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2024年11月13日 12:26
ブラウブリッツ秋田は13日、吉田謙監督が2025シーズンも指揮を取ることを発表した。 1970年3月1日生まれの吉田氏は現在54歳。アスルクラロ沼津の育成年代や強化部として指導者キャリアを積んだ後、2015年から4年間トップチームを指揮。当時JFL(日本フットボールリーグ)に所属していたクラブをJリーグ参入に導いている。 そして、2020年にブラウブリッツ秋田の監督に就任すると、初年度からJ3リーグを21勝10分3敗の成績で優勝。以降はJ2リーグにチームを定着させ、5年目となった今シーズンはクラブ過去最高成績となる10位(15勝9分14敗)フィニッシュを成し遂げた。また、これまでに生み出してきた名言の数々は“吉田語録”と称され、チームを奮い立たせるモチベーターとしての才も注目を集めている。 来シーズンも続投することが発表された吉田監督は、クラブ公式サイトにてコメントを残している。 「ブラウブリッツ秋田を信じてくださる皆様、どんな時も愛情をいただきありがとうございます。来季も監督を務めさせていただく事に感謝いたします。ひたむきに、粘り強く。選手、チームを信じる力を信じたいと思います。よろしくお願い致します」
2025年11月10日 05:00
“天皇杯準決勝の前哨戦”となったFC町田ゼルビアとのリーグ戦を1−0と制したFC東京。「最後のところはやらせなかった」と守備に手応えを感じていたひとりがサイドバックを担った室屋成だった。
室屋にとって、この一戦は特別なゲームだった。町田の黒田剛監督は青森山田高時代の恩師。試合後、室屋は「監督と初めて対峙する試合だったので、勝てて良かったです」と笑顔で振り返った。
「天皇杯のことは個人的にあまり意識していなくて、このリーグ戦で町田に勝ててないと聞いていて、『俺が出て勝ちたい』と思っていましたし、黒田さんにも勝ちたいという気持ちでした」(室屋)
“恩師”黒田監督も試合後、「安斎(颯馬)の成長をピッチ上で目の当たりにしましたし、また室屋成も奮闘していて、教え子が対戦相手に2人いるというのはすごく感慨深い」とコメント。これを伝えると、室屋は「ありがとうございます」と柔らかい笑みを浮かべた。
「自分をここまで押し上げてくれた恩師なので感謝しかないです。高校時代は監督とともに国立を目指してやっていたのが、今日、こうして国立で試合をするのは感慨深いというか、特別な時間でした。その感覚を次の天皇杯でも味わいたいです」
試合後に黒田監督と話す機会があったのか尋ねると、室屋は少し言いにくそうに再会の舞台裏を明かしてくれた。
「挨拶をほんの一瞬だけしました。おそらく監督は(負けて)機嫌が良くなかったと思うので(苦笑)」
監督との短いやりとりも含め、室屋にとってこの日の国立は忘れがたい時間となった。
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
【記事】「やはり日本はすごい」「アジア最強だ」アフリカ王者に快勝した日本に韓国驚嘆!「日本だけがアジアで成長しているようだ」【U-17W杯】
2025年11月10日 04:53
シント・トロイデンに所属する後藤啓介が、9日に行われたジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)第14節スタンダール・リエージュ戦でゴールを記録した。
前節終了時点で6勝3分4敗の成績を残すシント・トロイデンが、5勝2分6敗を記録するスタンダール・リエージュをホームに迎えたゲーム。シント・トロイデンのスターティングメンバーには、11月のキリンチャレンジカップ2025を戦う日本代表に招集されたGK小久保玲央ブライアン、谷口彰悟、後藤啓介に加えて、畑大雅、山本理仁、伊藤涼太郎と6名の日本人選手がスターティングメンバーに名を連ねた。松澤海斗はベンチから出番を待つ。
