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2023年05月29日 07:08
最終節は敵地で1−2の敗北を喫したが、三笘薫の表情はどこか穏やかだった。ブライトンは前節に6位フィニッシュを確定させていたので、この敵地でのアストン・ビラ戦は消化試合だったと言える。逆に相手は7位の座を維持して、来季のヨーロッパカンファレンスリーグ出場権を獲得したい状況だったので、明らかにモチベーションの差はあった。「久々のベンチスタートで難しさも感じました」と65分に投入された三笘は試合後に話した。 これで三笘とブライトンの充実した2021−22シーズンのプレミアリーグが幕を閉じた。33試合(先発は24試合)に出場して7得点・5アシスト。プレミアリーグに初挑戦した選手としては、堂々たる成績だ。 ロベルト・デ・ゼルビ監督も、「これが彼の1シーズン目だということを踏まえると、実にファンタスティックなパフォーマンスだった」と今季最後の定例会見で話していた。 ただし、三笘本人はあくまで満足していないようだ。「(飛躍のシーズン?)いや、もっと全然できたと思います。特に最終盤、結果が出なかったところは振り返って、やらないとなと思います。試合に出続けたことはポジティブだし、大きな怪我も少なかったので、そこはよかったかなと。でもプレーの質はもう一段上げないと、来シーズンは厳しいかなと思いますね」 終盤にゴールやアシストが伸びなかった点については、次のように自己分析した。「メンタル面の余裕がなくなったのか、焦りがあったのか。(ゴール枠に)嫌われた時もありましたけど、シンプルに自分の実力が出たなと。(相手に警戒された?)というより、終盤になって、相手も激しくなってきて、メンタル面が厳しくなって結果が出せなくなったのかなと。そう認識しています」 一方、デ・ゼルビ監督の指導により、成長できているところも実感している。「ボールを持っていない時の動き出しは、よくなかったかなと。そこの質が上がれば、自分の特長も生かしやすいと言われているので、まだまだ足りないのかとも思いますけど」 【動画】「全てがうまかった」「がちで空間把握えぐい」とファン驚嘆!三笘薫、浮き球で敵10番を翻弄→キレキレのドリブル突破 真のトップレベルの戦いの日々に明け暮れるなか、常にコンディションを気にかけていたという。文字通り、「サッカー漬けの毎日」。それだけに、素敵なブライトンの街を楽しむような時間はほとんどなかったようだ。 それでも街やファン、クラブスタッフの印象はとても良いという。そんな質問を投げかけた時、三笘は筆者が4月上旬から取材して以来、最高の笑顔を見せてくれた。「いい人しかいないです」と三笘が言った後、隣にいた広報のことを記者が問うと、「(彼も)いい人です」と返答。そこで全員が声を上げて笑い、日本代表アタッカーも白い歯を見せた。 急激にスターダムを駆け上がった三笘はおそらく、そんな状況の変化にどう対処すべきなのか、戸惑うこともあっただろう。日々量産される彼の記事のなかには、本人としては理解できないようなものもあったかもしれない。だから取材現場でも、どこか本音を言いたくないような雰囲気を感じることもあった。 でもこうして最後に彼のリラックスした表情が見られてよかった。それだけでも、イングランドをふた月も巡った甲斐があったと思えるほどに。「やるべきことははっきりしているので、ポジティブにオフシーズンを過ごしたいですね」 日本が誇るドリブラーのさらなる飛躍を望みたい。取材・文●井川洋一
2024年04月20日 20:00
坂元達裕が所属するイングランド2部コヴェントリー・シティがFAカップで好調だ。
21日にウェンブリー・スタジアムで開催される準決勝では、名門マンチェスター・ユナイテッドと対戦。この大一番で坂元の負傷欠場が大変残念である。
