2023年03月26日 20:06
ヴァンフォーレ甲府は、3月26日に行なわれたJ2第6節で水戸ホーリーホックに4−2で勝利。逆転勝利を飾った一戦で、松本凪生が決めた豪快な一撃が話題だ。 0−1で迎えた39分、三平和司からスルーパスを受けたピーター・ウタカが前進して折り返す。これに反応した松本はボールを収めると、ペナルティアーク手前から左足を一閃。ゴール左上に突き刺した。 このシーンをJリーグの公式ツイッターが公開すると、「えぐ」「※逆足です」「すげえなぁ…」「ゴラッソーッ!」「しびれたわ」「相変わらず遠目からすごい弾道のシュート…!」などの声が上がった。 3連勝で5位に浮上した甲府。次戦は4月1日、ホームで清水エスパルスと対戦する。構成●サッカーダイジェストWeb編集部【動画】「しびれたわ」「※逆足です」など反響!ヴァンフォーレ松本凪生が水戸戦で叩き込んだ豪快ミドル弾をチェック!
2023年06月01日 05:05
全国高校総体(インターハイ)サッカーの埼玉県予選は6月3日、46校が参加して開幕する。新型コロナウイルス感染拡大で2020年度大会が中止になったほか、この2年間は原則無観客で開催されたが、今回から制限がなくなった。決勝は6月18日にNACK5スタジアムでキックオフされ、優勝校が本大会(7月29日〜8月4日/北海道旭川市)の代表権を獲得する。 全チームの標的となる昌平が重圧をはね返して2連覇を果たすのか、それとも力のある宿敵や伏兵が立ちはだかるのか。今回もまた、一番の見どころはそこに尽きる。 才能豊かな個の能力が屋台骨となり、洗練された組織力を形成するのが昌平の強みだ。昨年度の全国高校選手権を経験した長準喜、土谷飛雅(ともに3年)、大谷湊斗(2年)のMF陣がドリブルを主体に構成する展開力は質が高く、U−16日本代表MF山口豪太の個人技は1年生の水準ではない。ただ、今季初昇格したプレミアリーグEASTは高校生年代最高峰の大会とはいえ、暫定9位と低迷する現状がやや気になる。 新人大会と関東高校大会予選を制した武南は、MF松原史季(3年)が高い個人技で攻撃陣をリード。左利きのMF高橋秀太(3年)は、独特のリズムで中列後方から好パスを配給する。自らが持つ最多優勝記録を16回に更新する力は十分ある。 予選準優勝で関東高校大会に初出場した埼玉平成は、CB清水聖那とMF三木響介(ともに3年)を軸にした堅陣が特長。MF中島昂大(3年)の良質なキックから、鋭いサイドアタックを仕掛ける。3大会ぶりの優勝を目ざす西武台は、目下4位のプリンスリーグ関東2部で5得点のFW竹内奏海(2年)をはじめ、ともに3ゴールのMF治部田元太(3年)とFW遠藤秀悟(2年)が攻撃の中心だ。
関東高校大会予選と新人大会4強の成徳大深谷は、SB鈴木嵐(3年)の良質な左足キックとロングスローが武器。昨年から2トップを組む秋本光瑛、平井心瑛(ともに3年)は得点感覚に優れる。公立勢で唯一、関東高校大会予選ベスト4の浦和東は、187のCB小山紘輝(3年)に代表される忠実で粘り強い守備が持ち味だ。 同予選8強組では、県トップリーグのS1で首位に立つ正智深谷は昨季からのレギュラーFW栗原健人(3年)の得点力が高く、GK望月奎杜(3年)も経験豊かな守備神だ。本庄東はMFアピッチ大翔(3年)のパス出しが絶妙で、細田学園はFW井出壱音やMF伊藤達樹(ともに3年)がチームを引っ張る。下級生に好人材を抱える花咲徳栄は、FW西尾優輝やMF仲山陽(ともに2年)の出来が上位進出のカギを握る。
S1リーグ5位の浦和南と新人大会8強の立教新座の対戦は、市立浦和−聖望学園のS1勢決戦とともに1回戦屈指の顔合わせとなった。新人大会準優勝でS1リーグ6位の武蔵越生は、MF佐藤祥太(3年)の舵取りが見もの。浦和学院は坂間真翔、平瀬優真の両MF(ともに2年)、DF川畑宇輝(3年)ら昨年度の全国高校選手権予選4強の主力が健在。埼玉栄も同予選ベスト4の陣容からGK安達洸太、FW小磯慧秦(ともに3年)という攻守の要が残り、チームをまとめている。 S2リーグで好調の国際学院や狭山ヶ丘も、技術の高い選手を揃えた好チームだ。関東高校大会予選でベスト16に残った公立勢は、4強の浦和東を含めて4校だけ。どこまで巻き返せるかにも注目したい。文●河野 正【記事】「私が培ってきた経験を…」元日本代表FW玉田圭司、昌平高コーチ就任報告にファンも興味津々!「びっくり!!」「楽しみ」
2023年06月01日 05:00
アリエン・ロッベン、フランク・リベリ、マヌエル・ノイアー、トーマス・ミュラー……。かつてドイツの巨人バイエルン・ミュンヘンでプレーした宇佐美貴史は、サッカー史に名を残す名手とロッカールームを共にした経験を持つ。 スーパースターの一挙手一投足を間近で目にしていた宇佐美によれば、彼らはピッチ外でも異端児だったようだ。現在はガンバ大阪でキャプテンマークを巻く31歳が、バイエルン時代の印象的なエピソードを披露してくれた。 ――◆――◆――
