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2024年08月06日 15:53
ニューカッスルがクリスタル・パレス所属のイングランド代表DFマルク・グエイに関心を寄せているようだ。5日、『テレグラフ』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが伝えている。 現在24歳のグエイはセンターバック(CB)を主戦場とするプレーヤー。チェルシーの下部組織出身で、2019−20シーズン途中にトップチームデビューを飾った。その後はスウォンジーへのレンタルを経て、2021年夏にクリスタル・パレスへ完全移籍。すぐさま最終ラインの主軸に定着し、ここまで公式戦通算111試合の出場で5ゴール2アシストをマークしている。 EURO2024でもイングランド代表の主力として活躍し、2大会連続の決勝進出に貢献したグエイ。クリスタル・パレスとの現行契約を2026年6月末まで残しているものの、リヴァプールら複数クラブからの関心も報じられ、今夏の移籍市場でのステップアップが噂されている。 去就に注目が集まるグエイだが、ニューカッスルに加入する可能性が高まっているようだ。報道によると、最初のオファーこそクリスタル・パレスに拒否されたものの、ニューカッスルは既に2度目の入札に向けた準備を進めているとのこと。選手本人はエディ・ハウ監督率いるチームでのプレーを前向きに検討しており、個人条件をめぐる交渉が契約締結の障害になる可能性は低いと見られている。 なお、クリスタル・パレスは移籍金として6000万ポンド(約112億円)を要求しているとのこと。グエイに対しては多くのクラブが関心を寄せているものの、現時点で具体的な交渉に臨んでいるのはニューカッスルだけだという。クリスタル・パレスは受け入れ可能なオファーが提示された場合には、同選手の移籍を容認する可能性が高く、ニューカッスル側は契約締結への自信を深めつつあるようだ。 クリスタル・パレスの要求額を超える2度目のオファーを準備しているとされるニューカッスル。果たして移籍は実現するのだろうか。
2024年09月14日 06:36
日本代表は中国、バーレーンとの2026年W杯アジア最終予選に2連勝した。
ただ、今回は27名が招集されたこともあり、セルティックに所属する旗手怜央は2試合連続でベンチ外。
『BBC』などによれば、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、旗手が日本代表で起用されなかったことについてこう話していたそう。
「(旗手は日本代表で起用されずイライラしていたか)
彼に少し同情したよ。初戦に関与できず、一方、(セルティック所属の)前田大然はゴールを決めた。それは素晴らしいことだった。そして、彼は2試合目にも関与できなかった。私は彼のことを残念に思った。
なぜなら、彼はあそこに行って、練習と遠征をしていたからね。それでも戻ってきた彼はポジティブだよ。ハードワークをして、一貫したプレーを見せようとしている。うまくいけば、今後の試合で大きなモチベーションになるかもしれない。
(古橋亨梧が招集されず、旗手も起用されないのは少し奇妙に思えるが、憂慮しているか)
それか日本が本当にいいチームを持っているに違いないね!それは尊重すべきだ。
日本は一流国だし、傑出した選手たちがいる。ヨーロッパ全体やプレミアリーグをみれば、トップ選手が数人いる。それを尊重しなければいけない。
亨梧の走りや成長ぶりを見れば、彼は本当にセンセーショナルだ。怜央はプレーに一貫性をもたらせることができれば、プレーする機会も増えるだろう。
いい選手がどういうものは分かっているし、人々が間違っていると証明することが目的ではないが、自分自身を証明し続け、どうなるかを見極めなければいけない。それを続けられれば、チャンスを貰えるかもしれない。
もしそうでなくても、彼らがフレッシュなことは我々の利益になる。日本には本当にいい選手たちが揃っている」
なぜだ!森保監督の日本代表に冷遇される海外組たち
起用されなかった旗手に同情しつつ、古橋を含めた2人が重用されないのは日本代表の選手層が厚いからだとも述べていたようだ。
2024年09月14日 06:30
プリメイラ・リーガ第5節が13日に行われ、アロウカとスポルティングが対戦した。
