2023年09月19日 07:00
【取材の裏側 現場ノート】女子プロレス界で気になるカードが浮上している。「スターダム」のお騒がせ女ジュリア(29)と、元WWEのSareee(27)だ。 3日の広島大会で新日本プロレスのSTRONG女子王座のV3に成功したジュリアが、今後の防衛ロードついて語った取材の中で、名前を挙げた選手の一人がSareeeだった。すると、2日後にはシードリングのビヨンドザシーシングル王座を持つSareeeがすぐに反応。「私も戦いたい」と前向きな言葉を述べた。 2人の接点といえば、2019年6月18日に新木場で開催された「田中稔デビュー25周年記念大会」で、当時アイスリボンに所属したジュリアとディアナ所属だったSareeeがシングルで対戦したことがある程度。試合はSareeeが勝利したが、2人の間に因縁などはない。 では、なぜジュリアの中にSareeeの名前があったのか。2人のシングルから4か月後、ジュリアは突如アイスリボンの寮を飛び出し、スターダムのリングに電撃登場。これが大騒動に発展した。当時のジュリアにはSNSなどを通じ、ファンだけでなく、他団体の関係者たちからも厳しい声が殺到。まさに八方ふさがりだった。 そんな中、ジュリアのもとには共通の知人を通じて「ジュリアの行動力はすごい。頑張って」というSareeeからのメッセージが届いた。どん底だったジュリアにとって、どれだけ心強かったことだろう。「Sareeeさんが…本当ですか? 本当にうれしいです」。感謝の思いから涙が止まらなかったという。 その後、新天地のスターダムでトップ戦線へと駆け上がったジュリアは20年7月にワンダー王座を初戴冠。このころ、ふと目にしたプロレス専門チャンネルで、ゲスト出演していたSareeeが「ジュリア選手とは戦ったことがあるんですけど、すごい選手なんですよ」とコメントしてくれたことも忘れていない。 それらの言葉は今でもジュリアの胸に刻まれている。運命の糸は結ばれるのか。機運が高まるその日が訪れることを楽しみにしたい。
2023年09月29日 07:32
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は28日、米国発の世界最高峰のスポーツエンターテインメント、TKOグループ・ホールディングス傘下であるWWEとの契約を締結し、10月より同団体のメイン大会である「RAW」および「SMACKDOWN」を日本国内独占放送することを発表した。 WWEは、前身の団体を含めると半世紀を優に超える歴史をもち、現在は世界165か国で放送されているほか、SNSの総フォロワー数は10億を超え、名実ともに世界規模で絶大な人気を集めている。 「ABEMA」では「RAW」と「SMACKDOWNを日本初となる毎週無料放送する。「RAW」は、10月3日からスタートし、毎週火曜の夜8時に放送。「SMACKDOWN」は10月7日からスタートし、毎週土曜の夜8時に放送する。米国での放送終了後、日本時間同日の夜に日本語実況付きのオンエアが視聴できるほか、両大会はすべてアーカイブされ、いつでも好きな時に好きな場所で視聴できる。 また、プレミアム・ライブ・イベント(PLE)の放送も決定し、「レッスルマニア」をはじめ「サマースラム」「ロイヤルランブル」「サバイバーシリーズ」といったPLEの中でも歴史のある大会を国内独占生中継する。今回の契約締結に伴い、「RAW」で活躍するWWEスーパースター・中邑真輔は、「ABEMAでSMACKDOWN、RAWそしてプレミアム・ライブ・イベント…ABEMAでWWE漬けになってください。僕ら日本人も、世界で、WWEで活躍しているので応援をよろしくお願いします」とコメントした。 また、「ABEMA」では29日午後9時から特別番組「緊急生特番!WWEが丸ごとABEMAにやって来る!」を放送。番組では、ABEMAプロレスアンバサダーおよびWWE殿堂入りホール・オブ・フェーマーの武藤敬司氏が出演し、WWEの魅力を語りつくすほか、WWEのスーパースターからのコメント映像も放送する。