ピッチ内外で一番強烈だったのは、リベリとロッベンかな。2人ともキャラが強烈。ぶっ飛んでて、クレイジーみたいな。ロッベンはけっこう孤高のカリスマという感じですね。一匹狼で自分のやるべきことに集中して、めちゃくちゃストイックで、あんまりブレない。だからチームメイトにも敵を作っちゃう、でも結果を出すからみんな認めてましたね。 リベリは仲の良い選手たちと群れるし、いたずら好きやし、話してるレベルも半端じゃない。ここでは到底話せないような話とかもしてるし。試合後にリベリがロッベンを殴っちゃったみたいなのもありましたね。【PHOTO】現地番記者が選ぶ「過去20年のバイエルン・レジェンドTOP10」を厳選ショットで振り返り!
オランダの英雄ロッベンは、今年4月にフルマラソンで3時間切りを達成。現役引退からおよそ2年が経つなかでの偉業で、世界中を騒然とさせたが、元チームメイトの宇佐美に驚きはなかった。――◆――◆――
ロッベンとリベリの凄いところですよね。守備をしないみたいなイメージがあったかもしれませんが、2人ともめっちゃ走れるんですよ。チームのフィジカル練習なんてしたら、2人で一生走ってますからね。 その当時から持久系も凄かったですね。ロッベンはフィットネスというか、アスリートとしての肉体が半端じゃなかったです。あれくらいできるだろうなっていう。だから僕はマラソンの話を聞いても凄いなあというのはなかったです。当時から体力が凄かったんで。ちょっとマラソンのトレーニングをしたら、それくらいの記録を出せるだろうなあと記事を見て思いましたね。取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)
2023年05月31日 23:50
チャンピオンズリーグはベスト16でバイエルンに敗れる悔しい結果となったが、パリ・サンジェルマンFWリオネル・メッシが今季見せたパフォーマンスは特別なものと言えよう。チームは苦戦しながらもリーグ・アンを制したが、メッシは27日のストラスブール戦でも得点を記録。これで今季パリでは40試合に出場して21ゴール20アシストの成績となり、41のゴールに関与したことになる。 リーグ・アン初挑戦となった昨季はリーグへの適応に少々苦労したところがあり、6ゴール14アシストの成績でフィニッシュしていた。メッシが一桁得点はちょっとした異常事態であり、一部では衰えを指摘する声もあった。ベテランになってから別のリーグへ挑戦するのは難しいとの見方もあっただろう。しかし、今季のメッシはそうした批判に結果で応えてみせた。1年でフランスの環境に適応してくるところは見事で、今季は得点数&アシスト数で昨季を大きく上回った。それも今季はシーズン途中にワールドカップ・カタール大会があり、アルゼンチン代表のエースとしてメッシはチームを優勝へ導いている。疲労は確実に溜まっていたはずだが、パリではそれを感じさせないパフォーマンスを見せてくれた。凄いのは得点数やアシスト数だけではない。今季のメッシは37試合を消化した段階で100回のドリブルを成功させている。これはレンヌFWジェレミー・ドク(89回)、リヨンMFラヤン・チェルキ(78回)ら注目の若手を抑えてリーグ・アン1位の数字である。チームメイトのキリアン・ムバッペでも72回となっていることを考えれば、やはりメッシのドリブルは特別だ。5大リーグ全体で見ても、メッシよりドリブルを決めているのはレアル・マドリードFWヴィニシウス・ジュニオール(108回)のみ。35歳を迎えているメッシは若い頃とはトップスピードも違ってきているはずだが、スピードだけに頼らないところにメッシの凄さがある。このドリブルはまだまだ抑えられないだろう。ワールドカップを制するなど充実のシーズンを過ごしたメッシ。今は移籍の話題が注目を集めているが、どの環境でも35歳メッシはまだまだサッカー界を盛り上げてくれることだろう(データは『WhoScored』より)。
2023年05月31日 23:48
今シーズン限りでの退団が決定している元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツの後任を必要としているバルセロナとって、バイエルン所属のドイツ代表MFジョシュア・キミッヒは現実的なオプションであると17日に報じたスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が、バルセロナのキミッヒ獲得は依然可能であると31日に一面トップで報じている。
2023年05月31日 23:30
