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2024年07月09日 23:10
WWE悪女ユニット「ダメージCTRL」のイヨ・スカイが復活勝利も、まさかの襲撃を受けて大ダメージを負った。 6日(日本時間7日)PLE「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」のMITBラダー戦で連覇を狙ったが、新星ティファニー・ストラットンにブリーフケースを奪われた。8日(同9日)のロウ(カナダ・オタワ)ではカイリ・セイン、ダコタ・カイとのダメージCTRLで、抗争中のライラ・ヴァルキュリア&カタナ・チャンス&ケイデン・カーターと6人タッグ戦で激突した。 このところ不調の続く悪女ユニットだが、試合前にはイヨが「ダメージCTRLがコントロールを失った。今こそ変化が必要だ」と日本語で宣言。ダコタも反撃を口にすると、カイリは「うちらの変化はすべてを破壊する! カタナちゃ〜ん、ケイデンちゃ〜ん、ライラちゃ〜ん、あんたたちの骨の髄までボッコボコにしてやる!」と言って高笑いした。イヨは「ダメージCTRLがコントロールを失ったからな。だが、今夜それを取り戻す!」と叫んだ。 ゴングが鳴ると、ダメージCTRLの3人がそろって奇襲。だが、相手組のスピーディーな攻撃にペースを奪われた。それでもダメージCTRLは巧みなタッチワークで流れを引き寄せ、イヨの捕らえたライラにカイリがバックブローだ。3人連なってブレーンバスターで投げられた上に、カタナ&ケイデンの合体技でダコタが追い込まれるも、イヨがカタナにスワンダイブ式ドロップキックを放って試合を終わらせない。 すかさずカイリがライラにコーナー上段からフォアアームを打ち込み、場外のライラとカタナにはイヨのアシストを得てプランチャを見舞った。続けてダコタがケイデンにストンプをくらわしてダウンさせ、イヨがコーナー上段へ。「世界一」と評されるムーンサルトプレスで舞って、3カウントを奪った。 ダメージCTRLは鮮やかな復活勝利を飾ったが…試合後にはまさかの展開が待っていた。ソーニャ・デビル&シェイナ・ベイズラー&ゾーイ・スタークのバイオレンストリオが現れ、ダメージCTRLを襲撃。イヨはNXT時代のタッグパートナーだったゾーイからボコボコに…。カイリはゾーイのランニングニーをくらってKOされてしまった。 さらにイヨはソーニャとシェイナに捕らえられられたところで、ゾーイのスーパーキックを浴びた。続けてゾーイからパワーボムの体勢で放り投げられたところにシェイナがニーリフト。最後はソーニャの変型ファイナルカットで叩きつけられ、KOされてしまった。 イヨはリング上で大の字に…。13日マリーゴールド両国国技館大会の林下詩美戦、WWE日本ツアー(25日大阪、26・27日両国)と凱旋試合が待っている。ダメージCTRLのお株を奪う襲撃を受け、ダメージを負った影響はあるのだろうか。心配だ。 この日のロウは「ABEMA」にて放送された。
2025年05月17日 20:45
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」17日代々木大会のBブロック公式戦で、IWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードがMAO(28=DDT)を下し、2勝目を挙げた。
DDTが誇る異端児との公式戦は、戦前の予想通り破天荒な展開となった。MAOのスタナーがレフェリーに誤爆してしまうと、MAOがリングに持ち込んだプラケースで互いに殴り合う。さらには2人がコーナー最上段からプラケース上に倒れこむなど、独特な世界観で観衆を魅了した。
時間の経過とともに共鳴したデスペラードとMAOは掌底、ゲンコツの応酬で激しい打撃戦に突入する。大阪臨海アッパーを浴びたデスペラードだったが、カウント1で意地のキックアウト。居合いキックにカウンターのスピアーを決め、リバースタイガードライバーからピンチェ・ロコをさく裂させた。