2023年09月29日 07:20
プロレスの「OSW」が30日、新木場1stRINGで「旗揚げ4周年記念大会」(試合開始・正午)を開催する。 大会では、団体創設者のくいしんぼう仮面がジョッカー1号が持つ覆面世界一王座に挑戦する。決戦を前にくいしんぼう仮面がスポーツ報知の取材に応じ「体を張って全盛期に近いくいしんぼう仮面をお見せしたいと思います」と決意を披露した。 1999年4月に大阪プロレスでデビューしたくいしんぼう仮面。「家族が見て小さいお子さんが見て楽しめるプロレスを東京でもやってお子さんが一番、足を運ぶ団体にしたい」との理想を掲げ2019年9月にOSWを旗揚げした。自身は、「本を書きたいとかやりたいことがいろいろあったので」と団体の理解を得た上で20年2月に団体を退団し専属フリーとなったが、団体の4周年に「OSWを応援してくれるお客様のおかげです」とファンへ感謝の思いを明かした。 4周年記念大会へ決死の覚悟を固めた。19年3月の試合で左足首を骨折。5か月間の長期欠場を経て復帰をしたがケガの影響で得意の飛び技は、封印している。しかし王座奪取へ「ずっと飛んでなかったんですけど、ジョッカー1号は、プロレス頭がさえてプロレス愛がすごいので勝つためには、創設者として僕がベルトを取ることが一番ハッピーだと思うので、そのためには自分のすべてを出さないと勝てない。またケガするかもしれませんけど自分のすべてを出します」と断言した。 来年は「くいしんぼう仮面」のデビュー25周年を迎える。ここまでのレスラー人生を「プロレスに生かされてプロレスで生きている。プロレスが好きだというのが原動力」と明かす。「僕が勝ってOSWを新章に突入させようと思います。もっとコテコテの大阪色が強いOSWに変えたいと思います」。すべての集大成をぶつけ「覆面世界一」を勝ち取る。 9・30新木場大会全対戦カード ▼OSW認定覆面世界一選手権試合王者・ジョッカー1号 vs 挑戦者・くいしんぼう仮面 ▼OSW軍vsジョッカー軍全面対抗戦イリミネーションマッチアルティメット・スパイダーJr.、人形焼マン、宇宙銀河戦士アンドロス、X、Y vs ジョッカー九号、ジョッカー三二一号、ジョッカーマウス、がばいジョッカー、歌のジョッカー ▼スペシャルシングルマッチビリーケン・キッド vs 鈴木鼓太郎 ▼ミクスドタッグマッチ菊タロー、SAKI vs くまのパーさん、ウナギ・サヤカ ▼シングルマッチ井上雅央 vs 梶トマト
2023年09月29日 06:00
燃える闘魂アントニオ猪木さん(享年79)が死去し、10月1日で1年を迎える。強烈な個性で人々を魅了し、最もモノマネされたプロレスラーだった。猪木さんは、自分を模倣する芸人とどう接していたのか。アントキの猪木(50)とアントニオ小猪木(52)から語られたのは、度量の大きいスーパースターの姿だった。 アントキの猪木が初めて憧れの猪木さんの前でモノマネを披露したのは今から30年前のこと。本格的にモノマネを始める直前の20歳のころ、加入していたファンクラブ「闘魂猪木塾」のイベントに参加した時だった。猪木さんは「こんなやつも出てきたのか。似てる」とニヤリと笑ったという。その後もイベントには一般会員として参加し、一ファンとして猪木さんと交流してきた。 「猪木さんは他のファンから『アントキの猪木ってモノマネをする人、知ってる?』と聞かれても、『知らない』って言ってたみたい。でも裏では本当によくしてくれた」。酒豪で知られる猪木さんと何度も酒を酌み交わした。「よく、白酒(中国の蒸留酒)を飲んだ。空になったらすぐ注がれてまた飲んで、のくり返し。結局2人で2本も空けたこともあった。とにかく楽しかった」と振り返った。 