メキシコのリーガMXは29日にプレイオフ決勝2ndレグが行われ、グアダラハラとティグレスが対戦。試合は延長戦の末にティグレスが3−2で勝利を収め、優勝を果たした。このゲームはグアダラハラが先に2点をリードする展開だったのだが、後半より3点を奪ってティグレスが逆転。その口火となる1点目のPKを沈めたのは、長くティグレスでプレイする37歳の元フランス代表FWアンドレ・ピエール・ジニャックである。 2015年よりティグレスでプレイするジニャックは、とにかく一貫性あるパフォーマンスを見せてきた。今季もリーグ戦では得点ランク3位となる20ゴールを記録しているが、メキシコで過ごした8シーズンのうち20ゴールに届かなかったシーズンは3度しかない。ティグレスでは通算338試合で189ゴール46アシストと驚異的な成績を収めており、その勢いは37歳の今も衰える気配がない。年齢的には同じフランス代表でプレイしてきたミランのオリヴィエ・ジルー(36)、レアル・マドリードFWカリム・ベンゼマ(35)と近い世代にあり、ジルーとベンゼマも欧州5大リーグで活躍を続ける鉄人プレイヤーだ。それはジニャックも同じで、とにかく怪我が少ない。今季も筋肉系の故障で3試合を欠場したくらいで、ほとんどフル稼働だ。ジニャック本人もメキシコでの生活をかなり気に入っているようで、チームも今季はリーグ制覇を果たす充実ぶりだ。やや5大リーグを離れるのが早すぎたのではなんて声もあったが、ジニャックにとってメキシコ行きは大正解だったようだ。
2023年05月31日 23:10
フランクフルトMF鎌田大地のミラン入りに関する話題が浮上したことに加え、最近はセリエAを制したナポリがボルシアMG所属DF板倉滉、レアル・ソシエダMF久保建英の獲得に関心があるとの話も出るなど、イタリアで日本人選手の評価が上がっている。それに合わせて伊『Gazzetta dello Sport』は過去にセリエAでプレイした日本人選手を振り返っているのだが、鎌田と同じMFでは中田英寿の名前が真っ先に挙がる。中田は日本人選手の評価を飛躍的に高めた特別な存在であり、その始まりはイタリアのペルージャからだった。 その後移籍したローマではスクデットを獲得し、パルマでもコッパ・イタリアを制するなど成功を収めている。鎌田がミランでプレイするならば、ボランチかトップ下かに関わらず中田と比較される機会が増えそうだ。ミランで10番を背負ったMF本田圭佑との比較も当然起こる。当時はチーム状況が不安定だった時期もあり、やりづらい部分もあっただろう。伝統の10番にふさわしい成績を残せたとは言い難いかもしれない。それでも、同メディアはクオリティの低い攻撃的MFだったわけではないとフォローする。当時の本田はミランが関心を示すにふさわしい実力者だった。また、DF枠で同メディアが改めて絶賛したのがDF長友佑都である。中田のインパクトも相当のものがあったが、名門インテルに7年在籍した長友も特別だ。これだけ長くセリエAを代表する名門クラブでプレイ出来る日本人選手も珍しい。何度もレギュラー落ちの危機があったが、それを跳ね返してきたのが印象的だ。同メディアも「長友との良い思い出は尽きない。インテルのユニフォームを7年間着続けたサイドバックは、それをまるで自分の体の一部のように感じていた。ファンは彼の献身性やチームへの愛を常にリスペクトしてきた」と振り返っており、愛されキャラだった点も特長的だ。インテルに長く在籍した点を考えると、セリエAで最も活躍した日本人選手と言ってもいいか。ミランは昨季スクデットを獲得するなど、力を取り戻している。鎌田がミラン入りとなれば、チャンピオンズリーグなど高いレベルでプレイ出来る機会も増えるだろう。攻撃的MFとして中田や本田をも上回るインパクトを残してほしいところだが、果たして。
2023年05月31日 23:00
現在多くのスター選手が集まるコンペティションとなったイングランド・プレミアリーグ。その一方で、アカデミー出身の若手がプレーできる枠は少なくなっている。今回は『Squawka』から「プレミアリーグのアカデミーを中退してからブレイクした選手たち」をご紹介する。ハリー・ケイン現所属:トッテナム・ホットスパーアカデミー時代に所属していたクラブ:アーセナル所属していたシーズン:2001〜2002 非常に有名な話の一つであるが、ハリー・ケインは元々トッテナム・ホットスパーのアカデミーでずっと育ってきた選手ではない。彼の家族は全員トッテナムのファンであり、グラウンドからわずか15分の場所に実家があったにもかかわらずだ。8歳の時にアーセナルのアカデミーに加入したものの、わずか1年で放出された。そのときには「ぽっちゃりしていて運動能力が低い」と評価されたという。