これをカウント2で返す粘りを見せたMAOに対し、デスペラードは垂直落下式のリバースタイガードライバーを発射。なおも抵抗する相手に強引に2発目のピンチェ・ロコを決め、乱戦に終止符を打った。
リング上でマイクを握ったデスペラードは「チクショー、新日本のファン、持ってかれちゃうじゃん。最高に楽しかったよ。MAOちゃん、ありがとう」と対戦相手に感謝。「とにかく楽しみにしていたMAOちゃん終わっちゃったんで、ここから新日本の選手がたくさんMAOちゃんとやるけど、喰われないか心配だな。…俺はほぼ喰われたぞ。たまんねえな、恐ろしい。でも、だからこそ来てもらった甲斐があるじゃん」と最上級の賛辞を送った。
「なんか世代交代だとか年齢だとかキャリアだとか、周りがピーピー言い出して、いまベルト持ってそこそこ時間経っちゃうと、せかされてるみたいじゃん? お前、そこ早くどけって。…どかしてみせろよ! そういうこっちゃ! かかって来ればいいじゃん。勝てないお前らが悪いんだよ」
個性的すぎる外敵を撃退した王者が、連覇へと突き進む。
2025年05月17日 20:20
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」17日代々木大会のAブロック公式戦で、高橋ヒロム(35)がドラゴン・ダイヤ(26=ドラゴンゲート)に敗れ、痛恨の3敗目を喫した。
前半戦で1勝2敗と苦しい戦いが続くヒロムは、序盤からエプロンでのデスバレーボムを決めるなど、怒とうの猛攻を仕掛けていった。終盤にはダイヤのDDDDTを浴びながらも、レプレリアン・ラナを阻止してデュードバスターを発射。しかし、TIME BOMBを丸め込みで切り返されると、投げ捨て式のジャーマンスープレックスも着地されてしまう。
ならばとヒロムちゃんボンバーを放ったが、これをかわされ、リバースフランケンシュタイナーでマットに突き刺される。最後はレプテリアン・ラナでまさかの3カウントを奪われてしまった。
あえて「打倒・新世代」を掲げて臨んだ今大会で藤田晃生、フランシスコ・アキラ、そしてこの日のダイヤと20代戦士に悪夢の3連敗となった。
バックステージでは「何だったんだよ、俺の15年…。藤田、アキラ、ダイヤ…3人に全否定された気がする。このままじゃ、俺のこと大嫌いになっちまう…」とつぶやいたかと思えば「なんてウソだよ! ヒロムちゃんごめんね! ヒロムちゃんのこと大好きだよ! どうしよう、ヤベエぞ! 何だよ3連敗って! 来るとこまで来ちまったら何も怖くねえよ! ああ、どうしよう!」と最後は開き直りながら控室へ。3年ぶり5回目の優勝へ、これ以上の失点は許されない状況に早くも追い込まれた。
2025年05月17日 20:10
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」17日代々木大会のAブロック公式戦で、KUSHIDA(42)が藤田晃生(22)から2勝目を挙げた。
開幕から無傷の3連勝を飾ったジュニアの新星を止めたのは、6度のIWGPジュニアヘビー級王座戴冠と2度のBOSJ優勝を誇るベテランだった。素足で入場してきた藤田に対し、自身もリングシューズを脱いで呼応。互いに高度なレスリングテクニックを駆使した、緊張感あふれるグラウンドの攻防が続いた。
Thrill Ride(変型DDT)の体勢を逃れたKUSHIDAはアリキックを放つが、マサヒロ・タナカ(ナックルパート)をかわされ、飛び付きのフロントネックロックに捕獲される。目まぐるしいアームロックの応酬からバック・トゥ・ザ・フューチャー(スモールパッケージドライバー)を狙うも、再び藤田のアームロックに捕らえられた。しかし、KUSHIDAはさらに切り返して執念のバック・トゥ・ザ・フューチャーをさく裂させ、3カウントを奪ってみせた。
