2023年05月26日 13:39
◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 第2日(26日、静岡・グランディ浜名湖GC、6500ヤード、パー72) 首位と2打差の6位から出た佐久間朱莉(大東建託)が7バーディー、ボギーなしの猛チャージを見せた。トーナメントコースレコードに並ぶ65でホールアウトした。通算11アンダーとし、暫定首位に立った。 イン(10番)スタートのこの日、パー3の12番で最初のバーディーを奪った。18番では7メートルのパットを沈めるなど「チャンスにつけたところが入った」。最終9番パー5では3打目をグリーンへ外し、奥にこぼれた。ボギーになりそうなピンチだったが「いいアプローチ」でパーセーブ。予選2日間の目標だった2ケタアンダーに乗せ「完璧だった」と自画自賛した。 前日は午後スタートで強風の吹く中でのラウンドだった。午前7時10分開始のこの日は「風が昨日に比べて易しかった」と天候にも恵まれた。埼玉・川越市出身で「小さいときから河川敷で、風の強い中、ゴルフをしていて」慣れている。 会場の浜松と同じく地元もウナギが有名。「今日食べに行こうと思っている」と暑さと強風を乗り切るために、スタミナをつける。師匠である男子ツアー歴代最多94勝の尾崎将司に「優勝報告がしたい」という20歳。決勝Rでも強風を攻略して、師匠に吉報を届ける。
2023年06月01日 02:00
「男子ゴルフ・BMWツアー選手権森ビル杯」(1日開幕、宍戸ヒルズCC西C=パー71) 男子ゴルフの今季メジャー第1戦・BMWツアー選手権森ビル杯は、1日に茨城県・宍戸ヒルズCC西C(7430ヤード、パー71)で開幕する。31日はプロアマ戦が行われ、大会初優勝を目指す石川遼(31)=CASIO=が最終調整を行った。 石川は今季開幕戦の東建ホームメイト・カップが3位、中日クラウンズは4位を記録している。課題のドライバーショットの調子が上向いており、今大会へは「キーはラフから(のショット)かな」と課題を挙げた。 宍戸ヒルズCC西Cは自身が苦手としているコースのひとつで、「まあまあいいドライバーを打ってもフェアウエーに行かない。そこを受け入れていかないといけない」と覚悟を口にした。
2023年05月31日 22:38
男子ゴルフの今季国内メジャー第1戦「BMW日本ツアー選手権森ビル杯」は1日から4日間、茨城・宍戸ヒルズCC西C(7430ヤード、パー71)で行われる。31日は出場選手が会場で最終調整。石川遼は、予選ラウンドを同組で回る平田がジュニア時代の抽選イベントで自身とラウンド経験があると聞き、「和むし、心が温まる。きょう生まれた子とも回れるようにしたい」と新たな目標を掲げた。この大会は9度出場して予選落ちが4度。フェアウエーが狭く苦手意識を隠せないが、「ラフからでもチャンスにつけていかないといけない」と貫禄を示すつもりだ。
2023年05月31日 18:03
◆男子プロゴルフツアー メジャー初戦 BMWツアー選手権森ビル杯 プロアマ(31日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7430ヤード、パー71) 今大会コースセッティング担当の田島創志氏が会見に臨み「距離を伸ばし、高いドライバーの精度が必要。JGTO(日本ゴルフツアー機構)にしかできないメジャートーナメントのセッティング」と話した。「海外で戦うにふさわしい選手を輩出できる距離設定」とし昨年からトータル43ヤード延長。“名物”15番パー5は、右サイドの木を切り一番後ろのティーを使うことにより、23ヤード伸ばし638ヤードとなった。会見に同席した、現在賞金ランク1位の蝉川泰果(フリー)は「モンスターコース」と表現するほどだ。 アマ時代に同コースをラウンドした経験のある蝉川。高校1年生の時は「88」で回るほどの難しさだった。「ティーショットの精度が求められる。グリーンがすごく難しい」というイメージを持っている。今季はPGAツアー3試合も経験。15番は「2オンも厳しい。フォローの風が吹いていればいけるかも」と攻略法を探っていた。 昨年覇者の比嘉一貴(フリー)は今週、米ツアー「ザ・メモリアルトーナメント」出場。JGTO青木功会長は「この大会を足がかりに、世界に羽ばたいてほしい」と欧米で活躍する選手の輩出に期待を寄せた。
