2023年05月31日 22:37
去就に注目が集まっているパリ・サンジェルマン(PSG)に所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは来季、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテルマイアミからのレンタルで、バルセロナでプレーすると31日、フランス紙『レキップ』が報じた。 現在35歳のメッシは2021年8月からPSGでプレー。1年の契約延長オプションが付随しているものの、現行契約が2023年6月30日までとなっていることから、去就に注目が集まっている。シーズン終盤にPSGのサポーターからブーイングを浴び、クラブに無断で個人のプロモーション活動を含む商業的な理由でサウジアラビアに渡航したことによりPSGから活動停止処分を受けたメッシに対し、クラブは契約延長オプションを行使しないという報道も出たことなどから、メッシは今夏での移籍が濃厚と見られている。 さらに先日にはサウジアラビアのアル・ヒラルが史上最高額となる、年俸6億ユーロ(約900億円)、2年契約で計12億ユーロ(約1800億円)のオファーを出し、一部ではメッシの父親で代理人も務めるホルヘ・メッシ氏がそのオファーに対し前向きだと報じられていた。 しかしながら、『レキップ』が仰天案を報じた。同紙によると、インテル・マイアミがメッシの保有権を確保したうえで6カ月から18カ月間の期限付きでメッシをバルセロナに貸し出す合意を結ぶべく、両クラブが動いているという。これにより欧州トップレベルでのプレー継続を希望すると報じられていたメッシは、バルセロナのユニフォームを着てチャンピオンズリーグ(CL)などでプレー可能となり、その後アルゼンチン代表として2024年のコパ・アメリカに出場した後に、マイアミでキャリアを締めくくるプランだという。 バルセロナのシャビ監督は先日「我々のサポーターは試合のたびにメッシの名前を出すようになった。彼の復帰案は私も大好きだが、信じて欲しい。99%は彼次第だ」と発言し、バルセロナの地元メディアもメッシの復帰への機運を高めている。バルセロナは財政面で問題を抱え、メッシを含め補強を行う場合ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の条件を満たす必要があるとも言われているが、果たしてメッシは来季バルセロナでプレーすることになるのだろうか。
2024年10月09日 16:41
昨シーズンまでリヴァプールを率いていたユルゲン・クロップ氏が、レッドブルのサッカー部門の要職に就任するようだ。8日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。
報道によると、クロップ氏はレッドブルのサッカー部門の「グローバルヘッド」に就任するとのこと。レッドブル傘下の全サッカークラブの国際的な連携の責任者として、各クラブのスタッフ陣をサポートし、スカウティングやトレーナーの選定にも携わる見込みと報じられている。すでに長期契約が締結されており、同氏は2025年1月1日より「グローバルヘッド」としての仕事を開始するようだ。
なお、レッドブルとの契約には将来的な退任オプションも付随している模様。移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は、将来的にユリアン・ナーゲルスマン監督の後任としてドイツ代表の指揮官に就任する選択肢が確保されていると指摘している。
オーストリア・ザルツブルクに本社を構えるレッドブル・ゲーエムベーハー(Red Bull GmbH/以下レッドブル)は、主にエナジードリンク事業で知られる企業。近年は、飲料製品の製造・販売だけでなく、F1レーシングチームやアイスホッケー、サッカークラブなど、スポーツマネジメントの運営も行なっている。
サッカークラブの運営に本格的に参入したのは2005年。オーストリア1部のザルツブルクを買収したことを皮切りに、ガーナ、ブラジル、アメリカ、オーストリア、ドイツなどでクラブ運営を行ってきた。2024年8月に株式取得が発表された大宮アルディージャを含め、現在はライプツィヒ、ザルツブルク、ニューヨーク・レッドブルズ、レッドブル・ブラガンチーノと実質的に主に5つのクラブを運営している。
現在57歳のクロップ氏は2001年2月の現役引退と同時にマインツの監督に就任。2003−04シーズンには2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で3位という好成績を残し、クラブをトップリーグ昇格に導いた。その後、2008年夏から7年間指揮したドルトムントでは、ブンデスリーガ連覇やDFBポカール優勝を達成。2015年夏にはリヴァプールの指揮官に就任し、プレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げた。昨シーズン終了後に9年間に及んだ“長期政権”に終止符を打ち、以降はフリーの身となっていた。