前半はスコアレスで終了すると、後半に入った立ち上がりの56分に試合が動く。シント・トロイデンは連動した敵陣へのプレッシングで、スタンダール・リエージュのビルドアップのミスを誘うと、ペナルティエリア手前で相手のパスをインターセプトしたアルブノール・ムジャが左足を振り抜く。相手DFにブロックされたボールが後藤に当たって跳ね返ると、ゴール前にこぼれたボールにいち早く反応し、左足で流し込む。日本代表に初選出されたストライカーの4試合ぶり今季4点目で、シント・トロイデンが先手を取った。
試合はこのまま終盤へ向かうと、76分には松澤がピッチへ送り出される。84分には、山本とのパス交換から伊藤が縦パスを差し込み、ペナルティエリア左の位置でボールを受けた松澤が細やかなタッチのドリブルで相手守備陣を切り裂くと、自ら右足でフィニッシュを狙う。こぼれ球に反応した山本の左足での反転シュートはGKマシュー・エポロに阻まれたが、さらに詰めていた後藤が押し込む。後藤に2点目が生まれたかと思われたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を経て、直前の場面で松澤がパスを受けたポジションがオフサイドと判定され、得点は認められなかった。
試合はこのままタイムアップ。この結果、シント・トロイデンは3試合ぶりの白星を手にした。GK小久保、谷口、畑、山本、後藤はフル出場し、伊藤は87分に途中交代した。
次節、シント・トロイデンは23日に敵地で大南拓磨と明本考浩が所属するルーヴェンと、スタンダール・リエージュは21日にホームでズルテ・ワレへムと、そそれぞれ対戦する。
【スコア】
シント・トロイデン 1−0 スタンダール・リエージュ
【得点者】
1−0 56分 後藤啓介(シント・トロイデン)
【ゴール動画】後藤啓介、チームを勝利へ導く一撃
これがストライカー
こぼれ球を逃さない
🇯🇵後藤啓介 リーグ戦4ゴール目
🇧🇪ベルギーリーグ第14節
🆚シント=トロイデン×リエージュ
📺#DAZN LIVE配信中 #だったらDAZN pic.twitter.com/diVV7gsUgl— DAZN Japan (@DAZN_JPN) November 9, 2025
2025年11月10日 04:33
NECに所属する佐野航大と塩貝健人が、9日に行われたエールディヴィジ第12節フローニンゲン戦で、ゴールを記録した。
NECは今季開幕3連勝と好スタートを切ったものの、現在は3戦連続ドローの後で、前節のユトレヒト戦を0−1で落としており、4戦未勝利という状況。前節終了時点で4勝3分4敗となった中で、今節は6勝1分4敗の成績を残すフローニンゲンをホームに迎えた。
NECに所属する小川航基と佐野航大がスターティングメンバーに名を連ね、塩貝健人はベンチスタートとなった一戦は、前半はスコアレスで終了。後半に入ると、小川との交代で塩貝がピッチに送り出される。
試合が動いたのは後半の立ち上がりだった。51分、NECは左サイドから攻撃へ転じると、ボールキープしたバサル・オナルから、駆け上がってきた佐野がボックス手前でボールを引き取る。自らドリブルでペナルティエリア内へ侵入し、左足でグラウンダーのシュートを突き刺した。
佐野の今季初ゴールでNECが先手を取ると、61分にはもう1人の若き日本人が続く。敵陣左サイドでボールを奪ったブライアン・リンセンがドリブルでスペースを前進し、右足アウトサイドでGKと最終ラインの間にグラウンダーのボールを流し入れると、ファーサイドへ走り込んだ塩貝がダイレクトで流し込む。塩貝の10試合ぶり今季3点目で、NECがリードを広げた。
試合はこのままタイムアップ。この結果、NECはエールディヴィジで5試合ぶりの白星を手にした。佐野はフル出場を果たしている。
