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2024年07月09日 23:00
「広島3−5巨人」(9日、マツダスタジアム) 広島の新井貴浩監督がセットアッパーの島内颯太郎投手の登録抹消を決断した。 右腕は3−3の同点に追いついた直後に登板するも、1死二、三塁のピンチを招き、岡本和に犠飛、門脇に適時打を浴びて、決勝の勝ち越し点を許した。これで今季6敗目となった。 この姿に指揮官は「球自体は悪いようにはみえない」と強調した上で、「本人もちょっとしんどいと思う」と話し、抹消することを決めた。 島内はここまで今季38試合に登板し、6勝6敗、防御率2・80の成績を残している。 以下、新井監督の主な一問一答。 ◇ ◇ −島内が2失点して6敗目。 「今終わったばかりなので。ちょっと考えたいなと思っています」 −球質は悪くないと言われていたが、これだけ負けが続いている。 「球自体は悪いようにはみえないんだけど、本人もちょっとしんどいと思うので。これから話をして、考えていきたいなと思います」 −八回1死二、三塁で敬遠の選択はなかった? 「もちろん。あそこは埋められないでしょう」 −打線は同点に追いついた。 「粘り強くね。犠牲フライ、内野ゴロ、タカシのタイムリーか。粘り強く攻撃してくれたと思います。森下も岡本の1球だけだったね。あれを逆方向にホームランにするという岡本君がいいスイングだったと思うし、森下もあの1球以外はいつも通りいいピッチングをして、試合をつくってくれたと思います」 −同点に追いついた一打は苦しんでいた上本が生み出した。 「あそこよく打ったよね。ネクストにまっちゃん(松山)を立たせていたけど、まっちゃんだったら高梨が来ること分かっていたので、あそこはタカシにいってもらったんだけど、タカシらしいいいタイムリーだったと思います。食らいついてね」 −順位は気にしていないと言っているが… 「まったく気にしていない。あと何試合ある?今何月ですか?まったく気にしていません。そんなにトントンとうまく行くとははなから思っていないので、まったく気にしていません」
2025年07月16日 13:46
DeNAは16日、7月24日に横浜BUNTAIで開催される『マイナビオールスターゲーム2025 スペシャルステージ supported by 勘定奉行クラウド』のゲストMCとして、東京ヤクルトスワローズOBの真中満氏の出演が決定したと発表した。
また、各球団を代表して出演するマスコット&チアのメンバーも決定。マスコット&チアステージのMCを務めるのは、これまで数々のマスコットたちと名場面を生み出してきた庄司こなつさん。2017年以来となる、オールスターゲームでの12球団マスコットとの共演にも注目だ。
2025年07月16日 13:38
西武は16日、8月1日から31日までの期間に開催する夏の大型シリーズイベント「ライオンズフェスティバルズ2025 supported by ウォータースタンド」に合わせ、ファン投票でベルーナドームのグルメNo.1を決めるライオンズグルメ総選挙「キングオブ獅子まんま 2025」を今年も同期間で実施すると発表した。
ベルーナドームのグルメは、12球団最大級の約70店舗1,000種類以上の商品を取り揃え、多くの野球ファンに「獅子まんま」の愛称で好評だ。すでに獅子まんまを愛してやまないライオンズファンや、スタジアムグルメをもっと知りたいファンに、気になるグルメを見つけてもらいたい、ライオンズグルメのNo.1を決めてもらいたいという思いから企画したもので、今年で3回目の開催となる。
ベルーナドームのグルメを「味」「コスパ」「映え」の3項目で、それぞれ3商品ずつ、最大9商品をファンに選んでもらう。今シーズンリニューアルオープンした「L’s Kitchen」や「ONE HAND UDON おさんぽ」などを含む、全70商品がエントリーしており、3項目の総合得点から「キングオブ獅子まんま 2025」の称号を手にする商品が決定する。
投票したファンには、今年も抽選で豪華なプレゼントを用意。1名に「アメリカン・エキスプレス プレミアム® シートA」 ペアチケットが当たるほか、ライオンズファンの皆さまの間で絶大な人気を誇るグッズ「ビッグチェーンネックレス」の「ライオンズ焼き」バージョンも10名にプレゼント。投票は、どなたでも特設Webサイトから応募できる。