中でも忘れられない思い出は、自分の結婚記念日を猪木さん自らプロデュースしてくれたことだ。「ある年、レストランや旅館などを全てセッティングしてもらって、その通りにいろんなところに行った。全て高級なもので、お土産までつけてもらったんです。しかも行った先で支払いも全て済んでいた」。自分を受け入れ、豪快にもてなしてもくれた恩人に、アントキの猪木は「本当に感謝しかない」と思いをはせた。 アントニオ小猪木は「猪木さんが好き」という一心でモノマネを始めた。初めて酒席を共にした企業パーティーで、猪木さんの熱唱を聞いたことは強烈に覚えている。「僕の目の前で尾崎紀世彦さん(2012年に死去)の『ゴッドファーザー〜愛のテーマ』を歌ってくれたことは忘れられない思い出」。猪木さんは歌手だった故快守さんを兄に持つが、歌唱力については「元気よく歌っていました!」と答えるにとどめた。 2人の共通する思いは、自分たちを温かく包み込んでくれた猪木さんの伝説をこれからも語り継ぐことだ。アントキの猪木は「これからの生き方という、永遠のテーマを掲げてくれる人。亡くなっても、猪木さんをなぞっていけば答えが出る」と、闘魂の継承を誓った。
2023年09月29日 06:00
女子プロレス「スターダム」のジュリア(29)が、団体への不信感をあらわにした。
2023年09月29日 05:00
新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者・SANADA(35)が、メンバー離脱に揺れる「Just 4 Guys(J4G)」に危機感を募らせている。金丸義信(47)が「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」に移ったことで、10月9日両国国技館大会で控えるEVILとのランバージャックデスマッチ形式のV4戦は圧倒的不利な状況。戦略の見直しが不可欠との見方を示した。 両ユニットの仁義なき抗争は、24日神戸大会で新展開を迎えた。何と金丸がJ4Gを離脱し、H.O.Tに電撃加入。SANADAは「起こったことは仕方ないので現実を受け止めて前に進むしかないんですが、勢いが落ちてますね。このままだと終わっちゃうんじゃないかってくらい」と、浮かない表情でつぶやいた。 金丸からは「つまんないもん。客の支持を集めるために、必死でこびて」と痛烈な言葉も浴びせられた。これに対しSANADAは「人それぞれ考えありますからね。俺の中でこびてるって考えはなくて、求められてるところにいってるだけで。今までやってこなかった新しいことにトライしている感覚なので」と反論。 自身も今年3月にロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを脱退しただけに、金丸の決断を一方的に否定するつもりはない。だが「本当にやりたいことがあるなら、ですけどね。どうもEVILのやり方にだまされてるんじゃないかって気もしますね。ランバージャックの数合わせに利用されてるんじゃないかって」と指摘することも忘れなかった。 両国でのIWGP世界戦はセコンドがリングを取り囲むランバージャック形式が採用され、総力戦の様相を呈している。SANADAの提案に回答を保留していたEVILは、自軍が数的優位になった途端に受諾する策士ぶりを発揮。対照的にJ4Gはタイチが「本人の申し出により」欠場が続いており、現在も音信不通だという。王座戦でも不在となれば「3対5」の圧倒的不利となる。 SANADAは「タイチ兄やんがいつでも帰って来れるように、居場所は守らないといけない」と復活を信じる一方で「もしも間に合わない場合は3対5でもやってやるよと言いたいところですけど、現実的に考えると…。このままだとさすがに勝ち目はないでしょうから、対策を練りますよ」と宣言。果たして形勢逆転の一手はあるのか…。残された時間は決して多くはない。
