2023年05月31日 22:58
バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督がスペインのテレビ番組『Gol a Gol』に出演し、同クラブ監督就任後の2年間を振り返った。 シャビ監督が就任して2年目となる今季、バルセロナは4シーズンぶり通算27度目のラ・リーガ制覇を達成した。クラブとの契約延長に向けた交渉が順調か問われた同監督は「イエス」と答え、「遅かれ早かれ、お互いに理解しあえるはずだ。彼らができる限りの努力をしてくれることは承知しているし、何の問題もないだろう」とバルセロナとの将来について自身の考えを明かしている。 また、リーグタイトルを獲得した今シーズンについては「素晴らしいシーズンだった。特に我々がどこから戻ってきたかを考えると。私は2021年11月にバルセロナが9位のタイミングで就任し、チームは半ば憂鬱な状態だった。人々は今季のようなシーズンを求めていたんだ」とクラブの立て直しに成功した今季を評価した。 さらに同クラブを率いて数多くのタイトルを獲得するなど、黄金期を築いた現マンチェスター・C指揮官のジョゼップ・グアルディオラ監督について「ペップ・グアルディオラの姿は、監督として私に重くのしかかっている。それはフェアではないと思う。私が選手だった頃にもあったことだ。誰もが前に進まなければならない」と、4年で14タイトルを獲得した当時と比較されることは公平ではないと述べ、過去に囚われすぎないことが重要だとコメントしている。 加えて「監督というのは、良いことも悪いことも3倍の激しさを抱えて生きている」と監督業の辛さを語り「私はバルサの新聞やスポーツ番組を見ている1人だが、スタッフに対する非常に激しい批判を目にしてきた」と周囲から激しいプレッシャーを受けてきたことを明かした。
2024年04月20日 05:56
U-23日本代表は現地4月19日、U-23アジアカップのグループステージ第2節でU-23UAE代表と対戦し、2−0で快勝。連勝で決勝トーナメント進出を決めた。
チームは勝利したが、試合後のミックスゾーンで、どこか暗い表情だったのが細谷真大だ。細谷は先発した初戦の中国戦(1−0)で不発に終わり、続くUAE戦はベンチスタートで、74分からピッチに立った。
日本は終盤も押し込む展開が続き、細谷にも再三チャンスが巡ってきた。しかし、それを最後まで活かすことはできず。85分、松木玖生のクロスにフリーで反応するも、シュートは枠の外。その2分後、佐藤恵允の折り返しに飛び込んだシーンも決めきれなかった。
【動画】ヘッド2発!日本がUAEから奪ったゴールをチェック!
細谷は試合後、「もちろん、決めるチャンスはありましたし、国を背負っている以上、決めなきゃいけなかったと思います」と肩を落とした。
それでも次戦、グループステージ首位通過がかかる韓国戦に向けて、「しっかり勝点3をとって首位通過を決めたいですし、自分自身も早く結果を残して、良い状態で決勝トーナメントに入りたい」と切り替えた。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月20日 05:30
パリオリンピック2024(パリ五輪)出場を目指すU−23日本代表は19日、 「AFC U23アジアカップ カタール2024」のグループB第2節でU−23UAE代表戦と対戦し、2−0で勝利した。この結果、グループステージの突破が決定。試合後、2戦連続の先発出場で攻守に存在感を示したDF関根大輝(柏レイソル)が、自身のプレーに対する手応えなどを口にした。
右サイドバックとして2試合連続の先発出場を飾った関根は、「今日も難しいゲームでしたけど、チャンスが多くあった中で前半に1点を取ることができて、その中で後半も点をとって2−0でしたけど、しっかり勝つことができて良かったと思います」と述べ、勝ち点3を積み重ねられたことに安堵の表情を見せた。
試合の中では、MF山田楓喜らと共に右サイドで起点となり、巧みなポジショニングや攻撃参加も貢献。「スカウティングの段階で自分のところが空くというのがわかっていたので、相手のウイングのポジションを見て、自分がどこに立ったら(相手は)嫌なのかというのを常に考えてプレーできていた。そういう意味で今日は右サイドの連係が良かったですし、良い形で崩せていたと思います」と頷いた。
