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2024年07月15日 15:29
サッカーのコパ・アメリカ(2024 Copa America)は14日、決勝が行われ、アルゼンチンが延長の末に1-0でコロンビアに勝利し、最多16回目の優勝を果たした。 試合は開始前にファンが無理やりスタジアムへ入ろうとし、キックオフが1時間22分遅れるという残念な形で始まったが、最後はラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)が見事な大会5ゴール目を決めて締めくくった。 延長に入ってもこう着状態が続く中で迎えた112分、レアンドロ・パレデス(Leandro Paredes)が完璧なタイミングのタックルでボールを奪うと、パレデスのパスをジオヴァニ・ロ・チェルソ(Giovani Lo Celso)が絶妙なダイレクトパスでつなぎ、前方へ抜け出したマルティネスが自信を持って決勝ゴールを決めた。 これでアルゼンチンは2021年の前回大会と2022年のW杯カタール大会(2022 World Cup)、そして今大会と主要大会3連続優勝を飾っている。 歓喜の前には涙もあり、アルゼンチンの主将リオネル・メッシ(Lionel Messi)は、66分に接触のないところで倒れて痛みに顔をゆがめ、そのまま負傷交代。これが最後の主要大会になる可能性もある中、ベンチで感情を抑えきれずに涙を流した。またアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)にとっては感動的な代表最終戦となった。 一方のコロンビアは、チームがうまく機能していないように見える難しい試合になり、2001年大会以来のコパ・アメリカ優勝はならなかった。 ■関連記事 ・コパ・アメリカ決勝の入場で混乱、キックオフ1時間以上遅れる ・アルゼンチン、コパ・アメリカ決勝進出 メッシ弾などでカナダ下す ・ウルグアイがコパ・アメリカ3位 PK戦でカナダ下す
2025年02月10日 20:21
2月14日に2025年シーズンのJリーグがついに幕を開ける。
開幕節の注目カードの1つが、国立競技場で開催される東京ヴェルディ対清水エスパルスの一戦だろう。
両者は、ともにJ2だった23年に国立競技場で行なわれたJ1昇格プレーオフ決勝で激突。このゲームでは引き分け以上で昇格が決まるヴェルディが、後半アディショナルタイムの劇的な同点弾で1−1に追いつき、16年ぶりのJ1復帰を果たした。
10日に行なわれた新シーズンのJリーグ開幕イベントに参加した東京Vの主将・森田晃樹は、その歴史的な一戦以来となる清水との対戦について、次のように想いを明かす。
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「(昇格PO決勝の清水戦は)僕にとって人生が変わった試合で、あの日の事を思い出し、感動した記憶が蘇ってきます。もう1度、J1で戦いたいと思っていたチームと、国立という素晴らしい舞台で対戦できるのでワクワクしています。清水はもともと力のあるチームですが、J2という本当にタフなリーグを勝ち抜いてきているので、よりエキサイティングな試合になると思います」
一方、2シーズン前のリベンジを狙う清水の北川航也は、「23年の昇格プレーオフ決勝の悔しさというのは、選手、サポーター、クラブ、誰1人として忘れていない瞬間です」と闘志を燃やす。
「それを払拭するためには勝つしかないですし、開幕戦ということで非常に大事な試合で、難しくなるのは分かっていますが、全員が勝利だけを考えてプレーできればと思います」
果たして、因縁の対決はどんな展開を見せるか。
取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)
2025年02月10日 20:00
チェルシーはまたしても逸材を獲得するようだ。
『TEAMtalk』によると、チェルシーは来夏の補強として現在スポルティングからラス・パルマスにレンタル移籍中の19歳MFダリオ・エスゴの獲得が近づいているという。
スポルティングの下部組織出身であるエスゴは2023年7月に同クラブのトップチームに昇格すると、今季からはラス・パルマスにレンタル移籍をすることに。ラス・パルマスではここまでリーグ戦14試合に先発出場し、1ゴールと19歳ながらクラブの主力として活躍しており、今後の活躍が期待されていた。
そんなエスゴに来夏チェルシー行きの可能性が浮上。同メディアによると、エスゴとチェルシーはすでに個人合意に至っており、現在は来夏の移籍市場に向けてクラブ間合意を目指しているとのこと。当初は今冬での交渉成立を目指していたが間に合わず、現在は来夏での合意に向けて動いているようだ。