2023年09月28日 23:09
タレントの野沢直子の長女で、「RIZIN」にも出場した総合格闘家、真珠・野沢オークライヤー(29)が28日、SNSを更新。妊娠8カ月でのトレーニングの様子を公開した。 出産予定は11月。26日には黒いキャミソールかキャミワンピで、大きくなったお腹を披露していた真珠。28日には「8 MONTHS PREGNANT」と題したボクシングのトレーニング動画をアップ。激しく素早い動きでミットを叩き、パンチをよけるたびに、スポーツブラの下の大きなお腹が揺れているのが分かる。 コメント欄には「かっこいい」という声をはじめ、「無理しすぎないでね」と心配の声、「リング上で出産ですか?」「えっ!?マジぃ!?凄い」「OMG」「Wow」など驚きの声も寄せられている。
2023年09月28日 21:44
新日本プロレス28日の埼玉・所沢大会で、鈴木みのる(55)がストロングスタイル論を熱弁した。 成田蓮、エル・デスペラードと「ストロングスタイル」を結成するみのるは今シリーズ、永田裕志、海野翔太、マスター・ワト組との「7番勝負」に臨んでいる。両軍はここまで3戦して1勝1敗1分けと一歩も譲らない戦いを繰り広げている。 この日の大会ではみのる組に中島佑斗、永田組に天山広吉をそれぞれ加えた8人タッグ戦で対戦。みのるは永田と激しい打撃戦を展開したが、最後は中島が海野のデスライダーに沈められチームは敗戦を喫した。 直近の7番勝負3戦目(25日、名古屋)では永田に直接ピンフォール負け。「この戦いを通じてストロングスタイルが何なのか、ヤツらにも考えさせてやりますよ」と強気なコメントを許していた。 これに対してみのるは怒りをあらわにする。「永田、お前…ストロングスタイルがどうとか、どの口が言ってんだよ。何一つ知らねえくせに。永田、そして今までストロングスタイルという言葉に振り回されて、呪いだ何だ言ってたヤツら。お前らが見てるのはストロングスタイルじゃない、アントニオ猪木だ。俺が見てきたもの全てが、ストロングスタイルだ。テメエらが思ってるたったこれだけの一部分の、それでストロングスタイルがどうとか、何語ってるんだ」と持論を展開。「お前らは一歩も出ずに新日本プロレスにずっといるかもしれない。けどお前たちは何一つ分かってない。猪木も坂口(征二)も星野勘太郎も、俺が(新日本に)いる時は全員現役だったんだよ。身をもって知ってるんだ。俺が見てきたもの全てがストロングスタイルだ」と豪語していた。
2023年09月28日 21:24
新日本プロレス28日の埼玉・所沢大会で、極悪軍団「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」が「Just 4 Guys(J4G)」を蹂躙した。
2023年09月28日 18:36
「ABEMA」は28日、世界最大のプロレス団体WWEと契約を締結し、国内独占放送すると発表した。 WWEは、アメリカが誇る世界最高峰のスポーツエンターテインメントで、前身の団体を含めると半世紀を優に超える歴史をもつ。現在は世界165カ国で放送され、SNSの総フォロワー数は10億を超え、名実ともに世界規模となっている。WWEのメイン大会である『RAW』と『SMACKDOWN』を、日本初となる毎週無料放送が決定。『RAW』は、10月3日よりスタートし、毎週火曜、夜8時に放送する。 『SMACKDOWN』は10月7日よりスタートし、毎週土曜に放送する。アメリカでの放送終了後、日本時間同日の夜に日本語実況付きのオンエアを視聴できるほか、両大会はすべてアーカイブされ、いつでも好きな時に好きな場所で視聴できる。また、プレミアム・ライブ・イベント(通称:PLE)の放送も決定し、「レッスルマニア」をはじめ「サマースラム」「ロイヤルランブル」「サバイバーシリーズ」といったPLEの中でも歴史のある大会を国内独占生中継。9月29日には、特別番組『緊急生特番!WWEが丸ごとABEMAにやって来る!』を放送する。番組には、ABEMAプロレスアンバサダーおよびWWE殿堂入りホール・オブ・フェーマーの武藤敬司氏が出演する。
