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2023年03月26日 19:59
「オープン戦、広島8−3ソフトバンク」(26日、マツダスタジアム) 広島はオープン戦最終戦を勝利で飾った。先発の玉村が5回無失点の好投で開幕ローテ入りを決め、マクブルーム、デビッドソンのアベック弾など打線が爆発した。 試合後、新井貴浩監督は次の通りに取材に応えた。 −先発の玉村は? 「ナイスピッチングでしたね。ワンチャンスをつかみましたね」 −打線では助っ人2人に一発。 「一昨日の試合ぐらいから自分の中では打線全体の見た感じ、各打者がいい見送りや反応をしていたなという風に見えていたんで。それが今日ね、形になって。2人ともナイスバッティングでしたね。他の打者もね、ヒットもたくさん出たけど、しっかりコンタクトした打球も多かったので、内容もよかったんじゃないですか」 −オープン戦最終戦で初めての打順を試した意図は。 「今日は本番というか、それを想定してやったんで。これはシーズンに入っても、いつも言っているように固定したいけど、なかなかできないと思うので。だから、シーズンに入っても相手投手の相性とかによって変化が出てくると思うんですよね。打順であったり。それはブルペンも一緒」 −4番にマクブルームの理由は。 「左にいい打者が多いので、昨年の実績も経験もあるし、右打者のライアンに据えた方が打順を考えたら一番落ち着くから。そういう感じ」 −オープン戦16試合を戦って投打での収穫と課題は。 「投げる方はブルペンが一番競争が激しいところだと言っているので、これは開幕してからもずっと続く。競争が続く中で、その形が決まればいいと。例えば、栗林の前に八回は誰が行くんだというのが見えてきたらいいと思ってます。打撃陣は、ないですね。いつも言ってるように、自分の中ではオープン戦とシーズン中は、別物だと思ってるので。オープンだけではちょっとあんまりわかんないですね」 −先発陣に関して、玉村は5人目という認識ではいる。残り1人は週明けのウエスタンで判断をされるのか。 「全体的な6枚ということ。もう決まってる、自分の中ではもう決まっています。今日で決まった。順番はあれだけどね」 −入れ替えは? 「開幕は今日のメンバーで行きます」 −栗林は2試合投げられた。 「あぁ〜もう安心、安心、安心。もう彼の場合は、本当、投げられるか投げられないか、なんで。もううちの絶対的な守護神なんで。まずは投げられるってことがわかったんで、安心してます」 −就任して半年。思い描いていたプラン通りに開幕を迎えられるか? 「まあ、そうですね、整ったんじゃないですか。だけど、さっきも言ったように、今からがスタートなんで、まだ何も始まってないんで。そのオープン戦までのプランっていうのは、立ててないんで。まだ何も始まってないし、今からね。始まるんで」 広島は31日にヤクルトと神宮球場で開幕戦を迎える。
2024年03月28日 19:53
◆ 開幕投手は早川隆久
NPBは28日、翌日29日に2024年シーズンの開幕戦を戦う12球団の「開幕一軍メンバー」を発表した。
今江新体制でシーズンを迎える楽天は、主力の浅村栄斗・島内宏明に加え、昨季盗塁王の小深田大翔、打撃に期待がかかる伊藤裕季也・小郷裕哉らが開幕一軍入り。投手陣は今季から守護神となる則本昂大を始め、2年目の飛躍が期待される荘司康誠・渡辺翔太、さらにドラフト5位ルーキーの松田啄磨が開幕一軍メンバーに名を連ねた。
29日18時00分から楽天モバイルパーク宮城で行われる開幕戦の予告先発は、楽天が早川隆久、西武が今井達也と発表されている。
◆ 楽天・開幕一軍メンバー
▼ 投手
14 則本 昂大
19 荘司 康誠
20 N.ターリー
21 早川 隆久
28 酒居 知史
31 渡辺 翔太
43 宋 家豪
46 藤平 尚真
49 西垣 雅矢
56 鈴木 翔天
61 松田 啄磨
69 内 星龍
▼ 捕手
2 太田 光
44 田中 貴也
70 石原 彪
▼ 内野手
0 小深田 大翔
3 浅村 栄斗