また、パリ五輪の出場権を手にするには、最低でもあと3試合を戦わなければいけないが、「アジアの戦いは本当に難しいですし、1戦目とは足の伸び方も違っていた。1試合1試合、相手を見ながら、うまく順応しながら自分を高いレベルに持っていきたい」と語り、対戦相手毎にアジャストしていく必要性を指摘した。
次戦は22日に行われるグループステージ最終節での日韓戦。そこで勝利を手にしたチームがグループ首位通過を決めることなる。
2024年04月20日 05:27
ブンデスリーガ第30節が19日に行われ、試合前の時点で6位のフランクフルトと7位のアウクスブルクが対戦した。
来季のヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場権獲得圏内となる6位の確保を目指すフランクフルトは、勝ち点差3ポイントで7位に位置するアウクスブルクとの重要な直接対決に臨んだ。なお、17日に今季限りでの現役引退を発表したフランクフルトの長谷部誠はこの試合でベンチスタートとなった。
先制したのはアウェイのアウクスブルクだった。13分、右サイドでケヴィン・ムバブが勢いよくボールを奪うと、ここからカウンターを発動。エルメディン・デミロヴィッチのパスを受けたルベン・バルガスが豪快なシュートをゴールに突き刺し、先制点を奪った。
追いかけるフランクフルトは、攻撃の圧力を強め、前半終了間際には決定機を作る。44分、右サイドでエリック・ジュニオール・ディナ・エビンベが粘ってクロスを上げると、フィリップ・マックスが落とし、最後はオマル・マーモウシュが右足のアウトでゴールを狙う。しかし、シュートはわずかに枠を外れ、得点には至らなかった。前半はこのままアウクスブルクが1点をリードして折り返した。
後半に入り、55分に試合が再び動いた。右サイドをディナ・エビンベがアウレリオ・ブタとのワンツーで突破してクロスを入れると、ファーサイドから走り込んだファレス・シャイビが合わせて、ゴールネットを揺らした。フランクフルトが同点に追いつく。
勢いづいたフランクフルトは61分、カウンターからマーモウシュが上手く反転して局面を打開すると、ウーゴ・エキティケへパス。エキティケからシャイビへのパスは通らなかったが、跳ね返ったボールをエキティケが拾うと、ドリブルで持ち運んで右足を振り抜いた。低く鋭いシュートはポストに当たってゴールに入り、逆転に成功した。冬にフランクフルトへ加入したエキティケは、移籍後初ゴールとなった。
さらに後半アディショナルタイム、アウクスブルクがコーナーキックでGKフィン・ダーメンも前線に上げてパワープレーに出たが、フランクフルトがクリアすると、マーモウシュがマッズ・ヴァレンティンに競り勝って独走。ゴール前までドリブルで一人で持ち運び、試合を決定づけるゴールを決めた。
試合はこのまま3−1で終了。フランクフルトが逆転でアウクスブルクを下し、5試合ぶりの勝利を収め、ECL出場権獲得圏内の6位をキープすることに成功した。
ブンデスリーガは残り4試合。今後、フランクフルトは27日に第31節でバイエルンと対戦した後、第32節でレヴァークーゼン、第33節でボルシアMG、最終節でライプツィヒと、難しいチームとの対戦を残している。
【スコア】
フランクフルト 3−1 アウクスブルク
【得点者】
0−1 13分 ルベン・バルガス(アウクスブルク)
1−1 55分 ファレス・シャイビ(フランクフルト)
2−1 61分 ウーゴ・エキティケ(フランクフルト)
3−1 90+5分 オマル・マーモウシュ(フランクフルト)
2024年04月20日 04:56
パリ五輪のアジア最終予選を兼ねるU-23アジアカップに参戦している大岩ジャパンで、DF西尾隆矢の処分が明らかになった。
2024年04月20日 04:50
現地4月19日、カタール・ドーハで開催中のパリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップはグループステージ第2節が行なわれ、B組の日本はUAEと対戦して2−0の快勝を飾った。第1試合で中国を同じく2−0で下した韓国とともに2連勝を飾り、早々に決勝トーナメント(準々決勝)進出が決定。最終戦の日韓直接対決は順位決定戦となる。