なお、2024年は「宮木牧場」の「宮木牧場のパワープレート」、初開催の2023年は新井園本店の「ライオンズ焼き」が総合グランプリを獲得している。
▼ 西口文也監督
「ベルーナドームのグルメはプロ野球12球団の中でも種類の豊富さやおいしさが1位と言われていると聞いています。今シーズンは私がプロデュースしたお弁当もエントリーをしていますが、70種類のバラエティ豊かなメニューが揃っていますので、それぞれのお気に入りグルメを決めてたくさん投票いただければと思います。チームも上位を目指して戦っておりますので、ぜひおいしいグルメを堪能しながらご声援いただければと思います」
2025年07月16日 13:25
「率も残せて長打を打てるバッターになりたいです」。
ロッテの育成1位・谷村剛(和歌山東高)は、将来自身が理想とする打者になるため、バットを振っている。
高校時代の3年間で力を入れたことについて「力強いスイングをずっと心がけていたんですけど、コンタクト力も上げてきました」と話していたが、プロ入りしてからが「軸足を意識した練習をしていて、そこで強いスイングができるように意識してやっています」とのことだ。
谷村は3月18日のオイシックス戦に『9番・サード』でプロ初出場し、1−1の6回二死走者なしの第3打席、日渡柊太が2ボール1ストライクから投じた4球目の136キロカットボールをライト前に弾き返しプロ初安打をマーク。
3月21日の西武二軍戦でも『9番・サード』で出場し、0−0の3回無死一塁の第1打席、篠原響が2ボール1ストライクから投じた外角のスライダーを逆らわずにレフトへ二塁打を放ち、2試合連続安打、プロ入り後初めて長打を記録した。
3月23日の西武二軍戦から4月16日の楽天二軍戦にかけて4試合連続で安打がなかったが、3月23日西武二軍戦以来となるスタメン出場となった4月20日のヤクルト二軍戦、1−3の5回一死走者なしの第2打席、下川隼佑が1ボール1ストライクから投じた3球目のインコース126キロストレートをライト前に弾き返す安打が、チームメイトの角中勝也を彷彿とさせるバッティングだった。
谷村本人も「しっかり捉えることができたので、自分の中でもいいスイングだったかなと思います」と振り返った。
この試合を最後にファーム公式戦での出場がしばらく遠かったが、「出場機会が少なかったんですけど、その中でしっかり実戦感覚を身につけてやっていっているという感じです」と自分自身と向き合った。
7月8日の日本ハム二軍戦、8−6の7回一死二塁の場面にアセベドの代打で登場すると、松岡洸希が1ストライクから投じた2球目の145キロストレートをライト前に強烈な当たりの安打が非常に良かった。
さらに、7月11日の楽天二軍戦では、1−3の8回無死二塁の場面に大下誠一郎の代打で登場し、「初球、まっすぐだったんですけど、まっすぐを張っていてそれを捉えることができたので良かったです」と、日當直喜が投じた初球の143キロストレートをライトポール際に嬉しいプロ初本塁打が同点2ラン。
ファームではここまで14試合に出場して、打率.185、1本塁打、3打点という成績だが、長打力があり将来が非常に楽しみな選手のひとりである。「試合に出ることはなかなかないんですけど、少ないチャンスの中で結果を残せるようにやっていきたいと思います」。とにかく今は、与えられた出場機会で、結果を残し、出番を増やしていきたい。
取材・文=岩下雄太
2025年07月16日 13:24
2023年から導入されたオールスターの特別ルール
【MLB】ナ・リーグ 6ー6 ア・リーグ(日本時間16日・アトランタ)
MLBオールスター戦が15日(日本時間16日)にアトランタで行われ、6-6の引き分けで9回を終えた。
2025年07月16日 13:13
日本野球機構(NPB)とスカパーJSAT株式会社は16日、6月度『スカパー!サヨナラ賞』の受賞者を発表。セ・リーグからはヤクルト・武岡龍世、パ・リーグからは日本ハム・田宮裕涼がそれぞれ受賞した。
武岡は、6月6日(金)神宮で行われた対ソフトバンク1回戦、2対2の同点で迎えた延長10回裏、一死走者なしの場面で、スワローズファンの待つ右翼席へ劇的なサヨナラ本塁打を放ち、チームを勝利に導いた。
田宮は、6月15日(日)エスコンFで行われた対広島3回戦、7対7の同点で迎えた延長10回裏、無死走者なしの場面で、右中間スタンドへ劇的なサヨナラ本塁打を放ち、プロ入り初となるサヨナラ弾で最大7点差からの大逆転を果たした。