近年若手獲得に力を入れているチェルシーだが、果たして来夏の移籍市場でポルトガルの逸材、エスゴを加入させることはできるのだろうか。今後の動向から目が離せない。
Here's how Dário Essugo scored his first goal rocking our jersey! #LALIGAHighlights #LasPalmasMallorca #UnityMakesLasPalmas pic.twitter.com/XgVwwIEdje— UDLP English (@UDLP_english) November 26, 2024
2025年02月10日 20:00
9日、J1の横浜F・マリノスは、ベルギー1部のメヘレンからインドネシア代表DFサンディ・ウォルシュを完全移籍で獲得したと発表した。
29歳のウォルシュは、ベルギー生まれでオランダユース代表の経験を持っていたが、2023年にインドネシア代表に鞍替え。
昨年1月のアジアカップ、昨年11月のW杯予選では日本代表とも対戦。その際、日本代表DF町田浩樹との交流が話題になった。
町田はウォルシュとチームメイトになったことはないが、「(ベルギー)リーグの知り合いで近くに住んでいて、たまにコーヒーとか一緒に行きます(笑)アジアカップで仲良くなりました」と明かしている。
その町田は、Jリーグ移籍が決まったウォルシュに「おめでとう、兄弟。日本での生活を楽しんでね。6月に会おう!」とエールを送っていた。すると、ウォルシュも「アリガト、兄弟!また会おうね」と返信。
横浜F・マリノス史上最強の助っ人外国人5名
日本とインドネシアは、6月のW杯予選最終節で対戦する。
2025年02月10日 19:30
現在セリエAで得点ランキングトップに立つイタリア代表ストライカーは来夏プレミアリーグに参戦する可能性がある。
2025年02月10日 19:22
久保建英を擁するレアル・ソシエダが現地2月9日に行なわれたラ・リーガの第23節で、エスパニョールとホームで対戦。2−1で接戦を制した。
過密日程もあり、ベンチスタートとなった久保は、1−1の状況で76分から途中出場。いつも通り右ウイングでプレーする。
すると、いきなり仕掛けてクロスを供給するなど、攻撃を活性化。90分には、右サイドで相手2枚を引き付け、ポケットに絶妙のスルーパスを繰り出し、決定機を創出した。
短時間でも敵の脅威となったレフティを現地メディアも評価をしている。スペインメディア『El Desmarque』のギプスコア版は採点記事で「6点」をつけ、次のように寸評を添えた。
「ベッカーが先発したため、スタメンに入らず、後半から出場しなければならなかった。ピッチにいた間、何度か素晴らしいプレーを見せた」
【動画】相手3人を無力化!久保建英の圧巻スルーパス
また、ソシエダの地元紙『Noticias de Gipuzkoa』は「彼の投入は注目された。彼がプレーした時間は短かったが、いくつかの印象を残した」と評価。『Mundo Deportivo』紙も「活性化した」と称えている。
短いプレータイムでも、しっかりとインパクトを残したのはさすがだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2025年02月10日 19:13
新システムの3−4−2−1は機能するのか。最大の焦点は今季の横浜の明暗を分けるポイントになるだろう。
スティーブ・ホーランド監督は始動日から一貫してこのシステムを採用。主に守備面の整備に力を注いできた。昨季以前と同じように前線からのハイプレスを基本線とするが、一方で状況を見極めながらミドルブロックとローブロックを使い分ける。「守備になった時はシンプルに枚数を割いて守れるメリットがある」と語ったのは、ウイングバックを務める永戸勝也だ。
その永戸と鈴木冬一、そして反対サイドの井上健太と宮市亮が先発の座を激しく争っている。それぞれが異なる特徴を持つだけに使い分けも重要になる。プレシーズンの段階では永戸と井上がスタメンに近い存在だが、パフォーマンス次第ですぐに序列の入れ替わりがあっても不思議ではない。
もし懸案事項を挙げるとすれば、顔ぶれが大きく入れ替わったセンターバックの陣容になる。エドゥアルド、畠中槙之輔、上島拓巳という近年の主力選手たちが揃って退団し、システム変更にもトライしている。
本来ならば3バック中央に入ると目された新加入のトーマス・デンが、宮崎キャンプ終盤に負傷したのも大きな誤算だ。バックアッパーの山村和也も離脱しているため、特別指定選手の諏訪間幸成を抜てきする一手が視野に入る。強さや高さはプロと遜色ないレベルで、プロデビューの舞台が開幕戦になっても驚けない。
【画像】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!