4 阿部 寿樹
5 茂木 栄五郎
7 鈴木 大地
23 M.フランコ
39 伊藤 裕季也
42 山田 遥楓
66 村林 一輝
▼ 外野手
8 辰己 涼介
25 田中 和基
27 岡島 豪郎
35 島内 宏明
51 小郷 裕哉
2024年03月28日 19:46
阪神の岡田彰布監督、巨人の阿部慎之助監督は28日、29日に東京ドームで開幕する“伝統の一戦”『巨人−阪神』を前に記者会見に応じた。
リーグ連覇を目指す岡田監督は「チームとして連覇というのが、タイガースの歴史の中でないので、そのチャンスがある。前回もチャンスがあったんですけど、なかなか成し遂げることができなかったので、今年はその1点に全員で向かって、最終的には優勝を勝ち取る、そういうシーズンにしたい」と意気込んだ。
今季から巨人の監督に就任した阿部監督は「いよいよ明日から始まりますけども、伝統の一戦で開幕できることを嬉しく思いますし、しっかりと戦ってなんとかプロ野球界を盛り上げられるように精一杯1年間やっていきますのでよろしくお願いします」と決意を述べた。
岡田監督は開幕3連戦に向けて「今年は巨人がいちばんのライバルになると思っていた。そういう意味を含めて開幕からこういうカードを組んでもらったということが、プロ野球を引っ張っていく伝統がありますから、いろんな意味でこの2チームが野球界を盛り上げて引っ張っていく。そういうのが含まれているように思う。勝ち負けがつくんですけど、素晴らしいゲームをファンの皆さんに見てもらいたいと思います」と話せば、阿部監督も「岡田監督もおっしゃった通り、今年を占うんじゃないかと大事なゲームになると思います。選手、自分もワクワクしているところがありますので、全力でぶつかっていきたいと思います」と述べていた。
巨人−阪神の開幕戦は18時15分に巨人が戸郷翔征、阪神が青柳晃洋の先発でプレイボールする。
(取材=ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司)
2024年03月28日 19:38
グラスノーが彼女のメーガン・マーフィーさんとの出会いについて明かした
ドジャースの開幕投手を務めたタイラー・グラスノー投手が、ガールフレンドのメーガン・マーフィーさんとの衝撃の出会いについて明かした。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番、ジャック・ハリス記者が伝えた。
レイズ時代のとある試合中のことだったという。グラスノーは「キュートな女子を見たんだ。だから球団のカメラマンにズームインしてもらってね。すごく変な風に聞こえると思うけど。だから僕はボールに電話番号を書いて、彼女に向って投げてメールを送るように伝えたんだよ」といきさつを語っている。
さらに「彼女は翌日の試合にも来てたんだけど、電話番号を書いたボールを僕の方に投げて、彼女にメールをするように僕に伝えてきたんだ」と、まさかの進展があったという。「(そうすることで)何かが起きるとは思わなかったけど、彼女に会ってみて、素晴らしい子だったね」と結果的に交際に発展した。
「本当にいい性格をしている子なんだ。旅行好きで、本当におもしろい子だよ。(電話番号を書いて)ボールを誰かに向けて投げたのは初めてだった」と記事内で語っているグラスノー。SNS上のファンからは「つまり試合中にナンパしてたってこと?」「もう王子、リアル王子じゃん」と驚きの声があがっている。(Full-Count編集部)
2024年03月28日 19:36
2年連続日本一を目指す阪神は29日の巨人との開幕戦、青柳晃洋の先発で幕をあける。
2024年03月28日 19:24
阪神は28日、巨人との開幕戦(東京ドーム)を翌日に控え、全体練習を行った。岡田監督が報道陣に対応。リーグ連覇、2年連続の日本一へ向け、チーム状態や心境を語った。一問一答は以下。
−近本、大山は元気に動いた
「いやもう、普通にやってるやろ」
−心配ない
「おう、ぜんぜん大丈夫」
−昨年と比べて、開幕前日の心境に違いは
