指摘した。
韓国代表監督のポストは依然として空白のままだ。U-23代表で監督を務めるファン・ソンホン氏の昇格や、蔚山現代のホン・ミョンボ監督が返り咲くのではないかなど憶測が飛び交っているが、はたしてどうなるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月25日 05:59
プレミアリーグ第29節の延期分が24日に行われ、エヴァートンとリヴァプールが対戦した。
244回目を迎えた『マージーサイド・ダービー』は、エヴァートンの本拠地グディソン・パークで行われた。リヴァプールはアレクシス・マック・アリスター、ドミニク・ソボスライ、カーティス・ジョーンズが中盤で先発し、遠藤航はベンチスタートとなった。
試合は立ち上がりから両チームがゴールに迫る白熱した展開となった。6分には、エヴァートンが中盤でボール奪ってカウンターを発動。最終ラインの裏へ抜け出したドミニク・カルヴァート・ルーウィンがアリソンに倒され、主審はPKの判定を下す。しかし、カルヴァート・ルーウィンがオフサイドポジションにいたため、PKは認められなかった。
ボールを保持するのはリヴァプールだが、エヴァートンがカウンターとセットプレーからゴールに迫る。17分にはカルヴァート・ルーウィンがゴール前で決定的なヘディングシュートを放ち、アリソンがゴールライン上で好セーブする場面もあった。
すると、27分に試合が動いた。セットプレーの流れからベン・ゴッドフリーがペナルティエリア内でシュートすると、リヴァプールの守備陣がクリアしきれず、最後はこぼれ球をジャラッド・ブランスウェイトがゴールへ押し込んだ。セットプレーでファーサイドを徹底的に狙っていたエヴァートンの作戦が功を奏し、先制に成功する。
その後、リヴァプールが攻撃的に試合を進めるが、ジョーダン・ピックフォードの好セーブに阻まれたこともあり、エヴァートンが1点をリードして前半を終えた。
後半に入り、セットプレーから試合が再び動いた。58分、右サイドからのコーナーキックをドワイト・マクニールが蹴ると、ファーサイドでカルヴァート・ルーウィンがヘディングシュート。これがゴールに吸い込まれ、エヴァートンがリードを2点差に広げた。
厳しい状況に追い込まれたリヴァプールは、63分に3枚替えを敢行し、遠藤航を投入。しかし、攻撃の圧力を強めるが、69分にはルイス・ディアスのシュートがポストに阻まれるなど、なかなか得点を奪えなかった。
ピックフォードのビッグセーブもあり、試合はこのまま2−0で終了。3年ぶりにマージーサイド・ダービーを制したエヴァートンが残留に向けて大きな勝ち点3を手にした。一方、敗れたリヴァプールは逆転優勝に向けて痛い敗戦となった。
【スコア】
エヴァートン 2−0 リヴァプール
【得点者】
1−0 27分 ジャラッド・ブランスウェイト(エヴァートン)
2−0 58分 ドミニク・カルヴァート・ルーウィン(エヴァートン)
2024年04月25日 05:58
プレミアリーグ第29節の延期分が24日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとシェフィールド・ユナイテッドが対戦した。
ホームのマンチェスター・ユナイテッドは、リーグ戦直近4試合で3分1敗と勝利から遠ざかっている。21日に行われたFAカップ準決勝ではチャンピオンシップ(2部)のコヴェントリーを相手にPK戦の末に勝利したものの、試合内容は3点差を追いつかれる厳しいものだった。
一方、リーグ最下位(20位)に沈むアウェイのシェフィールドは、第34節で19位バーンリーとの直接対決で1−4と敗戦し、残留に向けてさらに厳しい状況に追い込まれた。
浮上のきっかけを掴みたい両チームの一戦は、立ち上がりからマンチェスター・ユナイテッドが優位に立ち、ボールを支配して数多くのチャンスを作るが、なかなか得点を決めきることができない。
すると、35分にシェフィールドが均衡を破る。前線からの守備でアンドレ・オナナのミスを誘発すると、ボールを拾ったジェイデン・ボーグルがそのままゴール前まで持ち運んでシュートを放ち、ゴールネット揺らした。シェフィールドが先制に成功する。
追いかける展開となったマンチェスター・ユナイテッドは、42分に反撃に成功。セットプレーの流れからアレハンドロ・ガルナチョがこぼれ球を拾ってクロスを供給すると、ニアサイドでハリー・マグワイアがヘディングでコースを変えて、ゴールネットを揺らした。
1−1の同点に追いついたマンチェスター・ユナイテッドは、45分にガルナチョがゴール前で決定機を迎えるが、これはシェフィールドのGKウェス・フォデリンガムがビッグセーブ。同点のまま前半を終え、ハーフタイムに突入した。
後半開始早々に試合が再び動いた。50分、シェフィールドのグスタボ・ハメルが見事な切り返しで相手を引きつけ、左サイドに展開すると、ベン・オズボーンのクロスにベン・ブレアトンが合わせ、勝ち越しに成功した。
