2023年05月31日 23:50
「ボクシング・東洋太平洋フェザー級王座決定戦」(31日、後楽園ホール) 東洋太平洋フェザー級2位の堤駿斗(23)=志成=が、同級3位のジョージズ・サンティシマ(27)=フィリピン=に118ー110、119ー109、120ー108の3対0の判定勝利で田中恒成、清水聡らを超えて、日本最速3戦目での王座奪取を果たした。 習志野高時代に世界ユースフライ級選手権優勝を果たすなどアマチュア13冠のホープが、1回から的確にポイントを重ねた。8ラウンドを終了してポイントは3対0とリード。未知なるラウンドとなった12ラウンドも体力は衰えず、左右フックを浴びせ、ダウン寸前にまで追い込み、圧勝した。「ダウンとりたかったですけど、テーマである明確な差をつけて勝つというのも頭に入れていた。勝ててホッとしています」と安どした。 兄の勇斗さんが応援に訪れパワーをもらった。少年時代に極真空手の全国大会出場経験もある兄は今月のブレイキングダウン8のオーディションに出場。虎之介に敗れ、惜しくも本戦は逃したが「頑張れよ」と激励を受けた。「次世代が勢いに乗っている感じなので、乗り遅れないように。結果を出し続けたい」。世界王者へ向けて、勝ち続ける目標を立てた。
2024年04月19日 12:03
初代タイガーマスクの展覧会「僕たちが愛したスーパーヒーロー『初代タイガーマスク』展―ゴールデンタイム伝説―」が14日から東京・秋葉原の書泉ブックタワー9階で開催されている。
フェアでは、マスク職人・中村ユキヒロ氏制作のマスク展示、販売など初代タイガーマスクの魅力を感じる内容となっている。
さらに書泉限定販売の写真集「初代タイガーマスク写真集 1981―1983」(税込3300円)がこのほど発売。60頁に及ぶ写真集は、未公開秘蔵写真が多数発掘された貴重な一冊となっている。他にもストロングスタイルプロレスと書泉がコラボした限定の缶バッジのガチャなどオリジナル商品が販売されている。
展覧会は開幕から多くのファンが訪れる盛況となっているが、展示品の中に今回、初めて公開された貴重写真があった。
これは、初代タイガーマスクがデビューした1981年4月23日、蔵前国技館でのダイナマイト・キッド戦での控室での一枚だ。
この時、初代タイガーは、新日本プロレス、外国人選手とはまったく別の控室が用意された。初代虎の佐山聡が当時を振り返り「物置のような部屋で1人ぽつんと押し込まれました」と苦笑いするように、この写真を見ると初代虎がポーズを取りながら座るパイプ椅子の下には、ゴミ袋のようなものが置かれており、確かに蔵前国技館の中にある「物置のような」部屋であったことが確認できる。
これまで、この写真はモノクロで公開されていたが今回の展覧会を前にカラー写真が発掘。ストロングスタイルプロレスの平井丈雅代表は「モノクロはこれまでもファンの方は目にしたことがあると思いますが、カラー写真は初めてです。私も初めてカラーでこの写真を拝見させていただき感動しました」と涙をにじませた。
このデビュー戦の控室での写真が試合前なのか後なのかは定かではない。ただ、カラーで見るとタイガーマスクへ変身した43年前の緊張感がよりリアルに伝わってくる。
貴重写真が初公開の展覧会は26日まで開催される。
2024年04月19日 09:09
全日本プロレスは18日、「チャンピオン・カーニバル 2024」の優勝決定戦を行う5・12横浜BUNTAIに越中詩郎、船木誠勝、AKIRAが特別参戦することを発表した。対戦カードは今後、発表となる。
横浜BUNTAI大会は、18日に後楽園ホールで開幕した春の本場所「チャンピオン・カーニバル 2024」の優勝決定戦を開催。さらに世界ジュニアヘビー級王者のライジング HAYATOがカズ・ハヤシと2度目の防衛戦を行う。
2024年04月19日 06:54
新日本プロレスは19日までに公式WEBなどで海野翔太が5月11日(日本時間・12日)に行う米カリフォルニア州オンタリオ大会でIWGP世界ヘビー級王座に初挑戦することを発表した。