2024年10月09日 16:39
大岩剛監督が率いたU-23日本代表は、今夏のパリ五輪で、オーバーエイジ枠なしでベスト8進出を果たした。
ただ、そのメンバーからその後にA代表に食い込んだのは4人のみ。9月シリーズでは、DF高井幸大(川崎フロンターレ)とFW細谷真大(柏レイソル)、10月シリーズでは、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)と関根大輝(柏レイソル。怪我の高井に代わって追加招集)と27人のA代表メンバーの中で、2人ずつだけだ。
現在、森保ジャパンの主力を務める三笘薫、久保建英、堂安律、上田綺世、冨安健洋、板倉滉ら東京五輪組の壁は低くないとはいえ、やや物足りない印象だ。
そうした現状について、パリ五輪代表のキャプテンだった藤田に尋ねると、「思うところは、今のところはそんなにはないです」と前置きしたうえで、こう言葉を続けた。
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「おそらく前回の東京(オリンピック)の時に比べたら、(東京五輪世代の)選手のそれぞれのレベルが相当上がっているから、なかなかパリから食い込めないという現状あると思うんですけど、それは日本サッカー協会としては喜ばしいことではあるかなと思います」
22歳のMFは、「そこに食い込んでこそパリ・オリンピックが意味あるものになると思うので、自分もまだ1回しか選ばれてないので何か言える立場じゃないですけど、自分たちの世代ももっと頑張ってどんどん上を脅かす存在になれたらいいなと思います」と思いを口にした。
今回、高井に代わって緊急招集された関根については、「関根ができることは自分もよくわかってますし、そんなに驚くべきことではないかなと思う」とコメント。「今後もお互いが選ばれるように、高井だったり、細谷だったりと一緒のメンバーとして戦えるように、お互いに切磋琢磨できればいいなと」と底上げを誓った。
次のワールドカップは2年後。現状では順風満帆に見える森保ジャパンも、今後の成長がなければ、強豪国との競争には打ち勝てない。パリ五輪のメンバーから、東京五輪組を蹴落とすような選手で出てこなければ、明るい未来は描けない。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派
2024年10月09日 16:24
鹿島アントラーズが10月9日、新体制初の練習を実施した。
鹿島は6日にランコ・ポポヴィッチ監督とミラン・ミリッチコーチとの契約を解除し、9日に中後雅喜コーチの新監督就任を発表。同時に、本山雅志アカデミースカウトやクラブOBの羽田憲司氏がコーチに加わり、退任した吉岡宗重フットボールダイレクターの後任は、中田浩二プログループマネージャーが務める新たな体制となっていた。
オフ明けの荒天でランニングがメインの調整となったなか、負傷で別メニューだった田川亨介も全体練習に復帰。鈴木優磨、植田直通、関川郁万、知念慶ら主力と共に汗を流した。
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シーズンも残り少なくなったタイミングでの指揮官交代。安西幸輝は「選手が悪かったというのは感じています」と胸の内を明かす。
新指揮官とは東京ヴェルディ時代に同じピッチで戦ったことがある。「18歳の時、自分がプロ1年目の時から4年間一緒にプレーした」。それだけに思うところもある。「そんな人がこんなに早いタイミングで監督になる、(岩政)大樹さんの時も同じ感覚だったんですけど、勝たせてあげたいなって思います」と決意を口にする。
鹿島OBでもある中後監督のもとでは「フォーメーションだったり、オーソドックスな形で昔の姿を取り戻すという意味もある」という。さらに「アップデートし、新監督の色が出てくるのはまだこれから」とし、「次に向かってやるしかないなっていう感じです」と前を向く。
現在リーグでは4位。“中後アントラーズ”はどんな戦いを見せるか。
取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)
2024年10月09日 16:00
トッテナムに所属するFWドミニク・ソランケが、約7年ぶりにイングランド代表に招集された喜びを口にした。
2024年10月09日 15:58