受賞選手には『スカパー!』より、トロフィーと賞金30万円が贈られる。
2025年07月16日 13:13
DeNAが16日、前マリナーズ傘下3Aタコマの藤浪晋太郎投手の加入を発表した。午前10時に正式に明らかになると、SNS上では様々な声が。DeNAファンとみられる投稿では「藤浪マジで来たか」「発表きたな 藤浪くん!期待してるで!」「来たからには応援するよ〜」「藤浪投手、よろしくお願いします」と歓迎のコメントが寄せられた。
「来た!藤浪−松尾バッテリー!!見たい!お願い番長」と大阪桐蔭新旧OBの組み合わせに期待する声も。藤浪は阪神時代の2018年9月16日のDeNA戦(横浜スタジアム)で満塁本塁打を放っており、「ハマスタで藤浪の満塁弾を見てトラウマになった自分としてはバッティングも期待しちゃうね」と打力に期待するコメントもあった。
一方で、23年まで在籍した古巣阪神ファンからと見られる投稿では「藤浪おかえり。阪神戦以外で活躍を」「同一リーグやめてほしかったがしょうがない」という複雑な心境や、DeNAやDeNAファンに対して「藤浪くんをよろしく」とお願いする声もあった。
160キロを超える豪速球を投じながら、制球難に陥ることもある右腕だけに、野球ファンの一人からは「藤浪を復活させられるか正直楽しみ」という声もあった。
2025年07月16日 13:00
日本ハムの田宮裕涼捕手が16日、6月度の「スカパー!サヨナラ賞」に選出された。
田宮は6月15日の広島3回戦(エスコン)で、7−7の同点で迎えた延長十回先頭で右翼席へサヨナラソロ本塁打を放った。
初受賞の田宮は「素晴らしい賞に選んでいただき、とてもうれしい。去年もサヨナラ(安打を)2本ぐらい打ってますけど、サヨナラ賞まではいかなかったので、1回はとってみたいなと思ってやっていたので、とれてよかった」と喜びを口にした。
広島戦は六回表終了時で0−7の劣勢。そこから反撃し、九回裏2死から追いついて延長戦に持ち込み、最後は途中出場の田宮が決めた。7点差大逆転でファンを熱狂させた劇的弾を「人生で初めてのサヨナラホームランだったので、とても自分の中でもうれしかったし、それでチームが勝ったこともうれしかった。うれしすぎて、跳びはねて塁を回ってましたね」と振り返った。
賞金30万円の使い道については「何も決めていない。これから考えます」と笑み。チームでは郡司が3、4月度のサヨナラ賞を受賞しており、年間大賞のライバルとなるが「年間大賞、僕もいけそうですね。とれるものならとりたい」と、先輩を制しての受賞を狙っていた。
2025年07月16日 12:58
○ ナショナル・リーグ 6−6(HRダービー:4−3) アメリカン・リーグ ●
<現地時間7月15日 トゥルイスト・パーク>
現地時間15日、アトランタ・ブレーブスの本拠地トゥルイスト・パークでオールスターゲームが開催。
2025年07月16日 12:51
試合は引き分け…大谷の代打で出場したシュワーバーが“大活躍”
【MLB】ナ・リーグ 6ー6 ア・リーグ(日本時間16日・アトランタ)
オールスター戦が15日(日本時間16日)、アトランタで行われ、6-6の引き分けで9回を終えた。2023年からのルール制定後初めてとなるホームランダービー決戦に突入し、ナ・リーグが勝利した。ダービーで3本の柵超えを放ったカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)がMVPに輝いた。
試合はナ・リーグは初回、先発マウンドにあがったポール・スキーンズ投手(パイレーツ)が2者連続三振を奪うなど3者凡退。するとその裏、先頭の大谷翔平投手(ドジャース)が中前打、ロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)の二塁内野安打で無死一、二塁とし、ケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス)が右翼への適時二塁打を放って2点を奪った。
その後は5回まで両チーム無得点の展開。ナ・リーグは6回、ピート・アロンソ内野手(メッツ)が右翼席への2ラン、コービン・キャロル外野手(ダイヤモンドバックス)にもソロが生まれた。