ここまで4試合を消化したプリメイラ・リーガで4戦全勝を記録し、首位スタートと快調な滑り出しを切ったスポルティング。代表ウィーク明けの初戦となった今節は、守田英正が今季初のベンチスタートに。対する14位のアロウカは、バイエルンからレンタル加入中の福井太智が開幕から5試合連続となる先発出場を飾っている。
試合は、立ち上がりからスポルティングが支配率を高めてアロウカを圧倒。そんななか、24分に貴重な先制点を奪取する。味方のロングボールに反応したヴィクトル・ギェケレシュが右サイド深くに抜け出し、ジオバニー・クエンダを経由してフランシスコ・トリンコンにパスが渡る。DFのタイミングを外してクロスを送ると、ゴール前で待ち受けていたペドロ・ゴンサウヴェスがフリーでヘディング。アウェイチームがさっそくスコアを動かした。
前半はスポルティングが15本のシュートを放ったのに対し、アロウカはわずかに4本。ゴンサロ・ガルシア監督は後半頭から2枚替えを敢行し、スポルティング相手に反撃を試みる。
それでも62分、センターバックを務めるゴンサロ・イナシオが左サイドに大きく展開。最終ラインの背後に抜け出したヌーノ・サントスが、飛び出してきたGKのタイミングを外してクロスを送る。これが相手選手のクリアミスを誘発。ボールはゴールに吸い込まれたが、N・サントスのポジションがオフサイドラインを超えていたため、スポルティングの得点は取り消しとなった。
すると、67分にスポルティングが左サイドでコーナーキックを獲得。クロスからゼノ・デバストが頭で合わせたボールが福井の手に接触する。VARによる介入の結果、主審はPKと判断。ギェケレシュが確実に決め、スポルティングが追加点を奪った。
78分には、モルテン・ヒュルマンドに代わって守田がピッチへと送られる。ポルトガルの地で福井との“日本人対決”が実現した。直後の80分には、インターセプトに成功した守田の縦パスを起点に、フランシスコ・トリンコンが3点目を獲得。その後も守田はチームのポゼッションに加わりながら存在感を放つ。
結局、そのまま試合は3−0でスポルティングが勝利。福井はフル出場を果たした。次節、アロウカは22日にアウェイでファレンセと対戦。スポルティングはチャンピオンズリーグを挟んで22日にホームでAVSと対戦する。
【スコア】
アロウカ 0−3 スポルティング
【得点者】
1−0 24分 ペドロ・ゴンサウヴェス(スポルティング)
2−0 73分 ヴィクトル・ギェケレシュ(PK/スポルティング)
3−0 78分 フランシスコ・トリンコン(スポルティング)
2024年09月14日 06:00
物議を醸した天皇杯2回戦のFC町田ゼルビア対筑波大について、元Jリーガーの鄭大世が改めて言及した(試合は筑波大がPK戦で勝利)。
「町田の選手たちはこの試合でアピールしようと必死で、筑波大の選手たちもプロを相手にモチベーションが高かった。ゲーム後、僕の”note”もバズっていたみたいで。ただ、僕が辛かったのは僕の“note”のせいで、郄橋大悟やチャン・ミンギュらがネットで攻撃の的になってしまったこと。それがめちゃくちゃショックだった」
“note”の内容の一部を紹介すると、以下になる。
「黒田監督が言うようにレフェリングにも問題があると言っても過言ではないかもしれません。
試合を通して3枚イエローが出ましたが、内容的には7、8枚くらい出てもおかしくなかった。
前半ファーストプレーの町田の高橋大悟のアフター気味に見えるプレイで、立ち上がりなのでカードを出しづらかったので、それが試合を通しての基準になりましたね。
審判自身もそれをきっかけに迷いながらジャッジすることになってしまい歯痒く難かったと思うので、心情察します。」
ここで着目したいのが、「前半ファーストプレーの町田の高橋大悟のアフター気味に見えるプレイで、立ち上がりなのでカードを出しづらかったので、それが試合を通しての基準になりましたね・という部分。鄭大世は言う。
「試合全体を見たうえでの冷静な見解。これに共感してくれる方はほとんどだと思います。でも、アンチ町田勢が僕の発言を利用して個人に文句を言っていた。これって、攻撃をされた本人は辛い。それを聞いて、大悟にも謝罪しました」
町田批判について、鄭大世は独自の見解を示す。
