2023年02月09日 20:55
元日本代表FWの城彰二氏が2月8日、自身のYouTubeチャンネルで、次回のワールドカップに向けた日本代表の在り方について語った。 2026年にアメリカ、カナダ、メキシコの3か国で共催されるW杯の出場国数は、現行の32から48に増加。アジア枠は「4.5」から「8.5」に拡大される。 この状況に、城氏は「予選なんて、もう無くなっちゃったよ」と話し、日本の予選突破は間違いないと断言。「国内組だけで十分勝てるよ。8.5の枠に入れるし、全く問題ない」と続け、海外組を招集しない可能性もあると予想した。 一方、海外組の活動としては、「親善試合を海外で組むと思う」と予測。ヨーロッパでの実戦になれば、日本に帰国するよりも移動時間が少ないため、所属クラブも招集に応じやすくなると説明した。 そのうえで、予選を勝ち抜くなかで良かった選手を海外での試合に連れていき、“融合”を図る。「試合数を、この4年間で増やすと思う」と予想。森保一監督が強豪国との対戦を望んでいる現状から、マッチメイクを行なう日本サッカー協会(JFA)の役割が重要になると主張する。 また、国内組がアジア予選を勝ち抜いた場合、海外組と「どちらが強いのか」という議論が巻き起こる可能性を指摘させると、城氏は「絶対にそうなった方が良い」と主張した。「国内組の力をガッと上げられれば、海外組だって焦るはず。それで、海外組と国内組で試合をやってもいい。面白いじゃん、国立競技場でさ、ガチンコでやってさ。『どっちが強いの?』みたいな」 W杯出場のハードルが下がったために生まれるかもしれない「日本代表が2つある感じ」から起こる相乗効果に、城氏は期待した。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【動画】「日本代表が2つある感じ」城彰二が森保Jのアジア予選に国内組のみの参戦を予測!一方、海外組は…
2024年04月20日 11:30
シーズン佳境を迎えているプレミアリーグ。
現在20ゴールでマンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドとともに得点ランクトップにつけているのがチェルシーMFコール・パーマーだ。
21歳の天才レフティはもともとシティで期待される存在だったが、昨夏に4250万ポンド(81.2億円)でチェルシーに移籍した。
なぜシティは彼を売ったのかという批判もあるというが、『BBC』によれば、ジョゼップ・グアルディオラ監督はその判断についてこう述べていたそう。
「彼にはプレシーズンに残ってくれと伝えた。リヤド・マフレズがいなくなったからね。彼は『ノー、退団したい』と言ってきた。
2年間も彼は退団を求めていた。私は『いや、残れ』と言ったが、我々に何ができたんだ?
何度も言ってきたが、私は彼にふさわしいであろう、彼が望んでいたであろうプレータイムを与えられなかった。今の彼はチェルシーでそれを得ている。
私は完全に理解している。彼のことは嬉しいよ。ラブリーな子だからね。いいプレーをしているし、信じられないくらいの脅威だ」
パーマーは2年前からシティ退団を直訴していたという。昨夏にマフレズが退団した際、ペップは残留を要請したものの、パーマー本人がそれを拒否したとのこと。
ビッグクラブが「売ったことを後悔した」6名の大スター
20日のFAカップ準決勝でパーマーは古巣シティと対戦する。
2024年04月20日 11:00
1998年からNike製のユニフォームを着用してきたバルセロナ。契約延長交渉が難航しており、ジョアン・ラポルタ会長は契約破棄の可能性も示唆した。
ただ、『Marca』によれば、バルサとNikeの巨額契約の交渉が最終段階に入ったという。
年間1.2億ユーロ(198億円)の10年契約で総額12億ユーロ(1980億円)という規模だそう。
Pumaが数か月前にバルサに提示していたものと同様の規模だとか。また、Pumaは契約ボーナスとして1億ユーロ(165億円)の支払いも提示していたが、Nikeも新契約ボーナスとして同額を支払う見込み。
ネイマールも!NIKEからPUMAに「電撃移籍」したスター5人
現在、Nikeとバルサの契約額は年間8500万ユーロ(140億円)にインセンティブが2000万ユーロ(33億円)ほど。NikeとPumaのオファーはほぼ同額のようだが、果たして。
2024年04月20日 10:59
キャプテンの姿勢に心を打たれた。
