2023年03月29日 18:21
スペイン代表MFロドリ(マンチェスター・C/イングランド)が、EURO2024予選での敗戦に悔しさを滲ませた。28日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。 EURO2024予選・第2節が28日に行われ、グループAのスペイン代表は敵地でスコットランド代表と対戦した。連勝スタートを切ったチーム同士の一戦は、スコット・マクトミネイ(マンチェスター・U/イングランド)が2ゴールを挙げる活躍を見せ、スコットランド代表が2−0で勝利。スコットランド代表にとっては1984年11月以来、約39年ぶりのスペイン代表戦の白星となった。 一方で、連勝スタートを逃し、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督体制2戦目にして初黒星を喫したスペイン代表。キャプテンマークを巻いて中盤の一角としてフル出場を果たしたロドリは試合内容について「彼らが2点を取ったのは明らかだ。僕たちはトライしていたし、明確なチャンスもかなりあったと思う。しかし、僕たちは改善しなければならない。このようなチームとの対戦で、ミスはチームに大きな損害を与える」とコメント。その上で、勝利したスコットランド代表のプレーに対する不満を露わにした。「彼ら(スコットランド代表)のプレーには敬意を払わなければならないが、僕にとっては少しばかり不愉快でくだらないものだった。常に時間を浪費し、相手を挑発し、ピッチに倒れ込む。僕にとって、これはサッカーではない。スピードを考慮すれば、試合を前に進める必要がある。しかし、レフェリーは何も言わなかった」 敗戦に悔しさを滲ませたロドリ。“新生スペイン代表”において中心選手としての活躍も期待される26歳のMFは、「代表チームに対する疑いの余地は全くない。疑念を抱くことから始めたくはないよ。僕たちは努力し、多くのことが上手くいっている。それはチームとしての共同作業の結果だ。ハードワークし続ければ、必ず向上できると思っている」と今後の改善を誓った。
2024年04月20日 18:34
苦しい時期が続いている。
川崎フロンターレは4月20日、J1第9節で東京ヴェルディとホームで対戦。0−0で引き分けた。連敗は止めたが、これで4戦未勝利。その4試合はすべて無得点に終わっている。
ポゼッションで上回った東京V戦では14本のシュートを放ち、枠内は5本。いずれもモノにできなかった。試合後、鬼木達監督は「最後は質。ピンチになるのも質だし、点を取れないのも質。そこを突き詰めていく。そこに尽きる」と語った。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
9試合を終えて、戦績は2勝2分5敗。勝点8で16位に沈む。この状況にSNS上ではエールが送られる一方で、以下のような声もあがった。
「勝てないな...」
「誰が見ても立派な残留争いよ」
「決定力が無さすぎる」
「なにより点が遠い」
「めっちゃ沼ってて悲しい」
「マジでどしたん」
「なかなかやばそう」
「弱すぎて話にならない」
「魅力ゼロすぎる」
「攻撃に怖さがない」
「鬼木はもう解任だろ」
「いよいよ降格あるかこれ」
次節は28日にサンフレッチェ広島のホームに乗りこむ。4勝5分の無敗で上位に絡む難敵を相手に、流れを変えるような戦いぶりを見せられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 18:30
昨季、元Jリーガーの鄭大世氏はJ2で戦う“古巣”FC町田ゼルビアのパフォーマンスを見て「このサッカーは夏無理だろう」と思ったという。何より走力が求められ、ハイプレスを怠らない。真夏には“しんどいスタイル”でJ1昇格を果たすのは不可能だろうと否定的に考えていたのだ。
しかし、得点源のエリキをシーズン途中に怪我で失いながらも結果は堂々のJ2制覇。鄭大世氏曰く「剥がされるのを承知で必ず行くプレスが勝因」だった。
今季J1、鄭大世氏は2節の名古屋グランパス戦を前に「(町田は)J1の洗礼を浴びるだろう」と予想していた。「名古屋は経済的に豊かで個がしっかりした選手を獲得している印象なので、そう思いましたが」(鄭大世)、結果は町田の勝利(1-0)だった。