バックステージでは「俺は匂いをかぎたい変態なもので。CMLL行ったらウルティモ・ゲレーロ、ミスティコの匂いをかぎ、米国行ったらトリプルHとショーン・マイケルズの匂いをかぎ、新日本プロレスでは棚橋弘至、その前はTAJIRIさん、桜庭(和志)さん…。藤田晃生、新日本プロレスの匂いがしました。最高」と対戦相手を絶賛。
「AEW行ったらAEWの試合すりゃいいんだよ。CMLL行ったらCMLLの試合すりゃいいんだよ。新日本プロレスの若手がAEWみたいな、CMLLみたいな試合してどうすんだよ。新日本プロレスの試合しなくちゃいけないでしょう」と持論を展開しつつ「あの性格だから、もう1回やれって言ってくるでしょう。受けて立ちますよ。そして俺もやりたい。それまで腕磨いておきますよ」と早くも再戦を見据えていた。
2025年05月17日 19:41
ボクシングWBA世界バンタム級王者の堤聖也(29)=角海老宝石=が17日、2月の初防衛戦で激闘の末ドローとなった比嘉大吾(29)=志成=とともに、都内で開催されたトークイベントに参加した。
2025年05月17日 18:50
新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」17日代々木大会のBブロック公式戦で、「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」のSHO(35)がロビー・イーグルス(35)から2勝目をあげた。
入場時の奇襲を狙ったSHOだったが、ロビーのセコンドのハートリー・ジャクソンによって阻止される。試合開始のゴングが鳴った後もロビーの足攻めに苦戦を強いられ、なかなか主導権を握れない。
それでもロン・ミラー・スペシャルを逃れてロビーとレフェリーを激突させると、H.O.Tの高橋裕二郎を介入させる。裕二郎が急所攻撃からのケイン攻撃でジャクソンを排除し、2対1の数的優位を築いた。
裕二郎はロビーのキックのコンビネーションでて撃退されてしまったものの、SHOはトーチャーツールでハイペリオン(変型レッグラリアート)を防御。そのまま殴りつけ、必殺のショックアローで3カウントを奪ってみせた。
「見たやろうが、オイ。格が違うんじゃ。何がTMDKじゃ、この田舎もんが、コノヤロー」と勝ち誇ったSHOの次戦(18日、八王子)の相手は現IWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードだ。
「前から言ってるだろうが、ずっとよ。ジュニアのパワーバランスが狂ってんだよ。アイツが(ベルトを)持ってるだけで狂っとるやろ。普通なら俺が持つべきやろ? ジュニアだけじゃねえ、全体狂ってるから、俺がちゃんと直してやる。このクソッタレが。秒殺よ、アイツも。優勝して、全部俺が狂ってるもの整えてやるわ」と、根拠のない不敵発言を連発していた…。
2025年05月17日 12:02
全日本プロレスは18日に東京・大田区総合体育館で「チャンピオン・カーニバル2025 優勝決定トーナメント」&3大タイトルマッチを行う。
アジアタッグ選手権は6度目の防衛戦に挑む安齊勇馬&ライジングHAYATOにマイク・D・ベッキオ&エーグル・ブランが挑戦する。
ビッグマッチに向け15日に都内で記者会見が行われ、エーグルは「最も栄誉のあるこのアジアタッグ、今回の戦いをとても楽しみにしてます」と意気込めばベッキオも「俺たちはフランスも、ドイツも、英国でも結果を残してきた。次は日本だ。全ての国、全ての大陸、そして世界を狙っていく」と宣言した。
迎え撃つHAYATOは「アジアタッグチャンピオンになって、初めての外国人タッグチームが相手だね。俺たちとエーグル、ベッキオは国も言葉も肌の色も違う。けど、プロレスでつながっている。なんかいいなと思って。プロレスじゃなくても何かでみんながつながれば、世界平和、そんなのが実現できるんじゃないかなって思ってたんだけど、負けて悔しいから倒すよ。しばらく、争いのない平和な世界は無理そうだよ」と静かに誓い、15日に26歳の誕生日を迎えた安齊は「チャンピオン・カーニバル2025、僕は優勝決定トーナメントに残れず、僕の今年の春は終わったなと思ったところに、こんなすごい2人からのアジアタッグ挑戦表明。海外でも結果を残して本当にタッグとしてもシングルプレイヤーとしてもすばらしい選手と大田区という舞台で戦えるのが素直に嬉しいですしわくわくしてます」と闘志をたぎらせていた。