再びビハインドを負うことになったマンチェスター・ユナイテッドだが、61分に同点に追いつく。ハリー・マグワイアがペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。このPKをブルーノ・フェルナンデスが冷静に沈め、再び同点に追いついた。なお、ブルーノ・フェルナンデスは公式戦5試合連続ゴールとなった。
勢いづいたマンチェスター・ユナイテッドは、ついに逆転に成功する。81分、ブルーノ・フェルナンデスがペナルティエリア手前から左足を鋭く振り抜くと、強烈なシュートがゴールネットに突き刺さった。ブルーノ・フェルナンデスはこれで今季リーグ戦10点目となった。
さらに85分には、最終ラインの裏に抜けたブルーノ・フェルナンデスのパスからラスムス・ホイルンドがゴールへと押し込み、リードを2点に広げた。
試合はこのまま4−2で終了。ブルーノ・フェルナンデスの2ゴール1アシストの活躍もあり、マンチェスター・ユナイテッドがリーグ戦5試合ぶりの勝利を飾った。一方、敗れたシェフィールドは、残り4試合で残留圏内の17位ノッティンガム・フォレストと勝ち点10ポイント差という状況になった。
【スコア】
マンチェスター・ユナイテッド 4−2 シェフィールド・ユナイテッド
【得点者】
0−1 35分 ジェイデン・ボーグル(シェフィールド・ユナイテッド)
1−1 42分 ハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)
1−2 50分 ベン・ブレアトン(シェフィールド・ユナイテッド)
2−2 61分 ブルーノ・フェルナンデス(PK/マンチェスター・ユナイテッド)
3−2 81分 ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)
4−2 85分 ラスムス・ホイルンド(マンチェスター・ユナイテッド)
2024年04月25日 05:58
現地時間4月24日に開催されたプレミアリーグの第29節(延期分)で、遠藤航が所属する2位のリバプールは16位のエバ―トンと敵地で対戦。
2024年04月25日 05:57
4月24日に開催されたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝・第2戦で、横浜F・マリノスは蔚山現代と横浜国際総合競技場で対戦。敵地での第1戦は0−1で落としていたなか、3−2で2戦合計3−3とし、PK戦に持ち込んだ末に雨中の激闘を制した。
横浜側が歓喜に花を咲かせる一方で、蔚山側は勝てる試合を落とし、がっくりと肩を落とした。
韓国王者は30分までに3点を奪われた後、36分にCKから1点を返すと、その直後に上島拓巳のハンドでPKを獲得し、2戦合計で同点に追いついたうえ、決定機阻止の上島は一発退場に。数的優位となり、以降押し込み続けたが、相手守護神ポープ・ウィリアムの再三の好守もあり、勝ち越し点は奪えず。最終的にPK戦で力負けした。
ホン・ミョンボ監督は試合後の会見で、次のように敗戦の弁を述べた。
「まず、結果に関してとても残念に思う。そして勝ち進んだ横浜F・マリノスにおめでとうと賛辞を送りたい。今日の試合は前半で失点を重ねてしまった。それでも選手たちは諦めずに戦い続けた。そして相手にレッドカードが出たところもあって、ゴールを狙い続けたが、ゴールが十分に決められずに負けてしまい、とても残念だ」
【PHOTO】蔚山スタジアムの様子を大公開!貴重な内部潜入写真も!韓国ならでは?の新発見続々
連続ゴール挙げる直前の34分、ダリヤン・ボヤニッチを投入した。猛反撃に繋がった、このかなり早いタイミングでの交代に関して問われた際は、こう説明した。
「ボヤニッチは元々後半で投入する予定だったが、若干早まったというところ。彼は途中交代してから、後半を含めて、とても良くプレーしたと思う」
ついに勝ち越しと喜んだのも束の間、オフサイドで取り消されるシーンもあるなど、蔚山にとっては、相当フラストレーションの溜まるヨコハマ決戦となったはずだ。悔しさを必死に押し殺し、何とか冷静さを保とうとする、会見での指揮官の表情が印象的だった。
取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月25日 05:30
遠藤航のリバプールでの大活躍を受け、元Jリーガーの鄭大世氏は「結局、(ユルゲン・)クロップ監督が日本人選手のことを好きなんです」と独自の見解を示した。だから、同氏は「香川(真司)に感謝しなきゃいけない」とも述べている。
かつてクロップ監督がドルトムントを率いた時、チームの主力として活躍したのが香川だった。2010年の夏に21歳でセレッソ大阪からドルトムントに加入した彼はそこからブンデスリーガで圧倒的なパフォーマンスを披露し、ブンデスリーガ連覇やDFBカップ制覇の立役者となったのだ。