2023年05月31日 14:54
女子ゴルフの「リシャール・ミル ヨネックスレディス」は6月2日から3日間、静岡・朝霧ジャンボリーGC(6687ヤード、パー72)で開催される。
2023年05月31日 13:47
男子ゴルフの今季メジャー初戦「BMW日本ツアー選手権森ビル杯」は1日から4日間、茨城・宍戸ヒルズCC西C(7430㍎、パー71)で行われる。前週の「全英への道〜ミズノオープン」でツアー初優勝した平田憲聖(22)=ELECOM=が会場入りし、「皆さんに祝福していただいた。ちょっと実感が湧いてきました」と語った。前週の最終日は3ホールに及ぶプレーオフを戦う激闘で、「やっぱり疲れてました」と疲労の蓄積具合もいつもとは違った様子。それでも月曜日はトレーニングで汗をかく普段通りのルーチンワークを行い、前日30日に会場の18ホールを回ってメジャー仕様のセッティングを確認した。昨年大会は第1ラウンドで1打差の2位発進、最終成績も7位と好成績を残しているだけに、「ティーショットがこのコースではカギになってくる。それは自分に向いているかな」と前向きに話した。初優勝から2週連続優勝すれば、詳細なデータが残る1985年以降では日本選手初。22歳190日での優勝となれば、2012年大会で藤本佳則が記録した22歳222日の大会史上最年少記録も更新する。「メジャータイトルは、普通のツアーとはまた違うものだと思う。もちろん勝ちたい」。2000年度生まれの新星の口調に力強さが宿った。
2023年05月31日 13:22
◆男子プロゴルフツアー メジャー初戦 BMWツアー選手権森ビル杯 プロアマ(31日、茨城・宍戸ヒルズCC西C=7430ヤード、パー71) 前週のミズノオープンでツアー初優勝を挙げた、平田憲聖(エレコム)が2週連続Vへ意気込みを語った。昨年は同大会で7位に入り、コースの相性の良さを実感している。「ティーショットが鍵になる。1打目を真っすぐ飛ばす部分が僕に向いている」。今季メジャー初戦へは「普通のツアー優勝とは違う。もちろん勝ちたい」と22歳190日での大会史上最年少Vを狙いにいく。 ツアー初Vの実感もじわじわ沸いている。祝福の連絡が数百件届いた。中でも大阪学院大でともにゴルフをしてきた同級生からは、泣きながら「おめでとう」という電話をもらった。「すごくうれしかった。そこまで思ってもらえたんだな」と喜びの表情を見せた。 2週連続Vなら日本人選手としては初の快挙。全英オープンの出場権も手にし、勢いに乗るミレニアム世代が、今週も頂点に立つ。
2023年05月31日 12:17
女子プロゴルフツアーのリシャール・ミルヨネックスレディスは2日から3日間、静岡・朝霧ジャンボリーGC(6687ヤード、パー72)で行われる。同大会は例年、新潟・ヨネックスCCで行われているが、今年は提携コースの朝霧ジャンボリーGCでの特別開催となる。 31日、第1ラウンド(2日)の組み合わせが発表され、前々週のブリヂストンレディス、前週のリゾートトラストレディスを連勝し、3週連続優勝を狙う山下美夢有(加賀電子)は、2年前の大会覇者の笠りつ子(京セラ)、今年のフジサンケイレディスで初優勝した神谷そら(郵船ロジスティクス)と同組となった。昨季年間女王の山下は、ブリヂストンレディスでは2位に7打差、リゾートトラストレディスでは2位に4打差で圧勝。絶好調の21歳はツアー史上3人目の3週連続Vを目指す。第1日、2日は雨予報。快挙に向けて、自然との戦いもポイントとなりそうだ。 双子の岩井姉妹は姉の明愛(あきえ、ホンダ)が上田桃子(ZOZO)と前年覇者の稲見萌寧(Rakuten)、妹の千怜(ちさと、ホンダ)は、吉田優利(エプソン)、若林舞衣子(ヨネックス)と同組となった。 ツアー通算4勝の原英莉花(NIPPON EXPRESS)は腰痛のため、RKB×三井松島レディス(5月12〜14日)からツアーを欠場中。同17日に腰痛を治すために手術を受け、無事に成功したことを公表した。復帰時期は未定とされている。