「いやいや、そんな変わらへんけど、今年のほうがまだな、そんな不安はないわな。今年のほうがな。まあな、どんなゲームになるか、そっちのほうが楽しみや」
−143分の1でしかないという話をされてきたが、それは変わらない
「それは変わらん、変わらん」
−去年は不安定な試合のなか、開幕戦は勝ち切った
「開幕?それは不安な部分があったから。今年と違って。そらあ、開幕ピッチャーの青柳も、去年はそんな万全で、調子よくなかったよ。そら。前からな。オープン戦も含めてな。そういう不安はあったよ、去年」
−今年はチームのすべてを知っているから不安はない
「不安いうても、しゃあない。それは、けが人がおったりな、それであんまり万全じゃないっていうか、それは調子じゃなしにな、体調とかいろんな面でそれは不安になるけどな、それは調子が良かったから開幕から打てるっていう保証もないし、悪いやつがのう、悪いままっていう保証もないし、それはわからへんわけやから。でもあるていど思っているメンバーで開幕を迎えられるっていうのが、不安があまりないっていうことや」
−阿部新監督に一発かましましたね
「え?何を?」
−外国人選手
「外国人はそれは、一番の。だからおまえ、ホンマの話やんか。一番の新戦力は外国人やったんやから。ほんまの話やから別に」
−足使える選手がそこに入ってくる
「いやいや、それはあるていど分かっている選手になってくると思うからなあ。それは一番未知の新戦力が外国人やったわけやからなあ」
−1軍で0勝の監督とはやりづらいか
「いやそんなことはない。それは別に、そんなのは全然関係ない」
−阿部監督が一緒に野球界を盛り上げていこうと
「おーん、そら当然やん。やっぱりな、巨人と阪神が引っ張っていくのが理想やろ」
−オープン戦を戦って阿部新監督の印象は
「いやいや、それはないない、そこまではないわ。そらメンバーも違うしな、はっきり言うて、どういうメンバーって、きっちり分かってるわけでもないしな、明日でも。そら明日と明後日ではだいぶ違うと思うしな、メンバー的にもな。そのへんは、これはやっぱりある程度スコアラーの報告も来てるけど、これはやっぱり実際にやって、右ピッチャーの時の布陣、左ピッチャーの時の布陣とかな、長いシーズンなわけやから、25、6回やるわけやから、おーん、それは143の1でええと思うよ、俺は」
−昨年は春先は5割でいいと、今年は
「いやいや、そら別に、別に5割でもいいし、おーん、なんとも言えんし、別にそんなんは。だからトータルで1年143やった中でのな、いつも言うてるやん、最終的に1つな、一番上におったらいいんやから。それは去年みたいにそんなうまいこと行けへんよ、そんなん」
−混戦
「混戦するよ、そら」
−油断すると足下すくわれる
「そう、そんな甘いもんじゃないよ、お前、長いシーズンで」
−昨年の日本一を1度チャラにする
「チャラていうか、そういうことは抜きよ。とにかく、そら相手がな、そこに向かってくるのはあれやけど、こっちとしては別にそんななあ、だから、受ける体制ていうかなあ、そんなことをやる必要無いし。こっちはやっぱりなあ、1年間通じてなあ、そういうお前、連覇って言うてるわけだからさ、今までやったことないことをやろうとしてるわけやからさ、それはもう、それだけのことよ。最終的に1番上にいてるいうのが、おーん、だから途中経過は別に、どんな途中経過になるか分からへんから勝負だからなあ」
−オープン戦見て、セ5球団の力が上がったとは
「いやいや、そんなんだって、最初のうちはあれやもん、2月やもん、せやろ?それからヤクルト、巨人だけやで、DeNAもやってないし、そんなん。そんなん分からへんて、はっきり言うて」
−混戦予想だからこそ去年みたいな自分たちの野球をやることが大事。
「混戦予想て、俺はそう思っているだけでな、分かれへんで。そんなもんどっかがぶっちぎるかもしれんし。そんなん分からへんもん。俺は混戦模様と思っているだけであって、でも上におったらいいことない言うてんのに。そんなん誰も予想できへんよ、シーズンなんか、そんな」
−オーダーはイメージ通り組めそう?