次節は23日に行われ、NECは敵地で上田綺世が所属するフェイエノールトと、フローニンゲンはホームでズウォレと、それぞれ対戦する。
【スコア】
NEC 2−0 フローニンゲン
【得点者】
1−0 51分 佐野航大(NEC)
2−0 61分 塩貝健人(NEC)
2025年11月10日 04:27
ラ・リーガ第12節が9日に行われ、マジョルカとヘタフェが対戦した。
2025年11月10日 03:58
セリエA第11節が9日に行われ、ローマとウディネーゼが対戦した。
ローマは前節終了時点で7勝3分を記録し、勝ち点「21」を積み上げている。今節を既に消化したミランは勝ち点「1」の獲得にとどまり、ナポリは勝ち点を伸ばせなかったため、勝利すればインテルの結果次第で首位に浮上できる。そんな今節は、本拠地『スタディオ・オリンピコ』に、4勝3分3敗の成績を残すウディネーゼを迎えた。
試合はスコアレスで時計の針が進んだものの、30分にはローマがチャンスを構築。敵陣左サイドでボールを奪ったロレンツォ・ペッレグリーニが前方へ繋ぎ、ボールを引き取ったアルテム・ドフビクが左足を振るも、シュートは相手にブロックされる。だが、ペナルティエリア手前でブライアン・クリスタンテがこぼれ球に反応。右足でミドルシュートを狙ったが、ここはディフレクションの末にポストに嫌われる。
このまま前半も終盤へ向かったが、42分にスコアが動いた。クリスタンテからの浮き球パスでジャンルカ・マンチーニが右サイドを抜け出し、クロスボールを送ると、これがハッサン・カマラの手に直撃。OFR(オンフィールドレビュー)を経て、ローマにPKが与えられると、キッカーを務めたペッレグリーニがゴール右下にシュートを沈めた。
ローマの1点リードで後半へ折り返すと、61分には追加点をゲット。ペッレグリーニとのパス交換からマヌ・コネが敵陣中央を前進し、右サイドへ展開すると、ゼキ・チェリクがマンチーニとのワンツーから、右足で冷静に流し込む。ローマ在籍4年目の右サイドバックが、セリエA初ゴールを挙げ、ローマがリードを広げた。
試合はこのままタイムアップ。この結果、前節のミラン戦を0−1で落としていたローマが、セリエAで2試合ぶりの白星を手にした。試合終了直後の暫定順位では首位に浮上。今節の全日程が終わった時点で首位に立てるか否かは、インテルの結果次第となる。対するウディネーゼは2試合ぶりの黒星となった。
次節、ローマは23日に敵地でクレモネーゼと、ウディネーゼは22日にホームでボローニャと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ローマ 2−0 ボローニャ
【得点者】
1−0 42分 ロレンツォ・ペッレグリーニ(PK/ローマ)
2−0 61分 ゼキ・チェリク(ローマ)
2025年11月10日 03:28
プレミアリーグ第11節、マンチェスター・シティ対リヴァプールの一戦がエティハド・スタジアムで行われた。
昨季はどちらもリヴァプールが勝利しており、シティは指揮官であるペップ・グアルディオラ監督がキャリア通算1000試合の節目のゲームとなる。
序盤からシティが流れを掴みつつある中で、9分にシティがPKを獲得。左サイドからジェレミー・ドクがボックス内に侵入し、リヴァプールの守護神ギオルギ・ママルダシュヴィリに倒されてしまった。
しかし、キッカーであるアーリング・ハーランドはシュートを決められない。ジョージア代表GKはコースを読んでおり、チームのピンチを防いだ。
前に出たいリヴァプールだが、シティに押し込まれる展開の中でホームチームに先制点。右サイドの大外からマテウス・ヌネスがピンポイントクロスを供給。ボックス内ではイブラヒマ・コナテがハーランドをがっちりマークしていたが、ノルウェー代表FWはその上からヘディングを叩き込んだ。