その準決勝を目前にしたタイミングで、クラブは“伝説ユニフォーム”の復刻版を発売した。Coventry City 1987 FA Cup Final Retro Jersey
コヴェントリー・シティ 1987 FAカップ ファイナル 復刻レトロユニフォーム
コヴェントリーは1986-87シーズンのFAカップで初優勝を遂げたが、その決勝戦で着用したユニフォームが今回復刻版として登場した。ユナイテッドとの準決勝前という、ある意味では最高のタイミングといえる。
ユニ・デザインはもちろん、胸スポンサーロゴ「GRANADA BINGO」までしっかりと再現し、コアなファンも納得の仕上がりとなった。
1986-87シーズン当時のキットサプライヤーはTriple S Sportだったが、今回のレトロユニフォームはイングランドの復刻版専門ブランドScore Drawが手掛けている。コヴェントリー公認のブランドだ。
右胸にはトロフィーを囲むようにして“FA Cup Final Wembley 1987”を刺繍するが、これはオリジナルと同じ仕様。
まるで優勝記念のようなFinal刺繍のユニフォームを着た87年のチームは、決勝戦でトッテナムホットスパーを撃破して歴史的な初優勝を成し遂げる。
準決勝で延長の末にリーズ・ユナイテッドを退けたコヴェントリーは、1987年5月16日にウェンブリー・スタジアムで行われた決勝戦でトッテナムと対戦。
試合はトッテナムがリードしコヴェントリーが追いつくという展開で進むが、2-2で迎えた延長6分のトッテナムのオウンゴールで、ついにコヴェントリーが初めてリードを奪う。結局試合はそのまま3-2で終了となり、コヴェントリーが悲願の初優勝を達成した。
80年代といえばこちらも!名門『UMBRO』による「80年代イングランド」ユニフォーム5選
クラブとファンにとっては伝説の優勝ユニフォームの復刻版。クラブのオンラインストアで先行販売するも完売となり、現在は実店舗のクラブストアのみで販売されている(在庫の有無については不明)。
なお、仮に21日の準決勝でユナイテッドに勝利した場合、決勝でコヴェントリーを待ち受けるのはマンチェスター・シティかチェルシーのいずれか。準決勝もう一つのカードは20日に行われる。
2024年04月20日 19:48
U-23日本代表は現地4月19日、カタール・ドーハで開催されているU-23アジアカップのグループステージ第2節でUAEと対戦。2−0で快勝し、連勝で決勝トーナメント進出を決めた。
初戦の中国戦(1−0)からスタメンを7人入れ替えた大岩ジャパンは、27分に木村誠二のヘディング弾で先制すると、66分にも川粼颯太が頭でネットを揺らし、2点差に。このまま無失点に抑え、終始圧倒して勝点3を手にした。
この試合を現地で取材していたカタールのメディアは、日本の戦いをどう見たのか。『カタール通信社』のカマル・アーメド記者に話を訊いた。
【PHOTO】U-23日本代表のUAE戦出場15選手&監督の採点・寸評。木村の守備の安定感は抜群。守備陣は軒並み高評価
「日本のチームは距離感が良く、サイドの連係が素晴らしいと感じた。UAEのサイドの守備が軽いから日本もその弱点を突いてきた。クロスの精度も中盤でのコントロールも非常に良いね」
こう切り出した同記者は続けて、「個人的に日本は韓国にも勝つのではないかと思っている。日本はとても良いチームで、すべてのグループの中でもナンバーワンだ」と評価した。
また特に印象に残った選手を訊くと、2選手を挙げ、「7番のヤマモト(山本理仁)は非常に良いプレーをしている。そして、先制点を決めた5番(木村誠二)のディフェンスも印象に残っている。常にフォワードをマークしていて、体力もあって、フィジカルも強い」と絶賛していた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月20日 19:37
