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2024年06月17日 12:29
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、選手たちの笑顔が弾けた。誰もが感情を爆発させ、抱き合って喜びを分かち合う。守護神のGKギマラエス・ニコラス(3年)は感極まり、しばらくその場から動けなかった。 6月16日に行なわれたインターハイ千葉県予選決勝。昨年に続いて、2種年代最高峰のプレミアリーグで鎬を削る市立船橋と流経大柏が顔を合わせ、頂上決戦に相応しい白熱したバトルを繰り広げた。 結果は――プレミアEASTでは未勝利で最下位に沈む市立船橋が、同リーグで首位の流経大柏に2−1で勝利し、3年連続31回目の出場権を手に入れた。 「しっかりみんながやり続けてくれた」(中村健太コーチ) 波多秀吾監督に代わり、指揮を執った中村コーチが目を細めたように、この日の市立船橋は今季一番のパフォーマンスだった。ここまでの苦戦を考えれば、想像を上回る出来だった。 序盤から主導権を握られたが、チームは徐々に盛り返していく。ボランチのMF峯野倖(3年)を中心にセカンドボールを拾って素早く攻撃に結びつけ、カウンターを軸に相手ゴールへ迫る。 一進一退の展開が続くなか、0−0で迎えた後半にスコアが動く。53分、GKニコラスがボールをキャッチすると、素早く左サイドに低弾道のフィードを送る。ボールを受けたFW伊丹俊元(3年)は少ないタッチで運んでクロスを入れ、ファーサイドに走り込んだFW久保原心優(3年)がダイビングヘッドでネットを揺らした。 70分にCKから同点ゴールを与えたものの、集中力を切らさずに戦い続けた市立船橋は、73分に勝ち越す。セットプレーの崩れからセカンドボールを拾った左SB渡部翔太(3年)がクロスを供給。ゴール前でCB岡部タリクカナイ颯斗(3年)が頭で合わせ、CBギマラエス・カブリエルを経由したボールを、最後は伊丹が押し込んだ。 このままリードを守り切り、インターハイ出場を決めた市立船橋。振り返れば、今季は春先から苦戦が続いた。昨年度の選手権でベスト4を経験したエースストライカーの久保原、主将を務める岡部、フィリピンの世代別代表歴を持つ守護神のニコラスが中心となる今年のチームは、期待が高かったものの、怪我人が続出した影響もあり、プレミアEASTでは開幕から8試合を戦って、いまだ白星はなし。インターハイ予選前の時点で2分6敗に留まり、1得点・17失点はいずれもリーグワーストとなっている。 決して内容は悪くないが、一つのミスや失点をきっかけに崩れる悪癖が改善できない。さらに、第6節からGKニコラスと世代別代表歴を持つ中盤のキーマン峯野が負傷離脱し、チーム状況はより悪化した。攻撃陣も不振が続き、チャンスを作ってもゴールを奪えない。エースの久保原は大スランプでリーグ戦無得点と、気負い過ぎたゆえに決定機を決め切れていなかった。 【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開! 問題点が顕著に表われたのが、インターハイ予選前最後の一戦となった第8節の昌平戦だ。前半は互角以上の戦いを見せたが、後半早々に失点すると、一気に崩れて0−6の大敗を喫した。 「1失点してから一気にいかれてしまう。そこはメンタル的なところだと思う。それでもやらないといけないので、そこは課題だと思うけど...」(波多監督) しかし、この敗戦がチームをひとつにする。当時の状況を振り返り、岡部は言う。 「僕たちの代は良くない状況になると、文句を言い合うとかではなく、静かになってしまう。そのなかで本当に苦しかったし、市立船橋として情けないとみんな思っていた。でも、現実は甘くないし、同情してくれる人もいない。練習からしっかりやっていく以外に結果を変える方法はないし、スタッフも時間をかけて、いろいろ考えてくれた。 そうした状況下で一番大きかったのが、昌平戦でした。プレミアリーグは決定力不足で負ける試合が多かったけど、昌平戦は完全に後ろの選手の責任。僕を中心に話し合うなかで、前の選手は後ろの選手にどうしてほしいのか、後ろは前にどうしてほしいのか。選手ミーティングでぶつかり合って、インターハイに向けて、昨年のキャプテンである(太田)隼剛さんからもアドバイスをもらいながら、少しずつ変わっていくことができました」 簡単に変われるわけではない。だが、インターハイ予選を通じて、一回りも二回りも逞しくなった。準々決勝では中央学院に0−1とリードを許し、残り時間は3分。動じずに戦い続けたチームはそこから2点を奪って逆転勝利を収めた。