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2023年06月01日 02:00
「日本ハム5−2ヤクルト」(31日、エスコンフィールド) どうしたんだヤクルト…。泥沼の12連敗で、借金は今季ワーストを更新する13となった。リーグ2連覇中の王者が中日に抜かれ、最下位転落。高津監督は「全体的に歯車がかみ合わない」と嘆いた。 指揮官のテコ入れも奏功しなかった。昨年7月20日・巨人戦から104試合連続で遊撃先発の長岡を外し、武岡を先発起用。さらに青木を昇格即先発させた。武岡は初回2死一、三塁で失点を阻止する好守と1安打。青木も2安打と活躍したが、悪循環は好転しなかった。 これで12連敗の全てを3点差以内で落とした。得点圏打率がリーグ唯一の1割台と低迷し、接戦をものにできていない。 5月は6勝17敗1分けと大きく負け越した。明るい材料がない状況だが、指揮官は「チームをしっかりまとめないといけない」と次戦へ目を向けた。球界最年長野手の41歳・青木も「明日1つとって流れを切りたい」とナインを奮い立たせるように力を込めた。
2024年03月29日 14:16
ロッテの佐々木朗希投手が29日、自身のインスタグラムに新規投稿。ZOZOマリンスタジアム内のロッカーを公開した。
きれいに整理整頓されたロッカー。グラブやシューズ、帽子など用具ごとに入れる場所を決め、整然とした見栄えからは几帳面な性格がうかがえる。さらに日焼け止めなど肌のケア用品とみられるものもきれいに並べられている。
「2024シーズン」と題し、炎の絵文字を入れて決意を示した右腕。オープン戦序盤では不安定な投球内容も見受けられたが、最終登板となった中日戦では圧巻投球を披露。最速162キロをマークするなど、しっかり開幕に向けて仕上げてきた。
コメント欄には佐々木へのエールが殺到。またロッカーについても「奇麗、性格が出てますね」「黒のロッカーかっこいい」「ロッカーめっちゃ奇麗」と反響の声が多く集まっていた。
2024年03月29日 14:15
大谷翔平はエンゼルスとのオープン戦で受けた特別演出にお辞儀で応えた
ドジャース・大谷翔平投手が古巣に見せた何気ないしぐさが話題になっている。開幕戦前最後のオープン戦となった26日(日本時間27日)の敵地エンゼルス戦。移籍後初のエンゼルスタジアムでの特別演出が日米ファンの間で感動を呼んだが、大谷がとった仕草が「かわちぃ」「ちょっと内股な感じ」と評判になっている。
昨年まで6年間所属した古巣の本拠地に“凱旋”。初回の第1打席に向かう大谷に対し、エンゼルスは功績を称える映像を流した。観客はスタンディングオーベーション。一度打席に入った大谷だったが、思わずタイムを要求。ヘルメットを取って歓声に応えた。
スタンドに向けて頭を下げた瞬間の大谷の写真にファンが注目。ペコリとしている大谷の両つま先が内側を向いていた。ネット上のファンは「かわいい」「ちょっと内股な感じ」「かわちぃ」などと反応していた。
「大谷と内股」と言えば、オープン戦期間中に、同僚のフレディ・フリーマン内野手と談笑しているシーンも話題に。Tシャツからのぞく太い腕が注目されただけでなく、この時もやはり内股だった。
股関節の柔らかさも連想させるような姿勢で、当時もファンから「足(内股)に目がいってしまう」「足首どうなっとん」「翔平さんの内股も気になる」「内股に目がいってしまう」「腕より足元が気になって」といったコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 14:13
元中日の平田良介氏が29日、自身のX(旧ツイッター)に新規投稿。今季のセ・リーグ順位予想を公開した。
平田氏は「2024年度プロ野球開幕しますね」とし、1位に昨年の優勝チームである阪神、2位には昨年3位のDeNA、3位には2年連続最下位からの巻き返しを狙う古巣の中日を予想。以下、4位・巨人、5位・ヤクルトとし、昨年2位の広島を最下位とした。
「どんだけ当たるかな 今年のプロ野球もたくさんの感動を見れるんやろね 今年はどんな物語が生まれるのか ワクワクが止まらん」とつづった。
フォロワーからの「OBの平田さんがこう予想していただいたのは嬉しいです」には「忖度なしです」と私情抜きの予想だと語り、Aクラス入りへのキーマンを問われると「中田翔だと思います!」と大阪桐蔭の後輩を指名していた。
