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2024年09月18日 07:06
トッテナムは9月15日に開催されたプレミアリーグの第4節で、宿敵アーセナルとホームで対戦。64分にCKからガブリエウ・マガリャンイスのヘディングシュートで被弾し、0−1で敗れた。 このノースロンドンダービーの後、批判を浴びたのがスパーズのキャプテンを務めるソン・フンミンだ。試合後のフラッシュインタビューで、次のようにコメントしたのが気に入らないファンが少なくなかったようだ。 「僕たちは試合を支配したが、再びセットプレーで失点した。昨シーズンもそうだった。本当に失望している。ファンはきっととてもがっかりしているだろう。100%改善しなければならないし、厳しい状況だが、団結しなければならない」 韓国メディア『スポータルコリア』によれば、この発言について、「支配しても勝てない。彼は間違いなく史上最悪のキャプテンだ。もう何か月もその立場にいる」「ピッチ上でリーダーシップがなく、発言力と権限を持ち、人々を鼓舞できる人物にキャプテンの座を与えるべきだ。ソン・フンミンはキャプテンではない」といった厳しい声が上ったという。 【PHOTO】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの悩殺ショット 韓国メディア『SPOTV NEWS』はこの批判に反論。「突然ソンのせいか? キャプテンが銃を持って雰囲気を台無しに? ソン・フンミンのリーダーシップに難癖」と題した記事を掲載。次のように主張した。 「トッテナムのファンは、彼らのパフォーマンスの低さをソン・フンミンのせいにした。ライバルに負けたのをキャプテンのせいにする彼らの姿は衝撃的だ」 同メディアは、リーダーシップの欠如を指摘されてた点について、「これは、常に良いことを言うのではなく、強い発言をしなければならないということだ。ソン・フンミンに率先して怒りをぶちまけてほしいという要求だ」とし、こう見解を示している。 「キャプテンのスタイルはさまざまだ。ソン・フンミンは権威で抑え込むリーダーシップを発揮しない。しかし、彼らはソン・フンミンのやり方を尊重せず、強いカリスマ性を要求する。注意しないと、チームの雰囲気がさらに台無しになる可能性がある」 また、同じく韓国の『InterFootball』も「衝撃的なトッテナム、1年でキャプテン交代か?」と伝え、「1試合で最低の評価となる」「試合ごとに評価が180度変わる」と手のひら返しに苦言を呈している。 韓国代表のスターをスケープゴートにする見方に不満を露わにした。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
2024年10月09日 18:50
スロバキア代表やナポリで活躍するスタニスラフ・ロボツカが、今シーズンから監督を務めているアントニオ・コンテ監督を絶賛している。
ロボツカがコンテ監督について言及したのは、ネーションズリーグのスウェーデン戦前の記者会見でのこと。彼は記者からクラブの現況を聞かれると、「今年は特別なシーズンになるかもしれない。スクデット獲得後のハングリー精神が少し欠けていた昨年と比べると、今年は違う」と述べ、続けてその理由をこう語った。
「コンテは、新鮮なアイデアと違った雰囲気をもたらし、私たちを肉体的にも精神的にも優れたレベルに押し上げてくれる」
「これまでのところ、結果は我々の味方であり、我々はこのまま続けていきたい。監督は我々をより高いレベルに導いてくれるだろう」
ロボツカが語るように、ナポリは22−23シーズンでセリエAのタイトルを獲得したものの、翌シーズンで調子を崩し10位に終わってしまった。そのチームを立て直すために今シーズンの監督に選ばれたのがコンテだった。