先人の残した功績が、遠藤のリバプール入りに繋がっているのは間違いないだろう。となると、気になるのはクロップ退任後(今季限り)、遠藤はどうなるかという点だ。
新監督の意向で「リバプールなら、デクラン・ライス(アーセナル)レベルの選手が来るかもしれない」と鄭大世も予測している。
結局、ドルトムントからマンチェスター・ユナイテッドに移籍した香川も、監督がアレックス・ファーガソンからデイビッド・モイーズに代わって出場機会を減らしてしまった。監督交代が香川のキャリアに大きな影響を及ぼしたということである。
遠藤にとって、クロップ監督の退任が運命の分かれ道になりそうだ。今後のキャリアを占ううえで、新監督が誰になるかは極めて重要だろう。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
2024年04月25日 05:27
U-23日本代表は4月25日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップの準々決勝でU-23カタール代表と対戦する。
日本にとって正念場となる一戦。今年7月に開幕するパリ五輪の出場権は、今大会の上位3か国に与えられるため、準々決勝で負けでもしたら、その夢はついえることに。
ここで勝利さえすれば、仮に準決勝で負け、3位決定戦にも敗れて4位になったとしても、U-23ギニア代表(アフリカ予選の4位のチーム)との大陸間プレーオフに勝てば出場権を獲得できる。準々決勝での勝利は絶対条件だ。
日本はU-23アジア杯のグループステージで、中国との初戦に1−0、続くUAE戦は2−0で快勝。第3節の韓国戦には0―1で敗れ、B組2位で決勝トーナメント進出を決めた。準々決勝の相手は、グループAで首位通過した開催国のカタールだ。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
グループステージを無敗(2勝1分)で勝ち抜いた好調のカタールは、A代表を経験しているメンバーを多く揃える難敵。なかでもジャッセム・ガベルは、フル代表で中盤の定位置を確保しているなど、自信を胸に今大会に臨んでいる。
また、連勝で迎えた最終節のオーストラリア戦(0−0)では、ガベルや中盤の主軸であるモスタファ・タレクなど、多くの主力選手を休ませ、ターンオーバーを実施した。
さらに、オーストラリア戦から準々決勝は中3日。中2日の日本よりも1日多く、休養も十分にとれているはずで、万全の状態で大岩ジャパンに挑んでくるだろう。
開催国だけあって、会場には多くのサポーターが駆けつけてチームを後押ししそうで、カタールが“難敵”である理由は、前述した様々な要因がある。
ただ、決して勝てない相手ではない。日本もグループステージを勝ち抜き、1試合ごとに課題と収穫に向き合いながら成長し、結束力を高めてきた。今こそ、その成果を示す時だ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月25日 05:00
今、ヨーロッパの主要リーグでもっとも活躍している日本人選手は、リバプールの遠藤航だろう。
2024年04月25日 04:54
U-23日本代表は現地4月25日、U-23アジアカップの準々決勝でU-23カタール代表と対戦する。
大岩ジャパンは中国との初戦に1−0、続くUAE戦は2−0で快勝。グループステージ第3節の韓国戦には0―1で敗れ、B組2位で決勝トーナメント進出を決めた。
グループステージを無敗で勝ち上がった好調カタールとの準々決勝は、日本にとって最も重要な大一番となる。今大会、3位以上にパリ五輪の出場権が自動的に与えられるが、ここで負ければその夢も完全についえることに。絶対に負けられないカタール戦には、ある程度、現状のベストメンバーで臨むと予想した。
4−3−3のシステムで、GKは小久保玲央ブライアンで確実か。1、2戦目で無失点に抑えるパフォーマンスを披露し、今回のこのチームで序列は1番手。重要な一戦での正守護神の起用は間違いないだろう。
【PHOTO】松木玖生や川粼颯太らが絶妙ポージング!アジアカップを戦うU-23日本代表全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
右サイドバックは関根大輝。初戦から2試合連続でフル出場したため、韓国戦では疲労を考慮して出場がなかった。韓国戦翌日の練習ではキレがあり、本人も「動き自体も結構いいので、もう完全復活です」とコメント。一方、半田陸は韓国戦でも失点に絡むなど、低調なパフォーマンスだったので、ベンチで様子を見るか。
センターバックの一角は高井幸大か。チーム最年少の19歳だが、今大会では特にミスもなく安定感はすさまじい。その相棒は木村誠二。中国戦での高井とのコンビネーションも良く、韓国戦ではベンチだったので、順当にいけば木村がスターターを務めるだろう。