そんな鄭大世氏は「これ優勝するな」と町田のJ1制覇を大胆宣言したのが続く鹿島アントラーズ戦。「(当時は)鹿島で止められないならどこもダメかなと思って見ていたら、鹿島はほとんどチャンスを作れなかった」(鄭大世)。
キック&ラッシュに近い町田の戦い方を、鄭大世氏は「ビルドアップでミスが起きないからショートカウンターを受けない」と評価している。
「相手の陣地でプレッシャーをかける時も前2枚で追って、ボランチはなかなか出てこない。それを最後までやるためにメンバーを(試合途中に)代えるし、後ろの4-4のブロックは絶対に崩さない」
鄭大世氏は黒田剛監督のことを「絶対に負けられない試合を何十年もやってきた指揮官」と評する。
「(今の町田は)青森山田高のサッカーをしている。徹底的に負ける要素を排除した洗練された戦術」
J1の8試合を終えて5勝1分2敗の3位。直近のリーグ戦でヴィッセル神戸に敗れたとはいえ、序盤戦の快進撃は決してフロックではない。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【記事】「俺はもうサッカーは一切見ない」中田英寿が指摘する現代フットボールの問題点「分かっていない人が多い」
2024年04月20日 18:05
J1第9節が20日に行われ、昨季リーグ王者ヴィッセル神戸が湘南ベルマーレを1-0で下して今季初のリーグ戦2連勝を飾った。試合終了間際の後半48分に元日本代表FW武藤嘉紀が右足で決勝弾を決めて劇的な勝利に導いた。試合を決めたのはムトサコ!
大迫選手からのパスをダイレクトで武藤選手(@yoshimuto18)が合わせ、試合終了間際に劇的ゴール⚽️🔥
ハイライトは @DAZN_JPN📺
登録は⏩https://t.co/P80XKwItyQ#visselkobe #ヴィッセル神戸 #湘南神戸 pic.twitter.com/IWO5TwqRqG
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) April 20, 2024
0-0の後半48分に湘南のクリアボールを回収した元日本代表MF山口蛍が元日本代表FW大迫勇也へ縦パスを供給すると、大迫がペナルティエリアに侵入してDFマテウス・トゥーレルへ浮き球を上げて折り返したボールをゴール前で待つ武藤に大迫がプレゼントパス。完璧なお膳立てを受けた武藤は落ち着いてネットを揺らした。
試合後のフラッシュインタビューで武藤は試合後に『DAZN』のフラッシュインタビューで「チームみんなで勝ち取ったものだと思いますし、最後大迫選手があれだけ素晴らしいボールを出してくれたので、僕はただゴールに決めるだけだった」と振り返った。
第7節横浜F・マリノス戦で負傷退場していた大迫がこの日戦線に復帰し、武藤と息の合った攻撃を見せた。「彼とは私生活ともども本当に分かり合っていると思いますし、最高のパートナーでもあるので、きょうは本当に素晴らしいゴールをプレゼントしてもらったので、次は僕もしっかりお返しできるようにしていかないといけないと思います」と昨季リーグMVPの相方を称えた。
一方で後半に入ってから武藤はわき腹に手を当てるシーンが散見された。ピッチを駆け抜けた際に、苦悶の表情を浮かべることもあった。武藤は「多分ちょっと折れちゃっている気がするんですけど、わき腹なのでしっかりと…。どうなるか分からないですけど、きょうはやり切れたのでまた次回復して臨めればと思います」と骨折を示唆するほど苦しい状況でプレーしていた。
それでもアウェーに駆け付けたサポーターのために戦い抜いた武藤。「チームとして何が何でも勝利したかったですし、アウェーの地でこれだけサポーターの方々が来てくださっていたので、僕が痛みに負けるわけにはいかなかったですし、彼らのサポートもあってきょうは最後まで歯を食いしばって頑張れたと思います」とサポーターに感謝した。
【インタビュー】“ヴィッセル神戸の未来”筑波大MF山内翔のアカデミー時代、あるサポーターの追憶
暫定3位に浮上した神戸は今月27日午後2時に次節ホームで京都サンガを迎える。
2024年04月20日 18:03
現地時間4月19日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)のグループステージ第2戦で、U-23UAE代表は大岩剛監督が率いるU-23日本代表と対戦した。
2024年04月20日 18:00