サウジアラビア代表は現地10月10日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選で日本代表と激突する。
9月に行なわれた2連戦は1勝1分の無敗で終えたサウジアラビア。しかし初戦は格下のインドネシアを相手に1−1のドロー。続く中国戦も、終了間際のゴールで何とか2−1の逆転勝利を収めるなど苦戦を強いられた。
ロベルト・マンチーニ監督の立場も危うくなるなか、中東メディア『Erem News』は「日本戦がマンチーニ監督の運命を左右する」とし、指揮官の去就に言及している。
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「ジャーナリストの情報によると、サウジアラビアサッカー協会は、代表チームがもし日本戦でつまずいた場合、マンチーニ監督を辞めさせる準備をしているようだ。しかし日本、バーレーンとの2連戦で勝利を収めれば、このイタリア人指揮官を2027年のアジアカップまで支援するだろう」
サウジアラビアにとって、グループ首位浮上を懸けた重要なゲームなる日本戦は、指揮官にとっても大一番となりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年10月09日 15:23
ローマの伝説の元主将は、故ディエゴ・マラドーナに計り知れない敬意を抱いている。
フランチェスコ・トッティはかつて、ローマの本拠地オリンピコで開催されたチャリティーマッチで、マラドーナからキャプテンマークを渡されかけたが断った。
イタリア紙『Gazztta dello Sport』によると、トッティは『Betsson Sport』で「自分にとって彼はサッカーの歴史だ。彼はサッカーそのものだった。オリンピコだったとはいえ、自分にとっては彼が腕章を巻くことが大事だった。自分には彼が世界ナンバーワンだったんだ」と話している。
「ディエゴは(リオネル・)メッシより上だった。私と彼なら? トッティだなんて言ったらふざけている」
当然、トッティが思い描く理想の選手像にはマラドーナが含まれる。そして、自分の“目”も、だ。
「クリスチアーノ・ロナウドの右足、マラドーナの左足、(ルカ・)トーニのヘディング、怪物ロナウド(元ブラジル代表)のスピード、メッシのドリブル、ジュード・ベリンガムのフィジカル、そして私のプレービジョンだね」
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一方、愛するローマひと筋でキャリアを終えたトッティは、「今のセリエAでは自分のようなユニームとの絆を持つ選手がいない」とも話している。それだけに、先日ローマで解任の憂き目に遭ったダニエレ・デ・ロッシ前監督については「素晴らしい人物」と語った。
「素晴らしい心の持ち主で友人だ。私が愛しているようにローマを愛している」
ナポリで英雄として永遠に愛され続けているマラドーナ、ローマのレジェンドとしてリスペクトされるトッティやデ・ロッシ、彼らのような存在は今後現れるのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年10月09日 14:56
ナポリに所属するスロバキア代表MFスタニスラフ・ロボツカが、アントニオ・コンテ監督への信頼を強調した。8日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が伝えている。
今夏からコンテ監督が率いているナポリは、今シーズンのセリエA開幕節ヴェローナ戦に0−3で敗れたものの、以降は無敗を継続しており、第7節終了時点で5勝1分け1敗で首位に立っている。第2節以降の6試合では「14」得点を記録している一方、失点はわずか「2」に抑えており、安定した戦いを見せている。
そんななか、今季ここまで公式戦全9試合に先発出場しているロボツカが、スロバキア代表での会見に出席し、ナポリでの戦いについて聞かれると「今シーズンは特別なシーズンになる可能性があるが、まだ始まったばかりだ」と語りながら、コンテ監督の下でいいシーズンが送れている事を明かした。
「スクデットを獲得した後、少しハングリー精神に欠けていたかもしれない昨年と比べると、今年は違う。コンテ監督は新鮮なアイデアと違った雰囲気をもたらしてくれているし、僕たちを肉体的にも精神的にも優れたレベルに押し上げてくれている」
「これまでのところ、結果は僕たちの味方になってくれていて、このまま続けていきたいと思っている。監督は僕たちをより高いレベルに導いてくれると思う」
リーグ戦6試合無敗で2連勝中のナポリは次戦、20日にアウェイで10位のエンポリと対戦する。
2024年10月09日 14:47