ロサンゼルス・ギャラクシーに所属する吉田麻也が4月20日、自身のインスタグラムを更新。今季限りでの現役引退を表明したフランクフルトの元日本代表MF長谷部誠にメッセージを送った。
日本代表時代の2人の写真や、川島永嗣(ジュビロ磐田)や内田篤人氏らとの4ショットを公開し、以下のように綴った。
【画像】吉田麻也が長谷部&川島&内田との4Sを公開
「長谷部キャプテン、長い間お疲れ様でした!長過ぎてます。バケモンやん。35歳とかが全然すごくない感じになっちゃったのはあなたのせいです。いつも奢ってくれてありがとうございます。また奢ってください。ずっと奢ってください。そして、川島先輩はずっと元気。笑 内田、特になし」
この投稿には、「麻也さんらしいコメント」「『内田、特になし。』…笑」「私的にこの4人のショットは神です」「麻也さんらしいコメントに大笑いしました(笑)」「ホントこの世代大好き!キャプテンからキャプテン!尊い!」といった声が寄せられた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 19:15
4月20日、ヴィッセル神戸はJ1第9節で湘南ベルマーレと敵地で対戦し、1−0で勝利した。
2024年04月20日 19:11
ラツィオの鎌田大地は4月19日に開催されたセリエA第33節ジェノア戦で先発フル出場。ルイス・アルベルトの決勝点をアシストし、1−0の勝利に大きく寄与した。
67分、フェリペ・アンデルソンにボールを預けた鎌田はボックス内に走り込み、ブラジル代表FWからのリターンパスを折り返す。このラストパスをルイス・アルベルトがゴールに突き刺した。
ラツィオ専門サイト『cittaceleste』によると、見事なスルーパスでプレアシストをしたF・アンデルソンは、「カマダは来て1年だが、すぐに献身的だった」と賛辞を寄せた。
【動画】伊メディアが絶賛した鎌田の絶妙アシスト
「出ていないときも、彼はすごく仕事していた。これは僕らが団結したグループで、すべての試合で勝利を望んでいることを示している」
マウリツィオ・サッリ前監督の下では出番に恵まれなかった鎌田だが、イゴール・トゥドール体制になってからは立場が激変。レギュラーとして起用されている。
それでも、ラツィオとの契約が1年の鎌田は、延長オプションを行使せず、夏に再びフリーで移籍する意向とも言われる。トゥドールから信頼され、得点と勝利に関与するようになり、確かな地位を手にしつつあるのは確かだ。それでも、また移籍の道を選ぶのか。選択に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 19:09
浦和レッズは4月20日、J1第9節でガンバ大阪とホームで対戦した。
序盤からボールを保持して攻勢を仕掛けるも、得点を奪えないまま迎えた78分、G大阪のFW坂本一彩にネットを揺らされ、これが決勝点に。0−1で敗れた。
試合後のフラッシュインタビューでペア・マティアス・ヘグモ監督は、悔しい結果に終わった一戦を、こう振り返った。
「前半は試合をコントロールできていた。あまり大きなチャンスを作れなかったが、焦れずにボールを動かし続ければ、後半にチャンスを作れると思っていたし、実際にポストに当たるシュートなどがあった。ただ一度、カウンターを与えてしまったところで、しっかりと止められていればと思った」
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また、15本ものシュートを打つなど好機を作り続けた選手たちに謝意を表した。