ドイツ1部FCアウクスブルクとキットサプライヤーのMizunoは18日、レトロデザインの「優勝50周年記念」特別ユニフォームを発表した。27日のリーグ戦で着用する。
このクラブには日本人FW奥川雅也が所属しているが、今季後半から期限付きで2部ハンブルガーSVへ移籍しているため、このユニフォームを着ることはない。FC Augsburg 2023-24 Mizuno Special Edition
アウクスブルク 2023-24 Mizuno スペシャル・エディション ユニフォーム
レッドとグリーンの片側ストライプを強調したスペシャル・エディションは、1970年代のレトロな雰囲気が漂うデザイン。この「白地に赤緑」というスタイルは、2010年以降のホームユニフォームに度々採用される“定番”だ。
優勝50周年ということで、この今回のデザインは1973-74シーズン当時のユニ・デザインをベースに製作。レトロな雰囲気を演出するために、右胸のMizunoロゴや各部スポンサーロゴは全てホワイト一色に変更し存在感を消している。
また、胸スポンサー「WWK Versicherungen」がMizunoロゴ下に位置を変えてたことで、より70年代の雰囲気に近いデザインとなっている。
アウクスブルクが初めてブンデスリーガ1部を戦ったのは2011-12シーズンで、それ以来降格することなく13シーズン連続で1部リーグに籍を置いている。
このユニフォームでの優勝50周年記念とは当然ながら1部リーグでのことではなく、1973-74シーズンの地域リーグ「レギオナルリーガ・ズュート(地域リーグ南部)」優勝を記念したもの。この優勝により、チームは翌年創設されたブンデスリーガ2部・南部のオリジナルメンバーとなる。なお、創設時の2部は南北2つのリーグに分かれていた。
レギオナルリーガ・ズュート優勝50周年記念ユニフォームは、当時の写真をデザインした特別なボックスに収納。クラブ創設年と同じ1907着の数量限定で、クラブのオンラインストアにて販売される。販売開始は現地時間4月21日午前10時とのこと。
今季「MIZUNOのユニフォーム」を着る欧州の7チーム
選手は4月27日にホームで行われるブンデスリーガ第31節ヴェルダー・ブレーメン戦の1試合限定で、この50周年記念ユニフォームを着用する。
2024年04月20日 17:59
2024明治安田J1リーグ第9節が20日に行われ、浦和レッズとガンバ大阪が対戦した。
上位進出を目指す“オリジナル10”同士が『埼玉スタジアム2002』で激突。前半はお互いに決定的な場面は少なく、得点が生まれないままスコアレスで折り返す。
55分、浦和に絶好機が到来。左サイドの深い位置から渡邊凌磨が柔らかいクロスを送り、ファーポストの前に飛び込んだ伊藤敦樹が頭で合わせる。しかし、シュートはポストに直撃して得点には至らない。
浦和は68分にもG大阪のゴールを脅かす。ペナルティエリア手前でパスを受けた渡邊が右足一閃。カーブをかけてゴール右隅を狙ったものの、相手GK一森純のファインセーブに阻まれた。
試合の均衡が破れたのは78分、G大阪が先制に成功する。自陣でのボール奪取からカウンターを展開し、右サイドでロングボールを収めたウェルトンは少し運んでペナルティエリア中央へ折り返す。受けた坂本一彩は右足を振り、ゴール左下隅へと流し込んで2試合連続ゴールを記録した。
その後はG大阪のブロックの外で浦和がボールを回す時間が増え、次の1点は生まれないまま試合終了。最後までゴールに届かなかった浦和は2連敗、1点を守り切ったG大阪は今季初の2連勝となった。次節は28日に行われ、浦和はホームで名古屋グランパスと、ガンバ大阪はホームで鹿島アントラーズと対戦する。
【スコア】
浦和レッズ 0−1 ガンバ大阪
【得点者】
0−1 78分 坂本一彩(G大阪)
【ゴール動画】G大阪、坂本一彩がカウンターを仕上げて浦和を撃破!
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とうとう均衡破れる!
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カウンターで一気に敵陣に攻め込み
ウェルトンがマイナスに折り返し
最後は坂本が素早い振りで決めた!
新エース候補の坂本のゴールで
アウェイのガンバが先制!