シティゴールに近づけていないリヴァプールだが、38分にモハメド・サラーの右CKからフィルジル・ファン・ダイクがゴールを挙げる。しかし、ゴール前にいたアンディ・ロバートソンがオフサイドを取られてしまい、スコアは動かない。
前半アディショナルタイム、攻め続けるシティに追加点。CKの流れからニコ・ゴンザレスがミドルシュート。ボックス外から放たれたシュートはファン・ダイクに当たってゴールイン。ディフレクションでコースが変わり、ママルダシュヴィリは逆を突かれてしまった。
56分、追いつきたいリヴァプールはロバートソン、ウーゴ・エキティケに代えて、ミロシュ・ケルケズ、コーディ・ガクポを投入した。
59分、リヴァプールに決定機。右サイドからコナー・ブラッドリーがクロスを挙げ、逆サイドでは入ったばかりのガクポがマテウス・ヌネスをかわして合わせるも、枠は捉えられない。
63分、シティに追加点。ニコ・ゴンザレスが後方からサイドチェンジし、ニコ・オライリーが左サイドで幅を取る。ハーフスペースでドクが受けると、ボックス外から右足を振りぬく。シュートはゴール右に吸い込まれ、ダメ押しとなる3点目が生まれた。
79分、リヴァプールに決定機。シティのゴールキックを後方で跳ね返し、一気に前線へ。サラーが抜け出し、ドンナルンマと1対1になるも、これを決めきれず。
3-0となってからはスコアは動かず、シティの完勝に。今節でサンダーランドと引き分けたアーセナルとの勝ち点差を4ポイントとした。
アストン・ヴィラ、レアル・マドリードと難敵を破ってエティハド・スタジアムに乗り込んだリヴァプールだが、まさかの大敗に。ファン・ダイクのゴール取り消しがあったものの、オンターゲットわずか1本と苦しいゲームとなった。
シティ 3-0 リヴァプール
シティ
29分 アーリング・ハーランド
45分+3 ニコ・ゴンザレス
63分 ジェレミー・ドク
分かっていても止められない、まさにスーパーゴール!
リヴァプール優勢かと思われた後半だったが、絶好調 #ドク のシュートがゴールに吸い込まれシティに追加点
プレミアリーグ 第11節#マンチェスター・C v #リヴァプール
https://t.co/eTlOXlNsjx pic.twitter.com/1TvR3lDJsa— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) November 9, 2025
2025年11月10日 03:28
現地11月9日に開催されたプレミアリーグ第11節で、遠藤航が所属するリバプールがマンチェスター・シティと敵地で対戦した。
遠藤はベンチスタートとなったリバプールは序盤から猛攻を受ける。9分、自陣ボックス内でのミスからボールを奪われると、GKママルダシュビリがドクを倒してしまいPKを献上。しかしハーランドのキックをジョージア人GKが自らセーブしてピンチを凌いだ。
その後はにらみ合いの展開が続いたなか、29分に先制点を許す。ヌネスのクロスからハーランドにヘディングシュートを叩き込まれた。
ビハインドを負ったアウェーチームは38分にチャンスを創出。サラーのCKに反応したファン・ダイクが頭で合わせてネットを揺らすも、GKドンナルンマの前に立っていたロバートソンがオフサイドを取られて得点は取り消された。
すると45+3分追加点を献上。ペナルティエリア手前からニコのミドルシュートがファン・ダイクに当たってそのままゴールに吸い込まれた。このまま0−2で前半を終える。
迎えた後半、反撃に出たいリバプールは50分、フラーフェンベルフのスルーパスに抜け出したサラーがチャンスを迎えるも、シュートまでは持ち込めない。59分には右サイドを突破したブラッドリーの鋭いクロスに途中出場のガクポがダイレクトで合わせたが、決めきれなかった。
ゴールを奪えずにいると63分に失点。ボックス手前の右寄りからドクに鮮やかなコントロールショットを突き刺された。