そしてコンテ監督率いるナポリは、開幕戦こそ敗戦を喫したものの、それ以降は公式戦7試合6勝1分けと絶好調。もはや現状では経営陣やファンの期待以上の成績を残していると言っても過言ではないだろう。
ただコンテ監督本人は冷静で、セリエAの強豪クラブとナポリを比べると自チームの実力が劣っていることを指摘していた。まだシーズン序盤であり、必ずやインテルやミラン、ユヴェントスの巻き返しがあることも予測される。果たしてナポリがどこまで強豪クラブに太刀打ちできるか注目だ。ナポリの復調は、セリエAをますます面白くさせてくれそうだ。
2024年10月09日 18:38
「このクラブで監督の仕事をするという責任の重さは非常に感じています。まだタイトルの可能性も残っている。精一杯やります」
10月9日にオンラインで行なわれた鹿島アントラーズの中後雅喜監督の就任会見。2005〜08年に鹿島に在籍し、オズワルド・オリヴェイラ監督時代のタイトルを経験しているレジェンドの1人が、新たに現場を率いることになった。
中後監督は2017年の引退後、東京ヴェルディのアカデミーで指導に携わり、20〜22年にかけてユースの監督も務めているが、プロ選手を率いた経験はない。トップチームでの仕事もランコ・ポポヴィッチ前監督体制でスタートした今季が初めて。JFA公認S級コーチングライセンス講習会に参加したのも昨年で、まだまだ未知数の部分が多いのは確かだ。
「自分自身のプロ監督経験はないですが、コーチングスタッフには経験値があるし、同じフットボールなので、勝利のために何をしなければいけないかは共通する。勝負のところでよりこだわりを持たなければいけないとも考えています」と新指揮官は強調。同じくレジェンドの本山雅志・羽田憲司の両コーチ、中田浩二新フットボールダイレクターらと手を携え、より一層の一体感と結束力を持って、リーグ戦の残り6戦に突き進む構えだ。
契約期間は明らかになっていないが、現体制はとりあえず今季限りの模様。鹿島、セレッソ大阪、松本山雅FCやパリ五輪代表で数々の経験を蓄積してきた羽田コーチが加わったことで、選手たちもある程度、迷わずに戦えるのではないか。そこは朗報と言える。
ただ、2025年以降は新監督とコーチを招聘し、現有スタッフと融合させながら、より強固な組織を作っていくことになりそうだ。新指揮官候補には川崎フロンターレの鬼木達監督ら数人が挙がっていると言われるが、今後の動向は舵取り役である中田FDの双肩にかかる部分は少なくない。
ご存じの通り、彼は2014年の引退後、クラブ・リレーションズ・オフィサー(CRO)としてスポンサー、サポーター、行政などとクラブをつなぐ役割を担ってきた。本人もビジネス志向が強く、現場に戻ることは考えていなかったという。
しかしながら、昨年末に強化部のテコ入れを図るため、会社側から異動の打診を受けた。本人も苦悩した末に受託。今年からはパリ五輪を除くメディア関係の仕事も全て断り、毎日の練習と試合に帯同。「選手と一番近い強化部員」としてコミュニケーションを密にしてきた。
そんな日々の中で他クラブの強化担当や代理人との人脈を作り、ネットワークを広げていったと見られるが、まだ強化スタッフとしては成長途上。その状況でFDの大役を担うのは、本当に大胆なチャレンジと言うしかない。
今までは「二度のワールドカップに参戦した鹿島の偉大なレジェンド」として、多くの人々にリスペクトされ、称賛されてきた。だがFDという立場上、失敗すれば批判を浴びることになる。それだけ強化のトップというのは厳しい立場。その覚悟で引き受けたのだろう。
【画像】鹿島アントラーズの歴史を彩った名手たちと歴代ユニホームを厳選ショットで一挙紹介!