続く東京学館との準決勝では、先制しながらも追いつかれて延長戦に突入も、2−1で突き放した。 こうした接戦を制していくなかで、チームは確かな手応えを得ていく。 「中央学院戦の勝利は大きかった。前半は相手のゲームで後半に反撃に出たけど、見ている方も含めて完全に中央学院のゲーム。でも、チームは前を向いていた。キャプテンの岡部は下を向いていなかったし、気持ちが全然ぶれていなかった。苦しい状況でもピッチの中で岡部がどうにかしてくれる。そういう信頼が生まれるほどだったので」(中村コーチ) 以前であれば、リードを許したり、同点に追いつかれると、バタバタと崩れていただろう。だが、どんな状況でも動じず、自分たちを信じて戦って勝利を引き寄せた。最後は最大のライバルである流経大柏を撃破。絶好調の相手を自分たちのペースに引き込み、追いつかれてもタフに戦って勝利をもぎ取った。 本来の姿を取り戻したものの、これで終わりではない。6月23日にはプレミアの舞台で流経大柏とのリターンマッチが控えている。インターハイで飛躍を遂げるためにも、是が非でも勝ちたい一戦だ。今日だけは優勝の余韻に浸るが、翌日からは次なる戦いに向けて新たなスタートを切る。 取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
2025年04月19日 20:04
ファジアーノ岡山は4月20日、J1第11節で鹿島アントラーズと今季無敗のホームで対戦する。
J1初挑戦ながら岡山は10試合を終えて4位と躍進。2連勝中と堂々のパフォーマンスを見せている。
その強さは守備にある。現在、失点数は20チーム中最も少ない「5」と結果にも表れており、それには江坂任も手応えを感じている。
「自分は新加入ですけど、キャンプから守備のベースがあって、そこから全員でやれば守れるかなというところはあった。それがリーグでも出せている」
前節のサンフレッチェ広島戦では、拮抗した展開のなかで58分に佐藤龍之介のゴールで先制すると、その後は相手の攻勢を受け続けた。それでも、最後まで守備陣の集中力が途切れることはなく、1点のリードを守り抜いて1−0の完封勝利を飾った。
【画像】ゲームを華やかに彩るJクラブ“チアリーダー”を一挙紹介!
「今、こういう1−0で勝てる試合は何試合かあるし、少ないチャンスを生かして勝点を稼げて、積み重ねられている。守備の部分では手応えがあるし、開幕前からもこれができれば、なかなか崩されることはないんじゃないかと感じていました。
そして今もパワーアップしていると思います。危ないシーンも減ってはいると思いますし、守備での自信は全員感じている部分」
こう江坂が語るように、開幕前から積み上げてきたJ1で戦い抜くための守備が、しっかりとチームに浸透している。
あとは攻撃面。江坂は、なかなか自分たちがボールを保持する時間を作れない現状に物足りなさを感じている。
「やっぱり自分たちのボールの時間をもうちょっと増やさないと、どこかで失点する部分がでてくると思う。耐えることは今なんとかできているけど、耐えられなくなる試合は絶対に出てくる。そういう時に自分たちでコントロールして、相手を揺さぶったりするところはまだまだ課題。チャンスはそこまで多くないので、そのチャンスもどんどん増やしていかないといけないと思います」
鹿島戦をそうした攻撃の課題を克服するきっかけにできるか。岡山は自慢の堅守を発揮し、3連勝を目ざす。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2025年04月19日 19:30
フランクフルトの絶対的エースは今季大ブレイクを果たしている。
『SkySport』のフロリアン・プレッテンベルク氏によると、フランクフルトは22歳のフランスU-21代表FWウーゴ・エキティケの移籍金を大幅に引き上げるつもりだという。
スタッド・ランスの下部組織であるエキティケは昨冬にパリ・サンジェルマンからフランクフルトへレンタル移籍を果たすと、昨夏に完全移籍でフランクフルトに加入。今季はその才能が開花しており、ここまではブンデスリーガ28試合で14ゴール5アシスト、UEFAヨーロッパリーグでも12試合で4ゴール3アシストと早くもビッグクラブへの移籍が期待されている。
そんなエキティケだが、今季はビッグクラブから注目されることに。同氏によると、フランクフルトはビッグクラブからの関心を受けてエキティケの移籍金を当初の8000万ユーロから1億ユーロに引き上げるとのこと。フランクフルトは現在今夏の移籍市場での売却に向けて動いており、エキティケが移籍する可能性は高いという。
リヴァプールなどプレミアリーグクラブから関心を受けているエキティケだが、果たしてステップアップは実現するのだろうか。