その後トッテナムのトライアルで落選し、ワトフォードのアカデミーに加入した後に「トッテナムとの練習試合で活躍した」ことで引き抜かれたのだ。ついに愛するクラブに加入できた彼であるが、それでも最初は体も小さく速くもなかったため目立たないMFだったものの、U-15レベルで急激な成長を遂げたとか。デクラン・ライス現所属:ウェストハム・ユナイテッドアカデミー時代に所属していたクラブ:チェルシー所属していたシーズン:2006〜2014ロンドン生まれのデクラン・ライス。少年時代からチェルシーのアカデミーで育ったが、突如14歳で解雇されてしまう。父の証言によれば、デクランはあまりのショックにしばらく引きこもってしまったとのこと。ただその後「チェルシーを見返してやる」と一念発起し、ウェストハムのアカデミーに加入。その決意と粘り腰で急激な成長を遂げ、次年度にはプロ契約を結び、2017年にはトップチームに初選出。それからすぐにレギュラーを奪取した。この経歴もあるため、同じチェルシーのチームメイトとして長年ともに育っていたメイソン・マウントとは幼馴染の親友という間柄である。エリック・ダイアー現所属:トッテナム・ホットスパーアカデミー時代に所属していたクラブ:エヴァートン所属していたシーズン:2011〜2012珍しくポルトガルリーグでデビューした変わり種のイングランド人選手として知られているエリック・ダイアーであるが、実はエヴァートンのアカデミーに所属していたことがある。子供の頃に移住したポルトガルでスポルティングCPのアカデミーの中心選手となったが、2011年にエヴァートンへと移った。16歳のエリック・ダイアーはそこで18ヶ月を過ごし、U-18プレミアリーグの優勝も経験したものの、そのままスポルティングへと戻っていった。そして2012年夏にスポルティングでデビューし、2年後にはトッテナム・ホットスパーに引き抜かれることになった。最終ラインとボランチのあらゆる場所をこなす応用力で非常に重宝される存在に。エベレチ・エゼ現所属:クリスタル・パレスアカデミー時代に所属していたクラブ:アーセナル、フラム所属していたシーズン:2006〜2011今回のインターナショナルマッチウィークでイングランド代表に選出されている24歳のアタッカー。ナイジェリア人の両親の下、ロンドンで生まれた人物だ。彼はアーセナルでサッカー選手を目指したものの13歳で放出され、フラム、レディング、そしてミルウォールのアカデミーに所属したものの、2016年に退団。大学で勉強しながらQPRでデビューした。そして2020年にクリスタル・パレスに引き抜かれ、初のプレミアリーグでレギュラーを奪取。次年度にはイングランド代表に初選出され、さらに今季は38試合で10ゴールを決めるなど大ブレイクを果たした。ジェイドン・サンチョ現所属:マンチェスター・ユナイテッドアカデミー時代に所属していたクラブ:マンチェスター・シティ所属していたシーズン:2015〜2017十分に知られている事実であるため説明の必要もないが、ジェイドン・サンチョはマンチェスター・シティの下部組織で期待された選手である。ロンドンで育ち、ワトフォードのアカデミーでプレーし、リース・ネルソンとは友達で、チェルシーのファンだった。14歳の時にマンチェスター・シティのスカウトを受けてアカデミーに加入したものの、契約の内容でクラブと揉めたことがきっかけで関係がこじれ、2017年夏に喧嘩別れすることに。その後彼はドイツに渡ってボルシア・ドルトムントに加入し、そこで大ブレイク。2021年にマンチェスター・ユナイテッドへと引き抜かれている。ジャマル・ムシアラ現所属:バイエルンアカデミー時代に所属していたクラブ:サウサンプトン、チェルシー所属していたシーズン:2010〜2011、2011〜2019サウサンプトンはイングランドでも屈指の育成能力を誇っているクラブだ。そのアカデミーに所属していた経験を持っているのが、ドイツ代表のジャマル・ムシアラだ。7歳でイングランドへと移住した彼はサウサンプトンに加入し、そして1年後にはチェルシーへ。長い間イングランドの年代別代表チームでプレーした後、16歳でドイツへと渡ることを決めた。そして2020年にトップチームで最年少デビュー記録を更新。今季は33試合で12ゴールと中心的な存在に成長し、ワールドカップでもドイツ代表の中心選手となった。ペドロ・ゴンサウヴェス「ポテ」現所属:スポルティングCPアカデミー時代に所属していたクラブ:ウォルヴァーハンプトン所属していたシーズン:2017〜2019現在スポルティングCPで守田英正とともにプレーしている24歳のアタッカー、ペドロ・ゴンサウヴェス。子供の頃はぽっちゃりして小さかったことから「ポテ」と呼ばれるようになった。シャヴェス、ブラガ、バレンシアのユースで活躍したあと、2017年にウォルヴァーハンプトンのアカデミーに移籍。イングランドでもすぐに結果を残したものの、2年後にはホームシックのためにポルトガルに戻ることになった。