鹿島には長年、チームを掌握してきた鈴木満フットボールアドバイザーもまだ残っているから、疑問や問題点があれば相談できるのは幸いだ。さらに、中田FDよりも強化担当経験の長い石原正康氏もいるし、同じタイミングで強化部に入った先輩OBの山本脩斗氏もいる。そういった人々と力を合わせながら、強固な組織を構築し、チームを正しい方向へと導いていくこと。それが中田氏に課せられることだ。
それはやりがいのある仕事のはず。こうなった以上、思い切って“中田浩二色”を前面に押し出し、新たな鹿島のカラーを作っていってほしい。新FDの決断を会社が一丸となってサポートし、実現のために向かっていくような機運を作ることが、今の鹿島に必要不可欠なポイントではないか。
中田、本山、羽田、中後といった2000年代の黄金期を知る人材をズラリと並べたことで、鹿島がどう変化していくのか。そこは非常に興味深い点だ。選手時代の実績があっても、指導者や強化部隊として成功できる保証はないが、彼らを応援する人々は多いはず。
そういう前向きなムードも糧にしつつ、常勝軍団復活への明確な方向性を見出せれば理想的。まずは10月19日の次戦・アビスパ福岡戦の中後監督の采配、そして中田FDのマネジメントを注視したいものである。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
2024年10月09日 18:30
フラムのGKベルント・レノがドイツ紙『Bild』の取材に応じ、ドイツ代表の招集を辞退していたことを明かした。
11日(現地時間)にボスニア・ヘルツェゴビナ代表、14日にオランダ代表とUEFAネーションズリーグで対戦するドイツ代表では、マヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)が代表引退を表明したことに加えてマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)も怪我による長期離脱を強いられていることから、ゴールキーパーの人選が注目点の一つになっていた。
こうした中、フラムでは主将を務め、今季も質の高いパフォーマンスを維持しているレノの招集が有力視されていたが、ユリアン・ナーゲルスマン監督はオリヴァー・バウマン(ホッフェンハイム)、アレクサンダー・ニューベル(シュツットガルト)、ヤニス・ブラスヴィヒ(ザルツブルク)の3人を選んでレノをメンバーから外すという、ドイツ国内でも賛否の分かれる人選を行った。
しかし、『Bild』とのインタビューの中でレノが明かしたところによると、ナーゲルスマン監督はメンバー発表の前に招集の意向をレノに伝えていたが、同選手が自ら招集を断っていたようだ。
「ユリアンとキーパーコーチのアンドレアスとは電話で話をした。僕らはオープンで正直な関係を築いていて、彼らは『君は代表メンバーに入ることになるだろうけど、出場機会はない』と僕に言った。だから僕はロンドンに残ってトレーニングを続けることを選んだ。僕はもうすぐ32歳になる。新人ではない」
ナーゲルスマン監督は、今回の代表戦2試合ではバウマンとニューベルにそれぞれ先発出場のチャンスを与えること、ブラスヴィヒは彼らの練習相手である第3キーパーとして招集したことを代表メンバー発表の際に明かしている。恐らく当初はレノの招集を考えていたが、試合出場のチャンスがないのであれば行かないと断られたためにブラスヴィヒを呼んだというのが真相のようだ。
2024年10月09日 18:00
10月9日、鹿島アントラーズの中後雅喜新監督がオンライン取材に応じ、抱負を語った。
2024年10月09日 17:43
レッドブルは9日、ユルゲン・クロップ氏がグローバルサッカー部門の責任者に就任したことを発表した。
公式発表によると、クロップ氏はレッドブルの傘下にあるサッカークラブの国際ネットワークを統括しつつ、戦略的ビジョンを提供し、レッドブルの哲学を推進する個々のスポーツディレクターのサポートにあたるという。また、各クラブの日常業務には関与しないが、組織のグローバルスカウト活動をサポートし、コーチ陣のトレーニングと育成にも携わるようだ。なお、2025年1月中旬には記者会見が開かれる予定となっている。
ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じたところによると、クロップ氏とレッドブルは長期契約を締結しており、2025年1月よりグローバル・サッカー部門の責任者としての仕事を開始するようだ。また、契約には将来的な退任オプションも付随している模様で、ユリアン・ナーゲルスマン監督の後任としてドイツ代表の指揮官に就任する選択肢も確保されていると報じられている。
