2023年09月22日 21:09
「東北楽天ゴールデンイーグルス0−3北海道日本ハムファイターズ」(22日、楽天モバイルパーク) 日本ハムがドラフト2位の金村の好投で連敗を3で止めた。 初回、先頭の万波の左翼線二塁打と2四球で無死とし、マルティネスの併殺の間にまず1点。さらに2死三塁から加藤豪の中前適時打で2点を先制した。 加藤豪は「ケガから復帰の金村と初昇格の田宮のバッテリーを楽にさせてあげたかった」とコメントした。その金村は、右肩の炎症で離脱し、4月18日以来5カ月ぶりの先発。6回2/3を3安打無失点の好投で2勝目を挙げた。 初回に島内に左前打を打たれた後は、六回まで無安打に抑える好内容。七回、無死から先頭の島内に右翼フェンス直撃の単打で出塁を許し、2死後、辰己の内野安打で一、二塁となったところで降板。代打銀次は2番手・河野が抑えた。 「きょうはストライクゾーンで勝負することができたと思います。七回を投げきることができなかったのが反省点です」とコメントした。
2024年10月06日 05:53
◆ 7月26日以来の復帰登板
ニューヨーク・メッツの千賀滉大投手(31)が現地時間5日、フィリーズとの地区シリーズ第1戦に先発登板。71日ぶりの登板は2回1失点という投球だった。
MLBでは今季2度目の登板を迎えた千賀だったが、先頭打者シュワバーにカウント1-1から甘く浮いたフォーシームを振り抜かれ、いきなり先制ソロを被弾。それでも続く2番ターナーからフォークで空振り三振を奪うと、3番ハーパーを四球で歩かせた後、4番カステラノスをスライダーで空振り三振。最後は5番ボームを二飛に打ち取って初回を終えた。
続く2回裏は立ち直りを見せ、先頭のストットを三飛、7番リアルミュートをフォークで空振り三振とし、8番マーシュを左飛に打ち取って三者凡退。この回限りで降板し、3回裏から2番手左腕デービッド・ピーターソンに交代。2回31球を投げて1安打、1四球、3奪三振、1失点という投球だった。
MLB2年目の千賀はスプリングトレーニング中の右肩痛により開幕から60日間の負傷者リスト入り。7月26日のブレーブス戦で今季初登板を果たし、6回途中9奪三振、1失点の好投で今季初勝利、日米通算100勝目を挙げた。しかし、同試合の守備で左ふくらはぎを痛めて負傷降板。翌27日から再離脱となり、わずか1登板でレギュラーシーズンを終えていた。
2024年10月06日 05:51
初回、先頭のシュワーバーに右中間ソロを浴びた
【MLB】フィリーズ ー メッツ(日本時間6日・フィラデルフィア)
メッツの千賀滉大投手が5日(日本時間6日)、敵地で行われたフィリーズとのナ・リーグ地区優勝シリーズ初戦に先発。“ぶっつけ復帰”のポストシーズン初マウンドは、2回31球を投げ1安打1失点、3奪三振1四球で降板した。
いきなり洗礼を浴びた。初回、先頭のシュワーバーに3球目の速球を右中間席に運ばれ先制を許した。それでも最少失点でしのぐと、2回はテンポよく3者凡退で封じた。3回からはピーターソンがマウンドに上がった。
メジャー2年目の千賀は今季、7月26日(同27日)に左ふくらはぎを痛めて負傷者リスト(IL)入り。当初は9月27日(同28日)のブルワーズ戦で復帰予定だったが、マイナーでのリハビリ登板後に上腕三頭筋の張りを訴えてレギュラーシーズンは終了した。1試合登板、1勝0敗、防御率3.38だった。
メッツはブルワーズとのワイルドカードシリーズを2勝1敗で制し、2015年以来9年ぶりに地区シリーズに進出。千賀もこの大一番で先発復帰した。(Full-Count編集部)
2024年10月06日 05:46
ケリーがシムゲームで肩を負傷…復帰は最短でもWS
【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は5日(日本時間6日)、本拠地・パドレスとの地区シリーズ第1戦前に取材に応じ、ジョー・ケリー投手が右肩を痛めたことを明かした。この日発表された地区シリーズのロースターから外れていた。