「粘着質な感じで町田を批判したい人が多くいることに『なぜ?』と感じてしまいます。矛盾するようですが、そういう人たちの心理も分かる部分はあります。サッカーファンとして自分が応援しているクラブが新参者の町田に負けたら不愉快になるかもしれません。
ただ、町田の粗いプレーを切り取ったり、押したり蹴ったりしているところを切り取って『こんな汚いクラブがJ1王者になってほしくない』とか、そういうものを見ますが、僕自身、町田のサッカーが激しいとは全然思わない」
続けて鄭大世は「これくらいで文句を言っている人たちは欧州のサッカーを見てどう思うの?」と語気を強める。
「自分たちが応援しているクラブよりも弱いはずの町田が勝っているのは汚いプレーをしているから、そう言い聞かせて肯定している」
あくまで鄭大世の個人的な見解だ。批判の声を鎮めるには「J1優勝」と彼は断言する。
「タイトルを獲得したら、何も言えない空気感は出てくる。出る杭は打たれますが、出過ぎた杭は打たれません」
鄭大世曰く「町田が優勝すれば批判の声は小さくなると思います」
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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2024年09月14日 05:55
日本代表は、先の北中米ワールドカップのアジア最終予選で、中国をホームで7−0、バーレーンをアウェーで5−0と粉砕。
2024年09月14日 05:41
先の北中米ワールドカップのアジア最終予選で、日本代表はホームで中国に7−0と大勝すると、バーレーンとのアウェーゲームも5−0と圧勝。2連勝でグループCの首位に立った。
初戦の相手だった中国のポータルサイト『捜狐』は、C組の現状をまとめた記事を掲載。次のように伝えている。
「2節を終えて、グループの状況は二極化している。日本代表は強さを発揮し、予選通過に不安はない一方、中国は2連敗で得失点差はー9で最下位となっている。改善は見られず、予選敗退が続く可能性も否定できない」
また、バーレーン戦については、「それほど緊張感はないアウェーゲームで、強力な日本は試合のリズムをコントロールし、上田綺世の2ゴール・1アシストで難なく試合を展開、5−0で勝利した」と綴り、こう続けている。
「2連勝した日本は、予選の直接のライバルであるオーストラリアとの差が開いた。このグループの残りチームは基本的に日本に脅威を与えられないというだけのことだ」
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そして、中国代表に関しては、「(数的優位に立ちながら1−2で逆転負けした)サウジアラビア戦では、中国代表は初戦よりも良いパフォーマンスを見せたが、イバンコビッチ監督の戦術の失敗により、勝点3が0になってしまった。もう一つのデメリットは士気への深刻な打撃だ。2連敗後、イワンコビッチへの信頼の危機は頂点に達している」と報じている。
「イバンコビッチ氏が引き続きチームを率いることになった場合、基本的には中国代表がワールドカップのチケット争奪戦から撤退することが事前に発表されることになる」
記事は「インドネシアの現状から判断すると、中国代表は勝利を確約できず、1ポイントの獲得さえ確実ではない。日本に0−7で敗れたことが中国サッカーの最悪の汚点だと考える人が多いが、実際は中国代表の最低点はおそらくまだ先にある。最終予選の初勝利と初ポイントは遠い目標になることを証明している」と悲嘆している。
1位と最下位。日中の差に愕然としているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年09月14日 05:40
クリスタル・パレスに所属する鎌田大地が、DAZNの番組『BE TURE』で、ガンバ大阪のジュニアユースやフランクフルトに在籍したという共通点がある元日本代表MFの稲本潤一(南葛SC)と対談。その中で、プロキャリアをスタートさせたサガン鳥栖時代について語っている。
「いま思うと、僕自身すごく尖っていた。高校上がりの時は」という鎌田は、当時をこう回顧している。
「ずっと試合に出ているような選手とかに、いろいろなことを言ってたらしいですね。僕は覚えてないんですけど。いま鳥栖の先輩とか仲良かった人とご飯行くと、あの時は『なんで走らへんのや』『なんでちゃんと練習しーひんねん』とか、自分の思ったことをそのまま(口にしていた)」