オーストリア・ザルツブルクに本社を構えるレッドブル・ゲーエムベーハー(Red Bull GmbH/以下レッドブル)は、主にエナジードリンク事業で知られる企業。近年は、飲料製品の製造・販売だけでなく、F1レーシングチームやアイスホッケー、サッカークラブなど、スポーツマネジメントの運営も行なっている。
サッカークラブの運営に本格的に参入したのは2005年。オーストリア1部のザルツブルクを買収したことを皮切りに、ガーナ、ブラジル、アメリカ、オーストリア、ドイツなどでクラブ運営を行ってきた。2024年8月に株式取得が発表された大宮アルディージャを含め、現在はライプツィヒ、ザルツブルク、ニューヨーク・レッドブルズ、レッドブル・ブラガンチーノと実質的に主に5つのクラブを運営している。
新たにレッドブルの要職に就任したクロップ氏は現在57歳。2001年2月の現役引退と同時にマインツの監督に就任。2003−04シーズンには2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で3位という好成績を残し、クラブをトップリーグ昇格に導いた。その後、2008年夏から7年間指揮したドルトムントでは、ブンデスリーガ連覇やDFBポカール優勝を達成。2015年夏にはリヴァプールの指揮官に就任し、プレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げた。昨シーズン終了後に9年間に及んだ“長期政権”に終止符を打ち、以降はフリーの身となっていた。
就任に際し、クロップ氏は次のようなコメントを発表している。
「25年近く外から見ていたが、このようなプロジェクトに携われることにとても興奮している。役割は変わったかもしれないが、サッカーとサッカーを形作る人々に対する私の情熱は変わっていない。レッドブルに加わることで我々が持つ素晴らしいサッカーの才能を育成し、向上させ、サポートしたい。レッドブルが持つ優れた経験と知識を活用することから、他のスポーツや業界から学ぶことまで、それを実行する方法はたくさんある」
「ともにさらなる可能性を発見していきたい。私の役割は主にレッドブルのクラブのコーチ陣や経営陣のメンターだと思っているが、最終的にはユニークで革新的かつ前向きな組織の一員となることだ。これ以上に興奮することはない」
2024年10月09日 17:18
フィジカルの問題がなければ、立場は安泰のはずだ。しかし、戦列離脱を繰り返していることで、去就を巡るうわさは後を絶たない。それでも、冨安健洋はアーセナルで栄光を目ざし続けている。
今季もプレシーズンに負ったケガのために開幕から出遅れ、先日ようやくシーズンデビューを飾ったばかりの冨安。度重なる負傷に、放出報道も浮上している。実力が確かなだけに、関心を寄せるクラブは少なくない。
そのひとつが、イタリア王者のインテルだ。ボローニャ時代の実績で、守備の国における冨安の評価は高い。ユベントスやナポリ、ミランといった他の強豪たちとともに、シモーネ・インザーギ監督率いる昨季チャンピオンは、動向を注視していると言われる。
だが、インテル専門サイト『InterLive.it』は10月8日、「夏のマーケットで複数のイタリア勢からの関心が報じられていたが、選手が考えているのはできるだけ早く復帰することのみ」と報じた。
さらに、同メディアは「フィジカルの問題が続き、テクニカルスタッフの中で序列が落ちていくリスクは避けられない。そこで(インテル会長ジュゼッペ・)マロッタはイタリア復帰という提案を受け入れるように説得できると信じていた。インテルのように勝つ準備がすでに整っている野心的なクラブであればなおさらだ」と続けている。
「だが、どうしようもなかった。直近の情報によれば、ロンドンに残って勝負するというのが選手の強い考えだ。最後まで、たとえスタメンになれずベンチスタートになっても、だ。そもそも、現時点の序列で後れをとっているというだけで、すべてを諦めるような日本人がいるだろうか?」
足りないのは、シーズンを通じて継続的にピッチに立つことだけだ。戦列に戻った冨安が、今季を戦い抜けることを期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【記事】「5戦4発でも不在なのは、アジアへの軽蔑だ」ブンデスで得点ランク3位のFWが日本代表に選外。ライバル国も驚き!「森保監督は軽視しているのでは?」
2024年10月09日 17:10
J1の鹿島アントラーズは9日、中後雅喜コーチ(42)を新たな指揮官に任命したことを発表した。
鹿島は先週末アルビレックス新潟に4-0で勝利したが、翌6日にランコ・ポポヴィッチ監督との契約解除を発表。優勝争いからは後退したもののリーグ戦4位という成績での解任には驚きも広がった。
発表された新体制には、いずれも鹿島の黄金期を彩ったクラブOBの名前が含まれた。