🏆明治安田J1第9節
🆚浦和×G大阪
📺 #DAZN ライブ配信中#浦和G大阪 pic.twitter.com/V0CwmlRGZF— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 20, 2024
2024年04月20日 17:57
2024明治安田J1リーグ第9節が20日に行われ、川崎フロンターレと東京ヴェルディが対戦した。
FC東京との“東京ダービー”となった前節は、2点リードの数的優位を活かすことができずに、土壇場で追いつかれた東京ヴェルディ。リーグ戦直近5試合負けなしではあるものの、その内訳が1勝4分と勝ち点3は遠く、15位に沈んでいる。対する川崎フロンターレも危機的状況だ。リーグ戦3試合未勝利中かつ3試合無得点の“ゴール欠乏症”に。鬼木達体制8年目となるが、ここまで2勝1分5敗の16位に低迷と、凋落がより顕著になっている。そんな両チームは今節、互いに縁のある『Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu』で、リーグ戦では16年ぶりの激突となった。
試合序盤から東京Vにチャンスが生まれる。13分に左サイドのクロスから、34分には相手GKのミスを突く形から、FW染野唯月がシュートを放つが決め切れない。川崎もMF脇坂泰斗がポスト直撃のシュートを放つなど、互いにゴールの匂いを漂わせたまま前半を折り返した。
迎えた後半、最初にチャンスを作ったのは川崎だった。51分、“らしく”小気味良いパス回しから中央を突破すると、最後はマルシーニョが右足コントロールシュート。が、これは相手GKのファインセーブに遭った。対する東京Vは、“10番”MF見木友哉が存在感を放ちだす。加えて73分には、主将MF森田晃樹が3列目からポケットに飛び出すと、中央にマイナスの折り返し。これに染野が合わせたが、またしてもゴールネットを揺らせない。
後半アディショナルタイムにも、東京Vがチャンスを迎える。カウンターから左サイド破り、最後は染野がヘディングシュートも枠外に。試合はこのままスコアレスドローで終了。90分を通して、より多くのチャンスを作ったのは東京Vだったが、最後まで1点が遠かった。川崎も相手ゴールを脅かすシーンはあったものの、4試合無得点と自慢の攻撃陣がまたも不発に終わっている。次節、東京Vはアビスパ福岡と、川崎はサンフレッチェ広島と対戦する。
【スコア】
川崎フロンターレ 0−0 東京ヴェルディ
2024年04月20日 17:39
Jリーグは4月20日、J2第11節の5試合を各地で開催した。
2024年04月20日 17:17
徳島ヴォルティスは4月20日、J2第11節で藤枝MYFCと敵地で対戦。38分にブラウン ノア賢信のPK弾で先制すると、この1点を最後まで守り切り1−0で勝利。7試合ぶりの勝点3を手にし、最下位を脱出して18位に浮上した。
試合後のフラッシュインタビューで、増田功作暫定監督は選手たちの奮闘を称えた。
「良い形で背後に抜け出すシーンがあって、何回かチャンスがあったなかで、ノアのPKという形に繋がって、先制点を取ったのですけど、時間帯がまだ前半でした。時間帯が長ければ長いほど、守備に追われて。
どうしてもアタッキングサードでのプレーが少なくなってしまって。うちのアタッカー陣が、すごくハードワークしてくれて、あれだけ守備して無失点に抑えた。選手たちが勝ちたいという欲求のなかで、頑張ってくれました」
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
久しぶりの勝利をファン・サポーターに届けられた。3月31日の就任以降、初勝利となった指揮官は気を引き締める。
「サポーターはファミリーですから、勝利を一番望んでいるので、終わった後にああやって選手たちと一緒に喜びあっている姿を見たら、やっぱり勝っていかなければいけないなと思いました」
そして、今後に向けて「(1−6で長崎に敗れた)前節、多く失点したなかで、クリーンシートで勝てたのは、選手たちがこれから、トライも含めて前向きにできるのではないかと思っています」と期待を寄せた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 17:04
若き逸材が大仕事をやってのけた。
清水エスパルスは4月20日、J2第11節でベガルタ仙台とホームで対戦。3−2で競り勝ち、3連勝を達成。首位の座を堅持した。