予想が難しいのは左サイドバック。韓国戦にフル出場した内野貴史を休ませ、大畑歩夢を先発で起用するとみた。大畑は90分間ハードワークできるスタミナが武器で、UAE戦でも見せた積極的なオーバーラップからのクロスで、カタールの守備網をかいくぐる働きに期待したい。最終ラインを統率するキャプテンシーも持つ内野貴も捨てがたいが、コンディションを考えて大畑と予測した。
中盤は、このチームの主軸である藤田譲瑠チマ、松木玖生、山本理仁のトリオか。ボールを握る時間が長くなると予想されるなかで、ボールを収める能力、パスの配球力を持つ3人の連係は欠かせない。韓国戦で足りなかった積極的な攻撃を繰り出すためにも、この3人からの効果的な縦パス、ラストパスが鍵となる。
右ウイングは山田楓喜と予想した。ここまでの3試合でも比較的出場時間が短く、先発しても65分程度で途中交代。コンディションへの影響はそこまでないはず。セットプレーのキッカーとしても存在感もあり、違いを生み出せる制度の高いクロス、また直接FKの一発も見たい。
左ウイングは平河悠を配置するか。韓国戦ではチームが低調だった前半、唯一、右サイドからチャンスを創出。果敢な仕掛けからのクロス、鋭いカットインからのミドルなど、動きにはキレがあった。2試合連続の先発起用とはなるが、今の好調さを見ても、この大一番ではスタートから使いたい。
1トップは細谷真大と悩んだが、藤尾翔太か。韓国戦の終盤、右サイドからの仕掛けで好機を生み出し、力強いボールキープも光った。自クラブでも今季、7試合に出場して3ゴールを決めており、好調なのも期待できる。細谷はUAE戦で、決定機を何度も外すなど、得点力に不安を残す。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月25日 04:44
韓国代表として一時代を築いた伝説のストライカー、イ・ドングク氏。2020年に41歳で現役を退いたが、その愛娘である双子の姉妹が美人すぎると話題を集めている。
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショットを一挙チェック!
ドングク氏は元ミス・コリアのイ・ソジンさんと2005年に結婚。現在までに1男4女の子宝に恵まれ、その1組目の双子姉妹がイ・ジェシとイ・ジェアだ。
その長女であるイ・ジェシが今回、15万フォロワーを誇る公式インスタグラムを更新。デニムジャケットと野球帽を合わせたラフな服装で自撮りし、カメラ目線でキス顔を披露した。フォロワーからは「美少女だね」「めちゃくちゃ可愛い!」「人間なのか、女神なのか…」「ますます美しくなっていく」「本当に美人」といった賛辞が寄せられている。
家族総出で出演していたバラエティー番組が好評を博し、幼い頃から有名人だった双子姉妹もいまや16歳。姉は本格的にモデルとして活動し、妹はテニスプレーヤーとして奮闘しており、ともに美男美女の両親から受け継いだルックスとスタイルに磨きがかかっている。彼女たちの下にももう1組の双子姉妹と末っ子の男の子がいる、7人の大家族だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2024年04月25日 04:00
『MIrror』によると、プレミアリーグの同じチームに所属する19歳の選手2人がレイプ容疑で逮捕されたようだ。
選手の1人は、暴行とレイプの幇助、加害の疑いで拘束された。尋問の後、翌日にチームメイトから2人目の逮捕者が出たという。なお、この選手がどこの誰であるのか、名前は明らかになっていない。
同紙によると警察は「レイプの報告を受け、警官は2人の男性を逮捕した」と語ったという。現在は尋問が終了し、さらなる問い合わせがあるまで保釈したことがわかっている。
2人の選手が所属するクラブは、すでに次のステップについて話し合いが進んでいると主張している。ただ現時点では警察の捜査の結果が出ているわけではない。2人の選手に試合出場停止などの処分が下されるのかは定かではない。
クラブは、「現在この問題は警察の手に委ねられているため、クラブはこの段階でこれ以上のコメントはできない」と語っているようだ。
2024年04月25日 03:06
現地時間4月24日に開催されるプレミアリーグの第29節(延期分)で、遠藤航が所属する2位のリバプールは16位のエバ―トンと敵地で対戦する。
2024年04月25日 00:00
パリ五輪への出場権をかけたU23アジアカップ。日本代表は22日に行なわれた韓国戦で0-1と敗れてしまい、グループ2位で決勝トーナメントへと進むことになった。
ノルマとなるベスト3に入るためには絶対に突破しなければならない準々決勝の相手は、この大会をホストしているカタール。サウジアラビアとともに豊富な資金力をベースに強化を進めてきた強敵だ。
今回はそのカタールの歴史上「最高のフットボーラー6名」をセレクトしてみた。 マンスール・ムフター動画を見たい場合はここをタップ!