コーチの中後雅喜氏が監督に昇格した他、パリ五輪でU-23日本代表のコーチだった羽田憲司氏(42)、鹿島アカデミースカウトの元日本代表の本山雅志氏(45)がトップチームコーチへ(本山氏はアカデミースカウトも兼務)。
今季からフットボールディビジョン・プログループ(強化部)のマネージャーを任されていた元日本代表の中田浩二氏(45)が、退任した吉岡宗重氏に代わってフットボールダイレクター(強化責任者)に就任した。
新監督の中後氏は千葉県出身で、駒澤大学から2005年に鹿島アントラーズに加入した。
その後ジェフ千葉、セレッソ大阪、東京ヴェルディでプレーし、2017年に現役を引退。引退後は古巣鹿島のアカデミーコーチに転身し、今季からポポヴィッチ監督のコーチを務めていた。
羽田氏、本山氏、中田氏も現役時代は鹿島でプレーし、本山氏と中田氏は日本代表としても活躍した。
クラブの公式サイトにはそれぞれのコメントが掲載されている。
「まずはチームのために走る、戦うという、クラブが今まで大切にしてきた基礎を改めて徹底し、全員が同じ方向を向いて戦うために意識を合わせていきたいと思います。どんな状況でも勝利を目指し、一体感を発揮することがアントラーズの伝統であり、強みなので、自分たちにフォーカスしながら、ファン・サポーターの皆様とともに今シーズン残り6試合を勝利のために戦っていきます。応援、よろしくお願いします」
(中後雅喜監督)
「今シーズンも残り6試合というタイミングですが、最後まで監督、選手を支え、クラブのため、勝利のために、全力を尽くします。アントラーズファミリー全員で戦いましょう」
(羽田憲司コーチ)
「中後監督のサポートとともに、監督と選手の橋渡し役になることが求められるので、コーチとしての役割をしっかり果たせるよう頑張ります。アカデミースカウトと兼務にはなりますが、アントラーズの勝利に貢献するため、自分の持っているすべてを捧げたいと思います」
(本山雅志コーチ)
「アントラーズのため、伝統を継承しながら全員が団結して戦い、勝利という使命を果たすことが自分の仕事だと思っています。強化責任者としてチームを良い方向へ導けるよう、選手、スタッフ、フロントと手を携えながら、全力を尽くしていきます」
(中田浩二フットボールダイレクター)
J1鹿島、ポポヴィッチ監督契約解除と吉岡FDの退任が「妥当」である理由
また、鹿島の小泉文明代表取締役社長は「中長期的な視点に立った強化戦略が求められていることも理解しており、強化部門の先頭に立つ中田FDをしっかりとサポートするとともに、勝利を追求するという伝統を守りながら、チームを成長、発展させていく必要があります。クラブがこれまで大切にしてきた結束力を選手、スタッフ、フロントが協力して示し、これからもファン、サポーターの皆様とともに戦ってまいります」とコメントしている。
2024年10月09日 17:06
サウジアラビア代表のロベルト・マンチーニ監督が、ファンに後押しを求めた。
2024年10月09日 17:00
マンチェスター・シティでプレイするベルギー代表MFケビン・デ・ブライネの来夏の去就は現在大きな注目を集めている。
今ではチーム最古参となった司令塔の現行契約は今シーズン限りとなっており、ここ最近はクリスティアーノ・ロナウドが在籍するサウジアラビアのアル・ナスルとの関係が噂されている。英『THE Sun』は以前、ロナウドがデ・ブライネの獲得を強く望んでおり、クラブに断れないような超高額オファーを準備して獲得するよう要請したと報じていた。
今夏にも移籍が噂されたデ・ブライネは将来的なサウジアラビアへの移籍を否定しなかったが、英『TEAMTALK』によると、アル・ナスルは同選手の獲得に自信を持っているという。同メディアによれば、シティの幹部は33歳という年齢と最近のデ・ブライネの負傷歴を理由に契約延長を躊躇しているようで、現段階では来夏に退団する可能性が高いとのこと。
また同選手には来年からMLSに参入するサンディエゴFCとの関係も噂されていたが、アル・ナスルは週給100万ポンド(約1億9500万円)とも言われる給与やロナウドの存在で獲得レースに勝つと確信している模様。
現在も怪我で離脱中のデ・ブライネはコンディションが万全であれば今もなおシティでは別格な存在だ。しかしここ数年はタイトなスケジュールをこなすことができず、さらに今シーズン限りで退任となる恩師ペップ・グアルディオラの去就次第ではシティ退団も考えられる。
アル・ナスルへ移籍したら、デ・ブライネとロナウドという最高のパサーと最高のストライカーによる夢の共演が実現する可能性もあるが、果たして。
2024年10月09日 16:41
昨シーズンまでリヴァプールを率いていたユルゲン・クロップ氏が、レッドブルのサッカー部門の要職に就任するようだ。8日、『スカイスポーツ』や『ビルト』など複数のドイツメディアが伝えている。
