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2024年11月29日 09:00
「ツーシームを覚えてガラッと変わったと思います」。 ロッテの八木彬は確かな手応えを得て今季を終えた。 今季を迎えるにあたって八木はストレートを磨いてきた。3月6日のDeNAとのオープン戦ではストレートは同日の最速154キロを計測するなど、ストレートは全て150キロ超え。「去年とかより球も結構強くなりました。やってきたことがちょっとずつできているかなという印象で、それができたら当然150キロを超えてくる考えでやっていた。その通りに行っているかなと思います」。力強いストレートを投げ込み、4月7日に今季初昇格。 今季初登板となった4月9日の西武戦、続く14日の楽天戦ともに1回をパーフェクトリリーフ。特に楽天戦は7球中6球がストレートで、全て150キロを超えた。4月19日の日本ハム戦で初めて3−1の勝ち試合の7回に登板した。先頭の田宮裕涼を153キロのストレートで中飛に打ち取ったが、続くレイエスに2ボールから投じた3球目のストレートを被弾。二死後、上川畑大悟、水野達稀に連続安打を浴び失点。1回2失点と悔しい登板となり、翌日に一軍登録抹消となった。 八木は4月19日の登板について、「緊張もありましたけど、ワクワクしていたところもあったので、力が入ってボール2とかになって、カウント負けのホームランを打たれた。実力的にまだやなと思いました。低めに集めてというところだと思います」と反省。 ファームから強いストレートを投げていて、昇格してからも2試合連続無失点に抑えていただけに、4月19日の登板はもったいない印象を受けた。 「チャンスやと思って、やっと来たという感覚でやってたんですけど、空回りした部分もあった。もう1回やらなと思っています」。 ストレートに関しては「通用するなと思ったんですけど、ストレート1本だと無理だなという感じですね」と手応えを掴みつつ、ストレートのみで一軍の打者と勝負するのは難しいと実感。 ファームでもストレートで押すパワーピッチングが目立ち、「右バッターのインコース、自分のピッチングを幅を広げるためにインコースを使ったりというところをやっているので、真っ直ぐが多くなっているという感じですね。今までは真っ直ぐでファウルを打たせてフォークで三振を取るパターンだったので、真っ直ぐが多くなっているという感じです」と課題を持って取り組んでいた。 そんな中で、先発に配置転換になってから右打者のインコースにストレートではなく、「汚い真っ直ぐという感じですね」とツーシームを投げるようになった。 右打者のインコースにきれいな真っ直ぐではなく、ツーシームを投げるようになった理由はなぜなのだろうかーー。 「前の真っ直ぐは怖さがないというか、強さがあるけど怖さがない。綺麗すぎると感じだったので、もっと球的に汚く、変化してやった方が打ち取れるんじゃないかなと二軍監督に言われてそれでやってみたらハマったみたいな感じです」。 ツーシームを習得するにあたって、「(今季まで)二軍投手コーチの大谷コーチにもともとシュートピッチャーでということで細かく教えていただいて、いろいろ相談しながら試行錯誤しながら投げていったら、よくなりました」と今季まで二軍投手コーチだった大谷智久氏に助言をもらった。 ストレートにこだわってきた中で、ツーシームを主体とすることに葛藤は「なかったです」とキッパリ。「あともなかったですし、何かを変えないといけないというのが自分の中にもあった。変えることに全然そういうのもないので、今までもそういうことでハマることもありましたし、変えることの新鮮さを感じてやっていました」と前向きに新球習得に励んだ。 ファームでは7月17日のDeNA二軍戦以降、4試合連続で先発を務めたが、8月7日の西武戦では7回を投げ98球と少ない球数で長いイニングを投げた。「ゴロアウト、打たせて取ることに関しては球数少なくできてきているのかなと思います」と本人も好感触を掴んだ。 ファームで先発を経験したことで、「先発は5回、6回をどう投げるかという感じで、それが意外と力を抜ける感じというか力まず行けたかなと思います」と投球の幅が広がった。 