2023年09月28日 18:24
ボクシングのWBC世界ミニマム級暫定王者の重岡優大(26)=ワタナベ=が28日、都内の所属ジムで練習を公開した。10月7日に東京・大田区総合体育館で行う正規王者のパンヤ・プラダブスリ(32)=タイ=との王座統一戦に向けて「僕の一つの目標は目の前の一戦。次のパンヤをぶっ倒す。それだけです」と力を込めた。 この日はシャドーボクシングとサンドバッグ打ちを行った。重岡優は4月にプラダブスリに挑む予定だったが、プラダブスリがインフルエンザにかかり中止となった。ようやく念願が叶い「拳を握って、顔だけイメージして、打ってます」と、腕ぶした。 当日はIBFミニマム級暫定王者の弟・銀次朗も同級の正規王者ダニエル・パラダレス(メキシコ)と戦う。兄弟同日正規王者戴冠の期待がかかる。1日最大で12ラウンドのスパーリングをこなしてきたという重岡優は「ボクシングしかしてこなかった人生だけど、今が一番充実している」と順調ぶりを強調した。町田トレーナーは「減量も含めてうまくなっている。キャリアで最高の仕上がり」と、期待を込めた。
2023年09月28日 17:00
世界最大プロレス団体「WWE」(米国)の国内放送が、1年10か月ぶりに復活する。インターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」は28日、WWEと契約を締結し、10月から2大ブランドの「ロウ」「スマックダウン」を国内独占放送すると発表した。「ロウ」は10月3日から毎週火曜日午後8時に、「スマックダウン」は10月7日から毎週土曜午後8時に日本語実況で放送される。両ブランドとも米国内での放送後、わずか半日以内に日本語実況で無料放送される画期的な試みとなった。 また、PLE(プレミアム・ライブ・イベント)の国内独占生中継も決定し、プロレスの祭典「レッスルマニア」をはじめ、「サマースラム」「ロイヤルランブル」「サバイバーシリーズ」などWWE伝統の大会も放送される。 現在のWWEマットではキング・オブ・ストロングスタイル中邑真輔、WWE女子王者のイヨ・スカイ、明日の女帝アスカ、戸澤陽の日本人スーパースターが活躍。今回の契約締結に伴い、ロウ所属の中邑は「ABEMAでスマックダウン、ロウ、そしてプレミアム・ライブ・イベント…ABEMAでWWE漬けになってください。僕ら日本人も、世界で、WWEで活躍しているので、応援をよろしくお願いします」とコメントした。
放送開始に合わせ、9月29日午後9時からは、特別番組「緊急特番! WWEが丸ごとABEMAにやってくる!」が放送される。
WWEは日本国内で長年、スポーツ専門チャンネル「Jスポーツ」で放送されてきた。中継では日本語字幕が評判を呼び、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)の呼称「ロック様」を定着させたことでも知られるが、2021年限りで「ロウ」「スマックダウン」などのWWE番組は放送終了となった。それ以来、約1年10か月ぶりの国内放送復活。新たなムーブメントを起こせるか、注目が集まる。
2023年09月28日 15:25
RIZINは28日、10月1日の「RIZIN LANDMARK 6」(ドルフィンズアリーナ)で実施を調整していたスダリオ剛−トッド・ダフィーについて、ダフィーが当日までに日本への渡航が難しくなったことから欠場。
2023年09月28日 14:36