左CBはこちらも新加入のジェイソン・キニョーネスが有力。対人守備に強く、フィットすれば間違いなく戦力になる。それを追うのが左利きの渡邊泰基だ。右CBは松原健とインドネシア代表のサンディ・ウォルシュの一騎打ち。ただし後者は加入から間もないため、実績と経験に勝る前者が先発に名を連ねるか。
最終ラインの前で防波堤となってオフェンス陣とのパイプ役となるボランチは、昨夏に加入したジャン・クルードが評価を上げている。もともと持っている資質とスケール感は他の追随を許さない。長いリーチを活かしてボールを刈り取る力にも優れ、鉄板コンビだった喜田拓也と渡辺皓太に割って入りそうだ。
2シャドーのポジションも激戦区だ。ここまでの練習試合では主にヤン・マテウスと遠野大弥をセット起用してきたが、エウベルや天野純の個性も捨てがたい。スターターとゲームチェンジャーの役割分担が重要で、指揮官の采配センスが問われるセクションになる。
現時点で不動と言える存在は、最前線に君臨する2年連続得点王のアンデルソン・ロペス、そして再加入となったGK朴一圭くらい。攻守の軸として期待される2選手が安定して力を発揮すれば、横浜の順位は自ずと上がっていく。
しかしながら開幕時点で高い完成度を求めるのは酷かもしれない。監督、選手、そして強化体制と様変わりしたシーズンなのだから、目先の結果だけを追い求め過ぎてはいけない。ACLEを含めた公式戦を戦いながら練度を上げ、徐々に成熟を図っていくべきだ。
取材・文●藤井雅彦(ジャーナリスト)
2025年02月10日 19:04
元日本代表MFの小野伸二氏が、フジテレビ系列で放送された「小野伸二の天才発掘ジャーニー in 沖縄」に出演。“天才”への考えを語った。
現役時代は数々の妙技でファン・サポーターを魅了した小野氏は「誰よりも自分自身がサッカーを楽しんで、見に来てくれるお客様を楽しませることだけを常に考えていた」という。
「正直、自分に天才という言葉が合うのかどうかは分からないけど、僕自身はそういうことを常に念頭にプレーしていました。ただそれだけ」
【画像】際立つデザインがずらり! Jクラブの2025年シーズン新ユニホームを特集!