◆5・18大田区全対戦カード&試合順
▼第0試合 シングルマッチ 10分1本勝負(午後3時45分開始)
長尾一大心 vs 小藤将太
▼第1試合 チャンピオン・カーニバル 優勝者決定トーナメント準決勝 時間無制限1本勝負
本田竜輝(Bブロック1位) vs 宮原健斗(Aブロック2位)
▼第2試合 同
鈴木秀樹(Aブロック1位) vs 斉藤レイ(Bブロック2位)
▼第3試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
デイビーボーイ・スミスJr.、綾部蓮、青柳亮生 井上凌 vs 真霜拳號、菊田円、近藤修司、立花誠吾
▼第4試合 阿部史典デビュー10周年記念試合 全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
王者組・青柳優馬、阿部史典、佐藤光留 vs 挑戦者組・大森北斗、羆嵐、吉田隆司
▼第5試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
斉藤ジュン、“ミスター斉藤”土井成樹、セニョール斉藤 vs 芦野祥太郎、ザイオン、田村男児
▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
王者組・ライジングHAYATO、安齊勇馬 vs 挑戦者組・マイク・D・ベッキオ、エーグル・ブラン
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
王者・MUSASHI vs 挑戦者・吉岡世起
▼メインイベント チャンピオン・カーニバル 優勝者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
第1試合の勝者 vs 第2試合の勝者
2025年05月17日 10:13
全日本プロレスは18日に東京・大田区総合体育館で「チャンピオン・カーニバル2025 優勝決定トーナメント」&3大タイトルマッチを行う。
ビッグマッチに向け15日に都内で記者会見が行われ、世界ジュニアヘビー級選手権は王者MUSASHIが吉岡世起と3度目の防衛戦を行う。
この一戦は、3月29日の大田区大会で開催を予定していたが王者が「急性胃腸炎」で緊急欠場し延期となった。会見でMUSASHIは「本来、このタイトルマッチは3月の大田区で行われるはずだったんですが、自分の体調不良で延期にしてしまいました。それでも今回改めて防衛戦、タイトルマッチをさせて頂けることに感謝しております」と明かし「自分が前回欠場してしまった際に色んな意見が出ましたが、その意見に対する思いすべてを解放して大田区のリングで戦いたいと思います」と決意表明した。
ただ、吉岡は「2度あることは3度あるじゃないですけど、1回起きたことは2回あるかもしれないんで、僕がむーちゃんに必要なものを用意してきました」と切り出すと「腹巻き買ってきたから。おなか冷えないようにちゃんと温めて」と手渡し、さらに「次こそ病気しないようにして、もしなっちゃったら、正露丸も買ってきたから。しかもこれ糖衣錠じゃない、ちょっと臭いやつ」と贈り「これがあればもう準備万端だから。次は流れることはないと思います」と確信。万全の体調で真っ向からの対決を見据えていた。
◆5・18大田区全対戦カード&試合順
▼第0試合 シングルマッチ 10分1本勝負(午後3時45分開始)
長尾一大心 vs 小藤将太
▼第1試合 チャンピオン・カーニバル 優勝者決定トーナメント準決勝 時間無制限1本勝負
本田竜輝(Bブロック1位) vs 宮原健斗(Aブロック2位)