この試合で決勝点となるゴールを決めたのが、17歳の西原源樹だ。83分、ボックス内左でパスを受けると、寄せてきた相手を軽やかに股抜きし、右足を振り抜く。強烈なシュートをファーサイドにぶち込んだ。
【動画】ニュースター見参! 西原源樹のスーパーショット
試合を中継する『DAZN』の公式Xがゴールシーンを公開。SNS上では「うますぎた!」「何度見ても最高!」「新星誕生だな」「凄い選手になるんだろな」「スケールの大きな選手になる序章かなぁ」といった声があがっている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 17:03
2024明治安田J1リーグ第9節が20日に行われ、アビスパ福岡とジュビロ磐田が対戦した。
昨シーズンはJ1過去最高成績の7位、そしてルヴァン王者ともなったアビスパ福岡だが、オフシーズンに入れ替わりが多かったからか、今シーズンはここまで2勝4分2敗の12位と勢いに乗りきていない印象。今節は、ひとつ下につける13位ジュビロ磐田を本拠地『ベスト電器スタジアム』に迎えた。
福岡は1トップ2シャドーのシャハブ・ザヘディ、重見柾斗、岩崎悠人を中心に相手ゴールに迫るものの、ジュビロ磐田も簡単には崩れない。すると30分、J1得点ランキングトップの“点取り屋”に手痛い1発を喰らう。右サイドでボールを受けたMF松本昌也の正確無比なクロスから、ファーサイドのFWジャーメイン良がダイビングヘッド。訪れた数少ないチャンスを決め切った。
このままのスコアで折り返した後半、最初に冴えたのはジャーメイン良の“嗅覚”だった。右サイドからチャンスを作ると、最後はMF平川怜がシュート。これはGK村上昌謙が防いだものの、こぼれ球をジャーメイン良が詰める。今シーズン9得点目となる追加点を与えてしまった。
2点ビハインドに変わった長谷部茂利監督は、FWウェリントンを投入。すると58分、左サイドを破った岩崎がファーサイドにクロスを供給。FWウェリントンが空中戦の強さを見せるポストプレーで、シャハブ・ザヘディにボールを落とす。最後は同選手がコントロールから針の穴を通すようなシュートで反撃の狼煙を上げた。
ここから福岡の猛攻が始まる。献身的なプレーでボールを追いかける岩崎を中心に左サイドから相手ゴールに迫ると78分、点取り屋がゴールでチームを救った。敵陣中央でボールを奪取したザヘディがドリブルを開始。そのままペナルティエリア内に侵入し、対峙した相手選手を切り返しで置き去りに。そして、シュートコースが空いた。左足から放たれたボールは、バーに直撃したものの、ゴールネットを揺らした。
その後も福岡が逆転に向けて攻勢を強めたが、このまま2−2で終了。両チームのストライカーが、点取り屋の“嗅覚”と“矜持”を見せた試合は勝ち点1を分け合うことに。次節、福岡が東京ヴェルディと、磐田はFC町田ゼルビアと対戦する。
【スコア】
アビスパ福岡 2−2 ジュビロ磐田
【得点者】
0−1 30分 ジャーメイン良(磐田)
0−2 47分 ジャーメイン良(磐田
1−2 60分 シャハブ・ザヘディ(福岡)
2−2 78分 シャハブ・ザヘディ(福岡)
2024年04月20日 17:02
三笘薫が所属するブライトンは昨季、プレミアリーグで6位フィニッシュという快挙を成し遂げた。
2024年04月20日 16:57
2024明治安田J1リーグ第9節が20日に行われ、湘南ベルマーレとヴィッセル神戸が対戦した。
6試合勝利から遠ざかっている湘南が、連勝を目指す神戸を『レモンガススタジアム平塚』に迎えての一戦。前半は神戸が押し込む展開のなか、最大の決定機は22分、ペナルティエリア右でこぼれ球を拾った酒井高徳が左足でコントロールショット。ゴール左上を狙ったものの、相手GK馬渡洋樹に防がれた。
スコアレスで折り返すと、後半開始早々に湘南が神戸のゴールを脅かす。ロングボールに抜け出したルキアンが右サイドの深い位置から折り返し、ペナルティエリアに飛び込んだ杉岡大暉が合わせる。シュートは枠をとらえていたが、相手DF山川哲史にラインのギリギリでクリアされてゴールとはならない。
神戸は63分、ケガから復帰した大迫勇也を投入。直後、エースが早速見せ場を作る。井出遥也の折り返しをボックス中央で収めて左足一閃。ゴールネットを揺らしたものの、井出がパスを受けた時点でオフサイドだったため、得点は認められなかった。