カタール代表成績:81試合42ゴール
生年月日:1955年
なんとカタールリーグで7回もの得点王に輝いたという天才ストライカー。詳しい生年月日は定かではないが、1976年にカタール代表でデビューするとすぐさまエースとして重要な選手となった。
アル・ラーヤンを5回のリーグ優勝に導き、カタール代表では81試合に出場して42ゴールを奪取。これはアルムアズ・アリに更新されるまで長く最多記録であった。
カタール代表ではディノ・サニ監督との対立によって引退に追い込まれたという歴史もあるが、それでも14年にわたって活躍しリーグの成長にも大きく貢献した。
なおカタール・スターズリーグでは彼の功績をたたえて得点王のタイトルを「マンスール・ムフター賞」と名付けている。ハッサン・アル・ハイドゥース
カタール代表成績:183試合41ゴール
生年月日:1990年12月11日
フィールドプレーヤーでありながら、カタール代表で183試合に出場してきた鉄人ミッドフィルダー。アル・サッドの下部組織で育ち、16歳で五輪代表に飛び級選出されるなど天才として名高い選手だった。
北京五輪予選の日本代表戦でデビューしていきなりゴールを決め、勝利に貢献。それからメキメキと頭角を表し、クラブでもA代表でも常に欠かせない選手となった。サイドでもボランチでもトップ下でも、あるいはストライカーでもプレーできる器用さとリーダーシップでどんな監督にも愛された。
2019年と2023年のアジアカップ優勝、そして2022年のワールドカップ出場を成し遂げたあと、今年カタール代表から引退。33歳ながら180cap以上を記録するという凄まじい記録を残した。アブドゥルカリーム・ハッサン
カタール代表成績:133試合15ゴール
生年月日:1993年8月28日
左サイドバックのポジションを本職としながら、2018年にはカタール人選手として二人目となるAFC年間最優秀選手賞を獲得したアブドゥルカリーム・ハッサン。
カタール国立の育成機関アスパイア・アカデミーを卒業し、アル・サッドで若くしてレギュラーを奪取。2017-18シーズンにはベルギーリーグのオイペンでもプレーした経験を持っている。
圧倒的なスピードと鋭い左足のキック、そしてゴールも決められる能力を備えた大型ディフェンダーで、17歳からA代表でプレー。27歳にしてカタール代表100試合出場を成し遂げるなど長く主力として活躍した。
2022年のワールドカップ後にはSNSでの発言が問題になって代表を追放され、アル・サッドからも退団を余儀なくされたものの、その後クウェートとイランでプレーを続けている。ハルファン・イブラヒム
カタール代表成績:90試合21ゴール
生年月日:1988年2月18日
そしてアブドゥルカリーム・ハッサンの前に「カタール人選手として初めてAFC年間最優秀選手賞に輝いた」のがハルファン・イブラヒム。しかも2006年当時はまだ18歳であり、その年代で傑出した存在だった。
そのプレーはまさに天才。圧倒的な技術を生かしたドリブルは「カタールのマラドーナ」「ハルファリーニョ」とも呼ばれ、数々のディフェンダーを恐怖に陥れた。また得点力にも優れ、カタールリーグでは4回の2桁ゴールを記録している。
残念ながらプレースタイルもあって怪我が多く、キャリアの中で2回の前十字靭帯断裂を経験。そのため2020年に若くしてサッカー選手としての人生を終えることになった。セバスティアン・ソリア
カタール代表成績:123試合39ゴール
生年月日:1983年11月8日
帰化選手でありながらもカタール代表で123試合もの出場記録を誇り、その中で39ゴールを決めたストライカー。40歳になった今もカタールSCでプレーを続けている。
ウルグアイで生まれたものの2004年にカタールへ渡り、アル・ガラファに加入。2006年には早くもカタールの国籍を取得してU-23代表に選出され、次年度にはフル代表にもデビューした。
