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2024年09月13日 23:30
油断は禁物だが、日本代表が今月行われた2026ワールドカップアジア最終予選2試合で見せたパフォーマンスは圧巻だった。 韓国、オーストラリア、サウジアラビアといったアジア常連国が勝ち点を取りこぼす中、日本はホームで中国代表を7-0、アウェイでバーレーン代表を5-0で粉砕。まだ最終予選は始まったばかりだが、『ESPN』も「日本は止められない」と脱帽している。 同メディアは早くも9人の選手が得点を挙げている点に注目していて、今月の2試合では遠藤航、三笘薫、南野拓実、伊東純也、前田大然、久保建英、上田綺世、守田英正、小川航基がネットを揺らした。 特に攻撃陣の選手層は歴代最高クラスにあり、上記の選手以外にも堂安律、中村敬斗、鎌田大地、浅野拓磨らがいる。代表マッチウィークでは1ヶ月に2試合をこなすケースが一般的だが、今の森保ジャパンは2列目から前線の顔ぶれを1試合ずつガラリと変えることが可能になっている。今回はセルティックMF旗手怜央が2試合ともベンチ外となっていて、セルティックの中盤でNo.1と言われる旗手でもベンチに入れないことが選手層の厚さを物語っている。 英『The Guardian』も2戦12ゴールのスタートを取り上げていて、「どの選手が出場してもスタイルは変わらず、そして長年の弱点であった決定力には変化があったようだ」と触れている。中国、バーレーンは格下ではあるが、バーレーン戦のように最終予選のアウェイゲームでもゴールラッシュを披露出来るようになったのは見事だ。以前は決定力不足と言われることも多かったが、時代とともに得点力はかなり上がってきたと言えよう。 同メディアは「(予選の仕組み的に)そうする必要はないが、日本がグループCを全勝で終えても驚かない」と付け加えている。森保一監督としても、2026ワールドカップ本番へアジアで圧倒的な力を発揮したいと考えているはず。10月にはアウェイでのサウジアラビア戦、ホームでのオーストラリア戦と勝負の2試合が予定されているが、日本の攻撃力は再び爆発するだろうか。
2025年05月17日 22:25
現地5月17日に開催されたスコットランドリーグの最終節で、前田大然と旗手怜央が所属するセルティックがセント・ミレンとホームで対戦した。
すでにリーグ4連覇を決めているセルティックは前田が先発、旗手が怪我のためメンバー外となったなか、序盤からボールを握って試合を進める。
開始5分、ここまでリーグ戦16ゴールを奪い、得点ランキングで2位につける前田がジョンストンのクロスに反応。ニアサイドに飛び込んだが、わずかに合わせられず。
25分には左サイドでパスを受けた前田がドリブルで縦に突破してクロスを上げたが、ゴールラインを割ってしまった。ホームチームはその後も攻め続けたが得点は奪えず、スコアレスで前半を終える。
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迎えた後半、セルティックは自陣右サイドでFKを与えると、スケールズのクリアを拾ったアユンガに左足のシュートを決められて先制を許す。
64分には、前田が決定機を迎える。ゴール前でフリーになり、右からのクロスに頭で合わせたが、シュートは枠の上に外れる。
72分には前田が途中交代。得点王が懸かっていた日本人アタッカーはリーグ戦4試合連続ノーゴールに終わり、数字を伸ばせなかった。
その後、セルティックは多くのチャンスを作るも、ゴールが遠い。それでもアディショナルタイムにフォレストが土壇場で同点弾を奪った。試合はこのまま1−1で終了した。
24日にはスコティッシュカップの決勝でアバディーンと相まみえる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2025年05月17日 22:20
2025年5月17日、浦和レッズが劇的な展開で3-2とFC東京に逆転勝利。2度もリードを許しながら懸命に食らいつき、後半のアディショナルタイム(90+3分)に決勝点を決めた。 殊勲者のひとりが、途中出場で2ゴールを奪った松本泰志。1-2で迎えた80分、右サイドからの金子拓郎のクロスに合わせて同点弾を沈めると、後半アディショナルタイムには関根貴大のふわりと浮かしたパスに反応してボレーシュートで叩き込んだ活躍はこの試合最大のハイライトだ。 「まずは同点に追いつくことだけ考えました」 そんな心境でピッチに入った松本は2ゴールについて「先輩方のクロスガ良かった。自分は押し込むだけで良かった」と謙虚に答えつつ、「自分自身もホームで初得点だったので、嬉しかったです」と喜びを噛み締めた。【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”
