2024年07月15日 14:41
スペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督が、EURO2024優勝の喜びを語った。14日、公式サイト『UEFA.com』が伝えている。 “無敵艦隊”がここに復活を遂げた。今大会で“死の組”と称されたグループBを首位で突破した後、決勝ラウンドでジョージア代表、ドイツ代表、フランス代表を撃破し、イングランド代表とのファイナルに進出したスペイン代表。前半は拮抗した展開のままスコアレスで折り返したものの、後半の立ち上がりにFWニコ・ウィリアムズが先制点を決めると、1−1で迎えた86分にFWミケル・オヤルサバルが“アンリ・ドロネー杯”を手繰り寄せる決勝ゴール。同点とされた直後には守勢に回る時間帯もあったが、らしくボール保持でリズムを取り戻すなど、試合の大半で主導権を握って2−1の勝利。7戦全勝の完全優勝。3大会ぶり、史上最多4度目となる欧州制覇を果たした。 試合後、EURO優勝を成し遂げたルイス・デ・ラ・フエンテ監督は「我々は、この素晴らしい選手たちが集結したグループに満足し、誇りに思っている。さぁ今は、それを楽しもうよ。だって、達成するのがとても難しいことを成し遂げたのだからね。我々にとっては心から幸せな日であり、それを楽しみたいんだ」としつつも、「すぐに、次のことを考え始めるだろう。このチームは、さらに多くの大会で優勝を狙っているとても野心的なグループなんだ」とタイトルへの渇望を語った。 今大会を勝ち上がった要因のひとつとしては、途中出場の選手の活躍が挙げられる。決勝戦では、チームの“心臓”MFロドリが負傷するアクシデントが発生したが、替わって入ったMFマルティン・スビメンディが不在を感じさせない働きを見せた。また、決勝点をマークしたオヤルサバルも、主将FWアルバロ・モラタとの交代で投入された選手だ。同指揮官は「後半、スビメンディは素晴らしいプレーを見せた。彼に感謝したいし、この素晴らしいチームを率いることができて幸運だと伝えたい」と触れた上で、「私はいつも、このチームには26人の素晴らしい選手がいると言ってきた。どの選手も、いつでもプレーできる。選手交代のたびに、彼らはそれを証明してくれた。常に期待されるレベルを維持している」と称賛を口にした。 最後に、デ・ラ・フエンテ監督は「(自分たちを)優勝候補だとは思っていなかったよ。ただ私は、チームが競争できることを望んでいて、それも達成できた。選手たちには、もっと上を目指してほしい。彼らは素晴らしいグループだし、(この優勝に)全員が誇りを感じるべき。彼らのおかげで、私の仕事はとても楽になるんだ」と明かしている。 かつてEURO2008制覇を皮切りに、南アフリカW杯、EURO2012と前人未到の主要国際大会3連覇という偉業を成し遂げたスペイン代表。あれから16年、世界の覇権を握った“ラ・ロハ”を見て育ったこの世代は、今大会優勝を足掛けに、新たな黄金時代を築くのだろうか。 【ハイライト】史上最多4度目の優勝のスペイン代表
2024年09月18日 10:06
現地9月17日、鎌田大地を擁するクリスタル・パレスはカラバオ・カップ3回戦で斉藤光毅が所属するQPRと対戦し、2−1で勝利。日本人対決となった一戦で、2人のマッチアップが脚光を集めている。
1点リードで迎えた29分、QPRのカウンターで、敵陣にてボールを拾った斉藤が突破を図る。しかし、素早く反応した鎌田が、激しいチェックで阻止。このスライディングが斉藤の足にかかってしまい、鎌田にはイエローカードが提示された。
【動画】鎌田大地が斉藤光毅の突破をスライディングで阻止!