J3の松本山雅FCが10月9日、公式サイトで「SNSにおける弊クラブに対する悪質な投稿について」と題して声明を発表した。
2024年10月09日 13:53
プレミアリーグのプロ審判協会(PGMOL)の会長であるハワード・ウェブ氏が、マンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが退場処分になった場面を振り返った。8日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
B・フェルナンデスは9月29日に行われたプレミアリーグ第6節のトッテナム戦(●0−3)で42分にジェームズ・マディソンへのタックルをした場面でレッドカードを受け、一発退場。同選手にとってはマンチェスター・ユナイテッドでの公式戦242試合目にして初の退場となったことがデータサイト『OPTA』では伝えられていた。
これを受け、試合後にB・フェルナンデスは「スタッドを使っていないし、レッドカードでは絶対にない。(ファウルを受けた)ジェームズ・マディソンでさえ、立ち上がった時にレッドカードではないと言っていた」と判定への不満を口にしていた。
なお、マンチェスター・ユナイテッドはこのレッドカードに対する異議申し立てを行うと、これが認められ、B・フェルナンデスの3試合出場停止処分は取り消しになり、6日に行われた第7節のアストン・ヴィラ戦(△0−0)にフル出場していた。
そうしたなか、昨季から実施されているVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認作業中の審判間の会話を聞きながら分析する『Match Officials: Mic’d Up』に出演したPGMOLのウェブ会長は、B・フェルナンデスの退場となった場面について振り返った。
当時、ファウルを見た副審は「ひどいな。これは100パーセントレッドカードだ。フィールド上の判定はレッドカードだ」とクリス・カヴァナ主審に助言し、主審はレッドカードを提示。VARは「スタッドではないが、すねの高さだ。故意の行為でボールにプレーしようとしてはいない。角度から見てスタッドかはわからない。滑ったけど、主審の判定だと思う」と審判官で会話していたことが明らかになっている。
このような経緯からB・フェルナンデスは一発退場となったが、ウェブ会長は「そう(ミス)だったと思う。音声では副審がレッドカードだと言ったのが聞こえ、主審はその助言に従った。接触は高かったけど、フェルナンデスは先に滑っていた。ボールを狙ったわけではないが、副審の視点から見るとスタッドが入ったようにも見える。ちょっとしたミスだと思う。相手に足で突っ込んだのではなく、つまずいたような動作だった。VARは主審をスクリーンに送るべきだった」とオンフィールド・レビューで主審に確認させるべきだったと語った。
【ハイライト動画】マンチェスター・ユナイテッドvsトッテナム
2024年10月09日 13:15
マンチェスター・シティに所属するイングランド代表FWジャック・グリーリッシュが、今夏のEURO2024のメンバーから外れたことを振り返った。8日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
現在29歳のグリーリッシュは2020年9月にイングランド代表デビューを果たして以降、定期的に招集され続け、通算では38試合出場で3ゴール8アシストを記録している。しかし、今夏に開催されたEURO2024では本大会メンバーに選出されなかったことが話題になっていた。
改めてEURO2024のメンバーから落選したことについて聞かれたグリーリッシュは「最高のシーズンではなかった」とクラブでの昨季のパフォーマンスはあまりよくなかったことを認めた一方、「正直言うと、僕はあまりそれに賛同できなかった」と心境を明かした。
「ピッチ上のすべてのポジションでバランスを取る必要があり、僕は今、自分自身をかなり経験豊富な選手だと認識している。今や多くのものを勝ち取っているので、僕が出場すべきだったかと聞かれれば、『はい、そうすべきだった』と答えるけど、そうなる運命ではなかったんだ」
それでも、ガレス・サウスゲート前監督が退任し、リー・カーズリー暫定監督体制となった9月の代表活動で復帰を果たすと、今月の活動でもメンバー入りを果たしているグリーリッシュは「僕にチャンスを与え、信頼してくれたリー・カーズリーには感謝している」ことを強調した。
「もちろん、ここに来てトレーニングをして、いいプレーをしたいと思っていた。これは明らかに大きな意味があった。キャリアを通じて、過去2回のキャンプのように僕を信頼して、コミュニケーションを取ってくれた監督の下でプレーしたことは本当に助けになった。監督が本当に僕を評価してくれていると感じるし、彼のことをいくら褒めても足りないね」