特筆すべきは2点目だろう。あの時間帯で関根のクロスを冷静に胸でトラップしてシュート。焦っても仕方ない場面だが、本人の感覚はどうだったのだろうか。「ちょっと体重が乗っていてヘッドだとダメだったので、胸で止めるしかなくて。ただ、練習の時から関根選手がボールを持った時は絶対に動き出そうと考えていたので、相手の裏を取れてシュートまで行けたので良かったです」 シュートは「つま先で触った感じ」で「全然狙ってない」。精いっぱいのプレーで蹴り込んだというのが本人の感覚だった。 2ゴールともVARが介入した点については、「お願い」と祈っていた。だから、「VARがクリアした時はホッとした」という。「自分が小さい頃から見ていたスタジアムですから。今度は自分が子どもたちに夢を与えられたら良いと思います」取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
2025年05月17日 22:10
J1横浜F・マリノスは17日、ファン、サポーターに向けて声明を発表した。
現在J1で20チーム中最下位の横浜FMは、今季1勝5分9敗と長い暗闇から抜け出せずにいる。
今月17日に開催されたJ1第17節京都サンガ戦で0-3と大敗し、クラブワーストタイとなる6連敗を喫したこの日に声明文を出した。
声明文の内容は以下の通り
「日頃より、熱い応援を送ってくださるファン・サポーターの皆さまに心より感謝申し上げます。そして、このような結果となっていることに対し、深くお詫び申し上げるとともに、非常に重く受け止めております。
2025シーズンのJ1リーグも15試合を終え、現在1勝5分9敗で最下位と非常に苦しい状況が続いておりますが、横浜F・マリノスはこの順位にいることが許されるクラブではありません。Jリーグ開幕から皆さまが大切に築いてきた横浜F・マリノスの歴史と伝統を必ず守る必要があります。
そのためにも、J1残留に向けて覚悟を持って臨み、目の前の一戦一戦を大事にし、絶対に残留させます。また、そのために必要なことは、クラブとしてすべて取り組んでまいります。そして、クラブがこの厳しい状況から抜け出すには、皆さまのお力添えが必要です。これからもともに戦って下さい。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2025年5月17日 横浜マリノス株式会社
代表取締役社長 中山昭宏」(原文ママ)
Jリーグオリジナル10に名を連ねる名門はこれまで一度もJ2降格を経験していないだけに、この金看板を守れるかに注目を集めている。
横浜F・マリノス、「歴代最高の日本人選手」はこの5人!
横浜FMは21日午後7時に次節ホームで、リーグ2連覇中の王者ヴィッセル神戸と激突する。
2025年05月17日 22:00
世界最速で2026年W杯の予選を突破した日本代表。
2025年05月17日 21:40
2024年1月に行われたクープ・ドゥ・フランス6回戦のラシン・クラブ戦の出場を最後に、1年半ピッチから遠ざかっていたガラスのDFが戻ってきた。
この1年半膝の怪我で離脱が続いていたのは、フランスのリールに所属する元フランス代表DFサミュエル・ウムティティだ。
ウムティティといえば、2018年のワールドカップ優勝メンバーでもある。当時のフランス代表ではラファエル・ヴァランとセンターバックコンビを組み、フランスの優勝に大きく貢献。クラブの方ではバルセロナにも所属し、トップクラスのDFと評価されてきた。
しかしワールドカップ後は度重なる怪我に悩まされ、今季もその問題は続いていた。昨年1月に膝を痛めたところから手術を決断し、今季は1分もプレイ出来ていない。まだ31歳ではあるが、体がボロボロすぎることから現役引退の可能性も噂された。フランス代表で相棒だったヴァランも怪我の影響で現役を退いており、それにウムティティも続く可能性があったのだ。
まだ今後のことは分からないが、ひとまずウムティティは今月4日に行われたリーグ・アン第32節のマルセイユ戦でベンチ入りを果たした。続くブレスト戦もベンチには入っており、チームトレーニングにも復帰できている。今季の出場は難しいだろうが、ベンチに戻ったのは重要な一歩と言えるか。