2024年03月29日 14:10
中日は29日、4月20日(土)、21日(日)のウエスタン・リーグ公式戦、オリックス戦で、「ファーム 竜と桜の春まつり」を開催すると発表した。
2024年03月29日 14:07
● マリナーズ 4−6 レッドソックス ○
<現地時間28日 T-モバイル・パーク>
ボストン・レッドソックスは現地時間28日、敵地でマリナーズとの接戦を制し、2024年シーズン白星スタート。吉田正尚は「6番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打で今季初安打を記録した。
レッドソックスは3回表、2番ラファエル・ディバースの1号2ランで先制。4回には一死一塁から吉田がライトへの二塁打を放ち、追加点を演出するなど、6回まで毎イニング得点。7回に1点差まで詰め寄られるも、8回表に新加入タイラー・オニールの1号ソロで突き放した。
投手陣は、今オフに契約延長した若手右腕ブライアン・ベロが5回2失点と試合を作り、8回には元日本ハムのクリス・マーティン、9回はクローザーのケンリー・ジャンセンが無失点投球。4人のリリーフ投手で逃げ切り、勝利した。
レッドソックスは、昨季14勝を挙げたマリナーズ先発ルイス・カスティーヨを攻略し、計11安打6得点。この試合の吉田は4打数1安打。第2打席の二塁打で今季初ヒットを記録した。
2024年03月29日 13:32
◆ マイコラスが開幕戦で5失点
セントルイス・カージナルスのマイルズ・マイコラス投手(35)が現地時間28日に行われたドジャースとの開幕戦に先発登板。2年連続で開幕投手を務めたが、5回途中5失点で敗戦投手となった。
今オフFA加入したソニー・グレイの代役として開幕戦のマウンドに上がったマイコラスは、初回フリーマンの適時打とマンシーの犠飛で2失点。2回は三者凡退に抑えたが、3回にベッツとフリーマンに本塁打を浴び、計5失点。5回一死から大谷翔平に安打を許したところで無念の降板。1-7でチームも破れ、敗戦投手となった。
マイコラスがMLBで開幕投手を務めたのは、これが3度目。2019年にはブルワーズに5回5失点、昨季はブルージェイズに4回途中5失点。開幕戦登板はいずれも5失点を喫しており、‟三度目の正直”で負のジンクスを打ち破ることは出来なかった。
マイコラスは2015年から3シーズン巨人でプレー。通算で31勝13敗、防御率2.18の成績を残して2018年からMLBへ復帰。初年度で18勝を挙げ、ナショナル・リーグの最多勝を獲得した。昨季のWBCにはアメリカ代表として出場。昨季は35試合に先発し、201回1/3を投げ、9勝13敗、防御率4.78という成績だった。
2024年03月29日 13:09
大谷翔平の代理人のネズ・バレロ氏が、真美子夫人と共に観戦した
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、カージナルスとの本拠地開幕戦に「2番・指名打者」で出場し、初回の第1打席で右翼線へ二塁打を放つなど、3打数2安打1四球の活躍を見せた。球場のスイートルームでは真美子夫人と愛犬「デコピン」が観戦したが、その隣には代理人のネズ・バレロ氏らも同席。ファンは「なんか安心」などとコメントを寄せた。
真美子夫人は愛犬のデコピンと共に球場のスイートルームから試合を見守っていた。その隣には、バレロ氏も一緒に見守っている様子が確認された。バレロ氏は大谷がメジャーに移籍した2017年オフから代理人を務め、昨年12月にはドジャースとの10年7億ドル(約1060億円)契約締結に貢献していた。
元通訳の水原一平氏が、20日のパドレスとの開幕戦終了後に違法賭博に関与し、大谷の資金を盗用した疑いが米複数メディアによって報じられ、同日付で契約を解除になった。一連の騒動で大谷だけでなく真美子夫人のコンディションを心配する声もあった。
この日、大谷は2安打1四球の活躍を見せ、真美子夫人もデコピンと共に夫の活躍を喜んだ。SNS上には「大谷さん自身もチームメイトに守られて 奥様も守られてるのいいな」「おおおバレロもいる」「バレロさんのフォローもあって なんか安心」「バレロ氏もありがとうやで」とバレロ氏の“気遣い”に感謝する声が寄せられていた。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 12:24