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勝点(6)も得点失点差(+3)も総得点(3点)も並ぶ日韓両国。勝ったほうが当然1位通過となるが、2位抜けの場合はベスト8でA組1位を確定させた開催国カタールと対戦しなければならない。絶対アウェーでの戦いを避けたいのは両国に共通するところだろう。
そんななか、韓国メディア『News1』が「悪い知らせだ。日本戦に主軸CBふたりが出場できない赤信号」と銘打った記事を掲載。「これで本職のCBはひとりだけになった」と緊急事態を嘆いている。
中国戦で韓国の守備中央を担ったのはソ・ミョンガンとピョン・チュンスのCBコンビだ。前者は49分にハムストリングのあたりを傷めて負傷退場。立ち上がれずに担架で運ばれており、中2日の日本戦にはとうてい間に合わず、大会離脱さえ危ぶまれる。一方、キャプテンにして守備の要である後者は後半アディショナルタイムに不必要な警告を受け、これが今大会2枚目。グループステージ最終戦は累積で欠場することとなった。
『News1』は「ファン・ソンホン監督は快勝にも喜び半分で、かならずしも笑顔というわけにはいかなかった。ふたりのCB欠場は深刻な問題で、なんとも悔やまれる結果だ。もっとも重要であるライバル日本とのゲームに出場できないのは痛恨である」と論じた。そしてそのうえで「今大会の選手リストで本職がCBなのは3人だけ。残るはチョ・ヒョンテクひとりだ」と危機感を募らせ、「守備的MFのイ・ガンヒをコンバートするしかないか。中国戦では後半に交代出場して3バックの一角をこなしてみせた」と期待を寄せる。
ただ、「守備を統率していた主将のピョン・チュンスと、ハイボールへの対応で常に優位に立てるソ・ミョンガンの不在はあまりにも厳しい。ファン・ソンホン監督は日本戦に向けてなんらかの手立てを打つ必要がある」と記している。
日本と韓国の一戦は日本時間4月22日の22時キックオフだ。16チームが参加する今大会は各グループの上位2チームが準々決勝に進出。大会ベスト3に食い込んだチームにパリ五輪の出場権が与えられる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 04:48
韓国Kリーグの水原FCでチアリーダーを務め、“新三大クイーン”のひとりに挙げられるアン・ジヒョンさんが公式インスタグラムを更新。またまたキュートでセクシーな私服姿を披露してファンの喝采を浴びている。
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最近は台湾プロ野球での仕事が急増し、同地で爆発的な人気を誇っている26歳。この日は高雄市のアミューズメント施設でオフを過ごしたようで、謎の着ぐるみキャラと戯れたり、ビアガーデンで舌鼓を打ったりと存分に楽しんだ様子。そんななかでやはり目を引くのは、抜群のプロポーションを誇示したコーデだ。黒地に赤い花が無数に彩られたミスニカワンピで、自慢の胸元を大胆に強調。全身カットではすらりと伸びた細くて長い両脚を惜しげもなく公開している。
これには韓国と台湾のフォロワーから賛辞が殺到。「美脚すぎる!」「いったい君は何頭身なの?」「我らが女神よ」「ちょっと酔ってて可愛い」「どんどん綺麗になる」「惚れちまうだろ!」「高雄でデートしたい」などなど、コメント欄にはさまざまな反応が寄せられている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 04:27
U-23日本代表は現地4月19日、U-23アジアカップのグループステージ第2節でU-23UAE代表と対戦し、2−0で快勝を収めた。
決勝トーナメント進出へ大きく前進する連勝。川粼颯太が66分に追加点を挙げ、この勝利に貢献した。
右サイドの大畑歩夢が味方との連係から抜け出し、クロスを供給。これにニアサイドに飛び込んだ川粼が、頭で合わせてネットを揺らした。
得点直後、22歳のMFは大きくガッツポーズ。その後、右手で何やらジェスチャーをするゴールパフォーマンスを披露していた。
【動画】ヘッド2発!日本がUAEから奪ったゴールをチェック!