「選手たちは最後までトライしてくれた。勝てなかったことは残念だったが、やってくれたことは感謝している。今日の試合は、得点が決まらなかったこと以外は、よくやっていたと思う。先にゴールが決まっていたら、まったく違う試合になっていた」
前節の柏レイソル戦(0−1)に続き、ノーゴールで敗れた浦和は次戦、24日にルヴァンカップの1stラウンド2回戦でJ3のガイナーレ鳥取と相まみえる。中3日での連戦で指揮官は、チームを立て直せるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 19:00
Jリーグは4月20日、J1第9節の7試合を各地で開催した。
いまだ無敗の広島は札幌と対戦。開始10分にスパチョークの先制弾を許したが、50分に中野就斗のゴールで追いつき、1−1の引き分けに持ち込んだ。
昨季王者の神戸は湘南に1−0で競り勝つ。スコアレスで迎えた90+3分、武藤嘉紀が勝点3を引き寄せるゴールを決めた。
浦和と相まみえたG大阪は、坂本一彩が挙げた1点を守り抜き、1−0で勝利。新潟は谷口海斗の決勝弾で京都を1−0でくだした。
鳥栖対鹿島は、鳥栖がマルセロ・ヒアンの2得点などで4−2の勝利。福岡対磐田は2−2のドロー決着、川崎対東京Vはスコアレスドローに終わった。
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J1第9節の結果と予定は以下のとおり。
▼4月20日開催分
札幌 1−1 広島
京都 0−1 新潟
鳥栖 4−2 鹿島
湘南 0−1 神戸
福岡 2−2 磐田
浦和 0−1 G大阪
川崎 0−0 東京V
▼4月21日開催分
FC東京 15:00 町田
名古屋 15:00 C大阪
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 18:34
苦しい時期が続いている。
2024年04月20日 18:30
昨季、元Jリーガーの鄭大世氏はJ2で戦う“古巣”FC町田ゼルビアのパフォーマンスを見て「このサッカーは夏無理だろう」と思ったという。何より走力が求められ、ハイプレスを怠らない。真夏には“しんどいスタイル”でJ1昇格を果たすのは不可能だろうと否定的に考えていたのだ。
しかし、得点源のエリキをシーズン途中に怪我で失いながらも結果は堂々のJ2制覇。鄭大世氏曰く「剥がされるのを承知で必ず行くプレスが勝因」だった。
今季J1、鄭大世氏は2節の名古屋グランパス戦を前に「(町田は)J1の洗礼を浴びるだろう」と予想していた。「名古屋は経済的に豊かで個がしっかりした選手を獲得している印象なので、そう思いましたが」(鄭大世)、結果は町田の勝利(1-0)だった。
そんな鄭大世氏は「これ優勝するな」と町田のJ1制覇を大胆宣言したのが続く鹿島アントラーズ戦。「(当時は)鹿島で止められないならどこもダメかなと思って見ていたら、鹿島はほとんどチャンスを作れなかった」(鄭大世)。
キック&ラッシュに近い町田の戦い方を、鄭大世氏は「ビルドアップでミスが起きないからショートカウンターを受けない」と評価している。
「相手の陣地でプレッシャーをかける時も前2枚で追って、ボランチはなかなか出てこない。それを最後までやるためにメンバーを(試合途中に)代えるし、後ろの4-4のブロックは絶対に崩さない」
鄭大世氏は黒田剛監督のことを「絶対に負けられない試合を何十年もやってきた指揮官」と評する。
「(今の町田は)青森山田高のサッカーをしている。徹底的に負ける要素を排除した洗練された戦術」
J1の8試合を終えて5勝1分2敗の3位。直近のリーグ戦でヴィッセル神戸に敗れたとはいえ、序盤戦の快進撃は決してフロックではない。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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2024年04月20日 18:28