2023年05月31日 22:58
バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督がスペインのテレビ番組『Gol a Gol』に出演し、同クラブ監督就任後の2年間を振り返った。
2023年05月31日 22:40
フランス1部のパリ・サンジェルマンとキットサプライヤーのNikeは31日、2023-24シーズンで着用する新ホームユニフォームを発表した。今回の新ユニでは左半身に垂直トライプを走らせるデザインが久々に復活している。Paris Saint-Germain 2023-24 Nike Homeパリ・サンジェルマン 2023-24 Nike ホーム ユニフォーム23-24新ホームユニフォームは、以前からの噂通りの片側ストライプデザインが登場。近年のPSGファンには新鮮なスタイルに映るであろうこのストライプは、2000年代前半の一時期で使用したホームキットを想起させる。 グラデーションで消えゆくストライプは、パリの夜に浮かぶスカイライン(建造物の輪郭線)に光が溶け込む様子をイメージしたものだ。背面首元にはフランス国旗のトリコロールを配し、フランスを代表するクラブチームとしての誇りを背負う。過去には4つしかないネイビーカラーの片側ストライプもそうだが、ホームキットに赤いスウッシュ(Nikeロゴ)も実は珍しい。Nikeが初めて手掛けた1989-90シーズンのキットを含め、最初期は赤いスウッシュが定番だった。前述の通り、PSGは過去4つ(2001-02、02-03、03-04、04-05)のネイビーカラーのホームキットで、今回と同じ左ストライプデザインを採用していた。ニコラ・アネルカやロナウジーニョがいた時代だ。今回はその時代以来の復活となる。ちなみに、現在に続くネイビーのホームキットは01-02モデルが原点で、それ以前はもう少し明るいブルーだった。近年のPSGでは異端の片側ストライプだが、かつてホワイトのホームキットを着用していた70年代や80年代では「赤青の片側ストライプ」が定番だった時代もある(白ユニに赤青の左ストライプは19-20シーズンのサードで復活した)。
2023年05月31日 22:37
去就に注目が集まっているパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは来季、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテルマイアミからのレンタルで、バルセロナでプレーすると31日、フランス紙『レキップ』が報じた。 現在35歳のメッシは2021年8月からPSGでプレー。1年の契約延長オプションが付随しているものの、現行契約が2023年6月30日までとなっていることから、去就に注目が集まっている。シーズン終盤にPSGのサポーターからブーイングを浴び、クラブに無断で個人のプロモーション活動を含む商業的な理由でサウジアラビアに渡航したことによりPSGから活動停止処分を受けたメッシに対し、クラブは契約延長オプションを行使しないという報道も出たことなどから、メッシは今夏での移籍が濃厚と見られている。 さらに先日にはサウジアラビアのアル・ヒラルが史上最高額となる、年俸6億ユーロ(約900億円)、2年契約で計12億ユーロ(約1800億円)のオファーを出し、一部ではメッシの父親で代理人も務めるホルヘ・メッシ氏がそのオファーに対し前向きだと報じられていた。
しかしながら、『レキップ』が仰天案を報じた。同紙によると、インテル・マイアミがメッシの保有権を確保したうえで6カ月から18カ月間の期限付きでメッシをバルセロナに貸し出す合意を結ぶべく、両クラブが動いているという。これにより欧州トップレベルでのプレー継続を希望すると報じられていたメッシは、バルセロナのユニフォームを着てチャンピオンズリーグ(CL)などでプレー可能となり、その後アルゼンチン代表として2024年のコパ・アメリカに出場した後に、マイアミでキャリアを締めくくるプランだという。
バルセロナのシャビ監督は先日「我々のサポーターは試合のたびにメッシの名前を出すようになった。彼の復帰案は私も大好きだが、信じて欲しい。99%は彼次第だ」と発言し、バルセロナの地元メディアもメッシの復帰への機運を高めている。バルセロナは財政面で問題を抱え、メッシを含め補強を行う場合ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の条件を満たす必要があるとも言われているが、果たしてメッシは来季バルセロナでプレーすることになるのだろうか。