「いやいや、そんなん分かってるやん。そんなん変える必要ないし。出れるやつ、出れんかったら誰かそこにあてがわなあかんけど。別にそんな変える必要もないやん」
−前川はオープン戦で3番を打っていた。
「左3人は並べへんよ。そんなん。だからオープン戦とかでも左の中継ぎを入れてないとかなった時はあいつを入れるけど、そんな。それはやっぱり向こうも2枚左が入ってるやんか。そんなことせーへんよ」
−前川は3月に見せたものを出してほしい。
「普通にやったらええだけや。そんなもん。別に打てなかったら代えるだけであって。そんなもん。そんなんやったらみんな打つやん。そこまでうまいこといけへんって言ってんのに。勝負の相手も抑えてくるわけやからさ。初めてのスタメンで期待させてもあかんやんか。そこまでそんなお前、前川に負担かける必要あれへん」
2024年03月28日 19:07
「LAタイムズ」がコラムを掲載…タイトルは「まだ大谷を信じていますか?」
ドジャースの大谷翔平投手は、元通訳で球団を解雇された水原一平氏による違法賭博疑惑に関する声明を25日(日本時間26日)に発表。自身の賭博や違法ブックメーカーへの送金を含めて関与を完全否定し、水原氏が大谷の口座からお金を盗んだなどと語った。これに対して地元紙はコラムで、完全には信用できないなどと主張している。
地元紙「LAタイムズ」は、「まだショウヘイ・オオタニを信じていますか? 私はわからない」と題したビル・プラシュキ氏によるコラムを掲載。プラシュキ氏は、球界で最も偉大な選手である大谷が「イメージ通りに純粋であると信じたい」「見た目どおり高潔であると信じたい」とした上で「どうしても信じられない。いつか信じられるかもしれないが、現時点では信じることができない」と述べる。
水原氏の違法賭博疑惑は発覚から1週間を経ても「あまりに奇妙な展開を繰り返している」と指摘。「不信は不安にさせる」とし、「多くのドジャースファンも、今経験していることにあまりいい気分はしていないのではないか」と慮った。
プラシュキ氏は、不信の端緒は大谷が声明を発表しただけで質問を受け付けなかったことだと説明。「全く汚されていなかったオオタニのイメージに暗雲が立ち込めている。誰もがそんなことはないと信じたいが、すぐに消える気配がない」と解説する。
大谷側が金の紛失に気付くことなく、水原氏が少なくとも450万ドル(約6億8000万円)を盗んだという考えに「不安を感じてしまう」と主張。お金の出所をチェックせずに回収するブックメーカーの存在には「懐疑的だ」と強調している。
さらに水原氏がESPNのインタビューで、大谷が承認して送金したと語った後に全面撤回したことに触れ、「妥当な説明をしたのに、その数時間後にオオタニの代表者(代理人)から嘘つき呼ばわりされ、窃盗だと非難されたことは信じ難い」と非難。「辻褄が合わない。オオタニの危機管理チームが、辻褄が合わないことに気付かなかったとは驚きだ」と疑問を呈した。
コラムでは代理人のネズ・バレロ氏にも言及。「なぜオオタニはまだ雇っているのだろうか? オオタニが通訳に金を奪われたと思っていて、金の紛失について気付いていなかったのなら、自分を守るために金を支払っている男をすでに解雇しているはずではないか?」と主張。「誰かがどこかで嘘をついている。誰かが何かを隠している。誰が何に関与している分からない。しかし、そう感じているのはきっと私だけではないはずだ」と結んでいる。(Full-Count編集部)
2024年03月28日 19:06
ロッテは28日、現在販売中の5月6日・西武戦(ゾゾ)を対象としたグッズ付きチケットのアイテムが「NEO CLASSIC EDITION Tシャツ」に決定したことを発表した。グッズの有無は、ビジター外野応援指定席を除く全席種にてチケット購入時に選択可能。
グッズ付きチケットの購入者は、対象のチケット1枚につきNEO CLASSIC EDITION Tシャツ1アイテムを受け取ることができる。
2024年03月28日 19:00
「選抜高校野球・準々決勝、報徳学園4−1大阪桐蔭」(28日、甲子園球場)