海野は、5・4福岡国際センターで行われる新王者ジョン・モクスリーと成田蓮の勝者と対戦する。
海野は、今月12日(日本時間13日)、米イリノイ州シカゴで内藤哲也を破り同王座を初奪取したモクスリーへ挑戦を表明。新王者が内藤戦後に急襲してきた成田との初防衛戦に意欲を見せると「成田蓮を潰してください。その次は俺があなたに挑戦します」と明かしていた。
この4月でデビュー8年目に突入した海野。最高峰へ初挑戦初奪取に乗り出す。
2024年04月19日 06:00
元WWEの女子プロレスラー・Sareee(28)が、スターダムのIWGP女子王者・岩谷麻優(31)に大激怒だ。
2024年04月19日 05:35
◆全日本プロレス「チャンピオンカーニバル2024」(18日、後楽園ホール)観衆1157
全日本プロレスは18日、後楽園ホールで春の本場所「チャンピオンカーニバル(CC) 2024」の開幕戦を開催した。
Aブロック公式戦で2年ぶり2度目の優勝へ挑む青柳優馬が元WWE戦士のデイビーボーイ・スミスJr.と対戦。試合は、スミスJr.が序盤から猛攻。青柳も抵抗したがトップロープからのギロチンドロップ、さらにはトップロープからの雪崩式ブレーンバスターで窮地に追い込まれた。
ここを驚異的な粘りで返した青柳優は敵がトドメと繰り出したブルドック・ボムを抱え上げられた瞬間に前方回転エビ固めで丸め込み大逆転のフォール勝ち。喜びのあまり大きな拍手で包まれた客席を駆け回り勝利の歓喜に浸った。
2年前に26歳6か月の史上最年少で優勝した青柳優はバックステージで「作戦勝ちだ。いい勝ち方したんじゃねぇか」と大逆転勝利に自画自賛した。
2年ぶり2度目の制覇へ「もう優勝だろ。もう優勝トロフィーほぼ俺のものだ」と確信。次戦の4・20浜松大会での黒潮TOKYOジャパンを見据え〽恋が走り出したらぁ!…と黒潮のテーマソングとなる福山雅治の「HELLO」を口ずさみ浜松へ向かった。
今年の「CC」は、全16選手がA、B両ブロックに8選手が分かれ、各ブロック最高得点者が5月12日に横浜BUNTAIで優勝決定戦で激突する。
出場選手は以下の通り。
【Aブロック】
芦野祥太郎、宮原健斗、青柳優馬、大森北斗、綾部蓮、黒潮TOKYOジャパン、デイビーボーイ・スミスJr.、サイラス
【Bブロック】
諏訪魔、本田竜輝、斉藤ジュン、斉藤レイ、安齊勇馬、鈴木秀樹、ハートリー・ジャクソン、ロード・クルー
◆4・18後楽園全成績
▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
〇田村男児、井上凌(10分09秒、パワーボム→エビ固め)ライジングHAYATO、立花誠吾●
▼第2試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
鈴木秀樹、〇サイラス、MUSASHI(8分18秒、リバーススプラッシュ→片エビ固め)黒潮TOKYOジャパン、ハートリー・ジャクソン、土方隆司●
▼チャンピオン・カーニバル Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇諏訪魔(8分31秒、バックドロップ→体固め)斉藤レイ●
▼同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇芦野祥太郎(7分02秒、アンクルロック)大森北斗●
▼同Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇ロード・クルー(2分12秒、片エビ固め)本田竜輝●
▼同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇青柳優馬(15分38秒、前方回転エビ固め)デイビーボーイ・スミスJr.●
▼同Aブロック公式戦 30分1本勝負
〇綾部蓮(12分17秒、デスルーレット→片エビ固め)宮原健斗●
▼メインイベント 同Bブロック公式戦 30分1本勝負