報道によると、クロップ氏はレッドブルのサッカー部門の「グローバルヘッド」に就任するとのこと。レッドブル傘下の全サッカークラブの国際的な連携の責任者として、各クラブのスタッフ陣をサポートし、スカウティングやトレーナーの選定にも携わる見込みと報じられている。すでに長期契約が締結されており、同氏は2025年1月1日より「グローバルヘッド」としての仕事を開始するようだ。
なお、レッドブルとの契約には将来的な退任オプションも付随している模様。移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は、将来的にユリアン・ナーゲルスマン監督の後任としてドイツ代表の指揮官に就任する選択肢が確保されていると指摘している。
オーストリア・ザルツブルクに本社を構えるレッドブル・ゲーエムベーハー(Red Bull GmbH/以下レッドブル)は、主にエナジードリンク事業で知られる企業。近年は、飲料製品の製造・販売だけでなく、F1レーシングチームやアイスホッケー、サッカークラブなど、スポーツマネジメントの運営も行なっている。
サッカークラブの運営に本格的に参入したのは2005年。オーストリア1部のザルツブルクを買収したことを皮切りに、ガーナ、ブラジル、アメリカ、オーストリア、ドイツなどでクラブ運営を行ってきた。2024年8月に株式取得が発表された大宮アルディージャを含め、現在はライプツィヒ、ザルツブルク、ニューヨーク・レッドブルズ、レッドブル・ブラガンチーノと実質的に主に5つのクラブを運営している。
現在57歳のクロップ氏は2001年2月の現役引退と同時にマインツの監督に就任。2003−04シーズンには2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)で3位という好成績を残し、クラブをトップリーグ昇格に導いた。その後、2008年夏から7年間指揮したドルトムントでは、ブンデスリーガ連覇やDFBポカール優勝を達成。2015年夏にはリヴァプールの指揮官に就任し、プレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げた。昨シーズン終了後に9年間に及んだ“長期政権”に終止符を打ち、以降はフリーの身となっていた。
2024年10月09日 16:39
大岩剛監督が率いたU-23日本代表は、今夏のパリ五輪で、オーバーエイジ枠なしでベスト8進出を果たした。
ただ、そのメンバーからその後にA代表に食い込んだのは4人のみ。9月シリーズでは、DF高井幸大(川崎フロンターレ)とFW細谷真大(柏レイソル)、10月シリーズでは、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)と関根大輝(柏レイソル。怪我の高井に代わって追加招集)と27人のA代表メンバーの中で、2人ずつだけだ。
現在、森保ジャパンの主力を務める三笘薫、久保建英、堂安律、上田綺世、冨安健洋、板倉滉ら東京五輪組の壁は低くないとはいえ、やや物足りない印象だ。
そうした現状について、パリ五輪代表のキャプテンだった藤田に尋ねると、「思うところは、今のところはそんなにはないです」と前置きしたうえで、こう言葉を続けた。
【画像】サウジアラビア&オーストラリアと対戦!W杯アジア最終予選で難敵との連戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
「おそらく前回の東京(オリンピック)の時に比べたら、(東京五輪世代の)選手のそれぞれのレベルが相当上がっているから、なかなかパリから食い込めないという現状あると思うんですけど、それは日本サッカー協会としては喜ばしいことではあるかなと思います」
22歳のMFは、「そこに食い込んでこそパリ・オリンピックが意味あるものになると思うので、自分もまだ1回しか選ばれてないので何か言える立場じゃないですけど、自分たちの世代ももっと頑張ってどんどん上を脅かす存在になれたらいいなと思います」と思いを口にした。
今回、高井に代わって緊急招集された関根については、「関根ができることは自分もよくわかってますし、そんなに驚くべきことではないかなと思う」とコメント。「今後もお互いが選ばれるように、高井だったり、細谷だったりと一緒のメンバーとして戦えるように、お互いに切磋琢磨できればいいなと」と底上げを誓った。
次のワールドカップは2年後。現状では順風満帆に見える森保ジャパンも、今後の成長がなければ、強豪国との競争には打ち勝てない。パリ五輪のメンバーから、東京五輪組を蹴落とすような選手で出てこなければ、明るい未来は描けない。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派
2024年10月09日 16:24
鹿島アントラーズが10月9日、新体制初の練習を実施した。
2024年10月09日 16:20