▼第2試合 同
鈴木秀樹(Aブロック1位) vs 斉藤レイ(Bブロック2位)
▼第3試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負
デイビーボーイ・スミスJr.、綾部蓮、青柳亮生 井上凌 vs 真霜拳號、菊田円、近藤修司、立花誠吾
▼第4試合 阿部史典デビュー10周年記念試合 全日本プロレスTV認定6人タッグ選手権試合 60分1本勝負
王者組・青柳優馬、阿部史典、佐藤光留 vs 挑戦者組・大森北斗、羆嵐、吉田隆司
▼第5試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
斉藤ジュン、“ミスター斉藤”土井成樹、セニョール斉藤 vs 芦野祥太郎、ザイオン、田村男児
▼アジアタッグ選手権試合 60分1本勝負
王者組・ライジングHAYATO、安齊勇馬 vs 挑戦者組・マイク・D・ベッキオ、エーグル・ブラン
▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
王者・MUSASHI vs 挑戦者・吉岡世起
▼メインイベント チャンピオン・カーニバル 優勝者決定トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
第1試合の勝者 vs 第2試合の勝者
2025年05月17日 09:45
テレビ朝日系「アメトーーク!」(木曜・午後11時15分)は15日の放送で「今熱い女子プロレス芸人」を特集した。
2025年05月17日 09:27
◆ドラディション「DRADITION 2025 SOUL OF DRAGON」(16日、後楽園ホール)
プロレス界の“レジェンド”藤波辰爾が主宰する「ドラディション」は16日、後楽園ホールで「DRADITION 2025 SOUL OF DRAGON」を開催した。
第1試合前に今年4月21日に亡くなった新間寿さん(享年90)、2月28日に53歳で亡くなった西村修さん、2月15日に亡くなったグラン浜田(本名・濱田廣秋さん(享年74)、昨年9月9日に亡くなった小林邦昭さん(享年68)、昨年12月に亡くなった団体スタッフの佐藤栄介さんへ追悼の10カウントをささげた。
メインイベントは西村さんの追悼試合として藤波が新日本プロレスで西村さんと同じ第三世代だった永田裕志、小島聡と組んでかつて「無我」に所属していた長井満也、プロレスリング・ノアの征矢学、竹村豪氏と対戦した。
会場には、西村さんの妻・恵さんと長男・繭くんが来場。本部席で西村さんの遺影を置き2人は第1試合から観戦した。追悼試合では、藤波がドラゴンスリーパーで竹村を破り天国の西村さんへ勝利をささげた。
試合後、藤波は、2人の下を訪れ、恵さんに手渡された遺影をしばし見つめると、目を閉じ額をつけ思いをささげた。大会終了後、恵さんは「こんな素晴らしい機会をいただいてありがとうございました」と藤波に感謝し「子どもも喜んでおりましたし、夫も喜んでいると思います。本当にかかわりのある方たちが試合をしていただいて…」と参戦した選手にも思いを伝えた。
さらに「試合途中に『西村!』って応援してくれたことが…感謝でいっぱいでした。ありがとうございます」とファンに感謝を伝えた。納骨を済ませたことを明かした恵さんは「ずっと見守ってくれていると思います」と思いをはせていた。
2025年05月17日 06:00
炎の飛龍・藤波辰爾(71)が天国の弟子に「無我」の復活を誓った。
藤波は16日、自ら率いるドラディションの後楽園大会で2月28日に亡くなった自身の弟子で、文京区議会議員の西村修さん(享年53)を追悼する6人タッグ戦に出場。新日本プロレスの永田裕志、小島聡と組んで長井満也、征矢学、竹村豪氏組と対戦した。
藤波が旗揚げした「無我ワールド」で2007年4月にデビューしながら、同年10月に西村さんとともに全日本に電撃移籍した征矢と激しくやりあい観客を沸かせると、最後は竹村をドラゴンスリーパーに捕獲して、ギブアップを奪った。