そして「もし、天才というのがそうであれば、そういうところに選手たちが気づいてプレーをしてくれたらいいかなと思います」と述べた。
45歳のレジェンドが、後輩たちに希望を託した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2025年02月10日 19:00
クリスタル・パレスの絶対的エースは来夏ステップアップを決断する可能性がある。
2025年02月10日 19:00
サッカー・Jリーグがいよいよ今週末に開幕します。10日、東京で開かれた開幕イベントでアルビレックスの選手も意気込みを語りました。
J1各クラブの代表選手が集まった『2025Jリーグ開幕イベント』。我らがアルビの代表として登場したのは、谷口海斗。開幕戦の相手・横浜Fマリノスの印象を聞かれると・・・
■アルビレックス新潟 谷口海斗選手(29)
「(マリノスは)すごく攻撃的で、個人の能力も高い選手が多くいる。負けないように自分たちも主導権を持ってやっていきたい。」
苦労人の谷口らしく、努力を重ね収穫につなげるシーズンにしたいと意気込みました。
■アルビレックス新潟 谷口海斗選手(29)
「自分はFWなのでゴールを決めることと、クラブハウスの横でやっている農園の結果を出していきたい。」
明治安田J1リーグ第1節のアルビレックス新潟と横浜Fマリノスの開幕戦は、15日(土)午後2時に日産スタジアムでキックオフです。
2025年02月10日 19:00
愛媛FCとキットサプライヤーのJogarbola(サッカードットコム(株))は1月9日、2025シーズンの明治安田J2リーグで使用する新ユニフォームを発表した。Ehime FC 2025 Jogarbola Kit/
2025愛媛FCオーセンティックユニフォーム
先行予約受付は【1/19(日)】まで
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J昇格20年目のメモリアルイヤー✨
選手と同じユニフォームをまとって
今シーズンも一緒に戦いましょう🔥
詳細はこちらhttps://t.co/FUc15uMzMD#ehimefc#愛媛FC pic.twitter.com/EQW4KQn9W8
— 愛媛FC (公式) (@ehime_fc) January 17, 2025
愛媛FC 2025 Jogarbola ユニフォーム
2025新ユニフォームのデザインコンセプトは、引き続きクラブビジョンの「愛媛から紡ぐ」。
2006年のJリーグ参入から20年目という節目を迎えるにあたり、クラブ、ファン、サポーター、企業、ホームタウンといった愛媛FCファミリー全員で紡いできた歴史を、樹木の「20本の年輪」で表現したデザイン。裾部分には昇格20年記念のロゴマークが付く。
背面に愛媛県形のシェイプをデザイン。愛媛県民への感謝と、ホームタウンである愛媛県全域20市町の希望と期待を背負い戦う情熱を表している。
20本の年輪デザインは各ユニフォーム共通のグラフィック。キットカラーは、ホームにチームカラーのオレンジ、アウェイに愛媛県花「みかんの花」と同じホワイト、GKユニフォームは1stに瀬戸内海をイメージしたネイビー、2ndに蛍光イエローをそれぞれ採用となった。
現時点での各部スポンサーは、胸に「ニンジニア」、背中上に「伊予銀行」、左袖に「MIURA(三浦工業)」、鎖骨左に「Benefit One(ベネフィット・ワン)」、パンツ前面に「FUJI(フジ・リテイリング)」。過去2シーズンで鎖骨右に掲出し話題を呼んだ人気サッカー漫画『アオアシ』のロゴは現時点で見当たらない。
海外で街着にしたい「Jリーグのユニフォーム」8選
2025新ユニフォームは、現在のところ販売は終了。再販売が行われる場合は、愛媛FCのクラブ公式ウェブサイトにて告知されるはずだ。
2025年02月10日 18:54
Jリーグは2月10日、2025年シーズンの開幕イベントを開催した。
J1の各クラブ(ACL出場クラブのヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、横浜F・マリノス、川崎フロンターレを除く)から選手が1人ずつ出席したなか、ガンバ大阪を代表してイベントに参加したのは、ルーキーの名和田我空だ。
神村学園高から加入した18歳の逸材は、「開幕が近づくにつれて、いよいよ始まるんだなという雰囲気は感じています。ついにJリーグの舞台に立てるのかという気持ちです」とプロデビューへの想いを述べ、「2桁得点は狙っていますし、昨季のガンバは得点が少ないと言われていたので、それを少しでも自分が改善して、チームに貢献したいです」と力を込める。
【画像】際立つデザインがずらり! Jクラブの2025年シーズン新ユニホームを特集!