2023年05月31日 10:00
2023年も、新たなアイデアをもつ魅力的な高性能クラブが続々とラインナップされている。
2023年05月31日 09:00
2023年も、新たなアイデアをもつ魅力的な高性能クラブが続々とラインナップされている。なかでも注目のドライバーとアイアンを厳選して試打インプレッション! 『ONOFF』で一番の飛距離性能と寛容性 ONOFF IRON LABOSPEC FF 247 オノフ オノフ アイアン ラボスペックFF247 『ONOFF』は2002年のブランド誕生以来、シックな世界観とシャフトも含めたトータルな性能が評価されて、ファンの多いブランドだ。なかでも『ラボスペック』シリーズは、『AK A』『KURO』の領域にとどまらず、大胆なアイデアを盛り込んだ意欲的なモデルをラインナップしている。 『LABOSPEC FF247』アイアンは、7番で24度という超ストロングロフト仕様と“全芯設計“で、ONOFF』アイアンのなかでも飛距離性能が高く、もっともやさしい位置づけのモデル。高弾道と反発性能を重視しながら、しっかりとバックスピンが入り、オーソドックスな形状と打感のよさも加わって、高いユーザビリティも持ち合わせた革新的なアイアンに仕上がっている。 岩男’s impression 正統派のフォルムと特筆される打感のよさ 超飛び系アイアンでありながら、バックスピンがしっかり入るので、いかにもグリーンに止まりそうな高弾道でやわらかい弾道になります。正統派のスッキリした形状と高打ち出し高スピンの特性で、プロや上級者であればボールを曲げることもできそうです。さらに特筆すべきなのは、打感のよさですね。薄肉フェースで広範囲に反発力を出していながら、薄肉にありがちなペチッとした感じがなく、爽快な感触も楽しめます。 Close Up! 超ストロングロフトでも深・低重心化で高打ち出し タングステン合金ウェイトをソール後方に大胆に採用するなどして、従来以上の深・低重心化を実現。純正シャフト先端部のしなり効果と相まって、7番アイアンで24度という超ストロングロフト仕様でありながら、高い打ち出し角で、グリーンに止める弾道を生む。 FF247 ●番手(ロフト角)/#5(20)、#6(22)、#7(24)、#8(27)、#9(31)、PW(36)、AW(42)、AS(49)、SW(56度) ●ライ角・長さ・重さ(#7)/61.5度・37.75インチ・355g(HIGH REPULSION KICK:FF-247・R) ●シャフト(フレックス)/HIGH REPULSION KICK:FF-247(R) ●価格/5本セット(#7-PW、AW)16万5000円、単品(#5、#6、AS、SW)3万3000円 ●商品の問い合わせ/グローブライド ☎0120-506-204 onoff.globeride.co.jp いかがでしたか? 岩男さんが試打したアイアンを手に取ってみてください! 解説・試打=岩男健一
●いわお・けんいち/1987年生まれ、和歌山県出身。Youtubeチャンネル「わっほーまっちゃんの日常」が大人気。2017年から4大会連続で日本プロに出場する実力派ツアープロ。ギアへの造詣も深く、自身でもクラブをプロデュースしている。 構成・文=コヤマカズヒロ
写真=田中宏幸
協力=太平洋クラブ成田コース
2023年05月31日 08:00
2023年も、新たなアイデアをもつ魅力的な高性能クラブが続々とラインナップされている。なかでも注目のドライバーとアイアンを厳選して試打インプレッション! 進化を重ねてさらに洗練された性能 SRIXON ZX7 Mk Ⅱ IRON
SRIXON ZX5 Mk Ⅱ IRON