U-23日本代表は現地4月19日、U-23アジアカップのグループステージ第2節でUAEと対戦し、2−0で快勝。連勝で決勝トーナメント進出を確定させた。
この試合、記者席から戦況を見ていた筆者の視線は時折、日本ベンチに奪われた。それは、大声が何度も何度もスタジアムに響き渡っていたから。見ると、藤田譲瑠チマが席から飛び出し、ピッチに向かって声を張り上げていた。
今大会、キャプテンを務める藤田は、初戦の中国戦(1−0)にフル出場。続くUAE戦はベンチスタートとなり、この日は最後までピッチに立つことはなかったが、ピッチサイドから90分間、選手たちを鼓舞し続けた。
【PHOTO】U-23日本代表のUAE戦出場15選手&監督の採点・寸評。木村の守備の安定感は抜群。守備陣は軒並み高評価
チームが決定機をモノにできなければ、一緒にプレーしているかのように悔しがり、良いプレーには拍手を送る。アップをしている選手が途中出場のためにベンチに戻ってくれば、真っ先に握手をし、背中を叩く。試合終了までベンチに座ることなく立ち続け、今自分にできる仕事を完璧にこなしていた。
思い返せば、カタールでの日々のトレーニングでも、一番と言っていいほど声を出していたのは藤田。「ナイスボール!」「いいぞ!」とチームを盛り上げる姿が印象的だったが、その姿勢はUAE戦のような自身がプレーしていない場でも変わらず。
この姿こそ、チームを牽引する理想的なリーダー像だと感じた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月20日 10:00
マンチェスター・ユナイテッドでプレーする19歳のアルゼンチン代表アレハンドロ・ガルナチョ。
2024年04月20日 09:00
昨夏、フランクフルトを契約満了で退団するとラツィオに移籍した鎌田大地。
1年契約+選手側に延長オプションという契約内容とされているが、鎌田側に延長の意思はないとも伝えられている。
古巣フランクフルトへの復帰も浮上しているが、『FrankfurterRundschau』などによれば、その憶測は事実ではないという。
鎌田側もフランクフルト側も復帰について考えていないとのこと。鎌田はブンデスリーガに戻るつもりはなく、他のリーグに惹かれているとか。
そうしたなか、移籍先の候補に浮上しているのが、プレミアリーグのクリスタル・パレスだ。
今年2月、パレスの監督に就任したオーストリア人のオリヴァー・グラスナ―監督は、2021年から2023年までフランクフルトを率いた人物。当初、グラスナー監督との関係性が難しいものだった鎌田だが、その後、チームに欠かせない主力へ成長した。
プレミアリーグで「あまりに給料が低すぎる」驚きの選手たち
そのため、イングランドでかつての上司と再会する可能性が浮上しているようだ。なお、パレスは現在プレミアリーグで14位となっている。
2024年04月20日 08:30
21日、スペインのラ・リーガではレアル・マドリードVSバルセロナのクラシコが行われる。現在はレアルが勝ち点78を稼いで首位を走っており、バルセロナは8ポイント差の2位だ。まだ諦める点差ではないが、現状の完成度ではレアルが上か。
先週のチャンピオンズリーグで両チームの明暗は分かれ、バルセロナはパリ・サンジェルマンに敗北。一方のレアルは昨季王者マンチェスター・シティを粘り強い戦いで撃破している。
『ESPN』は今のところレアルの方が良い状態にあると見ており、「両クラブの距離は遠く離れているように見えるが、バルセロナが最終的にレアル・マドリードに追いつくには何が必要なのだろうか?」とバルセロナの今後を心配している。
今のバルセロナでは16歳のFWラミン・ヤマル、17歳のDFパウ・クバルシら若手が台頭しているが、33歳のMFイルカイ・ギュンドアン、35歳のFWロベルト・レヴァンドフスキなどセンターラインにはベテランもいる。
一方のレアルは若手から中堅世代が充実しており、攻撃面ではヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエス、ジュード・ベリンガムらがすでに主役だ。市場価値で見ると、今のレアルには9000万ユーロ以上の価値を持つ選手が6人もいる。
ベリンガム:1億8000万ユーロ
ヴィニシウス:1億5000万ユーロ
ロドリゴ&フェデリコ・バルベルデ:1億ユーロ
オーレリアン・チュアメニ&エドゥアルド・カマヴィンガ:9000万ユーロ