76分、敵陣ペナルティエリア手前の右寄りからソボスライが強烈なミドルを放つも、GKドンナルンマの好守に阻まれる。その3分後にはサラーが決定機を迎えたが左足のシュートは枠を捉えられなかった。
このまま試合は0−3で終了し、完敗を喫したリバプールはリーグ戦2試合ぶりの黒星。遠藤には最後まで出番が訪れなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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2025年11月10日 03:27
プレミアリーグ第11節が9日に行われ、マンチェスター・シティとリヴァプールが対戦した。
2025年11月10日 02:12
ラ・リーガ第12節が9日に行われ、レアル・マドリードは敵地でラージョ・バジェカーノと対戦した。
レアル・マドリードは前節終了時点で10勝1敗を記録。ラ・リーガで敗れたのは第7節アトレティコ・マドリード戦(●2−5)のみで、現在は勝ち点「30」を積み上げて首位を走っている。今月4日にはチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第4節でリヴァプールに0−1で敗れており、公式戦2連敗は避けたい中、今節は4勝2分5敗の成績を残すラージョ・バジェカーノの本拠地『エスタディオ・デ・バジェカス』に乗り込む。
試合は序盤からレアル・マドリードがより多くのシュートシーンを作り出す。3分にアルダ・ギュレルがこの試合のファーストシュートを放つと、その後はヴィニシウス・ジュニオール、ラウール・アセンシオ、アルバロ・カレーラスらが次々とゴールに迫るが、決め手を欠く。対するラージョ・バジェカーノも20分、右サイドを駆け上がったアンドレイ・ラティウが右足でニアサイドを狙うが、GKティボー・クルトワに阻まれて得点とはならない。前半はスコアレスで終了した。
後半に入ってもなかなかスコアは動かない。レアル・マドリードは55分、ロングボール1本でボックス左に侵入したジュード・ベリンガムが角度のないところからシュートに持ち込んだシーンに加え、60分には、現在ラ・リーガで8戦連発中のキリアン・エンバペが、ボックス左から巻き込んだシュートを試みるが、枠を捉えることはできない。69分にはゴール前のセカンドボールに反応したフェデリコ・バルベルデが思い切り良く右足を振ったが、シュートはGKアウグスト・バタージャに弾きされる。
最終的には、決定的なシーンの数は少ないまま、0−0でタイムアップ。この結果、レアル・マドリードのラ・リーガでの連勝は「4」でストップした。『エスタディオ・デ・バジェカス』では3シーズン連続のドロー、4年続けて白星に見放されている。ラージョ・バジェカーノは首位チームを相手に勝ち点「1」を積み上げることに成功した。
次節は23日に行われ、レアル・マドリードはエルチェと、ラージョ・バジェカーノはオビエドと、それぞれ敵地で対戦する。
【スコア】
ラージョ・バジェカーノ 0−0 レアル・マドリード
【得点者】
なし
2025年11月10日 01:25
ブンデスリーガ第10節が9日に行われ、フライブルクとザンクトパウリが対戦した。
昨シーズンは5位と躍進したフライブルクだが、今シーズンは勝ち点の取りこぼしが目立ち、前節終了時点で11位。堂安律の後釜として加入した鈴木唯人はスタメンを外れる試合も少なくないが、ここまで公式戦8試合出場1ゴール3アシストという成績を残している。一方、ここまで2勝1分6敗で下位に低迷するザンクトパウリ。チームが不振に喘ぐ中、今夏に加入した藤田譲瑠チマはここまで行われた公式戦11試合すべてに先発出場中だ。今節は鈴木と藤田ともにスタメンに名を連ね、日本人対決が実現した。