ツーシームを投げるようになったことで、変化球も活きるようになった。武器にしているフォークは「汚い真っ直ぐが活きているぶん、結構決まって空振りを取れているんではないかなと思います」と自己分析。 変化を怖れず、右打者のインコースにツーシームを投げ込み凡打の山を築く投球スタイルで一軍の打者をねじ伏せ、9月10日のオリックス戦では4−1の6回に登板し、「すごく緊張しましたし、初球浮いてしまってそのあとは立て直したんですけど、力が入りすぎていたなと思いました」と1回を無失点に抑えてプロ初ホールドをマークした。 8月18日のソフトバンク戦から9月16日の西武戦にかけて、ツーシームで打たせて取る投球で4試合連続無失点。「ゴロアウトを打ち取りたいと思っているところで、ゴロアウトを打ち取れているのがすごく面白いというか、それを狙ってやっていて、今まではできていなかったのでそれができてたので結構嬉しいですね」と、ゴロアウトで打ち取れる喜びを覚えた。 ツーシームを覚え、空振りを奪うスタイルから打たせて取る投球にモデルチェンジしたが、武器であるフォークの使い方については「今まで通りという感じで、カウントだったりというのをそこは変わらず」としながらも、「速いけど落ちる(芯外して)という感じになっています」と落差の大きい球ではなく、スプリット系のバットの芯を外す球になっている。 9月23日の楽天戦、9月26日のオリックス戦に失点しシーズンを終えたが、その原因についても「最後上半身が強くなって、下半身を使えず、上だけで投げて真ん中に入って打たれたという感じなので、下半身を使って投げればコースに投げられるかなという感じです」としっかりと自分の中で理解している。 「最後ちょっと打たれたんですけど、中盤から7月、8月くらいに覚えて、バッターの反応が変わったので、勝負できる球だなというのは自分の中であります」と八木。 ツーシームを活かすために「強いて言ったらカーブを投げたいかなという気持ちです。緩急が欲しいなという感じですね」と、以前投げていたカーブよりも「もう1個速くてもいいかなと。130出なくて、120後半のカーブを投げられたらいいなと思っています」とカーブ再習得を目指す。 今季掴んだ“自信”を“確信”に変えるためにも、シーズンオフの過ごし方が大事になってくる。「最後下半身を使えていなかったところは疲れもあると思うので、ランニング、トレーニングでしっかり追い込んで、疲れないような体づくりをしたいと思います」。来年は「開幕から一軍でフル回転できるようにしていきたいと思います」と意気込む。ツーシームを武器に打たせて取る投球に磨きをかけ、来季ブレイクするか注目だ。 取材・文=岩下雄太
2025年06月21日 15:55
大谷は試合終了から1時間11分後にインスタ更新
“報復死球”後のまさかの行動に、LAメディアも笑顔になったようだ。ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地で行われたパドレス戦の9回にロベルト・スアレス投手の99.8マイル(約160キロ)直球が直撃。4連戦で2個目の死球となった。両軍指揮官が退場となり、警告試合が発せられた試合。不穏な空気が漂う中、大谷は試合後にインスタグラムを更新した。
大谷が死球を受ける直前、パドレスのタティスJr.が死球により両軍が一触即発の事態に。ドジャースもパドレスも指揮官が退場処分となった。その裏に大谷に160キロ直球がぶつけられ、“報復死球”とも取れる行為に場内は大ブーイングとなった。それでも大谷は、自軍ベンチを鎮めるように左手を振って笑顔を見せると、相手一塁手と談笑。さらに一塁側のパドレスベンチに歩み寄り、言葉を交わす“神対応”を見せた。
大谷の振る舞いにはLA実況や米メディアも称賛する中、大谷は試合終了から1時間11分後にインスタグラムのストーリーズを更新。死球の場面に加えて、愛犬デコピンの愛らしい姿を2枚投稿した。“無事”をアピールする行動に注目したのが、米メディア「ドジャース・ネーション」だった。