さらにここにパリ・サンジェルマンからFWキリアン・ムバッペが加わるのであれば、人数は7人に増える。ムバッペの凄さは今回のCL準々決勝で実際に戦ったバルセロナの選手たちが一番よく理解しているはずで、ムバッペがヴィニシウスやベリンガムらと上手く連携できる場合は脅威となるだろう。
バルセロナではブラジルの若き逸材であるFWヴィトール・ロッキも加わっているが、レアルもパルメイラスから同じブラジルの逸材FWエンドリックが合流する。選手層の充実度ではレアルが上とも言えるが、来季以降どこまで差がつくのか。
2024年04月20日 08:28
[U-23アジア杯GS第2節]U-23日本 2−0 U-23UAE/4月19日/ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム
U-23日本代表は現地4月19日、U-23アジアカップのグループステージ第2節でU-23UAE代表と対戦し、2−0で快勝を収めた。
立ち上がりから主導権を握った日本は27分に先制。左CKからファーサイドで収めた山本理仁がクロスを上げると、これに木村誠二が頭で合わせ、ボールはポストに当たってネットを揺らす。
さらに66分には、左サイドの大畑歩夢が味方との連係から抜け出してクロス。これにニアサイドに飛び込んだ川粼颯太が、ヘディングで決めて2点差に。このまま終了し、グループステージ連勝で1試合を残して決勝トーナメント進出を確定させた。
【PHOTO】U-23日本代表のUAE戦出場15選手&監督の採点・寸評。木村の守備の安定感は抜群。守備陣は軒並み高評価
▼U-23日本代表のチーム採点「6.5」
終始、相手を圧倒する形で確実に勝利をモノにした。
主導権を握るなかで、スピードのある相手の両ウイングに最終ラインの背後を狙われるシーンもあったが、木村と鈴木海音のCBコンビが連係してしっかりと対応。ラインコントロールも見事で、2人の距離感も良く、UAEに簡単にスペースを使わせなかった。
また、サイドバックの関根大輝、大畑歩夢も相手の仕掛けに対してしっかりと食らいつき、仕事をさせなかった。
攻撃も中国戦よりもやりたい攻めができていた印象。攻撃陣が流動的に動き、アタッキングサードでの華麗なワンタッチパスから何度もシュートを放ち、サイドでの連係からクロスに持ち込む崩しもスムーズだった。
2ゴールともにクロスからのヘッドで、得点者のゴール前での強さ、ポジショニングが光り、出し手のパス精度の高さも見事だった。
懸念点はこれだけボールを握り、チャンスを作りながらも2得点のみだったこと。再三にわたり決定機を得ながら決めきれなかった途中出場の細谷真大は、悔しさの残る試合となったに違いない。
MOMは先制ゴールを挙げて、CBとしても終始安定感があり、無失点に抑えた木村。追加点を挙げた川粼、果敢なオーバーラップから何度もクロスを上げたサイドバックの2人も高評価。何度も決定機を外した細谷は厳しく採点した。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月20日 08:20
かつて本田圭佑やハーフナー・マイク、安田理大、太田宏介ら日本人もプレーしたオランダのフィテッセ。
2024年04月20日 08:10
お騒がせな一面は相変わらずだが、アストン・ヴィラGKエミリアーノ・マルティネスの能力はきっちりと評価されるべきだろう。
アストン・ヴィラは18日にUEFAカンファレンスリーグ準々決勝2ndレグでリールと対戦し、試合はPK戦までもつれる展開に。そこでマルティネスは2本のセーブを記録し、チームは準決勝進出を決めた。
マルティネスはアルゼンチン代表の守護神でもあり、2022年のワールドカップ・カタール大会でも準々決勝オランダ戦、決勝のフランス戦がPK戦までもつれたが、マルティネスはそこでも決定的な働きを見せている。
マルティネスは長くアーセナルに在籍していた選手で、才能が花開くまでには時間がかかった。本格的に評価されるようになったのはアストン・ヴィラへ移籍した2020年頃からだが、アストン・ヴィラOBのリー・ヘンドリー氏はマルティネスのことを世界最高のGKと絶賛。アーセナルが手放したことに納得していない。
「マルティネスは信じられないよ。彼は世界最高のGKだ。アーセナルが彼を手放したなんて信じられない」
これに英『sky Sport』のジェラルド・ブランド記者も同意する。