2023年05月31日 22:20
元日本代表MF橋本英郎が、浦和レッズFW興梠慎三の“読み方”を知らなかったと明かした。橋本は27日に行われた京都サンガ対浦和レッズの試合で解説を担当。試合後、視聴者から興梠慎三の発音が独特であることを指摘された。それに対し、橋本は「実はお恥ずかしながら…」と以下のように返信した。実はお恥ずかしながら…興梠選手の読み方をずっと「こおろぎ」やと本気で思ってました(代表では慎三とずっと呼んでいたため)。 本当は「こうろき」やったと、昨日の中継前に知りまして。。。間違えないよう変に意識していたら、つい変な発音に。。これから気をつけます!すみません…!🙇♂️ https://t.co/HfOhxSoRYW
— 橋本英郎 (@hideohashi1979) May 28, 2023興梠慎三の正しい読みは「こおろき・しんぞう」だが、橋本はずっと「こおろぎ」だと思っていたようだ。二人は同じクラブでプレーしたことはないものの、橋本は2007年〜2010年に、興梠は2008年〜2017年に日本代表に選ばれており、代表チームでは一緒にプレーした経験がある。ただ代表では「慎三」と下の名前で呼んでいたため、その間違いに気付かなかったという。中継前にこの事実を知り、意識してしまったことで変な発音になってしまったようだ。44歳にして新たな事実を知った橋本は「これから気をつけます!すみません…!」と戒めていた。
2023年05月31日 22:13
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)により延期されていた、明治安田生命J1リーグ第11節が31日に行われ、浦和レッズとサンフレッチェ広島が対戦した。
2023年05月31日 22:00
スティーブン・ジェラード、フランク・ランパード、ウェイン・ルーニー、リオ・ファーディナンドなど一時期のイングランド代表は今にも劣らないスター選手揃いだった。スヴェン・ゴラン・エリクソンやファビオ・カペッロ、ロイ・ホジソンなど数々の名将が率いたイングランド代表だが、国際大会でのタイトル獲得まで及ばなかった。その理由の1つとしてライバルのクラブ間同士の対立の強さがあったと、『Mirror』にてジェラードは語っている。選手としてのキャリア後、監督を経て、現在はイングランド・プレミアリーグなどを放送している『BT Sport』にて解説などをしているジェラードはリオ・ファーディナンドとの関係についてコメントしている。 「当時イングランド代表として会うときは、相手が好きだというふりをするが、自分のキャリアも終わり、相手のキャリアも終わったとき、本当の友情が始まる。トップクラブでプレイした選手としてのリオには尊敬しかない。生涯を通じて、彼は良い奴でもあるし、私も彼と一緒に『BT』での役割を楽しんでいる」当時、ライバル関係であったリヴァプールとマンUの選手たちの間では同じ代表のメンバーだったとしても本当の友情ではなかったとジェラードは振り返っている。ファーディナンドも同じ趣旨のコメントをしており、当時のライバルクラブの選手には、クラブに何かしらの情報を持って帰られることを恐れ、代表という場であっても心を開いていなかったのだという。あまりにも同じ国内でのライバルチームが多かった当時のイングランド代表では真の結束力を発揮できず、それが代表を弱体化させた、と当時の選手らはコメントしている。国際大会で後一歩のところで結果を出せなかったイングランド代表の裏側にはライバルクラブ間の対立があったようだ。
2023年05月31日 22:00
V・ファーレン長崎が、5試合ぶりとなる勝利の美酒に酔った。ジュビロ磐田をホームに迎えた明治安田生命J2リーグ・第18節の一戦は、ともにJ1昇格プレーオフに位置する(長崎が5位、磐田が6位)チーム同士による好ゲームが繰り広げられた。最終的には90+5分に米田隼也によるこの日2点目が決まり、ホームチームが劇的な展開で勝ち点3をゲットした。難敵撃破で4位に浮上した長崎は、もとより豊富な戦力を誇り、J1昇格の有力候補に挙げられている。その長崎を牽引する絶対的エースと攻撃パターン、現チームが抱える課題とそれを打開するための解決策をひも解いた。 直近5試合の基本システムまずは、直近のリーグ戦5試合での基本システムおよびメンバーを見ていこう。守護神はムードメーカーの波多野豪で、4バックは右からサイドバックに本格転向した増山朝陽、「娘が好きな番号」だという4番を背負うヴァウド、セットプレーからの得点力が光る櫛引一紀、サイドのスペシャリストである米田隼也の4人。