〇安齊勇馬(15分18秒、ギムレット→片エビ固め)斉藤ジュン●
2024年04月19日 05:00
「プロレス・ブラッドスポーツ 武士道」(6月22日、両国国技館)
新日本プロレスやPRIDEで活躍したジョシュ・バーネット(46)が、主宰プロレス団体「ブラッドスポーツ」の日本旗揚げ戦(6月22日、両国国技館)で現IWGP世界ヘビー級王者ジョン・モクスリー(38)と一騎打ちを行うことが18日、都内で発表された。
2021年の同興行ではバーネットがTKO勝ち。モクスリーは「全てはいつの日にか生きるに値する人生を送った、と言えるようにするためだ。バーネットと戦い死ぬことになったとしてもそれはいい死に方だ」とメッセージを寄せ、バーネットは「IWGPがかかるわけではないが、それを取りに行くつもりで戦いたい」と応じていた。
他に鈴木みのる−T・サッチャー、船木誠勝−D・スミスJr.、桜庭和志−S・マレラなどが行われる。
2024年04月19日 05:00
「ボクシング・WBA世界フライ級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)が18日、都内の帝拳ジムで公開練習を行った。挑戦を受ける桑原拓(大橋)は2021年に日本フライ級王座の防衛戦でTKO勝ちした相手だが「スピードがすごいあった印象だが、最近はパワーも加わって一発で倒している試合もあるので、そこは警戒したい」とあなどることはない。「駆け引きするようになってきたなという印象があるので、技術面の勝負でどっちがペースを取るかになる」と勝負の鍵を語り「圧倒したい」と理想の展開を述べた。
視察した桑原陣営の大橋秀行会長は「すごくシャープだし、3年前とは別人のイメージでしたね。相当自信がついたんじゃないかな。テクニックも相当良くなっている」と警戒。「技術戦になるんじゃないかな」と予想した。
2024年04月19日 05:00
「チャンピオン・カーニバル2024」(18日、後楽園ホール)
全日本プロレスの18日・後楽園ホール大会の試合前に、今月上旬に心不全のため54歳で死去した大相撲の第64代横綱で、プロレスラー、格闘家としても活躍した曙太郎さんの追悼セレモニーが行われた。
2024年04月19日 05:00
大相撲の春巡業が18日、千葉県浦安市で行われ、横綱照ノ富士(伊勢ケ浜)が幕内大の里(二所ノ関)にぶつかり稽古で初めて胸を出した。夏場所(5月12日初日、両国国技館)で新三役が濃厚な大器の当たりをしっかりと受け止め、笑みを浮かべる場面も。
「いい体してるんじゃないの。立ち合いの後の出足はいいものを持っている」と評価し、土俵脇では四股の踏み方や足の指の使い方を助言。胸を借りた大の里も「いろいろ教えていただいて、ありがたい。5月場所に向けて頑張りたい」と感謝した。
2024年04月19日 05:00
もうバカとは言わせない。全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」が18日に後楽園で開幕し、好発進に成功した無冠の暴走男諏訪魔(47)が高らかに優勝を宣言した。
初戦で世界タッグ王者の斉藤レイ(37)と対戦し、序盤からド迫力のぶつかり合いを展開。パワーに押し込まれそうになる場面もあったが、最後はドロップキックで相手の巨体を吹っ飛ばしてから岩石落としで3カウントを奪った。
白星スタートに機嫌をよくした諏訪魔は「みんなに『元気なオッサンだな』って思わせたいよね。そのためには優勝するのが手っ取り早い。このまま勝ち続けるぞ」。24歳の安齊勇馬が史上最年少で3冠ヘビー級王者になるなど急速に団体の若返りが進むが、「だからこそ、動けるベテラン枠が空いてるじゃん。そこに俺がキッチリ入って、アイツらの高い壁になってやろうかな、と」と不敵な笑みを浮かべる。