Hugo Ekitiké nous fait sa spéciale! #UEL | @hekitike9 pic.twitter.com/k9RaykPYKV— L'UEFA en français (@UEFAcom_fr) April 12, 2025
2025年04月19日 19:21
現地4月18日に開催されたチャンピオンシップ(イングランド2部)の第43節で、田中碧が所属する首位のリーズが敵地で17位のオックスフォードと対戦した。
田中が4−2−3−1のダブルボランチの一角で先発したリーズは、33分に右からの折り返しにダイレクトで合わせたマノル・ソロモンのゴールで先制する。この1点を最後まで守り切り、1−0の勝利を収めてリーグ戦3連勝を達成。首位をキープした。
この結果、次節、リーズがストーク・シティに勝利し、3位のシェフィールドUがバーンリーと引き分け以下に終われば、自動昇格圏の2位以内が確定。3季ぶりのプレミアリーグ復帰が決定する。
【画像】絶世の美女がずらり!C・ロナウドの“元恋人&パートナー”たちを年代順に一挙公開!
試合後、リーズの地元メディア『Yorkshire Evening Post』が、オックスフォード戦に出場した選手たちを採点。フル出場を果たした田中にはチームで2番目に高い「8点」を与えて、次のように評している。
「ボールを巧みに扱った。前半は上手くゲームをコントロールしてボールを前進させた。終盤にはゴールに迫る場面もあった」
一方で『Leeds Live』は、チームで2番目に低い「6点」を付与。「最初のピンチの場面でボールを失い、GK(カール・)ダーロウはセーブを強いられた。終盤に放ったポスト直撃のシュートは不運だった。まだ以前の調子には戻っていない」と寸評を添えている。
現地メディアの評価は分かれる形となった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2025年04月19日 19:20
16日(現地時間)、レアル・マドリードはアーセナルとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグで1-2で敗れ、2戦合計スコアでも1-5となってベスト8敗退が決まった。
2025年04月19日 19:19
6〜7月にかけてアメリカで開催されるクラブワールドカップ。史上初の32チームが参加し、実に63試合が行なわれる。しかし、チケットの売れ行きはFIFAが予想したよりも芳しくないようだ。
ほとんどの試合が売れ残っていて、6月14日にリオネル・メッシ擁するインテル・マイアミとエジプトのアル・アハリが戦う開幕戦も、いまだ100席近く、17ものセクションが売れ残っている。ニュージャージーのメットライフ・スタジアムで行なわれる決勝も、同じ会場で開催される2つの準決勝も状況は同じようだ。
観客席を埋める目的もあったのか、FIFAはカリフォルニアの大規模な山火事で消火活動に尽力した地元の消防士たちに、その功績を称えるという名目で、パサデナで開催される試合のチケット3万枚以上を提供すると発表している。
売れ行きの悪さの一つの要因は、高く設定されたチケットにあると言われている。カテゴリー1は、グループステージで税・手数料別で89ドル(約1万3000円)から200ドル(約2万9000円)以上、決勝は2600ドル(約37万5000円)、カテゴリー2でもグループリーグは60ドル(約8600円)から140ドル(約2万円)はする。
参加クラブのサポーター向けに、より安価なチケットが販売されているが、それでさえヨーロッパの主要クラブの試合チケットよりも上回っている。米国とカナダのサポーター団体のベイリー・ブラウン会長は「最も熱狂的なサポーターが、価格の高騰によってスポーツを楽しむことができなくなってしまう」と懸念している。
そこでFIFAは新たにゴール裏上階にバリュー席という安い席を作ることにした。このカテゴリーがある試合はベスト16以降で、決勝では最も安い席の料金が892ドル(約12万9000円から300ドル(約4万3000円)にまで下がった。今回の措置は売れ行きが悪いための価格引き下げではなく、米国まで観戦に行くサポーターの忠誠心に報いるためだとFIFAは主張している。
また苦肉の策として、来年のワールドカップ(W杯)のチケットを餌にする「チケットパック」なるものもこの3月から登場した。
このパックは、クラブW杯2025の2試合のチケット(追加料金で3試合も可)がセットになっていて、すべて観戦すると来年のW杯の試合チケット(決勝を除く)1枚の購入保証がもれなくついてくる。