後半は湘南の攻撃が活性化して、一進一退の攻防が繰り広げられる。神戸は88分、フリーキックの流れで前線に残っていたマテウス・トゥーレルが際どいシュートを放ったものの、惜しくも枠を外れる。対する湘南は90分、左コーナーキックに鈴木章斗が頭で合わせたが、わずかに枠を外れた。
試合はこのままスコアレスドローに終わるかと思われたが、後半アディショナルタイム3分に神戸が試合の均衡を破る。ペナルティエリア内でこぼれ球を拾った大迫が折り返し、ボックス中央で武藤嘉紀が合わせて冷静に流し込んだ。神戸が1−0で勝利し、湘南は2試合ぶりの敗戦で7試合未勝利、神戸は今季初の2連勝となった。
次節は27日に行われ、湘南は敵地で北海道コンサドーレ札幌と、神戸はホームで京都サンガF.C.と対戦する。
【スコア】
湘南ベルマーレ 0−1 ヴィッセル神戸
【得点者】
0−1 90+3分 武藤嘉紀(神戸)
【ゴール動画】試合終了間際のドラマ、大迫→武藤で神戸が決勝弾!
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試合終了間際にドラマが待っていた!
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大迫勇也のラストパスに武藤嘉紀
"チームの顔"10番と11番で決勝ゴール🙌
🏆明治安田J1リーグ第9節
🆚湘南×神戸
📱LIVE on #DAZN pic.twitter.com/tz7ratZyVP— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 20, 2024
2024年04月20日 16:41
サガン鳥栖は4月20日、J1第9節で鹿島アントラーズとホームで対戦し、4−2で勝利。連敗中で、6試合未勝利だったなかで、2節・北海道コンサドーレ札幌戦(4−0)以来の白星を掴み取った。
11分に先制を許す展開だったが、30分に河原創が同点弾を決めると、45+3分に逆転ゴールを挙げたマルセロ・ヒアンが、80分にもネットを揺らす。86分に2失点目も、その2分後に福田晃斗がダメを押した。
試合後のフラッシュインタビューで、川井健太監督は「本当に苦しい状況のなか、今日の勝利をファン・サポーターに届けることができて非常に嬉しく思います」と噛みしめる。
【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
インタビュアーから「前から行くところ、ライン設定」について問われると、次のように応じる。
「結果としては2失点しているので、そこはまた改善しなければいけないですけど、ピンチの数は減ってきているなというふうに思いますし、今日の試合では、我々の勝利が妥当な結果だと思います。そういう意味では、数字だけでなくて、中身も改善されてきたので、守備の部分も評価できる」
久々の勝点3も、指揮官は「まだ何も得たものはない」と気を引き締める。「ここから本当に、次の試合が一番我々にとって大切な試合ですので。今日は一日、みんなで喜んで、まあ連戦ですし、次の試合に切り替えていきたい」と語った。
次戦は中3日で、ルヴァンカップ1stラウンド2回戦でロアッソ熊本と相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 16:26
元日本代表FWの岡野雅行氏が、播戸竜二氏の公式YouTubeチャンネルに出演。浦和レッズでチームメイトだった小野伸二氏のルーキー時代を振り返った。
岡野氏は、新人のなかには高校サッカー界のスターであるがゆえにチヤホヤされて礼儀が身につかず、挨拶ができない選手もいたと明かすが、小野氏はまったく違っていたという。1998年に出会った時を思い返す。
「ボールを磨いているの。バっと立ち上がってさ、『小野伸二と申します。よろしくお願いいたします』。こいつはもう、ヤバいわ」
【動画】レッズOB岡野雅行が若き日の小野伸二を語る!
高校時代から注目を浴び、数多くのJクラブによる争奪戦が繰り広げられたほどの有望株だった小野氏。岡野氏は「挨拶ができる。ボールを磨いている。謙虚だし、笑顔だし、こいつすげえなと思った」と語る。
98年のフランス・ワールドカップに出場した日本代表にも選出され、18歳にして世界の大舞台に立った小野氏。当時から、ピッチ内外で“一流”だったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部