クラブとの契約は今季限りとなっており、スペイン『SPORT』もウムティティのキャリアがどこへ行き着くか分からないと伝えている。再びサッカー選手としてピッチに立てるのか。ウムティティの怪我との戦いは続いている。
2025年05月17日 21:22
ライプツィヒに所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコは、今シーズン終了後の6月に自身の将来する見通しのようだ。16日、イギリス『スカイスポーツ』が報じている。
現在21歳のシェシュコは、2023年7月にザルツブルクから加入。恵まれた体格とスピードを生かしたプレーを得意としており、加入2シーズンで公式戦86試合に出場し、39ゴール8アシストを記録している。
将来を嘱望されるシェシュコには欧州のビッグクラブが関心を寄せており、現在はアーセナルやチェルシー、リヴァプールなどプレミアリーグのチームに加えて、ユヴェントスやナポリも注目しているとされている。今夏の移籍市場で注目銘柄の1人となっている同選手だが、自身の去就については今シーズン終了後の6月に判断を下すと見られている
報道によると、シェシュコの契約には契約解除条項があり、現在は8000万ユーロ(約135億円)程度の金額が設定されている。しかし同選手の成績によってその金額は変動するようで、今後は上昇する可能性もあることが指摘されている。
また、上記のクラブ以外にもスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクが退団した場合の代役として、ニューカッスルも興味を示していたようだが、ニューカッスルが来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に近づいていることから、関心は薄れつつあるという。
なお、シェシュコ本人は、国内リーグでタイトルを争い、かつCL優勝を狙えるクラブへの移籍を希望しているという。一方で納得のいくオファーが届かなければ、今夏のライプツィヒ残留の可能性もあるようだ。
2025年05月17日 21:04
FC町田ゼルビアは5月17日、J1第17節で柏レイソルとホームで対戦し、3−0で完勝。この試合でDF林幸多郎が2得点に絡むパフォーマンスをみせた。
左ウイングバックで先発した林は開始4分、ゴール前のこぼれ球にいち早く反応して押し込み、2試合連続ゴール。さらに16分には左サイドを鋭いドリブルで仕掛けてゴールラインギリギリまで持ち込み、折り返したボールが相手に当たってオウンゴールを誘発した。
「ホームでなかなか勝てていない状況だったので、今日はしっかりサポーターに勝利を届けることができて良かった」(林)
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4試合ぶりの勝利に貢献し、試合後に笑顔を見せた24歳は、自身の好調の要因をこう語る。
「点に繋がっているのは、逆のウイングバックのクロスに入ることを意識してランニングしているところ。やっぱりあそこに走らないとボールは来ないので、それが点を取れている要因かなと。
自分が仕掛けることでコーナーキックやスローイン、自分たちの武器(セットプレー)が取れる。それが一番、自分たちのチャンスになるし、その回数を増やすことで、自分たちのリズムになるので、そこは(監督から)日ごろから言われているところです」
昨年、横浜FCから完全移籍で加入し、町田で2年目のシーズン。鋭い仕掛けやゴール前へ飛び込む姿勢など、試合を重ねる度に自信を感じるプレーが増えてきている。林のさらなる活躍に期待は高まるばかりだ。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2025年05月17日 21:00
今季、セレッソ大阪で中心選手として活躍している20歳の生え抜きFW北野颯太。
2025年05月17日 20:41
「やべーな。でもピンチはチャンスだな。土曜日応援しに行く事決めた。まだまだこれからでしょ」
横浜FMのOB大津祐樹氏は、トリコロールが5月14日に柏に0−2で敗れたあと、自身のXでそう発信していた。
迎えた17日の京都戦。横浜FMは0−3で完敗。6連敗で10戦未勝利。最下位脱出のきっかけを掴めなかった。
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「実際に今日見に行って」
大津氏は試合の結果を伝える投稿を引用し、自身の考えを綴る。