2007年と2011年のアジアカップで日本代表相手にゴールを決めており、いわゆる「日本キラー」としても知られるが、実際のところはその2試合ともカタール代表は勝っていない。アクラム・アフィーフ
カタール代表成績:112試合37ゴール
生年月日:1996年11月18日
Jリーグから世界へ!韓国代表の「歴代最高レジェンド」トップ6
まだ27歳という年齢であるが、すでにこのオールタイムベストに含めるべき存在となっているアクラム・アフィーフ。現代のカタール代表はまさに彼のチームと言っても過言ではない。
国立の育成機関アスパイア・アカデミーからセビージャに留学していた経験を持ち、ベルギーリーグのオイペンでプロデビュー。さらにビジャレアルやスポルティング・ヒホンでのプレーを経験し、2018年に帰国した。
アル・サッドではチャビ・エルナンデスとチームメイト、そして後に監督と選手という関係にもなり、そこでエースとして大活躍。圧倒的なドリブル突破と冴えわたる得点力が魅力で、前線の様々なポジションをこなす応用力も。
父親はタンザニア生まれの元ソマリア代表選手であったハッサン・アフィーフで、兄のアリ・アフィーフも元カタール代表DFというサラブレッドでもある。
2024年04月24日 23:30
26日、スペインのラ・リーガ第33節にてレアル・ソシエダとレアル・マドリードが激突する。
やはり日本のサッカーファンが注目するのは、ソシエダのMF久保建英VS古巣レアル・マドリードの構図だろう。果たして古巣のレアル・マドリード相手にどう違いを生んでいくのか。
スペイン『MARCA』は、序盤の輝きを取り戻してほしいと終盤の久保に期待をかけている。久保は今季ここまでリーグ戦で7ゴールを挙げているが、そのうち5ゴールは最初の8試合で決めたものだ。第8節時点で5ゴール1アシストと見事なロケットスタートだったが、そこからペースが落ちてしまったのだ。
今年1月にはカタールでのアジアカップがあり、久保も1か月ほど離脱。復帰してからは2月のマジョルカ戦で1ゴールを奪ったが、2024年に入ってからソシエダで奪ったゴールはこの1点だけだ。
そのマジョルカ戦もアウェイゲームで、久保はホームのアノエタでは昨年10月のアスレティック・ビルバオ戦で決めた得点が最後となっている。今回のレアル・マドリード戦はホームでの戦いとなるため、約7か月ぶりとなるホームでのゴールを決めたいところ。
同メディアはアジアカップを含め久保の身体に疲労が溜まっていることに理解を示しているが、「最初の数ヶ月に見せていたレベルには達していない」と最近の久保のパフォーマンスに納得していない。
最近は筋肉系のトラブルもあって先発から外れるゲームもあったが、終盤へスパートをかけられるか。今季は二桁得点の期待もあっただけに、このままでは終われないだろう。
2024年04月24日 23:11
Jリーグは4月24日、ルヴァンカップの1stラウンド2回戦の9試合を各地で開催した。
広島が奈良に6−0、浦和が鳥取に5−2、柏が群馬に3−1と、J1勢が快勝を収める一方、琉球がG大阪に2−1で競り勝ち、長野が京都を延長戦の末に3−2でくだすなど、J3勢の健闘も。富山はPK戦でJ2の清水に勝利した。
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24日に開催されたルヴァン杯2回戦の結果は以下のとおり。
秋田 2EX1 湘南
群馬 1−3 柏
長野 3EX2 京都
富山 0(6PK5)0 清水
奈良 0−6 広島
岡山 3(3PK5)3 横浜FC
熊本 0−1 鳥栖
琉球 2−1 G大阪
鳥取 2−5 浦和
構成●サッカーダイジェストWeb編集部