ボクシングの東日本新人王ミドル級決勝進出を果たした元プロボクサーで俳優の赤井英和の長男・英五郎(29)=帝拳=と、決勝で対戦するマッチョパパ一基(34)=協栄=が28日、都内で会見し、意気込みを語った。 赤井は大会参加資格最後となる3度目の挑戦で決勝にコマを進めた。「4回目はないので、崖っぷちでやっている気持ちでいる。練習でやっている以上のものは出せない。チームにも言われたことを出せれば勝てる」と意気込んだ。今月22日の29歳の誕生日には父の英和さんも祝福。「ダブルジャブ、ダブルジャブ」と、アドバイスをもらい「強くなりたい一心でボクシングに取り組んでいる。1試合目よりも2試合目、3試合目で強くなっている。また、強くなる自分をみせていきたい」と決意を込めた。 対戦相手のマッチョパパ一基は肉体美を競うフィジークから30歳でボクシングに転向した異色の経歴。昨年7月のプロデビュー戦では赤井に2回TKO負けを喫している。因縁の再戦に「よろしくお願いしまマッチョ。デビュー戦で赤井英五郎選手に倒されて、そこからなんの運命か決勝でまた、リベンジできる舞台をいただけたのは、すごくうれしく思ってます。1年かけて変わってきたところを見せたいと思います」とユーモアを交えて、意気込んだ。
2023年09月28日 14:00
女子プロレス界にひそかな熟女ブームが到来している。きっかけは「OZアカデミー」率いる“美魔女”尾崎魔弓(54)が2月に開催した、45歳以上限定のトーナメント「R45〜ババアをなめるなよ!〜」だ。年齢を逆手に取ったネーミングも反響を呼び、8月にはジャガー横田(62)との最高齢タッグ王者としてギネス世界記録に認定された。現代のヒールユニットの礎を築き、今なお第一線に立ちながら新たな波を起こす尾崎の原点、そして原動力は何なのか。本紙インタビューで激白だ。 ――4月23日にOZアカデミー認定タッグ王座を獲得した尾崎、ジャガー組の合計年齢115歳(当時)が最高齢王者ペア(女子)としてギネス世界記録に認定された 尾崎 夢にも思ってなかったから、ちょっと感動ものですね。「ババアをなめるなよ!」興行で「ジャガーさんがすごかった」っていう声がすごいあったから、ベルトに挑戦するしかないと思って。あの興行がなかったら、組むことはなかった。こうして形として残って、長くやっていてよかったと思ったよね。 ――2月12日に新宿フェイスで開催した“ババア興行”は大盛況だった 尾崎 めっちゃ好評で、もっと広い会場でもよかったんじゃないかってくらい。成功した理由? 何だろうね。(今のファンは)若い子ばっかりじゃ物足りないのかな。隠れ熟女好きっていっぱいいるんですよ(笑い)。熟女ブーム到来だね。 ――8月でデビュー37年 尾崎 ジャッキー(佐藤)さんからも「すぐ辞めると思った」って言われていた。最初はデビュー前の練習がきつすぎて本当に辞めたかったけど、今辞めたら全部水の泡になるからデビューするまではやろうと思って。今辞めたら後悔すると思い続けてきて、気がついたら37年たっていた。 ――デビュー前は新日本プロレスの“鬼軍曹”と呼ばれた故山本小鉄さん、グラン浜田さんから指導を受けた 尾崎 真夏にプレハブの窓を全部閉め切って室内が40度ぐらいの中、基礎体力運動やって、休みなくスパーリングして。終わったらマラソンに行って戻ってきて、またスパーリングみたいな。それを朝の8時ぐらいから夜の10時ぐらいまでやっていた。毎日夜、みんなで泣きながら「もう辞める」「頑張ろうよ」って声をかけ合ってた。 ――小鉄さんの指導は男子選手の中でも伝説になっている 尾崎 竹刀持ってボコボコに殴られたり、ビンタされたりとにかく厳しかった。「いつか殺してやる」って思いながら練習してましたよ(笑い)。でも、付け人をやってた私に「言うなよ」って陰で1万円くれることもあった。小鉄さんや浜田さんに育ててもらって心身ともに鍛えられたから、今は本当に感謝しかないですね。 ――デビューして1年でヒールに転向した 尾崎 地方の会場で急に浜田さんから「明日からヒール」って言われて。