最大6点差となっていたが、7回にはア・リーグがブレント・ルッカー外野手(アスレチックス)の3ランなどで4点を追加。9回にはボビー・ウィットJr.内野手(ロイヤルズ)とスティーブン・クワン外野手(ガーディアンズ)の適時打で2点を奪い、あと1死というところで追いついた。
ナ・リーグの9回裏の攻撃が無得点に終わって引き分けに。勝利チームを決めるホームランダービーは、両監督が3人を選手の同意のもと3人を選出。各選手3スイングで、本塁打数が多い方が勝利する。ア・リーグはルッカー、ランディ・アロサレーナ外野手(マリナーズ)、ジョナサン・アランダ内野手(レイズ)、ナ・リーグはカイル・ストワーズ外野手(マーリンズ)、シュワーバー、アロンソが出場となった。
打撃はリーグ交互に行われ、ルッカーが2本、ストワーズが1本、アロサレーナが1本を放ち、続くシュワーバーが3スイング中3本の柵越えを成功させて逆転。アランダは0本に終わってナ・リーグの勝利が決まった。
シュワーバーは5回に大谷の代打として出場。試合では2打数無安打1四球だったが、ホームランダービーで大活躍を見せ、フィリーズでは2人目となるオールスターMVPに輝いた。(Full-Count編集部)
2025年07月16日 12:41
大谷は2打数1安打1得点で交代
【MLB】ナ・リーグ ー ア・リーグ(日本時間16日・アトランタ)
まさかの展開となった。メジャーリーグのオールスター戦が15日(日本時間16日)、ブレーブスの本拠地・トゥルーイストパークで行われた。試合は9回にア・リーグが2点差を追い付いて延長戦に突入。ホームランダービーによる特別ルールが初めて実施されることになった。大谷は5回に途中交代となったが、「戻ってきてー」「めっちゃ見たい」と“待望論”が生まれた。
大谷は「1番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で昨季のサイ・ヤング賞投手であるタリク・スクーバル(タイガース)から中前打を放ち、2年連続通算3本目の球宴安打を放った。2回の第2打席は一塁ゴロ。2打数1安打1得点で5回に代打が送られ、途中交代した。
打席を終えた大谷はその後、レッドカーペットで着用していたスーツで会見に登場。「家族と一緒に来れたのもそうですし、今日カーショーも投げましたし、フレディも、所属しているチームで。そういうチームメートたちと出れたというのは特別なオールスターだったかなと思います」などと話していた。
試合はナ・リーグが一時6-0と大差でリードしていたものの、ア・リーグが終盤に反撃。9回に追い付くと、その裏の攻撃もゼロに抑えて延長戦に突入した。MLBのオールスターは2023年から特別ルールが導入され、ホームランダービーによる勝敗となる。
すると、ファンの関心は大谷に向けられた。「大谷さん出てくれないかな」「スーツでいいから笑」「めっちゃ見たいいい」「ジャッジとの対決なら最高」などとコメントが寄せられた。もっとも、ナ・リーグはストワーズ、シュワーバー、アロンソ、ア・リーグはルッカー、アロサレーナ、アランダが出場する。(Full-Count編集部)
2025年07月16日 12:35
アトランタで実施されたオールスター戦
【MLB】ナ・リーグ 6ー6 ア・リーグ(日本時間16日・アトランタ)
オールスター戦が15日(日本時間16日)、アトランタで行われ、6-6の引き分けで9回を終えた。2023年から引き分けの場合はホームランダービーで決着するルールが導入されており、異例の展開に突入した。
ナ・リーグは初回、先発マウンドにあがったポール・スキーンズ投手(パイレーツ)が2者連続三振を奪うなど3者凡退。するとその裏、先頭の大谷が中前打、ロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)の二塁内野安打で無死一、二塁とし、ケテル・マルテ内野手(ダイヤモンドバックス)が右翼への適時二塁打を放って2点を奪った。
その後は5回まで両チーム無得点の展開。ナ・リーグは6回、ピート・アロンソ内野手(メッツ)が右翼席への2ラン、コービン・キャロル外野手(ダイヤモンドバックス)にもソロが生まれた。
7回にはア・リーグがブレント・ルッカー内野手(アスレチックス)の3ランなどで4点を追加。9回には2点を奪い、あと1死というところで追いついた。
ナ・リーグは9回裏の攻撃も無得点に終わって引き分けに。勝利チームを決めるホームランダービーは、両監督が3人を選手の同意のもと3人を選出。各選手3スイングで、本塁打数が多い方が勝利する。