試合後、記者陣から聞かれた川粼はパフォーマンスの意味をこう説明した。
「好きな芸人のポーズです。(ひとつは)天竺鼠の川原さん、もう1個がヤジマリー。さんという芸人のポーズです。2つ好きなんで。なかなか点取ることもないんで、欲張らせてもらいました。
奥さんも僕もお笑い芸人好きで、点を取ったらやろうとしていたんで別に、代表だろうがJリーグだろうがって感じですね」
川粼は「できて良かったです」と喜びを露わにした。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2024年04月20日 03:53
パリオリンピック2024(パリ五輪)出場を目指すU−23日本代表は19日、 「AFC U23アジアカップ カタール2024」のグループB第2節でU−23UAE代表戦と対戦し、2−0で勝利。
2024年04月20日 03:32
セリエA第33節が19日に行われ、鎌田大地が所属するラツィオは、アウェイでジェノアと対戦した。
イゴール・トゥドール監督の初陣となった第30節ユヴェントス戦から3試合連続で先発中の鎌田は、この試合でも中盤の一角でスタメンに入った。そして、前節サレルニターナ戦の試合後に今季限りでラツィオを退団する意思を表明したルイス・アルベルトも先発入りした。
先にチャンスをつくったのは、ホームのジェノアだった。13分、アルベルト・グドムンドソンの落としからペナルティエリア内でマテオ・レテギが決定的なシュートを放つ。しかし、これは枠内に飛ばすことはできなかった。
一方、ラツィオは鎌田が積極的にボールに絡んだものの、なかなかシュートまで持ち込むことができない。36分にはマヌエル・ラッザリが負傷交代を余儀なくされるアクシデントも起きてしまった。
すると、前半終了間際にジェノアが決定機を迎える。こぼれ球を拾ったカレブ・エクバンが鎌田を振り切ってロングカウンターを発動。数的有利をつくってペナルティエリア内からエクバンがシュートを放ったが、枠を捉えることができなかった。前半は両チームともに決め手を欠き、このまま無得点でハーフタイムに突入した。
後半に入ると、ラツィオがゴール前でのチャンスを作る。しかし、ルイス・アルベルトやフェリペ・アンデルソンのシュートは枠を捉えることができず、なかなか得点が奪えなかった。
それでも67分、鎌田が試合を動かした。中盤でボールを受けた鎌田は、右サイドのフェリペ・アンデルソンにボールを預けると、ニアゾーンに走り込んでスルーパスを引き出し、ゴール前にラストパスを供給。ニアでマティアス・ベシーノがスルーし、背後に走り込んだルイス・アルベルトがダイレクトでゴールに流し込んだ。鎌田のアシストでついにラツィオが均衡を破った。
これが決勝点となり、ラツィオがジェノアに1−0で勝利。鎌田は3試合連続のフル出場を果たし、チームを2連勝に導いた。
【スコア】
ジェノア 0−1 ラツィオ
【得点者】
0−1 67分 ルイス・アルベルト(ラツィオ)
2024年04月20日 03:28
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地時間4月19日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)のグループステージ第2戦でUAEと対戦。2−0で快勝し、韓国との最終節を前に決勝トーナメント進出を決めた。
3日前の中国戦(1−0)から先発7人を入れ替えた日本が、先制点を奪ったのは27分。CKの流れから、山本理仁が上げた正確なクロスに、木村誠二が打点の高いヘッドで合わせた。
その後も押し込むなか、66分に左サイドをオーバーラップした大畑歩夢のクロスから、今度は川粼颯太が巧みなヘッドで合わせ、追加点を挙げた。
試合後には、攻守で奮闘したCB、木村がインタビューに対応。まず「2試合連続の無失点。守備で意識した部分は?」と問われ、こう答えた。
「今日も相手のフォワードがヘディングが強いので、常に1人チャレンジ、1人カバーとセンターバックの(鈴木)海音と一緒に共有していましたし、サイドバックのセキ(関根大輝)と(大畑)歩夢もよくやってくれたと思います」
【動画】ヘッド2発!日本がUAEから奪ったゴールをチェック!