「ショウヘイ・オオタニがドジャース-パドレスの騒動に“爆笑”リアクションを披露」として記事を寄稿。「ナ・リーグ西地区のライバル同士で感情が爆発する中、オオタニはどこ吹く風。スアレスからの故意死球を受けた直後、自身がボールを受けた瞬間の写真をSNSに投稿し、ユーモアたっぷりのリアクションを見せたのだ」と驚いた。
「さらにその後、愛犬デコイの写真を2枚投稿。そのうち1枚はデコイの“おしり”の写真という、なんともほっこりするオチまでつけた」とし、神対応にとどまらない“センス”にも感銘を受けたようだ。(Full-Count編集部)
2025年06月21日 15:50
21日(土)、ナゴヤ球場でのウエスタン・リーグ、対阪神戦。中日の先発投手は柳裕也、対する阪神の先発投手は西勇輝。
1回表、柳は二死二塁から、原口文仁の適時打で1点を奪われる。中日は先制を許してしまう。
1点を追いかける4回裏、駿太の四球などで一死満塁とし、津田啓史の適時打で同点とする。続く味谷大誠が走者一掃の適時二塁打を放ち3点を挙げこの回、逆転に成功。4対1とした。
5回裏、福元悠真の安打などで二死二・三塁とし、打席のモニエルに期待が高まる。しかしモニエルは三振に倒れ3アウト。中日はチャンスを活かすことができなかった。
柳は6回83球、6安打、5奪三振、1失点(自責0)で降板。7回表からは2番手・近藤廉が投入される。ランナーは出したものの後続を断ち無失点でこの回を終えた。
7回裏、濱将乃介の安打などで無死一・二塁とし、福元悠真の適時二塁打で1点を追加。5対1とした。
8回表、3番手の根尾昂が登板。安打と死球で二死一・二塁のピンチを招き、渡邉諒の適時打で1点を奪われる。5対2となる。
3点リードの9回表、マウンドに4番手の梅野雄吾が上がる。二死二・三塁とされたものの無失点で切り抜けた。
中日は阪神に5対2で勝利した。
※この記事はデータスタジアム提供のデータをもとに自動生成しています
2025年06月21日 15:42
「ヤクルト−オリックス」(21日、神宮球場)
オリックス・宮城大弥投手が先発し、今季最短4回4失点で降板した。
今季はまだ3勝止まりで前回11日の巨人戦(京セラ)では9回1失点の好投しながらも白星はなし。今回、炎天下での神宮のマウンドに、登板前は「暑いのは慣れているが、足がつったり脱水症状にならないよう気をつけたい」と話していたが、残念な結果に終わった。
2025年06月21日 15:36
「広島−楽天」(21日、マツダスタジアム)
広島のサンドロ・ファビアン外野手(27)が来日初の2打席連続本塁打を放った。
2025年06月21日 15:15
4月20日に第1子の長女誕生を報告
【MLB】ドジャース 6ー5 ナショナルズ(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたナショナルズ戦に「1番・指名打者」で出場。3打数1安打2四球1打点で勝利に貢献した。試合後には自身のインスタグラムを更新。子ども服などの詰め合わせギフトの写真を2点公開した。同じフランチャイズのNBAレイカーズをメンションし、感謝を綴った。
可愛らしいプレゼントだ。紫と黄色が映えるレイカーズの小さなバスケットボールなどがバケットにぎっしり入っており、英語で「SHOHEI OHTANI FAMILY」の手紙も添えられている。2枚目には、ピンク熊や赤ちゃん用の洋服などが綺麗にまとめられたプレゼントの写真をアップ。ユニホームやグッズを製造販売するファナティクス社のCEO、マイケル・ルービン氏と同社をそれぞれメンションした。
大谷は昨年末に真美子夫人の妊娠を公表。今年4月18日(同19日)には出産のために「父親リスト」入りし、19日(同20日)に第1子となる長女の誕生をインスタグラムで報告していた。
先日4日(同5日)にはデーブ・ロバーツ監督からサプライズで子ども用のピンクのポルシェの車をプレゼントされるなど、チーム内外から祝福されているようだ。(Full-Count編集部)
2025年06月21日 15:10
DeNAが、昨季在籍したマイク・フォードの再獲得に向け調査に動いていることが21日、分かった。