序盤からフライブルクがボールを握り、ザンクトパウリがミドルブロックを形成して構える展開が続く。14分、ヴィンチェンツォ・グリフォが左サイドで起点を作ると、鈴木が斜めのランニングでボールを呼び込む。グリフォのパスは少しずれてボックス内のヤン・ニクラス・ベステへと渡ったが、シュートはGKニコラ・ヴァシリの好セーブに阻まれた。
28分、鈴木が斜めのランニングでボックス内へ抜け出すと、マティアス・ギンターのパスを胸で収めてボレーシュート。これは惜しくもGKヴァシリに阻まれたが、40分に待望の瞬間が訪れる。ベステの右CKをGKヴァシリがパンチングすると、ボールはゴール前でフリーの鈴木のもとへ。右足のボレーシュートをネットに叩き込み、フライブルクが先制に成功した。鈴木にとっては嬉しいブンデスリーガ初ゴールとなっている。
後半開始早々の50分、グリフォからのクロスを鈴木が競り合うと、流れたボールをベステがゴールライン際で残して中央へ折り返す。GKヴァシリが弾いたところをマクシミリアン・エッゲシュタインが豪快に蹴り込み、フライブルクがリードを広げた。対するザンクトパウリは69分、右からのクロスをメトカーフが粘って繋ぎ、最後はルイス・オッピーがゴールへ蹴り込み1点差に。チームとしてこの試合最初のシュートが得点となった。
両チームが次々とフレッシュな選手を投入する中、先制ゴールを挙げた鈴木は71分にピッチを後に。終盤にかけては1点を追うザンクトパウリが圧力を強め、藤田も高い位置でプレーする機会が増えていく。しかし、同点ゴールを奪うまでには至らず、試合は2−1で終了した。次節、フライブルクは22日にアウェイでバイエルン、ザンクトパウリは23日にホームでウニオン・ベルリンと対戦する。
【スコア】
フライブルク 2−1 ザンクトパウリ
【得点者】
1−0 40分 鈴木唯人(フライブルク)
2−0 50分 マクシミリアン・エッゲシュタイン(フライブルク)
2−1 69分 ルイス・オッピー(ザンクトパウリ)
2025年11月10日 01:00
堂々のグループ首位通過だ。
カタールで開催されているU-17ワールドカップのグループステージ(GS)第3節で、日本はポルトガルと対戦。35分に和田武士、45分に瀬口大翔が得点。71分に長南開史の退場で数的不利となり、80分に1点を返されるも、最後までリードを守り抜き、2−1の勝利を収めた。
GSの3戦を終えて日本は2勝1分け。ポルトガル、モロッコ、ニューカレドニアを抑えトップの成績で決勝ラウンド進出を果たした。
試合後のフラッシュインタビューに、ポルトガル戦で先制弾の和田が対応。「1位で突破しても、まだ何も成し遂げていないので。次の試合に向けてまた、ここから良い準備をして、次の試合も絶対に勝ちたい」と意気込む。
ファン・サポーターに向けては「現地に来てくださっている方々や、配信を見てくれている方々、絶対に優勝して帰るので、最後まで応援よろしくお願いします」と伝えた。
世界の大舞台で躍進する若き日本代表。今後の戦いにも注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【画像】長澤まさみ、広瀬すず、今田美桜らを抑えての1位は? サカダイ選手名鑑で集計!「Jリーガーが好きな女性タレントランキング」TOP20を一挙紹介
2025年11月10日 01:00
リヴァプールのアルネ・スロット監督が“敵将”ジョゼップ・グアルディオラ監督を称賛した。
2025年11月10日 00:59
プレミアリーグ第11節が9日に行われ、リーズは敵地でノッティンガム・フォレストと対戦した。
リーズは前節終了時点で3勝2分5敗の成績を残しており、昇格組ながら、まずまずのスタートを切った。今節相対するノッティンガム・フォレストは、ヨーロッパリーグ(EL)と並行しての戦いに挑む今季、1勝3分6敗の成績で19位に低迷中。シーズン開幕後、既にヌーノ・エスピリト・サント氏(現:ウェストハム指揮官)、アンジェ・ポステコグルー氏と、2名の監督を解任しており、現在指揮を執るショーン・ダイチ監督は今季3人目の指揮官だ。