大谷は昨年の本塁打に続き、オールスター戦では2年連続3本目となる安打を記録した。2回の第2打席では一ゴロに倒れ、5回に代打を送られて交代となった。日本人選手は山本由伸投手(ドジャース)、菊池雄星投手(エンゼルス)も選出されてベンチに入ったが、所属チームでの登板の関係で登板はなかった。(Full-Count編集部)
2025年07月16日 12:28
「高校野球島根大会・3回戦、大社3−2浜田」(16日、江津市民球場)
昨夏甲子園8強の大社がノーシードの浜田に延長戦の末にサヨナラ勝ちした。
2025年07月16日 12:04
「高校野球新潟大会・3回戦、中越6−2日本文理」(16日、長岡市悠久山野球場)
春夏17回の甲子園出場を誇り、夏に全国準優勝がある日本文理が3回戦で姿を消した。
相手は新潟大会で昨秋準優勝、今春優勝の強豪中越。三回に四球と3本の長短打を集中されて3点を先制されると、四回にも2点を奪われた。
打線は中越の好投手、雨木天空に対して八回に反撃。2安打と失策で1死満塁とすると、押し出し四球と内野ゴロの間に2点を返した。
2025年07月16日 11:53
ロサンゼルス・ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)が現地時間15日、アトランタ・ブレーブスの本拠地トゥルイスト・パークにて行われたオールスターゲームにナショナル・リーグの2番手として登板した。
カーショーは2点リードの2回表にリリーフ登板。チームメイトのウィル・スミスとバッテリーを組み、3年ぶりの球宴マウンドに上がった。ホームランダービー王者の4番カル・ローリー(マリナーズ)にはレフトへ強烈なライナーを打たれたが、左翼手カイル・タッカー(カブス)が好捕。続く5番ウラジーミル・ゲレロJr.(ブルージェイズ)からは低めのスライダーで見逃し三振を奪った。ここでデーブ・ロバーツ監督が投手交代を告げてマウンドに向かい、カーショーは拍手喝采を受けながらベンチへ下がった。
サイ・ヤング賞3度、通算216勝の実績を誇るカーショーは今季10試合に先発して4勝1敗、防御率3.38という成績。7月2日の本拠地ホワイトソックス戦ではMLB史上20人目となる通算3000奪三振を成し遂げた。コミッショナーを務めるロブ・マンフレッド氏の推薦により、エンゼルスのマイク・トラウトに並んで現役最多11度目の球宴選出を果たした。
2025年07月16日 11:51
「MLBトレード・ルーマーズ」が分析
DeNAは16日、藤浪晋太郎投手の獲得を発表した。背番号は「27」。2022年オフにメジャー移籍し、約2年半の“挑戦”はひとまず終わりを告げた格好だ。米移籍サイト「MLBトレード・ルーマーズ」は日本復帰が決まり、藤浪のキャリアを総括。「持ち球を制御できなかった」と綴っている。
藤浪は2012年ドラフト1位で阪神に入団。2022年まで10年間で通算189試合で57勝54敗11ホールド、防御率3.41という成績を残した。同年オフにポスティングシステムを利用してアスレチックスに加入した。同メディアは「再建期のあったA’sが2023年シーズンに向けて、藤浪に1年325万ドル(約4億8400万円)の契約を結んだ」と金額に注目。一方で「当初は先発ローテーションの機会を与えられたが、大きく苦戦し、すぐにブルペンに配置転換された」と振り返った。
その後、救援として徐々に実力を発揮し、同年夏のトレードでオリオールズに移籍。計64試合に登板して7勝8敗2セーブ5ホールド、防御率7.18だった。2024年はメッツに加入も、開幕前にマイナー落ちしてメジャー昇格は叶わず。その後はプエルトリコの冬季リーグなどでもプレーし、今年はマリナーズとマイナー契約を結んだ。
2年ぶりのメジャー復帰を目指したが、キャンプで結果を残せずに3Aで開幕。21試合登板で2勝1敗4ホールド、防御率5.79で、6月17日(同18日)に傘下3Aタコマを退団することが発表されていた。
DeNA入団が決まると、「MLBトレード・ルーマーズ」は藤浪のキャリアを振り返り、「2.5シーズンに渡るMLB球界に終わりを告げたことになるだろう」と分析。そしてキャリアを通じて「6.6フィート(約2メートル)の右腕は90マイル後半の速球を持っているが、持ち球を制御することができていなかった」と、日本時代から課題とされた制球面が足枷になったとした。(Full-Count編集部)