186センチの長身を活かした自身の得点に関しては、アシストの山本を称えた。
「本当に理仁から良いボールが来て、当てればゴールに入るボールだったので、あれはほとんど理仁の点だと思います」
一方で反省も忘れない。「もうちょっと突き詰めれば直せる点はたくさんある。そこを直した時にもう一個上のレベルに行けると思うので、練習からまたみんなで声を掛け合いながら、上手く修正していければ」と改善を誓う。
「今日、少し攻撃の部分で相手のプレスに苦しんで簡単に前に蹴っちゃったり、上手く下からビルドアップできなかった部分があったり、守備でも全然良かったわけではないです。僕のところも守備の方で言ったら、ヘディングはほとんど前で触れてないですし」
首位通過を懸けた韓国戦では、より完璧なパフォーマンスを見せ、グループステージ3連勝を飾れるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年04月20日 03:20
U−23日本代表はパリオリンピック2024の出場権がかかる「AFC U23アジアカップ カタール2024」のグループステージ第2戦でU−23UAE代表と対戦。試合後のフラッシュインタビューにU−23日本代表DF木村誠二が登場した。
試合は立ち上がりから日本が主導権を握り、27分に山本理仁のクロスから木村が決めて、先制に成功。その後、なかなかチャンスを決めきれなかったものの、66分に大畑歩夢のクロスから川颯太が追加点を奪い、日本が2−0で勝利した。この結果、最終節を待たずに日本の決勝トーナメント進出が決定した。
試合後、フラッシュインタビューに登場した木村は、まず第1戦に続いて2試合連続の無失点に終えたことについて、「今日も相手のFWはヘディングが強かったので、常に1人チャレンジ、1人カバーという意識で、センターバックの(鈴木)海音と一緒に共有していましたし、サイドバックのセキ(関根大輝)と歩夢もよくやってくれたと思います」と総括した。
そして、先制点を決めた場面については、「本当に理仁から良いボールが来て、当てればゴールに入るようなボールだったので、あれはほとんど理仁の点だと思います」と謙虚に振り返った。
攻守両面で目に見える結果を残した木村だが、自身のパフォーマンスには満足できていないようで、「今日は少し攻撃のところで、相手のプレスに苦しんで簡単に前へ蹴ってしまったりだとか、上手く下からビルドアップできなかった。守備も全然良かったわけではなくて、(空中戦の競り合いで)僕はほとんど前でヘディングで触れていないです。後半に危ない場面もありましたけど、もう少し突き詰めれば直せる点はたくさんあって、そこを直したときにもう一個上のレベルに行けると思うので、練習からまたみんなで声を掛け合いながら修正していければなと思います」と反省点を口にしていた。
なお、今後日本はグループステージ最終節で、すでに決勝トーナメント進出を決めているU−23韓国代表とグループB首位通過をかけて対戦する。キックオフは日本時間22日(月)22時予定となっている。
2024年04月20日 02:47
U−23日本代表はパリオリンピック2024の出場権がかかる「AFC U23アジアカップ カタール2024」のグループステージ第2戦でU−23UAE代表と対戦。
2024年04月20日 02:45
U-23日本代表は19日、U23アジアカップのグループステージ第2戦でUAEと対戦し、2-0で勝利。1試合を残して準々決勝進出を決めた。
西尾隆矢の退場で10人になりながら1-0と勝利した中国戦から中2日の日本。勝てば準々決勝進出が決まるUAE戦では、先発を7人入れ替えてきた。
GKは中国戦で好守が光った小久保玲央ブライアン。DFは右から関根大輝、鈴木海音、木村誠二、大畑歩夢。中盤の底にキャプテンの山本理仁が入り、右のインサイドハーフ気味に川粼颯太、左のトップ下気味に荒木遼太郎。サイドは右に山田楓喜、左に佐藤恵允が立ち、1トップは藤尾翔太が務めた。
試合は序盤から日本ペース。4-5-1でブロックを作るUAEに対し、目先の速いパスでスペースを突いてチャンスを作り出し、セットプレーでも高さで優位に立った。
27分、左のコーナーキックがファーへ流れるも、ボールを拾った山本が左足で正確なクロス。これを木村が高い打点で合わせて待望の先制点を奪う。/
日本が先制🙌
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山本理仁の完璧なクロス
頭1つ出ていた木村誠二が叩き込んだ‼️
🏆AFC U23アジアカップ カタール
⚔ グループB第2節