なお、先週子どもが生まれたグリーリッシュは、金曜日の朝にトレーニングを中断して、出産に立ち会うためにロンドンに向かい、その後深夜にニューカッスルへと移動して、土曜日正午に先発出場するという過酷な日程で試合に臨んでいたことが明らかになっている。
今夏のEURO2024に出場できなかったことは「おそらく人生で最もつらい時期」だと振り返ったグリーリッシュだが、先週の娘の誕生は「どう説明すればいいのかわからない。人生にはいい瞬間がたくさんあるのはわかっているけど、これが何よりも素晴らしかったね」と人生で最高の瞬間だったと語った。
2024年10月09日 13:00
マンチェスター・ユナイテッドに所属する194センチの大型DFは負傷離脱するようだ。
移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、6日に行われたプレミアリーグ第7節アストン・ヴィラ戦で負傷交代したマンチェスター・ユナイテッドDFハリー・マグワイアは数週間の離脱となるようだ。
シェフィールド・ユナイテッドの下部組織出身であるマグワイアは2019年8月にレスター・シティからマンチェスター・ユナイテッドに完全移籍すると、加入後はここまで公式戦通算215試合に出場し、12ゴールの主力として活躍。長年イングランド代表としても活躍してきた実力者だが、近年はパフォーマンスの低下によりクラブと代表ともに序列を落とす形に。移籍市場が開く度に退団の噂が流れるなどクラブ内での立場は危ういものとなっていた。
そんなマグワイアだが、怪我を負ったとのこと。同氏によると、マグワイアは自身の怪我について、「週末に怪我をしてしまったのは残念だ。数週間は試合に出られないが、もっと強くなって戻ってくる」とコメントした模様。
今季はリーグ戦での先発出場が3試合とあまり出場機会を得られていない同選手だが、この離脱は本人にとって悔しい結果となっただろう。
Maguire Diaz pic.twitter.com/rVbF3CUsWc— Premier League (@premierleague) April 10, 2024
2024年10月09日 12:40
今週から来週にかけては、世界各地で代表戦が行われる。
2024年10月09日 12:33
2026年北中米ワールドカップのアジア最終予選、前半戦の天王山と言われる10月10日の敵地でのサウジアラビア戦。3年前も0−1で苦杯を喫した鬼門の地でリベンジを果たすべく、日本代表は7日から現地で調整を行なっている。
活動2日目となる8日は18時半からのトレーニングで、冒頭15分程度のみ公開。2日後の大一番に向けて戦術確認を入念に行なった模様だ。
9月の中国(7−0)&バーレーン(5−0)との2連戦で良いリズムで連勝を飾ったことを考えると、森保一監督が大胆にスタメンを変更するとは考えにくい。基本布陣の3−4−2−1の継続はほぼ確実で、変更があるとすれば2シャドーぐらい。
中国戦の南野拓実(モナコ)・久保建英(レアル・ソシエダ)か、バーレーン戦の南野・鎌田大地(クリスタル・パレス)か、あるいは別の組み合わせかは分からないが、それ以外は基本的に前回を踏襲するだろう。
となれば、ボランチも遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティング)のコンビが濃厚。今年1〜2月のアジアカップでは相手のロングボール攻撃の対処などで多少のズレが見られた2人だが、6月の3バック変更後は息の合った連係を見せている。
ただ、遠藤はご存じの通り、今季のリバプールで出場機会が激減。そこは気がかりな部分ではある。バーレーン戦後には「ここから連戦になるので間違いなく自分も必要なピースとして考えられていると思うし、チャンスは来るはず。とにかくそれを待つだけ」と前向きに語っていたが、蓋を開けてみると、その後の1か月でピッチに立ったのは3試合だけだった。
その1つである9月26日のリーグカップ3回戦のウェストハム戦で今季初スタメンを飾り、アグレッシブなパフォーマンスを披露。好印象を残した。しかし、17日のチャンピオンズリーグのミラン戦、10月5日のクリスタル・パレス戦はいずれも終了間際の出場で、試合感覚を研ぎ澄ませるレベルには至っていない。
「一言で言うと心配はしていません。試合数からすると、彼が公式戦に出ていないことは考えなければいけないと思うが、日常から世界選抜のようなチームメイトとしのぎを削りながら高いインテンシティでトレーニングしているだけでも、試合に向けてのコンディションは整えていると思っています」