報徳学園(兵庫)が甲子園の舞台で、大阪桐蔭を2年連続で撃破。
2024年03月28日 18:58
ソフトバンクは28日、球団公式ホームページで、今季から加入した山川穂高内野手の応援歌の歌詞を変更したと発表した。開幕を翌日に控えた段階での異例の対応となった。
新応援歌の歌詞は「鮮烈な一打を 放てスタンドの彼方へ 一振りで決めるぞ 高く遠く飛ばせ」となった。
球団は2日に公式ホームページ内で、山川ら8選手の応援歌の歌詞を告知。山川の歌詞は「戦いの覚悟を この舞台で今示せよ 立ち上がれ再び 飛ばせ空の彼方」と発表されていた。
だが、「戦いの」の部分に、山川のFA移籍による人的補償で西武に移籍した「甲斐野」の名前が含まれ、「今示せよ」の部分には、女性問題の不祥事を想起させる「戒め」の言葉が含まれていたことから、「偶然なの?」「皮肉たっぷり」と疑問の声が沸き上がっていた。
今回の変更発表にネットでは「これで落ち着いて応援できる」「もう韻を踏んでないよね?」「もっと早く発表すればよかったのに」「とにかく開幕前に変更してくれて良かった」といった反響が集まっている。
2024年03月28日 18:45
◆ プロ19年目…開幕へ「いい準備のままいける」
プロ19年目となるヤクルトの川端慎吾は、今年もチームにとって欠かせない存在だ。オープン戦は5試合に出場して打率.333、3打点の成績を残し、3月29日の開幕に向けて順調に仕上げてきた。
春季キャンプは例年通り二軍の宮崎・西都で調整してきた36歳は、「今年に関しては腰が痛いということはほとんど言っていない。(腰を)手術して、年を追うごとに馴染んできているというか、慣れてきている部分があると思います」と、コンディションの良さを口にしていた。
2月の西都キャンプでは「東京に帰ってから、何試合か打席に立たせてもらって、早く試合感覚を取り戻せるようにやっていくだけです」と話していたが、3月の実戦に入ると、ファームでは2試合で打率.375、2打点と格の違いを見せつけた。
一軍に合流後、20日の日本ハムとのオープン戦では早いカウントから積極的にバットを出していく姿勢で、2安打2打点の活躍を見せた。
郄津臣吾監督も「初球からスイングを仕掛けていくのはなかなかできない。さすがの一言。それを芯で捉えるわけですから。素晴らしいと思います」と、手放しで褒め称えた。
川端は開幕が近づく中で「これから徐々に気持ちも高ぶってくるんじゃないかと思います」と心境を語ると、「(腰の状態も)今のところ順調にここまできている。開幕もいい準備のままいけるかなと思っています」と、頼もしい言葉を残した。
川端が万全な状態でいてくれること。それは、チームの勝利に大きく影響してくる。その優れた打撃技術を生かして無類の勝負強さを誇ってきた。印象的だったのは、2021年のオリックスとの日本シリーズ第6戦。延長12回に代打で登場し、チームを日本一に導く決勝打を放った。
川端は「仕事としては代打になると思うので、やっぱりここ一番のいいところで結果を残せるように頑張りたい。勝利打点というのをひとつでも多く稼げるように」と、決意をにじませる。
「143試合の中で打てば勝ったのになぁという試合がいくつもあった。そういうのをひとつでも勝ちを拾えるようにできたら、チームの順位も変わってくると思うので、ひとつでも勝ちに貢献できるように頑張りたい」
ヤクルトは昨季リーグ5位からの巻き返しを図る。チームの命運を握る「代打の神様」はその言葉通り、2年ぶりのリーグ優勝、その先の日本一奪回に向けて、勝負所で果敢にバットを振る。
取材・文=別府勉(べっぷ・つとむ)
2024年03月28日 18:36
楽天の今江敏晃監督が29日に行われる西武との開幕戦で対戦する、天敵・今井攻略へ「使えるものは全て使う」と総力を投じて倒しにいくことを誓った。
チームは右腕に対し昨季6敗を喫するなど、21年の10月から9連敗中。指揮官は「彼本来のピッチングをされると、なかなか打ち崩すのは難しいと思う。そう考えると立ち上がりでしっかり崩して、彼のリズムにならないように」と序盤を攻略のポイントに挙げた。