フォードは昨季途中の7月に、助っ人大砲としてDeNAに入団。一発を秘めた左の強打者で、シーズンでは6試合出場、20打数4安打1本塁打、打率・200だったものの、ポストシーズンで活躍。CSではファーストSで3打数1安打1本塁打、ファイナルSで6打数2安打、日本シリーズでも6打数2安打と日本一に貢献した。昨季限りで退団、今季はツインズとマイナー契約を結んでいた。
DeNAは現在、得点力不足にあえぎ、交流戦も8年ぶりの負け越しが決定。主軸のオースティンもコンディション不良で戦線離脱しており、復帰メドが立っていない。長打力と日本野球への適応が期待できるフォードに白羽の矢が立った。
マイク・フォード(Mike Ford)1992年7月4日生まれ、33歳。米国出身。183センチ、102キロ。右投げ左打ち。内野手。プリンストン大から12年にヤンキースと契約。19年にメジャーデビューして。12本塁打。22年途中にはエンゼルスでプレーして大谷翔平とチームメートに。23年にマリナーズで16本塁打。24年7月にDeNAに入団したが、シーズンオフに退団。今年はツインズとマイナー契約を結んでいた。
2025年06月21日 15:00
● ツインズ 6−17 ブリュワーズ ○
<現地時間6月20日 ターゲット・フィールド>
ミルウォーキー・ブリュワーズがツインズとの敵地カード初戦に大勝。先発登板した新人右腕ジェイコブ・ミジオロウスキー投手(23)が7回途中2失点と好投し、デビュー2連勝を飾った。
球団内4位の有望株として期待されるミジオロウスキーは現地12日、本拠地でのカージナルス戦でMLBデビューを果たし、5回無安打、無失点と好投。身長201という恵まれた体格から最速102.2マイル(約164.5キロ)の速球を投げ込む鮮烈なピッチングを見せ、キャリア初勝利を飾った。
そして、中7日で迎えた敵地登板でも快投。初回から2三振を奪って三者凡退に抑えると、そのまま6回までに6奪三振を記録し、打者2巡に対してパーフェクト投球。先発投手がデビュー登板から11イニング連続で無安打に抑えるのは、MLB史上初の快挙となった。
この試合では最速102.1マイル(約164.3キロ)、フォーシームの平均球速は前回登板を上回る100.4マイル(約161.6キロ)をマーク。7回表の先頭打者バクストンに四球を与えてパーフェクト投球が終了すると、続く2番ワルナーに6号2ランを被弾。キャリア初被安打、初失点を喫したところでマウンドを降りたが、打線の大量援護に恵まれ、今季2勝目を手にした。
ブリュワーズは4回表にウィリアム・コントレラスの犠飛で1点を先制。6回表にはジャクソン・チョーリオ、クリスチャン・イエリッチの連続タイムリーで2点を追加し、ミジオロウスキーを援護した。イエリッチは9回表まで4イニング連続で適時打を放ち、球団最多に並ぶ1試合8打点の大暴れ。17得点の大勝で2連勝を収めた。
2025年06月21日 14:56
「阪神−ソフトバンク」(21日、甲子園球場)
阪神の岡田彰布オーナー付顧問がMBSの野球中継で鳥谷敬氏とともに解説を務めた。
2025年06月21日 14:43
「ヤクルト−オリックス」(21日、神宮球場)
オリックス・宮城がまさかの初回4失点。ヤクルト打線にいきなり捕まった。
1点を先制した直後、先頭の並木に左前打。続く山野辺には2ストライクから左足に死球を与えた。山野辺は痛がる様子も一切見せず、両手をたたいて大喜び。この様子に高津監督も思わずベンチで爆笑した。
この気持ちがヤクルトに乗り移ったのか、続くサンタナ、オスナが連続適時打。山田にも2点二塁打が飛びだした。
ここまでオリックスのエースとして防御率2・12。宮城にとってはまさかの立ち上がりとなった。
2025年06月21日 14:35
「DeNA−ロッテ」(21日、横浜スタジアム)
DeNAは二回、牧、筒香、戸柱が3者連続アーチ。ロッテのドラフト5位ルーキー・広池から豪快な3連発をお見舞いした。
この回の先頭・牧が左翼席へ先制の今季12号ソロ。続く筒香も右翼席へ豪快な今季5号となるソロ本塁打を突き刺した。大歓声が冷めやらぬ中、戸柱も右越えに高々と放物線を描き、ハマスタは興奮のるつぼと化した。