このシーンにはSNS上でファンも反応。「だいちくんwwあかん子やん」「イエローもらいにダルそうに審判に向かって歩いていく鎌田大地死ぬほど好き」「日本人同士なのに鎌田はゴリゴリ削ってて草」「鎌田のボールの奪い方ちょっと荒い気がする」「無様なタックルでイエロー貰った」といった声が上がった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年09月18日 09:46
サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2024-25)は17日、リーグフェーズが開幕し、王者レアル・マドリード(Real Madrid、スペイン)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)が新チームでのチャンピオンズリーグ初出場で得点をマーク。VfBシュツットガルト(VfB Stuttgart、ドイツ)を3-1で下し、連覇へ向けて白星スタートを切った。
後半開始直後にエムバペのゴールで先制したレアルは、デニス・ウンダフ(Deniz Undav)の得点で追いつかれたが、83分にアントニオ・リュディガー(Antonio Rudiger)のヘディングシュートで勝ち越すと、最後は大会デビューを飾ったエンドリッキ(Endrick)が後半アディショナルタイムに低いシュートでダメを押した。
序盤はシュツットガルトが優勢に進めたが、レアルは逆境で持ち前の粘り強さを見せて勝利。シュツットガルトの奮闘に苦しみながらも勝ち点3を獲得した。
これで今季公式戦7試合で5ゴールとしたエムバペは、モビスターTVに対して「もっとやれるのは分かっている。試合ごとに手応えは増している。今は得点できているし、ここにいられてうれしい」と話し、「(試合は)厳しかったが、これがチャンピオンズリーグだ。常に難しいが、ホームで初戦を勝つことができた」と続けた。
「分かっているのは、チャンピオンズリーグは変わったから、早めに勝って早く突破を決めるのが重要だということだ」
■関連記事
・レアル、ビニシウスとエムバペのPKでソシエダに勝利
・PSG、エムバペに対する86億円の支払い命令を拒否
・GKアリソン 選手無視して増え続ける試合の数に「うんざり」
2024年09月18日 09:22
サッカーAFCチャンピオンズリーグエリート(AFC Champions League Elite 2024-25)は17日、東地区リーグステージ第1節の試合が行われ、昨季準優勝の横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)は敵地で初出場の光州FC(Gwangju FC、韓国)に3-7で大敗した。
横浜は開始わずか90秒で先制されると、15分にも追加点を奪われたが、34分にエウベル(Elber)のゴールで1点を返して前半を折り返した。
しかし、後半に先制点のアルバニア代表FWヤシル・アサニ(Jasir Asani)にハットトリックを許すなど、さらに5点を加えられるまさかの大量失点。エウベルの2点目と西村拓真(Takuma Nishimura)のゴールも生まれたが、終盤には退場者も出して10人で試合を終えた。
ヴィッセル神戸(Vissel Kobe)はブリーラム・ユナイテッド(Buriram United、タイ)と0-0で引き分けた。
■関連記事
・ロナウド欠場のアル・ナスル ACLE初戦はドロー
・アル・アインがACL制覇、横浜FMは大敗で優勝ならず
・【写真特集】AFCチャンピオンズリーグ歴代優勝チーム
2024年09月18日 09:13
カラバオ・カップ3回戦の7試合が17日に各地で開催された。
2024年09月18日 09:00
かつてプレミアリーグで最強のチームとして君臨していたマンチェスター・ユナイテッドだが、近年は苦しんでおり昨季も8位に沈んだ。
そのユナイテッドは17日に行われたリーグカップで3部のバーンズリーを7-0で下した。
シュート26本と圧倒したユナイテッドは、相手に枠内シュートを1本も許さず。
『BBC』などによれば、ユナイテッドのエリック・テンハフ監督は「チームにとって完璧な夜。全てプラン通りにやり遂げた。素晴らしいゴールもあったし、ファンを楽しませた。だからハッピーだよ」とご満悦だったとか。