今年で最多記録を更新する19回目の出場となるが、優勝は2008年大会の1回だけ。その理由を「今まで勢い任せにいき過ぎたんだ。そのせいで調子の波が激しかった」と自己分析する。それを踏まえ「今年は経験を生かして頭を使って戦う。だから大丈夫だ。最近はいろんなヤツにバカだの無能だの言われてるからな…。横に(鈴木)秀樹さえいなきゃ、俺はバカじゃないんだ。優勝して汚名返上してやるぞ、オイ!」。インテリジェンスあふれるファイトで時代の寵児となってみせる。
2024年04月19日 05:00
新日本プロレスの高橋ヒロム(34)が、冬眠生活からの目覚めを予告だ。昨年度の「プロレス大賞」では内藤哲也とMVPの賞取りレースを展開したが、今年は1月4日東京ドーム大会でのIWGPジュニアヘビー級王座陥落からまさかの低迷。持ち前のスーパーポジティブ思考に説得力を持たせるためには、次期シリーズ(20日、町田で開幕)からの逆襲が義務づけられる。
王座陥落というショッキングなスタートを切った今年のヒロムは、結果を残せない日々が続いている。12日の米シカゴ大会でも元WWE戦士のムスタファ・アリに完敗。年間を通じてベルトを保持し、MVP投票で内藤に次ぐ票を得た昨年とは対照的な低空飛行だが、当の本人は気丈な振る舞いを崩さない。
「でも、自分はまだ今のところMVPじゃないかなと思ってるんですよ。逆パターンというか。逆転の高橋ヒロムですよ。逆にここから一気に来るんじゃない?と。嵐の前の静けさですよ」と謎の論理を展開した。
ともあれ、そこまで言うなら逆襲が不可欠だ。29日鹿児島大会ではBUSHIとのコンビでIWGPジュニアタッグ王者クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニーへの挑戦が決まっており、「まだ一回も取れてないですし、最後のチャンスは大胸筋のケガで流れてしまっているんですよ。なので今度こそ取りたいなと」。2021年2月に自身の負傷で挑戦が流れてしまった同王座への思いを告白する。
「試合で夢中になってしまうと、我が出過ぎて周りが見えなくなってしまう傾向があって。シングルではそれでよくてもタッグではダメなので、今回は(バレットクラブ)ウォー・ドッグスが相手といえども、心を穏やかにしようかなと。仏のヒロムになった方がチャンスが出るんじゃないかと」と、キャリア14年目にして初のタッグタイトル取りを誓う。
さらにウォー・ドッグスとの抗争勃発により、23日の東京・後楽園ホール大会では敵軍リーダー、デビッド・フィンレーとのシングル戦も実現。「フィンレー戦から結果を残していかないとなと。オイシイ相手ではありますね。ここで勝ってしまえば、一気に自分の勢いというか、MVPへの道も開かれますし。もういっか、本気出そう、長らくお待たせしましたって感じです。このままMVPを取っても『何かよからぬ力が働いたよ』って思われてしまうので」と、ヘビー級トップ選手を踏み台にする決意を明かした。
念のため言っておくが、このままならヒロムが今年MVPを取れる可能性はゼロだ。いつまでも不発弾ではいられない。「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」(5月11日、千葉で開幕)の季節を前に、タイムボムが完全復活を果たす。
2024年04月18日 22:09
新日本プロレス27日広島大会でKOPW争奪戦に臨む保持者・グレート―O―カーンと挑戦者・上村優也(29)がルールプレゼン会見で双方の案を提案した。
2024年04月18日 21:58
「プロレス・全日本」(18日、後楽園ホール)
春の本場所チャンピオン・カーニバルが開幕し、1日付で入団した身長2メートルの綾部蓮が、Aブロック公式戦でエース格の宮原健斗に完勝する衝撃的な白星発進を決めた。
綾部はランニングネックブリーカードロップやドロップキック、ビッグブーツなど創業者のジャイアント馬場さんをほうふつさせる動きを随所に見せ、最後はドラゴンスープレックスホールドからのデスルーレット(旋回してからのみちのくドライバー)で完璧な3カウントを奪った。
綾部は「ここから上がるも下がるも自分次第。新しい全日本の綾部を見せられたんじゃないかと思います」と手応え十分。敗れた宮原は「スター街道のきっかけを与えてしまった。今日の負けは認めよう」と、綾部の将来性を感じていた。