ローマ所属のマッツ・フンメルスは、新天地デビューを気長に待っているようだ。
フンメルスは今夏、ドルトムントを退団すると、移籍期間中にさまざまなクラブへの加入が噂されたが、結果的には9月4日にローマ所属となった。ただコンディションが万全な状態になく、1ヶ月以上たった今でも試合には出ていない。
そして『Football Italia』によると、先日行われた第6節のモンツァ戦でデビューする予定だったそうだが、風邪の症状でまたもやデビューはお預けとなってしまった。
そんなフンメルスだが、さすがベテランともいうべきか、彼には全く焦りがないようだ。というのも自身のSNSにローマを観光を楽しむ自身の写真をいくつか投稿したのだ。彼の表情はとてもリラックスし、景色の良い場所やグルメを堪能したようだ。投稿に添えられたメッセージは「ローマは遠い。試合の写真がアップされるのはもう間もなくだと思う」とデビューが遅れてしまったことと、近づいていることを示唆する内容が書かれていた。
ローマは先日、ダニエレ・デ・ロッシ監督を解任し、新監督にイヴァン・ユリッチを迎えたが、まだ安定した戦いぶりを見せられていない。果たしてフンメルスは、チームに安定をもたらす存在となれるか、彼の活躍に期待がかかる。
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2024年10月09日 16:00
ACミランはマンチェスター・ユナイテッドでプレイするスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフ(30)の獲得に動く可能性があるようだ。
2017年にベンフィカからユナイテッドに加入したリンデロフは今シーズン限りで契約満了を迎える。クラブは名門復活に向けて今後もチームを刷新していくことが予想されており、リンデロフは来夏の退団が濃厚だと考えられている既存戦力の1人だ。
そんなリンデロフの獲得を熱望しているのが現在、ミランでシニアアドバイザーを務めているズラタン・イブラヒモビッチのようだ。『milanlive.it』が報じている。同メディアによると、イブラヒモビッチは来夏フリーで獲得できるリンデロフをミランに推薦しているとのこと。
イブラヒモビッチとリンデロフはスウェーデン代表でチームメイトだったこともあり、同選手のポテンシャルを知っているからこそ熱望しているようだ。
経験豊富な選手をフリーで獲得できることはミランにとっても魅力的な選択肢となるが、同メディアによるとインテルやフィオレンティーナも注目しているという。しかし、イブラヒモビッチの存在がミランにとって有利に働く可能性が高いと同メディアは見解を示している。
今夏には同選手を好んで起用したジョゼ・モウリーニョが監督に就任したフェネルバフチェへの移籍も噂されたが、母国のレジェンドがいるミランが現在有力候補となっているようだ。
2024年10月09日 16:00
トッテナムに所属するFWドミニク・ソランケが、約7年ぶりにイングランド代表に招集された喜びを口にした。8日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。
現在27歳のソランケはチェルシーの下部組織出身で、リヴァプールやボーンマスでのプレーを経て、今夏にクラブ史上最高額となる移籍金6500万ポンド(約126億円)でトッテナムに加入。ここまで公式戦8試合出場で3ゴール2アシストを記録している。
そんなソランケは2017年11月にイングランド代表デビューを果たしているが、これが代表では唯一の出場機会となっており、昨シーズンはプレミアリーグ全38試合に出場してリーグ4位タイとなる19ゴールを挙げたものの、一度も代表に招集されることはなかった。
それでも、UEFAネーションズリーグ(UNL)の2試合に臨む今月のイングランド代表メンバーが発表されると、約7年ぶりにソランケが招集されたことが話題になっていた。
念願の代表復帰を果たしたソランケは「チャンスが来ないとは思っていなかった。今やっていることを続けて、いいプレーをしてゴールを決め続けていれば、必ずここに戻って来られると信じていた」と喜びを口にしながら、次のように続けた。
「とても大きな意味がある。ここに戻るために一生懸命努力してきた。もちろん、デビューしたのは随分前で、ここに戻って来るまでには長い道のりだったが、僕と家族にとっては素晴らしい気持ちだ」
「最初にチームに入った時はまだ若かったように感じる。たくさん学んで、成長し、いろいろなことをしてきた。今はずっと成熟していて、当然ながらいい立場にいると思う。自分に満足しているし、ここに戻って来られて嬉しいよ」
先月に続いてリー・カーズリー暫定監督の下で活動しているイングランド代表は、10日にホームでギリシャ代表、13日にアウェイでフィンランド代表との対戦を予定している。