「最も嫌われている」5つの欧州チーム
一方、大敗したダレル・クラーク監督は、「もし、試合を見ている私の選手のひとりが『プレミアリーグの選手は下手』と言うのを聞いたら、私は平手打ちを食らわせるだろう。それは大間違いからね」と話していたとのこと。
2024年09月18日 08:50
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが所属しているサウジアラビアのアル・ナスルは17日(現地時間)、ルイス・カストロ監督の解任を発表した。
先月行われたサウジスーパーカップでアル・ヒラルに1-4で敗れてタイトル獲得を逃していたアル・ナスルだったが、新シーズンの国内リーグでも開幕から3試合を終えて勝ち点5で7位。ロナウド以外にもセネガル代表FWサディオ・マネ、スペイン代表DFアイメリク・ラポルテら豪華メンバーを揃えながら期待通りの結果を出せず、16日に行われたAFCアジアチャンピオンズリーグのアル・シュルタ戦も1-1の引き分けに終わったことから、クラブ首脳陣は指揮官の交代を決断したようだ。
アル・ナスルはSNS『X』の公式アカウント上で監督解任について以下のように発表している。
「アル・ナスルは、ルイス・カストロ監督がクラブを去ったことを発表します。クラブに関わる全ての人々は、ルイスと彼のスタッフ達が14カ月にわたって献身的に働いてくれたことに感謝し、彼らの将来における幸運を祈っています」
なお、カストロ監督の後任については、ドイツメディア『SPORTBUZZER』ら欧州の複数のメディアは昨季までACミランで指揮を執っていたステファノ・ピオリ氏が有力であると報じている。
2024年09月18日 08:46
久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地9月17日に開催されたラ・リーガの第7節で、浅野拓磨を擁するマジョルカとアウェーで対戦。36分に献上したPKで0−1と敗れ、早くも今季4敗目を喫した。
フル出場した前節のレアル・マドリー戦(0−2)から中2日ということもあってか、久保はかつてレンタルでプレーした古巣との一戦にベンチスタート。ただ、前半にまったく攻撃の形が作れなかったため、セルヒオ・ゴメスと代わって後半頭からピッチに立った。
いつも通り、右ウイングに入ったレフティは、何度か仕掛けて一時的に攻撃を活性化させたものの、決定的な仕事はできなかった。
【画像】大ブーイングを浴びたブラジル代表FWの久保への悪質な体当たり
ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は、ただ、連戦の中でも日本代表MFをベンチに置くプランは意外だったようだ。スタメンについて、「セルヒオ・ゴメスが再び前線の位置でプレーしたのが最大のサプライズとなった」と綴っている。
また、久保がベンチで見守った前半について、「ファーストハーフの最後の25分間は今シーズンで最悪の時間だった」と酷評した。
ターンオーバーだったとはいえ、14番の不在は影響したと言わざるを得ないだろう。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年09月18日 08:35
17日にミラノで行われたミラン対リヴァプールのUEFAチャンピオンズリーグ。
2024年09月18日 08:05
2024-25シーズンのUEFAチャンピオンズリーグが開幕した。
昨季王者であるレアル・マドリーは17日に行われたシュトゥットガルトとの初戦に3-1で勝利。20歳のシュトゥットガルトDFチェイス・アンリは63分から途中出場している。
レアルの本拠地であるサンティアゴ・ベルナベウで行われた試合後にシュトゥットガルトのセバスティアン・ヘーネス監督は「勇敢になり、自分たちの勇気を見せたかったし、ドイツでの普段のプレーを貫きたかった。結果にはがっかりしているが、誇りに思える。我々は忘れられない夜にするのに貢献した。今日のことを誇りに思う。勝利に近づいていた」とコメント。