2024明治安田J2リーグ第11節の5試合が20日に各地で行われた。
揺れる最下位徳島ヴォルティスは、敵地で藤枝MYFCと対戦。38分にFWブラウンノア賢信が獲得したPKを沈めて先制に成功すると、この1点を最後まで守り切った。吉田達磨前監督の解任に始まり、スペイン路線を掲げた岡田明彦強化部長の辞任と島川俊郎の電撃引退、そして象徴の西谷和希との契約解除など激動の時期を過ごした果てに、7試合ぶりの勝利。依然として降格圏には変わりはないものの、最下位を脱出した形に。対する藤枝は、19位に転落している。
ともにJ1復帰を目指す首位清水エスパルスと5位ベガルタ仙台が、『IAIスタジアム日本平』で激突。均衡を破ったのは、清水FWルーカス・ブラガ。FWカルリーニョス・ジュニオのポストプレーに抜け出し、最後は相手GKとの1対1を決め切ったのだ。さらに、FW北川航也とMF西原源樹にもゴールが生まれた。2度に渡って1点差に詰め寄られたものの、清水が3−2で昇格のライバルを退けている。
前節終了時点で4勝3分3敗の7位ながら、いまだに本拠地『JIT リサイクルインクスタジアム』での勝利がないヴァンフォーレ甲府。今節は19位ザスパ群馬をホームに迎えると、6分のFWピーター・ウタカの先制点を口火に攻撃陣が爆発。前半だけで3得点を挙げるなど、最終スコアは4−1に。“夢叶う小瀬”で、待望のシーズン初白星をサポーターに届けている。
その他、3位ファジアーノ岡山が2−0でロアッソ熊本を撃破。13位のモンテディオ山形は愛媛FCを2−1で退け、“みちのくダービー”での敗戦を払拭している。
■第11節
▼4月20日(土)
ファジアーノ岡山 2−0 ロアッソ熊本
藤枝MYFC 0−1 徳島ヴォルティス
モンテディオ山形 2−1 愛媛FC
清水エスパルス 3−2 ベガルタ仙台
ヴァンフォーレ甲府 4−1 ザスパ群馬
▼4月21日(日)
ジェフユナイテッド千葉 − ブラウブリッツ秋田
鹿児島ユナイテッドFC − 栃木SC
大分トリニータ − いわきFC
レノファ山口FC − 水戸ホーリーホック
V・ファーレン長崎 − 横浜FC
■暫定順位表
※()内は勝ち点/得失点差
1位 清水(25/+6)
2位 岡山(22/+7)
3位 長崎(21/+12)
4位 横浜FC(18/+9)
5位 甲府(18/+6)
6位 仙台(17/+3)
7位 山形(16/0)
8位 山口(15/+6)
9位 秋田(15/+3)
10位 愛媛(15/+1)
11位 千葉(14/+9)
12位 いわき(13/+8)
13位 大分(13/+1)
14位 熊本(12/−8)
15位 栃木(12/−13)
16位 鹿児島(9/−9)
17位 水戸(8/−3)
18位 徳島(8/−12)
19位 藤枝(8/−13)
20位 群馬(6/−13)
■第12節の対戦カード
▼4月27日(土)
14:00 水戸 vs 藤枝
14:00 群馬 vs 長崎
14:00 仙台 vs 千葉
14:55 愛媛 vs 甲府
▼4月28日(日)
13:00 岡山 vs 清水
13:00 熊本 vs 大分
14:00 秋田 vs 横浜FC
14:00 鹿児島 vs 山口
14:00 栃木 vs いわき
14:00 徳島 vs 山形
2024年04月20日 18:05
J1第9節が20日に行われ、昨季リーグ王者ヴィッセル神戸が湘南ベルマーレを1-0で下して今季初のリーグ戦2連勝を飾った。試合終了間際の後半48分に元日本代表FW武藤嘉紀が右足で決勝弾を決めて劇的な勝利に導いた。試合を決めたのはムトサコ!