幾度となく立ちはだかってきた、豪腕撃破へ「使えるものは全て使う」と機動力も含めた様々な攻撃を仕かける可能性も示唆。「相当苦手としたピッチャーだけど、今年は今年の風が吹くと思ってスタートしたいと思う」と力を込めた。
監督して迎える初めての開幕戦については「ワクワクしてきました」と笑顔を見せた新指揮官。「とにかく必死に戦っている姿を見てもらいたい。一体となって東北を盛り上げていきたい」と語った。
2024年03月28日 18:33
◆ 開幕投手は有原航平
NPBは28日、翌日29日に2024年シーズンの開幕戦を戦う12球団の「開幕一軍メンバー」を発表した。
2024年03月28日 18:31
大谷は26日に声明文を読み上げ、自身の関与を完全否定した
ドジャースの大谷翔平投手は、元通訳の水原一平氏が違法賭博に関与した疑いで解雇となった件について、25日(日本時間26日)にドジャースタジアムで会見を行い、声明文を読み上げた。
大谷は自身の関与を完全否定し、水原氏が「嘘をついていた」などと語った。米スポーツ局「ESPN」の番組「ファースト・テイク」では、同局のジェフ・パッサン記者が、この会見で見えた大谷の感情を説明した。
パッサン記者は「私の目に最も留まったのは、最後の部分ですね。世間はオオタニが感情的になる場面を、頻繁には見ません。(水原氏への思いを明かし)この件について彼が感じていること、そして彼がどれだけ裏切られる(という)感情を持ったかを、まさに示しています」と指摘した。
大谷は「正直ショックという言葉が正しいとは思わないですし、それ以上上手く言葉に表せないような感覚で、この1週間くらいは過ごしてきたので、今はそれを上手く言葉にするのは難しいと思っています」と率直な心境を明かしていた。
さらにパッサン記者は「賭博に関する調査が展開されるにつれて、全体の真実の形についてより理解できるでしょう」とも。28日(同29日)には本拠地開幕戦を迎えるが、真相解明が待たれる。(Full-Count編集部)
2024年03月28日 18:30
今季のメジャーリーグ展望と順位予想を地区ごとに行ってきた本企画も今回が最後。両リーグを通じて屈指の激戦区といえるア・リーグの東地区をプレビューする。
【2023・AL東地区順位表】
1位 オリオールズ(101勝61敗)
2位 レイズ(99勝63敗)
3位 ブルージェイズ(89勝73敗)
4位 ヤンキース(82勝80敗)
5位 レッドソックス(78勝84敗)
▼ 予想1位:ボルティモア・オリオールズ
昨季は投打がかみ合い、レイズとの激戦を制して9年ぶりの地区優勝を飾った。ただし、ポストシーズンではレンジャーズ相手になすすべなく3連敗を喫した。その悔しさをバネに今季は更なる高みを目指す。
レギュラー野手陣は昨季とほぼ同じメンバー。そのほとんどが20代後半とまさに充実期を迎える。2年目でオールスターにも選出されたアドリー・ラッチマンはMVPも狙える逸材。昨季の新人王ガナー・ヘンダーソンが2年目のジンクスを打破できれば今季も100勝は圏内か。
昨季のチーム防御率はリーグ5位とまずまず。今季はブルワーズからコービン・バーンズを獲得したことで、上積みも見込めそう。不安が残るのは守護神のクレイグ・キンブレル。不安定さ相変わらずで、今季全休が決まっているフェリックス・バティスタの代役として不安しかない。
▼ 予想2位:トロント・ブルージェイズ
オフに大谷翔平の獲得に動いたが叶わず。昨季89勝をマークした戦力は現状維持といったところか。若手の有望株がFAになる前に2015年以来の地区Vを飾っておきたいところだが、オリオールズを筆頭にライバルが強力すぎるためそう簡単な話ではない。
2世選手のブラディミール・ゲレーロJr.とボー・ビシェットの2人を中心に打線は中の上といったところ。レッドソックスから獲得したジャスティン・ターナーが持ち前の勝負強さを発揮すれば、得点力はかなり上向くだろう。
昨季は菊池雄星を含めた4人が2桁勝利かつ防御率3点台をマークした。先発5番目の枠を狙うのは昨季リリーフで防御率1.73をマークしたボーデン・フランシス。この投手も10勝を狙える実力の持ち主だけに大化けするようならオリオールズと優勝争いを演じてもおかしくない。