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28歳の日本代表MFは「覚えてないんですけど、いま聞いたら、『そんな人なん?おれ』みたいな感じ。(当時の監督の森下)仁志さんじゃなかったら、僕、全然ダメだったと思います。仁志さんがそういうやんちゃというか、尖ってる人が好きで」
現役時代はガンバ大阪で稲本ともプレーした森下監督は、やや生意気だった鎌田に理解があり、それが10代での飛躍に繋がったようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年09月14日 05:32
ブンデスリーガ第3節が13日に行われ、ドルトムントとハイデンハイムが対戦した。
ここまで2試合を消化したブンデスリーガで1勝1分を記録しているドルトムント。ホームで迎え撃つのは、昇格2年目ながら開幕から公式戦5連勝と順調な滑り出しを切ったハイデンハイムだ。ドルトムントを率いるヌリ・シャヒン監督は、代表ウィーク明けの初戦にパスカル・グロスやユリアン・ブラントらを先発起用。センターフォワードにはセール・ギラシが配置された。
試合は立ち上がりの12分にドルトムントがスコアを動かす。相手陣内でボールを持ったグロスが、体を張ったキープから左サイドで待つカリム・アデイェミにパス。鋭いドリブルでカットインし、ボックス手前のドニエル・マレンへとボールを繋ぐ。ターンしながら右足で放った低弾道のシュートは、ブロックを試みたDFの股下を通過しながらゴールイン。ドルトムントが幸先よく先制に成功した。
勢いに乗るドルトムントは、直後の17分に自陣深くでユリアン・リエルソンがインターセプト。素早く繋いでカウンターに移行する。マレンがピッチ中央をドリブルで運び、ボールはブラントを経由してペナルティエリア左角のアデイェミへ。ワンタッチでゴールに流し込み、ドルトムントが追加点を奪った。
一方のハイデンハイムも、39分にGKからビルドアップを行い右サイドでスローインを獲得。ボールを投げ入れたオマール・ハクタブ・トラオレが、味方とのリターンからゴール前に右足でアーリークロスを蹴り入れる。DFのギャップに走り込んだマービン・ピアリンジャーがヘディングで豪快に叩き込み、ハイデンハイムが1点を返した。
それでも直後の41分、右サイドでボールを受けたリエルソンがスピードを生かしてマーカーを突破。長い距離を運んで中に折り返すと、手前でギラシがスルーしたボールにアデイェミが反応する。GKの逆を突きながらネットを揺らし、ドルトムントが再びリードを2点に広げた。
後半も攻勢を強めるドルトムントは、66分にカウンターの流れからボールを受けたブラントが右サイドを駆け上がる。クロスは相手にクリアされたものの、ボックス手前でグロスがこぼれ球を回収。右足から出されたパスをマルセル・ザビッツァーがダイレクトでシュートに持ち込む。しかし、ボールはゴールに吸い込まれたが、グロスのハンドが認められたため得点は取り消されてしまう。
すると、73分にミッケル・カウフマンがニクラス・ズーレにボックス内で倒され、ハイデンハイムがPKを獲得。キッカーを務めたマクシミリアン・ブロウニヒが冷静に沈めてハイデンハイムがリードを縮める。
だが、ドルトムントも後半アディショナルタイムにエムレ・ジャンがPKを成功。結局、そのまま試合は終了し、4−2でドルトムントが勝利した。次節、ドルトムントはチャンピオンズリーグを挟んで22日にアウェイでシュトゥットガルトと対戦。ハイデンハイムは21日にホームでフライブルクと対戦する。
【スコア】
ドルトムント 4−2 ハイデンハイム
【得点者】
1−0 12分 ドニエル・マレン(ドルトムント)
2−0 17分 カリム・アデイェミ(ドルトムント)
2−1 39分 マービン・ピアリンジャー(ハイデンハイム)
3−1 44分 カリム・アデイェミ(ドルトムント)
3−2 74分 マクシミリアン・ブロウニヒ(PK/ハイデンハイム)
4−2 90+3分 エムレ・ジャン(PK/ドルトムント)
2024年09月14日 05:05
現地9月14日に開催されるラ・リーガの第4節で、久保建英が所属するレアル・ソシエダが、王者レアル・マドリーと対戦する。