36歳のケリーは今季35試合に登板し、1勝1敗13ホールド、防御率4.78の成績だった。ロバーツ監督は「最後に登板したシムゲームでチェンジアップを投じた際に、彼は肩に違和感を覚えた。なので、ロースター入りの議論から彼は外れた」と説明。「ジョーのことを思うと、私はとても落胆した」と慮った。
復帰は最短でもワールドシリーズになる見込み。また、同じくロースターから外れたブルズダー・グラテロル、ブレント・ハニーウェル両投手についても説明。「1週間程前にブルスターも肩に同じような症状を訴えた。ハニーウェルも第5戦まで投げられない」の話した。
野手ではフレディ・フリーマン内野手が地区優勝を決めた9月26日(同27日)に右足首を負傷。この日の出場は未定となっている。また、ミゲル・ロハス内野手も左内転筋の断裂が発覚。プレーオフ初戦前に怪我人が相次いでいる。(Full-Count編集部)
2024年10月06日 05:22
8月31日に左親指の骨棘でIL入り
【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は5日(日本時間6日)、本拠地・パドレスとの地区シリーズ第1戦の試合前に取材に応じ、クレイトン・カーショー投手が今季絶望となったことを明かした。
2024年10月06日 05:02
バイビーが5回途中まで無失点の好投
【MLB】ガーディアンズ 7ー0 タイガース(日本時間6日・クリーブランド)
ガーディアンズは5日(日本時間6日)、本拠地で行われたタイガースとの地区シリーズ初戦に7-0で快勝。初回に5得点を奪うなど猛攻を見せ同地区対決を制した。
タイガースは初回に1死も奪われずに5点を先制。投げてはバイビーが5回途中まで無失点の好投。タイガース打線を完封した。(Full-Count編集部)
2024年10月06日 05:01
○ ガーディアンズ 7−0 タイガース ●
<現地時間10月5日 プログレッシブ・フィールド>
中地区王者クリーブランド・ガーディアンズとワイルドカード3番手タイガースの地区シリーズが開幕。初戦はガーディアンズが完封勝利を収めた。
ガーディアンズは初回、オープナー起用の左腕ホルトンから無死一、二塁の好機を作ると、3番ホセ・ラミレスの三塁線への打球を三塁手マッキンストリーが後逸する間に先制点。さらに4番ジョシュ・ネイラーが適時打で続き、5番レーン・トーマスは2番手右腕オルソンの代わり端の初球を叩いて3ラン本塁打。いきなり5点のリードを奪った。
大量援護を貰った今季12勝の先発右腕タナー・ビビーは4回2/3を無失点に抑え、2番手ケイド・スミスは打者4人を全て空振り三振に仕留めて6回終了。3番手ティム・ヘリン、4番手ハンター・ギャディスとシーズン防御率1点台のリリーフ3投手が無安打に抑え込んだ。7点リードの最終回は今季セーブ王、防御率0.61の守護神エマニュエル・クレースが三者凡退に締め、2年ぶりの地区シリーズで白星スタートを切った。
2024年10月06日 05:01
みやざきフェニックス・リーグの開幕となる7日・巨人戦(生目第二)で先発する阪神・伊藤将司投手(28)が5日、ポストシーズンでの1軍昇格へアピールを誓った。
昨季は10勝5敗、防御率2・39でリーグV&日本一に貢献したが、今季は4勝5敗、同4・62。2軍降格、中継ぎ配置転換など苦しんだ。「最後までアピールして常に準備しておきたい」。内容も結果も求めてマウンドに上がる決意を示した。
チームはCSファイナルSに進出すれば巨人と対戦する。7日の巨人は主力が出場するかは未定だが、対戦があれば「いろんなものを試せると思う」と意気込む。和田2軍監督も「将司の場合は自分の状態を良くして、声がかかるのを待つというね。そういう立場なんで」と奮起を期待した。