「ヘンドリーの言うことは正しい。マルティネスは世界最高だ。彼は長期にわたって弱点を見せていない。彼のシュートストップ能力、空中戦の能力は明らかに傑出している。パスも素晴らしい。マルティネスをユニークにしているのはそれだけではない。彼にはディフェンス全体に共鳴するようなエゴがあり、その個性はハイラインを維持するエメリの戦い方にも合っている。彼は大事な場面で力を発揮するんだ」
とにかくPK戦の強さは際立っていて、短期決戦をこなすうえでマルティネスがゴールに構えている意味は大きい。今回のリール戦でもPK戦中に挑発行為で警告を受けるなどトラブルメイカーな面もあるが、その能力は本物だ。
2024年04月20日 07:45
先月からイゴール・トゥドール新監督となったラツィオは19日のセリエA第33節ジェノア戦に1-0で勝利した。
鎌田大地はルイス・アルベルトの決勝ゴールをアシストしている(動画1分30秒から)。
後半22分、ペナルティエリア内に走り込むと折り返しをルイス・アルベルトが流し込んだ。
鎌田はマウリツィオ・サッリ前監督のもとでは出場機会が激減し、1年での退団を決意したとも伝えられている。トゥドール監督は試合後に鎌田の残留はありえるかと聞かれるとこう答えていた。
「それを願う。彼は並外れた男。今日も前の試合も素晴らしいプレーをした。何も間違えなかった。働き者で複数の役割をこなせる真面目なプロフェッショナルだ。正しいメンタリティを持っているし、彼が起用できるのは嬉しい」
指揮官は鎌田を高く評価しており、残留を願っているようだ。
残留宣言後あっさりクラブを去った10名のスター
ラツィオは23日にユヴェントスとのコッパ・イタリア準決勝2ndレグを戦う(1stレグは0-2で敗戦)。
2024年04月20日 07:41
浦和レッズが4月19日、公式YouTubeチャンネルでサミュエル・グスタフソンのインタビュー動画を公開した。
スウェーデン出身のMFは、母国やイタリアのクラブを経て、今季から浦和でプレー。アンカーのポジションを確保し、ここまでチームの全8試合に出場し1得点をマークしている。
そんな29歳は、3勝2分3敗で11位につけているチームの現状を、こう語る。
「連勝できていないところが、少し残念に感じていますけど、僕たちにはもっと良くなっていけるポテンシャルがあるので、時間とハードワークを重ねていけば、より改善していけると確信しています」
【動画】「より改善していける」レッズMFグスタフソンのインタビュー
自身の状態についても、ポジティブに語る。
「ここまでのところは大丈夫かと思っていますが、組織的なスタッフのもと、選手たちの関係性がより深まっていけば、より良くなっていけると思います。あとは、個人的にプレシーズンが短かったのですが、今はフィジカル面も100%の状態に近づいていると感じています。とても素晴らしい気分ですね」
次戦は20日にホームの埼玉スタジアム2002でガンバ大阪と相まみえる。人気チーム同士の対戦を迎えるなか、グスタフソンは「少し退屈な答えになってしまうかもしれませんが、僕はコーチングスタッフからのスカウティング情報をもとに、トレーニングからハードワークして全ての試合で同じような準備をしています」と、いつも通りを強調し、ファン・サポーターへの思いを口にする。
「浦和レッズのファン・サポーターは埼玉スタジアムでいつも素晴らしい雰囲気を作ってくれていますので、素晴らしい感覚でプレーできますし、これまでと変わらず、それに応えられるようにプレーします」
そして、「試合で素晴らしいパフォーマンスをお見せして勝点3を掴み取りたいと思います。みなさん、スタジアムでお会いしましょう」と呼びかけた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 07:30
ラツィオは19日のセリエA第33節ジェノア戦に1-0で勝利した。
2024年04月20日 07:26
現地4月19日に開催されたセリエAの第33節で、鎌田大地が所属するラツィオが敵地でジェノアと対戦。1−0で勝利を収めた。
この試合で決勝点をお膳立てしたのが、ボランチで先発した鎌田だ。スコアレスで迎えた67分、ボックス内に走り込んでボールを受けると、深く抉って絶妙の折り返し。これをルイス・アルベルトがゴールに叩きでみせた。
約7か月ぶりとなる今季2つ目のアシストをマークした以外にも攻守に奮闘した日本人MFを絶賛したのが、イタリアメディア『OA calcio』だ。採点記事で、L・アルベルトと並ぶチーム最高タイの「7点」を付与し、こう称えている。
【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