右SBとセンターバックに対応する岡野洵も存在感を示している。ダブルボランチはリンクマンの鍬先祐弥と攻守の軸であるカイオ・セザールがコンビを組む。C・セザールが出場停止だった第18節のジュビロ磐田戦では、秋野央樹が左ボランチを務めた。期待の若手である安部大晴、五月田星矢の台頭も楽しみだ。様々な組み合わせが試されている2列目は、ブレイクの予感を漂わせる笠柳翼、トップ下と左サイドを兼務するクレイソン、積極的な仕掛けが武器の宮城天が主力の座に。一発の破壊力があるクリスティアーノ、攻守に計算できる澤田崇、走れる司令塔の加藤大(ボランチと兼務)らも控えており、増山も一列前で起用されるなど争いは熾烈だ。1トップはチームトップのリーグ戦8ゴールをマークしているフアンマ・デルガドが絶対的エースに君臨。その背番号9は直近2試合を欠場しており、第17節と第18節ではエジガル・ジュニオが最前線に入った。6月16日に37歳の誕生日を迎える都倉賢は、持ち味である空中戦の強さを今季も見せている。献身的な姿勢でチームに芯を通す背番号9リーグ戦18試合を消化し、4位と上位につけるV・ファーレン長崎。今季のここまでを振り返ると、浮き沈みの激しいシーズンとなっている。開幕4戦勝ちなし(2敗2分)と苦しみ21位に沈むなか、第5節のロアッソ熊本戦で今季初勝利をゲット。すると熊本戦から3連勝を記録し、7位に浮上する。第8節のザスパクサツ群馬戦で黒星を喫したが、第9節のヴァンフォーレ甲府戦から怒涛の5連勝。順位を一気に2位まで上昇させる。しかし、第14節の東京ヴェルディ戦を1-2で落とすと、その後は1敗2分と再びトンネルに入ってしまう。第18節のジュビロ磐田戦を劇的な展開で制し、5試合ぶりの白星を手にしたのだった。成績が安定しない一面があるとはいえ、ツボにハマった時の爆発力は凄まじい。特に5連勝を飾った第9〜13節では、そのうちの3試合で4得点を記録。快調にゴールと勝ち点を積み重ねた。5連勝のチームでひと際輝いたのが、この期間だけで4得点を決めたフアンマ・デルガドだ。2017および18シーズンに得点源として活躍したスペイン人ストライカーは、大宮アルディージャとアビスパ福岡でのプレーを経て、5シーズンぶりに復帰。4月度のリーグ月間MVPに輝くなど、エースとしてチームを牽引している。リーグ戦14試合でチームトップの8ゴールを挙げている通り、得点感覚が優れているのはもちろんだ。コースを突く正確なシュート、ペナルティーエリア内でクロスに合わせる技術、左右両足とヘディングでネットを揺らせる得点パターンの豊富さが光る。だが、背番号9の魅力は決してゴールだけではない。ポストプレーや前線からの守備など幅広いタスクをこなし、献身的な姿勢でチームのために奮闘する。J1昇格を目指すクラブに芯を通す存在であり、フアンマ不在時にその穴の大きさを感じるのは、無理もないだろう。果たして強みを生かせているか?チームとしてフアンマ・デルガドの決定力を生かす形のほか、機能している攻撃パターンがいくつかある。まとめると以下の通りとなる。エースのフアンマに良い形でボールを供給し、ゴールに結びつける
櫛引一紀を軸としたセットプレーからの得点
ロングスローからの効果的な崩しのセットプレーだが、こちらはセンターバックの櫛引が突如として得点力を開花させている。今季ここまでリーグ戦18試合に出場して4ゴールを決めているが、ゴール数はキャリアハイの数字。プロ13年目、30歳のシーズンで覚醒の時を迎えている。櫛引の4ゴールはいずれも5連勝の期間に決まっているが、長崎には優秀なプレースキッカーが多く存在する。第10節の徳島ヴォルティス戦でアシストしたクレイソン(ショートコーナーからの右足クロス)、加藤聖(自身が蹴ったコーナーキックの流れから左足クロス)に加え、加藤大(左足)、秋野央樹(左足)や増山朝陽(右足)、クリスティアーノ(右足)、宮城天(右足)と左右のキックで決定機を演出できるのだ。今後もセットプレーからの一発は期待が持てるだろう。そして、のロングスローもシンプルながら効果的だ。主なスロワーは増山と岡野洵で、加藤聖も地肩の強さを披露する。ロングスローが特段際立った第13節の水戸ホーリーホック戦では、岡野のロングスローを起点に2得点をゲット。効率的にゴールを重ねてみせた。町田ゼルビアやブラウブリッツ秋田のように、ロングスローを有効活用するチームが耳目を集めているが、長崎もまたロングスローを取り入れて崩しのパターンを増やしている。しかし、セットプレーおよびロングスローというストロングポイントが存分に発揮されているとは言い難い。それは、指揮官が採用するコンセプトと密接な関係がある。🌟月間優秀監督賞🌟【4月度】明治安田生命J2リーグ
ファビオ カリーレ 監督(V・ファーレン長崎)@v_varenstaff