前夜は1安打完封負けを喫した打線だが、新旧キャプテンとベテランがアーチ競演。牧は「追い込まれていましたが、コンパクトにスイングすることができました。欲しかった先制点が取れて本当に良かったです」とコメントした。
ロッテ・広池はプロ初登板初先発。初回は三者凡退だったが、二回にプロの洗礼を浴びた形となった。
2025年06月21日 14:35
「広島−楽天」(21日、マツダスタジアム)
試合前のメンバー表交換で広島・新井貴浩監督、楽天・三木肇監督が審判団と話し込む場面があった。
山口球審ら審判団から説明を受けるような形となり、新井監督は耳を傾けながらうなずく場面もあった。その後も話し合いが継続され、約1分後に輪が解けて、両監督はベンチへと下がった。試合は定刻より1分遅い、14時01分開始となった。
両軍を巡っては前日の試合で初回の楽天の攻撃中のプレーを巡って審判が混乱し、場内が騒然とする場面があった。
初回無死一塁で、楽天・小深田の打球は右前に落ちそうな打球を放ち、右翼手・末包がダイレクト捕球したかに見えたが、一塁塁審の山口審判員はワンバウンドのジェスチャーを示した。一塁走者の村林は右飛と判断して一塁に戻り、右翼の末包は一塁に送球。一塁のモンテロが一塁ベースを踏み、打者走者がアウトになったと判定された。その後、モンテロは一塁上に残った一塁走者にもタッチした。
ここで新井監督が一塁上での判定を巡ってリクエストした。リプレー検証の結果、審判は「検証の結果、一塁走者をアウト。1アウト一塁で試合を再開します」と説明したが、これに新井監督が再び説明を求めた。
ここで再び審判がグラウンド上に集まり協議。その後、場内に「最初、打者走者をアウトにしましたが、実際打者走者はセーフで一塁走者がアウトになりました。そのためリクエストの回数にはこれは入れません」と説明。これに対して今度は楽天・三木監督が説明を求めたが、1死一塁(一塁走者は小深田)で試合が再開していた。
試合は4−0で楽天が勝利していた。
2025年06月21日 14:28
「阪神−ソフトバンク」(21日、甲子園球場)
ソフトバンクの上沢直之投手が初回に一挙3失点を喫した。
2025年06月21日 14:25
「ヤクルト−オリックス」(21日、神宮球場)
世界空手道選手権大会で優勝した空手家・石田眞美さんが始球式を務めた。
背番号「03」が入ったユニホームに単パン姿で登場。オリックス・西川の内角に山なりの投球ながらもノーバン投球となり、ガッツポーズ。スタンドから大きな拍手と歓声が起こった。
この日は「マイナビデー」として開催。石田さんはマイナビ社員として働きながら、世界空手道選手権で優勝。「自分自身、そして子どもたちの将来の選択肢を広げたい」という想いから、マイナビでの仕事と空手の両立に取り組んでいるという。
2025年06月21日 14:25
「広島−楽天」(21日、マツダスタジアム)
広島・大盛穂外野手(28)がプロ入り初の先頭打者弾本塁打を放った。
相手先発・内の初球145キロを思い切り良く振り抜くと、打球は右翼フェンスギリギリに吸い込まれた。3号ソロに本人は「初回から積極的にいこうと思っていたので、一振りでしっかり捉えることができて良かったです」と振り返った。
これで自身、出場10試合連続安打と好調ぶりが続く。チームは20日の敗戦で借金生活に突入したが、勢いにのる若鯉が斬り込み隊長としての役割を発揮。続く好機で6番・末包にも適時打を飛び出し、幸先良く2点を奪って流れを引き寄せた。
2025年06月21日 14:17
「阪神−ソフトバンク」(21日、甲子園球場)
阪神の森下翔太外野手が初回の第1打席で背中に死球を受けて崩れ落ちるシーンがあった。
1死二塁で迎えた第1打席。ソフトバンク・上沢の変化球が抜けて背中を直撃した。森下は身をよじらせてよけたが、ボールが当たるとそのまま膝を突いて痛みをこらた。スタンドからは怒号も飛んだ。
甲子園は騒然となり、森下はこれでDeNA・牧らと並んで12球団トップの7死球となった。一塁へ歩くと拍手が沸き起こり、佐藤輝のタイムリーで阪神が先制した。これで49打点となり、リーグトップの森下に並んだ。さらに小幡の中越え2点二塁打で一挙3点を先制。打者9人の猛攻を見せた。