「率直に言うと変化が必要。今のままでは正直難しいと思う」
ハッシュタグには「# どう変化できるかに期待」。古巣の奮起を待ち望んでいる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2025年05月17日 20:21
2025年5月17日、ホームのFC東京戦で守護神の西川周作がスタメンにカムバックした。同6日のガンバ大阪戦で左足太もも(ハムストリング)を負傷してから、2試合ぶりに先発メンバーに名を連ねたのだ。 埼玉スタジアム2002で3-2と劇的な勝利を収めたあと、囲み取材に応じた西川は「すぐに戻って来られて嬉しい」と笑顔を見せた。「1試合でも早く復帰する努力をしながら、いろんな人に助けてもらいました。1、2週間休んでしまうとコンディションがガクッと落ちてしまう感覚があるので、とにかく休まない選択。このタイミングで戻ってきて、勝利できて本当に良かったし、自分にとっても、身体にとっても良い刺激になりました」【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”
負傷の度合いは「普通の人なら1か月以上離脱」するレベルだったという。にもかかわらず”2週間足らず”で早期復帰した西川は「もう気持ちで。今は出血も引いて、まだまだ若いなと」と記者団の笑いを誘うと、「問題なく今日もできて。皆さんの前でプレーできて良かったです」と頬を緩めている。 果たして、プレー中に怖さはなかったのか。ハムストリングは再発も懸念される箇所だが、「怖さは全くなかった」そうだ。「練習と違って、アドレナリンが。見てくれているファン・サポーターの視線を感じると身体も大丈夫というふうになりますね」 西川の復活劇には、ファン・サポーターの存在も不可欠だった。取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
2025年05月17日 20:00
インドネシア『KOMPAS.id』は16日、インドネシア・マランで11日に発生したプルシク・ケディリのチームバスへの投石事件の目撃者15人を警察が取り調べたと報じた。
同メディアによると、マラン県カンジュルハンでのアレマFC戦の試合後に発生したプルシク・ケディリのチームバスへの投石事件が発生し、警察はこの事件に関して15人の目撃者に尋問した。
この事件により、バスの前方左側の窓が割れ、プルシク・ケディリのコーチが頭に打撲傷を負い、もう1人が手にケガを負った。事件を撮影したビデオによると、投げつけられたのは照明があまりはっきりしない道路脇からの投石だったという。
目撃者には、投げつけられたバスの運転手、現場コーディネーターのアレマニア氏が含まれていた。
死傷者多数…スタジアムで発生した5つの悲劇
警察はソーシャルメディア、現場周辺から入手した多数の映像を監視して分析を行っている。投石事件のより鮮明な映像を持っている人にも情報提供を呼びかけている。
2025年05月17日 19:51
レアル・マドリードは17日、ボーンマスに所属するスペイン代表DFディーン・ハイセンの獲得で合意に達したと発表した。
2025年05月17日 19:49
FC町田ゼルビアは5月17日、J1第17節で柏レイソルとホームで対戦し、3−0で快勝を収めた。
立ち上がりから攻勢に出た町田は、開始4分に林幸多郎の2試合連続ゴールで幸先よく先制すると、16分には相手のオウンゴールで追加点。さらに45+2分には、PKをナ・サンホがしっかりと決めて、3点差とした。
後半、相手に何度かチャンスを与えた時間帯もあったが、守備陣が粘り強く無失点に守り切った。クリーンシート達成は実に9試合ぶりだった。
この背景には、サポーターからの想いを受けた選手の活躍があった。
前節の清水エスパルス戦(2−2)で失点に関与したことで、責任を感じていたというキャプテンの昌子源は、その悔しさを晴らす上々のパフォーマンスを披露。試合後、記者から「今日はキャプテンとしてのプレーができたのでは?」と訊かれると、「あの僕ね、ファンサービスが今週はハイタッチだったんですよ」と切り出し、練習でのファンとの交流を明かした。
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「その時に手紙を2通いただいた。すごくグッとくる、ありがたい手紙だった。(清水戦で失点に関与した後)自分がキャプテンとして向いてないとは言ったつもりはもちろんないですけど、このままではキャプテンとしての僕の中での存在意義はない。だから、次の試合はキャプテンとしてチームを勝たせるプレーをしたいと言った。