🆚UAE×日本
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 19, 2024
UAEも43分、アブドゥラー・アル・ブルーシがDFラインを抜け出して決定機。日本にとってはこの試合初めてピンチだったが、左足のシュートを小久保が見事にストップしてみせた。
前半アディショナルタイム、日本は川粼がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。しかしVARの結果、相手が先にボールに触っていたとしてこれは取り消された。
後半に入っても流れは変わらず、61分に大畑のクロスが直接ゴール。これはVARでオフサイドと判定されたものの、直後の66分、大畑のクロスを川粼がニアで合わせ、文句なしの追加点を決めた。/
今度こそゴール🇯🇵
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左サイドの突破から
ニアで捉えた川崎颯太🔥
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その後もUAEを攻め立てた日本だったが、残念ながら決定機を逃し続けて3点目は生まれず。2-0のまま終了し、先に試合を終えた韓国とともに2連勝でグループステージ突破を決めている。
U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名
この結果、日本と韓国は勝点・得失点差ともに並んだ状態で直接対決へ。再び中2日で迎える3戦目は、開催国カタールとの対戦を避けられる可能性が高いグループ1位をかけての“決戦”となる。
2024年04月20日 02:36
「AFC U23アジアカップ カタール2024」のグループB第2節が19日に行われ、パリオリンピック2024(パリ五輪)出場を目指すU−23日本代表は、U−23UAE代表戦と対戦した。
初戦から中2日で迎えた今回の一戦、U−23日本代表を率いる大岩剛監督は初戦から大幅にメンバーを変更。GK小久保玲央ブライアン、DF関根大輝、MF山本理仁、MF山田楓喜の4選手以外を入れ替え、山本を中盤の底に、インサイドにMF川颯太とFW荒木遼太郎を置いた「4−1−4−1」を採用し、最前線にはFW藤尾翔太を据えた。
この試合に勝利すると最終節を残して準々決勝進出が決まる日本は、立ち上がりからアグレッシブな姿勢を見せ、相手陣内で試合を進めていく。11分、右サイドで川とのワンツーから中に入ってきた山田がボックス手前から左足を一閃。強烈なミドルでゴールを脅かすと、13分には左サイドでボールを持った佐藤恵允がカットインから右サイドへ展開。高い位置に姿を見せた右サイドバックの関根もミドルレンジからシュートを放っていく。
20分にも左サイドでボールを持った荒木が右足でゴールを狙うが、このシュートはクロスバーに阻まれる。25分、今度はボックス右で山田からのスルーパスを受けた荒木が折り返しを狙い、DFの手に当たったかに思われたがノーホイッスル。さらに右サイドでボールを持った山本の左足クロスに右から中央に入ってきた佐藤が頭で合わせるも、これはGKの好守にゴールを阻まれた。
しかし27分、佐藤のヘディングシュートで得たCKから日本が先手を奪う。左サイドで得たCKは逆サイドへ流れるが、これを右サイドで受けた山本が左足でファーサイドへ。このクロスを木村誠二が頭に当てると、ボールは左ポストに当たってゴールへ。終始押し気味に試合を進めた日本が先制に成功した。その後も攻め手を緩めない日本はセットプレーの流れから佐藤や木村、山田がゴールへと迫ったが、あと一歩のところで阻まれてしまう。
40分過ぎのピンチをGK小久保の好セーブで凌ぐと、前半アディショナルタイムにボールを持ち上がった川がボックス内で倒されてPKを獲得。リードを広げる好機かと思われたが、VARが加入した結果、先にボールに触れていたとしてPKは取り消しに。結局、日本が1点をリードしたまま試合を折り返すことになった。
迎えた後半も主導権を握ったのは日本。相手陣内に押し込みながら藤尾が起点となり、佐藤のシュートやセットプレーでゴールに迫る。60分に右サイドでの連係から荒木にビッグチャンスが訪れるが、ゴール前へのセンタリングを選択したボールは精度を欠き、直後に左サイドから大畑歩夢のセンタリングがネットを揺らした場面は、VARの介入がありフィールド・オン・レビューの末にオフサイドとなった。