そんなガンバで、絶対的エースとして君臨する宇佐美貴史については、「得点を取るところ、ボールを奪われない技術、どれを取っても一流だなと思います」と、ともにプレーして感じる凄さを語り、「海外を経験している選手でもあるので、そういう部分で話を聞きたいです」と目を輝かせる。
その宇佐美や、クラブのレジェンドで元日本代表の遠藤保仁コーチからは、普段からアドバイスをもらっているようだが、「具体的なことは、チームに入らないと教えてもらえないことだと思うので、ここで自分から言うのはやめておきます」と留めた。
期待の大型新人がJリーグの舞台でどんなパフォーマンスを見せるのか楽しみだ。
取材・文●中川翼(サッカーダイジェストWeb編集部)
2025年02月10日 18:30
レヴァークーゼンは、15日(現地時間)にブンデスリーガ第22節でバイエルン・ミュンヘンと対戦する。
2025年02月10日 18:30
[第29回ちばぎんカップ、J2ジェフユナイテッド千葉 0-3 J1柏レイソル、9日、千葉・フクダ電子アリーナ]
千葉は0-3で柏に敗れ、ちばぎんカップ3連覇を逃した。
昨季J2を7位でフィニッシュし、17季ぶりのJ1復帰に向けて小林慶行(よしゆき)監督と3シーズン目を迎えた。J2開幕前の最後の実戦機会であるちばぎんカップ3連覇で好スタートを切りたかったが、開始早々の前半3分に失点した。 小林慶行監督
今季新たに背番号10を与えられたMF横山暁之(あきゆき)やFW田中和樹らを中心に同点弾を狙うも、不発に。その後、前半41分と後半1分にも追加点を許した。なんとかしてゴールを奪おうと、後半は柏を上回る計8本のシュートを放ったが、ネットを揺らせずに試合は0-3で差を見せつけられた。
試合後、小林監督は「ありえない失点が起きている」と厳しい表情で試合を振り返った。ありえないミスをレッスンにJ2開幕戦へ
「やってはいけない失点をしてゲームを難しくしてしまいました。1失点目については昨年と同様に前から(プレス)に行ったときに生まれる背後のスペース、最後のところの対応、それらの課題がずっと付きまとっている。
相手の精度やクオリティの部分が(関係)あることをやり続けているので、そういうシーンは出てくる。ただ、2失点目の部分はありえないことが起きたと選手たちに言いました。
『2年前からスタートしているこのチームにおいて、あれは俺たちがやりたいこと。やられることは絶対にない失点だ』と話しました。とにかく、ありえない失点が起きている。
3点目は、自陣での愛斗(MF品田愛斗、まなと)のミスです。前進しようとトライすれば、そのような場面はもちろん出てくる。ただ、あのようなプレーをしてしまったことはしっかりと個人で受け止めなければいけませんし、競争の中では『あんなミスをしていたら(他の選手と)取って代わられる』というチームにならないと(自分たちは)大きく成長しない。柏MF仲間隼斗(左)と千葉FW石川大地(右)
自分たちで(試合を)難しくしてしまった。ましてや、もともと力のある柏さんに対して自分たちからしてはいけないプレーをすれば、このような結果になることは当然。そのような意味では大きなレッスンになったと思います」
15日にはJ2開幕いわきFC戦が控えている中、J1柏に対してゲームをコントロールされ続けた。それでも、途中出場のMF岩井琢朗やFWデリキをはじめとする新戦力の活躍もあった千葉。指揮官は後半のパフォーマンスに一定の評価をしつつ、今シーズンの課題を口にした。指揮官がこの試合で評価できた部分
――守備と攻撃の手ごたえを教えてください。攻撃はクロスが多かったものの、単調だったように観えました。
「まず攻撃について、そのような部分があったと思います。ただ相手のシステム上、自分たちが押し込んだ中でも5枚(のブロック)でパッと組まれて、その時点で(自分たちは)何ができるのか。それ(ブロックを組まれる)以前の自分たちが相手を1個剥がした時点で何かチャンスはないのか、そこを見逃すなという部分はチームとして積み上げている部分です。2得点目を喜ぶ柏イレブン
選手に求めているところでもありますが、5-4のブロックを崩していくためのトレーニングをチームでそれほどたくさんできているわけではありません。今後、自分たちが押し込む時間帯がどれだけあるかということを考えています。
もしくは現代サッカーにおいて、ブロックを組まれた中で得点を取ることがどれだけ難しいか。サッカーのトレンドとしては前からどのチームも来るからこそ、それを剝がした瞬間ですよね。きょうの1失点目のような部分がいまのサッカー界では得点につながると思いますし、そこにフォーカスしたチーム作りをしている分、あのような場面が出るゲームもあると思います。