天国の西村さんにささげる白星を手にした藤波はマイクを持つと「西村、見てくれたか。みんなが今日そろってくれたぞ」と天を仰ぐ。無我離脱後、確執のあった西村さんを「彼とはいろんなことがありました。でも最後は彼がつなぐ仲間が集まってくれました」と振り返り「もう1回、無我をやるか」とぶち上げた。
無我の復活について藤波は「無我は西村にささげたんだけど、応援してくれたファンのためにも、最後に1回『無我』っていう大会を、ケジメとして見せた方がいいのかなと思う」と説明。来年5月に自らのデビュー55周年を迎えることも踏まえて「その前に無我にケジメをつけた方がいい」と年内の復活を目指す意向を示した。
2025年05月17日 06:00
女子プロレス「スターダム」のワンダー王座を保持する欲深き白虎スターライト・キッドが、V4戦(21日、東京・後楽園ホール)へ向けやる気をみなぎらせている。
身長181センチのHANAKOを挑戦者に迎え撃つ150センチの王者は、珍しくマスクをかぶらず素顔のままステーキ店を訪問。約1キロのステーキを注文すると「ちっちゃい人はデカい相手に勝てないっていうイメージが嫌なので、今回の防衛戦で覆したい。そのパワーをつけるためのお肉です」と語りながら、人目もはばからず肉の塊に食らいついた。あっという間に一人で平らげると「こんなんペロリです。力を蓄えたので、HANAKOをぶん投げます。業界をひっくり返します」と意気込んだ。
対戦するHANAKOは2023年3月にデビューした若手ではあるが、昨年は舞華とのコンビでタッグリーグを準優勝。だが、シングルでは結果を残せていないHANAKOに対して王者は「体格っていう武器をものにできてないから、コテコテの関西弁を頑張ってしゃべってるただのデカいヤツっていう印象が強い」と厳しい言葉を並べつつ「だからHANAKOの持ってる強さをもっと見せてほしいし、恐ろしさを植え付けてほしい。それでも今の私は強いから負けない」と語った。
デビューから9年間思い続けようやく手にした王座を、まだまだ譲る気はない。「毎防衛戦後、対戦相手に渡すバラの本数を増やしていて今回で4本になる。最多防衛記録の15回はもちろん超えたいです。でも、夢は大きく目指せ100本のバラ!」。欲深き白虎が政権を守り切る。
2025年05月17日 05:00
ボクシングのIBF世界スーパーフェザー級3位の力石政法(大橋)が16日、同級1位のエドアルド・ヌニェス(メキシコ)との同王座決定戦に向けて、横浜市で公開練習を行った。
2025年05月17日 05:00
「大相撲夏場所・6日目」(16日、両国国技館)
平幕の伯桜鵬が宇良を寄り切り、無傷の6連勝を飾った。伊勢ケ浜部屋で照ノ富士親方(元横綱)の指導に心酔し「強くなっている」とさらに気持ちを高ぶらせた。綱とりの大関大の里は豪ノ山を押し出して6連勝。横綱豊昇龍は玉鷲を押し出し、大関琴桜は尊富士を寄り倒して、ともに4勝目を挙げた。関脇大栄翔、平幕の錦木が敗れたため、無敗は2人となった。
自身の成長が楽しくて仕方ない。無傷6連勝の伯桜鵬は支度部屋で「全てがパワーアップしている。まだまだだけど、強くなっている」と、充実感いっぱいに話した。
驚異の粘りを見せる宇良に危なげなかった。左を差して出方をうかがい、宇良が体をひねった瞬間に前に出た。腰を落とし、堂々と寄り切った。「土俵際を丁寧にできた。しっかりその日の準備が、全力でできている」とうなずいた。
昨年4月、宮城野部屋から伊勢ケ浜部屋に転籍。豊富な関取衆にもまれた。今年1月、現役を引退した照ノ富士親方から「体の力が足りない。番数を増やし手を抜かないこと。しんどいがアウター(見た目)ではない相撲力、体の軸がつく」と指摘された。
伯桜鵬は「その言葉を信じて確実に強くなれてうれしい。前は10番が限界、今は30番取れる」と稽古量に胸を張る。今場所はしこ名入りの浴衣を尊富士らに配るなど、部屋への愛着は強い。