また、シュトゥットガルトFWデニス・ウンダフは「本当にいい試合ができた、特に前半はね。ここでレアルと戦うのは簡単ではない。だからこそ、チームを誇りに思う。この最大の舞台でこういうチームと対戦すると痛い目に遭う。だから、これで世界が終わるわけではいけれど、CLではディティールが全ての試合を決める」などと述べていた。
一方、レアル守護神ティボー・クルトワは「シュトゥットガルトはいいサッカーをしていたので、今日の彼らはツイてなかったね。でも、このフォーマットになったCLではこういう試合で勝つのが大事」、カルロ・アンチェロッティ監督も「CLの試合を多く率いてきたが、チームが少しも苦しまなかった試合はひとつもない。この大会で苦しまずに勝つことなどできない。それが人生さ」と話していた。
是か非か、「Jリーグ入りを断って欧州へ渡った日本人7名」
シュトゥットガルトは第2節でスパルタ・プラハと対戦する。
2024年09月18日 07:50
今週から始まったUEFAチャンピオンズリーグ。
リヴァプールは17日に行われた敵地でのミラン戦に3-1で逆転勝利した。先発が期待された日本代表MF遠藤航だが、この日もベンチスタートになると、後半アディショナルタイムから出場している。
試合後にアルネ・スロット監督は「我々がボールを持った時にどれほどいいプレーができるかを見せつけた。我々はハイプレッシングと超アグレッシブにプレーするのを好むが、後ろからプレーを組み立て、チャンスを作り出すことも好む」とコメント。
また、DFフィルヒル・ファンダイクは「新たな監督は自らの考えとともにやってきた。ポゼッションやポジショニングで微妙な変化があった。それほどの違いはないが。僕らはユルゲン・クロップ前監督のもとで素晴らしい時間を過ごした。スロット新監督のもとでも素晴らしい時間を送りたい」と話していた。
「チームメイトなのにガチ喧嘩になった7つの事件」
クロップよりもボールプレーを重視するスロット監督は、遠藤よりもオランダ代表ライアン・フラーフェンベルフを守備的MFとして重用している。
2024年09月18日 07:35
現地9月17日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節で、荻原拓也が所属するクロアチアのディナモ・ザグレブが、伊藤洋輝が怪我で離脱中のバイエルンと対戦。2−9で惨敗を喫した。
チームは歴史的大敗を喫したものの、左ウイングバックで先発した荻原は結果を残す。
1−3で迎えた50分、左サイドから攻め上がるとスルーパスに反応。GKとの1対1を制し、落ち着いて股を抜くシュートを決めてみせた。
【動画】冷静に股抜き!D・ザグレブ荻原拓也が強豪バイエルンからCL初ゴール
今年の1月に、浦和レッズからクロアチアの強豪にレンタルで加入した24歳DFが、ドイツの超名門を相手に決めた一撃にファンも騒然。インターネット上では、次のような声が上った。
「バイエルン相手に決めちまえるのは荻原すごいわ」
「大出世だな」
「昨季まで浦和にいた選手が世界最高峰の欧州CLに出場してバイエルン相手にゴールを決めたのは凄いよ!」
「海外移籍から1年経たずにこんな日が来るとは」
「荻原は代表呼ばれろ」
「バイエルンからゴール決めるとか出世しすぎや」
「世界よこれが荻原だ!」
CLデビュー戦で、世界にその名をアピールした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年09月18日 07:31
欧州最高峰の戦いであるUEFAチャンピオンズリーグが開幕した。
2024年09月18日 07:20
24-25シーズンのプレミアリーグで唯一の開幕4連勝スタートを切ったマンチェスター・シティ。次節に予定されている2位アーセナルとの直接対決を制することができれば、早くも優勝争いで頭一つ抜け出すことになる
そんなシティがプレミア5連覇に向けて避けなければならないのは主力の負傷だろう。すでに今季ブレイクが期待されたオスカー・ボブとネイサン・アケが怪我で離脱しており、さらに負傷者が出るようなことがあれば、台所事情は厳しくなる。
『Football Insider』によると、シティはこれ以上負傷者が出るようなことがあれば、冬の移籍市場で積極的に動く用意ができているようだ。今夏の移籍市場では放出がメインとなっており、約1億6500万ユーロ、日本円にして258億円の移籍金を得ている。