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— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) May 16, 2023昨年7月より指揮を執るファビオ・カリーレ監督は、個の力を引き出しつつ、サイドアタックを軸としたチーム作りを推し進めてきた。そのブラジル人指揮官が徹底させているのが、最終ラインからのビルドアップだ。両センターバックを中心にボールをつなぐ形がメインで、3バックに可変して左サイドバックの米田隼也が中に絞る動きやボランチの鍬先祐弥が最終ラインに落ちる形も見られるが、ビルドアップの質は決して高いとは言えない。各人が足元にボールをつけるだけになってしまっており、相手の守備ブロックの外でパスを回すのみに終始している。また、パス回しのテンポが基本的に変わらず一定のため、相手からすると守備の予測が立てやすくなっている。事実、第18節・ジュビロ磐田戦のとりわけ前半には、相手のハイプレスによる圧力もあって自陣でボールロストしてしまう場面が散見された。76分の失点シーンは、ディフェンダーとゴールキーパーの連係ミス(難しい局面だったが、GKへ下げる際にゴールエリア前方を外してリスクを減らせれば防げたかもしれない)によるものであり、悔やまれる形だった。自陣でのボールロストをできる限り無くし、自分たちのペースで試合を運ぶためにはどうすればいいのか。この方策については、次のセクションで考察していきたい。光が見えた磐田戦の先制点前述した通り、ビルドアップの質が決して高いとは言えないなかで、V・ファーレン長崎が課題を解決するためにどうしていくべきか。解決策となり得るのが、前線へのロングボールを増やすことだ。長崎が自陣深くでビルドアップを開始した際、相手はその動きを分断しようとプレッシャーをかける。自軍のアタッカーがハイプレスを仕掛けるため、相手はディフェンスラインを押し上げて全体をコンパクトに保とうとする。そうなれば、おのずと敵陣にスペースが生じる。そのスペースに最終ラインからロングボールを送り込み、一気に攻め込めれば、手薄な相手DFラインを突くことが可能となる。第18節・ジュビロ磐田戦での先制点はまさにこのパターンから奪ったもので、文字通り理想的な形だった。ロングボールのターゲットには、エアバトルに強いフアンマ・デルガド&都倉賢という適任者がいる。トップ下で起用された選手がサイドに流れて、ボールを呼び込む動きで起点となる形も効果的だろう。クレイソンと澤田崇は機動力があり、加藤大には走力がある。敵陣深くにロングボールを送り込み、そのボールが相手に回収された場合は、最終ラインを素早く押し上げて連動したプレスを仕掛け、ショートカウンターを狙っていく。多くの運動量が求められるゆえ、90分を通して実施するのは現実的ではない。あくまでも状況を見てという形になるが、相手を押し込むことが目的だ。「セットプレーおよびロングスローというストロングポイントが存分に発揮されているとは言い難い」と前項で述べたのは、この点が関係してくる。つまり、敵陣深くに押し込むことができれば、必然的にセットプレーやロングスローのチャンスもより増えるはずで、今以上に強みを生かすことができると見る。相手がロングボールを警戒してハイプレスを選択しない場合は、ビルドアップから丁寧に崩していく形を取る。もちろん、つなぎの局面での課題はあるが、相手のプレッシャーが軽減されれば落ち着いてボールを回すことができ、不用意なボールロストは減るだろう。ロングボールを用いて緩急をつけたパス回しが実現できれば、相手に守備の狙いを絞らせない戦い方が可能となる。
2023年05月31日 21:50
浦和レッズは5月31日、延期分のJ1第11節でサンフレッチェ広島と対戦。2−1で勝利を収めた。 50分に先制されるも、試合をひっくり返してみせる。鮮やかな逆転勝ちでハイパフォーマンスを見せたのが伊藤敦樹だ。 72分、ボックス内で関根貴大の横パスを受けると、丁寧なラストパスで酒井宏樹の同点弾をお膳立て。さらに90+2分、リンセンの折り返しに左足ボレーで合わせてネットを揺らす。
【動画】伊藤敦樹、圧巻の1ゴール・1アシスト!
勝点3を手繰り寄せる1ゴール・1アシスト。DAZNの公式ツイッターが、この2つの決定的な仕事を公開すると、SNS上では「やっぱ伊藤敦樹すげえわ」「過去最高の出来だったのでは?」「いいゴールだったなー!」「今、浦和の最高のMFだよホント…」「代表呼ばれない意味がわからない!」「まさに代表に呼ぶべき選手の一人」といった声が上がった。 浦和はこの勝利で勝点を27に伸ばし、4位に浮上した。構成●サッカーダイジェストWeb編集部