○ レンジャーズ 4×−3 カブス ●
<現地時間28日 グローブライフ・フィールド>
シカゴ・カブスは現地時間28日、昨季のワールドシリーズ王者レンジャーズと対戦し、痛恨の逆転負け。
2024年03月29日 12:02
「ロサンゼルス・タイムズ」紙が水原氏の“過去”について言及
違法賭博問題でドジャースを解雇となった大谷翔平投手の元通訳・水原一平氏について、複数の米メディアが経歴詐称疑惑も報じているなか、「ロサンゼルス・タイムズ」も28日(日本時間29日)付けで、水原氏の“過去”について言及した。
「記録が示すところでは、ミズハラは2003年にダイヤモンドバー高校を2003年に卒業した。その後10年間の彼の生活は、ほとんどはっきりしていないままである」。水原氏の“空白”期間に触れた。
水原氏の経歴を巡っては、卒業したとされるカリフォルニア大リバーサイド校の広報担当が一部メディアに「彼がその学校に出席した記録はない」と話したと発表。さらに、日本ハムの通訳として働く前、レッドソックスで岡島秀樹の通訳だったと一部で報じられていたが、レッドソックスは22日(日本時間23日)に「ミズハラがいかなる形でも球団のために働いていたことはない」との声明を発表していた。
同紙では、カリフォルニア州のファウンテンバレーにある寿司店の従業員の証言で、水原氏が働いていたことがあると説明。「友人と知り合いらによると、ミズハラは色々なキャリアに挑戦していたとされている。その中には寿司レストランで働いたことや、お酒を輸入し卸業も担う日本の企業に勤めていた」としていた。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 11:57
米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)でプレーする大谷翔平(Shohei Ohtani)の本拠地デビュー戦を見るため、東京からロサンゼルスまで5477マイル(約8800キロメートル)をフライトした71歳のミヤザキ・ヒロアキさんは、AFPの取材で「大谷にホームランを打ってもらいたい」という一つの願いを口にした。
古巣ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)時代に2度のア・リーグ年間最優秀選手(MVP)に選出された大谷はこの日、本拠地ドジャースタジアム(Dodger Stadium)でセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)とのレギュラーシーズンホーム開幕戦に臨んだ。
本塁打の数はエンゼルス在籍6シーズンで積み上げた通算171本から増やすことはできなかったものの、3打数2安打の活躍を見せてチームが7-1で快勝するのに貢献し、ドジャースが総額7億ドル(約1060億円)もの大金をはたいて獲得したのは良い買い物になるであろうことを示した。
スタジアム内にある複数のメガストアでは、1着199ドル(約3万円)のレプリカユニホームをはじめ、ペナントやキャップなど大谷の関連グッズを購入するためにファンが辛抱強く長い列を作っていた。
東京出身でロサンゼルス在住の銀行員であるキタダ・タケシさんは、「彼(大谷)のためにシーズンチケットを購入した」という。ドジャースが大谷を獲得するために支払った額については「妥当な値段」だったと考えており、「非常に妥当な値段だ。とにかく、きょうここでグッズを買っている人々を見てくれ。ドジャースは大谷でもうけることができる」と話した。
キタダさんは、大谷がエンゼルスにいたときは定期的にアナハイム(Anaheim)を訪れていたが、「今はドジャースを応援している」と笑みを浮かべた。
69歳の弁護士で長年のドジャースファンであるジーン・ワイスバーグさんは、大谷がドジャースの一員になった姿を見るのは「特別なこと」だといい、「大谷はエキサイティングな選手だ。毎日彼を見られるようになったのは特別なこと。私たちはもう長らくシーズンチケットの所有者だから、各時代の選手を大勢見ている」と述べた。
「選手たちが一緒に特別なチームを作り上げている。私たちは彼らが活躍できるかどうか見守る必要がある。けがは起きるだろうし、他のチームも台頭してくるだろう。それでも野球のシーズンが開幕するとわくわくする」