2024年09月14日 05:00
「あれの何が悪いの?」
元Jリーガーの鄭大世がそう反応したのが、PK時の水かけについて。FC町田ゼルビアの藤尾翔太がPKを蹴る前ボールに水をかける行為について、鄭大世は「何が悪いの?」と主張したのだ。
「最近(ジュビロ磐田戦で)レフェリーも止めたじゃないですか。あれは何ですか? レフェリーも(町田への過剰反応に)何かしら影響されていますよね。公平じゃないような気がします。ゴールを取るためならルールの範囲内で何でもやるでしょ。ならば、PKを蹴る前に一歩止まることはいいのかとなります。それは許されているのに、水をかけるのはダメというのは理解できません」
水かけを「阻止する相手選手は理解できます」と鄭大世は言う。
「相手がゴールを奪われないように、そういう行為を防ぐのは当たり前。ただ、レフェリーが止めてはダメです」
水かけの行為に対して両チームが争った場合、それを止めるのはレフェリーの仕事だが、ボールを変更する行為はやりすぎというのが鄭大世の見解だ。
「正直、藤尾選手をいじめているように映って。アンチ町田の人たちはレフェリーの行為をおそらく望んでいます。アンチサポーターの気持ちがレフェリーに乗っかってしまった。そうなると、集団対個の構図になってしまって、いじめになってしまう。ゴールを決めるために色々と工夫している藤尾選手を寄って集って止めようとしている。それはいじめだし、見ていて納得できなかった」
これが正解とかではなくて、ひとつの見方である点は最後に強調しておきたい。ちなみに、競技規則には「水をかけてはいけない」「水をかけてもいい」との記載はいずれもない。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【記事】競技規則に「ボールに水をかけちゃいけない」の記載なし。ではどうジャッジすべきか。審判委員会が25分をかけて詳細に説明
2024年09月14日 04:50
世界でも類をみない、前代未聞の事件に判決が下された。
スペイン出身で現在アリス(ギリシャ)でプレーするウーゴ・マジョが渦中の人物だ。現在33歳のDFはセルタ(スペイン)に所属していた2019年4月、エスパニョール戦で目を疑う蛮行に及んだ。試合開始前に両選手がハイタッチを交わすなかで、マジョはホームチームであるエスパニョールの鳥マスコット“ペリカ”の胸を触ったのである。
【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け!
スペイン全国紙『MARCA』などによると、マジョはその際に「オスなのか、メスなのか?」「おっぱいはあるのか?」などと呟いて本体の中にまで手を入れてきたという。ペリカの中にいた女性は翌日に警察に通報。裁判は一度やり直されるなど紆余曲折を経て、ついに現地9月12日に判決が下された。
マジョは「中に女性が入っていたとは知らなかった」「単に挨拶をしただけだ」などと主張したがいっさい認められず。性的虐待を犯した罪で有罪となり、損害賠償1000ユーロ+罰金6000ユーロ(1日100ユーロ×20か月分)の合計7000ユーロ(約109万円)が科された。マジョ側は控訴に踏み切る予定だという。
判決を受けて、これまで匿名で裁判を見守っていた被害女性が実名を明かし、地元メディアの取材に応じた。カルメ・コマさんは「本当にショッキングな出来事でした。怒りと嫌悪で抑え切れなくなり、通報しなければいけないと感じてすぐ行動に移したのです」と当時を振り返る。そして「彼を押しのけようとしたけどダメで、『このクソ野郎!』と叫びもしましたね。彼はたしかに私の胸に触れた。悪ふざけで許されるものではありません」と断じた。
さらにコマさんは「2万の観衆の前で起こり、証拠のビデオまであった。それなのにまだ私の言葉に疑念を抱くひとがいたのは残念でした」と、裁判が長期に至った事実に疑問を呈した。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年09月14日 02:01
トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、アーセナルとの“ノースロンドン・ダービー”に向けた決意を語った。13日、イギリスメディア『BBC』が同監督のコメントを伝えている。