今夏の移籍市場ではフリアン・アルバレスをアトレティコ・マドリードに放出しており、代役となるストライカーの獲得を行わなかった。古橋亨梧は報じられた候補の1人だがセルティックに残留しており、もう1人のオーリ・オスカルソンはレアル・ソシエダへ移籍し、久保建英の同僚となった。
シティのストライカーは現状アーリング・ハーランドのみとなっており、今季はここまで出場した全試合でフル出場している。
加入した22-23シーズンからここまでのプレイタイムを見ると、明らかにペップ・グアルディオラ監督がノルウェー代表FWの出場時間を制限していることがわかる。特にプレミアでは顕著で、初年度は2777分、昨季は2558分と3000分に到達していなかった。
今季はCLのフォーマット変更等の影響があり、例年よりも試合数が多くなっている。プレミアやCLといったビッグタイトルを勝ち抜くためにはハーランドの存在は必須で、休ませられるタイミングがくれば偽9番のような別の選択肢を採用することになるだろう。
候補はフィル・フォーデンとベルナルド・シルバで、ここまで出番のないジェイムズ・マカティーが抜擢される可能性もある。また、2025年1月にシティに合流するクラウディオ・エチェベリも最前線で起用される可能性があると『Manchester Evening News』が報じており、選択肢は多い。偽9番はハーランド加入前のシティの基本戦術であり、チームにうまく落とし込めないということはほぼないはずだ。
冬にストライカーを獲得する可能性はゼロではないが、まずは偽9番を再び試すところからペップは始めるだろう。アーセナル戦後のカラバオ杯ワトフォード戦は絶好の機会であり、もし偽9番が思ったよりも機能しないとなれば冬の市場で新戦力の獲得はあるのかもしれない。
2024年09月18日 07:20
日本代表は今月から始まったW杯アジア最終予選で2連勝を飾った。中国を7-0、バーレーンも5-0で撃破した。
一方、近年低迷している中国は、日本に歴史的惨敗を喫した後、サウジアラビアに1-2で敗れて2連敗している。
そうしたなか、中国紙『163』は、「中国代表のブランコ・イヴァンコヴィッチ監督が解任されない理由が明らかに」という記事を伝えていた。
「中国のクラブチームはAFCチャンピオンズリーグで好調なスタートを切った。
多くのファンは、それを日本とサウジに敗れた中国代表と比較している。イヴァンコヴィッチの現場適応力は、中国リーグの監督よりもさらに劣っていたという結論に至ったのだ。
イヴァンコヴィッチの指導能力は全員一致で非常に劣っていると考えられており、中国代表に多くの恥ずべき記録をもたらしたにもかかわらず、Beijing Youth Dailyの報道によると、中国サッカー協会は主に2つの理由から彼を解雇するつもりはないようだ。
第一の理由は、サッカー協会は中国代表のW杯予選での時間が非常にタイトなため、現時点で監督を交代することはできないと考えていること。
中国代表の最終予選は基本的に1カ月に2試合ある。10月には、アウェーでオーストラリアと、ホームでインドネシアと対戦する。そして11月には、アウェーでバーレーンと、ホームで日本と対戦する。
時間という言い訳でイヴァンコヴィッチの交代を拒否するなら、中国は敗退後にしか彼を交代できない。
2つ目の理由は、サッカー協会とイヴァンコヴィッチの契約に抜け穴があることだ。彼が解雇されたとしても、サッカー協会は違約金を支払わなければならない可能性が高い。
ある有名記者は、今回は中国サッカー協会が賢くやったと伝えていた。両者の契約には重要業績評価指標が含まれており、理想的な成績でなかった場合には解雇されても違約金を支払う必要がないというものだ。だが、その後、複数のメディア関係者が契約には抜け穴があるとしてそれを否定。契約書には両者に契約をめぐる衝突が生じた場合、中国の裁判所で解決すると明記されているようだ。だが、イヴァンコヴィッチ監督がFIFAに訴えれば、中国サッカー協会は100%敗訴するだろう。FIFAは自分たちの判断以外は認めないからだ」
「中国サッカー協会は外国監督の契約で相次いで大損をしているが、その主な原因は、その下で働いている人々がプロ意識に欠けていることである。中国サッカー協会のトップがどう変わっても、下で働いている人々は実は同じ。これらの人々がプロ意識に欠け、過去の失敗から教訓を学ばなければ、将来も同じ失敗を繰り返すかもしれない。