突き放せそうで突き放せない日本は64分、山田に代えてMF平河悠を投入。すると直後の66分、左サイドを駆け上がった大畑がゴールライン際からゴール前に折り返すと、ニアサイドに飛び込んだ川が頭で合わせ、待望の追加点を奪った。74分にはMF松木玖生とFW細谷真大を送り出し、その両者に決定機が訪れるが3点目を奪うことはできないまま試合終了を迎えた。
この結果、先に試合を終えていたU−23韓国代表と共に2試合を終えて勝ち点6を獲得。グループ2位以内を決め、22日に行われる最終節の日韓戦でグループ首位の座をかけた“決戦”に臨むことになる。
【スコア】
U−23UAE代表 0−2 U−23日本代表
【得点者】
0−1 27分 木村誠二(U−23日本代表)
0−2 66分 川颯太(U−23UAE代表)
【出場選手】
▼U−23日本代表
GK:小久保玲央ブライアン
DF:関根大輝、鈴木海音、木村誠二、大畑歩夢
MF:山本理仁;山田楓喜(64分 平河悠)、川颯太(87分 内野航太郎)、荒木遼太郎(74分 松木玖生)、佐藤恵允
FW:藤尾翔太(74分 細谷真大)
【グループB順位表】
勝ち点6 韓国(得失差+3)
勝ち点6 日本(得失差+3)
勝ち点0 UAE(得失差−3)
勝ち点0 中国(得失差−3)
【動画】U-23日本代表のゴールシーン!
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日本が先制🙌
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山本理仁の完璧なクロス
頭1つ出ていた木村誠二が叩き込んだ‼️
🏆AFC U23アジアカップ カタール
⚔ グループB第2節
🆚UAE×日本
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今度こそゴール🇯🇵
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左サイドの突破から
ニアで捉えた川崎颯太🔥
🏆AFC U23アジアカップ カタール
⚔ グループB第2節
🆚UAE×日本
📱LIVE on #DAZN pic.twitter.com/ekYGIunsm4— DAZN Japan (@DAZN_JPN) April 19, 2024
2024年04月20日 02:35
大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地時間4月19日、カタールで開催されているU-23アジアカップ(パリ五輪アジア最終予選を兼ねる)のグループステージ第2戦でUAEと対戦。2−0で快勝し、2連勝を収めた結果、決勝トーナメント進出を決めた。最終節では首位通過を懸け、韓国と相まみえる。
3日前の中国戦(1−0)からは先発7人を入れ替え。荒木遼太郎、佐藤恵允、藤尾翔太らが新たにスタートからピッチに立ち、藤田譲瑠チマ、松木玖生、細谷真大らはベンチスタートとなった。
日本は立ち上がりから攻勢をかけ、11分に山田楓喜がペナルティエリア手前から左足を振り抜くが、GKハレド・タウヒード・アルモータディに阻まれる。さらに20分に荒木が放った鋭いシュートは、クロスバーを直撃する。
なおも押し込むなか、27分に先制点を挙げる。藤田に代わってキャプテンマークを巻く、山本理仁が上げた正確なクロスから、木村誠二が打点の高いヘッドで叩き込んだ。
43分にはアブドゥラ・アッバス・アルブルーシに裏を取られ、ペナルティエリア内からシュートを浴びるが、頼れる守護神・小久保玲央ブライアンが好守で凌ぐ。
【動画】ヘッド2発!日本がUAEから奪ったゴールをチェック!
ピンチを脱した直後、川崎颯太がペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。追加点の大チャンスと思われたが、オン・フィールド・レビューの末にノーファウルで取り消しとなる。
1−0で折り返すと、61分に大畑歩夢のクロスが流れてそのままネットを揺らすも、今度はオフサイドでノーゴールに判定が変わる。
それでも即座に気持ちを切り替え、66分に左サイドをオーバーラップした大畑のクロスから、川崎が巧みなヘッドで合わせ、待望の追加点を奪う。
一気に試合を決めるべく、74分には2枚替えで松木と細谷を送り込む。すると、80分に松木のお膳立てから細谷が決定機を迎えたものの、上手くボールを足に当てられず、枠を外してしまう。
結局、このままタイムアップ。8大会連続でオリンピック出場を目ざす大岩ジャパンは、2−0でUAEを下した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部