また「スーパーチケットパック」も登場。これはクラブW杯20試合のチケットがセットになっていて、全部観戦するとW杯決勝のチケットを1枚購入できるというのだ。ただしチケットは本人が使用しなければならず、またW杯のチケットの購入の「権利」を得られるだけで無料ではない。2026年W杯のチケット価格はいまだ未定。チケットは早い者順で、アメリカで開催される試合に限られるなど、その他いろいろの制約がつく。
もう一つの芳しくない理由は、やはりアメリカという開催地に起因するるだろう。アメリカにおいてサッカーは、アメフト、バスケ、野球の次、せいぜい4番目に人気のあるスポーツであり、クラブW杯以外にも娯楽イベントは数多くある。
そこでFIFAのインファンティーノ会長はこの3月、トランプ大統領に直々に懇願するためにホワイトハウスへと乗り込んだ。
アメリカを未発展で伸びしろを秘めた大市場と考えているインファンティーノは、トランプ大統領との関係を大事にしていて、彼の第一次大統領時代にもホワイトハウスを訪問しているし、今年1月の統領就任式にも出席している。
トランプ大統領は政府内にクラブW杯と来年のW杯に向けての特別なタスクフォースを設立し、インファンティーノは感謝を述べ、そしてアメリカにあからさまなおべっかを使った。トランプに来年のW杯優勝候補について尋ねられると、インファンティーノはまず「アルゼンチン、ブラジル、イングランド、ドイツ、スペイン」と本音で回答する。しかし、その答にトランプは不満だった。
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2025年04月19日 19:00
ポルトガル代表FWはまたしても移籍する可能性がある。
『Diario SPORT』によると、現在チェルシーからACミランにレンタル移籍中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックスは今夏の移籍市場でサウジアラビアのクラブや古巣ベンフィカへ移籍する可能性があるという。
ベンフィカの下部組織出身であるフェリックスはこれまでアトレティコ・マドリードやバルセロナを渡り歩くと、今夏の移籍市場で2023年の冬にレンタル移籍で加入したチェルシーへの完全移籍を決断。しかし大きな期待と共に加入したものの徐々に存在感は薄れていき、今冬にはACミランにレンタル移籍。ACミランでは序盤こそ活躍を見せていたが、セリエAでもここまで9試合で0ゴール0アシストと結果を残せていない。
そんなフェリックスに今夏またしても移籍の可能性が浮上。現在レンタル移籍中のACミランはフェリックスの買取OPを行使しないことが濃厚になっており、同メディアによると現在サウジアラビアのクラブと古巣ベンフィカが新天地の候補として浮上しているとのこと。なおベンフィカはレンタル移籍のみを検討しているという。
近年は数々のクラブを渡り歩いているフェリックスだが、果たして今夏の移籍市場でチェルシーを完全に離れてしまうのだろうか。
"SOLO PASA LA PELOTA. NO SOMOS MESSI. NINGUNO SOMOS MESSI"
Kyle Waker y el reproche a Joao Félix del que todo el mundo está hablando #SerieAenDAZN pic.twitter.com/qi1ckryXSU— DAZN Fútbol (@DAZNFutbol) April 1, 2025
2025年04月19日 19:00
日本代表で10番を背負う堂安律。
26歳になったレフティは、2022年からドイツのフライブルクでプレーしてきた。
クラブは堂安が練習中に股抜きされる映像を公開し、話題になっている。 この投稿をInstagramで見る SC Freiburg(@scfreiburg)がシェアした投稿
海外で股抜きは屈辱とされており、周囲がとにかく盛り上がる…!この日は公開練習だったようで、「クレイジー」というファンの声も聞こえる。
堂安を股抜きして爆笑していたのは、仲良しのジュニオール・アダム。
この動画に対して堂安は「俺がアダムを股抜きしたビデオはどこにいったの??」とコメントしていた。
日本代表、2026年W杯で「背番号10」を背負いうる4人
23歳のアダムはナイジェリアにルーツを持つオーストリア代表。堂安によれば、アダムは堂安の家に日本食を食べにくるほどの仲良しだとか。
2025年04月19日 18:52
リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクのリーダーシップを称賛した。
2025年04月19日 18:40
昨年夏にフラムからバイエルン・ミュンヘンに加入したポルトガル代表MFジョアン・パリーニャは、当初即戦力として活躍が期待されていた。