ここまで3試合を消化したプレミアリーグで1勝1分1敗を記録しているトッテナム。上位浮上のきっかけを掴むべく代表ウィーク明けの初戦で激突するのは、同じ街に本拠地を構える“宿敵”アーセナルだ。トッテナムはマリ代表MFイヴ・ビスマ、アーセナルはノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアが代表活動で負傷。主力選手が互いに離脱したなか行われる一戦は、日本時間15日の22時にキックオフを迎える。
会見に出席したポステコグルー監督は、ダービーを前にファンの期待を抑える必要があるかと問われ、「私はこれまで一度もそうしたことはないと思うし、人々に期待を調整させながら試合に臨んだと思われるのは嫌だ」とコメント。続けて、「何かを恐れたり、怯えたり、成功を夢見ることを怖がってスタジアムに入るべきじゃない。私は過去にそんなことをしたことはないし、これからもやらない。なぜならそれは私の指導方法や生き方ではないからだ」と強い意気込みを口にした。
また、対戦相手のアーセナルについては、「メンタリティとアプローチの一貫性。特にこの2年間、彼らは本当に執拗に努力してきた」と称賛しつつ、「どの試合でも彼らは勝てると感じている。プレミアリーグのシーズンを通して挑戦できるという自信が彼らにはある」と指摘。一方で、「彼らを倒すのは難しいだろうが、それを成し遂げるには絶好のチャンスだ」と宿敵撃破に向け闘志を燃やしている。
2024年09月14日 01:08
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、今夏にレンタル移籍で加わったイングランド代表FWラヒーム・スターリングについて言及した。
2024年09月13日 23:38
プレミアリーグは13日、公式サイトで8月の月間最優秀選手賞(MVP)と最優秀監督賞を発表した。
月間MVPに選出されたのはマンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWのアーリング・ハーランド。チェルシーを相手にした開幕戦で1ゴールを挙げると、続く第2節イプスウィッチ戦、第3節のウェストハム戦と連続ハットトリックを達成し、リーグ戦3試合に7ゴールと大爆発した。これはプレミアリーグの開幕3試合での史上最多ゴール記録となる。
受賞に際しハーランドはクラブ公式サイトを通じ「シーズンの早い段階でこの賞を獲得できてうれしい。また、この賞を獲得するために協力してくれたチームメイト、コーチ、スタッフにとても感謝している」と喜びのコメントを発表した。
また、最優秀監督賞はリーグ開幕後の3試合で2勝1分けの2位と好スタートを切ったブライトンを率いるファビアン・ヒュルツェラー監督が受賞。
同クラブで開幕から3試合連続スタメン出場中の日本代表FW三笘薫は開幕節のエヴァートン戦で自陣から長い距離をドリブルで持ち運び、最後は右からのクロスにダイレクトで合わせて先制ゴールをマーク。続くマンチェスター・ユナイテッド戦では左からのクロスで先制点をアシストし、第3節のアーセナル戦でも鋭いドリブル突破で何度もチャンスを演出するなどヒュルツェラー監督の下で躍動した。
史上最年少の31歳で同賞を受賞したヒュルツェラー監督は、クラブ公式サイトを通じ、「このトロフィーは自分の仕事だけでなく、クラブ全体、スタッフ、選手たちの貢献が認められたことを意味するので嬉しい」とし、「これを受賞するためには団結が必要です。今は、次の受賞を目指しています」と意気込みを語った。
なお、8月の月間最優秀ゴールは、チェルシーMFコール・パルマ―が第2節ウルヴァーハンプトン戦の45分に決めたループシュートに決定。月間最優秀セーブは、アーセナルGKダビド・ラヤが第2節アストン・ヴィラ戦の54分に見せたセーブに決定した。
【動画】プレミア8月最優秀ゴール&最優秀セーブ
Take it away, @daviidraya1...⛔️ pic.twitter.com/sYFzk0VGuu— Premier League (@premierleague) September 13, 2024
A special goal from @ChelseaFC's Cole Palmer 🤌 pic.twitter.com/dvQPZVfzfl— Premier League (@premierleague) September 13, 2024