ワイスバーグさんはその一方で、大谷の元通訳が違法ギャンブルに関与したとされるスキャンダルについては慎重な姿勢を示し、「しばらく見守っていこう」「彼(大谷)の語ったことが事実であることを願っている。これは誰にも分からない」と述べた。
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2024年03月29日 11:40
カージナルスとの開幕戦に真美子夫人とデコピンが初観戦
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
飼い主とともに本拠地デビューを果たした相棒にファンも注目している。ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、カージナルスとの本拠地開幕戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数2安打1四球だった。この日、スイートルームでは真美子夫人とデコピンが観戦。大谷は試合後、SNSでデコピンの写真を連投し「好き過ぎか」とコメントが寄せられた。
この日、スイートルームでは真美子夫人とデコピンがネズ・バレロ代理人らとともに観戦。真美子夫人は背番号「17」のユニホームを、デコピンは青いスカーフを着用。大谷が安打を放つと、笑顔で拍手するなど喜んでいた。
試合後に大谷は自身のインスタグラムのストーリーズ機能を更新。デコピンの写真を5枚連投した。スイートルームのソファに座る写真やあくびをする姿も。他にも入場パスをもらった場面や、顔面ドアップの写真も投稿していた。
突然のデコピン連投にファンも注目。「デコピン可愛すぎる」「真美子さん撮ったのかな?」とSNS上で話題になっていた。(Full-Count編集部)
2024年03月29日 11:38
◆ MLBデビュー戦で初安打&打点
サンフランシスコ・ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)外野手(25)が現地時間28日に行われたパドレスとの開幕戦に「1番・中堅手」で先発出場。
2024年03月29日 11:10
昨季の開幕戦から2倍以上の報道陣が集結「これだけ注目されるのはいいこと」
■ドジャース 7ー1 カージナルス(日本時間29日・ロサンゼルス)
まるで満員電車に乗っているかのようだった。ドジャース・大谷翔平投手がカージナルスとの本拠地開幕戦に「2番・指名打者」で先発出場し、3打数2安打1四球をマーク。上々の本拠地デビュー後に囲み取材が発生したが、記者間では場所取りの“おしくらまんじゅう”が自然と発生。クラブハウス内はカオス状態だった。
報道陣にクラブハウスが開放されたのは、試合終了から9分後だった。7億ドル男の肉声を聞こうと、日米メディアが突入。優に50人を超えるメディアが大谷のいるクラブハウス中央の取材スペースに集まった。シャワー上がりで半裸の選手は、シャワールームから自身のロッカーへも移動できない。「クレイジーだ」「通れないじゃないか」。右往左往したのちに呆然と立ち尽くすしかなかった。
試合前からとんでもなかった。報道陣の駐車スペースは通常の公式戦なら球場に隣接する位置に用意されるが、この日は別だった。隣接する駐車場を使えたのはビートライターのみ。多くのメディアは2022年オールスター戦やポストシーズン中と同じように、離れた駐車スペースからシャトルバスを使わざるを得なかった。いつもはダグアウト内で行われるロバーツ監督の試合前囲み取材も会見場で実施。全ては混雑を避けるためだったが、その会見場も寿司詰め状態だった。
ロサンゼルス・タイムズ紙のディラン・ヘルナンデス記者によると、昨季の開幕戦に比べて報道陣は「2倍以上来てますね」という。「でも、いいんじゃないですか。これだけ注目されるのはいいこと。もしメディアが嫌なら日曜日に草野球をやればいいんだし」。もしポストシーズンやワールドシリーズになれば……。大谷フィーバーは果たしてどうなってしまうのだろうか。(小谷真弥 / Masaya Kotani)
2024年03月29日 11:10
○ ドジャース 7 − 1 カージナルス ●
<現地時間3月28日 ドジャー・スタジアム>