▼ 予想3位:ニューヨーク・ヤンキース
昨季は31年連続のシーズン勝ち越しに成功したものの、3地区制になった1994年以降では初となる地区4位に低迷。オリオールズに19ゲーム差をつけられる屈辱を味わった。今季は開幕ダッシュに失敗すれば、アーロン・ブーン監督の早期解任もあり得る雰囲気が漂う。
昨季パドレスで35本塁打を放ったフアン・ソト、さらに宿敵レッドソックスからアレックス・バーデューゴを獲得。アーロン・ジャッジと形成する外野手トリオはメジャー屈指といえるだろう。カギはジャンカルロ・スタントンの状態。昨季1割台に低迷した打率を何とか.250前後に引き上げたい。
2桁勝利を計算できるマーカス・ストローマンがカブスから移籍してきた。毎年のようにサイヤング賞候補に名を連ねるゲリット・コールとのワンツーパンチはライバルにとっても脅威だろう。また昨季の防御率がリーグ1位だった救援陣には今季も大きな穴が見当たらない。
▼ 予想4位:タンパベイ・レイズ
チームの年俸総額は常に下位に位置しているものの、毎年のように前評判を覆して上位争いを演じている。昨季は地区優勝こそ逃したが、直近4年間で3度目の勝率6割超えを達成。ただし、今季はさすがに他チームのマークも強くなるはずで勝率5割前後に落ち着くのではないか。
昨年のWBCでも注目されたランディ・アロザレーナとヤンディ・ディアスのキューバン2人が打線を引っ張る。全体的に若手も多く、昨季リーグ2位だった得点力は大きく落ちることはないだろう。
昨季10勝を挙げたタイラー・グラスノーを放出したのは大きな痛手。ただし、16勝で最多勝に輝いたザック・エフリンは健在だ。救援陣にはやや不安が残るが、マイナーから生きのいい若手が台頭してくれば、投手王国を築ける。
▼ 予想5位:ボストン・レッドソックス
2004年以降に4度も世界一に輝いている強豪だが、昨季は78勝84敗で、2年連続地区最下位に沈んだ。ただ急失速した9月中旬までは勝率5割を維持しており、投手陣の立て直しに成功すれば、勝ち越しも十分狙えそうだ。
吉田正尚が一時は首位打者争いに加わる活躍を見せていたが、夏場以降にスランプに陥りそのままシーズンを終えた。今季は主に指名打者として起用される見込みだが、打率3割、20本塁打は最低限クリアしないと本人もチームの浮上も厳しいだろう。
昨季チームで唯一2桁勝利を挙げたブライアン・ベロだが、防御率は4.24、規定投球回数にも満たず、エースとしては物足りない。昨季8勝した新加入のルーカス・ジオリトは右肘の故障で離脱。開幕直前に金銭トレードで上沢直之を獲得するも台所事情は地区で最も厳しいと言わざるを得ない。
◆ まとめ
オリオールズとブルージェイズが横一線。僅差でヤンキースとレイズが追う展開とみる。レッドソックスが開幕から勝利を重ねるようなら史上空前のハイレベルな地区となるかもしれない。
2024年03月28日 18:23
「選抜高校野球・準々決勝、報徳学園4−1大阪桐蔭」(28日、甲子園球場)
大阪桐蔭が2年連続で報徳学園(兵庫)に敗れ、4強進出はならなかった。報徳学園は準優勝した昨年に続いて2年連続で4強入りした。
懸念されていた守備が崩れ、2失策1暴投が失点に絡んだ。打線は相手の今朝丸に1失点に抑え込まれ、完敗。試合後はセンバツでは珍しく、多くの選手が涙を流した。
両校の選手が引き上げる際、勝利チームの報徳学園が先に球場を後に。その間の時間を使って西谷監督は号泣する選手を集めて円陣を組み、夏に向けて前を向かせた。
西谷監督は「先制されてなんとか追い上げて終盤勝負に持ち込みたいと思ったが、できなかった。夏までの課題が詰まったゲームでした」と試合を振り返った。昨秋は攻略した相手の今朝丸について、「今朝丸君がいい投手なのは分かっていたが、こういうピッチャーを打てないと甲子園では勝てません。もっと鍛えたい。ミスもあり、まだまだチーム全体で力不足でした」と語った。
両校は昨年のセンバツ準決勝でも対戦して、報徳学園が勝利。今世代では昨秋の近畿大会・準々決勝で対戦し、大阪桐蔭が競り勝っていた。