(手紙をくれたファンは)それをどう思ってくれたか分からない。僕はもうキャプテン向いてない、自分を責めたように捉えたのかもしれないですけど、すごくありがたい手紙を2通もらった。自分の中でグッとくるものがあって、その手紙は大事にしている」
綺麗な字でしたためられていたという女性2人からの手紙。「これは応えないとなっていう思いがあった」との言葉通り、昌子は最終ラインを牽引し、完封勝利に貢献した。
ファン・サポーターの想いが選手の後押しとなり、見事4試合ぶりの勝利を手にした。
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
2025年05月17日 19:46
[J1第17節]横浜FM 0−3 京都/5月17日/日産スタジアム
京都サンガF.C.は5月17日、J1第17節で横浜F・マリノスと敵地で対戦し、3−0で勝利した。
序盤から横浜FMにボールを保持され、攻め込まれるシーンもあった京都だが、高いインテンシティと素早いトランジションで徐々にペースを掴む。すると31分、松田天馬がミドルシュートを突き刺し、先制に成功した。
1点リードで折り返した後半も、横浜FMがポゼッションで優位に立つ状況は変わらない。しかし、固い守備で決定的なシーンを作らせなかった京都は、67分に奥川雅也、81分に福田心之助がネットを揺らし、3−0で快勝した。
【動画】松田天馬の先制ミドル!
試合後の会見で、京都の者貴裁監督は「自分たちの良さを全部出せたのかと言うとハテナですけど、相手の良さを消しながら、したたかに自分たちのリズムにしていく戦い方ができた」とコメント。そのうえで、こう手応えを口にした。
「リバプールやバルセロナが優勝しましたけど、彼らも他のチームと同じくらいピンチはある。なんとか足を出して失点を防いで、そうした結果が3点取られても4点取るチームになっているのは、我々がベンチマークにすべき現象です。
1対1を作られたくないから下がって、ブロックを作って、相手のミスを待つ。それでは選手とチームの成長はない。もちろん、そういう勝ち方も必要ですけど、ずっと我慢してやってきたなかで、今日みたいな戦いがJ1でやれたのは、また1つ違った手応えがあります」
また、指揮官は「上から目線ではないですが」と前置きし、最下位に沈む横浜FMにも言及した。
「昨年、自分たちはこの時期に、マリノスさんと同じように勝点を取れずに苦しんで、選手と一緒に光の見えない闇の中を突き進んで今がある。マリノスさんはリーグを引っ張ってきた存在でもあるし、そういった意味では、後期の戦いの時に良い試合ができるように、僕らも楽しみにしています。
僕たちが(J1に戻ってきた3年前に)コテンパンにされたチームで、目ざしてきたチームなので、切磋琢磨していける存在でいてほしいですし、マリノスらしいサッカーでリーグを引っ張っていってもらいたい」
今節の勝利で3位を堅持した京都。者監督は「この勝ちで足を止めることなく、次のセレッソとのルヴァンカップと、ヴェルディさんのアウェー戦も、したたかに、かつ逞しく、アグレッシブに戦って勝てるように準備していきたい」と意気込んだ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
2025年05月17日 19:38
Jリーグは5月17日、J2第16節の7試合を各地で開催した。
札幌は富山に2−1で逆転勝ち。前半終了間際に先制を許すも、68分にアマドゥ・バカヨコの得点でタイスコアに。迎えた90+2分、青木亮太の鮮やかな直接FKが決まり、3試合ぶりの白星を手にした。
磐田はいわきに2−0で快勝し、3連勝を達成。千葉対仙台は0−0のスコアレスドローで決着。大宮は藤枝を1−0でくだし、水戸は熊本に2−1で勝利し3位に浮上した。
【画像】小野伸二や中村憲剛らレジェンドたちが選定した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
J2第16節の結果と予定は以下のとおり。
▼5月17日開催分
甲府 1−0 今治
札幌 2−1 富山
秋田 1−2 鳥栖
水戸 2−1 熊本
千葉 0−0 仙台
磐田 2−0 いわき
藤枝 0−1 大宮
▼5月18日開催分
山口 14:00 山形
大分 14:00 長崎
愛媛 18:00 徳島
構成●サッカーダイジェストWeb編集部