スリクソン ZX7 マーク ツー アイアン/ZX5 マーク ツー アイアン 国内外のツアープロから熱い支持を受けているスリクソン。松山英樹のマスターズ制覇以来、その人気はさらに高まっている。なかでも歴代のアイアンは非常に評価が高く、長く愛用するゴルファーも多い。 『ZX7 Mk Ⅱ』は軟鉄鍛造一体成型。今作は打点部分を肉厚に設定した「PUREFRAME」を採用して、もともと定評のあった打感のよさがさらに向上している。中上級者が求める操作性とスピンコントロール性能を備えた、完成度の高いハーフキャビティだ。 『ZX5 Mk II』は、フェース周辺部の溝「スピードグルーブ」と最適肉厚設計によって、フェースのたわみが大きくなり、反発性能がさらに向上。アスリートモデルながら、飛びにもこだわっている。 岩男’s impression アイアンとしての機能を追求した高い完成度 『ZX7 Mk Ⅱ』は、シャープなフォルムでプロや上級者が求める操作性がありながら、寛容性も持ち合わせていて、さらに洗練された印象です。軟鉄鍛造のピュアな感触も十二分に味わえます。『ZX5 Mk Ⅱ』は、ボールが上がりやすく、飛距離性能も高いので、よりクラブの機能に助けられたいアスリートと相性がいいでしょう。両モデルともアイアンに求められる機能をしっかりと満たしていて、プロの使用率が高いのもうなずけます。 Close Up! 打点部分が肉厚になり極上の打感を演出 『ZX7 Mk Ⅱ』アイアンは、キャビティ内の打点部分を従来モデルより80%厚肉化した「PUREFRAME」搭載。やわらかい手応えと喰いつき感のある打感を生み出し、単一素材で一体成型される、軟鉄鍛造ハーフキャビティのなかでも屈指の好フィーリングを生み出す。 ZX7 Mk Ⅱ ●番手(ロフト角)/#3(20)、#4(22)、#5(25)、#6(28)、#7(32)、#8(36)、#9(41)、PW(46)、AW(51)、SW(57度) ●ライ角・長さ(#7)/62度・37インチ(N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 DST・S) ●重さ(#7)/422g(MODUS3 TOUR 105 DST・S) ●シャフト(フレックス)/ダイナミックゴールド DST(S200、X100)、N.S.PRO MODUS3 TOUR 120(S、X)、N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 DS(R、S) ●価格/6本セット(#5-PW)13万8600円~、単品(#3、#4、AW、SW)2万3100円~ ※特注含む ZX5 Mk Ⅱ ●番手(ロフト角)/#4(22)、#5(24)、#6(27)、#7(31)、#8(35)、#9(39)、PW(44)、AW(50)、SW(56度) ●ライ角・長さ(#7)/62度・37インチ ●重さ(#7)/421g(MODUS3 TOUR 105 DST・S) ●シャフト(フレックス)/Diamana ZX-Ⅱ for IRONカーボン(R、S)、N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 DST(R、S)、N.S.PRO 950GH neo DST(R、S) ●価格/6本セット(#5-PW)13万8600円~、単品(#4、AW、SW)2万3100円~ ※特注含む ●商品の問い合わせ/ダンロップスポーツマーケティング ☎︎0120-65-3045 sports.dunlop.co.jp/golf いかがでしたか?岩男さんの試打をぜひ、参考にしてみてください! 解説・試打=岩男健一
●いわお・けんいち/1987年生まれ、和歌山県出身。Youtubeチャンネル「わっほーまっちゃんの日常」が大人気。2017年から4大会連続で日本プロに出場する実力派ツアープロ。ギアへの造詣も深く、自身でもクラブをプロデュースしている。 構成・文=コヤマカズヒロ
写真=田中宏幸
協力=太平洋クラブ成田コース
2023年05月31日 07:00