2024年09月13日 23:30
油断は禁物だが、日本代表が今月行われた2026ワールドカップアジア最終予選2試合で見せたパフォーマンスは圧巻だった。
韓国、オーストラリア、サウジアラビアといったアジア常連国が勝ち点を取りこぼす中、日本はホームで中国代表を7-0、アウェイでバーレーン代表を5-0で粉砕。まだ最終予選は始まったばかりだが、『ESPN』も「日本は止められない」と脱帽している。
同メディアは早くも9人の選手が得点を挙げている点に注目していて、今月の2試合では遠藤航、三笘薫、南野拓実、伊東純也、前田大然、久保建英、上田綺世、守田英正、小川航基がネットを揺らした。
特に攻撃陣の選手層は歴代最高クラスにあり、上記の選手以外にも堂安律、中村敬斗、鎌田大地、浅野拓磨らがいる。代表マッチウィークでは1ヶ月に2試合をこなすケースが一般的だが、今の森保ジャパンは2列目から前線の顔ぶれを1試合ずつガラリと変えることが可能になっている。今回はセルティックMF旗手怜央が2試合ともベンチ外となっていて、セルティックの中盤でNo.1と言われる旗手でもベンチに入れないことが選手層の厚さを物語っている。
英『The Guardian』も2戦12ゴールのスタートを取り上げていて、「どの選手が出場してもスタイルは変わらず、そして長年の弱点であった決定力には変化があったようだ」と触れている。中国、バーレーンは格下ではあるが、バーレーン戦のように最終予選のアウェイゲームでもゴールラッシュを披露出来るようになったのは見事だ。以前は決定力不足と言われることも多かったが、時代とともに得点力はかなり上がってきたと言えよう。
同メディアは「(予選の仕組み的に)そうする必要はないが、日本がグループCを全勝で終えても驚かない」と付け加えている。森保一監督としても、2026ワールドカップ本番へアジアで圧倒的な力を発揮したいと考えているはず。10月にはアウェイでのサウジアラビア戦、ホームでのオーストラリア戦と勝負の2試合が予定されているが、日本の攻撃力は再び爆発するだろうか。
2024年09月13日 23:28
ビジャレアルは12日、クラブ公式Xでブラジルのリオデジャネイロ市を拠点とする『ペレ・アカデミー』との提携を記念し、コルコバードの丘にある巨大キリスト像が同クラブのユニフォームを着用したと発表した。
黄色のチームカラーとビートルズの曲にちなみ「イエローサブマリン」の愛称を持つビジャレアルは若い才能を発掘し育成する国際プロジェクトをアメリカ、カナダ、メキシコ、オーストラリア、韓国などで展開。そして今回、新たなプロジェクトとして、ブラジル代表を3度のFIFAワールドカップ制覇に導いた“ペレ”ことエドソン・アランテス・ド・ナシメント氏に関連した育成組織『ペレ・アカデミー』と提携することを発表した。
そして、この提携を祝うイベントがリオデジャネイロ市で開催。同市のコルコバードの丘のキリスト像にビジャレアルのユニフォームがプロジェクターで投影され、キリスト像が初めて海外クラブのユニフォームを「着用」した。
なお、このイベントには2002年から2013年までビジャレアルでプレーし、現在は同クラブの役員を務めるマルコス・セナ氏が出席。この提携について「ビジャレアルは『ペレ・アカデミー』と同様、ユースカテゴリーを優先するクラブです。両クラブの提携は『完璧な結婚』で、このプロジェクトは成功に向けて、歩みを始めました」と喜びのコメントを発した。
【動画】リオデジャネイロのキリスト像がビジャレアルのユニフォームを「着用」する瞬間
𝐄𝐋 𝐂𝐑𝐈𝐒𝐓𝐎 𝐑𝐄𝐃𝐄𝐍𝐓𝐎𝐑 𝐒𝐄 𝐕𝐈𝐒𝐓𝐄 𝐃𝐄 𝐆𝐀𝐋𝐀 𝐏𝐀𝐑𝐀 𝐔𝐍𝐀 𝐀𝐋𝐈𝐀𝐍𝐙𝐀 𝐇𝐈𝐒𝐓𝐎́𝐑𝐈𝐂𝐀 💛🤝🇧🇷
El Cristo Redentor luce la camiseta del Villarreal CF para oficializar el acuerdo de colaboración entre la entidad amarilla y la Academia Pelé de Brasil,… pic.twitter.com/v8DYyGxkLO— Villarreal CF (@VillarrealCF) September 12, 2024