大迫選手からのパスをダイレクトで武藤選手(@yoshimuto18)が合わせ、試合終了間際に劇的ゴール⚽️🔥
ハイライトは @DAZN_JPN📺
登録は⏩https://t.co/P80XKwItyQ#visselkobe #ヴィッセル神戸 #湘南神戸 pic.twitter.com/IWO5TwqRqG
— ヴィッセル神戸 (@visselkobe) April 20, 2024
0-0の後半48分に湘南のクリアボールを回収した元日本代表MF山口蛍が元日本代表FW大迫勇也へ縦パスを供給すると、大迫がペナルティエリアに侵入してDFマテウス・トゥーレルへ浮き球を上げて折り返したボールをゴール前で待つ武藤に大迫がプレゼントパス。完璧なお膳立てを受けた武藤は落ち着いてネットを揺らした。
試合後のフラッシュインタビューで武藤は試合後に『DAZN』のフラッシュインタビューで「チームみんなで勝ち取ったものだと思いますし、最後大迫選手があれだけ素晴らしいボールを出してくれたので、僕はただゴールに決めるだけだった」と振り返った。
第7節横浜F・マリノス戦で負傷退場していた大迫がこの日戦線に復帰し、武藤と息の合った攻撃を見せた。「彼とは私生活ともども本当に分かり合っていると思いますし、最高のパートナーでもあるので、きょうは本当に素晴らしいゴールをプレゼントしてもらったので、次は僕もしっかりお返しできるようにしていかないといけないと思います」と昨季リーグMVPの相方を称えた。
一方で後半に入ってから武藤はわき腹に手を当てるシーンが散見された。ピッチを駆け抜けた際に、苦悶の表情を浮かべることもあった。武藤は「多分ちょっと折れちゃっている気がするんですけど、わき腹なのでしっかりと…。どうなるか分からないですけど、きょうはやり切れたのでまた次回復して臨めればと思います」と骨折を示唆するほど苦しい状況でプレーしていた。
それでもアウェーに駆け付けたサポーターのために戦い抜いた武藤。「チームとして何が何でも勝利したかったですし、アウェーの地でこれだけサポーターの方々が来てくださっていたので、僕が痛みに負けるわけにはいかなかったですし、彼らのサポートもあってきょうは最後まで歯を食いしばって頑張れたと思います」とサポーターに感謝した。
【インタビュー】“ヴィッセル神戸の未来”筑波大MF山内翔のアカデミー時代、あるサポーターの追憶
暫定3位に浮上した神戸は今月27日午後2時に次節ホームで京都サンガを迎える。
2024年04月20日 18:03
現地時間4月19日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)のグループステージ第2戦で、U-23UAE代表は大岩剛監督が率いるU-23日本代表と対戦した。
2024年04月20日 18:00
19日(現地時間)、ドイツサッカー連盟(DFB)はユリアン・ナーゲルスマン現ドイツ代表監督との契約を2026年に行われるFIFAワールドカップ2026まで延長すると発表した。
ナーゲルスマン監督は、昨年10月にハンジ・フリック前監督の後任として代表監督に就任。当初の契約期間は今年6月にドイツで開催されるEURO2024までとなっていたが、3月に行われたフランス、オランダとの国際親善試合で連勝するなどナーゲルスマン監督が指揮を執るようになってから代表チームの調子が上向きになっていることから、DFBは契約延長に踏み切った。
ただし、今回の契約延長はナーゲルスマン監督に2年後のワールドカップまで代表監督のポストを保証するものではないようだ。ドイツ紙『Bild』によると、EURO2024でドイツがグループステージで敗退した場合、DFBはナーゲルスマン監督を解任することが可能で、さらに2026年夏までの残りの給与の支払い義務も負わないとの条項が含まれているという。
ドイツはEURO2024のグループステージではスコットランド、スイス、ハンガリーと同じグループAに入っている。まずはここを突破して決勝トーナメントに進出することがナーゲルスマン監督のノルマとなる。しかし、ドイツにとって自国開催となる今大会は国民の注目度も高いことから、DFBが契約とは関係なく監督続投の判断をするのはグループステージ突破ではなく準決勝進出が基準となってくるのではないかと『Bild』は予想している。
2024年04月20日 18:00
ドイツ1部FCアウクスブルクとキットサプライヤーのMizunoは18日、レトロデザインの「優勝50周年記念」特別ユニフォームを発表した。27日のリーグ戦で着用する。