アマチュアゴルファーの代表的なミスショットといえばスライス。 右曲がりやプッシュアウトに悩んでいる人、長年直らない人はツアープロがオススメするこの修正法や練習法をぜひお試しあれ! まずは、宮本勝昌プロの解説です。 ベルトのラインを意識することで上半身と下半身がバランスよく回る ベルトを平行に回して体重を左足に乗せることが大事。体が大きく動き手打ちを修正できる スライスが長年直らない人は「手打ち」の傾向があり、体を正しく使えていません。とくに腰の回転が止まったり鈍くなったりしてパワーをロスするぶん、飛ばないスライスになりがちです。 この手打ちを直すには「ベルトを平行に回す」というイメージでスイングしてみましょう。ベルトのラインを意識し、フィニッシュでベルトのバックルが目標方向と正対するまで平行に回す。こうすると腰を中心に上半身と下半身がバランスよく回転します。体を大きく使ってスイングできるので、飛距離アップも期待できますよ。 腰の回転が止まると飛ばずに曲がってしまう 手打ちになると、腰の回転が止まったり腰の左側が引けたりして、飛ばないスライスになるので注意 股関節を使ってレベルターン バックスイングは右の股関節、ダウンスイング以降は左の股関節を入れながらベルトを平行に回す 宮本勝昌
●みやもと・かつまさ/1972年生まれ、静岡県出身。174cm、76kg。ツアー12勝。14年の日本シリーズなど5つの日本タイトルを獲
得。19年には46歳にして中日クラウンズを制した。22年はジャパンプレーヤーズ選手権3位。シーミュージック所属。 構成=小山俊正、編集部
写真=圓岡紀夫、相田克己、高橋淳司 次は、宮田成華プロの解説です。 右手のひらを上に向けて打つとヘッドがほどよくターンする フォローにかけて、右手首を手のひら側に折る“フリップ”を使って打つ。この動きでもヘッドはターンする スライス防止にはヘッドを返して打つ。といわれても、上手にできない人がいますよね。そんな人にオススメなのが、フォローに向けて右手をフリップさせる動きです。右手のひらを上に向けながら打ってもヘッドは返ります。 フリップは「右手のひらを上に向ける」でも「左手甲を上に向ける」のどちらでもOK。「手首を返す動き(×)よりも、ヘッドがかぶりすぎないのでヒッカケやチーピンが出ない。ボールが高く上がるのもメリットです(〇)」と宮田 単にヘッドを返してつかまえにいく打ち方よりもフェースが上を向くので、ボールが高く上がるのもメリット。左手首を甲側に折る動きも同様なので、左右どちらか、フリップしやすい手を意識して打ってみてください。 宮田成華
●みやた・なるは/1997年生まれ、東京都出身。165cm。19年のプロテストに合格。22年シーズンはステップアップツアーの山陽新聞レディースカップで2位タイなど、ベスト10入りが5回。スイングのキレと美しさに定評がある。スリーボンド所属。 構成=小山俊正、編集部
写真=圓岡紀夫、相田克己、高橋淳司 次は、片岡尚之プロによる解説です。 ティーアップを高くすると入射角の善し悪しがわかる ティーアップをドライバーくらいの高さにしてセット。真芯でとらえて真っすぐ飛べば合格 フェアウェイウッドは真芯に当てるのが難しいですよね。とりわけボールが地面の上にあるときは、当たりが薄くなってスライスしやすい。これはアマチュアだけでなく、僕の悩みでもあります。 そこで僕は、ティーアップをドライバーくらいの高さにしてレベルブローに打つという練習をしています。前傾角度をキープしつつ、インパクトでヘッドを低い位置から入れて低く出す。これを繰り返すとクラブの入射角が適正になり、「厚い当たり」で真っすぐ飛ぶようになります。簡単な練習法なので初・中級者にもオススメです。 ヘッドを低い位置から入れて低い位置に出す 高いティーアップは入射角を適正にしないと真芯に当たらない。ヘッドを低い位置から入れて低く出し、レベルブローに打つことが大事 片岡尚之
●かたおか・なおゆき/1997年生まれ、北海道出身。171cm、67kg。出場4試合目となった21年のジャパンプレーヤーズ選手権でツアー初優勝し、大ブレイク。22年は日本プロ2位を含む6度のベスト10入りで賞金ランキング23位。フリー。 構成=小山俊正、編集部
写真=圓岡紀夫、相田克己、高橋淳司 次は、大西葵プロの解説です。 地面にクラブの通り道を示してあげる スライスしてしまう大きな原因はアウトサイド・イン軌道(×)。これをインサイド・アウト軌道に変えたい(〇)。 スライサーはカット軌道を直してください。ダウンスイングでクラブをインから下ろすようにしますが、ドライバーのスライスで悩んでいる人もクラブを操作しやすいアイアンで修正しましょう。 右奥と左手前にボールを置いて、クラブを当てないようにスイング。ヘッドの入口と出口を明確にすることで、インサイド・アウトの軌道がマスターできる 練習では、実際に打つ球の右奥と左手前に、ボールをふたつセットしてください。カット軌道のままだと、置いたボールに当たってしまう。当たらないように振るにはヘッドをどこから入れて、どこに出していけばいいかをはっきり意識して打つことができます。簡単ですが、インサイド・アウト軌道をマスターするには、この練習がかなり効果的ですよ。 大西葵