3日のメンバー発表会見で遠藤の現状を問われた森保監督は、全く危惧していない様子を見せたが、配慮は必要だと考えたのだろう。7日の練習では直近のゲームの出番が少なかった彼や鎌田に追加で走りを課していた。
【画像】サウジアラビア・オーストラリアと対戦!W杯アジア最終予選で難敵との連戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
それほどジッダでのアウェー戦は過酷な環境に他ならない。それは2021年10月の前回対戦時に柴崎岳(鹿島)とボランチコンビを組み、0−1の手痛い敗戦を味わった遠藤には痛いほどよく分かっているはず。
今回は「3年前より涼しい」と多くの選手が口をそろえているが、6万人のサポーターが集結する本番になればどうなるか分からない。
その前回のサウジ戦でキャプテンを務めていた吉田麻也(LAギャラクシー)が、こんな話をしていたのが印象的である。
「もう少し気温が落ちるかと思っていた。練習がもう少し涼しかったかもしれないですね。6万人の熱気、風が通らないというのもあったんでしょうけど、試合時間が練習より2時間遅かったので、気温がもう少し下がるかと予想していた。思ったより湿度があって、もわっとした環境でした」と。やはり当日の消耗度は想像を絶するものがあると考えた方がいい。
だからこそ、キャプテンの遠藤には、チーム全体を含めて途中からペースダウンしないような頭脳的な試合運び、マネジメントが求められてくる。ハードルは高いが、最終予選最大の難敵を撃破することで、彼自身も浮上のきっかけをつかめるはず。
リバプールのアルネ・スロット新監督の評価を少しでも引き上げようと思うなら、絶対に3年前と同じ轍を踏むわけにはいかない。自身のキャリアを賭けるくらいの意気込みで大一番に挑んでほしい。
遠藤が高度な統率力と牽引力を示してくれれば、日本はそこまで苦しむことなく勝てるはず。今のチームはそれだけの選手層と攻撃力がある。それを中盤の要である彼が攻守両面からサポートすることで、日本は必ず“ジッダ未勝利”という負のジンクスを払拭できる。今こそ、遠藤航の底力を示してほしいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
2024年10月09日 12:30
今夏バイエルン・ミュンヘンに新加入したポルトガル代表MFは新天地で苦労している。
今夏の移籍市場でプレミアリーグのフラムからバイエルンへ5000万ユーロの移籍金で完全移籍を果たしたポルトガル代表MFパリーニャ。しかし今季ここまでのプレイ時間はわずか150分と出場機会は限られることに。そんなパリーニャは自身の現状について語った。ドイツ『BILD』が伝えている。
「僕の時代は必ず来る。だから毎日一生懸命練習している。私はチャンスを得るために日々戦っているし、正直に言うと私がここに来て忍耐力を失っているかどうかという話には興味がない」
今季ここまでリーグ戦の先発出場はわずか1試合にとどまっているが、自分自身を信じ続けるパリーニャ。フラム時代には積極的なインターセプトやボール奪取で中盤に安定感をもたらせていた同選手だが、バイエルンで本来のパフォーマンスを発揮することはできるのだろうか。
João Palhinha. Take a bow.#EmiratesFACup pic.twitter.com/PqxNl9tcX7— Emirates FA Cup (@EmiratesFACup) February 28, 2023
2024年10月09日 12:30
日本代表は、10日にサウジアラビアとのW杯アジア最終予選第3節を戦う。
サウジを率いるロベルト・マンチーニ監督は、年俸2700万ドル(40億円)という破格の給与を得ているが、その立場は危うくなっている。
サウジはここまで1勝1分。初戦で格下インドネシアに1-1で引き分けると、中国との第2節は退場者を出しながらも2-1でどうにか辛勝した。
『Erem News』によれば、サウジサッカー協会は、日本戦で躓いた場合には、マンチーニ監督を解任する準備をしているという。同紙は「サウジでのマンチーニ監督の運命は日本が決める。日本戦が運命を左右」とも伝えている。
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そのサウジは日本、バーレーンとの2連戦をいずれもホームで戦う。マンチーニ監督は、ファンに対してこう呼びかけたそう。
「次のW杯予選2試合では皆さんの全面的な応援が必要です。日本戦ではスタジアムがファンでいっぱいになることを願っています。
最近行われたサウジリーグのアル・アハリ対アル・ヒラル戦のように観客がいっぱいになることを願っています。スタンドが緑のファンでいっぱいになるのを待ち望んでいます」
日本戦ではファンの大きな後押しを求めているようだ。