リーズに所属する田中碧が3試合ぶりにベンチスタートとなったゲームは、序盤の13分に動く。リーズは敵陣でのルーズボール回収から、ノア・オカフォーがボールを残し、ブレンデン・アーロンソンを経由してルーカス・ヌメチャにボールが渡る。ヌメチャはペナルティエリア手前から右足を振り抜くと、狙い澄ました一撃がゴール左下に突き刺さった。
だが、リーズのリードは長くは続かない。先制直後の15分、ノッティンガム・フォレストはイゴール・ジェズスがロングボールを頭で繋ぐと、ニコロ・サヴォーナからのパスを受けたダン・ンドイがボックス右で切り返し、左足でクロスを送る。このボールはリーズのGKルーカス・ペリが先に触ったものの、こぼれ球にイブラヒム・サンガレが反応。冷静に右足で流し込み、試合を振り出しに戻した。
前半はこのまま1−1で終了。後半に入ると、次の1点は68分に生まれる。ムリージョの蹴ったサイドチェンジのボールから、敵陣右サイド深い位置へ駆け上がったオマリ・ハッチンソンにボールが渡ると、マイナス方向へ切り込んで左足でクロスボールを送る。最後はボックス内へ飛び込んだモーガン・ギブス・ホワイトがヘディングシュートを沈め、ノッティンガム・フォレストが逆転に成功した。
終盤に入った88分には、右サイドをドリブルで破ったハッチンソンが、ボックス内でのファウルを誘発し、ノッティンガム・フォレストがPKを獲得。キッカーを務めたエリオット・アンダーソンはGKペリの逆を突く強烈なシュートを沈め、ノッティンガム・フォレストがトドメを刺した。
試合はこのままタイムアップ。この結果、ノッティンガム・フォレストが今季開幕戦のブレントフォード戦(○3−1)以来、実に10試合ぶりの白星を記録。EL・リーグフェーズ第3節ポルト戦(○2−0)を勝利で終えてはいたものの、プレミアリーグでは、ダイチ新体制での初勝利となった。対するリーズは、今季2度目の連敗に。田中碧は第4節フルアム戦(●0−1)以来、7試合ぶりに出番なしとなった。
次節、リーズは23日にホームでアストン・ヴィラと、ノッティンガム・フォレストは22日に敵地で遠藤航が所属するリヴァプールと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ノッティンガム・フォレスト 3−1 リーズ
【得点者】
0−1 13分 ルーカス・ヌメチャ(リーズ)
1−1 15分 イブラヒム・サンガレ(ノッティンガム・フォレスト)
2−1 68分 モーガン・ギブス・ホワイト(ノッティンガム・フォレスト)
3−1 90+1分 エリオット・アンダーソン(PK/ノッティンガム・フォレスト)
2025年11月10日 00:57
プレミアリーグ第11節が9日に行われ、クリスタル・パレスとブライトンが対戦した。
昨シーズンのFAカップ覇者であるクリスタル・パレスは、今シーズンも開幕から6戦無敗と好調を維持。第7節から3戦未勝利と失速したものの、前節はブレントフォードに2−0で勝利し、4試合ぶりの白星を飾った。対するブライトンは開幕直後こそ躓いたものの、ここ5試合は3勝1分1敗と浮上の兆しを見せている。クリスタル・パレスの中盤で存在感を放っている鎌田大地はこの日も先発出場。一方、ブライトンの三笘薫は負傷によりベンチメンバーから外れ、公式戦6試合連続欠場となった。「1」ポイント差で迎えた“M23ダービー”を制するのはどちらのチームになるだろうか。
立ち上がりから両チームが攻め合う展開となる。8分、ブライトンはディエゴ・ゴメスがクロスのこぼれ球にいち早く反応してシュートを放つも、GKディーン・ヘンダーソンが好セーブ。直後にはクリスタル・パレスが速攻からチャンスを作ったが、イスマイラ・サールの強烈な一撃はGKバルト・フェルブルッヘンに阻まれた。激しい攻防が続いた序盤を経て、その後はブライトンがボールを握り、クリスタル・パレスが激しいプレスやカウンターで応戦する展開が続く。