ドジャースの大谷翔平選手(29)が28日(日本時間29日)、本拠地開幕戦となったカージナルス戦「2番・指名打者」でフル出場。3打数2安打1四球の活躍でチームの快勝に貢献した。
これが新しい本拠地でのデビュー戦。大歓声を受けた初回の第1打席は無死一塁で元巨人のカージナルス先発・マイコラスから右翼線を破る長打を放ったが、大谷は一走・ベッツの三塁ストップを見落としており二・三塁間で挟まれ憤死。それでも記録は二塁打となり、韓国での開幕シリーズから3試合連続安打とした。
3回の第2打席は四球を選び、5回の第3打席は痛烈な右前打。打球速度は113.0マイル(約182キロ)を記録した。7回の第4打席は空振り三振に倒れ、今季3試合目は3打数2安打、1四球1得点1三振の打撃内容。打率は.385、OPSは.862となった。
ドジャースは初回、大谷の走塁ミスで一死三塁になったあと、3番・フリーマンの右前適時打などで2点を先制。3回は1番・ベッツの2号ソロで3点目を加え、続く大谷が四球で歩いたあと、フリーマンが1号2ランをバックスクリーン右へ。ベッツ、大谷、フリーマンの“MVPトリオ”が破壊力を見せつけた。投げては先発のグラスノーが6回2安打1失点の好投で移籍後初勝利。投打がかみ合い本拠地で快勝した。
ロバーツ監督は試合後、大谷について「アナハイムシリーズ(韓国シリーズ後のエンゼルスとのオープン戦3試合)は良い状態には見えなかったが、二塁打(初回)と単打(5回)は明らかにかなり強い打球だった。今日はかなり良かった」と評価。初回の走塁ミスについては「翔平は足が速いけど、前に走者がいることも忘れないようにしないとね」と笑顔で注文をつけた。
この日はベッツ、大谷、フリーマンの上位3人で計5安打9出塁。指揮官は「彼らは野球界のトップ10にいる選手たち。幸運なことに、そのうちの3人が我々の打順いる」と、“MVPトリオ”の活躍に上機嫌だった。
2024年03月29日 11:00
プロ野球が29日に開幕。2年連続Bクラスの巨人は阿部慎之助新監督のもと、V奪還を目指すシーズンとなる。
昨季王者・阪神との開幕3連戦。巨人が勢いに乗るためのカギはどこにあるか。巨人OBでデイリースポーツ評論家・関本四十四氏は野手では2番・遊撃での起用が予想される門脇の名前を挙げた。
関本氏は「1番・佐々木、2番・門脇でいくと仮定して、開幕3試合で12打席は回ってくる。その中で、若いふたりにポテンヒットでもいいから早くヒットが出たら気持ちは楽になる」。オープン戦打率・180と苦しんだ門脇の状態を懸念しており、「シーズンを乗り切るスタミナがあるタイプだとは思うが、責任感も強そう。2年目で背番号5を渡され、球団の期待もかなり大きいと思うが、それだけに門脇がドツボにハマるようだと、戦い方にも狂いが出てくると思う」とした。
野手陣では右翼のレギュラー候補として期待されていた新外国人オドーアが、開幕前に電撃退団。2軍調整を拒否してのドタバタ劇となったが、関本氏は「オープン戦を見る限り、コンパクトなスイングはしているけど140キロ後半の速球にも振り負けていた。体もメジャーの時より太いのでは?という声もあったようだし、首脳陣はそういう状態を見ての2軍調整だったと思う」と、冷静に捉えた。
チームに与える影響についても「昨年日本で成績を残した選手なら痛い。ただ、日本ではまだ未知数だった。その立場で2軍を拒否したのだとすれば、チームとしても仕方ないと切り替えてると思う。実績ある梶谷もいるし、今年は松原も雰囲気が違う。若手にとってもひとつポジションが空いたわけだから、そこまでマイナス材料ではない」と、悲観的な見方はしなかった。
投手陣のキーマンには大勢を挙げた。けがで出遅れ、開幕メンバーには何とか滑り込んだ格好。オープン戦では2試合の登板で防御率4・50だった。昨季苦しんだリリーフ陣の中心的存在なだけに、「今季もけがで離脱は避けたいところ。連投に不安がありそうだし、しばらく大事に使っていくことになるだろうな」とした。
中継ぎではドラフト1位の西舘、堀田も開幕メンバー入り。勝ちパターンとしての期待もかかる。「西舘、堀田も安定した結果を続けられたらいいが、打たれた時にそれをどう乗り越えていけるか。首脳陣としても我慢しながら使っていくことになるとは思う」。
王者阪神との戦いで新生・巨人の変貌をどこまで見せられるか。3連戦に大きな注目が集まりそうだ。