9月23日のウエスタン・ソフトバンク戦では最速144キロを計測。この日は鳴尾浜で練習し「最近140(キロ超が)出るようになってきた。去年と比べてズレがあったんで、そこを修正して今出るようになってきた」と手応えを口にした左腕。レギュラーシーズンの鬱憤(うっぷん)を晴らす快投で1軍からの連絡を待つ。
2024年10月06日 05:01
阪神の及川雅貴投手(23)が6日の全体練習から1軍に合流することが5日、分かった。
2024年10月06日 05:01
「関西学生野球、関大12−7京大」(5日、ほっともっとフィールド神戸)
1回戦2試合が行われ、乱打戦を制した関大が京大を下した。九回に今秋ドラフト1位候補で最速154キロ左腕の金丸夢斗投手(4年・神港橘)が登板し、1回1安打無失点で試合を締めた。立命大は4−2で近大に勝利した。
貫禄の投球だ。金丸が九回に登板し1回1安打無失点。「調子的には悪いなりに仲間のミスもしっかりカバーすることができたので、そこはよかった」とうなずいた。
5点リードの九回。先頭の中村を145キロ直球で空振り三振。続く細見にはこの日最速の148キロを記録したが、中堅手の頭上を越える二塁打を許した。2死まで追い込んだが味方の失策で2死満塁に。「ピンチになったらギアを上げる」と右飛に抑えた。
春季リーグは6試合に先発し1勝1敗。防御率0・00だったが、5月に腰の骨挫傷で戦線離脱。9月8日の近大戦で1回無失点の復帰登板を果たしてから、中継ぎとして順調な姿を見せていた。今後は先発せずに中継ぎとしてチームのために力を発揮する。現状は「60、70%」とし「体の調整の仕方がいつもと違うんで、そのずれとか、感覚がもう少し戻る」と向上心を見せた。
この日は7球団のスカウトが視察。24日のドラフト会議に注目が集まるが「特に気にすることなく、目の前の自分と向き合う」とし、さらに状態を上げていく。
2024年10月06日 05:01
ヤクルトが5日、来季に向けて投手スタッフの入れ替えを検討していることが分かった。2年連続Bクラスに沈んだ要因の一つに、投手陣を整備しきれなかったことがある。
急務でもある課題に目を向け、球団も1軍投手コーチとしての経験が豊富な伊藤智仁コーチ(53)に、若手投手陣の育成に力を注いでほしい考え。代わって、小野寺力2軍投手コーチ(43)が1軍に配置転換されるとみられる。
2024年10月06日 05:01
阪神・桐敷拓馬投手(25)が5日、甲子園球場 で自主練習し、CSでのフル回転を誓った。レギュラーシーズンではDeNA、巨人に対して防御率0・00と好相性。今季は自己最多70試合に登板し、43ホールドポイントは中日・松山と並びリーグトップ。中継ぎ適性を見抜き、“スペードのエース”と名付けてくれた岡田監督へ恩返しする。
練習休日の昼下がり。甲子園の外野ポール間を黒い人影が走っていた。パーカ姿で大粒の汗を滴らせていたのは桐敷だ。「完全オフはあまり好きではないので。昨日は完全オフにしましたけど、今日は軽くジョギングしようかなと」。12日から始まるCSファーストSに向けて、休日返上で再スタートを切った。
岡田監督へ、恩返しのポストシーズンが幕を開ける。昨年のフレッシュ球宴で中継ぎ適性を見い出され、後半戦からリリーフに転向。前政権時の2007年に90試合登板の球団記録を樹立した久保田(現1軍投手コーチ)のように重宝され、今季は自己最多70試合に登板した。絶大な信頼は起用を見れば明らか。1年を通して大事な場面を任せてくれた指揮官へ、感謝の思いは尽きない。
「まさかこんなに投げさせてもらえるとは思わなかったので。まだ(ポストシーズンは)ありますけど、とりあえずシーズンは完走できた。いろいろな経験をして課題も出た。勉強にもなりましたし、来年のシーズンへの自信にもなります」