しかし、昨年末に右脚内転筋を負傷して10週間の戦線離脱となったことに加えて、年明け以降はドイツ代表MFレオン・ゴレツカの復調によってさらに熾烈になった守備的ミッドフィールダーのレギュラー争いで劣勢となり、16日(現地時間)に行われたインテル・ミラノとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでもベンチ入りはしたものの最後まで出番は回ってこなかった。
こうしたパリーニャの現状から、ドイツ紙『Bild』によれば同選手の古巣であるフラムが今年夏の移籍市場での再獲得を検討しているだけでなく、同じくプレミアリーグ所属のウェストハムも補強候補として興味を示していて、わずか1年でバイエルンを去る可能性が取り沙汰されている。
しかし、バイエルン首脳陣の中にパリーニャを売却する考えはないようだ。同クラブでスポーツディレクターを務めるクリストフ・フロイント氏は、『Bild』の取材に応じた際にパリーニャについて以下のように語っている。
「彼を今年の夏に放出するというのは我々のプランではない。今シーズンは怪我も多かったので、彼にとっては簡単なシーズンではなかった。正しいリズムに乗ることができていなかった。また、ジョアンがビッグクラブでプレイするのは今シーズンが初めてというのもある。しかしながら、彼のトレーニングでの様子や現在の状況との付き合い方を見ていると、彼が真のプロフェッショナルであることが分かる。本当に素晴らしい青年だよ」
伊藤洋輝やアルフォンソ・デイヴィスら長期離脱者の多い守備陣と違って、中盤は来シーズンも現有戦力で行くというのがバイエルン首脳陣の現状の方針なのかもしれない。
2025年04月19日 18:20
レアル・マドリードの首脳陣は、アーセナルとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2試合を終えて、彼らが以前から獲得をめざしているとされるウィリアン・サリバへの評価をさらに一段階引き上げたかもしれない。
1stレグで2本の芸術的フリーキックを放ったデクラン・ライスだけでなくサリバもまた抜群のハイパフォーマンスを2試合両方で発揮。レアルのエースストライカーであるキリアン・ムバッペを無得点に抑えるなどチームのベスト4進出に大きく貢献した。
高い戦術理解度と対人守備での強さを併せ持ち、攻撃面でもビルドアップで違いを作れるサリバは間違いなく世界屈指のセンターバックの一人であり、レアルが実際に獲得に動くのであれば最低でも1億ユーロ(約161億円)の移籍金は必要になってくるだろう。
しかし、レアルのOBであるジュリオ・バチスタ氏は、サリバがレアルに来るのはまだ早いと考えているようだ。イタリアメディア『Footitalia.com』の取材に応じた同氏は、以下のように語っている。
「レアルのようなビッグクラブに移籍する前には多くのアピールが必要だ。それは5試合や10試合でのアピールでは十分ではない。レアルのようなクラブからリスペクトされ、興味を持たれるためには数年にわたって世界のベストプレイヤーの一人であることを示し続けなければならない」
「サリバは近年のアーセナルの成長に大きく貢献した選手の一人だ。でも、移籍するならその前にアーセナルでタイトルを獲ってからにすべきだと私は言いたい」
レアルがサリバの獲得を本格的に検討するのはアーセナルがプレミアリーグやCLで優勝してからにすべきというのがバチスタ氏の意見のようだ。
2025年04月19日 18:00
チェルシーは今夏新たなDF獲得を目指すようだ。
『Foot Mercato』のサンティ・アウナ氏によると、チェルシーは今夏の移籍市場でバイエルン・ミュンヘンに所属する28歳の韓国代表DFキム・ミンジェの獲得を検討しているという。
2022年7月にフェネルバフチェからナポリに加入すると瞬く間にセリエA屈指のDFへと成長したキム・ミンジェ。その翌年にはバイエルンへのステップアップを果たしており、同クラブではここまで公式戦通算78試合に出場。今季もブンデスリーガ26試合に先発出場するなどドイツ屈指の名門で守備の要として活躍している。
そんなキム・ミンジェにチェルシーが興味。同氏によると、チェルシーは今夏の移籍市場でキム・ミンジェ獲得を検討しており、すでに同選手の代理人とも接触しているとのこと。キム・ミンジェは今季限りでのバイエルン退団を視野に入れており、オファーに耳を傾けるつもりだという。
アジア人屈指のDFとして名を馳せているキム・ミンジェだが、果たして今夏プレミアリーグに初挑戦するのだろうか。
Heute tut es einfach nur weh.