拮抗した展開の中、前半アディショナルタイムには両チームにチャンスが到来。45+1分、D・ゴメスのボール奪取を起点にカウンターを発動したブライトンは、ボックス内右のヤンクバ・ミンテにラストパスが渡るも、左足のシュートは枠外へ。一方のクリスタル・パレスは直後に鎌田が起点となって左に開いたマテタへ展開。ニアサイドへの鋭いクロスにサールが飛び込んだが、こちらも枠内へ飛ばすことはできなかった。
後半に入り54分、クリスタル・パレスはアダム・ウォートンのボール奪取からカウンターを発動し、鎌田を経由してボックス内右へ走り込むサールへ展開。ゴール前の混戦から鎌田のもとにボールがこぼれるもシュートは枠の左へ外れ、決定機を生かすことができない。ピンチを凌いだブライトンは62分、右からドリブルで仕掛けたジョルジニオ・ラターがボックス内で倒れ、主審はPKを宣告。しかし、VARによる確認の結果、接触はなかったとしてPKは取り消された。
72分には再び鎌田にチャンス到来。左サイドに開いてボールを受けると、そのままドリブルでボックス内へ侵入し左足を振ったが、ここも枠を捉えることができない。一進一退の攻防が続く中、両チームともにフレッシュな選手を次々と投入。鎌田は82分にウィル・ヒューズとの交代でピッチを後にした。90+7分、クリスタル・パレスはFKのこぼれ球を拾ったジェレミ・ピノにチャンスが訪れたが、GKフェルブルッヘンが好セーブ。試合はスコアレスドローで終了した。
次節は22日に行われ、クリスタル・パレスはアウェイでウルヴァーハンプトン、ブライトンはホームでブレントフォードと対戦する。
【スコア】
クリスタル・パレス 0−0 ブライトン
2025年11月10日 00:57
セリエA第11節が9日に行われ、ナポリは敵地でボローニャと対戦した。
クラブ史上初のセリエA連覇を目指すナポリは、前節終了時点で7勝1分2敗を記録。勝ち点「22」を積み上げて首位に立っているが、今節を既に消化したミランは勝ち点「1」を積み上げたため、今節を落とすと首位から陥落する状況だ。チャンピオンズリーグ(CL)も含めた公式戦では2試合連続ドローと足踏みが続く中、今節は5勝3分2敗の成績を残すボローニャの本拠地に乗り込んだ。
試合は序盤の8分にGKウカシュ・スコルプスキが右ハムストリングの辺りを負傷し、ボローニャは早々と守護神を欠くアクシデントに見舞われたが、前半のうちにスコアは動かず、0−0でハーフタイムに突入。後半に入ると立ち上がりの50分に試合が動く。
ボローニャはリッカルド・オルソリーニ、タイス・ダリンガと繋いで左サイドにボールが渡ると、ニコロ・カンビアーギがドリブルをスタート。縦への突破からグラウンダーのボールを折り返すと、最後はニアサイドへ飛び込んだダリンガがワンタッチでゴールネットを揺らし、ボローニャが一歩前に出た。
ホームで先手を取ったボローニャは続く66分、右サイド高い位置でボールを受けたエミル・ホルムが縦へ持ち出してクロスボールを送ると、中央でフリーになったジョン・ルクミがヘディングシュートを沈める。またもサイド攻撃からゴールを奪い、ボローニャがリードを広げた。
試合はこのままタイムアップ。この結果、ボローニャはセリエAで今季2度目の連勝を達成し、暫定ながら4位に浮上した。対するナポリは、今節終了時点での首位陥落が確定。セリエAでは4試合ぶりの黒星となり、公式戦全体で見ると3戦続けて白星に見放されている。
次節は22日に行われ、ナポリはホームでアタランタと、ボローニャは敵地でウディネーゼと、それぞれ対戦する。
【スコア】
ボローニャ 2−0 ナポリ
【得点者】
1−0 50分 タイス・ダリンガ(ボローニャ)
2−0 66分 ジョン・ルクミ(ボローニャ)