CSファーストSで激突するDeNAには今季13試合に登板し、防御率0・00。ファイナルSで待ち構える巨人打線に対しても15試合で無失点と圧倒的な成績を残した。「いいイメージを持ちながらいきますけど、シーズンよくてもここで負けたら終わり。シーズン以上に一球一球丁寧に投げることが重要」。昨年、広島とのCSファーストSでは2試合に登板。第3戦は同点の六回からマウンドに上がり、2イニングをピシャリ。勝ち越しを呼び込む快投でCS初勝利を飾っている。昨年の経験も生かし、フル回転する意気込みだ。
今季最終登板は9月29日・DeNA戦で、CS初戦まで中12日となる。シーズン中にこれだけ登板間隔が空くことはないが、「キャッチボールして確かめながら調整していきたい」と頼もしい。現在、43ホールドポイントは中日・松山と並び、リーグトップ。岡田監督が「ここまできたら取らせてあげたい」と親心を見せた最優秀救援投手のタイトルも近づき「本当に自信になる」とうなずく。岡田監督は野球人生を変えてくれた恩人。逆転日本一まで“スペードのエース”は全力投球で応える。
2024年10月06日 05:01
「楽天2−3日本ハム」(5日、楽天モバイルパーク)
楽天は最後のチャンスを逃すと、満員のスタンドから大きなため息が漏れた。
2024年10月06日 05:01
楽天の早川隆久投手(26)、鈴木翔天投手(28)、藤平尚真投手(26)、辰己涼介外野手(27)が、11月に行われるプレミア12の侍ジャパン最終メンバーに選ばれていることが5日、分かった。
早川は自身初の2桁勝利を挙げるなど、先発の軸としてフル回転。藤平は今季から中継ぎに転向し飛躍。鈴木翔とともにブルペンを支えた。辰己はリーグ最多安打のタイトルをほぼ確実とするなど、主に3番打者として活躍。攻守の中心となっている。
2024年10月06日 05:01
「広島3−1ヤクルト」(5日、マツダスタジアム)
真剣勝負だった。初回。ヤクルト・長岡が対峙(たいじ)したのは、引退試合に臨む広島・野村だった。しぶとく中前にはじき返し、今季163安打目。「本当に僕だけの力じゃないですし、僕に関わってくれた方々全てに感謝したい」。自身初めてとなる最多安打のタイトルをほぼ、手中に収めた。
新井監督から、高津監督を経由して「勝負していいよ」の言葉をもらった。敬意を込めて、ラストマウンドの野村と真剣勝負。タイトル争いをしていた秋山が2打数無安打で交代したことによって、栄誉が見えてきた。
全試合に先発出場を果たした飛躍の一年。それでもチームはこの日最下位に再び沈み、長岡は「出ている選手の責任。来年、また一から頑張りたい」と表情を引き締めた。自信になった163安打を打ち立て、激動の24年を走り抜けた。
2024年10月06日 05:01
「東京六大学野球、慶大8−3東大」(5日、神宮球場)
1回戦2試合が行われ、慶大が東大に逆転勝利。プロ志望届を提出している清原正吾内野手(4年・慶応)が同点適時打を含むマルチ安打。父・和博氏(57)が観戦する中でリーグ戦初盗塁も決めた。早大は立大に先勝し、エースの伊藤樹投手(3年・仙台育英)がリーグ戦通算10勝目を挙げた。
“ジュニア対決”を制し、降りしきる雨の中で勝利を導いた。清原の打席を和博氏は傘を差さずに応援していた。
1点を追う三回無死満塁。元ロッテ・渡辺俊介氏(48)の長男である東大のサブマリン・向輝投手(3年・海城)に対し「初球に集中していました」とイメージ通りに初球スライダーを捉えた。原点のセンター返しで同点打をマーク。渡辺対策として、下手投げの阿蘇瑠河投手(4年・慶応)を相手に打撃練習してきたといい「サポートのおかげ」と感謝した。
七回には2死から内野安打で出塁すると、リーグ戦初盗塁も記録。直後に横地広太外野手(2年・慶応)の適時打で追加点のホームを踏んだ。「完璧なスタートでした」とニヤリ。堀井監督も「走力はあるのでチャンスがあればいかしたい」とうなずいた。「必ず明日も勝ちたい」と清原。新たな一面も示し、次戦へ挑む。