もともとクラッシュギャルズ(長与千種&ライオネス飛鳥)に憧れて入って、やっていくうちにJBエンジェルス(山崎五紀&立野記代)みたいな華麗な感じになりたいなと変わっていくじゃない。その時に言われたから「絶対嫌だ」って言ったら、「荷物持って帰れ」って。「絶対帰らない」って言ったら、次の日の試合はヒールの人と組まされた。何していいかもわかんないからふてくされて、とりあえず(相手を)かんだけど、全く楽しくなかったよ。 ――いつから悪に目覚めたのか 尾崎(87年に)風間(ルミ)さんとジュニアのベルトをかけて戦った時くらいからブーイングされるのが楽しくなった。今までのヒールって化粧して汚いデブみたいなイメージあったから、やるんだったらきれいなヒールになろうと思い腹をくくって。今思うと浜田さんがヒールにさせていなかったら、もう辞めていたと思う。現代のヒールの礎になっている? そうだよ。一番最初に考えたのは私だよ。感謝してもらわなきゃ。 ――今後のプロレス人生をどう描いているか 尾崎 全く何も。目標を持たないタイプだから、終わりのことも自分が思いついたまま。そろそろいいかなみたいに思うかもしれないし、引退しないでそのままフェードアウトするかもしれない。ただ、まだやる。周りから止められてもやる! ――団体社長としては 尾崎 スターダムが今人気があって話題にもなって、やっぱり悔しい気持ちがあるからこそ、もっと頑張ろうって思う。もっとOZに大きな話題を振りまかなきゃいけないから、中心になっていろいろ動かないとね。次は何をしてやろうかなっていう悪だくみで頭がいっぱい。この年になってもいい子になんかならないよ! ☆おざき・まゆみ 1968年10月28日生まれ。埼玉・川口市出身。17歳のときにジャパン女子プロレスに入門し、86年8月17日の旗揚げ興行(後楽園ホール)でデビュー。92年の団体崩壊後はJWPに所属し、97年にフリー転向。ガイア・ジャパンで活躍した。96年に結成した極悪ユニット「OZアカデミー」は、2006年から団体として活動。必殺技はテキーラサンライズ。158センチ、57キロ。
2023年09月28日 12:07
プロレスラー、蝶野正洋が27日、都内で還暦を祝うパーティーを開催した。会には新日本プロレス時代の先輩となる藤波辰爾、長州力、さらに同期入門で「闘魂三銃士」の武藤敬司氏らが出席した。 9月17日に60歳の誕生日を迎えた蝶野は、今後の夢を師匠のアントニオ猪木さんの影響を受けて取り組んでいる社会貢献活動を「次につなぐ人間を育てたい」と明かした。さらにプロレス界にも「どの辺まで貢献できるかはありますけどサポートできることはサポートしたい」と後進の育成を掲げた。 パーティーでは「BIG4対談」と題し、蝶野、藤波、長州、武藤がステージでトークを展開した。4人にとって師匠となるアントニオ猪木さんが昨年10月1日に79歳で亡くなり、まもなく命日を迎える。蝶野は社会貢献活動で猪木さんの遺志を継承。藤波は猪木さんについて「リングに上がるとどこかで見られているような気持ちがある」と明かせば、武藤は生前、「猪木さんから怒られてばっかりだった」としのんだ。 そして、長州は「月に10日ぐらいは会長に会っている」と告白。この発言に蝶野が困惑すると、その真意を長州は、月に10日ほど練習に訪れる世田谷区野毛にある新日本プロレスの道場で猪木さんのパネル写真が掲げられるようになったことを明かし「だから、そこで会長に」と写真の猪木さんへ練習の前後に頭を下げて感謝をささげていることを告白していた。 新日本道場の猪木さんのパネル写真は昭和時代から掲げられていたが、猪木さんが2006年に新日本の筆頭株主ではなくなった翌年の07年に取り外された。しかし、今月12日に横浜市内の総持寺で営まれた一周忌法要で棚橋弘至が10月6日に公開される映画「アントニオ猪木をさがして」の撮影を機に再び道場に設置されたことを明かしていた。