●おおにし・あおい/1994年生まれ、千葉県出身。163cm。22年シーズンの10月に女子ツアーの生涯出場試合数200を突破。コーチの石井忍プロの指導のもと、レギュラーツアーでの初優勝とシード権獲得を目指す。YKK AP所属。 構成=小山俊正、編集部
写真=圓岡紀夫、相田克己、高橋淳司
2023年05月31日 06:00
クラブをもっと上手に使ってスコアアップ! 今回は市原建彦さんにアイアン購入のポイントについて検証してもらいました。
2023年05月30日 16:27
三井住友カード株式会社は30日、男子プロゴルフファー石川遼(カシオ)とのスポンサー契約締結を発表した。 国内ツアーで同社主催の「三井住友VISA太平洋マスターズ」を2010、12、22年と3度制している石川は「主催して頂いている『三井住友VISA太平洋マスターズ』でも、自身の節目となるタイミングで優勝させて頂いており、非常に縁を感じておりました。改めまして今後は三井住友カード様のイベント、サービスのイメージ向上にご協力できるよう努めて参ります。また、プレーでも良い成績を残し皆様へ良いニュースをお届けできるよう、より一層努力してまいります」とコメントを寄せた。 石川は6月1日に開幕する「BMW日本ゴルフツアー選手権森ビル杯」(茨城・宍戸ヒルズCC)から、三井住友カードのロゴを配したキャップを着用してプレーする。
2023年05月30日 16:16
男子プロゴルフの長嶋茂雄招待セガサミーカップ(6月29日〜7月2日、北海道・ザ・ノースカントリーGC)の記者会見が30日、北海道・千歳市内で行われた。賞金総額は昨年から3000万円増の1億5000万円。優勝賞金は600万円増の3000万円。 4年ぶりに観客制限なしの通常開催となる今大会は「さあ、はじけよう! 4年ぶりのフル開催!」をキャッチコピーに、新企画を展開する。決勝ラウンドでは名物ホールの16番パー3を「The Monster 16」と題して盛り上げる。音楽を流しながらのMCのマイクパフォーマンスと歓声が交わる、スタジアム型観戦ホールに変身する。また、1日土曜日ホールアウト後には、選手によるドラコン大会も開催される。 昨年覇者で、大会3度目の優勝がかかる岩田寛がVTR出演。「最初はあまり相性よくなかった。グリーンが読みづらい。最初2015年に勝ったときは、トップ20に入れたらいいなとキャディーと話しながら回っていたけど、そのまんま優勝しちゃって。去年もそこまで期待せずに回りながら優勝しちゃいました。今年(中日クラウンズで)1勝したんですけど、年間2勝はしたことがないのと、2連覇もしたことがないので、是非セガサミーカップでできたら幸せだなと思います」とコメントを寄せた。
2023年05月30日 15:15
男子ゴルフの石川遼(31)=CASIO=が、三井住友カード株式会社(東京都江東区、大西幸彦代表取締役社長)とスポンサー契約を結んだことが30日、発表された。石川は6月1日開幕の国内メジャー「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」(茨城・宍戸ヒルズCC)から同社のロゴが入ったキャップを着用してプレーする。石川は「大変うれしく光栄に思います。主催して頂いている『三井住友VISA太平洋マスターズ』でも、自身の節目となるタイミングで優勝させて頂いており、非常に縁を感じておりました。改めまして今後は三井住友カード様のイベント、サービスのイメージ向上にご協力できるよう努めて参ります」とコメントした。石川は同社主催の国内男子ツアー「三井住友VISA太平洋マスターズ」で、2010年、12年、50回記念大会となった昨年と、3回の優勝を果たしている。