このクラブには日本人FW奥川雅也が所属しているが、今季後半から期限付きで2部ハンブルガーSVへ移籍しているため、このユニフォームを着ることはない。FC Augsburg 2023-24 Mizuno Special Edition
アウクスブルク 2023-24 Mizuno スペシャル・エディション ユニフォーム
レッドとグリーンの片側ストライプを強調したスペシャル・エディションは、1970年代のレトロな雰囲気が漂うデザイン。この「白地に赤緑」というスタイルは、2010年以降のホームユニフォームに度々採用される“定番”だ。
優勝50周年ということで、この今回のデザインは1973-74シーズン当時のユニ・デザインをベースに製作。レトロな雰囲気を演出するために、右胸のMizunoロゴや各部スポンサーロゴは全てホワイト一色に変更し存在感を消している。
また、胸スポンサー「WWK Versicherungen」がMizunoロゴ下に位置を変えてたことで、より70年代の雰囲気に近いデザインとなっている。
アウクスブルクが初めてブンデスリーガ1部を戦ったのは2011-12シーズンで、それ以来降格することなく13シーズン連続で1部リーグに籍を置いている。
このユニフォームでの優勝50周年記念とは当然ながら1部リーグでのことではなく、1973-74シーズンの地域リーグ「レギオナルリーガ・ズュート(地域リーグ南部)」優勝を記念したもの。この優勝により、チームは翌年創設されたブンデスリーガ2部・南部のオリジナルメンバーとなる。なお、創設時の2部は南北2つのリーグに分かれていた。
レギオナルリーガ・ズュート優勝50周年記念ユニフォームは、当時の写真をデザインした特別なボックスに収納。クラブ創設年と同じ1907着の数量限定で、クラブのオンラインストアにて販売される。販売開始は現地時間4月21日午前10時とのこと。
今季「MIZUNOのユニフォーム」を着る欧州の7チーム
選手は4月27日にホームで行われるブンデスリーガ第31節ヴェルダー・ブレーメン戦の1試合限定で、この50周年記念ユニフォームを着用する。
2024年04月20日 17:59
2024明治安田J1リーグ第9節が20日に行われ、浦和レッズとガンバ大阪が対戦した。
上位進出を目指す“オリジナル10”同士が『埼玉スタジアム2002』で激突。前半はお互いに決定的な場面は少なく、得点が生まれないままスコアレスで折り返す。
55分、浦和に絶好機が到来。左サイドの深い位置から渡邊凌磨が柔らかいクロスを送り、ファーポストの前に飛び込んだ伊藤敦樹が頭で合わせる。しかし、シュートはポストに直撃して得点には至らない。
浦和は68分にもG大阪のゴールを脅かす。ペナルティエリア手前でパスを受けた渡邊が右足一閃。カーブをかけてゴール右隅を狙ったものの、相手GK一森純のファインセーブに阻まれた。
試合の均衡が破れたのは78分、G大阪が先制に成功する。自陣でのボール奪取からカウンターを展開し、右サイドでロングボールを収めたウェルトンは少し運んでペナルティエリア中央へ折り返す。受けた坂本一彩は右足を振り、ゴール左下隅へと流し込んで2試合連続ゴールを記録した。
その後はG大阪のブロックの外で浦和がボールを回す時間が増え、次の1点は生まれないまま試合終了。最後までゴールに届かなかった浦和は2連敗、1点を守り切ったG大阪は今季初の2連勝となった。次節は28日に行われ、浦和はホームで名古屋グランパスと、ガンバ大阪はホームで鹿島アントラーズと対戦する。
【スコア】
浦和レッズ 0−1 ガンバ大阪
【得点者】
0−1 78分 坂本一彩(G大阪)
【ゴール動画】G大阪、坂本一彩がカウンターを仕上げて浦和を撃破!
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とうとう均衡破れる!
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カウンターで一気に敵陣に攻め込み
ウェルトンがマイナスに折り返し
最後は坂本が素早い振りで決めた!
新エース候補の坂本のゴールで
アウェイのガンバが先制!
🏆明治安田J1第9節
🆚浦和×G大阪
📺 #DAZN ライブ配信中#浦和G大阪 pic.twitter.com/V0CwmlRGZF— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 20, 2024