照ノ富士親方は「小細工で勝っても次につながらない」と意図を明かし、伯桜鵬を「相撲が上手。教えたことがすぐできる。器用で運動神経もいい」と褒めた。八角理事長(元横綱北勝海)は「伊勢ケ浜部屋でもまれれば違う。行ってプラスだ」と評価した。
新入幕の2023年名古屋で11勝した逸材。左肩手術で足踏みしたが、5場所連続勝ち越しで自己最高位で臨む。21歳の若武者が台風の目になる。
2025年05月17日 05:00
新日本プロレス6月15日の大阪城ホール大会で鷹木信悟(42)とのV7戦に臨むIWGP世界ヘビー級王者・後藤洋央紀(45)が、挑戦者のジャイアニズム矯正を予告した。
後藤は9日(日本時間10日)の米国・カリフォルニア州オンタリオ大会で、ザック・セイバーJr.と世にも珍しいダブルフォールという形でドロー防衛に成功。「王者としてはふがいない、モヤモヤの残る結果でしたね。俺だけじゃなく、誰もが納得できないでしょう。彼とはもう一度戦わなきゃいけない」と、防衛ロードでの再戦を誓った。
そのためにも大阪城でベルトを落とすわけにはいかない。「鷹木に関しても思うところはあって。彼が(2018年に)新日本に来たことによって、俺はトップ戦線からはじき出されたイメージもあるので。キャラ的にもかぶる部分もありますし」と闘志を燃やす。
今回の王座戦は4日福岡大会でのカラム・ニューマンとのV5戦後に、ザックと鷹木の2人から挑戦表明を受けたことに端を発する。同大会を最後に所属していた「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン」が事実上の活動休止となった鷹木からは「お前はいいよな…ベルトがあって、嫁も子供もいて、本隊というユニットもある」と、嫉妬心をむき出しにされた。
これに後藤は「それは縁だからね…。早くいい人を見つけて、子供つくって…また成長すると思いますよ」とナチュラルにあおりつつも「でも、自分にも原因があるはずだから。もう少し謙虚な気持ちも必要なのかなと」と、しっかりダメ出しした。
福岡でのリング上で鷹木はザックに挑戦権を譲ったように見せかけて、オンタリオ決戦の勝者に大阪城で挑戦という、実は自分が一番オイシイ展開をつくり出していた。後藤は「本来だったら俺が待ってる立場じゃないとおかしくて。ザックと鷹木がやって、勝者が俺(に挑戦)だろって。王者として誰の挑戦も受けると言ってる以上、俺も引けない部分があったんですけど、冷静に考えるとちょっと違うよなって疑問に思う部分はありました」と指摘。
「そういう(自分本位な)部分も女性が…こう…気になるところなんじゃないですか? イケオジになるにはね。彼も自分に自信があって、順風満帆に来てるからそうなってしまうのかなと。気付かせるためにも、ここで一つの挫折を味わわせたいですね」と言い切った。
キャリア22年目にして頂点をつかみ取り、最多防衛記録を更新中。「俺も周りの人たちの力もあっての今の立場だから。そういった強さというものを戦いの中から感じ取ってもらいたい」と豪語した後藤が永遠のジャイアン鷹木の前に高い壁として立ちはだかる。
2025年05月16日 22:15
5月4日に行われた「RIZIN男祭り」に出場した現役フジテレビ社員のウザ強ヨシヤが榊原信行CEOのもとに挨拶に訪れた様子が16日、榊原CEOのインスタグラムで公開された。
フジテレビに無許可で参戦を発表。クビになる覚悟を背負って戦った若武者に、榊原氏は「いろいろなリスクを背負って、覚悟を持ってリングに上がってくれた彼を、1人の男として応援してあげたいと思いました。またチャンスがあればRIZINで戦ってもらいたいと思いますので、皆さん、ウザ強選手のこれからに注目していてください」と今後の参戦の可能性を示唆した。
動画の中でウザ強は「まだまだ選手として頑張っていきますので、よろしくお願いします」と語った。榊原CEOは「本当にいいやつなんですよ。結構実家は太いですけどね」と明かし、ウザ強はおどけた表情で「しーっ!」と指を口に立てていた。