さらに、中国サッカー協会がイヴァンコヴィッチを評価するために使用する基準も、彼の退任を難しくしている。中国代表はW杯予選で日本に0-7、サウジアラビアに1-2で敗れたが、これが中国の真のレベルであり、予想通りの結果でもある。オーストラリアとのアウェー戦を含め、中国がまた惨敗しても、中国サッカー協会、さらにはFIFAも驚かないだろう。
したがって、中国サッカー協会がイヴァンコヴィッチの退任を望むなら、インドネシアとの試合を終えるまで答えは出ないだろう。結局、インドネシアは中国が勝点を獲得するための主な対戦相手のひとつと見なされている。ここまでインドネシアはオーストラリアとサウジと連続して引き分けた。このような結果から中国代表が彼らに勝つことはおそらく難しいだろう。
特に、インドネシア代表は現在、オランダ1部エールディヴィジでプレーする7〜8人の選手を帰化させており、彼らはすべて絶頂期の若い選手である。
中国サッカー協会も帰化の道を選んだが、それ自体は早かったものの、やってくるのは遅かった。帰化政策のためにインドネシアが2026年W杯に参加するのであれば、それは中国サッカーにとって熟考する価値のある問題である。なぜ同じ方法で他は成功しているのに我々は失敗するだけでなく、後退さえしているのだろうか」
近年、インドネシアは帰化選手を増やすことで代表を強化してきた。
日本代表と対戦!インドネシアの血を引く「偉大」な世界的スター5名
帰化選手によるチーム強化は中国のほうが先に取り組んできたが、そこでも差がついてしまったことを悲観しているようだ。
2024年09月18日 07:06
トッテナムは9月15日に開催されたプレミアリーグの第4節で、宿敵アーセナルとホームで対戦。64分にCKからガブリエウ・マガリャンイスのヘディングシュートで被弾し、0−1で敗れた。
このノースロンドンダービーの後、批判を浴びたのがスパーズのキャプテンを務めるソン・フンミンだ。試合後のフラッシュインタビューで、次のようにコメントしたのが気に入らないファンが少なくなかったようだ。
「僕たちは試合を支配したが、再びセットプレーで失点した。昨シーズンもそうだった。本当に失望している。ファンはきっととてもがっかりしているだろう。100%改善しなければならないし、厳しい状況だが、団結しなければならない」
韓国メディア『スポータルコリア』によれば、この発言について、「支配しても勝てない。彼は間違いなく史上最悪のキャプテンだ。もう何か月もその立場にいる」「ピッチ上でリーダーシップがなく、発言力と権限を持ち、人々を鼓舞できる人物にキャプテンの座を与えるべきだ。ソン・フンミンはキャプテンではない」といった厳しい声が上ったという。
【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショット
韓国メディア『SPOTV NEWS』はこの批判に反論。「突然ソンのせいか? キャプテンが銃を持って雰囲気を台無しに? ソン・フンミンのリーダーシップに難癖」と題した記事を掲載。次のように主張した。
「トッテナムのファンは、彼らのパフォーマンスの低さをソン・フンミンのせいにした。ライバルに負けたのをキャプテンのせいにする彼らの姿は衝撃的だ」
同メディアは、リーダーシップの欠如を指摘されてた点について、「これは、常に良いことを言うのではなく、強い発言をしなければならないということだ。ソン・フンミンに率先して怒りをぶちまけてほしいという要求だ」とし、こう見解を示している。
「キャプテンのスタイルはさまざまだ。ソン・フンミンは権威で抑え込むリーダーシップを発揮しない。しかし、彼らはソン・フンミンのやり方を尊重せず、強いカリスマ性を要求する。注意しないと、チームの雰囲気がさらに台無しになる可能性がある」
また、同じく韓国の『InterFootball』も「衝撃的なトッテナム、1年でキャプテン交代か?」と伝え、「1試合で最低の評価となる」「試合ごとに評価が180度変わる」と手のひら返しに苦言を呈している。
韓国代表のスターをスケープゴートにする見方に不満を露わにした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部