守備についていえば、失点のシーンは自分たちが表現したかったことをやろうとして、生まれた失点なのかなと思っています。一度(相手の攻撃を)吸収して、自陣で守らなければいけない。きょうでいえば、キーパーを含めたビルドアップのところにすごく特徴のあるチームでした。そのような中でも自分たちは自分たちのスタイルで行きました。
相手の情報もなかったですし、何をやってくるかもそれほど分からない状況でしたが、まずは自分たちのやろうとしていることを表現しようという中で、キーパーを使って剝がされて、前進されて押し込まれるシーンを多くつくられました。悔しさをあらわにする千葉DF鳥海晃司
ただ結果だけを観れば、そこから(相手のビルドアップから)失点した部分はなくて、最後まで粘り強く対応できた部分もありました。そこはしっかりと評価してあげたいと思います。
もちろん、ブロックを組んだところから自分たちが襲い掛かり、相手のバックパスを促していくシーンで、プラス1のキーパーを使われて解放されてしまう場面を作られました。そこはキーパーの能力で上回られましたし、それに伴う相手のデザインがすごくレベルの高いものでした。最後まで声援を送った千葉サポーター
ジェフユナイテッド千葉、「歴代最強の外国人選手」はこの5名!
ただ後半どうだったかというと、自分たちの守備から奪って前に行く躍動感は観せられたと思います。すごく難しいんですけど、いままで積み上げてきた部分と、きょうのような強い相手には簡単にいかない部分。
粘り強く、我慢強く守備をする部分の使い分けの精度を自分自身が上げていけるようにしたい。しっかりと選手に(戦術や意図を)落とし込めるようにすることが今シーズンの課題だと思っています」
(写真 浅野凜太郎)
2025年02月10日 18:10
2月8日に行なわれたリーグ・アン第21節で、今冬にセルティックから古橋亨梧が加入したレンヌはサンテティエンヌと敵地で対戦。残留争いのライバルに2−0で快勝を飾った。
だが、前節のストラスブール戦(1−0)で新天地デビューを飾った古橋は、出場機会を与えられなかった。
大エースだった日本代表FWの苦境に、古巣セルティックの地元、スコットランドのメディアは驚きを隠しきれない。
『Daily Record』紙は「レンヌで厳しい現実に直面する」と見出しを打ち、「キョウゴはレンヌのベンチでただ呆然としているしかなかった」と報じた。
【画像】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!
「ストラスブール戦でデビューしたキョウゴは、土曜日のサンテティエンヌ戦ではベンチに下げられ、新加入のチームが2−0の勝利で重要な3ポイントを獲得するのをただ見守るだけだった」
古橋の獲得を望んだホルへ・サンパオリ前監督が入団直後に解任されるという不運もあり、立場は不安定だ。スコットランドメディアは、「こんなことなら残留してくれればよかったのに」と考えているのかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2025年02月10日 18:00
チェルシーは新たなウインガー獲得を目指すようだ。
『TEAMtalk』によると、チェルシーは来夏の移籍市場でリヴァプールに所属する28歳のコロンビア代表FWルイス・ディアスの獲得を検討しているという。
2022年1月にポルトからリヴァプールに完全移籍を果たしたディアスは加入以降主力として活躍。今季も競争が激しいリヴァプールでプレミアリーグ17試合に先発出場し、8ゴール2アシストを記録するなど欠かせない選手として躍動している。
そんなディアスにチェルシーが興味。同メディアによると、チェルシーは来夏新たな左ウインガーの獲得を望んでおり、その候補としてクラブ内でディアスが浮上したとのこと。ACミランやバルセロナ、パリ・サンジェルマンも獲得に興味を示しているため、争奪戦が予想されるという。
リヴァプールとの現行契約が2027年6月末まで残っているディアスだが、果たして来季は他クラブでプレイすることになるのだろうか。
Luis Díaz's first hat-trick for Liverpool #UCL pic.twitter.com/vAx7JND9S7— UEFA Champions League (@ChampionsLeague) November 7, 2024