この他のAブロック公式戦は芦野祥太郎が大森北斗、青柳優馬がデイビーボーイ・スミスJr.を破り、白星発進した。
3・31大田区総合体育館大会で中嶋勝彦から3冠ヘビー級王座を奪取した安齊勇馬は、メインのBブロック公式戦で世界タッグ王者の斉藤ジュンと激突。ジャンピングニーアタック、ジャーマンスープレックスホールドとたたみかけ、肩車のように担ぎ上げてからシットダウンパワーボムでたたきつける新技「ギムレット」で3カウントを奪った。
安齊は「このまま誰が優勝するか分かりますよね?記録とか時代とか歴史とか、全てひっくるめて勝ちます」と優勝宣言した。
出場16選手中、最年長となる47歳の諏訪魔は、世界タッグ王者の斉藤レイから序盤は猛攻を受けたが、パワーボムをショルダースルーで切り返して逆転し、145キロの巨体をバックドロップで投げて快勝。「いま旬の斉藤レイに勝てて良かったな。まだまだ元気だぞってところを見せないとな。まだまだ跳ね返してやりますよ」と怪気炎を上げていた。
この他のBブロック公式戦はロード・クルーが本田竜輝を撃破した。
2024年04月18日 21:55
全日本プロレスの春の祭典「チャンピオン・カーニバル2024(CC)」開幕戦(18日、後楽園ホール)でのBブロック公式戦で、史上最年少3冠ヘビー級王者の安齊勇馬(24)が、世界タッグ王者の斉藤ジュンに完勝して好発進に成功した。
序盤はラフ攻撃も交えたジュンのパワーに苦戦を強いられた。しかし大技を狙いコーナーに上がったジュンに対し、ロープを駆け上がってヒザ蹴りを叩き込んでから雪崩式ブレーンバスターで叩きつけるなどして一気に流れを引き戻す。それでも強引なジャックハマーなどで応戦するジュンに、ジャンピングニーから原爆固めを叩き込んで黙らせることに成功。最後は肩車の体勢で抱えてからマットに叩きつける新技「ギムレット」で3カウントを奪った。
試合後は「CC初戦、勝ったぞ! 初戦勝ったってことは、このまま誰が優勝するか分かりますよね?」と観客に呼びかける。さらに「CCで勝つ相手はBブロックだけじゃない。Aブロックの選手とも別の形で戦うし、歴史とか、記録とか、時代とか、全部と戦って俺が絶対に勝ってやる。俺だけのことを見ていてください。約束です!」と叫んで歓声を浴びた。若きエースはこのまま有言実行となるか。
またBブロック公式戦は諏訪魔が斉藤レイに、ロード・クルーが本田竜輝にそれぞれ勝って勝ち点2をゲットした。
2024年04月18日 21:52
「ボクシング・4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」(5月6日、東京ドーム)
ルイス・ネリ(メキシコ)の挑戦を受けて防衛戦を行う王者・井上尚弥(31)=大橋=が18日、3月17日から練習パートナーとして招いていたジョナタン・ロペス(米国)、ケビン・ゴンサレス(メキシコ)とのスパーリングを終えた。所属する大橋ジムが発表した。
井上はこの日、ロペスと4ラウンドのスパーリングを実施。約1カ月の海外勢とのスパーリングを終えて「手応えは十分ありですね。この高いレベルの相手たちに自分のボクシングを当てはめることができた。ネリそっくりなタイプはいないが、こういった選手たちに自分のスタイルやボクシング、やりたいことを当てはめることができたら、もちろんネリにも通用する部分はあると思う。もうバッチリですね」と好感触を明かした。
チケットは完売まで残り3000枚まで迫ったといい、井上は「どの席でも良さはあると思う。リングサイドで試合を観る良さ、たとえ後ろの方の座席だったとしてのドーム全体を見渡せる良さ、雰囲気を含めていろいろ味わえると思うので」と、今回の興行を体験する意義を説明。
「今後、東京ドームでやれるか分からない。今回次第だと思うし、それぐらい今回はでかいものだと感じている。満員のお客さんと、その日を共有したいなと思っている」と望んでいた。