Danke für eure unglaubliche Unterstützung in dieser Champions League-Saison. Das bedeutet uns alles! pic.twitter.com/Hcad4m8rbp— FC Bayern München (@FCBayern) April 16, 2025
2025年04月19日 18:00
食野亮太郎、小田裕太郎、田川亨介らがプレーしたスコットランドのハーツは、19日にスコティッシュカップ準決勝でアバディーンと対戦する。
2025年04月19日 17:48
ボルシアMGの日本代表DF板倉滉に移籍の可能性があるようだ。
現在28歳の板倉は、2022年夏にボルシアMGに加入。3シーズン目の今季は、ここまで公式戦29試合に出場し、守備の要として欠かせない存在となっている。しかし、2026年までとなっている契約の延長を拒否したとされており、今シーズン限りでの退団が噂されている。
【画像】絶世の美女がずらり!C・ロナウドの“元恋人&パートナー”たちを年代順に一挙公開!
海外メディア「FUSSBALL TRANSFERS」によると、そんな日本人DFにはドイツの複数の強豪クラブが興味を示しているという。記事では、「イタクラはボルシアMG退団の意向を示している。クラブは2026年6月以降も契約を延長するために、彼の引き留めに尽力している」と伝えられている。
「ニコ・エルベディと強力な守備の連携を築いてきた28歳のディフェンダーには、ドイツ王者のレバークーゼンに加え、バイエルン、ドルトムント、フランクフルトといったブンデスリーガのトップクラブが関心。さらにイングランド、スペイン、フランス、オランダのクラブも興味を示しており、移籍の可能性は高まっている」
板倉の今後の動向に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2025年04月19日 17:43
Jリーグは4月19日、J2第10節の3試合を各地で開催した。
愛媛が待望の今季初勝利。山形相手に谷本駿介のゴールで幸先よく先制し、1度は同点に追い付かれるも、相手のオウンゴールと行友翔哉の得点で2点をリードする。終了間際の失点で1点差に詰め寄られるも、2−3でしっかりと勝ち切った。
3連敗中の長崎は甲府のホームに乗り込み、1−1ドロー。4戦未勝利となった。また、鳥栖対山口は、両者譲らず2−2の痛み分けに終わった。
【画像】ゲームを華やかに彩るJクラブ“チアリーダー”を一挙紹介!
J2第10節の結果と日程は以下のとおり。
▼4月19日開催分
山形 2−3 愛媛
甲府 1−1 長崎
鳥栖 2−2 山口
▼4月20日開催分
熊本 13:00 仙台
札幌 14:00 藤枝
秋田 14:00 磐田
千葉 14:00 大分
富山 14:00 いわき
徳島 14:00 水戸
今治 14:00 大宮
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2025年04月19日 17:20
攻撃の中心人物であるケビン・デ・ブライネが退団を発表し、彼の後継者獲得が必要となったマンチェスター・シティ。新たなスポーツディレクターであるウーゴ・ヴィアナ氏は誰を新戦力としてチームに迎え入れるのだろうか。
そこで真っ先に名前が挙がったのがレヴァークーゼンのフロリアン・ヴィルツだが、『Daily mail』によると、シティはバイエルンやレアル・マドリードも獲得に関心を示していること、ヴィルツにレヴァークーゼン残留の可能性があることから、他の選択肢を検討しているという。
同メディアが伝えるその人物はノッティンガム・フォレストのモーガン・ギブス・ホワイトだ。25歳のイングランド代表MFで、今季のプレミアリーグでは28試合で5ゴール9アシストを記録している。
シティはギブス・ホワイトをヴィルツと異なる強みを持つMFとして高く評価している。現在リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドとの獲得レースをリードしており、獲得に最も近づいているクラブになっているとのこと。
ギブス・ホワイトは2017年にU-17W杯を制したイングランド代表のメンバーの1人であり、当時のチームにはクリスタル・パレスのマーク・グエイ、リールのアンヘル・ゴメス、チェルシーのジェイドン・サンチョ、フラムのエミール・スミス・ロウなど、現在トップレベルでプレイする選手が多く所属していた。
シティのフィル・フォーデンもその1人で、ギブス・ホワイトとはすでに関係性を構築している。フォーデンの第一子であるロニー・フォーデンの名付け親としてギブス・ホワイトは知られており、シティ加入となれば中盤でのタッグが期待できる。