「トゥドール監督のケアで彼は良くなった。かなり機動力のある彼は、ライン間を行き来して大混乱を引き起こし、ジェノアの守備陣に大きなトラブルをもたらした。日本人がやって来た。遅くても来ないよりはマシだ」
イゴール・トゥドール監督就任後は、存在感を大きくなるばかりだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 07:05
パリオリンピックのアジア最終予選も兼ねたU23アジアカップがカタールで行われている。
U-23日本代表は19日のUAE戦に2-0で勝利し、2連勝でグループステージ突破を決めた。
22日の最終節では韓国と対戦するが、順位次第で準々決勝の対戦相手が変わるだけに大事な一戦になる。
その韓国は中国との第2戦に2-0で勝利した。ただ、韓国紙『news1』は、「ファン・ソンホン監督が2連勝も日韓戦に向けて赤信号。CB2人がいなくなる悲報」と伝えていた。
中国戦の後半4分にDFソ・ミョンガンが途中交代となったが、前半から痛みを訴えていた彼はハムストリングを痛めたという。
また、後半アディショナルタイムにはキャプテンでもあるDFビョン・チュンスが遅延行為でイエローカードを提示された。彼はUAE戦に続いて2枚目のイエローとなったため、日本戦は出場停止となる。
同紙では「不要な行動だった。 主審は時間稼ぎと判断し、イエローカードを取り出した。警告累積で日本戦に出場できなくなったが、あえてしなくてもいい場面だった。韓国は宿命のライバルを相手にセンターバック2人が欠場する。グループリーグの中で最も守備が重要な相手であり、自尊心がかかった日本戦だけに大きな打撃だ」と指摘していた。
U-23日本代表、パリ五輪出場のために暴れるべき5名
また、今大会のメンバーに本職のCBは3人しかいないため、日本戦で起用できる本職CBは1人だけになったとのこと。中国戦の後半に見せたように守備的MFのひとりを最終ラインで起用する見込みのようだ。
そのうえで、「DFラインを調整していた主将ビョンと高さを担当していたソの不在は、いかなる形でも補完が必要」とも伝えられている。
2024年04月20日 07:00
ここ4戦勝利から遠ざかっているマンチェスター・ユナイテッド。プレミアリーグ32節の結果によってニューカッスルに順位を明け渡し、現在はリーグ7位。来季の欧州コンペティションへの出場も厳しい現状がある。
そんななか、CLではドイツのドルトムントがスペインのアトレティコ・マドリードを下し、4強へ進出した。そのなかにはローン移籍でマンチェスター・ユナイテッドを離れて活躍するFWジェイドン・サンチョの姿もある。彼はまだユナイテッド所属だが、今季唯一CLを戦っているユナイテッドの選手であり、本来の自分を取り戻しつつあるように見える。
ユナイテッドはFA杯準決勝のコヴェントリー戦を控えており、記者会見ではサンチョに関する質問も飛んだようだ。英『Mirror』が伝えたところでは、エリック・テン・ハーグ監督は「彼(サンチョ)が素晴らしい選手であることは知っている。それは驚くべきことではない。それが問題ではなかった」と、サンチョを手放したのはあくまで別の問題があったからだと主張した。
しかしサンチョを手放したことを失敗とみる識者も多い。元リヴァプールのマーク・ローレンソン氏は『Paddy Power』のインタビューでサンチョを残しておけばよかったと主張している。
「マンチェスター・ユナイテッドの選手たちの調子を考えれば、エリック・テン・ハーグがジェイドン・サンチョを手放したのは大きな間違いだった。彼が彼ら(ユナイテッドの他の選手)よりも優れた成績を収めなかったとは言えない」
「これはテン・ハーグの決断だったが、シーズンの後半にサンチョを起用することもできたはずだ。彼は才能のある選手だし、彼らにとって役立つはずだった。彼をドイツに行かせたのは間違いだ」
また、元ユナイテッドのリオ・ファーディナンド氏も「現在はチャンピオンズリーグ準決勝でPSGと対戦している。誰がこの脚本を書いたのか? それが起こるとは予想していなかっただろう」と、皮肉なめぐり合わせを語った。
指揮官との確執がある限り、サンチョはユナイテッドでプレイしたいとは思わないかもしれない。しかし、ユナイテッドは新オーナーの就任により、変化のときを迎えている。もし監督が変わるとなればサンチョにも再びユナイテッドでの未来が開けてくるかもしれないが、来季はどこでプレイしているのだろうか。